Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH0784000A - Lsiのac特性測定システム - Google Patents

Lsiのac特性測定システム

Info

Publication number
JPH0784000A
JPH0784000A JP5229362A JP22936293A JPH0784000A JP H0784000 A JPH0784000 A JP H0784000A JP 5229362 A JP5229362 A JP 5229362A JP 22936293 A JP22936293 A JP 22936293A JP H0784000 A JPH0784000 A JP H0784000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
pulse
lsi
measurement
measurement pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5229362A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hirose
幸夫 廣瀬
Izuru Kato
出 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5229362A priority Critical patent/JPH0784000A/ja
Publication of JPH0784000A publication Critical patent/JPH0784000A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSIのAC特性の測定システムに係り、特
にデジタルLSIのセットアップ時間やホールド時間を
測定する測定システムに関し、なるべく人手を省いて、
測定の効率化が図れるようにすることを目的とする。 【構成】 被測定LSI 4の外部に、クロックCLK を供
給するクロック供給手段1と、クロックに同期し一定幅
の測定パルスを繰り返して発生するパルス発生手段2
と、該測定パルスを遅延させて被測定LSI 4に供給
し、測定パルスの繰返し毎に切替制御信号SEL に基づい
て前回入力に比べてクロックとの位相差が小さくなる方
向に遅延量を変化させるパルス遅延手段 3とを設けると
ともに、被測定LSI 4の内部に、測定パルスの繰返し
毎に測定対象の入力ラッチ回路41が測定パルスを正しく
取り込んだかどうかを判定し、正しく取り込まれている
間は前記遅延量を変化させるための切替制御信号SEL を
出力する入力ラッチ判定手段43とを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIのAC特性の測
定システムに係り、特にデジタルLSIのセットアップ
時間やホールド時間を測定する測定システムに関する。
【0002】LSIのAC特性試験とは、伝播遅延時
間、出力波形の遷移時間、セットアップ時間、ホールド
時間、最小クロックパルス幅、最大クロック周波数など
のデジタルLSIの動作特性を測定するものである。
【0003】
【従来の技術】入力データを取込み、取込んだデータに
所定の処理を行って出力するデジタルLSIでは、入力
データをクロックの立上りまたは立下りエッジのタイミ
ングで取り込むための入力ラッチ回路を設け、入力デー
タの1クロック内の遅延を吸収するようにしている。
【0004】この入力ラッチ回路に入力データが正しく
取込まれるためには、入力ラッチ回路のデータ入力端子
に加えられる入力データはクロックの取込みエッジより
所定時間だけ前に所望のレベルになっており、かつ該取
込みエッジの後も所定時間だけ該所望レベルに保持され
る必要がある。このクロックの取込みエッジの前後での
必要なデータ継続時間は、前者はセットアップ時間、後
者はホールド時間と称され、LSIのAC特性として正
確に測定されなければならない。
【0005】即ち、図5に示すように、クロックCLK
の立上りでデータD0 をラッチするものとすると、(a)
で示すようにクロックCLK の立上りがデータDOの中心付
近に存在すると確実にラッチできる。しかし、データD0
が(b) に示すように遅延していくとデータD0の発生時刻
とクロック立上り時刻とが接近しすぎて正しくラッチで
きるなる。この正しくラッチ出来なくなる遅延時間Tsが
セットアップ時間である。
【0006】またデータD0が(c) に示すように,(a)より
進むとデータD0の消失時刻とクロック立上り時刻が接近
しすぎて正しくラッチできなくなる。この正しくラッチ
できなくなる遅延時間幅Thがホールド時間である。
【0007】入力ラッチを内蔵するデジタルLSI ではセ
ットアップ時間やホールド時間は所定の時間幅以内にな
っていることが必要であり、ユーザの立場側は、規定さ
れているセットアップ時間やホールド時間を考慮してL
SIを使用する必要がある。このため、LSI を設計する
毎に、セットアップ時間やホールド時間を測定しなくて
はならない。
【0008】従来のセットアップ/ホールド時間測定シ
ステムを図6に示す。クロックCLKに同期して所定の測
定用入力データをパルス発生回路80で生成し、可変遅延
素子81を介して、被測定LSI 82のデータ入力端子82c に
供給する。被測定LSI 82の内部では、入力ラッチ回路82
a がクロックの取込みエッジのタイミングで入力データ
を正しく取り込むと、その入力ラッチ回路82a が出力す
る入力データを主論理処理回路82b が所定に処理して、
出力端子82d に出力する。そこで、入力データに与える
遅延量を可変遅延素子81を調整して変化させつつ、LSI
82のその入力データに関係する出力データを選んで、オ
シロスコープ等の測定機器84で人手により観測し、LSI
の入力ラッチ回路が正しく入力データを取り込めたかど
うかを判断する。そして、入力データが正しく取り込め
なくなったときの入力データとクロックとの位相差をオ
シロスコープ等の測定機器85で測定するというものであ
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の測定シス
テムでは、可変遅延素子の調整を人手によって行うこ
と、入力データで直接影響を受ける観測用の出力データ
を摘出すること、その出力データをオッシロスコープの
画面で観測して正しくラッチされたかどうかを判定する
ことなどに時間がかかり測定効率が悪いという問題があ
った。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み創出されたもの
で、なるべく人手を省いて、セットアップ/ ホールド時
間の測定の効率化が図れる測定システムを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のLSI
のAC特性測定システムの原理構成図である。上記課題
を解決するため、本発明のLSIのAC特性測定システ
ムは、図1に示すように、被測定LSI 4の外部に、ク
ロックCLK を供給するクロック供給手段1と、前記クロ
ックに同期し一定幅の測定パルスを繰り返して発生する
パルス発生手段2と、前記クロックに対して位相差が生
じるように測定パルスを遅延させて前記被測定LSI 4
に供給し、その際の遅延量を、前回入力に比べて該位相
差が小さくなる方向に切替制御信号SEL に基づいて前記
繰返し毎に変化させるパルス遅延手段3とを設け、被測
定LSI 4の内部に、前記遅延させた測定パルスをクロ
ックに同期して取り込む入力ラッチ回路41と、測定パル
スの繰返し毎に前記入力ラッチ回路41が測定パルスを正
しく取り込んだかどうかを判定し、正しく取り込まれて
いる間は前記遅延量を変化させるための切替制御信号SE
L を出力する入力ラッチ判定手段43とを設けて構成し、
また、前記パルス発生手段2が発生する測定パルスは、
Nクロック幅より長くかつN+1クロック幅より短い期
間、同一レベルが継続するものであり、前記入力ラッチ
判定手段 43 が、前記入力ラッチ回路41の出力が前記測
定パルスの同一レベルに対応する値のとき、前記クロッ
クCLK を計数するN+1進カウンタ43aと、該N+1進
カウンタのキャリを計数し、その計数値を切替制御信号
SEL として前記パルス遅延手段 3に出力する第二のカウ
ンタ43b とを有するものであり、さらにまた、前記測定
パルス発生手段43を被測定LSI4 の内部に設けたもの
である。
【0012】
【作用】測定パルスとクロックとの位相差がホールド時
間またはセットアップ時間より大きい間は、測定パルス
が入力する度に、次の測定パルスの遅延量がクロックと
の位相差が小さくなる方向に変化する。そして、この位
相差がホールド時間またはセットアップ時間より小さく
なると、測定パルスが正しく取り込まれなくなるので入
力ラッチ判定手段は前記遅延量を変化させることを停止
する。即ち、測定パルスに与えられる遅延量がホールド
時間またはセットアップ時間より小さくなった時点で一
定になる。この遅延量からホールド時間またはセットア
ップ時間が求まる。
【0013】第二発明においては、N+1進カンタはク
ロックをN+1個数えるとキャリを出す。測定パルスが
ラッチ回路に正しく取り込まれている場合には、入力ラ
ッチ回路の出力は、クロックのデータ取込み用エッジが
N+1回入力する間、同一レベルで継続する。そして、
N+1進カウンタのキャリによって第二のカウンタの計
数値は1ずつインクリメントする。計数値に基づいて、
測定パルス遅延手段はクロックとの位相差が小さくなる
ように測定パルスに与える遅延量を制御するので、次の
測定パルスに与えられるクロックとの位相差は1ステッ
プ分変化する。このステップは1クロック幅に対して充
分小さい値に設定する。このように、測定パルスが入力
される度に、二つのカウンタによって、測定パルスがL
SI内部で正しく取り込めたかどうかが判定され、正し
い場合には、測定パルスとクロックとの間の位相差が1
ステップずつ増加または減少しながらデータ入力が繰り
返される。そして、位相差がセットアップ時間またはホ
ールド時間より小さくなると、入力ラッチ回路の出力の
同一レベル継続時間はNクロック幅より短くなるので、
第一のカウンタがキャリを出力せず、第二のカウンタの
計数値のインクリメントは自動的に停止し、測定パルス
に与えられる遅延量は変化しなくなる。このときの第二
の計数値をもとにして、測定パルスに与えた遅延の絶対
値が分かるので、これを表示させて位相差を算出した
り、この停止しているときの測定パルスとクロックとの
位相差を実測することによって、ホールド時間やセット
アップ時間を簡単に求めることができる。
【0014】また第三発明では、通常、LSI の動作クロ
ックの周波数はLSI の設計時点でLSI の品種毎に決まっ
ており、セットアップ時間やホールド時間を測定する際
の測定パルスは固定されるので、半導体素子のみで実現
できるデータ発生手段をLSI 内部に組込むことによ
り、LSI 外部の構成要素を簡素化できる。
【0015】以上により、遅延素子の調整や、出力デー
タの観測が不要となるので、測定時間が短縮できる。
【0016】
【実施例】以下添付図面により本発明の実施例を説明す
る。図2は本発明の実施例構成図、図3はその動作タイ
ムチャート、図4は他の実施例構成図である。なお、全
図を通じて同一符号は同一対象物を表す。
【0017】図2は、被測定LSIの入力ラッチ回路の
セットアップ時間を測定する場合のシステム構成を示
す。図において、1はクロック供給部、2はパルス発生
回路、3は測定パルス遅延回路、4は被測定LSI、51
は表示制御回路、52は表示器、53はリセットイッチであ
る。
【0018】クロック供給部1は、例えば、周期50nsの
クロックCLK を供給する。パルス発生回路2は、クロッ
クCLK に同期した( クロックCLK と一定の位相関係にあ
る)測定パルスを生成するもので、例えばクロックCLK
の任意の立上りエッジより7nsだけ先行してそのレベル
が"L" →"H" に変化し、7ns+50ns×1.5 クロック=82
ns( 即ち1.5クロック幅+α)の間、"H" レベルが継続
し、2つめのクロックの立下がりエッジで"H" →"L" に
変化する測定パルスを、パルス幅に比べて充分長い繰返
し周期(例えば1ms)で、繰り返して出力する。
【0019】パルス遅延回路3は、0 〜7ns で1nsずつ
異なる遅延を与える8個の遅延素子DLY0〜DLY7と、8入
力端子に各遅延素子の出力が接続され、3ビットの切替
制御信号SEL により指定される何れか一つを選択するセ
レクタ31とからなる。そして、切替制御信号SEL が値
“0”のときは、遅延量0のDLY0が選択され、切替制御
信号SEL の数値が増すごとに、遅延量が1ns ずつ大きい
遅延素子が選択される。これにより、遅延後の測定パル
スの"L" →"H" 変化点がクロックの立上りエッジに対し
て先行する時間は、切替制御信号SEL の0,1,2,・・7 に
対応して7ns,6ns,5ns,・・・,0nsの如く設定されること
になる。
【0020】被測定LSI 4は例えばデジタル通信装置
において信号処理を行う2O万ゲート程度のもので、48の
データ入力端子と48のデータ出力端子を持ち、入力デー
タは入力ラッチ回路41-1〜でクロックCLK の立上りエッ
ジのタイミングで取り込み、主論理処理回路42により所
定の論理処理を行って出力するものである。そして、本
発明を実施するために、図1で示した入力ラッチ判定手
段として、セレクタ43c と、2進カウンタ43a 、第二の
カウンタ43b とが設けられている。
【0021】それぞれのデータ入力端子41a は、測定パ
ルス毎に設けられたDフリップフロップよりなる入力ラ
ッチ回路41-1〜41-3( 図では3入力分のみを示す)のデ
ータ入力D に接続されている。各入力ラッチ回路41-1〜
3 は、クロック端子C に外部から入力するクロックCLK
を受け、該クロックの立上りエッジでそのとき入力して
いるデータ入力のレベル( "H" または"L" ) を取込み、
出力端子Q に出力する。この出力は、主論理処理回路42
に与えられるとともに、セレクタ43cの一つの入力端子
に与えられるようになっている。セレクタ43c はLSI 外
部から入力する制御信号に従って、測定対象とするラッ
チ回路を一つだけを切替選択するものである。セレクタ
43c からの出力は、2進カウンタ43a のイネーブル端子
E とロード端子Lとに加えられる。そして、これらの端
子E,L への入力が"L" の場合にはこのカウンタ43a はデ
ータ端子D から計数値が“0”にリセットされており、
"H" に変化すると、動作状態となり、クロック端子C に
入力するクロックの立上り回数を計数する。そして、こ
の計数値が2 になるとQB端子の出力が"L" から"H"に変
化する。つまり、クロックを2 回数えると、QB端子から
キャリを出す2 進カウンタとして動作する。このキャリ
は第二のカウンタ43b のクロック入力Cに与えられる。
第二のカウンタ43b は、常時イネーブルであり、リセッ
ト端子からの"L" で“0”にリセットされ、クロック入
力Cへの入力が"L" から"H" に立ち上がる回数を計数す
る。そして、リセット端子には測定開始時に外部から
"L" のリセット信号を与えるようにしている。第二のカ
ウンタ43b の計数値は、LSI 4 の外部に取り出され、切
替制御信号SEL としてパルス遅延回路3 のセレクタ31に
与えられるとともに、表示制御回路51にも与えられる。
表示制御回路51は、この計数値データを所定に変換して
表示器52に計数値を表示させる。
【0022】次に図3を共に用いて動作を説明する。測
定対象とする入力ラッチ回路41-1を、セレクタ43cで選
択して二進カウンタ43a に接続する。スイッチ53によ
り、外部からのリセット信号の"L" パルスをリセット端
子R に与えると、第二のカウンタ43b の計数値は“0”
にリセットされるので、セレクタ31は遅延量0の遅延素
子DLY0を選択する。そこで、入力ラッチ回路41-1に入力
データとして加えられる1回目の測定パルスは遅延なし
で被測定ラッチ回路41-1に入力する。
【0023】このときの測定パルスはクロックの立上り
エッジより7ns先行して"H" となるので、最初のクロッ
ク立上りで入力ラッチ回路に取り込まれその出力は
"H" となる。次のクロック立上り時点でも、測定パル
スは"H" レベルにあり、且つホールド時間より充分長い
1/2クロック幅(25ns) の期間は測定パルスは"H" レ
ベルを継続するので、この2回目のクロック立上りで
も"H" レベルが取り込まれる。そして測定パルスが"L"
に変化したあとの最初のクロック立上りでラッチ回路
は測定パルスの"L" を取込み出力が"L" になる。このラ
ッチ回路出力の"L" レベルにより、2進カウンタは“0
0”にロードされ、次回のラッチ回路出力の"H" レベル
により、動作状態となり以後のクロック立上り回数を計
数する。ラッチ回路出力の"H" 継続時間は2クロック幅
となるので、2進カウンタはこの間にクロック立上りを
2回計数し、出力QBに"L" →"H" となるキャリを出
す。このキャリで第二のカウンタ43bの計数値は01とな
り、この01はセレクタ31に与えられる。セレクタ31は遅
延量1ns の遅延素子DLY1を選択する。繰返し周期1ms 後
に2 回目の測定パルスが、パルス発生回路で生成され、
この遅延素子DLY1により1ns 遅延されて、被測定ラッチ
回路に与えられる。この時の測定パルスはクロックの立
上りエッジに対して6ns 先行して"H" となる。これが、
セットアップ時間より大きい場合には、測定パルスは正
しく取り込まれ、カウンタ43b の計数値はインクリメン
トして02となる。これにより、3 回目の測定パルスには
遅延素子DLY2により、2ns の遅延が与えられる。
【0024】以下同様にして、遅延後の測定パルスとク
ロックとの位相差が、測定パルスの繰返し毎に1ns ずつ
小さくなっていく。そして、例えば、4 回目の測定パル
スが正しく取り込まれると、選択制御信号SEL が04とな
り4ns の遅延を与えるDLY4が選択される。そして、この
DLY4を介して次に入力する測定パルスの立上りがクロッ
ク立上りに対して先行する時間3 nsが、被測定入力ラッ
チ回路のセットアップ時間以下であるとすると、最初の
クロック立上りエッジでは、この測定パルスの"H" は
ラッチされず、次の立上りエッジでラッチされ、3つ
目の立上りエッジまで継続する。このためラッチ回路
の"H" 出力は1 クロック幅しか継続せず、2進カウンタ
の計数値は1 でストップする。従ってキャリQBの"H"
が出力されず、第二のカウンタはカウントアップせず、
4 回目入力後と同じ計数値04が継続する。このように第
二のカウンタ43b の計数値が04で停止した場合には、測
定パルスに4ns の遅延を与えたとき、即ちクロック立上
りに対する測定パルスの立上り先行時間3ns が被測定入
力ラッチ回路のセットアップ時間を満足しなくなったこ
とを示している。従って該入力ラッチ回路のセットアッ
プ時間は3ns と4nsとの間にあることが分かる。遅延量
の変化ステップを細かくすれば、さらに精密に測定でき
る。また、クロックと測定パルスとで伝送遅延時間が同
じにできない等で、カウント値からセットアップ時間を
算出できない場合には、カウントアップが停止している
状態で、被測定LSI の入力端子でクッロックと測定パル
スとの位相差をオシロスコープ等で実測してもよい。
【0025】ホールド時間の測定時においては、パルス
発生回路で発生させる測定パルスを、82nsの"H" レベル
継続時間と、最大遅延(7ns) を与えた時に被測定ラッチ
回路のホールド時間を充分満足するような立下りタイミ
ングとを有する固定位相の繰返しパルスとし、また遅延
素子を選択するセレクタは制御信号の数値が00の時に最
大遅延量の遅延素子が選択され、制御信号の数値が増加
するに従って1 ステップずつ遅延量が小さい遅延素子が
選択されるように構成すれば、上記と同様の動作でホー
ルド時間を測定できることは容易に分かる。 図3の実
施例は、パルス発生回路2を被測定LSI4' 内部に設
けるようにしたものであり、他の構成要素と動作は前述
の実施例と同一である。これにより、測定に際してパル
ス発生回路を外部に準備する必要がなく、AC特性の測
定がより簡単になる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、測定
パルスの遅延時間を自動的に増減させるとともに、増減
が停止したときの遅延時間からセットアッ時間やホール
ド時間を求めるようにしたので、測定が簡単になり、し
かも短時間で行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のLSIのAC特性測定システムの原
理構成図
【図2】 本発明の実施例構成図
【図3】 図2の動作タイムチャート
【図4】 本発明の他の実施例構成図
【図5】 セットアップ時間とホールド時間の説明図
【図6】 従来のセットアップ/ホールド時間測定シス
テム
【符号の説明】
1…クロック供給部、2,2' …パルス発生回路、3…パ
ルス遅延回路、31…8:1セレクタ、DLY0〜DLY7…遅延素
子、4,4'…被測定LSI、41,41-1 〜41-3…入力ラッチ
回路、43…入力ラッチ判定部、43a …2進カウンタ、43
b …第二のカウンタ、43c …8:1 セレクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定LSI(4) の外部に、 クロックCLK を供給するクロック供給手段(1) と、 前記クロックに同期し、一定幅の測定パルスを繰り返し
    て発生するパルス発生手段(2) と、 前記クロックに対して位相差が生じるように前記測定パ
    ルスを遅延させて前記被測定LSI(4) に供給し、その
    際の遅延量を、前回入力に比べて該位相差が小さくなる
    方向に切替制御信号SEL に基づいて前記繰返し毎に変化
    させるパルス遅延手段 (3)と を設け、 被測定LSI(4) の内部に、 前記遅延させた測定パルスをクロックに同期して取り込
    む入力ラッチ回路(41)と、 前記測定パルスの繰返し毎に前記入力ラッチ回路(41)が
    測定パルスを正しく取り込んだかどうかを判定し、正し
    く取り込まれている間は前記遅延量を変化させるための
    切替制御信号(SEL) を出力する入力ラッチ判定手段(43)
    と、を設けたことを特徴とするLSIのAC特性測定シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記パルス発生手段(2) が発生する測定パ
    ルスは、Nクロック幅より長くかつN+1クロック幅よ
    り短い期間、同一レベルが継続するものであり、 前記入力ラッチ判定手段(43)は、 前記入力ラッチ回路(41)の出力が前記測定パルスの同一
    レベルに対応する値のとき、前記クロックCLK を計数す
    るN+1進カウンタ(43a) と、 該N+1進カウンタ(43a) が出力するキャリを計数し、
    その計数値を切替制御信号SEL として前記パルス遅延手
    段(3) に出力する第二のカウンタ(43b) と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のLSIのAC特性測定シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記測定パルス発生手段(43)を被測定LS
    I4 の内部に設けたことを特徴とする請求項1記載のL
    SIのAC特性測定システム。
JP5229362A 1993-09-16 1993-09-16 Lsiのac特性測定システム Withdrawn JPH0784000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5229362A JPH0784000A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 Lsiのac特性測定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5229362A JPH0784000A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 Lsiのac特性測定システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0784000A true JPH0784000A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16890985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5229362A Withdrawn JPH0784000A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 Lsiのac特性測定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0784000A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7400160B2 (en) 2006-04-03 2008-07-15 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device, measurement method therefore and measurement system for measuring AC characteristics thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7400160B2 (en) 2006-04-03 2008-07-15 Nec Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device, measurement method therefore and measurement system for measuring AC characteristics thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4504749A (en) Delay pulse generating circuit
JP4995325B2 (ja) クロック乗せ換え回路およびそれを用いた試験装置
US7688671B2 (en) Semiconductor memory chip with on-die termination function
JPH11304888A (ja) 半導体試験装置
US6032282A (en) Timing edge forming circuit for IC test system
JPH08297177A (ja) 時間間隔測定回路
US5406132A (en) Waveform shaper for semiconductor testing devices
US6735732B2 (en) Clock adjusting method and circuit device
JP3633988B2 (ja) 半導体ic試験装置のタイミングエッジ生成回路
US6215345B1 (en) Semiconductor device for setting delay time
US6650162B2 (en) Digital clock generator circuit with built-in frequency and duty cycle control
JPWO2008114307A1 (ja) 遅延回路及び該回路の試験方法
US20090167317A1 (en) Apparatus And Method For Test, Characterization, And Calibration Of Microprocessor-Based And Digital Signal Processor-Based Integrated Circuit Digital Delay Lines
US5329240A (en) Apparatus for measuring clock pulse delay in one or more circuits
JPH0784000A (ja) Lsiのac特性測定システム
KR101074302B1 (ko) 신호 생성 회로
JPH1093406A (ja) タイミング発生装置
JPH08149119A (ja) ビット位相同期回路
JP2591849B2 (ja) テスト回路
US7495428B2 (en) Pulse generator, timing generator, and pulse width adjusting method
JP4866509B2 (ja) タイミング発生器及び試験装置
JP2547909B2 (ja) 可変自己補正ディジタル遅延回路
JP2000242358A (ja) タイミング信号発生回路
JPH06303226A (ja) 自動位相制御回路
JPH0786889A (ja) パルス信号発生回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128