JPH0783277B2 - ガロア体上の元の表現形式変換回路 - Google Patents
ガロア体上の元の表現形式変換回路Info
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- JPH0783277B2 JPH0783277B2 JP61232003A JP23200386A JPH0783277B2 JP H0783277 B2 JPH0783277 B2 JP H0783277B2 JP 61232003 A JP61232003 A JP 61232003A JP 23200386 A JP23200386 A JP 23200386A JP H0783277 B2 JPH0783277 B2 JP H0783277B2
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- circuit
- galois field
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- multiplication
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル処理回路に関し、特にその符号化・復
号回路において用いられるガロア体(galois体:加減乗
除の四則演算が行える元の集合で元の数が有限であるも
の。通常、qを元の数としてGF(q)で表わす。)上の
元の指数・ベクトル変換回路に関する。
号回路において用いられるガロア体(galois体:加減乗
除の四則演算が行える元の集合で元の数が有限であるも
の。通常、qを元の数としてGF(q)で表わす。)上の
元の指数・ベクトル変換回路に関する。
従来、ガロア体上の元の指数・ベクトル変換は処理が非
常に複雑であるので、指数・ベクトル変換回路としては
ROM(リードオンメモリー)に指数−ベクトル対応テー
ブルを生成しておきそれにより変換処理を行なうのが通
常であった。
常に複雑であるので、指数・ベクトル変換回路としては
ROM(リードオンメモリー)に指数−ベクトル対応テー
ブルを生成しておきそれにより変換処理を行なうのが通
常であった。
しかしながらROMは回路構成が大きいので回路構成の簡
略化には不適であった。このためROMに変わる簡単で回
路量の小さい指数・ベクトル変換回路が望まれていた。
略化には不適であった。このためROMに変わる簡単で回
路量の小さい指数・ベクトル変換回路が望まれていた。
本発明は、ROMを用いず、ゲート回路及び乗算回路によ
ってガロア体上の元の指数・ベクトル変換を行なう簡単
な回路の指数・ベクトル変換回路を提供することを目的
とする。
ってガロア体上の元の指数・ベクトル変換を行なう簡単
な回路の指数・ベクトル変換回路を提供することを目的
とする。
かかる目的を達成するために、本発明では、αを原始元
とするガロア体GF(2m)上の任意の元αnについて、指
数表現をn=2m-1・Nm-1+2m-2・Nm-2+・・・+2・N1
+N0とするとき、入力されるNi(i=0,1,・・・,m−
1)が1のときにαの2i乗を出力し、0のときに1を出
力する論理回路手段と、記憶手段と、該記憶手段の記憶
内容と前記論理回路手段からの出力とを乗算する乗算手
段と、該乗算手段の乗算結果を前記記憶手段に更新記憶
するように制御する制御手段とを具える。
とするガロア体GF(2m)上の任意の元αnについて、指
数表現をn=2m-1・Nm-1+2m-2・Nm-2+・・・+2・N1
+N0とするとき、入力されるNi(i=0,1,・・・,m−
1)が1のときにαの2i乗を出力し、0のときに1を出
力する論理回路手段と、記憶手段と、該記憶手段の記憶
内容と前記論理回路手段からの出力とを乗算する乗算手
段と、該乗算手段の乗算結果を前記記憶手段に更新記憶
するように制御する制御手段とを具える。
以下、本発明の実施例について説明する。
指数・ベクトル変換回路においては指数nはバイナリで
入力され、次のように表される。それからαnを生成す
るために次のように分解される。
入力され、次のように表される。それからαnを生成す
るために次のように分解される。
n=N7・128+N6・64+N5・32 +N4・16+N3・8+N2・4+N1・2+N0・1 αn=αN7・128・αN6・64・αN5・32・αN4・16 ・αN3・8・αN2・4・αN1・2・αN0 従って、Ni(i=0・・・7)が1のときα2^iを出力
し、0のとき1を出力する回路を構成し、その出力を順
次乗じていけばよい。そのブロック図を第1図に示し、
その動作タイミングを第2図に示す。符号長nのバイナ
リー表現がN0→N7の順で送られてきたときバスラインY
にはαN0→αN7・128が出力され乗算回路2に送られ
る。乗算回路2の出力Zからは順次αN0〜αN7・128を
乗じた出力が出力される。その出力をレジスタ3にとり
こみ、乗算回路2のもう一つの入力端子Xに出力する。
ただし、Xには、最初YがαN0を出力した時1を出力す
るようにレジスタの内容をセツトしておく。αN7・128
が出力されたときαnが生成される。
し、0のとき1を出力する回路を構成し、その出力を順
次乗じていけばよい。そのブロック図を第1図に示し、
その動作タイミングを第2図に示す。符号長nのバイナ
リー表現がN0→N7の順で送られてきたときバスラインY
にはαN0→αN7・128が出力され乗算回路2に送られ
る。乗算回路2の出力Zからは順次αN0〜αN7・128を
乗じた出力が出力される。その出力をレジスタ3にとり
こみ、乗算回路2のもう一つの入力端子Xに出力する。
ただし、Xには、最初YがαN0を出力した時1を出力す
るようにレジスタの内容をセツトしておく。αN7・128
が出力されたときαnが生成される。
HCKは、N0〜N7が出力されている間図示しないクロツク
発振器から出力されているクロツクパルスである。
発振器から出力されているクロツクパルスである。
ここでN0〜N7に従ってαN0〜N7・128を出力する指数/
ベクトル回路1の構成を第3図に示す。
ベクトル回路1の構成を第3図に示す。
この回路は従来はROMによって生成されていたが本実施
例ではゲート回路によって構成してある。尚、第3図に
おいて▲[+]▼はExclusive OR(排他的論理和)回
路、 はバスラインを示す。第3図の回路は既約多項式がp
(x)=x8+x4+x3+x2+1の場合においてNi=1(i
=0→7)のとき順次α=(01000000),α2=(0010
0000),α4=(00001000),α8=(10111000),α
16=(00110010),α32=(10111001),α64=(1111
1010),α128=(10100001)を出力し、Ni=0のとき
1を出力するゲート回路構成になっている。
例ではゲート回路によって構成してある。尚、第3図に
おいて▲[+]▼はExclusive OR(排他的論理和)回
路、 はバスラインを示す。第3図の回路は既約多項式がp
(x)=x8+x4+x3+x2+1の場合においてNi=1(i
=0→7)のとき順次α=(01000000),α2=(0010
0000),α4=(00001000),α8=(10111000),α
16=(00110010),α32=(10111001),α64=(1111
1010),α128=(10100001)を出力し、Ni=0のとき
1を出力するゲート回路構成になっている。
以上の構成によって、指数表現nから、ベクトル表現α
nへの変換を簡略化されたゲート回路と乗算回路によっ
て行なうことができる。
nへの変換を簡略化されたゲート回路と乗算回路によっ
て行なうことができる。
第1図の例ではαn生成までにN0〜N7をシリアルに出力
するために8クロツク入力必要であるが、クロツク入力
数を少なくしたい場合N0〜N7をパラレルに出力し、乗算
回路をそれに応じて複数もつことによってクロツク入力
にすることもできる。その場合回路量が多少本実施例よ
り多くなる。
するために8クロツク入力必要であるが、クロツク入力
数を少なくしたい場合N0〜N7をパラレルに出力し、乗算
回路をそれに応じて複数もつことによってクロツク入力
にすることもできる。その場合回路量が多少本実施例よ
り多くなる。
以上説明したように、本発明によれば、ガロア体上の元
の指数表現からベクトル表現への変換を、演算により実
現するようにしたので、両表現を対応させたテーブルを
利用する場合に比して、小さな回路規模で、この変換を
行うことができるという効果がある。
の指数表現からベクトル表現への変換を、演算により実
現するようにしたので、両表現を対応させたテーブルを
利用する場合に比して、小さな回路規模で、この変換を
行うことができるという効果がある。
第1図は本発明の実施例に係る指数・ベクトル変換回路
のブロツク図、第2図は第1図のブロツク図の動作タイ
ミングチヤート、第3図は指数/ベクトル回路の構成を
示す図である。 1……指数/ベクトル回路 2……乗算回路 3……レジスタ
のブロツク図、第2図は第1図のブロツク図の動作タイ
ミングチヤート、第3図は指数/ベクトル回路の構成を
示す図である。 1……指数/ベクトル回路 2……乗算回路 3……レジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】αを原始元とするガロア体GF(2m)上の任
意の元αnについて、指数表現を n=2m-1・Nm-1+2m-2・Nm-2+・・・+2・N1+N0 とするとき、入力されるNi(i=0,1,・・・,m−1)が
1のときにαの2i乗を出力し、0のときに1を出力する
論理回路手段と、 記憶手段と、 該記憶手段の記憶内容と前記論理回路手段からの出力と
を乗算する乗算手段と、 該乗算手段の乗算結果を前記記憶手段に更新記憶するよ
うに制御する制御手段とを具え、前記論理回路手段にNi
(i=0,1,・・・,m−1)を順次入力して、前記元αn
のベクトル表現を生成することを特徴とするガロア体上
の元の表現形式変換回路。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61232003A JPH0783277B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | ガロア体上の元の表現形式変換回路 |
EP96200874A EP0723342B1 (en) | 1986-09-30 | 1987-09-29 | Error correction apparatus |
DE3751958T DE3751958T2 (de) | 1986-09-30 | 1987-09-29 | Fehlerkorrekturgerät |
DE3752367T DE3752367T2 (de) | 1986-09-30 | 1987-09-29 | Fehlerkorrekturgerät |
EP93201798A EP0566215B1 (en) | 1986-09-30 | 1987-09-29 | Error correction apparatus |
EP87308648A EP0262944B1 (en) | 1986-09-30 | 1987-09-29 | Error correction apparatus |
DE3789266T DE3789266T2 (de) | 1986-09-30 | 1987-09-29 | Fehlerkorrekturgerät. |
US08/400,521 US5590138A (en) | 1986-09-30 | 1995-03-07 | Error correction apparatus |
US08/701,327 US5774389A (en) | 1986-09-30 | 1996-08-23 | Error correction apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61232003A JPH0783277B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | ガロア体上の元の表現形式変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386924A JPS6386924A (ja) | 1988-04-18 |
JPH0783277B2 true JPH0783277B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16932418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61232003A Expired - Fee Related JPH0783277B2 (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | ガロア体上の元の表現形式変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0783277B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5275398B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2013-08-28 | 株式会社東芝 | リードソロモン復号器及び受信装置 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP61232003A patent/JPH0783277B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6386924A (ja) | 1988-04-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |