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JPH0811232A - タイヤ成形システム - Google Patents

タイヤ成形システム

Info

Publication number
JPH0811232A
JPH0811232A JP6148365A JP14836594A JPH0811232A JP H0811232 A JPH0811232 A JP H0811232A JP 6148365 A JP6148365 A JP 6148365A JP 14836594 A JP14836594 A JP 14836594A JP H0811232 A JPH0811232 A JP H0811232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
processing
tire
carriage
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6148365A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatatomi Sakamoto
忠臣 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP6148365A priority Critical patent/JPH0811232A/ja
Publication of JPH0811232A publication Critical patent/JPH0811232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/005General arrangement or lay-out of plants for the processing of tyres or parts thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多サイズのタイヤを円滑に成形可能なタイヤ
成形システム。 【構成】 タイヤ自動成形システム10はループ状に形
成された成形台車20の走行ライン50、60に生タイ
ヤ成形工程12とBTバンド成形工程とを形成してい
る。それぞれの工程には、走行ラインに沿って処理部が
配置されている。それぞれの処理部には、タイヤ幅ない
しリム径の異なるN種類のタイヤを成形するためのN台
の処理ステージを備えており、それぞれの処理ステージ
に主走行路から分岐された引込み路52が設けられ、こ
の引込み路の所定の位置に成形台車を停止させて処理を
行うようになっている。また、生タイヤ成形工程とBT
バンド成形工程に跨がってトランスファ部34が設けら
れており、生ケースアッセンブリにBTバンドアッセン
ブリを組付けるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形ドラムに順次所定
の部材を貼付加工して生タイヤの成形を行うタイヤ成形
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、加硫前の所謂生タイヤの成型
は、まず、別々の工程で形成された複数の部材を成形ド
ラム等に所定の順番に貼付したバンドサブアッセンブリ
にビードをセットしてバンドアッセンブリを成型する。
このバンドアッセンブリをタイヤの形状に折り返したの
ち、サイドトレッドを貼付することにより生ケースアッ
センブリとなる。
【0003】この生ケースアッセンブリに、レイヤベル
ト、キャップベルト等の複数のベルトを重ねて貼付し、
さらにトップトレッドを貼付して形成したBT(ベルト
トップ)バンドアッセンブリを組付けてステッチング処
理することにより生タイヤの成形が終了する。このよう
に形成した生タイヤを加硫することにより、例えば車両
のタイヤが形成される。
【0004】ところで、このような生タイヤを成形する
工程においても、作業の自動化が図られており、予め別
工程で形成された種々の部材を用いて、所定のサイズ幅
寸法、リム径の生タイヤを成型すことができるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイヤ
の幅、リム径等のサイズを変更する場合には、自動化さ
れたラインに供給する部材をタイヤのサイズに合わせて
変更する必要があると共に、それぞれの部材を貼付する
ための加工装置等の治具も変更する必要がある。このた
め、自動化されたタイヤの成形工程では、タイヤサイズ
の変更は容易ではなく、少ない種類のタイヤを多量に成
形するのに適するが、種々のサイズのタイヤを自動的に
成形することができるものでは無かった。
【0006】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
で、多種類のタイヤを効率良く円滑に成形することを可
能とするタイヤ成形システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
タイヤ成形システムは、成形ドラムの周囲に所定の部材
を順次加工して組付けて生タイヤを成形するための複数
の処理部のそれぞれにタイヤの幅サイズないしリム径に
応じて別々に設けた処理ステージと、前記成形ドラムを
備え駆動手段の駆動力により所定のライン上を走行して
移動する成形台車と、前記成形台車の移動用として前記
複数の処理工程の近傍を生タイヤの成形順序に応じてル
ープ状に接続しそれぞれの処理部の各処理ステージの所
定の位置への引込み路が設けられた走行ラインと、前記
複数の処理部及び前記成形台車が接続され、成形台車に
生タイヤの幅サイズないしリム径に応じて複数の処理部
の所定の処理ステージを結ぶ走行経路を指示して移動さ
せる制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項2に係るタイヤ成形システムは、請
求項1のタイヤ成形システムであって、前記走行ライン
に沿った所定の位置にそれぞれの位置を識別可能に設け
た指標と、前記走行台車に設けられ前記指標を検出する
検出手段と、を備え、前記制御手段が前記走行経路を前
記指標を選択して指示したときに、前記成形台車が前記
指示された指標に沿って走行すると共に、指標に指示さ
れた所定の位置で停止することを特徴とする。
【0009】請求項3に係るタイヤ成形システムは、請
求項1又は請求項2のタイヤ成形システムであって、前
記複数の処理部を分けて設けた複数の処理工程と、前記
複数の処理工程のそれぞれに設けられたループ状の走行
ラインと、前記処理部として前記複数の処理工程に跨が
って設けられそれぞれの処理工程との間で成形部材の伝
達を行う伝達処理部と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項4に係るタイヤ成形システムは、請
求項3のタイヤ成形システムであって、前記伝達処理部
が前記複数の処理部の少なくとも一つであることを特徴
とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に記載のタイヤ成形システム
は、タイヤのサイズに応じた成形ドラムを成形台車に設
けていると共に、生タイヤを成形するための複数の処理
部にタイヤのサイズに応じた処理ステージを設けてい
る。また、それぞれの処理部の処理ステージは、引込み
路を備えた走行ラインによって接続されて、制御手段に
よって走行経路が指示された成形台車が移動する。制御
手段は、タイヤのサイズに応じた成形ドラムを備えた成
形台車を処理手順に沿って各処理部の中からサイズに応
じた処理ステージの間を走行させて、成形ドラムに処理
を施してタイヤを成形する。
【0012】各処理ステージで作業を行うとき、走行台
車は引込み路へ入っているため、他の成形台車が走行ラ
インに沿って走行するのに支障をきたすことがない。こ
のため、多種類のサイズのタイヤを並行して成形するこ
とができると共に、多量のタイヤの成形が可能となる。
【0013】請求項2に記載のタイヤ成形システムで
は、走行ラインに沿って走行台車が走行している位置を
確認できる指標を設けており、この指標にしたがって走
行台車を自動的に旋回、進路変更、停止させることがで
きる。
【0014】これによって、例えば、制御手段によって
走行経路を指示することにより、指示された走行経路に
沿って各処理部の処理ステージへ移動させることができ
る。このとき、制御手段は、各成形台車が走行するとき
に、互いの走行を妨げることがないように制御するだけ
でよい。
【0015】請求項3に記載のタイヤ成形システムで
は、生タイヤを成形する工程を複数に分割し、それぞれ
の工程で成型された部材を伝達処理で受け渡すようにし
ている。
【0016】複数の成型部材を単一のループ状に配置し
た工程で処理しようとすると、部材の流れが複雑となっ
てしまうが、複数の部材のそれぞれを別々に成型し、そ
れぞれを伝達処理部で受け渡すことにより、それぞれを
簡単な工程とすることができ、成型台車の走行経路の設
定及び走行の制御が容易となる。
【0017】請求項4に記載のタイヤ成型システムで
は、伝達処理部をタイヤの成型に用いる工程の一つと兼
用させるようにしている。例えば、生ケースアッセンブ
リとBTバンドアッセンブリを組み合わせる工程を伝達
処理部とすることにより、不必要に処理部を増やす必要
がなく、効率の良いタイヤ成型システムを構成すること
ができる。
【0018】
【実施例】図1及び図2には、本実施例に適用したタイ
ヤ自動成形システム10を示している。このタイヤ自動
成形システム10は、図1に示す生タイヤ成形工程12
及び図2に示すBT(ベルトトップ・トレッド)バンド
成形工程14によって構成されている。生タイヤ成形工
程12、BTバンド成形工程14には、それぞれ略矩形
状の走行ライン16、18が形成されており、タイヤ自
動成形システム10では、それぞれの走行ライン16、
18に沿って後述する無人の成形台車20、21が自動
走行し、前の工程での部材による処理を施した成形ドラ
ムを次の工程へ移動させて新たな部材での処理を行うよ
うになっている。なお、本実施例では、走行ライン1
6、18を矩形状に形成しているが、本発明が適用され
る走行ラインの形状はこれに限定するものではない。
【0019】最初に図1及び図2を参照しながら、タイ
ヤ自動成形システム10の生タイヤ成形工程12及びB
Tバンド成形工程14について説明する。
【0020】図1に示されるように、生タイヤ成形工程
12は、走行ライン16の周囲に、インナライナー(I
/L)・チューファー(CH)を貼り付けるI/L・C
H貼付部22、第1プライを貼り付ける第1プライ貼付
部24、第2プライを貼り付ける第2プライ貼付部2
6、ビードセット部28、折り返し部30、サイドトレ
ッド(ST)貼付部32及びトランスファー部34、生
タイヤステッチング部36、取出し部38が図1の紙面
左回りに順に配置されている。
【0021】この生タイヤ成形工程12では、成形台車
20が、I/L・CH貼付部22から図1の紙面左回り
に走行して、I/L・CH貼付部22でインナライナー
・チューファーが、第1及び第2プライ貼付部24、2
6でそれぞれ第1プライ及び第2プライが貼り付けられ
たのち、ビートセット部28でビードがセットされてバ
ンドアッセンブリの成形が行われる。
【0022】このバンドアッセンブリは、次の折り返し
部30で折り返しリングによって折り返されたのち、S
T貼付部32でサイドトレッドが貼り付けられて、生ケ
ースアッセンブリの成形が行われる。
【0023】この生ケースアッセンブリには、トランス
ファー部34で、図2に示すBTバンド成形工程14で
成形されたBTバンドアッセンブリが受け渡されて組付
けられ、次の生タイヤステッチング部36で生ケースア
ッセンブリとBTバンドアッセンブリがステッチング処
理されて生タイヤの成形が終了する。この生タイヤは、
次の取出し部38で成形台車20から取り出されて、次
工程(例えば加硫工程)へ送られる。
【0024】図2に示すBTバンド成形工程では、矩形
状の走行ライン18に沿って図2の紙面右回りに第1ベ
ルト貼付部40、第2ベルト貼付部42、レイヤベルト
/キャップベルト(LAY/CAP)貼付部44、トッ
プトレッド(TT)貼付部46及びトランスファ部34
が設けられている。
【0025】このBTバンド成形工程14では、成形台
車21が走行ライン18に沿って図2の紙面右回りに第
1ベルト貼付部40、第2ベルト貼付部42、LAY/
CAP貼付部44及びTT貼付部46を経ながら走行し
て、BTバンドアッセンブリが形成される。このBTバ
ンドアッセンブリは、トランスファー部34で成形台車
21から取り出されて、前記した生タイヤ成形工程12
を走行して生ケースアッセンブリが形成されている成形
台車20へ載せられて生ケースアッセンブリと組み合わ
せられる。
【0026】図1及び図2に示されるように、生タイヤ
成形工程12のI/L・CH貼付部22〜生タイヤステ
ッチング部36及びBTバンド成形工程14の第1ベル
ト貼付部40〜TT貼付部46のそれぞれには、複数台
(本実施例では、一例としてA〜NまでのN台としてい
る)の処理ステージが設けられている。それぞれの処理
ステージは、成形するタイヤのサイズに係わるタイヤの
幅、リム径に合わせて設けられており、タイヤ幅、リム
径の相違に応じた部材が図示しない前処理工程から順次
供給され、タイヤ幅、リム径が同一サイズのタイヤのみ
が同じ処理ステージで処理される。
【0027】次に生タイヤ成形工程12、BTバンド成
形工程14の走行ライン16、18を走行する成形台車
20、21について説明する。
【0028】図3(A)に示されるように、成形台車2
0は無人走行車100の上部にブラケット102に支持
された成形ドラム104が配置されており、この成形ド
ラム104に前記した各処理部でバンドアッセンブリ、
生ケースアッセンブリが形成される。
【0029】また、図3(B)に示されるように、成形
台車21は、無人走行車100の上部に設けたブラケッ
ト102に成形ドラムとしてBTドラム105が配置さ
れており、このBTドラム105にBTバンドアッセン
ブリが形成される。
【0030】図3(A)、図3(B)及び図4に示され
るように、この無人走行車100は、下方が開放された
略矩形箱体上の台車106の四隅に設けられたキャスタ
107によって床面に支持され、この状態では作業員の
手押しで走行可能となっている(図4では一部のみ図
示)。
【0031】図5及び図4に示されるように、この無人
走行車100の台車106には、前後方向の両側に自動
走行用の走行駆動装置110が互いに対向した状態で対
で取り付けられている。なお、この前後の走行駆動装置
110は、取り付ける向きののみが異なった同一形状の
ものであり、以下は、一方の走行駆動装置110につい
て説明する。なお、各図中の矢印C方向は、無人走行車
110の進行前後方向を示し、矢印D方向は、走行横方
向を示している。
【0032】図5に示されるように、この走行駆動装置
110は、略コ字状のブラケット112の内方に駆動モ
ータ114、116が取り付けられている。駆動モータ
114、116は、走行前後方向に対で設けられ、それ
ぞれの駆動軸114A、116Aがブラケット112の
側壁118を貫通して互いに反対方向へ走行横方向に沿
って突設されている。また、ブラケット112の側壁1
18には、横方向の外側にシャフト120が突設されて
おり、それぞれのシャフト120には、タイヤ108が
回転自在に取り付けられている。
【0033】駆動モータ114、116の駆動軸114
A、116Aのそれぞれには、プーリー122が設けら
れ、タイヤ108に一体回転可能に設けられたプーリー
124との間に無端の駆動ベルト126が巻き掛けられ
ている。このため、駆動モータ114、116の駆動に
よって、ブラケット112の走行横方向の両側のタイヤ
108がそれぞれ別々に回転駆動されるようになってい
る。
【0034】一方、図7に示されるように、無人走行車
100の台車106には、上面の天板128の下側面に
軸130が掛け渡された一対のブロック132が取り付
けられている。この軸130には、可動ベース板134
の一端に固着された一対のブロック136が回転可能に
貫通している。このため、可動ベース板134は、軸1
30を中心に上下方向に揺動可能となっている。
【0035】図6及び図7に示されるように、この可動
ベース板134の下方には、前記した走行駆動装置11
0が配設されており、稼働ベース板134の中央部に
は、円筒部材138が貫通して軸方向の中間部が固着さ
れている。この円筒部材138は下端部が閉塞されてお
り、上方から挿入されているコイルバネ140を収容し
ている。このコイルバネ140の上部は、円筒部材13
8から突出して天板128の下面に当接して可動ベース
板134を下方へ向けて付勢している。
【0036】また、可動ベース板134を貫通した円筒
部材138の先端部は、走行駆動装置110のブラケッ
ト112を貫通して、ブラケット112に設けられた図
示しない自動調芯軸受を介してブラケット112に接続
されている。図7に示されるように、走行駆動装置11
0のブラケット112には、可動ベース板134に当接
するコロ142が設けられており、可動ベース板134
とブラケット112の上面が略平行に保たれた状態で、
走行駆動装置110が円筒状部材138を中心に回転自
在に連結され、この可動ベース板134を介して台車1
06に取り付けられている。
【0037】また、図6に示されるように、台車106
には、可動ベース板134のブロック136と反対側の
端部にコロ144が設けられており、このコロ144に
は、台車106の天板128に取り付けられた昇降モー
タ146の駆動軸146Aに設けられている偏心カム1
48が対向されている。この偏心カム148は、昇降モ
ータ146の駆動によって偏心回転し、コロ144を天
板128へ接近する方向へ押し上げ可能となっている。
【0038】台車106では、偏心カム148がコロ1
44と離間した状態で可動ベース板134がコイルバネ
140の付勢力によって下方へ移動し、走行駆動装置1
10のタイヤ108をキャスタ107より突出させて床
面に接するようにしている。これによって、無人走行車
100は、走行駆動装置110の駆動モータ114、1
16によって回転駆動するタイヤ108による走行が可
能となる。
【0039】このとき、走行駆動装置110の駆動モー
タ114、116によって左右のタイヤ108が別々に
回転することにより、台車106に対して走行駆動装置
110が円筒部材138を中心に回動してタイヤ108
の向きが代わり、台車106の前進、後進と共に左右の
旋回が可能となっている。なお、走行駆動装置110に
は、台車106に対してタイヤ108が直進方向へ向い
ていることを検出する図示しないリミットスイッチが設
けられており、左右の旋回状態からこのリミットスイッ
チによってタイヤ108が略直進状態となっていること
を確認するようにしている。
【0040】また、昇降モータ146によって偏心カム
148を回転させてコロ144を上方へ押し上げること
により、可動ベース板134を軸130を中心に回動さ
せて、タイヤ108を引き入れてキャスタ107が床面
に接するようにしている。これによって、無人走行車1
00が作業員の手押しによって移動可能となっている。
【0041】図8には、無人走行車100の走行制御装
置150のブロック図を示している。この無人走行車1
00の走行制御装置150には、バッテリー152が設
けられており、このバッテリー152が、電源回路15
4を介して制御ユニット156に接続されている。この
制御ユニット156は、図示しないCPU、ROM及び
RAMメモリ、I/Oポート、複数のドライバによって
構成されており、それぞれの走行駆動装置110の駆動
モータ114、116、昇降モータ146へバッテリー
152からの電源を供給して駆動するようになってい
る。
【0042】なお、無人走行車100には、バッテリー
152への充電用の充電ターミナル152Aが設けられ
ており、所定の位置に設けられている図示しない充電装
置と接続されることにより、バッテリー152への充電
が可能となる。
【0043】一方、この無人走行車110には、前部及
び後部にセンサユニット160が設けられている。この
センサユニット160は、発光素子と受光素子が対で設
けられた3個の光電センサ162A、162B、162
Cによって構成されている。このセンサユニット160
は、後述する走行ライン16、18を形成するガイドテ
ープの右端部、中央部及び左端部に対向するように配置
され、それぞれの光電センサ162A〜162Cがガイ
ドテープを検出しているか否かに応じて、走行駆動装置
110の駆動モータ114、116の回転数を制御し、
光電センサ162A〜162Cが常にガイドテープを検
出するようにしている。
【0044】また、無人走行車100には、横方向の一
端側の所定の位置にアドレスセンサ164が設けられて
いる。このアドレスセンサ164は、後述する走行ライ
ン16、18に沿って所定の位置に貼付されているアド
レスマークを検出するようになっている。本実施例で
は、アドレスセンサ164として磁気式センサを用い、
アドレスマークとして磁気テープを用いており、無人走
行車100は、この磁気テープによって示される情報か
ら走行ライン16、18上の位置及び次に行う処理を判
断することができるようになっている。
【0045】この無人走行車100の走行制御装置15
0には、手動操作用の操作パネル166と共に、通信ユ
ニット168が設けられ、制御ユニット156に接続さ
れている。通信ユニット168は、無人走行車100を
タイヤ自動成形システム10の各処理部を一括してコン
トロールするホストコンピュータ170と無線によって
通信する。
【0046】図9に示されるように、ホストコンピュー
タ170は、生タイヤ自動成形システム10の生タイヤ
成形工程12及びBTバンド成形工程14の各処理部に
接続されており、それぞれの処理部の各処理ステージで
の処理の進行状況、部材の搬入状況を管理するようにな
っている。無人走行車100、すなわち、成形台車2
0、21は、このホストコンピュータ170から通信ユ
ニット168を介して入力される指示によって作動する
ようになっている。
【0047】なお、生タイヤ成形工程12では、ST貼
付部32とトランスファ部34の間に生ケースアッセン
ブリの検査を行う検査ステージ90が設けられ、生タイ
ヤステッチング部36と取出し部38の間に成形された
生タイヤの検査を行う検査ステージ92が設けられ、B
Tバンド成形工程14では、TT貼付部46とトランス
ファ部34の間に成形されたBTバンドの検査を行う検
査ステージ94が設けられており、これらの検査ステー
ジ90、92、94がホストコンピュータ170に接続
されている。
【0048】また、主走行路50では、I/L・CH貼
付部22の手前に成形台車20のホームポジション96
が設定され、主走行路60では、第1ベルト貼付部40
の手前に成形台車21のホームポジション98が設定さ
れており、それぞれの成形台車20、21は、ホームポ
ジション96、98でホストコンピュータ170から作
業指示が伝送されるようになっている。
【0049】ここで、生タイヤ成形工程12及びBTバ
ンド成形工程14における成形台車20、21の走行に
ついて説明する。
【0050】図1に示されるように、生タイヤ成形工程
12の走行ライン16は、外周部にループ状の主走行路
50が形成され、この主走行路50には、I/L・CH
貼付部22〜生タイヤステッチング部36の各処理ステ
ージへ分岐して戻る引込み路52が形成されている。ま
た、第1プライ貼付部24〜ST貼付部32の間には、
主走行路50の内側に主走行路50と平行に副走行路5
4が形成され、また、主走行路50の内方には、主走行
路50から分岐して戻る複数の充電路56、充電路56
のそれぞれから延長された待機路58が形成されてい
る。
【0051】また、図2に示されるように、TBバンド
成形工程14の走行ライン18は、外周部にループ状の
主走行路60が形成され、この主走行路60からそれぞ
れの処理ステージへ向けて引込み路52が形成されると
共に、主走行路60の内側に複数の充電待機路62が形
成されている。
【0052】図10(A)、図10(B)、図11
(A)及び図11(B)に示されるように、主走行路5
0、60、引込み路52、副走行路54、充電路56、
待機路58及び充電待機路62は、それぞれ一定幅のガ
イドテープ64が床面に貼付されて形成されており、前
記した如く、成形台車20、21は、無人走行車100
がセンサユニット160によってこのガイドテープ64
を検出しながら、ガイドテープ64によって構成された
走行ライン16、18に沿って走行するようになってい
る。
【0053】図11(A)及び図11(B)に示される
ように、主走行路50、60、充電路56、待機路58
及び充電待機路62のコーナ部及び副走行路54、充電
路56、充電待機路62との間の進入口のコーナ部は、
所定の半径Rとなるようにガイドテープ64を円弧状に
貼付しており、成形台車20、21は、このガイドテー
プ64の円弧に沿って旋回しながら走行するようになっ
ている。また、図10(B)に示されるように、主走行
路50、60と引込み路52との間には、成形台車2
0、21の前後の走行駆動装置110に対応させて、所
定の間隔でガイドテープ64を2条に分けて貼付してい
る。
【0054】一方、走行ライン16、18には、ガイド
テープ64に沿った所定の位置にアドレスマーク66が
設けられている。このアドレスマーク66は、主走行路
50、60の引込み路52、副走行路54、充電路5
6、待機路58及び充電待機路62のそれぞれの分岐位
置を明確にすると共に、主走行路50、56からの分岐
位置に接近したことを示すためのアドレスマーク66が
分岐位置を示すアドレスマーク66から所定の距離だけ
手前側に設けられている。また、主走行路50、60に
沿った検査ステージ90、92、94及びホームポジシ
ョン96、98にも、それぞれの位置を示すためのアド
レスマーク66が設けられている。
【0055】図10(A)に示されるように、主走行路
50、56、充電路56、待機路58、充電待機路62
等の直線路では、成形台車20、21を停止させる所定
の位置にアドレスマーク66Aが設けられ、そのアドレ
スマーク66Aの進行方向手前側には、所定の間隔離間
した位置に減速用のアドレスマーク66Bが設けられて
いる。これらの直線路を走行する成形台車20、21
は、所定のアドレスマーク66Aで停止しようとすると
きには、アドレスマーク66Aの手前のアドレスマーク
66Bを検出すると減速して、アドレスマーク66Aを
検出した位置、又はこのアドレスマーク66Aから所定
の距離走行した位置で正確に停止することができるよう
になっている。
【0056】また、図11(A)及び図11(B)に示
されるように、走行ライン16、18のコーナ部又は分
岐が形成されたコーナ部には、コーナ部の進入位置及び
退出位置にアドレスマーク66C、66Dが貼付される
と共に、アドレスマーク66Cの手前にアドレスマーク
66Eが貼付されている。成形台車20、21は、旋回
しようとするコーナ部の手前のアドレスマーク66Eを
検出すると減速し、アドレスマーク66Cの検出によっ
て、駆動モータ114、116の回転数を換えて、所定
の半径Rで旋回する。この旋回中にアドレスマーク66
Dを検出すると、直進状態に戻すと共に加速走行を開始
するようになっている。
【0057】一方、図10(B)に示されるように、主
走行路50、60から引込み路52への引込み口及び引
込み路52から主走行路50、60への進入口には、ア
ドレスマーク66F、66Gが設けられており、このア
ドレスマーク66Fの手前にアドレスマーク66Hが設
けられている。成形台車20、21は、アドレスマーク
66Hによって進路変更するアドレスマーク66Fの手
前に差しかかったと判断すると減速し、この後アドレス
マーク66Fを検出すると、前後の走行駆動装置110
の駆動モータ114、116の変速によってタイヤ10
8を同時に相対回転させるようになっている。これによ
って、成形台車20、21は、横方向へ平行に引込み路
52へ移動し、アドレスマーク66Gを検出すると、直
進するようになっている。
【0058】なお、引込み路52でも所定の位置にアド
レスマーク66A、66Bが設けられ、処理ステージに
対向する所定の位置に停止可能となっている。引込み路
52から主走行路50、60への進入口にもアドレスマ
ーク66F、66Hと同様の移動を可能とするアドレス
マーク66が設けられている。
【0059】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
のタイヤ自動成形システム10では、生タイヤ成形工程
12の走行路16及びBTバンド成形工程14の走行ラ
イン18上に多数台の成形台車20、21が設けられて
いる。それぞれの成形台車20、21は、タイヤの幅サ
イズ、リム径毎の成形ドラム104又はBTドラム10
5が設けられている。また、それぞれの成形台車20、
21には予めID番号が付与されており、ホストコンピ
ュータ170が個別に処理指示を行っている。また、走
行ライン16、18には、所定の位置に一連のアドレス
マーク66が貼付されており、それぞれの成形台車2
0、21の制御ユニット156には、それぞれのアドレ
スマーク66に応じた処理内容が明確となるように予め
記憶されている。
【0060】各成形台車20、21は、主走行路50又
は主走行路60のホームポジション96、98でホスト
コンピュータ170から作業指示として、作業のための
走行経路に沿ったアドレスマーク66が入力される。こ
の作業指示は、成形するタイヤの幅サイズ、リム径に応
じた各処理部の処理ステージを選択して、それぞれの処
理ステージをつなぐための一連のアドレスマーク66が
入力される。また、それぞれの成形台車20、21の走
行開始の指示は、無線によって送られる。
【0061】ここで、図12に示すフローチャートを参
照しながら、生タイヤ成形工程12での成形台車20の
移動による生ケースアッセンブリから生タイヤの成形及
び、図13に示すフローチャートを参照しながらBTバ
ンド成形工程14での成形台車21の移動によるBTバ
ンドアッセンブリの成形について説明する。なお、本実
施例では一例として各処理部のBステージを用いたサイ
ズのタイヤの成形を行うものとしている。
【0062】図12に示すフローチャートの最初のステ
ップ200では、待機路58で待機している成形台車2
0を選択してホームポジション96に移動させ、この成
形台車20に生ケースアッセンブリを形成した後、生タ
イヤを成形するための指示を行う(ステップ202)。
これに先立って、選択した成形台車20のバッテリー1
52に充電の必要がある場合は、一旦、充電路56で充
電を行った後に作業指示を行う。
【0063】このステップ202での成形台車20への
作業指示は、各処理部のBステージの間を順に移動する
一連のアドレスマーク66を入力して行う。成形台車2
0は、指定されたアドレスマーク66に沿って移動し
て、所定の位置で停止し、次に移動開始の指示がある
と、さらに入力されたアドレスマーク66に沿って移動
する。
【0064】次のステップ204では、I/L・CH貼
付部22の処理ステージ22Bで処理中であるか否かを
確認し、処理が終了した前の成形台車20が次の処理部
へ移動したことを確認した後、成形台車20の移動を指
示する(ステップ206)。
【0065】移動が指示された成形台車20は、アドレ
スマーク66を確認しながらI/L・CH貼付部22の
処理ステージ22Bの引込み路52へ進入し、所定の位
置で停止する。主走行路50から引込み路52へ進入す
る成形台車20は、前後の走行駆動装置110の作動に
よって横方向へ平行移動し、旋回等を行うことがないの
で、狭い移動スペースで正確に処理ステージ22Bの所
定の位置に接近させて停止することができる。また、成
形台車20を狭い場所で急に旋回させようとすると、成
形ドラム104を上方に配置しているため、挙動が不安
定になり易いが、平行移動させるために安定した状態で
移動することができる。
【0066】また、成形台車20が移動するときに、コ
ーナー部や引込み路52の手前にアドレスマーク66E
(図11(A)、(B)参照)や、アドレスマーク66
H(図10(B)参照)を設けて減速するようにしてい
るため、コーナー部や所定の引込み路52の近傍までの
直線部分を比較的速い速度で移動しても、容易にかつ円
滑にコーナー部での旋回や引込み路52への進入が可能
となる。
【0067】I/L・CH貼付部22では、成形台車2
0が引込み路52の所定の位置に停止したことを確認す
ると、I/L・CHの貼付作業を開始し、作業が終了す
ると、ホストコンピュータ170へ作業の終了を出力す
る。また、それぞれの処理部では、円滑に部材が供給さ
れているか等の処理状況もホストコンピュータ170へ
出力し、部材の不足等によって作業が停滞してしまうこ
とがないようにしている。
【0068】次のステップ208では、I/L・CH貼
付部22からの終了信号から処理ステージ22Bで所定
の作業が終了したことを確認する(肯定判定)すると、
次のステップ210で、成形台車20を次の第1プライ
貼付部24の処理ステージ24Bへ移動させるのに他の
成形台車20と干渉することがないことを確認し(肯定
判定)、成形台車20を第1プライ貼付部24の処理ス
テージ24Bへの移動の指示を行う(ステップ21
2)。
【0069】成形台車20では、ホストコンピュータ1
70から移動の指示があると、引込み路52から主走行
路50へ平行移動し、主走行路50に沿ってアドレスマ
ーク66を確認しながら次の処理部へ移動する。
【0070】このようにして、ホストコンピュータ17
0では、成形台車20を第1プライ貼付部24の処理ス
テージ24B(ステップ214〜218)、第2プライ
貼付部26の処理ステージ26B(ステップ220〜2
24)、ビードセット部28の処理ステージ28B(ス
テップ226〜230)、折り返し部30の処理ステー
ジ30B(ステップ232〜236)、ST貼付部32
の処理ステージ32B(ステップ238〜242)へ移
動させて成形ドラム104に所定サイズの生ケースアッ
センブリを成形する。
【0071】ここで、ステップ240では、検査ステー
ジ90への成形台車20の移動が可能かを確認し、移動
が可能となっているときには(肯定判定)、成形台車2
0をST貼付部32の処理ステージ32Bから検査ステ
ージ90へ移動させ(ステップ242)る。検査ステー
ジ90では、成形ドラム104に形成している生ケース
アッセンブリの検査を行う。この検査が終了し(ステッ
プ244で確認)、成形している生ケースアッセンブリ
が規格通りであると、トランスファ部34の処理ステー
ジ34Bへの移動を指示する(ステップ250)。これ
によって、成形台車20はトランスファ部34の処理ス
テージ34(B)へ移動して所定の位置に停止する。な
お、検査結果から不具合が生じたとき(ステップ246
で否定判定)には、ステップ248へ移行してエラー処
理を行う。
【0072】一方、図13に示すようにBTバンド成形
工程14では、前記した生タイヤ成形工程12での処理
と略同様の処理を行っている。このフローチャートの最
初のステップ300では、BTバンドアッセンブリの成
形に使用する成形台車21を選択して充電待機路62か
らホームポジション98へ移動させる。
【0073】次のステップ302では、成形台車21に
作業指示、即ち、各処理部のステージBへ順に移動して
所望のサイズのBTバンドアッセンブリが成形ドラム1
04に成形されるように出力して指示する。このとき、
生タイヤ成形工程12と同様に、必要なアドレスマーク
66を順に入力する。
【0074】次のステップ304では、第1ベルト貼付
部40の処理ステージ40Bへ成形台車21を移動可能
であるかを確認し、移動可能である(肯定判定)なら成
形台車21に移動開始を指示する。この後は、前記した
生タイヤ成形工程12の処理と同様の手順で第1ベルト
貼付部40の処理ステージ40B(ステップ308〜3
12)、第2ベルト貼付部42の処理ステージ42B
(ステップ314〜318)、LAY/CAP貼付部4
4の処理ステージ44B(ステップ320〜324)、
TT貼付部46の処理ステージ46B(ステップ326
〜330)で処理を行う。
【0075】これらの処理が終了した後に、成形台車2
1を検査ステージ94へ移動させ、検査ステージ94で
成形台車21のBTドラム105に成形しているBTバ
ンドアッセンブリの検査を行う。ステップ332、33
4では、検査ステージ94での検査の終了及び検査結果
を確認し、規格通りにBTバンドアッセンブリが形成さ
れていることを確認すると、ステップ338で、成形台
車21をトランスファ部34の処理ステージ34Bへ移
動するように指示する。なお、ステップ334で否定判
定されたときには、ステップ336へ移行してエラー処
理を行う。
【0076】トランスファ部34では、BTバンドアッ
センブリが成形されている成形台車21が所定の位置に
停止すると、この成形台車21からBTバンドアッセン
ブリを取り出す。
【0077】トランスファ部34でBTドラム105か
らBTバンドアッセンブリが取り出されたことを確認
(ステップ340で肯定判定)すると、次にこの成形台
車21を用いてBTバンドアッセンブリの成形を終了す
るかを判断し(ステップ342)、次の処理を行う場合
(否定判定)には、ステップ300へ戻る。また、処理
を終了するとき(肯定判定)には、成形台車20を充電
待機路62へ移動させて、必要に応じて充電処理を行い
停止させて待機させ(ステップ344で指示)て終了す
る。
【0078】一方、図12のフローチャートに示すよう
に、トランスファ部34で生ケースアッセンブリにBT
バンドアッセンブリが組付けられて、トランスファ部3
4での処理が終了したことを確認し(ステップ252で
肯定判定)、生タイヤステッチング部36の処理ステー
ジ36Bへの移動が可能であることを確認すると(ステ
ップ254で肯定判定)、成形台車20に移動の開始を
指示する(ステップ256)。
【0079】生タイヤステッチング部36では、成形台
車20が所定の位置に停止すると処理を開始し、処理が
終了するとホストコンピュータ170へ処理の終了した
ことを出力する。これをホストコンピュータ170が確
認する(ステップ258で肯定判定)と、検査ステージ
92への成形台車20の移動が可能かを確認して(ステ
ップ260)、成形台車20を検査ステージ92へ移動
させる。
【0080】検査ステージ92では、成形ドラム104
にサイズに応じた規格通りの生タイヤが成形されている
かを検査する。
【0081】この検査ステージ90での検査が終了(ス
テップ264で確認)し、規定通りに成形されていると
き(ステップ266で肯定判定)には、成形台車20に
取出し部38の処理ステージ38Bへの移動を指示する
(ステップ268)。
【0082】取出し部38では、形成台車20の成形ド
ラム104に成形している生タイヤを成形台車20から
取出し、保管ないし次の加硫工程へ搬送する。
【0083】ステップ270では、成形台車20から生
タイヤの取出しが終了したことを確認すると、この成形
台車20で次の成形処理を行うか否かを判断し(ステッ
プ272)、次の処理を行う場合(否定判定)はステッ
プ200へ移行し、新たな指示を出力する。また、この
成形台車20による処理を終了する場合には、成形台車
20を充電路56へ移動させて必要に応じて充電処理を
行い、待機路58へ移動させる(ステップ274)。
【0084】このように、本実施例のタイヤ自動成形シ
ステム10では、多数台の成形台車20、21を用い
て、同一サイズのタイヤの成形は勿論、タイヤの幅、リ
ム径の異なるタイヤの成形も並行して行うことができ
る。このため、成形するタイヤサイズを変更するため
の、それぞれの処理部の設定を変更したり、それぞれの
処理部へ供給している部材の変更することなく、円滑に
多種類のタイヤサイズの成形を行うことができる。
【0085】主走行路50、60上には、次の処理部へ
移動する成形台車20又は成形台車21しか存在せず、
他の成形台車20、21は引込み路52で処理が行われ
ているため、多数の成形台車20、21の同一の経路に
沿って移動させても、互いの移動が妨げられることがな
く円滑な移動が可能となる。
【0086】また、成形台車20の進路変更や停止を行
うアドレスマーク66の手前に予備的にアドレスマーク
66(66A、66E、66H)を設けているため、直
線部分では成形台車20の比較的速い速度で走行させる
ことができ、成形台車20、21の移動を円滑にかつ確
実に行うことができ、短時間に多量のタイヤの成形が可
能となる。なお、本実施例では、それぞれの処理部に成
形するタイヤの種類に応じた数の処理ステージを設けた
が、異なるサイズのタイヤの中で、同一の部材を用いる
ことができる場合、異なるサイズのタイヤであっても処
理ステージを共用するように設定してもよく、これによ
って、多種類のタイヤを効率よく成形することが可能で
ある。
【0087】また、本実施例では、ブラケット102に
成形ドラム104又はBTドラム105が取り付けら
れ、無人走行装置100によって走行する走行台車2
0、21を用いたが、本発明に適用する成形台車の構
成、形状はこれに限定するものではなく、各処理部を自
動走行によって移動し、生ケースアッセンブリ、BTバ
ンドアッセンブリ、生タイヤを順次成形可能なものであ
れば適用可能である。
【0088】また、本実施例では、それぞれループ状に
形成した異なる走行ライン16、18で成形台車20、
21を移動させる生タイヤ成形工程12とBTバンド成
形工程14に分けたタイヤ自動成形システム10を用い
て説明したが、一つの走行ラインで成形台車20のみを
移動させる構成であってもよく、また、3つ以上の異な
る走行ラインに沿って処理部を配置したものであっても
よい。
【0089】さらには、タイヤ成形システムの一部を固
定ドラム式にすることも容易であり、例えば成形台車2
1を走行させているBTバンド成形工程14に代えて、
通常のBTバンド成形機を複数台並べて構成するように
したものでもよい。
【0090】なお、本実施例で説明したタイヤの各成形
工程は、本発明を適用するタイヤ成形システムの各処理
部の構成を限定するものではなく、必要に応じて処理部
の削除及び追加を行うことができる。例えば、一部の部
材の製造設備まで成形台車を移動させて、製造された部
材を直接貼付するとか、成形台車を加硫工程(加硫機)
まで走行させて、完成した生タイヤを直接加硫機へ受け
渡すようにも容易に構成することができる。このとき、
ガイドテープ64を所定の規格に合わせて貼付すればよ
く、主走行路50、60の延長、主走行路50、60に
対するバイパス(例えば副走行路54)の設定も容易で
あり、より適切なタイヤ成形システムの構築が可能とな
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のタイヤ成形
システムでは、多種類のサイズのタイヤの成形を並行し
て行うことができ、成形するタイヤサイズを変更するた
めに、各処理部に供給する部材を変更したり、装置の設
定を変える必要がない。これによって、効率的に多種類
のサイズのタイヤを大量に成形することが可能となる優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の生タイヤ成形工程の概略構成図であ
る。
【図2】本実施例のBTバンド成形工程の概略構成図で
ある。
【図3】成形台車を示す概略側面図である。
【図4】無人走行車の概略斜視図である。
【図5】無人走行車の概略平面図である。
【図6】走行駆動装置の概略斜視図である。
【図7】走行駆動装置の概略正面図である。
【図8】無人走行車の走行制御装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図9】本実施例に適用したタイヤ自動成形システムの
概略構成を示すブロック図である。
【図10】(A)は走行ラインの直線路を示す概略図、
(B)は走行ラインの主走行路と引込み路の接続を示す
概略図である。
【図11】(A)及び(B)はそれぞれ走行ラインのコ
ーナー部の概略図である。
【図12】生タイヤ成形工程での成形台車の走行を制御
するフローチャートである。
【図13】BTバンド成形工程での成形台車の走行を制
御するフローチャートである。
【符号の説明】
10 タイヤ自動成型システム 12 生タイヤ成形工程 14 BTバンド成形工程 16、18 走行ライン 20、21 成形台車 34 トランスファ部(処理部、伝達処理部) 50、60 主走行路 52 引込み路 66(66A〜66H) アドレスマーク(指標) 100 無人走行車 104 成形ドラム 105 BTドラム(成形ドラム) 110 走行駆動装置(駆動手段) 164 アドレスセンサ(検出手段) 170 ホストコンピュータ(制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形ドラムの周囲に所定の部材を順次加
    工して組付けて生タイヤを成形するための複数の処理部
    のそれぞれにタイヤの幅サイズないしリム径に応じて別
    々に設けた処理ステージと、 前記成形ドラムを備え駆動手段の駆動力により所定のラ
    イン上を走行して移動する成形台車と、 前記成形台車の移動用として前記複数の処理工程の近傍
    を生タイヤの成形順序に応じてループ状に接続しそれぞ
    れの処理部の各処理ステージの所定の位置への引込み路
    が設けられた走行ラインと、 前記複数の処理部及び前記成形台車が接続され、成形台
    車に生タイヤの幅サイズないしリム径に応じて複数の処
    理部の所定の処理ステージを結ぶ走行経路を指示して移
    動させる制御手段と、 を有することを特徴とするタイヤ成形システム。
  2. 【請求項2】 前記走行ラインに沿った所定の位置にそ
    れぞれの位置を識別可能に設けた指標と、 前記走行台車に設けられ前記指標を検出する検出手段
    と、 を備え、前記制御手段が前記走行経路を前記指標を選択
    して指示したときに、前記成形台車が前記指示された指
    標に沿って走行すると共に、指標に指示された所定の位
    置で停止することを特徴とする請求項1のタイヤ成形シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記複数の処理部を分けて設けた複数の
    処理工程と、 前記複数の処理工程のそれぞれに設けられたループ状の
    走行ラインと、 前記処理部として前記複数の処理工程に跨がって設けら
    れそれぞれの処理工程との間で成形部材の伝達を行う伝
    達処理部と、を有することを特徴とする請求項1又は請
    求項2のタイヤ成形システム。
  4. 【請求項4】 前記伝達処理部が前記複数の処理部の少
    なくとも一つであることを特徴とする請求項3のタイヤ
    成形システム。
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