JPH08109766A - 複数の自動車ドアを有しその内少なくとも一つが滑りドアとして形成されている自動車ドアロック装置 - Google Patents
複数の自動車ドアを有しその内少なくとも一つが滑りドアとして形成されている自動車ドアロック装置Info
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- JPH08109766A JPH08109766A JP11169495A JP11169495A JPH08109766A JP H08109766 A JPH08109766 A JP H08109766A JP 11169495 A JP11169495 A JP 11169495A JP 11169495 A JP11169495 A JP 11169495A JP H08109766 A JPH08109766 A JP H08109766A
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- Lock And Its Accessories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 少なくとも一つは滑りドアとして形成された
複数のドアを備えた自動車のドアロック装置の提供。 【構成】 ドアロック用の中央鎖錠装置が、各ドアロッ
クにおいて各一個のサーボモータ4と、全てのサーボモ
ーターのために中央鎖錠装置を制御する命令のための制
御用電子機器6及び命令スイッチ7を備えた制御回路5
とを有する。滑りドア3は制御用電子機器に接続された
少なくとも一個のセンサ8が対応配置され、滑りドア内
のサーボモータは、滑りドアから操作可能なエネルギー
供給用の接触装置10を有する。制御用電子機器内で
は、制御センサの情報「滑りドア開放ポジション」が、
記憶、消去可能であり、制御センサが「滑りドア;閉鎖
ポジション」を伝達したときのみ、制御命令「ドアロッ
ク;施錠ポジション」及び/又は「ドアロック;盗難防
止ポジション」が滑りドア内のドアロック用のサーボモ
ーターに伝達される。
複数のドアを備えた自動車のドアロック装置の提供。 【構成】 ドアロック用の中央鎖錠装置が、各ドアロッ
クにおいて各一個のサーボモータ4と、全てのサーボモ
ーターのために中央鎖錠装置を制御する命令のための制
御用電子機器6及び命令スイッチ7を備えた制御回路5
とを有する。滑りドア3は制御用電子機器に接続された
少なくとも一個のセンサ8が対応配置され、滑りドア内
のサーボモータは、滑りドアから操作可能なエネルギー
供給用の接触装置10を有する。制御用電子機器内で
は、制御センサの情報「滑りドア開放ポジション」が、
記憶、消去可能であり、制御センサが「滑りドア;閉鎖
ポジション」を伝達したときのみ、制御命令「ドアロッ
ク;施錠ポジション」及び/又は「ドアロック;盗難防
止ポジション」が滑りドア内のドアロック用のサーボモ
ーターに伝達される。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、少なくとも一つは滑りドアとし
て形成された複数の自動車ドアと、自動車ドア内の自動
車ドアロック用の中央鎖錠装置とを備えた自動車のドア
ロック装置であって、当該中央鎖錠装置が、各自動車ド
アロックにおいて各一個のサ−ボモ−タ−と、全てのサ
−ボモ−タ−のために中央鎖錠装置を制御する制御命令
用の制御用電子機器及び命令スイッチを備えた制御回路
とを有する自動車のドアロック装置に関するものであ
る。自動車ドアなる表現は、後部跳ね蓋をも含むものと
する。
て形成された複数の自動車ドアと、自動車ドア内の自動
車ドアロック用の中央鎖錠装置とを備えた自動車のドア
ロック装置であって、当該中央鎖錠装置が、各自動車ド
アロックにおいて各一個のサ−ボモ−タ−と、全てのサ
−ボモ−タ−のために中央鎖錠装置を制御する制御命令
用の制御用電子機器及び命令スイッチを備えた制御回路
とを有する自動車のドアロック装置に関するものであ
る。自動車ドアなる表現は、後部跳ね蓋をも含むものと
する。
【0002】中央鎖錠装置に所属する電動式サ−ボモ−
タ−は、様々な実施形態において公知である。制御用電
子機器は、対応する制御命令の条件に従ってサ−ボモ−
タ−へのエネルギ−供給を制御し、且つ自動車ドアロッ
クをその通常の機能ポジション「施錠」及び/又は「盗
難防止」或いは「解錠」において制御する。自在ドアと
しても実施されている自動車ドアの中の自動車ドアロッ
クのサ−ボモ−タ−へのエネルギ−供給は、ドア板の中
に内装された対応する敷設ケ−ブルによって行なわれ
る。これは、基本的には滑りドア内の自動車ドアロック
についても可能であるが、対応するケ−ブル束が滑りド
アと運動を共にし、そして例えばケ−ブル束ル−プとな
され、且つ対応する可撓性ケ−ブル案内レ−ルに収容さ
れなければならないという点で不都合である。
タ−は、様々な実施形態において公知である。制御用電
子機器は、対応する制御命令の条件に従ってサ−ボモ−
タ−へのエネルギ−供給を制御し、且つ自動車ドアロッ
クをその通常の機能ポジション「施錠」及び/又は「盗
難防止」或いは「解錠」において制御する。自在ドアと
しても実施されている自動車ドアの中の自動車ドアロッ
クのサ−ボモ−タ−へのエネルギ−供給は、ドア板の中
に内装された対応する敷設ケ−ブルによって行なわれ
る。これは、基本的には滑りドア内の自動車ドアロック
についても可能であるが、対応するケ−ブル束が滑りド
アと運動を共にし、そして例えばケ−ブル束ル−プとな
され、且つ対応する可撓性ケ−ブル案内レ−ルに収容さ
れなければならないという点で不都合である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の構造
で且つ上述の目的設定のドアロック装置を、故障のおき
やすいサ−ボモ−タ−のケ−ブル敷設から開放して滑り
ドア内に装備するという技術的課題を基礎に置く。
で且つ上述の目的設定のドアロック装置を、故障のおき
やすいサ−ボモ−タ−のケ−ブル敷設から開放して滑り
ドア内に装備するという技術的課題を基礎に置く。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題の第一の解決
は、少なくとも一つは滑りドアとして形成された複数の
自動車ドアと、自動車ドア内の自動車ドアロック用の中
央鎖錠装置とを備えた自動車のドアロック装置であっ
て、当該中央鎖錠装置が、各自動車ドアロックにおいて
各一個のサ−ボモ−タ−と、全てのサ−ボモ−タ−のた
めに中央鎖錠装置を制御する制御命令用の制御用電子機
器及び命令スイッチを備えた制御回路とを有し、下記の
特徴、すなわち、 1.1)滑りドアが、少なくとも制御用電子機器に接続
された制御センサに対応配置されており、当該制御セン
サが機能状態「滑りドア:開放ポジション」及び「滑り
ドア:閉鎖ポジション」を区別して、制御用電子機器に
伝達すること、 1.2)滑りドア内のサ−ボモ−タ−がエネルギ−供給
のための接触装置を有し、これが滑りドアから操作可能
であり、且つ機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジショ
ン」においては、滑りドアに対応配置された車体部分に
ある制御回路のエネルギ−供給接点と接続しており、且
つ機能ポジション「滑りドア:開放ポジション」におい
ては、エネルギ−供給接点から開放されていること、 1.3)制御用電子機器内において、制御センサの情報
「滑りドア:開放ポジション」が記憶可能であり且つ消
去可能であること、及び 1.4)制御用電子機器内において、滑りドア内の自動
車ドアロックのサ−ボモ−タ−のための制御命令「自動
車ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車ド
アロック:盗難防止ポジション」が、記憶可能であり且
つ消去可能であること、 なる特徴の組合せが行われており、制御センサが、特徴
1.1)に従って制御用電子機器に機能ポジション「滑
りドア:閉鎖ポジション」を伝達し、他方において制御
用電子機器が、他の自動車ドア内の自動車ドアロックの
サ−ボモ−タ−を、公知のように、すなわち即時に操作
するときに、始めて制御命令「自動車ドアロック:施錠
ポジション」及び/又は「自動車ドアロック:盗難防止
ポジション」が、制御用電子機器から滑りドア内の自動
車ドアロック用のサ−ボモ−タ−に更に伝達されること
を特徴とする自動車ドアロック装置によって与えられ
る。
は、少なくとも一つは滑りドアとして形成された複数の
自動車ドアと、自動車ドア内の自動車ドアロック用の中
央鎖錠装置とを備えた自動車のドアロック装置であっ
て、当該中央鎖錠装置が、各自動車ドアロックにおいて
各一個のサ−ボモ−タ−と、全てのサ−ボモ−タ−のた
めに中央鎖錠装置を制御する制御命令用の制御用電子機
器及び命令スイッチを備えた制御回路とを有し、下記の
特徴、すなわち、 1.1)滑りドアが、少なくとも制御用電子機器に接続
された制御センサに対応配置されており、当該制御セン
サが機能状態「滑りドア:開放ポジション」及び「滑り
ドア:閉鎖ポジション」を区別して、制御用電子機器に
伝達すること、 1.2)滑りドア内のサ−ボモ−タ−がエネルギ−供給
のための接触装置を有し、これが滑りドアから操作可能
であり、且つ機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジショ
ン」においては、滑りドアに対応配置された車体部分に
ある制御回路のエネルギ−供給接点と接続しており、且
つ機能ポジション「滑りドア:開放ポジション」におい
ては、エネルギ−供給接点から開放されていること、 1.3)制御用電子機器内において、制御センサの情報
「滑りドア:開放ポジション」が記憶可能であり且つ消
去可能であること、及び 1.4)制御用電子機器内において、滑りドア内の自動
車ドアロックのサ−ボモ−タ−のための制御命令「自動
車ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車ド
アロック:盗難防止ポジション」が、記憶可能であり且
つ消去可能であること、 なる特徴の組合せが行われており、制御センサが、特徴
1.1)に従って制御用電子機器に機能ポジション「滑
りドア:閉鎖ポジション」を伝達し、他方において制御
用電子機器が、他の自動車ドア内の自動車ドアロックの
サ−ボモ−タ−を、公知のように、すなわち即時に操作
するときに、始めて制御命令「自動車ドアロック:施錠
ポジション」及び/又は「自動車ドアロック:盗難防止
ポジション」が、制御用電子機器から滑りドア内の自動
車ドアロック用のサ−ボモ−タ−に更に伝達されること
を特徴とする自動車ドアロック装置によって与えられ
る。
【0005】上記の課題の第二の解決は、少なくとも一
つは滑りドアとして形成された複数の自動車ドアと、自
動車ドア内の自動車ドアロック用の中央鎖錠装置とを備
えた自動車のドアロック装置であって、当該中央鎖錠装
置が、各自動車ドアロックにおいて各一個のサ−ボモ−
タ−と、全てのサ−ボモ−タ−のために中央鎖錠装置を
制御する制御命令用の制御用電子機器及び命令スイッチ
を備えた制御回路とを有し、下記の特徴、すなわち、 2.1)滑りドアが、少なくとも制御用電子機器に接続
された制御センサに対応配置されており、当該制御セン
サが機能状態「滑りドア:開放ポジション」及び「滑り
ドア:閉鎖ポジション」を区別して、制御用電子機器に
伝達すること、 2.2)滑りドア内のサ−ボモ−タ−が、エネルギ−供
給のための接触装置を有し、これが滑りドアから操作可
能であり、且つ機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジシ
ョン」においては、滑りドアに対応配置された車体部分
にある制御回路のエネルギ−供給接点と接続しており、
且つ機能ポジション「滑りドア:開放ポジション」にお
いては、エネルギ−供給接点から開放されていること、 2.3)制御用電子機器内において、制御センサの情報
「滑りドア:開放ポジション」が、記憶可能であり且つ
消去可能であること、及び 2.4)制御用電子機器内において、制御命令「自動車
ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車ドア
ロック:盗難防止ポジション」が、記憶可能であり且つ
消去可能であること、 なる特徴の組合せが行われており、制御センサが、特徴
2.1)に従って制御用電子機器に機能ポジション「滑
りドア:閉鎖ポジション」を伝達したときに、制御命令
「自動車ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自
動車ドアロック:盗難防止ポジション」が、制御用電子
機器から全ての自動車ドアロック用のサ−ボモ−タ−に
伝達されることを特徴とする自動車ドアロック装置によ
って与えられる。
つは滑りドアとして形成された複数の自動車ドアと、自
動車ドア内の自動車ドアロック用の中央鎖錠装置とを備
えた自動車のドアロック装置であって、当該中央鎖錠装
置が、各自動車ドアロックにおいて各一個のサ−ボモ−
タ−と、全てのサ−ボモ−タ−のために中央鎖錠装置を
制御する制御命令用の制御用電子機器及び命令スイッチ
を備えた制御回路とを有し、下記の特徴、すなわち、 2.1)滑りドアが、少なくとも制御用電子機器に接続
された制御センサに対応配置されており、当該制御セン
サが機能状態「滑りドア:開放ポジション」及び「滑り
ドア:閉鎖ポジション」を区別して、制御用電子機器に
伝達すること、 2.2)滑りドア内のサ−ボモ−タ−が、エネルギ−供
給のための接触装置を有し、これが滑りドアから操作可
能であり、且つ機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジシ
ョン」においては、滑りドアに対応配置された車体部分
にある制御回路のエネルギ−供給接点と接続しており、
且つ機能ポジション「滑りドア:開放ポジション」にお
いては、エネルギ−供給接点から開放されていること、 2.3)制御用電子機器内において、制御センサの情報
「滑りドア:開放ポジション」が、記憶可能であり且つ
消去可能であること、及び 2.4)制御用電子機器内において、制御命令「自動車
ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車ドア
ロック:盗難防止ポジション」が、記憶可能であり且つ
消去可能であること、 なる特徴の組合せが行われており、制御センサが、特徴
2.1)に従って制御用電子機器に機能ポジション「滑
りドア:閉鎖ポジション」を伝達したときに、制御命令
「自動車ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自
動車ドアロック:盗難防止ポジション」が、制御用電子
機器から全ての自動車ドアロック用のサ−ボモ−タ−に
伝達されることを特徴とする自動車ドアロック装置によ
って与えられる。
【0006】本発明は、上記構造のドアロック装置の場
合には、滑りドアは、いわば追加的なスイッチとして中
央鎖錠装置内に統合することが出来ること、すなわち、
一つには、制御命令「滑りドア:開放ポジション」或い
は「滑りドア:閉鎖ポジション」のための制御機能を実
施する命令スイッチとして、且つ他方においては、滑り
ドア内の自動車ドアロックのサ−ボモ−タ−に対するエ
ネルギ−供給のための開閉装置としての、二重の機能に
おいて統合することが出来る、という認識から出発する
ものである。
合には、滑りドアは、いわば追加的なスイッチとして中
央鎖錠装置内に統合することが出来ること、すなわち、
一つには、制御命令「滑りドア:開放ポジション」或い
は「滑りドア:閉鎖ポジション」のための制御機能を実
施する命令スイッチとして、且つ他方においては、滑り
ドア内の自動車ドアロックのサ−ボモ−タ−に対するエ
ネルギ−供給のための開閉装置としての、二重の機能に
おいて統合することが出来る、という認識から出発する
ものである。
【0007】詳細には、本発明の範囲内において、上記
以外のドアロック装置の形状及び具体化の可能性が、更
に多数存在する。従って、本発明の好ましい実施形態に
よれば、制御センサが、滑りドアから操作可能であり且
つ滑りドアが開放されているときに遮断されている制御
回路の制御電流回路を滑りドアの閉鎖ポジションにおい
て閉鎖する、接触装置として形成される。この接触装置
は、エネルギ−供給のための接触装置でもあり、様々な
方法で、例えば電磁スイッチ及び/又は電灯スイッチと
して装備することが出来るが、交流運転の場合には、誘
導的に作動するスイッチとしても装備することが出来
る。最も簡単な場合には、エネルギ−供給用の接触装置
及び制御センサは、機械的な接触装置として形成され
る。記憶された制御センサの情報「滑りドア:開放ポジ
ション」は、滑りドアが閉鎖ポジションに移行したとき
に、滑りドアそれ自体を通じて消去可能である。
以外のドアロック装置の形状及び具体化の可能性が、更
に多数存在する。従って、本発明の好ましい実施形態に
よれば、制御センサが、滑りドアから操作可能であり且
つ滑りドアが開放されているときに遮断されている制御
回路の制御電流回路を滑りドアの閉鎖ポジションにおい
て閉鎖する、接触装置として形成される。この接触装置
は、エネルギ−供給のための接触装置でもあり、様々な
方法で、例えば電磁スイッチ及び/又は電灯スイッチと
して装備することが出来るが、交流運転の場合には、誘
導的に作動するスイッチとしても装備することが出来
る。最も簡単な場合には、エネルギ−供給用の接触装置
及び制御センサは、機械的な接触装置として形成され
る。記憶された制御センサの情報「滑りドア:開放ポジ
ション」は、滑りドアが閉鎖ポジションに移行したとき
に、滑りドアそれ自体を通じて消去可能である。
【0008】
【実施例】以下、一実施例についてのみ記載した図面を
基として、本発明の詳細を説明すれば下記の通りであ
る。
基として、本発明の詳細を説明すれば下記の通りであ
る。
【0009】図1においては、少なくとも一つは滑りド
アとして形成された複数のドアを有する自動車のドアロ
ック装置1が認められる。ドア群は、記号2及び3と共
に単に象徴的に垂直線で表示されており、3は滑りドア
を示す。ドアロック装置1は自動車ドア内の自動車ドア
ロック用の中央鎖錠装置を装備しており、そのサ−ボモ
−タ−は4と表示されている。中央鎖錠装置は、各自動
車ドアロックに1台の電動式サ−ボモ−タ−4を持ち、
且つ全てのサ−ボモ−タ−4のために、中央鎖錠装置を
制御する制御命令のための制御用電子機器6及び命令ス
イッチ7を伴う制御回路5を持っている。
アとして形成された複数のドアを有する自動車のドアロ
ック装置1が認められる。ドア群は、記号2及び3と共
に単に象徴的に垂直線で表示されており、3は滑りドア
を示す。ドアロック装置1は自動車ドア内の自動車ドア
ロック用の中央鎖錠装置を装備しており、そのサ−ボモ
−タ−は4と表示されている。中央鎖錠装置は、各自動
車ドアロックに1台の電動式サ−ボモ−タ−4を持ち、
且つ全てのサ−ボモ−タ−4のために、中央鎖錠装置を
制御する制御命令のための制御用電子機器6及び命令ス
イッチ7を伴う制御回路5を持っている。
【0010】滑りドア3は、少なくとも制御用電子機器
6に接続された制御センサ8に対応配置されており、当
該制御センサが「滑りドア:開放ポジション」及び「滑
りドア:閉鎖ポジション」の機能状態を区別して、制御
用電子機器6に伝達する。これは、図1においては配線
9を介して行なわれる。滑りドア3の中のサ−ボモ−タ
−4は、エネルギ−供給のための接触装置10を有し、
これが滑りドア3から操作可能であり、且つ機能ポジシ
ョン「滑りドア:閉鎖ポジション」においては、滑りド
アに対応配置されている車体部分にある制御回路5のエ
ネルギ−供給接点11、12と接続しており、且つ機能
ポジション「滑りドア:開放ポジション」においては、
エネルギ−供給接点11、12から開放されている。制
御用電子機器6においては、制御センサ8の情報「滑り
ドア:開放ポジション」が、記憶可能であり且つ消去可
能である。同じく制御用電子機器6においては、滑りド
ア3内の自動車ドアロックのサ−ボモ−タ−4のため
に、更に制御命令「自動車ドアロック:施錠ポジショ
ン」及び/又は「自動車ドアロック:盗難防止ポジショ
ン」が、記憶可能であり且つ消去可能である。
6に接続された制御センサ8に対応配置されており、当
該制御センサが「滑りドア:開放ポジション」及び「滑
りドア:閉鎖ポジション」の機能状態を区別して、制御
用電子機器6に伝達する。これは、図1においては配線
9を介して行なわれる。滑りドア3の中のサ−ボモ−タ
−4は、エネルギ−供給のための接触装置10を有し、
これが滑りドア3から操作可能であり、且つ機能ポジシ
ョン「滑りドア:閉鎖ポジション」においては、滑りド
アに対応配置されている車体部分にある制御回路5のエ
ネルギ−供給接点11、12と接続しており、且つ機能
ポジション「滑りドア:開放ポジション」においては、
エネルギ−供給接点11、12から開放されている。制
御用電子機器6においては、制御センサ8の情報「滑り
ドア:開放ポジション」が、記憶可能であり且つ消去可
能である。同じく制御用電子機器6においては、滑りド
ア3内の自動車ドアロックのサ−ボモ−タ−4のため
に、更に制御命令「自動車ドアロック:施錠ポジショ
ン」及び/又は「自動車ドアロック:盗難防止ポジショ
ン」が、記憶可能であり且つ消去可能である。
【0011】制御センサ8が、記述の通り、制御用電子
機器6に機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジション」
を伝達したときにのみ、制御命令「自動車ドアロック:
施錠ポジション」及び/又は「自動車ドアロック:盗難
防止ポジション」が、制御用電子機器6から滑りドア3
内の自動車ドアロック用のサ−ボモ−タ−4に更に伝達
される。制御用電子機器6は、公知のように、他のドア
内の自動車ドアロックのサ−ボモ−タ−4を操作する。
機器6に機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジション」
を伝達したときにのみ、制御命令「自動車ドアロック:
施錠ポジション」及び/又は「自動車ドアロック:盗難
防止ポジション」が、制御用電子機器6から滑りドア3
内の自動車ドアロック用のサ−ボモ−タ−4に更に伝達
される。制御用電子機器6は、公知のように、他のドア
内の自動車ドアロックのサ−ボモ−タ−4を操作する。
【0012】図2は、上記の説明と記入された符号を解
り易くしたものである。しかし、制御命令「自動車ドア
ロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車ドアロッ
ク:盗難防止ポジション」は、制御センサ8が、記述の
通り、制御用電子機器6に機能ポジション「滑りドア:
閉鎖ポジション」を伝達したときに、制御用電子機器6
から全ての自動車ドアロック2、3用のサ−ボモ−タ−
4に伝達されるように、回路が整備されている。
り易くしたものである。しかし、制御命令「自動車ドア
ロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車ドアロッ
ク:盗難防止ポジション」は、制御センサ8が、記述の
通り、制御用電子機器6に機能ポジション「滑りドア:
閉鎖ポジション」を伝達したときに、制御用電子機器6
から全ての自動車ドアロック2、3用のサ−ボモ−タ−
4に伝達されるように、回路が整備されている。
【0013】図1による実施形態の場合はもとより、図
2による実施形態の場合にも、制御センサ8は、滑りド
ア3から操作可能であり、且つ滑りドア3が開放されて
いるときに遮断されている制御回路5の制御電流回路
を、滑りドアの閉鎖ポジションにおいて閉鎖する接触装
置として形成されている。実施例においては、エネルギ
−供給用の接触装置11、12及び制御センサ8が、機
械式制御装置として記載されている。制御センサの記憶
された情報「滑りドア:開放ポジション」は、実施例に
おいては、滑りドア3自体によって、滑りドアが閉鎖ポ
ジションに移行したときに消去可能である。
2による実施形態の場合にも、制御センサ8は、滑りド
ア3から操作可能であり、且つ滑りドア3が開放されて
いるときに遮断されている制御回路5の制御電流回路
を、滑りドアの閉鎖ポジションにおいて閉鎖する接触装
置として形成されている。実施例においては、エネルギ
−供給用の接触装置11、12及び制御センサ8が、機
械式制御装置として記載されている。制御センサの記憶
された情報「滑りドア:開放ポジション」は、実施例に
おいては、滑りドア3自体によって、滑りドアが閉鎖ポ
ジションに移行したときに消去可能である。
【0014】図1及び2に暗示的にのみ表示されている
制御用電子機器6は、様々な方法に形成することが出来
る。図3は、可能性のある実施形態をブロック図で示す
ものである。すでに述べた記号が記入されている。この
ブロック図には、左手に入り口13、右手に出口14
と、中央に制御用電子機器6が描かれている。制御用電
子機器6の上側半分だけは、図2と関連しているが、し
かし、これは複数のドアとそれに相当する数のサ−ボモ
−タ−4を有することが出来る。例えば、遠隔操作又は
閉鎖シリンダ−にあるスイッチのごとき命令発信器15
を介して、命令I[解錠」又は命令II「施錠」が与え
られる。それに応じて、継電器16は、モ−タ−4の右
回転の管轄となり、或いは継電器17はモ−タ−4の左
回転の管轄になる。次いで、センサ8を介して自動車の
入り口で、信号「滑りドア3:閉鎖」が与えられると、
上記の例の場合には今一度全モ−タ−4に電流が流され
る。図3の下側の例の場合には、滑りドア3のモ−タ−
の右回りを管轄する継電器18、又は滑りドア3のモ−
タ−の左回りを管轄する継電器19が、対応配置された
コンピュ−タから閉鎖され、そして対応するモ−タ−4
にのみ、電流が流される。図3の下側及び上側半分は、
共に図1について有効である。継電器16乃至19に対
応配置されたスイッチは、16S乃至19Sと表示され
ている。
制御用電子機器6は、様々な方法に形成することが出来
る。図3は、可能性のある実施形態をブロック図で示す
ものである。すでに述べた記号が記入されている。この
ブロック図には、左手に入り口13、右手に出口14
と、中央に制御用電子機器6が描かれている。制御用電
子機器6の上側半分だけは、図2と関連しているが、し
かし、これは複数のドアとそれに相当する数のサ−ボモ
−タ−4を有することが出来る。例えば、遠隔操作又は
閉鎖シリンダ−にあるスイッチのごとき命令発信器15
を介して、命令I[解錠」又は命令II「施錠」が与え
られる。それに応じて、継電器16は、モ−タ−4の右
回転の管轄となり、或いは継電器17はモ−タ−4の左
回転の管轄になる。次いで、センサ8を介して自動車の
入り口で、信号「滑りドア3:閉鎖」が与えられると、
上記の例の場合には今一度全モ−タ−4に電流が流され
る。図3の下側の例の場合には、滑りドア3のモ−タ−
の右回りを管轄する継電器18、又は滑りドア3のモ−
タ−の左回りを管轄する継電器19が、対応配置された
コンピュ−タから閉鎖され、そして対応するモ−タ−4
にのみ、電流が流される。図3の下側及び上側半分は、
共に図1について有効である。継電器16乃至19に対
応配置されたスイッチは、16S乃至19Sと表示され
ている。
【図1】請求項1による本発明のドアロック装置の原理
的回路図である。
的回路図である。
【図2】請求項2による本発明のドアロック装置の原理
的回路図である。
的回路図である。
【図3】制御用電子機器の詳細な回路図である。
1…ドアロック装置 2…ドア 3…滑りドア 4…サーボモータ 5…制御回路 6…制御用電子機器 7…命令スイッチ 8…制御センサ 9…配線 10…接触装置 11…エネルギー供給接点 12…エネルギー供給接点 13…入り口 14…出口 15…命令発信機 16…継電器 17…継電器 18…継電器 19…継電器 16s〜19s…スイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも一つは滑りドアとして形成さ
れた複数の自動車ドアと、自動車ドア内の自動車ドアロ
ック用の中央鎖錠装置とを備えた自動車ドアロック装置
であって、当該中央鎖錠装置が、各自動車ドアロックに
おいて各一個のサ−ボモ−タ−と、全てのサ−ボモ−タ
−のために中央鎖錠装置を制御する制御命令用の制御用
電子機器及び命令スイッチを備えた制御回路とを有し、
下記の特徴、すなわち、 1.1)滑りドアが、少なくとも制御用電子機器に接続
された制御センサに対応配置されており、当該制御セン
サが「滑りドア:開放ポジション」及び「滑りドア:閉
鎖ポジション」の機能状態を区別して、制御用電子機器
に伝達すること、 1.2)滑りドア内のサ−ボモ−タ−がエネルギ−供給
のための接触装置を有し、これが滑りドアから操作可能
であり、且つ機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジショ
ン」においては、滑りドアに対応配置された車体部分に
ある制御回路のエネルギ−供給接点と接続しており、且
つ機能ポジション「滑りドア:開放ポジション」におい
ては、エネルギ−供給接点から開放されていること、 1.3)制御用電子機器内において、制御センサの情報
「滑りドア:開放ポジション」が、記憶可能であり且つ
消去可能であること、及び 1.4)制御用電子機器内において、滑りドア内の自動
車ドアロックのサ−ボモ−タ−のために、制御命令「自
動車ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車
ドアロック:盗難防止ポジション」が、記憶可能であり
且つ消去可能であること、 なる特徴の組合せが行われており、制御センサが、特徴
1.1)に従って制御用電子機器に機能ポジション「滑
りドア:閉鎖ポジション」を伝達し、他方において制御
用電子機器が、他の自動車ドア内の自動車ドアロックの
サ−ボモ−タ−を公知のように操作するときにのみ、制
御命令「自動車ドアロック:施錠ポジション」及び/又
は「自動車ドアロック:盗難防止ポジション」が、制御
用電子機器から滑りドア内の自動車ドアロック用のサ−
ボモ−タ−に更に伝達されることを特徴とする自動車ド
アロック装置。 - 【請求項2】 少なくとも一つは滑りドアとして形成さ
れた複数の自動車ドアと、自動車ドア内の自動車ドアロ
ック用の中央鎖錠装置とを備えた自動車ドアロック装置
であって、当該中央鎖錠装置が、各自動車ドアロックに
おいて各一個のサ−ボモ−タ−と、全てのサ−ボモ−タ
−のために中央鎖錠装置を制御する制御命令用の制御用
電子機器及び命令スイッチを備えた制御回路とを有し、
下記の特徴、すなわち、 2.1)滑りドアが、少なくとも制御用電子機器に接続
された制御センサに対応配置されており、当該制御セン
サが「滑りドア:開放ポジション」及び「滑りドア:閉
鎖ポジション」の機能状態を区別して、制御用電子機器
に伝達すること、 2.2)滑りドア内のサ−ボモ−タ−がエネルギ−供給
のための接触装置を有し、これが滑りドアから操作可能
であり、且つ機能ポジション「滑りドア:閉鎖ポジショ
ン」においては、滑りドアに対応配置された車体部分に
ある制御回路のエネルギ−供給接点と接続しており、且
つ機能ポジション「滑りドア:開放ポジション」におい
ては、エネルギ−供給接点から開放されていること、 2.3)制御用電子機器内において、制御センサの情報
「滑りドア:開放ポジション」が、記憶可能であり且つ
消去可能であること、及び 2.4)制御用電子機器内において、制御命令「自動車
ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自動車ドア
ロック:盗難防止ポジション」が、記憶可能であり且つ
消去可能であること、 なる特徴の組合せが行われており、制御センサが、特徴
2.1)に従って制御用電子機器に機能ポジション「滑
りドア:閉鎖ポジション」を伝達したときに、制御命令
「自動車ドアロック:施錠ポジション」及び/又は「自
動車ドアロック:盗難防止ポジション」が、制御用電子
機器から全ての自動車ドアロック用のサ−ボモ−タ−に
伝達されることを特徴とする自動車ドアロック装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のいずれか一によるドア
ロック装置であって、その場合において、制御センサ
が、滑りドアから操作可能であり且つ滑りドアが開放さ
れている際に遮断されている制御回路の制御電流回路を
滑りドアの閉鎖ポジションにおいて閉鎖する、接触装置
として形成されているドアロック装置。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一によるドア
ロック装置であって、その場合において、エネルギ−供
給用の接触装置及び制御センサが、機械的な接触装置と
して形成されているドアロック装置。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一によるドア
ロック装置であって、その場合において、制御センサの
情報「滑りドア:開放ポジション」が、滑りドアがその
閉鎖ポジションに移入した際に、滑りドアによって消去
可能であるようなドアロック装置。
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DE4416642.7 | 1994-05-11 | ||
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- 1995-05-10 JP JP11169495A patent/JPH08109766A/ja active Pending
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