JPH08105192A - 床部の防振兼遮音装置 - Google Patents
床部の防振兼遮音装置Info
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- JPH08105192A JPH08105192A JP6275466A JP27546694A JPH08105192A JP H08105192 A JPH08105192 A JP H08105192A JP 6275466 A JP6275466 A JP 6275466A JP 27546694 A JP27546694 A JP 27546694A JP H08105192 A JPH08105192 A JP H08105192A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物の床部の防振兼遮音装置において,とく
に,上階部よりの振動および音響を減衰する防振兼遮音
装置を供する。 【構成】 床部を構成する水平部材上に防振手段を具え
る根太部材を配置し,該根太部材間に,ALCパネル等
の破砕粒を配置した上,該根太部材上に,少なくとも,
吸音性合板フロアー,不燃性ボードおよび軽量気泡コン
クリートパネルを積層した複合床部を形成して,仕上げ
床材を張設して構成する。
に,上階部よりの振動および音響を減衰する防振兼遮音
装置を供する。 【構成】 床部を構成する水平部材上に防振手段を具え
る根太部材を配置し,該根太部材間に,ALCパネル等
の破砕粒を配置した上,該根太部材上に,少なくとも,
吸音性合板フロアー,不燃性ボードおよび軽量気泡コン
クリートパネルを積層した複合床部を形成して,仕上げ
床材を張設して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は,一般木造住宅や軽
量型鋼等によるプレハプ建築における建物の床部の防振
兼遮音装置に関する。
量型鋼等によるプレハプ建築における建物の床部の防振
兼遮音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,木造住宅や軽量型鋼等を用いたプ
レハプ建物における一階部又は上階部の床部は,一階部
では,大引上に根太部材を配置し,上階部の床部は,梁
部材に根太部材を配置し,該根太部材間に,通常,断熱
素材を配置し,その上層根太部材上に防湿層を介装して
床板材を張設し,畳等の仕上床材を配置することが広く
知られている。そして,上記根太部材と大引又は梁部材
とを,アングル金物又はボールトナットでピン接合して
位置ぎめされて来た。
レハプ建物における一階部又は上階部の床部は,一階部
では,大引上に根太部材を配置し,上階部の床部は,梁
部材に根太部材を配置し,該根太部材間に,通常,断熱
素材を配置し,その上層根太部材上に防湿層を介装して
床板材を張設し,畳等の仕上床材を配置することが広く
知られている。そして,上記根太部材と大引又は梁部材
とを,アングル金物又はボールトナットでピン接合して
位置ぎめされて来た。
【0003】しかし,上記床部の構成では,大引,梁部
材等の水平部材上に配置する根太材は,該水平部材に直
接,その配置個所毎に係合用切欠部を設けて根太材を係
合するか,又は係止用アングル金具を介して釘着或いは
ボールト孔を設けてボールトナットを介して締着する
が,防振手段は何等構じられていない。
材等の水平部材上に配置する根太材は,該水平部材に直
接,その配置個所毎に係合用切欠部を設けて根太材を係
合するか,又は係止用アングル金具を介して釘着或いは
ボールト孔を設けてボールトナットを介して締着する
が,防振手段は何等構じられていない。
【0004】さらに,根太材間に断熱素材を嵌装し,或
いは発泡素材を現場で充填して,一階の居住空間と上階
部との断熱効果は或る程度期待できるが,上階床部の振
動又は階段の昇降時の振動,或いは,建物の沿道走行車
両による振動ならびに音響に対する防備措置は充分とは
いえない。
いは発泡素材を現場で充填して,一階の居住空間と上階
部との断熱効果は或る程度期待できるが,上階床部の振
動又は階段の昇降時の振動,或いは,建物の沿道走行車
両による振動ならびに音響に対する防備措置は充分とは
いえない。
【0005】そこで,▲a▼,「外周部が枠組材で形成
され,表裏面が上記枠組材に接合する面材で形成された
パネルの空間部に砂質骨材を充填した木質遮音床」(実
開昭59−100021号公報)の提案および,▲b
▼,「床部本体上面に,緩衝性を有する吸音断熱材を配
し,該吸音断熱材上に,片面パネルをその面材を該吸音
断熱材上面に当接させて配し,該片面パネル内に,砂を
充填し,該片面パネルの上面を表面板で被覆してなる家
屋の床構造。」(実開昭60−170439号公報)の
提案がなされている。
され,表裏面が上記枠組材に接合する面材で形成された
パネルの空間部に砂質骨材を充填した木質遮音床」(実
開昭59−100021号公報)の提案および,▲b
▼,「床部本体上面に,緩衝性を有する吸音断熱材を配
し,該吸音断熱材上に,片面パネルをその面材を該吸音
断熱材上面に当接させて配し,該片面パネル内に,砂を
充填し,該片面パネルの上面を表面板で被覆してなる家
屋の床構造。」(実開昭60−170439号公報)の
提案がなされている。
【0006】しかし,上記▲a▼,▲b▼の各提案に係
る片面パネルに充填した砂は,比重が重く,建物躯体部
に不要の荷重がかかり,地震等の災害時に際して危険の
おそれがあり,また,充填される砂は,粒度0.5〜
2.0%のものを,パネル空間部に隙間なく密に充填さ
れ遮音効果は必ずしも良好といえない。また,該砂の充
填作業も細粉状で重量があるので作業性に乏しい欠点を
免れない。
る片面パネルに充填した砂は,比重が重く,建物躯体部
に不要の荷重がかかり,地震等の災害時に際して危険の
おそれがあり,また,充填される砂は,粒度0.5〜
2.0%のものを,パネル空間部に隙間なく密に充填さ
れ遮音効果は必ずしも良好といえない。また,該砂の充
填作業も細粉状で重量があるので作業性に乏しい欠点を
免れない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明の目的は,
上記のような在来の技術に内在した問題点を克服除去す
ることのできる床部の防振兼遮音装置を供することであ
り,とくに本発明において要部となる防振遮音素材とし
て,多孔性孔路を具えるALCパネルの破砕粒を用い
て,従来技術にない遮音作用によって防振と遮音効果を
挙げることのできる装置を供することである。
上記のような在来の技術に内在した問題点を克服除去す
ることのできる床部の防振兼遮音装置を供することであ
り,とくに本発明において要部となる防振遮音素材とし
て,多孔性孔路を具えるALCパネルの破砕粒を用い
て,従来技術にない遮音作用によって防振と遮音効果を
挙げることのできる装置を供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は,床部を
構成する根太部材に防振手段及び遮音手段を設けること
であり,次に遮音素材として,入手が容易かつ安価なA
LCパネルの廃材の破砕粒を,根太部材の空間部に配置
することである。そして,該破砕粒の粒度の異なる材料
を所定の混合比率として混合した破砕粒を配置し,さら
に,該破砕粒を通気性を具える袋体に充填したものを根
太部材間に所定の区画に沿って配置することである。さ
らに,上記根太部材間に配置したALCパネルの破砕粒
の上面に,少なくとも吸音性の合板フロアー,不燃性ボ
ードおよび軽量気泡コンクリートパネルを積層した複合
床部を形成した上,仕上床材を張設することである。
構成する根太部材に防振手段及び遮音手段を設けること
であり,次に遮音素材として,入手が容易かつ安価なA
LCパネルの廃材の破砕粒を,根太部材の空間部に配置
することである。そして,該破砕粒の粒度の異なる材料
を所定の混合比率として混合した破砕粒を配置し,さら
に,該破砕粒を通気性を具える袋体に充填したものを根
太部材間に所定の区画に沿って配置することである。さ
らに,上記根太部材間に配置したALCパネルの破砕粒
の上面に,少なくとも吸音性の合板フロアー,不燃性ボ
ードおよび軽量気泡コンクリートパネルを積層した複合
床部を形成した上,仕上床材を張設することである。
【0009】さらに又,上記根太材間に配置したALC
パネルの破砕粒の上面に吸音性合板フロアーを戴置する
と共に,該吸音性合板フロアーの上面において上記根太
材を配置した対応した位置に,上段根太材を重畳して配
置し,空間部を形成した上,上記複合床部を積層する技
術を結合することであり,なお又,中空の根太材を弾性
部材を介して水平部材上に弾持させ,および,該中空の
根太材の壁体部に吸音用小孔を多数貫設すると共に,該
中空根太材の空芯部にグラスウールその他無機質素材か
らなる吸音素材を充填し,根太材に伝播される振動,音
波を一層緩和する技術を結合することである。
パネルの破砕粒の上面に吸音性合板フロアーを戴置する
と共に,該吸音性合板フロアーの上面において上記根太
材を配置した対応した位置に,上段根太材を重畳して配
置し,空間部を形成した上,上記複合床部を積層する技
術を結合することであり,なお又,中空の根太材を弾性
部材を介して水平部材上に弾持させ,および,該中空の
根太材の壁体部に吸音用小孔を多数貫設すると共に,該
中空根太材の空芯部にグラスウールその他無機質素材か
らなる吸音素材を充填し,根太材に伝播される振動,音
波を一層緩和する技術を結合することである。
【0010】
【作用】本発明に係る床部の防振兼遮音装置は,建物の
大引又は梁等の横架部材に連設する根太部材を弾持させ
るので,剛体間の振動を緩和すると共に,根太材間に配
置したALCパネルの破砕粒の多孔性素材によって,遮
音作用を一層効率化し,該ALCパネルの破砕粒の上面
に設けた空間部及び根太材上に,吸音性の合板フロア
ー,不燃性ボードおよび軽量気泡コンクリートパネルを
積層した複合床部を形成した上,仕上床材を張設するの
で,上階部と下階部との床部の根太材間に介装したAL
Cパネルの破砕粒とこれに積層する上記複合床部とによ
って,床部に伝播する振動を緩和し,該振動音波を吸収
してこれを減衰させ,防振と遮音効果を奏することがで
きる。
大引又は梁等の横架部材に連設する根太部材を弾持させ
るので,剛体間の振動を緩和すると共に,根太材間に配
置したALCパネルの破砕粒の多孔性素材によって,遮
音作用を一層効率化し,該ALCパネルの破砕粒の上面
に設けた空間部及び根太材上に,吸音性の合板フロア
ー,不燃性ボードおよび軽量気泡コンクリートパネルを
積層した複合床部を形成した上,仕上床材を張設するの
で,上階部と下階部との床部の根太材間に介装したAL
Cパネルの破砕粒とこれに積層する上記複合床部とによ
って,床部に伝播する振動を緩和し,該振動音波を吸収
してこれを減衰させ,防振と遮音効果を奏することがで
きる。
【0011】とくに,根太材間に配置したALCパネル
の破砕粒は,石灰,セメントの石灰質原料と,けい石,
けい砂,高炉スラグなどのけい酸質原料に,適宜の気泡
剤その他の混和材料による発泡体(ALCパネル)・・
・(JIS−A5416)を破砕粒としたもので,(粒
度10〜30%)多孔性物質で軽量であり床部の架重負
担を軽減できる。
の破砕粒は,石灰,セメントの石灰質原料と,けい石,
けい砂,高炉スラグなどのけい酸質原料に,適宜の気泡
剤その他の混和材料による発泡体(ALCパネル)・・
・(JIS−A5416)を破砕粒としたもので,(粒
度10〜30%)多孔性物質で軽量であり床部の架重負
担を軽減できる。
【0012】したがって,建築物の沿道を重量物積載車
両の通過時等に生ずる衝撃による振動或いは騒音による
周波数の異なる音波等は,該ALCパネルの破砕粒の複
雑な多孔性孔路に入射され,該孔路を通過中に,周波数
の異なる音波をそれぞれ吸収しこれを減衰させ遮音効果
を発揮することが実験の結果判った。
両の通過時等に生ずる衝撃による振動或いは騒音による
周波数の異なる音波等は,該ALCパネルの破砕粒の複
雑な多孔性孔路に入射され,該孔路を通過中に,周波数
の異なる音波をそれぞれ吸収しこれを減衰させ遮音効果
を発揮することが実験の結果判った。
【0013】さらに,上記ALCパネルの破砕粒の遮音
効果において,該破砕粒の粒度の異なるものを適宜の重
量比に混合して使用することによって,粒度の一定のも
のに比し,遮音効果が優れていることが判った。このこ
とは,まだ学問的には充分解明されていないが,音波が
破砕粒の多孔性孔路に入射した際,大粒度の破砕粒の多
孔性孔路と,小粒度の破砕粒の多孔性孔路とが,音波の
波長によってそれぞれ消波作用に差異があり,そのため
に,大粒度の多孔性孔路で消波減衰し難い音波は,小粒
度の多孔性孔路で消波減衰され,逆に,小粒度で消波困
難な音波は,大粒度の破砕粒の多孔性孔路によって,消
波減衰されるものと認められる。
効果において,該破砕粒の粒度の異なるものを適宜の重
量比に混合して使用することによって,粒度の一定のも
のに比し,遮音効果が優れていることが判った。このこ
とは,まだ学問的には充分解明されていないが,音波が
破砕粒の多孔性孔路に入射した際,大粒度の破砕粒の多
孔性孔路と,小粒度の破砕粒の多孔性孔路とが,音波の
波長によってそれぞれ消波作用に差異があり,そのため
に,大粒度の多孔性孔路で消波減衰し難い音波は,小粒
度の多孔性孔路で消波減衰され,逆に,小粒度で消波困
難な音波は,大粒度の破砕粒の多孔性孔路によって,消
波減衰されるものと認められる。
【0014】
【実施例1】本発明の好ましい実施例について図面を参
照して説明する。図1〜8において,本発明の床部の防
振兼遮音装置(1)は,床部に配置する木材又はI型鋼
或いは大引等の水平部材(2)上に,軽量気泡コンクリ
ートパネル(3)(以下ALCパネルという。)を張設
し,該ALCパネル(3)上に所定の間隔毎に,両面に
接着シート(4),(4)を付装した加硫ゴムからなる
遮音マット(5)を介して,軽角型鋼等の中空根太材
(6),(6)を配置位置ぎめすると共に,該中空根太
材(6),(6)間の空間部に,ALCパネル等の破砕
粒(以下破砕粒という)(7)を配置し,遮音層を形成
した上,上記中空根太材(6),(6)上に,少なくと
も,吸音性の合板フロアー(8),不燃性ボード(9)
およびALCパネル(3)aを積層した複合床部(1
0)を形成し,これに,化粧床板または畳等の仕上げ床
材(11)を張設して構成する。
照して説明する。図1〜8において,本発明の床部の防
振兼遮音装置(1)は,床部に配置する木材又はI型鋼
或いは大引等の水平部材(2)上に,軽量気泡コンクリ
ートパネル(3)(以下ALCパネルという。)を張設
し,該ALCパネル(3)上に所定の間隔毎に,両面に
接着シート(4),(4)を付装した加硫ゴムからなる
遮音マット(5)を介して,軽角型鋼等の中空根太材
(6),(6)を配置位置ぎめすると共に,該中空根太
材(6),(6)間の空間部に,ALCパネル等の破砕
粒(以下破砕粒という)(7)を配置し,遮音層を形成
した上,上記中空根太材(6),(6)上に,少なくと
も,吸音性の合板フロアー(8),不燃性ボード(9)
およびALCパネル(3)aを積層した複合床部(1
0)を形成し,これに,化粧床板または畳等の仕上げ床
材(11)を張設して構成する。
【0015】図7〜8において,上記床部の構成に当っ
ては,床部の外側に隣接する建物の壁体部(12)は,
適宜の木造柱材のほか,軽角形鋼等からなる柱部材(1
3),軽みぞ形鋼又はH形鋼等からなる桁部材(14)
を結合した建物躯体部(15)の,所定の枠内に,スタ
イロフォーム等の断熱層(16)を配置し,その外側
に,空気層(17)を設け,その外側に,シージングボ
ード(18)等の構造用外壁面材を張設すると共に,上
記スタイロフォーム等の断熱層(16)の内側に,空気
層(17)aを設け,その内側に石コウボード(19)
等の吸音ボードを張設して,建物の外側方よりの振動お
よび音響を防除する構成とすることが望ましい。
ては,床部の外側に隣接する建物の壁体部(12)は,
適宜の木造柱材のほか,軽角形鋼等からなる柱部材(1
3),軽みぞ形鋼又はH形鋼等からなる桁部材(14)
を結合した建物躯体部(15)の,所定の枠内に,スタ
イロフォーム等の断熱層(16)を配置し,その外側
に,空気層(17)を設け,その外側に,シージングボ
ード(18)等の構造用外壁面材を張設すると共に,上
記スタイロフォーム等の断熱層(16)の内側に,空気
層(17)aを設け,その内側に石コウボード(19)
等の吸音ボードを張設して,建物の外側方よりの振動お
よび音響を防除する構成とすることが望ましい。
【0016】次に,上記中空根太材(6),(6)の構
成において,別の実施の態様として,図2〜3に示すよ
うに,中空根太材(6),(6)の中空部に,グラスウ
ール(20)等の無機質繊維素材からなる吸音層を充填
し,該中空根太材(6),(6)の壁体部において反響
する振動音を吸収消波させる構成とすることができる。
成において,別の実施の態様として,図2〜3に示すよ
うに,中空根太材(6),(6)の中空部に,グラスウ
ール(20)等の無機質繊維素材からなる吸音層を充填
し,該中空根太材(6),(6)の壁体部において反響
する振動音を吸収消波させる構成とすることができる。
【0017】上記の実施態様のさらに別の実施態様とし
て,図4〜5に示すように,中空根太材(6),(6)
の適宜の面の根太材の壁体部または全ての根太材の壁体
部(21)に,多数の小孔(22),(22)を穿設し
た上,その中空部にグラスウール(20)等の吸音層を
充填することによって,該中空根太材(6),(6)の
壁体部(21)に伝播される振動または音波を,該壁体
部(21)の小孔(22),(22)に分散させ充填し
たグラスウール(20)等の吸音層に吸収させ振動また
は音波を減衰し消波させ遮音効率を改善する構成とする
こともできる。
て,図4〜5に示すように,中空根太材(6),(6)
の適宜の面の根太材の壁体部または全ての根太材の壁体
部(21)に,多数の小孔(22),(22)を穿設し
た上,その中空部にグラスウール(20)等の吸音層を
充填することによって,該中空根太材(6),(6)の
壁体部(21)に伝播される振動または音波を,該壁体
部(21)の小孔(22),(22)に分散させ充填し
たグラスウール(20)等の吸音層に吸収させ振動また
は音波を減衰し消波させ遮音効率を改善する構成とする
こともできる。
【0018】
【実施例2】図7〜8において,上記中空根太材
(6),(6)間に,ALCパネル等の破砕粒(7)の
大粒度(5〜15m/m位い)の破砕粒を母材とし,こ
れに,小粒度(2〜5m/m位い)の破砕粒(7)を,
重量比10〜30%の分散材を混合したものを根太材
(6),(6)の中間空間部に配置して実施することも
できる。これによって,大粒度の破砕粒(7)の多孔性
孔路によって消波減衰し得なかった音波を,小粒度の破
砕粒(7)の多孔性孔路を介して消波減衰し,その逆の
消波現象によって,大小粒度の破砕粒(7),(7)が
協同して,床部に伝播される周波数の異なる音波を,そ
れぞれ減衰することができるものと認められる。なお,
粒度の異なるALCパネルの破砕粒を混合に際し,小粒
度の破砕粒をALCパネルの破砕粒として混合すること
に代え,別の実施の態様として,真珠岩,黒よう石又は
これに準ずる石質を有する岩石を粉細し,焼成膨張させ
て製造するパーライト(JISA5007)の粒度1.
2〜5m/m級の破砕粒を,重量比10〜30%の分散
材として混合実施することもできる。
(6),(6)間に,ALCパネル等の破砕粒(7)の
大粒度(5〜15m/m位い)の破砕粒を母材とし,こ
れに,小粒度(2〜5m/m位い)の破砕粒(7)を,
重量比10〜30%の分散材を混合したものを根太材
(6),(6)の中間空間部に配置して実施することも
できる。これによって,大粒度の破砕粒(7)の多孔性
孔路によって消波減衰し得なかった音波を,小粒度の破
砕粒(7)の多孔性孔路を介して消波減衰し,その逆の
消波現象によって,大小粒度の破砕粒(7),(7)が
協同して,床部に伝播される周波数の異なる音波を,そ
れぞれ減衰することができるものと認められる。なお,
粒度の異なるALCパネルの破砕粒を混合に際し,小粒
度の破砕粒をALCパネルの破砕粒として混合すること
に代え,別の実施の態様として,真珠岩,黒よう石又は
これに準ずる石質を有する岩石を粉細し,焼成膨張させ
て製造するパーライト(JISA5007)の粒度1.
2〜5m/m級の破砕粒を,重量比10〜30%の分散
材として混合実施することもできる。
【0019】
【実施例3】図7において,さらに又,上記中空根太材
(6),(6)間に,破砕粒(7)を配置するに際し
て,該根太材(6),(6)間に,適宜の間隔毎に,縦
方向または横方向或いは,格子状に,グラスウール(2
0)a等の吸音層を帯状に配置し,該吸音層の各区画内
に破砕粒(7)を充填して遮音層を形成した構成とする
こともできる。これによって,根太材(6),(6)間
の破砕粒(7)に伝播される音波を,区画毎のグラスウ
ール(20)aの遮音層を介して一旦緩和させ,破砕粒
(7)の多孔性孔路中に入射させ減衰消波させ,破砕粒
(7)単一の遮音層よりも効率的な遮音効果を期するこ
とができる。
(6),(6)間に,破砕粒(7)を配置するに際し
て,該根太材(6),(6)間に,適宜の間隔毎に,縦
方向または横方向或いは,格子状に,グラスウール(2
0)a等の吸音層を帯状に配置し,該吸音層の各区画内
に破砕粒(7)を充填して遮音層を形成した構成とする
こともできる。これによって,根太材(6),(6)間
の破砕粒(7)に伝播される音波を,区画毎のグラスウ
ール(20)aの遮音層を介して一旦緩和させ,破砕粒
(7)の多孔性孔路中に入射させ減衰消波させ,破砕粒
(7)単一の遮音層よりも効率的な遮音効果を期するこ
とができる。
【0020】
【実施例4】図7〜8において,上記根太材(6),
(6)間に配置する破砕粒(7)を通気性を具える紙袋
或いは通気性を具える合成樹脂材料製の袋体(24)そ
の他ケース等に充填して配置することによって,該破砕
粒(7)を配置する際,破砕粒(7)が徒らに飛散した
り散逸して周囲を汚損する等の免倒の生ずるおそれはな
く,配置作業を省力化し能率化することができる。そし
て,その際,袋体(24)は,通気性を具えるので,破
砕粒(7)の多孔性孔路を遮断することはないので,破
砕粒(7)は本来の遮音効果を発揮することができる。
なお,上記袋体(24)の容量,形状,可撓性等は,根
太材間の所定の空間部に適合し易いように,予め計測し
た上製作貯蔵することが望ましい。
(6)間に配置する破砕粒(7)を通気性を具える紙袋
或いは通気性を具える合成樹脂材料製の袋体(24)そ
の他ケース等に充填して配置することによって,該破砕
粒(7)を配置する際,破砕粒(7)が徒らに飛散した
り散逸して周囲を汚損する等の免倒の生ずるおそれはな
く,配置作業を省力化し能率化することができる。そし
て,その際,袋体(24)は,通気性を具えるので,破
砕粒(7)の多孔性孔路を遮断することはないので,破
砕粒(7)は本来の遮音効果を発揮することができる。
なお,上記袋体(24)の容量,形状,可撓性等は,根
太材間の所定の空間部に適合し易いように,予め計測し
た上製作貯蔵することが望ましい。
【0021】
【実施例5】図8において,上記根太材(6),(6)
間に,破砕粒(7)を配置し,該根太材(6),(6)
上面に,上記複合床部(10)を張設することに代え,
別の実施例として,水平部材(2)上の根太材(6),
(6)間に,グラスウール(20)等の吸音層をシート
状に配置した上面に,破砕粒(7)を配置し,さらに,
グラスウール(20)等の吸音層をシート状に積層した
上,上記根太材(6),(6)上に,吸音性合板フロア
ー(8)を載置し,および該吸音性フロアー(8)上に
おいて,上記根太材(6),(6)に対応する位置に,
両面接着シート(4),(4)を付装した遮音マット
(5)a,(5)aを介して,上段目根太材(6)a,
(6)aを積層配置して,該上段目根太材(6)a
(6)a間に,根太空気層(25)を設け,該上段目根
太材(6)a,(6)a上に,吸音性合板フロアー
(8),不燃性ボード(9)およびALCパネル(3)
を積層した複合床部(10)を形成して,仕上床材(1
1)を張設して床部を構成することができる。
間に,破砕粒(7)を配置し,該根太材(6),(6)
上面に,上記複合床部(10)を張設することに代え,
別の実施例として,水平部材(2)上の根太材(6),
(6)間に,グラスウール(20)等の吸音層をシート
状に配置した上面に,破砕粒(7)を配置し,さらに,
グラスウール(20)等の吸音層をシート状に積層した
上,上記根太材(6),(6)上に,吸音性合板フロア
ー(8)を載置し,および該吸音性フロアー(8)上に
おいて,上記根太材(6),(6)に対応する位置に,
両面接着シート(4),(4)を付装した遮音マット
(5)a,(5)aを介して,上段目根太材(6)a,
(6)aを積層配置して,該上段目根太材(6)a
(6)a間に,根太空気層(25)を設け,該上段目根
太材(6)a,(6)a上に,吸音性合板フロアー
(8),不燃性ボード(9)およびALCパネル(3)
を積層した複合床部(10)を形成して,仕上床材(1
1)を張設して床部を構成することができる。
【0022】
【発明の効果】本願の発明は,上述の構成を有するの
で,下記の効果を奏することができる。 (イ),根太材は,大引等の水平部材上に,ピン結合に
よらずに,遮音マットを介して弾持され,省力的に配置
できる。
で,下記の効果を奏することができる。 (イ),根太材は,大引等の水平部材上に,ピン結合に
よらずに,遮音マットを介して弾持され,省力的に配置
できる。
【0023】(ロ),上記遮音マットに弾持された根太
材は,建物の壁体部,梁,桁等の躯体部からの振動を緩
和し,防振効果を発揮する。
材は,建物の壁体部,梁,桁等の躯体部からの振動を緩
和し,防振効果を発揮する。
【0024】(ハ),根太材の中空部に,吸音層を充填
するので,躯体部又は上階部からの振動を緩和吸収して
防振に役立つ,さらに,根太材の壁体部に多数の小孔を
設けた場合においては,振動および音響は,該小孔を介
して分散入射し,破砕粒に伝達するので,一層振動,音
響を減衰することができる。
するので,躯体部又は上階部からの振動を緩和吸収して
防振に役立つ,さらに,根太材の壁体部に多数の小孔を
設けた場合においては,振動および音響は,該小孔を介
して分散入射し,破砕粒に伝達するので,一層振動,音
響を減衰することができる。
【0025】(ニ),請求項2における根太材間に,粒
度の異なる破砕粒を混合した遮音層を形成することによ
って,大粒度の破砕粒によっては吸収減衰し難い音波
を,小粒度の破砕粒によって減衰させ,逆に,小粒度の
破砕粒によっては,減衰不充分の音波を,大粒度の破砕
粒により減衰消波させることとなり,総合的な遮波効率
を良くする。
度の異なる破砕粒を混合した遮音層を形成することによ
って,大粒度の破砕粒によっては吸収減衰し難い音波
を,小粒度の破砕粒によって減衰させ,逆に,小粒度の
破砕粒によっては,減衰不充分の音波を,大粒度の破砕
粒により減衰消波させることとなり,総合的な遮波効率
を良くする。
【0026】(ホ),請求項4における通気性を具える
袋体に,破砕粒を充填して配置することによって,破砕
粒の細粉の飛散等による還境汚損等のおそれをなくし,
および,作業能率を増進できる。
袋体に,破砕粒を充填して配置することによって,破砕
粒の細粉の飛散等による還境汚損等のおそれをなくし,
および,作業能率を増進できる。
【0027】(ヘ),また,請求項5および請求項9に
おける遮音層においては,破砕粒とグラスウールとは交
互に積層配置することによって,上階と下階間における
遮音効果を挙げることができる。
おける遮音層においては,破砕粒とグラスウールとは交
互に積層配置することによって,上階と下階間における
遮音効果を挙げることができる。
【0028】(ト),請求項10における所定の根太材
上に,上段目根太材を積層配置し,該上段目根太材間
に,空気層を形成した上,複合床部を積層張設すること
によって,床部全体の構成は,剛性が改善され,上階部
からの振動,音響等は,上記複合床材と上段目根太材間
の空気層とにより著しく緩和された上,下段根太材間の
破砕粒による遮音層を介して減衰消波され一層防振消波
効果を発揮することができる等種々の工業的効果を奏す
る。
上に,上段目根太材を積層配置し,該上段目根太材間
に,空気層を形成した上,複合床部を積層張設すること
によって,床部全体の構成は,剛性が改善され,上階部
からの振動,音響等は,上記複合床材と上段目根太材間
の空気層とにより著しく緩和された上,下段根太材間の
破砕粒による遮音層を介して減衰消波され一層防振消波
効果を発揮することができる等種々の工業的効果を奏す
る。
【0029】
【図1】床部要部の斜視図である。
【図2】中空根太材の拡大縦断面図である。
【図3】同拡大横断面図である。
【図4】中空根太材の別の実施態様における拡大縦断面
図である。
図である。
【図5】同拡大横断面図である。
【図6】遮音マットの拡大断面図である。
【図7】根太材間に,袋体に充填した破砕粒を配置した
床部要部の拡大断面図である。
床部要部の拡大断面図である。
【図8】別の実施例における袋体に充填した破砕粒とシ
ート状のグラスウールとを交互に積層し,上段目根太材
を積層配置した床部要部の拡大断面図である。
ート状のグラスウールとを交互に積層し,上段目根太材
を積層配置した床部要部の拡大断面図である。
1:遮音装置 2:水平部材 3:ALCパネル 3a:ALCパネル 4,4:接着シート 5,5:遮音マット 6,6:中空根太材 6a,6a:上段目根太材 7:破砕粒 8:合板フロアー 9:不燃性ボード 10:複合床部 11:仕上げ床材 12:建物壁体部 13:柱部材 14:桁部材 15:躯体部 16:断熱層 17:空気層 17a:空気層 18:シージングボード 19:石こうボード 20,20a:グラスウール 21:根太の壁体部 22,22:小孔 24:袋体 25:根太空気層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/20 9024−2E G10K 11/16
Claims (10)
- 【請求項1】 床部に配置するI型鋼等の水平部材上
に,軽量気泡コンクリートパネルを張設して,防振手段
を具える根太材を配置すると共に,該根太材間に,AL
Cパネル等の破砕粒を配置した上,該根太材上に,少な
くとも吸音性合板フロフー,不燃性ボードおよび軽量気
泡コンクリートパネルを積層した複合床部を形成して仕
上げ床材を張設したことを特徴とする床部の防振兼遮音
装置。 - 【請求項2】 根太材間に,粒度の異なるALCパネル
等の混合破砕粒を配置した請求項1記載の防振兼遮音装
置。 - 【請求項3】 根太材間に,ALCパネル等の大粒度の
破砕粒を母材とし,これに小粒度の破砕粒を重量比1
0、30%の分散材を混合した破砕粒を配置した請求項
2記載の床部の防振兼遮音装置。 - 【請求項4】 根太材間に,通気性を具える袋体又は通
気性を具える合成繊維製袋体に充填したALCパネル等
の破砕粒を配置した請求項1記載の床部の防振兼遮音装
置。 - 【請求項5】 根太材間に,適宜の間隔をおいて,縦方
向又は横方向或いは格子状にグラスウールその他無機繊
維素材からなる吸音層を介して,通気性を具える袋体に
充填したALCパネル等の破砕粒を配置した請求項1記
載の床部の防振兼遮音装置。 - 【請求項6】 水平部材上に,両面接着マットを介し
て,中空根太材を配置した請求項1記載の床部の防振兼
遮音装置。 - 【請求項7】 根太材の中空部に,グラスウールその他
無機質素材からなる吸音層を充填した請求項6記載の床
部の防振兼遮音装置。 - 【請求項8】 中空根太材の壁体部に多数の小孔を貫設
した請求項7記載の床部の防振兼遮音装置。 - 【請求項9】 根太材間に,グラスウール等の無機質素
材からなる吸音層を配置し,該吸音層上に,ALCパネ
ル等の破砕粒を積層し,さらに,該破砕粒上に,上記吸
音層を積層した請求項1記載の床部の防振兼遮音装置。 - 【請求項10】 根太材間に,ALCパネル等の破砕粒
を配置し,これに,吸音性合板フロアーを戴置し,該吸
音性合板フロアー上の,上記根太材に対応した位置に緩
衝ゴムを介して上段目の根太材を積層して配置し,根太
空気層を形成すると共に,該上段目の根太材上に,吸音
性合板フロアー,不燃性ボートおよび軽量気泡コンクリ
ートパネルを積層した複合床部を形成して,仕上げ床材
を張設したことを特徴とする床部の防振兼遮音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275466A JP2915809B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 建物の遮音床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275466A JP2915809B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 建物の遮音床構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105192A true JPH08105192A (ja) | 1996-04-23 |
JP2915809B2 JP2915809B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17555937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6275466A Expired - Lifetime JP2915809B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 建物の遮音床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2915809B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003646A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Daiwa House Ind Co Ltd | 制振床の構造、制振床パネル及び制振根太材 |
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JP2020076293A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-05-21 | 大建工業株式会社 | 遮音床下地材、遮音床構造及びその施工方法 |
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JPH0241233U (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-22 |
-
1994
- 1994-10-03 JP JP6275466A patent/JP2915809B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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---|---|
JP2915809B2 (ja) | 1999-07-05 |
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