JPH0810738A - 食品屑の焼却処理方法および焼却処理装置 - Google Patents
食品屑の焼却処理方法および焼却処理装置Info
- Publication number
- JPH0810738A JPH0810738A JP6149571A JP14957194A JPH0810738A JP H0810738 A JPH0810738 A JP H0810738A JP 6149571 A JP6149571 A JP 6149571A JP 14957194 A JP14957194 A JP 14957194A JP H0810738 A JPH0810738 A JP H0810738A
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- JP
- Japan
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- oil bath
- waste food
- waste
- food waste
- gases
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水分を含有する食品屑を短時間に臭気の発生
を抑制し、かつ燃料を節減して低コストで焼却処理でき
る食品屑の焼却処理方法および装置を提案する。 【構成】 水分を含有する食品屑を、高温の天ぷら廃油
の油浴槽中で高温油浴処理し、その食品屑を油浴槽の加
熱用燃料となし燃焼し、処理する。
を抑制し、かつ燃料を節減して低コストで焼却処理でき
る食品屑の焼却処理方法および装置を提案する。 【構成】 水分を含有する食品屑を、高温の天ぷら廃油
の油浴槽中で高温油浴処理し、その食品屑を油浴槽の加
熱用燃料となし燃焼し、処理する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は魚介類、食肉類、野菜
類等の水分を含有する食品屑の焼却処理方法および焼却
処理装置に関する。
類等の水分を含有する食品屑の焼却処理方法および焼却
処理装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】大量の食品を扱うホテ
ル、レストラン、あるいは給食センター等では水分を含
む食品屑を焼却処理する場合が多い。従来、焼却処理す
るには、食品屑を圧搾機で絞り水分を分離し、焼却でき
る水分率の固形分となし焼却処理していた。同時に焼却
排ガスの脱臭処理、分離水分の浄水化処理を行なってい
た。
ル、レストラン、あるいは給食センター等では水分を含
む食品屑を焼却処理する場合が多い。従来、焼却処理す
るには、食品屑を圧搾機で絞り水分を分離し、焼却でき
る水分率の固形分となし焼却処理していた。同時に焼却
排ガスの脱臭処理、分離水分の浄水化処理を行なってい
た。
【０００３】しかし、これらの食品屑類は短時間に腐敗
が進行して悪臭を放つようになり、排水や排ガスからも
臭気が発生し易い。従ってホテル等の食品を扱う場所で
はこれら食品屑を短時間で臭気を発生することなく処理
する手段が求められていた。
が進行して悪臭を放つようになり、排水や排ガスからも
臭気が発生し易い。従ってホテル等の食品を扱う場所で
はこれら食品屑を短時間で臭気を発生することなく処理
する手段が求められていた。
【０００４】この対策として、食品屑を高温油浴処理し
て水分率を低減し、焼却処理する方法が提案されてい
る。この方法は臭気の発生を抑制し、短時間に処理する
ことができるが、油浴槽の加熱等に燃料を必要とし、コ
スト高となる欠点があった。
て水分率を低減し、焼却処理する方法が提案されてい
る。この方法は臭気の発生を抑制し、短時間に処理する
ことができるが、油浴槽の加熱等に燃料を必要とし、コ
スト高となる欠点があった。
【０００５】この発明は上記事情に鑑みなされたもので
あり、その目的は水分を含有する食品屑を臭気の発生を
抑制し、短時間に、かつ燃料を節減し、低コストで焼却
処理する方法および装置を提案するにある。
あり、その目的は水分を含有する食品屑を臭気の発生を
抑制し、短時間に、かつ燃料を節減し、低コストで焼却
処理する方法および装置を提案するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の食品屑の焼却
処理方法は、水分を含有する食品屑を高温油浴処理し、
油浴処理した食品屑を前記油浴処理の加熱用燃料となし
焼却処理することを特徴とする。請求項２の焼却処理装
置は、水分を含有する食品屑を高温油浴処理する油浴槽
と、高温油浴処理した食品屑を燃料となし前記油浴槽を
加熱する食品屑燃焼炉を備えてなることを特徴とする。
処理方法は、水分を含有する食品屑を高温油浴処理し、
油浴処理した食品屑を前記油浴処理の加熱用燃料となし
焼却処理することを特徴とする。請求項２の焼却処理装
置は、水分を含有する食品屑を高温油浴処理する油浴槽
と、高温油浴処理した食品屑を燃料となし前記油浴槽を
加熱する食品屑燃焼炉を備えてなることを特徴とする。
【０００７】
【作用】この処理方法および装置によると高温油浴処理
をすることにより、食品屑の水分を９９％以上除去する
ことができ、燃焼温度を高温となし、臭気の発生を抑制
し、短時間の焼却処理が可能となる。そして、その燃焼
熱を油浴処理の熱源として利用することにより、燃料費
の削減ができる。このほか、熱源として食品屑に同伴し
て発生する天ぷら油等の廃油類を利用できるので一層の
コスト低減を図ることが可能となる。
をすることにより、食品屑の水分を９９％以上除去する
ことができ、燃焼温度を高温となし、臭気の発生を抑制
し、短時間の焼却処理が可能となる。そして、その燃焼
熱を油浴処理の熱源として利用することにより、燃料費
の削減ができる。このほか、熱源として食品屑に同伴し
て発生する天ぷら油等の廃油類を利用できるので一層の
コスト低減を図ることが可能となる。
【０００８】食品屑の高温油浴処理および燃焼に伴い発
生する蒸気あるいは燃焼ガスは捕集して２次燃焼炉にお
いて高温処理し、同伴する臭気成分あるいは未分解物を
分解し、クリーンガスとなし排出することができる。
生する蒸気あるいは燃焼ガスは捕集して２次燃焼炉にお
いて高温処理し、同伴する臭気成分あるいは未分解物を
分解し、クリーンガスとなし排出することができる。
【０００９】
【実施例】図１は実施例の食品屑の焼却処理装置を示
す。
す。
【００１０】この装置は食品屑を高温油浴処理する油浴
槽１、この油浴槽１を加熱する食品屑燃焼炉２、食品屑
を油浴槽１に送り込むスクリュー式の送給機３、油浴槽
１で発生する油浴ガスおよび燃焼炉２で発生する燃焼ガ
スを高温熱処理する２次燃焼炉４を備えている。
槽１、この油浴槽１を加熱する食品屑燃焼炉２、食品屑
を油浴槽１に送り込むスクリュー式の送給機３、油浴槽
１で発生する油浴ガスおよび燃焼炉２で発生する燃焼ガ
スを高温熱処理する２次燃焼炉４を備えている。
【００１１】この装置で食品屑を焼却処理するには、予
め１０〜１００mm程度の大きさに破砕した食品屑５を送
給機３を用いて１６０〜１８０℃に加熱してある天ぷら
廃油６が入っている高温の油浴槽１に所定速度で送給す
る。槽内で加熱され水分率１％以下となった食品屑５'
は回転する羽根車７で捕集し、シュート８を経由して食
品屑の燃焼炉２に投入する。
め１０〜１００mm程度の大きさに破砕した食品屑５を送
給機３を用いて１６０〜１８０℃に加熱してある天ぷら
廃油６が入っている高温の油浴槽１に所定速度で送給す
る。槽内で加熱され水分率１％以下となった食品屑５'
は回転する羽根車７で捕集し、シュート８を経由して食
品屑の燃焼炉２に投入する。
【００１２】燃焼炉２に投入された食品屑５' は炉床９
上にのり、燃焼し油浴槽１を加熱する。この炉２は石油
あるいは廃油を燃料とする補助バーナー１０を備え食品
屑5'の着火に機能する。一度着火した食品屑５' は補助
バーナーなしで燃焼を続ける。食品屑５' の燃焼のみで
熱量が不足する場合は補助バーナー１０を併用する。
上にのり、燃焼し油浴槽１を加熱する。この炉２は石油
あるいは廃油を燃料とする補助バーナー１０を備え食品
屑5'の着火に機能する。一度着火した食品屑５' は補助
バーナーなしで燃焼を続ける。食品屑５' の燃焼のみで
熱量が不足する場合は補助バーナー１０を併用する。
【００１３】油浴槽１および燃焼炉２で発生する油浴ガ
スと燃焼ガスは、ダクト１１を経由して２次燃焼炉４に
導かれ、石油を燃料とするバーナー１２で加熱し高温と
なし長い処理経路を経て、必要に応じ分解触媒に接触せ
しめて、同伴する臭気、未分解物等の成分を燃焼分解
し、クリーンガスとなし、煙突１３から大気中に排出さ
れる。
スと燃焼ガスは、ダクト１１を経由して２次燃焼炉４に
導かれ、石油を燃料とするバーナー１２で加熱し高温と
なし長い処理経路を経て、必要に応じ分解触媒に接触せ
しめて、同伴する臭気、未分解物等の成分を燃焼分解
し、クリーンガスとなし、煙突１３から大気中に排出さ
れる。
【００１４】上記実施例では、食品屑を破砕し直ちに油
浴槽に送給したが、含水率が高い場合は油浴処理に先だ
ち脱水処理して含水率の低減を図ることもできる。
浴槽に送給したが、含水率が高い場合は油浴処理に先だ
ち脱水処理して含水率の低減を図ることもできる。
【００１５】
【発明の効果】この発明の処理方法および処理装置は、
食品屑を焼却処理する際の燃焼熱を利用することにより
燃料の節減ができ、食品屑の焼却処理コストの低減を図
ることができる。
食品屑を焼却処理する際の燃焼熱を利用することにより
燃料の節減ができ、食品屑の焼却処理コストの低減を図
ることができる。
【図１】実施例の食品屑の焼却処理装置および処理方法
の説明図である。
の説明図である。
１……油浴槽、２……食品屑燃焼炉、３……食品屑送給
機、４……２次燃焼炉、５……食品屑、６……天ぷら廃
油、７……羽根車、８……シュート、９……炉床、１０
……補助バーナー、１１……ダクト、１２……バーナ
ー、１３……煙突。
機、４……２次燃焼炉、５……食品屑、６……天ぷら廃
油、７……羽根車、８……シュート、９……炉床、１０
……補助バーナー、１１……ダクト、１２……バーナ
ー、１３……煙突。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２３Ｇ 7/00 ＺＡＢ Ｋ
Claims (2)
- 【請求項１】 水分を含有する食品屑を高温油浴処理
し、油浴処理した食品屑を前記油浴処理の加熱用燃料と
なし焼却処理することを特徴とする食品屑の焼却処理方
法。 - 【請求項２】 水分を含有する食品屑を高温油浴処理す
る油浴槽と、高温油浴処理した食品屑を燃料となし前記
油浴槽を加熱する食品屑燃焼炉を備えてなることを特徴
とする食品屑の焼却処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6149571A JPH0810738A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 食品屑の焼却処理方法および焼却処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6149571A JPH0810738A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 食品屑の焼却処理方法および焼却処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810738A true JPH0810738A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15478105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6149571A Pending JPH0810738A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 食品屑の焼却処理方法および焼却処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810738A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100780821B1 (ko) * | 2005-01-04 | 2007-11-29 | 김영옥 | 음식 쓰레기 건조 처리기 |
| KR100958162B1 (ko) * | 2009-11-18 | 2010-05-18 | 우리산업(주) | 음식물 쓰레기 처리장치 및 방법 |
| CN102679367A (zh) * | 2011-03-15 | 2012-09-19 | 福建安井食品股份有限公司 | 一种对含油食物残渣综合利用的加工方法及其加工设备 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP6149571A patent/JPH0810738A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100780821B1 (ko) * | 2005-01-04 | 2007-11-29 | 김영옥 | 음식 쓰레기 건조 처리기 |
| KR100958162B1 (ko) * | 2009-11-18 | 2010-05-18 | 우리산업(주) | 음식물 쓰레기 처리장치 및 방법 |
| CN102679367A (zh) * | 2011-03-15 | 2012-09-19 | 福建安井食品股份有限公司 | 一种对含油食物残渣综合利用的加工方法及其加工设备 |
| CN102679367B (zh) * | 2011-03-15 | 2014-10-22 | 福建安井食品股份有限公司 | 一种对含油食物残渣综合利用的加工方法及其加工设备 |
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