JPH08117364A - ゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブInfo
- Publication number
- JPH08117364A JPH08117364A JP6284510A JP28451094A JPH08117364A JP H08117364 A JPH08117364 A JP H08117364A JP 6284510 A JP6284510 A JP 6284510A JP 28451094 A JP28451094 A JP 28451094A JP H08117364 A JPH08117364 A JP H08117364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- ferrule
- fitting
- insertion hole
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/02—Joint structures between the head and the shaft
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラブヘッド1のシャフト挿通穴3には、シ
ャフト4のチップ部5が挿入され接着剤6により接着さ
れる。かつ、シャフト挿通穴3の開口端側の拡径部10
に対し、シャフト4に挿着された筒状のフェルール7の
胴部9が嵌合され、フェルール7とクラブヘッド1との
境目の応力集中を緩和している。このフェルール7が繰
り返し応力により迫り上がるのを防止する。 【構成】 拡径部10の内周面に沿ってリング状の嵌合
凹部13を形成する。他方、フェルール7の胴部9の外
周面には、前記嵌合凹部13に嵌合する位置に、リング
状の嵌合凸部14を形成する。両者13、14が嵌合し
て、フェルール7の迫り上がりを防止する。
ャフト4のチップ部5が挿入され接着剤6により接着さ
れる。かつ、シャフト挿通穴3の開口端側の拡径部10
に対し、シャフト4に挿着された筒状のフェルール7の
胴部9が嵌合され、フェルール7とクラブヘッド1との
境目の応力集中を緩和している。このフェルール7が繰
り返し応力により迫り上がるのを防止する。 【構成】 拡径部10の内周面に沿ってリング状の嵌合
凹部13を形成する。他方、フェルール7の胴部9の外
周面には、前記嵌合凹部13に嵌合する位置に、リング
状の嵌合凸部14を形成する。両者13、14が嵌合し
て、フェルール7の迫り上がりを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフクラブのクラ
ブヘッドとシャフトとの接合を行う接合構造に関する。
ブヘッドとシャフトとの接合を行う接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば金属製ウッドクラブヘッド
あるいはアイアンクラブなどのクラブヘッドに形成され
たホーゼル部には、繊維強化プラスチック(以下FRP
と略記する)製のシャフトが挿入され接着されること
で、クラブヘッドとシャフトが接合されていた。特に、
前記シャフトが挿入されるホーゼル部に形成された挿入
穴には、シャフトに挿着された筒状のフェルールと呼ば
れる保護キャップが嵌合される。このフェルールによ
り、接合強度が高められていた(例えば実開昭64−5
4574)。このような従来例の具体例を図6及び図7
に示す。
あるいはアイアンクラブなどのクラブヘッドに形成され
たホーゼル部には、繊維強化プラスチック(以下FRP
と略記する)製のシャフトが挿入され接着されること
で、クラブヘッドとシャフトが接合されていた。特に、
前記シャフトが挿入されるホーゼル部に形成された挿入
穴には、シャフトに挿着された筒状のフェルールと呼ば
れる保護キャップが嵌合される。このフェルールによ
り、接合強度が高められていた(例えば実開昭64−5
4574)。このような従来例の具体例を図6及び図7
に示す。
【0003】即ち、クラブヘッド1のホーゼル部2には
シャフト挿入穴3が形成され、このシャフト挿入穴3に
FRP製のシャフト4が挿入される。このシャフト4
は、例えばカーボン繊維を補強繊維としたFRPからな
り、挿入される側の端部が先細形状のチップ部5となっ
ている。このチップ部5がシャフト挿入穴3に挿入さ
れ、接着剤6を介して互いに接着される。
シャフト挿入穴3が形成され、このシャフト挿入穴3に
FRP製のシャフト4が挿入される。このシャフト4
は、例えばカーボン繊維を補強繊維としたFRPからな
り、挿入される側の端部が先細形状のチップ部5となっ
ている。このチップ部5がシャフト挿入穴3に挿入さ
れ、接着剤6を介して互いに接着される。
【0004】また、シャフト4の周囲には、筒状のフェ
ルール7と呼ばれる保護キャップが挿着されている。こ
のフェルール7は、図7に示すように、全体が円錐台形
状を成し、円錐台形状の上下をシャフトが挿通する挿通
孔8がしている。また円錐台形状の下側には、円錐台形
状の下面より小さな径を持つ縮径された胴部9を形成し
ている。この胴部9が、前記シャフト挿入穴3の開口端
側に形成された拡径部10に嵌合し、前記接着剤6によ
り接着されている。この胴部9の働きにより、クラブヘ
ッド1とシャフト4との境目、即ちホーゼル部2とフェ
ルール7の下側との境目11に応力が集中する状況を緩
和している。
ルール7と呼ばれる保護キャップが挿着されている。こ
のフェルール7は、図7に示すように、全体が円錐台形
状を成し、円錐台形状の上下をシャフトが挿通する挿通
孔8がしている。また円錐台形状の下側には、円錐台形
状の下面より小さな径を持つ縮径された胴部9を形成し
ている。この胴部9が、前記シャフト挿入穴3の開口端
側に形成された拡径部10に嵌合し、前記接着剤6によ
り接着されている。この胴部9の働きにより、クラブヘ
ッド1とシャフト4との境目、即ちホーゼル部2とフェ
ルール7の下側との境目11に応力が集中する状況を緩
和している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フェル
ール7に形成された胴部9は単に円筒状をしているのみ
であり、接着剤6によりホーゼル部2やシャフト4との
接着が行われるものの、打球時の衝撃に伴う大きな応力
が繰り返し掛かることにより、フェルール7が上方に迫
り上がってしまうという恐れがあった。
ール7に形成された胴部9は単に円筒状をしているのみ
であり、接着剤6によりホーゼル部2やシャフト4との
接着が行われるものの、打球時の衝撃に伴う大きな応力
が繰り返し掛かることにより、フェルール7が上方に迫
り上がってしまうという恐れがあった。
【0006】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、フェルールの迫り上がりを防止する
ことができるゴルフクラブを提供することを目的とす
る。
になされたもので、フェルールの迫り上がりを防止する
ことができるゴルフクラブを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、クラブヘッドのホーゼル部に形成さ
れたシャフト挿入穴に、シャフトのチップ部を挿入して
接着剤により接着し、かつ前記シャフト挿入穴の開口端
側に拡径部を形成するとともに、この拡径部に対して、
前記シャフトに挿着された筒状のフェルールに形成され
縮径された胴部を、嵌合させることでクラブヘッドとシ
ャフトとの接合を行うゴルフクラブにおいて、前記拡径
部の内周面に沿ってリング状に嵌合凹部を形成し、この
嵌合凹部に嵌合する位置に、前記フェルールの胴部の外
周面に沿ってリング状に嵌合凸部を形成した事を特徴と
する。
めに、この発明は、クラブヘッドのホーゼル部に形成さ
れたシャフト挿入穴に、シャフトのチップ部を挿入して
接着剤により接着し、かつ前記シャフト挿入穴の開口端
側に拡径部を形成するとともに、この拡径部に対して、
前記シャフトに挿着された筒状のフェルールに形成され
縮径された胴部を、嵌合させることでクラブヘッドとシ
ャフトとの接合を行うゴルフクラブにおいて、前記拡径
部の内周面に沿ってリング状に嵌合凹部を形成し、この
嵌合凹部に嵌合する位置に、前記フェルールの胴部の外
周面に沿ってリング状に嵌合凸部を形成した事を特徴と
する。
【0008】
【作用】フェルールを迫り上げようとする力は、フェル
ールの胴部の外周面において軸方向に働く。この胴部の
外周面に嵌合凸部を形成することで、前記軸方向の力を
受けることができ、迫り上がりに対抗できる。
ールの胴部の外周面において軸方向に働く。この胴部の
外周面に嵌合凸部を形成することで、前記軸方向の力を
受けることができ、迫り上がりに対抗できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1及び図2に
おいて説明する。なお、クラブヘッド1及びシャフト4
との接合部全体の外観は図5と同様とする。ゴルフクラ
ブのクラブヘッド1には、シャフト4との接合を行うた
め、シャフト4を挿入することができるようホーゼル部
2を形成している。このホーゼル部2には、シャフト4
を挿入するためのシャフト挿入穴3が形成される。この
シャフト挿入穴3の開口端側には、拡径部10が形成さ
れる。この拡径部10は、シャフト挿入穴4の内径より
も大きな内径を有する。
おいて説明する。なお、クラブヘッド1及びシャフト4
との接合部全体の外観は図5と同様とする。ゴルフクラ
ブのクラブヘッド1には、シャフト4との接合を行うた
め、シャフト4を挿入することができるようホーゼル部
2を形成している。このホーゼル部2には、シャフト4
を挿入するためのシャフト挿入穴3が形成される。この
シャフト挿入穴3の開口端側には、拡径部10が形成さ
れる。この拡径部10は、シャフト挿入穴4の内径より
も大きな内径を有する。
【0010】この拡径部10の内周面に沿って、リング
状の嵌合凹部13が形成されている。この嵌合凹部13
は内周面の周方向に沿って連続してリング状に形成さ
れ、断面は半円形状である。この半円の半径は、この嵌
合凹部13に対し後述する嵌合凸部14が嵌合する際
に、両者の弾性により互いに容易に乗り越えられ嵌合が
できる大きさとする。
状の嵌合凹部13が形成されている。この嵌合凹部13
は内周面の周方向に沿って連続してリング状に形成さ
れ、断面は半円形状である。この半円の半径は、この嵌
合凹部13に対し後述する嵌合凸部14が嵌合する際
に、両者の弾性により互いに容易に乗り越えられ嵌合が
できる大きさとする。
【0011】シャフト4の挿入側の端部は、先細形状の
チップ部5となっている。またシャフト4には、筒状の
フェルール7と呼ばれる保護キャップが挿着されてい
る。このフェルール7は、全体が円錐台形状を成し、円
錐台形状の上面と下面のそれぞれの中央をシャフト4が
挿通できるように挿通孔8が形成されている。そして円
錐台形状の下面には、円錐台形状の底面に比べ縮径され
た円筒状の胴部9が形成されている。この胴部9の径
は、前記拡径部10に対して嵌合できる大きさとなって
いる。
チップ部5となっている。またシャフト4には、筒状の
フェルール7と呼ばれる保護キャップが挿着されてい
る。このフェルール7は、全体が円錐台形状を成し、円
錐台形状の上面と下面のそれぞれの中央をシャフト4が
挿通できるように挿通孔8が形成されている。そして円
錐台形状の下面には、円錐台形状の底面に比べ縮径され
た円筒状の胴部9が形成されている。この胴部9の径
は、前記拡径部10に対して嵌合できる大きさとなって
いる。
【0012】この胴部9の外周面には円周方向に沿って
連続してリング状の嵌合凸部14が形成されている。こ
の嵌合凸部14は、前記嵌合凹部13に嵌合できる形状
及び寸法を有する。
連続してリング状の嵌合凸部14が形成されている。こ
の嵌合凸部14は、前記嵌合凹部13に嵌合できる形状
及び寸法を有する。
【0013】なお、シャフト4とシャフト挿入穴3及び
フェルール7の胴部9との間には、接着剤6が介在す
る。また、胴部9の下端面15と、拡径部10の奥側端
面16との間にも接着財6が介在する。もっとも、胴部
9と拡径部10との間にも、両者が嵌合する必要上か
ら、ある程度の隙間を存在するので、その程度に応じて
接着剤が介在し得る。また、そのような隙間を積極的に
設け、積極的に接着剤を介在させても良い。以下、この
実施例の作用について説明する。
フェルール7の胴部9との間には、接着剤6が介在す
る。また、胴部9の下端面15と、拡径部10の奥側端
面16との間にも接着財6が介在する。もっとも、胴部
9と拡径部10との間にも、両者が嵌合する必要上か
ら、ある程度の隙間を存在するので、その程度に応じて
接着剤が介在し得る。また、そのような隙間を積極的に
設け、積極的に接着剤を介在させても良い。以下、この
実施例の作用について説明する。
【0014】シャフト挿入穴3の内周面、あるいはシャ
フト4のチップ部5の外周面に接着剤を付着させた状態
で、シャフト挿入穴3にチップ部5を挿入する。そし
て、シャフト4に沿ってフェルール7を移動させ、フェ
ルール7の胴部9を、シャフト挿入穴3の拡径部10に
嵌合する。
フト4のチップ部5の外周面に接着剤を付着させた状態
で、シャフト挿入穴3にチップ部5を挿入する。そし
て、シャフト4に沿ってフェルール7を移動させ、フェ
ルール7の胴部9を、シャフト挿入穴3の拡径部10に
嵌合する。
【0015】このとき、胴部9の外周面に形成された嵌
合凸部14が、拡径部10の内周面に形成された嵌合部
13に嵌合する。この嵌合は、両者の弾性により、嵌合
凹部14と嵌合凸部13が互いにそれぞれの縁部を乗り
越えて、行われる。前記接着剤6は、シャフト4とシャ
フト挿入穴3との間に設けられた隙間、あるいはシャフ
ト4とフェルール7の胴部9の間に設けられた隙間、胴
部9の下端面15と拡径部10の奥側端面16との間に
設けられた隙間、更には胴部9の外周面と拡径部10の
内周面との間に必然的に存在する隙間に充填され、これ
らを互いに接着し、しっかりした接合を行わせる。
合凸部14が、拡径部10の内周面に形成された嵌合部
13に嵌合する。この嵌合は、両者の弾性により、嵌合
凹部14と嵌合凸部13が互いにそれぞれの縁部を乗り
越えて、行われる。前記接着剤6は、シャフト4とシャ
フト挿入穴3との間に設けられた隙間、あるいはシャフ
ト4とフェルール7の胴部9の間に設けられた隙間、胴
部9の下端面15と拡径部10の奥側端面16との間に
設けられた隙間、更には胴部9の外周面と拡径部10の
内周面との間に必然的に存在する隙間に充填され、これ
らを互いに接着し、しっかりした接合を行わせる。
【0016】このようにして接合されたクラブヘッド1
とシャフト4は、ゴルフクラブが打球を行う際の衝撃を
繰り返して受ける。この衝撃力は、フェルール7をシャ
フト4に沿って上方に迫り上げようとする力をも生じ
る。この迫り上げようとする力は、フェルール7の胴部
9の外周面において軸方向に生じる。ところが、この胴
部9の外周面には嵌合凸部14が形成され、嵌合凹部1
3に嵌合しているので、そのような力を従来に比べ有効
に受けることができる。従来においては、このような嵌
合凸部14が嵌合凹部13に嵌合した構造を有さないた
め、フェルール7を迫り上げようとする力は、胴部9の
平坦な外周面と拡径部10の平坦な内周面との摩擦及び
接着剤6の接着力によって対抗するしかなかった。しか
しながら、この実施例によれば、更に嵌合凸部14と嵌
合凹部13の嵌合部が、前記迫り上げようとする力と直
角方向に嵌合することで、この迫り上げようとする力に
有効に対抗することができる。従って、従来に比べフェ
ルール7が迫り上がってしまうのを有効に防止できる。
とシャフト4は、ゴルフクラブが打球を行う際の衝撃を
繰り返して受ける。この衝撃力は、フェルール7をシャ
フト4に沿って上方に迫り上げようとする力をも生じ
る。この迫り上げようとする力は、フェルール7の胴部
9の外周面において軸方向に生じる。ところが、この胴
部9の外周面には嵌合凸部14が形成され、嵌合凹部1
3に嵌合しているので、そのような力を従来に比べ有効
に受けることができる。従来においては、このような嵌
合凸部14が嵌合凹部13に嵌合した構造を有さないた
め、フェルール7を迫り上げようとする力は、胴部9の
平坦な外周面と拡径部10の平坦な内周面との摩擦及び
接着剤6の接着力によって対抗するしかなかった。しか
しながら、この実施例によれば、更に嵌合凸部14と嵌
合凹部13の嵌合部が、前記迫り上げようとする力と直
角方向に嵌合することで、この迫り上げようとする力に
有効に対抗することができる。従って、従来に比べフェ
ルール7が迫り上がってしまうのを有効に防止できる。
【0017】なお、以上の実施例においては、フェルー
ル7の胴部9の外周面とシャフト挿通穴3の拡径部10
の内周面との間には、接着剤6を介在させるための積極
的な隙間を設けるものではなかったが、他の実施例にお
いてはそのような積極的な隙間を設けても良い。その場
合には、胴部9の外周面と拡径部10の内周面とが接着
剤6で接着され、しかも嵌合凸部14と嵌合凹部13の
働きにより接着面積が増加し、更に有効な迫り上がり防
止が図られる。
ル7の胴部9の外周面とシャフト挿通穴3の拡径部10
の内周面との間には、接着剤6を介在させるための積極
的な隙間を設けるものではなかったが、他の実施例にお
いてはそのような積極的な隙間を設けても良い。その場
合には、胴部9の外周面と拡径部10の内周面とが接着
剤6で接着され、しかも嵌合凸部14と嵌合凹部13の
働きにより接着面積が増加し、更に有効な迫り上がり防
止が図られる。
【0018】また、以上の実施例においては嵌合凸部1
4及び嵌合凹部13は断面が半円形を有するものであっ
たが、他の実施例においては例えば図3のように矢じり
型の断面を有するものであっても良い。即ち、矢じりの
ような三角形断面が嵌合方向に向かった状態で形成され
る。従って、嵌合は、嵌合凸部14の三角形の長辺に沿
って、拡径部10の内周面が滑るようにして容易に行わ
れる。ところが、一旦嵌合した後は、三角形の短辺にお
いて嵌合凸部14と嵌合凹部13がしっかりと嵌合する
ので、嵌合がはずれることがない、従って、フェルール
7の迫り上がりをより有効に防止できる。
4及び嵌合凹部13は断面が半円形を有するものであっ
たが、他の実施例においては例えば図3のように矢じり
型の断面を有するものであっても良い。即ち、矢じりの
ような三角形断面が嵌合方向に向かった状態で形成され
る。従って、嵌合は、嵌合凸部14の三角形の長辺に沿
って、拡径部10の内周面が滑るようにして容易に行わ
れる。ところが、一旦嵌合した後は、三角形の短辺にお
いて嵌合凸部14と嵌合凹部13がしっかりと嵌合する
ので、嵌合がはずれることがない、従って、フェルール
7の迫り上がりをより有効に防止できる。
【0019】また、以上の実施例においては嵌合凸部1
4及び嵌合凹部13は円周方向に連続的にリング状に形
成されるものであったが、他の実施例においては例えば
図4に示すように円周方向に沿って断続的にリング状の
配置が行われるものであっても良い。この図4におい
て、各嵌合凸部14は半球状を成し、複数個が円周方向
に配置される。嵌合凹部13は、図示しないが、円周方
向に連続してリング状に形成しても良いし、あるいは嵌
合凸部と同じように半球状の凹部として複数個が円周方
向にリング状に配置されていても良い。このように断続
的に嵌合凸部14と嵌合凹部13が配置される場合に
は、位置決めのための目印がフェルール7、およびホー
ゼル部2に設けられ、この目印を元にフェルール7の嵌
合が行われることが望ましい。
4及び嵌合凹部13は円周方向に連続的にリング状に形
成されるものであったが、他の実施例においては例えば
図4に示すように円周方向に沿って断続的にリング状の
配置が行われるものであっても良い。この図4におい
て、各嵌合凸部14は半球状を成し、複数個が円周方向
に配置される。嵌合凹部13は、図示しないが、円周方
向に連続してリング状に形成しても良いし、あるいは嵌
合凸部と同じように半球状の凹部として複数個が円周方
向にリング状に配置されていても良い。このように断続
的に嵌合凸部14と嵌合凹部13が配置される場合に
は、位置決めのための目印がフェルール7、およびホー
ゼル部2に設けられ、この目印を元にフェルール7の嵌
合が行われることが望ましい。
【0020】また、以上の実施例においてリング状の嵌
合凸部14または嵌合凹部13は円周方向に一条または
一列に形成されるのみであったが、他の実施例において
は複数条または複数列を設けることも可能である。ま
た、以上の実施例においてはゴルフクラブとしてアイア
ンクラブを例に説明した(図5)が、他の実施例では他
のウッドクラブなどにも適用が可能である。
合凸部14または嵌合凹部13は円周方向に一条または
一列に形成されるのみであったが、他の実施例において
は複数条または複数列を設けることも可能である。ま
た、以上の実施例においてはゴルフクラブとしてアイア
ンクラブを例に説明した(図5)が、他の実施例では他
のウッドクラブなどにも適用が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フェルールの胴部の外周面に形成された嵌合凸部
が、シャフト挿通穴の拡径部の内周面に形成された嵌合
凹部に嵌合することで、フェルールを迫り上げようとす
る力、即ち胴部の外周面において軸方向に働く力を受け
ることができ、迫り上がりを防ぐことが可能となる。
ば、フェルールの胴部の外周面に形成された嵌合凸部
が、シャフト挿通穴の拡径部の内周面に形成された嵌合
凹部に嵌合することで、フェルールを迫り上げようとす
る力、即ち胴部の外周面において軸方向に働く力を受け
ることができ、迫り上がりを防ぐことが可能となる。
【図1】この発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のフェルールのみを示す斜視図である。
【図3】他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】更に他の実施例のフェルールのみを示す斜視図
である。
である。
【図5】ゴルフクラブのクラブヘッドとシャフトの接合
部付近を示す全体図である。
部付近を示す全体図である。
【図6】従来例を示す縦断面図である。
【図7】図6のフェルールのみを示す斜視図である。
1…クラブヘッド、2…ホーゼル部、3…シャフト挿入
穴、4…シャフト、5…チップ部、6…接着剤、7…フ
ェルール、9…胴部、10…拡径部、13…嵌合凹部、
14…嵌合凸部。
穴、4…シャフト、5…チップ部、6…接着剤、7…フ
ェルール、9…胴部、10…拡径部、13…嵌合凹部、
14…嵌合凸部。
Claims (1)
- 【請求項1】 クラブヘッドのホーゼル部に形成された
シャフト挿入穴に、シャフトのチップ部を挿入して接着
剤により接着し、かつ前記シャフト挿入穴の開口端側に
拡径部を形成するとともに、この拡径部に対して、前記
シャフトに挿着された筒状のフェルールに形成され縮径
された胴部を、嵌合させることでクラブヘッドとシャフ
トとの接合を行うゴルフクラブにおいて、 前記拡径部の内周面に沿ってリング状に嵌合凹部を形成
し、この嵌合凹部に嵌合する位置に、前記フェルールの
胴部の外周面に沿ってリング状に嵌合凸部を形成した事
を特徴とするゴルフクラブ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6284510A JPH08117364A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | ゴルフクラブ |
TW087212524U TW380436U (en) | 1994-10-26 | 1995-10-19 | Joint structure for golf club |
US08/546,307 US5624330A (en) | 1994-10-26 | 1995-10-20 | Joint structure for a golf club |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6284510A JPH08117364A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | ゴルフクラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08117364A true JPH08117364A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17679443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6284510A Pending JPH08117364A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | ゴルフクラブ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5624330A (ja) |
JP (1) | JPH08117364A (ja) |
TW (1) | TW380436U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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