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JPH0783788B2 - トウピース - Google Patents

トウピース

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Publication number
JPH0783788B2
JPH0783788B2 JP2190872A JP19087290A JPH0783788B2 JP H0783788 B2 JPH0783788 B2 JP H0783788B2 JP 2190872 A JP2190872 A JP 2190872A JP 19087290 A JP19087290 A JP 19087290A JP H0783788 B2 JPH0783788 B2 JP H0783788B2
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JP
Japan
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casing
toe piece
bearing
support
support portion
Prior art date
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Application number
JP2190872A
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English (en)
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JPH0357471A (ja
Inventor
カール・シユトリツツル
アンドレアス・ヤーニツシユ
フーベルト・ヴユルトナー
Original Assignee
ハーテーエム シュポルトー ウント フライツァイトゲレーテ アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Priority claimed from AT0176289A external-priority patent/AT396066B/de
Priority claimed from AT0279089A external-priority patent/AT399822B/de
Application filed by ハーテーエム シュポルトー ウント フライツァイトゲレーテ アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ハーテーエム シュポルトー ウント フライツァイトゲレーテ アクチエンゲゼルシャフト
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Publication of JPH0783788B2 publication Critical patent/JPH0783788B2/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トウピースであって、スキーに固定されたケ
ーシングを有しており、該ケーシング内に解除ばねが収
容されていて、該解除ばねによってばね付勢された抗張
ロッドがこのケーシングを貫通して設けられており、該
抗張ロッドがケーシング内でガイドされたスライダを介
して、支承部で支えられた2つのアングルレバーの短い
方のレバーアームに作用し、これら2つのアングルレバ
ーが鉛直な軸を中心にして旋回可能であって、2つのア
ングルレバーの前記軸が、抗張ロッドのための貫通孔を
備えた支承部内に配置されており、これらのアングルレ
バーの長い方のレバーアームがスキー靴の靴底の前方端
部に当接する形式のものに関する。
〔従来の技術〕
このような形式のトウピースは、AT−PS 321170号明細
書に開示されている。この公知のトウピースにおいて
は、2つのアングルレバーが靴底の側方だけを取り囲ん
でいる。靴底を上方から保持するために付加的な靴底ホ
ルダーが設けられているが、この靴底ホルダーは、種々
異なる厚さの靴底に合わせて手によってその高さ位置を
調節しなければならない。従ってこのようなトウピース
の操作は時間のロスを招くことになる。
DE−OS 2448769号明細書に開示されたトウピースにおい
ては、解除ばねを収容するケーシングが、滑走位置で平
面図見てほぼアーチ状の靴底ホルダーが3点支承形式で
支持される裏側を有している。この靴底ホルダーは、解
除ばねでばね付勢される抗張ロッドによってケーシング
の裏側に押し付けられている。このような形式のトウピ
ースは、スキヤーの純粋な回転転倒時及び後方転倒時に
おいても、また後方回転転倒時においても解除され得
る。この時に必要な解除力の変化は、解除ばねのプレロ
ードを調節することによって及び、ケーシングの裏側で
靴底ホルダーの上側の支持点をずらすことによって行わ
れる。
しかしながらこのトウピースは、靴底ホルダーが、靴底
の厚さの変化及び外周面の変化に合わせて調節できない
ので、このトウピースに合った正確な寸法の靴底におい
てしか使用できないという欠点を有している。
また、DE−OS 3020346号明細書の第1実施例(第1図〜
第7図参照)によるトウピースは、スキーに固定された
ケーシングを有しており、このケーシング内に調節可能
なプレロードを有する解除ばねが収容されている。この
解除ばね内には抗張ロッドが貫通しており、この抗張ロ
ッドの、スキー靴に向けられた側の端部は、接続部材が
取り付けられた軸受け孔内で終わっている。この接続部
材には調節ねじがねじ込まれている。調節ねじの両端部
は靴底ホルダーに支承されている。この靴底ホルダー
は、平面図で見て、横方向でトウピースに向かって延び
る中間の部材と、この中間の部材に所定の角度で取り付
けられた2つの脚とから成っている。中間の部材は解除
ばねによって、ケーシングの突起する縁部に向かって引
き寄せられていて、3点支承が形成されている。
別の実施例(DE−OS 3020346号明細書の第8図〜第13図
参照)においては、スキーにピンが鉛直方向に固定され
ていて、このピンに、靴底ホルダーを備えた、解除ばね
のためのケーシングが支承されている。この場合も、ピ
ンにおけるケーシングの3点支承が形成されている。
これら2つの実施例においては、靴底ホルダーは、スキ
ー上側面に対する平行平面でだけ旋回するのではなく、
スキヤーが後方転倒した時でも靴底ホルダーが持ち上げ
られるようになっているが、靴底ホルダーは、任意の靴
底の形状に合わせることのできない剛性体として構成さ
れている。
AT−PS 315698号明細書に開示されたトウピースにおい
ては、前記公知のトウピースにおける欠点は存在しな
い。このAT−PS 315698号明細書の第1実施例(第1図
〜第3図参照)によれば、押圧ばねによってばね付勢さ
れた抗張ロッドが、スキー固定されたケーシングに取り
付けられており、この抗張ロッドに、環状溝を備えたピ
ストンが固定されている。ケーシングのベースはスキー
靴に向かって延長されていて、2つの鉛直な旋回軸を有
している。これら2つの旋回軸に旋回レバーが支承され
ていて、この旋回レバーの長い方のレバーアームが靴底
に当接している。2つの旋回レバーの短い方のレバーア
ームはピストンの前記環状溝に係合する。
この公知のトウピースの第2実施例(第4図及び第5図
参照)においては、引っ張りばねによって付勢された抗
張ロッドに係止部材が設けられており、この係止部材
が、2つの旋回レバーの短い方のレバーアームに設けら
れた孔に係合する。この公知例の2つの実施例における
トウピースは、種々異なる構造に構成されたスキー靴を
スキーに良好に固定させることを可能にするが、スキヤ
ーが後方に転倒した時にスキー靴を解放させることはで
きない。
〔発明の課題〕
そこで本発明の課題は、前記公知のトウピースにおける
欠点を取り除いて、一方では種々異なる寸法のスキー靴
に自動的に合わせることができ、他方ではスキヤーが純
粋に回転転倒した時も、後方転倒した時も、また後方回
転転倒した時もスキー靴が確実に解放され得るようなト
ウピースを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題は、本発明によれば、請求項1の上位概念から
出発して、ケーシングが、1つの支承部のために2つの
当接面を有しており、これらの当接面が、トウピースを
側面から見て抗張ロッドに対して鉛直方向に間隔を保っ
て配置されており、前記支承部が対抗面を有していて、
この対抗面によって支承部が、スキーの滑走位置で解除
ばねに影響を与えながらケーシングの前記2つの当接面
に当接するようになっており、前記2つの当接面がスキ
ー上面側に対して鋭角(α,β)を成して傾斜せしめら
れていて、下側の角度(α)が上側の角度(β)よりも
小さく設定されており、前記対抗面が、トウピースの非
作業位置で前記2つの当接面と同一の角度で延びるよう
に構成されていることによって解決された。
〔作用及び効果〕
本発明のトウピースによれば、2つのアングルレバーの
ための別個の支承部が設けられている。この支承部は、
ケーシングの2つの当接面で支えられており、トウピー
スの長手方向平面内で旋回するだけではなく、スキー長
手方向軸線に対して直交する方向の平面内でも所定の程
度だけ回転させることができる。
また靴底が厚い場合に、2つのアングルレバーをやや旋
回させることができる。この旋回は、スキヤーがスキー
靴でスキーにステップインするのを容易にする。
請求項2に記載の構成要件によれば、解除ばねによって
惹起される押圧力は支承部の上側の範囲及び下側の範囲
に良好に分配され得る。
請求項3に記載の構成要件によれば、スキヤーが後方転
倒した時の、支承部の支持が改良された。
請求項4に記載の構成要件によれば、支承部は、鉛直な
長手方向平面であらかじめ所定の程度だけ旋回せしめら
れてから、支承部の旋回が行われる。従って2つの過程
は時間的に連続して行われる。
請求項5に記載の構成要件によれば、ケーシング内での
抗張ロッドの確実なガイドが得られる。
請求項6に記載の構成要件によれば、回転モーメントに
対する鉛直なバーの確保が保証される。
請求項7及び8に記載の構成要件によれば、ケーシング
と支承部との間の摩擦力が低下せしめられる。
請求項9に記載の構成要件によれば、支承部が非常に大
きく旋回せしめられると、それに伴って支承部が出発位
置(滑走位置)に戻る運動が速められる。
請求項10に記載の構成要件によれば、トウピースの非作
業位置若しくは滑走位置において、支承部がケーシング
の横壁に確実に当接せしめられる。
請求項11に記載の構成要件によれば、支承部は簡単な形
式でセンタリングせしめられる。
請求項12に記載の構成要件によれば、1回転後に生じ
る、ケーシングに対する支承部の運動が許容されるの
で、摩擦が避けられる。
請求項13に記載の構成要件によれば、2つの種々異なる
当接範囲に同時に1つの対抗面が対応配置されているの
で、支承部の簡略化された構成が得られる。
請求項14及び15に記載の構成要件によれば、間隔“b"が
一定に保たれる。
請求項16に記載の構成要件によれば、転倒時にトウピー
スによってスキヤーが怪我することは避けられ、それと
同時に支持範囲に構造が簡略化される。
請求項17に記載の手段によって、強い応力がかかった時
でもトウピースの損耗が減少される。
下側の当接面からの支持範囲の間隔は広い範囲で変える
ことができるが、この間隔と、2つの別の当接面間の間
隔との比は、請求項18に記載のように、1:1.3が特に有
利である。
請求項19に記載の構成要件によって、支承部の旋回過程
の運動学が改善される。
請求項20に記載の構成要件によって簡単な形式で支承部
の旋回角度の制限が可能である。
〔実施例〕
次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。
第1図〜第13図には、トウピースの全体が符号1で示さ
れている。トウピース1はケーシング2を有しており、
このケーシング2は、ねじ3b(詳しく図示せず)によっ
てスキー3の上側3aに固定されている。ケーシング2に
は、コイルばねとして構成された解除ばね4が収容され
ており、この解除ばね4は公知の形式でねじ山付きスリ
ーブ5によって調節され得る。解除ばね4はばね受け6
と軸受けブシュ7との間に配置されており、軸受けブシ
ュ7はケーシング2の鉛直な横壁2aに支承されている。
解除ばね4内には軸方向で抗張ロッド8が貫通してお
り、この抗張ロッドの一端部8aにはねじ山付きスリーブ
5がかぶせられていて、他端部8bは、アングル状のスラ
イダ9の鉛直な一方の脚9aにリベット止めされている。
このスライダ9の他方の脚9bはケーシング2内で案内さ
ている。脚9aの後ろで抗張ロッド8には鉛直なバー10が
取り付けられている。このバー10は、成形された鋼薄板
条片より形成されている。ケーシング2のベース2eに縦
溝2fが形成されていて、この縦溝2f内でバー10の下端部
が回動しないようにガイドされている。
ケーシング2の鉛直な横壁2aの後側には抗張ロッド8か
ら鉛直方向で間隔を保って2つの当接面2b1,2b2が設け
られている。これらの当接面は、スキヤーの上側3aと上
方へ向かって開く鋭角α及びβを成している(第12図参
照)。下側の角度αは上側の角度βよりも小さい。2つ
の当接面2b1及び2b2にはトウピース1の非作業位置(ス
キーにスキー靴を付けていない状態)で支承部11の対応
する対抗面11a1,11a2が同一の角度で延びて当接する。
また、この位置で支承部11はケーシング2の鉛直な横壁
2aにも当接している。支承部11は、後ろから見てフレー
ム状で、抗張ロッド8のための貫通孔11gを備えてい
て、側面図で見てほぼC字形を有している(第11図参
照)。C字状の上側の脚は、横方向で貫通するプレート
11bによって形成されており、これに対して下側の脚
は、トウピース1の鉛直方向の長手方向面を中心にして
左右対称に配置された2つの突起11c1,11c2より成って
いる。プレート11bと突起11c1,11c2のそれぞれとの間
にはそれぞれ1つの軸12a,12bが配置されており、これ
らの軸にはそれぞれ1つのアングルレバー13若しくは14
が支承されている。各アングルレバー13,14の長い方の
レバーアーム13a,14aは、ほぼU字形の横断面を有して
おり、2つの脚には軸15〜18が配置されていて、これら
の軸にはローラ19〜22が支承されている。長い方のレバ
ーアーム13aの上側の脚はスキー靴の上側に支えられて
いる。2つのアングルレバー13,14の短い方のレバーア
ーム13b,14bは公知の形式で、抗張ロッド8に固定され
た鉛直なバー10で支えられている。
ケーシング2の横壁2aは、後方に向けられ上側の当接面
2b2に連続するほぼ水平な突起2cを有しており、この突
起2cは平面図で見て方形で、支承部11の切欠11d内に遊
びを保って係合している。スキーにスキー靴を付けてい
ない状態で切欠11dの下側に存在する、支承部11の上側
の制限面11eは突起2cから数ミリメートルの間隔を保っ
ている。しかしながらスキー靴がトウピース1内に設置
されると、支承部11はスキー靴の靴底の厚さに応じて上
方に移動する。2つの角度αとβとの差に基づいて支承
部11は、上方へのシフト運動と同時に小さい角度γだけ
旋回運動をも行う。アングルレバー13,14の高さ位置調
節は自動的に行われるので、スキー靴の靴底の種々異な
る厚さに合わせて2つのアングルレバー13,14の高さ位
置を調節する必要はない。
下側の当接面2b1の中央範囲は下側の突起2dによって中
断されている。この突起2dの境界線は平面図で見て、方
形と正三角形とから形成されている。この楔状に形成さ
れた突起2dに対して支承部11に切欠11fが対応配置され
ている。この切欠11fは突起2dの輪郭に合致している
(第1a図参照)。
トウピース1の滑走位置(スキー靴を付けた状態)で鉛
直なバー10の下側範囲が支承部11に直接当接している。
この場合に2つのアングルレバー13,14の長い方のレバ
ーアーム13aが短い方のレバーアーム13b,14bを介して靴
底に押し付けられる。
滑走中にスキヤーが後方転倒すると、第1図の支承部11
は逆時計回り方向で旋回せしめられる。すると解除ばね
4が強く付勢され、支承部11は、上側の制限面11eが突
起2cと上側の当接面2b2との間の中空溝内に達するまで
上昇せしめられる(第1段階、第4図参照)。次いで第
2段階で支承部11の下側の対抗面11a1がケーシング2の
当接面2b1から持ち上げられるが、支承部11はケーシン
グ2の下側の突起2dで尚ガイドされている(第2段階、
第5図及び第5a図参照)。
しかしながら滑走中にスキヤーが後方回転転倒すると、
まず支承部11が、第5a図に示した位置が越えられるまで
前記形式で逆時計回り方向で旋回せしめられる。次いで
支承部11はスキー長手方向に対して直交する方向に延び
る平面内で(つまりスキー長手方向軸線を中心にして)
回転せしめられる。これは、貫通孔11gが抗張ロッド8
に対して十分な遊びを有していることによって可能であ
る。支承部11がこのように回転せしめられると、支承部
11の上部範囲は、切欠11d内に遊びを保って係合するケ
ーシング2の上部の突起2cによって保持される。支承部
11の下部範囲で切欠11fはケーシング2の下部の突起2d
から持ち上げられ、次いで支承部11はスキー3の長手方
向軸線に対して直交する方向で旋回する(第3段階、第
6図及び第6a図参照)。この時に鉛直なバー10が2つの
アングルレバー13,14の短い方のレバーアーム13b,14bを
解放し、これによってスキヤーはスキー靴をトウピース
1から容易に外すことができる(第6図、第8図及び第
10図参照)。
支承部11を滑走位置若しくはステップイン位置へ戻し案
内することは、ケーシング2の下部の突起2dの前側が楔
状に形成されていて、この楔状部に支承部11の切欠11f
の制限縁が支えられていることによって行われる(第6
図参照)。この場合、支承部11は、第1a図に示された位
置が得られるまで、解除ばね4によってケーシング2の
当接面2b1に向かって引き寄せられる。
第14図によるトウピース1′は、前記実施例によるトウ
ピース1とはまず第1に次の点で異なっている。つま
り、金属製のケーシング2′と金属製の支承部11′との
間に、摩擦しにくいが変形不能な材料、例えば摩擦を減
少させるデルリン(Delrin)より成る中間部材25が配置
されている。この中間部材25は、ケーシング2′のリブ
2′gに固定され得るフック25aを備えている。また、
中間部材25の、後ろに向かって折り曲げられた区分25c
が、ケーシング2′の上側の突起2′cの下側に当接し
ている。それ以外の中間部材25の前側25bの形状は、前
記第1実施例によるケーシング2の上部の当接面2b2
しくは横壁2aの形状と同じである。
第15図〜第22c図には、トウピース1″の第3実施例が
示されている。トウピース1″はケーシング2″を有し
ており、該ケーシング2″はスキー3″の上側3″aに
ねじ3″b(概略的にしか示されていない)によって固
定されている。ケーシング2″内にはコイルばねとして
構成された解除ばね4″が収容されており、この解除ば
ね4″のプレロードはねじ山付きスリーブ5″によって
公知の形式で調節することができる。解除ばね4″はば
ね受け6″と軸受けブシュ7″との間に配置されてい
る。軸受けブシュ7″はケーシング2″の鉛直な横溝
2″aに支承されている。解除ばね4″には軸方向で抗
張ロッド8″が貫通しており、この抗張ロッド8″の一
方の端部8″aにはねじ山付きスリーブ5″がねじかぶ
されていて、他方の端部8″bはアングル状のスライダ
9″の鉛直な脚9″aに固く結合されている。このアン
グル状のスライダ9″の水平な脚9″bはケーシング
2″内で案内されている。脚9″aの後ろで抗張ロッド
8″には鉛直なバー10″が取り付けられている。このバ
ー10″は、成形された鋼薄板条片より形成されており、
第1実施例に記載されているように、バー10″はその下
端部がケーシング2のベースの縦溝内でトルクに抗して
ガイドされている。
ケーシング2″の鉛直な横壁2″aの後側には、それぞ
れ互いに鉛直な間隔を保って配置された3つの支持範囲
が存在する。これら3つの支持範囲は、この第3実施例
では当接面、つまり下側の当接面2″b1、上側の当接面
2″b2、2″b3として構成されている。下側の当接面
2″b1は抗張ロッド8″の下側に延びていて、これに対
してその他の2つの当接面2″b2及び当接面2″b3は抗
張ロッド8″の上側に位置している。当接面2″b1及び
2″b2は、水平面に対して角度α若しくはβを成す平ら
な面によって形成されている。この場合に下側の当接面
2″b1は2つの区分2″b1a及び2″b1bに分割されてい
る。これに対して第3の当接面2″b3は断面で見てほぼ
アーチ状に湾曲されている。しかもこの当接面2″b
3は、その他の2つの当接面2″b1及び2″b2の中心線
を通る仮想の鉛直平面を越えて後方へ突き出ている。ま
た、第3の当接面2″b3並びに下側の当接面2″b1は連
続しているのではなく、平面図で見てほぼ方形で水平な
突起2″cに互いに分離された2つの区分2″b3a及び
2″b3bより成っている。
2つの当接面2″b1及び2″b2には、トウピース1″の
非作業位置及び滑走位置で支承部11″の対応する対抗面
11″a1及び11″a2が当接する。これらの対抗面11″a1,1
1″a2は、2つの区分つまり下側の区分と上側の区分と
から成っており、上側の区分は、第1実施例の支承部11
におけるのと同様に、トウピース1″の非作業位置でケ
ーシング2″の当接面2″b2に当接し、上側の区分は、
ケーシング2″の第3の当接面2″b3に配属されてい
て、スキー長手方向に対して直交する方向の横方向平面
と角度δを成している(図21参照)。第3の当接面2″
b3は対抗面11″a2の上部範囲に対応配置されている。こ
の上部範囲は鉛直面な横平面と角度δを成している。非
作業位置(スキー靴をスキーにステップインしていない
状態)で、支承部11″はケーシング2″の鉛直な横壁
2″aにも当接している。支承部11″その上部範囲で上
部の切欠11″dを有しており、この切欠11″d内にケー
シング2″の上側の突起2″cが遊びを保って係合して
いる。下側の当接面2″b1はその中央範囲が下側の突起
2″dによって中断されていて、区分2″b1a及び2″b
1bに分割されている。この下側の突起2″dには、突起
2″dに相当する、支承部11″の切欠11″fが対応配置
されている。
支承部11″は、後方から見てフレーム状に形成されてい
る。つまり、抗張ロッド8″のために貫通孔11″gを有
しており、この貫通孔の上側はウエブ11″hの上部の制
限面11″eによって閉鎖されている。支承部11″は側面
図で見てほぼC字状の形状を有している(第21図参
照)。このC状の上部の脚は横方向に延びるプレート1
1″bによって形成されている。これに対して下側の脚
は、トウピース11″の鉛直な長手方向面を中心にして左
右対称に配置された2つの突起11″c1及び11″c2より成
っている。プレート11″bと各突起11″c1若しくは11″
c2との間にはそれぞれ1つの軸12″a若しくは12″bが
配置されており、これらの軸にそれぞれ1つのアングル
レバー13″若しくは14″が支承されている。各アングル
レバー13″,14″の長い方のレバーアーム13″a,14″a
はほぼU字状の横断面2を有していて、2つの脚には軸
15″〜18″が配置されており、これらの軸にローラ19″
〜22″が支承されている。
スキー靴をスキーにステップインしていない状態におい
て、鉛直なバー10″の下側の範囲は、ばね4″によって
ばね付勢された抗張ロッド8″の作用を受けて突起11″
iによって支承部11″に直接当接していて、バー10″の
上側の範囲は短い方のレバーアーム13″b,14″bに当接
している。これによって支承部11″はその対抗面11″a1
及び11″a2によってケーシング2″の横壁2″aの2つ
の当接面2″b1及び2″b2に押し付けられる。2つのア
ングルレバー13″,14″の長い方のレバーアーム13″a,1
4″aはトウピース1″の鉛直な長手方向に向かって押
し付けられる。(第15図参照)。
次いでスキー靴24″の、第15図で一点鎖線で示した厚い
靴底がトウピース1″内に設置されると、支承部11″は
2つの当接面2″b1及び2″b2に沿ってやや上方に滑動
する。第17図では、可能な最大の厚さの靴底を有するス
キー靴24″がトウピース1″内に設置されている状態
(第22a図も参照)が示されている。これによって2つ
のアングルレバー13″,14″の高さ位置をそれぞれのス
キー靴の靴底の厚さに自動的に合わせられる。
支承部11″は、トウピース1″内に、より低い靴底を有
するスキー靴を設置され、スキヤーの後方転倒が開始さ
れると、第17図と同様の位置を占める(第18図参照)。
この場合も、支承部11″は、そのウエブ11″hの上側の
制限面11″eがケーシング2″の突起2″cの下側に当
接するまで、2つの当接面2″b1及び2″b2に沿って上
方に滑動する。次いで支承部11″は逆時計回り方向で旋
回せしめられる。この時に解除ばね4″はより強く付勢
され、支承部11″の下側の対抗面11″a1は、下側の突起
2″dが支承部11″の切欠11″fから出て対抗面11″a2
が第3の当接面2″b3に当接する(第19図及び第20図参
照)まで、ケーシング2″の下側の対抗面2″b1から持
ち上げられる。これによって後方転倒時の旋回運動の第
1段階が終了する。
次いで、後方転倒時に支承部11″がさらに旋回せしめら
れると(第20図及び第22c図参照)、対抗面11″a2は当
接面2″b2から持ち上げられる。しかしながらこれによ
って、支承部11″の仮想の旋回軸線は当接面2″b2から
当接面2″b3にずらされ、支承部11″の突起11″iとバ
ー10との接触ライン(トウピースの長手方向中心線に対
して直交する方向の)と、支承部11″のウエブ11″hの
仮想の軸線との間の間隔“a"は、支承部11″の突起11″
iとバー10との接触ラインと、第3の当接面2″b3の支
持範囲と支承部11″の対抗面11″a2との接触ラインとの
間の間隔“b"に対して、約1:1.3の比で拡大される。こ
れによって、支承部11″の旋回に必要な、スキヤーによ
ってスキー靴24″に加えられる力は増大される(後方転
倒時の旋回運動の第2段階)。この段階は、ケーシング
2″に固定されたストッパ23″によって制限される。従
ってスキー靴24″がトウピース1″から解放されると直
ちに、支承部11″を出発位置へリセットするためのモー
メントも後方転倒開始時のモーメントに対して増大され
る。
滑走中にスキヤーが後方回転転倒すると、支承部11″
は、ケーシング2″の横壁2″aの下側の突起2″dが
支承部11″の切欠11″fから出るまで、逆時計回り方向
で第19図及び第20図に示した位置へ旋回せしめられる。
次いで支承部11″はスキー長手方向に対して直交する方
向に延びる平面内で回転せしめられる。これは、貫通孔
11″gが抗張ロッド8″に対して十分な遊びを有してい
ることによって可能である。この旋回時に支承部11″
は、支承部11″の切欠11″d内に係合する、ケーシング
2″の横壁2″aの上部の突起2″cによって旋回可能
に支承されている。
支承部11″が横平面で旋回せしめられる時に、一方では
2つのアングルレバー13″,14″の短い方の2つのレバ
ーアーム13″b,14″bに作用する力が無くされ、他方で
は支承部11″及びこれと共に旋回可能なアングルレバー
が持ち上げられるので、スキヤーが後方回転転倒する際
にトウピース1″からのスキー靴の解放が容易になる。
以下の変化実施例においては、前記第3実施例と異なる
点に関する詳細が説明されている。
第23図〜第23c図に示された第4実施例によるトウピー
ス31は、前記第3実施例のものとは次の点で異なってい
る。つまり、第3の当接箇所として、縁部32b3の形状の
支持範囲が設けられており、この縁部は、ケーシング32
の横壁32aとケーシング32の上側との交線によって形成
されている。このような手段によって、第1段階で面31
1a2が横壁32aの所属の端面に当接し、第3実施例では支
承部11″の旋回角度が大きくなるにつれて大きくなる間
隔bが、第2段階で旋回角度のすべての値のために一定
に保たれる。
これと同様の作用は、第24図〜第24c図に示した第5実
施例によるトウピース42においても得られる。この第5
実施例においては、縁部42b3は横壁42aと傾斜面42eとか
ら形成されている。この形成面42eは、横壁42aとケーシ
ング42の上側との間に延びている。
第25図〜第25c図に示された第6実施例のトウピース51
は、第3の面52b3がアーチ状の部分から形成されてい
て、支承部511に設けられた対応する第3の対抗面511a3
が、同様にアーチ状の溝によって形成されているという
利点を有している。このように構成されていれば、間隔
bは第2段階で旋回過程において一定に保たれてはいる
が、接触面が大きいのでトウピース51の使用中に事実上
損耗は生じない。
最後に、第26図に示された第7実施例のトウピース61に
おいては、ケーシング62の上側と支承部分611とが凸状
に湾曲されている。これによって、支承部611のための
支持範囲は、仮想の旋回軸線によって互いに接続された
2つの点62b3a及び62b3b(区分)に制限される。
本発明は図示の実施例のみに限定されるものではない。
本発明の枠内で種々の変化実施例が可能である。例え
ば、2つのアングルレバーは必ずしもU字形の横断面を
有する必要はない。アングルレバーの軸の上端部が支承
されたプレートによって形成され得る別個の靴底ホルダ
ーを、支承部に備えることも考えられる。ケーシングと
支承部との間の中間部材は全体を摩擦しにくい材料より
製造する必要はなく、支承部に当接する範囲にだけ摩擦
しにくい材料より成る層を設けるだけで十分である。ま
た、支承部と横壁の構成を運動学的に逆転させることも
本発明の枠内で考えられ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による、滑走位置にあるト
ウピースの鉛直方向断面図、第1a図は滑走位置にある支
承部の水平横断面図、第2図は第1図の平面図、第3図
は第1図の正面図、第4図は第1図によるトウピース
の、スキヤーが後方転倒した時の第1段階を示した鉛直
方向断面図、第5図はスキヤーの後方転倒時におけるト
ウピースの詳細を示した鉛直方向断面図、第5a図は後方
転倒時における支承部の水平横断面図、第6図はスキヤ
ーが後方転倒の他に回転転倒をも行った場合のトウピー
スの詳細を示した鉛直方向断面図、第6a図は後方回転転
倒時における支承部の水平横断面図面、第7図は第1図
のVII−VII線に沿った断面図、第8図は回転転倒に伴っ
て解除されたトウピースの第1図VII−VII線に沿った断
面図、第9図は後方転倒時におけるトウピースの概略的
な正面図(見易くするためにアングルレバーは省かれて
いる)、第10図は後方回転転倒時におけるトウピースの
第9図と同じ概略的な正面図、第11図は支承部の概略的
な斜視図、第12図はケーシングの一部の概略図、第13図
は第12図のXIII−XIII線に沿った断面図、第14図は第2
実施例によるトウピースにおけるケーシングの一部の鉛
直方向断面図、第15図は第3実施例によるトウピースの
滑走位置の鉛直方向断面図、第16図は第15図の平面図、
第17図は第15図のトウピースで可能な最大の厚さの靴底
を有するスキー靴が設置されている状態の鉛直方向断
面、第18図は第15図のトウピースで低い靴底を有するス
キー靴を設置した場合の後方転倒が開始された状態を示
した鉛直方向断面図、第19図は第15図のトウピースでス
キヤーが後方転倒したときの第1段階の状態を示した鉛
直方向断面図、第20図は同じくスキヤーが後方転倒した
時の第2段階の状態を示した鉛直方向断面図、第21図は
第15図に示したトウピースの支承部の詳細を示した斜視
図、第22図は第16図のXXII−XXII線に沿った拡大断面
図、第22a図は第22図に示した支承部で最大厚さの靴底
を有するスキー靴が設置されているか若しくは最小厚さ
の靴底で後方転倒開始した時の状態を示した拡大断面
図、第22b図は後方転倒の第1段階終了時における支承
部の状態を示した拡大断面図、第22c図は後方転倒の第
2段階中の支承部の状態を示した拡大断面図、第23図は
第4実施例によるトウピースの非作業位置における支承
部の詳細を示した拡大断面図、第23b図は第23図に示し
た支承部の後方転倒の第1段階の終了時における状態を
示した拡大断面図、第23c図は後方転倒の第2段階開始
時における状態を示した拡大断面図、第24図は第5実施
例によるトウピースの非作業位置における支承部の詳細
を示した拡大断面図、第24b図は第24図に示した支承部
の後方転倒の第1段階の終了時の状態を示した拡大断面
図、第24c図は後方転倒の第2段階開始時における状態
を示した拡大断面図、第25図は第6実施例によるトウピ
ースの非作業位置における支承部の詳細を示した拡大断
面図、第25b図は第25図に示した支承部の後方転倒の第
1段階中の状態を示した拡大断面図、第25c図は後方転
倒の第2段階中の状態を示した拡大断面図、第26図は第
7実施例によるトウピースの抗張ロッドの方向で見た一
部破断した概略図である。 1,1′,1″,31,41,51,62……トウピース、2,2′,2″,32,
42,52,62……ケーシング、2a,2′a,2″a,32a,42a,52a…
…支持範囲、2b1,2b2,2b″1,2b″2,32b2,42b2,52b2
……当接面、2″b3,32b3,42b3,52b3,62b3……支持
範囲、2″b3a,32b3a,42b3a,52b3a,62b3a;2″b3b
32b3b,42b3b,52b3b,62b3b……区分、2c,2′c,2″c,3
2c,42c,52c,62c……突起、2d,2′d,2″d……突起、2e
……ベース、2f……縦溝、3……スキー、3a,3″a……
上側面、3b,3″b……ねじ、4,4″……解除ばね、5…
…ねじ山付きスリーブ、6……ばね受け、7……軸受け
ブシュ、8,8″……抗張ロッド、9……スライダ、9a,9b
……脚、10,10″,310,410,510,610……バー、11,11′,1
1″,311,411,511,611……支承部、11a1,11a2,11″a1,1
1″a2,311a2,411a2,511a2,611a2……対応面、11b,1
1″b……プレート、11c1,11c2……突起、311d,411d,5
11d,611d……切欠、11f……切欠、11g,11′g,11″g,311
g,411g,511g,611g……貫通孔、11″h,311h,411h,511h,6
11h……ウエブ、11″i,311i,411i,511i,611i……突起、
12a,12b……軸、13,14……アングルレバー、13a,14a…
…レバーアーム、13b,14b……レバーアーム、15,16,17,
18,19,20,21,22……軸、24″……スキー靴、25……中間
部材、25a……フック、25b……前側、25c……区分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーベルト・ヴユルトナー オーストリア国ハインブルク・ドナウ・ノ イガツセ 3 (56)参考文献 特開 昭57−107175(JP,A)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トウピースであって、スキーに固定された
    ケーシング(2,2′,2″,32,42,52,62)を有しており、
    該ケーシング内に解除ばね(4,4″)が収容されてい
    て、該解除ばねによってばね付勢された抗張ロッド(8,
    8″)がこのケーシングを貫通して設けられており、該
    抗張ロッドがケーシング内でガイドされたスライダ(9,
    9″)を介して、支承部(11,11′,11″,311,411)で支
    えられた2つのアングルレバー(13,14;13″,14″)の
    短い方のレバーアーム(13b,14b,13″b,14″b)に作用
    し、これら2つのアングルレバーが鉛直な軸(12a,12b;
    12″a,12″b)を中心にして旋回可能であって、2つの
    アングルレバー(13,14;13″,14″)の前記軸(12a,12
    b;12″a,12″b)が、抗張ロッド(8,8″)のための貫
    通孔(11g,11″g,611g)を備えた支承部(11,11′,1
    1″,311,411)内に配置されており、これらのアングル
    レバーの長い方のレバーアーム(13a,14a;13″a,14″
    a)がスキー靴の靴底の前方端部に当接する形式のもの
    において、 ケーシング(2,2′,2″,32,42,52,62)が、1つの支承
    部(11,11′,11″,311,411)のために2つの当接面(2b
    1,2b2,2″b1,2″b2,32b2,42b2,52b2)を有してお
    り、これらの当接面が、トウピースを側面から見て抗張
    ロッド(8,8″)に対して鉛直方向に間隔を保って配置
    されており、前記支承部(11,11′,11″,311,411)が対
    抗面(11a1,11a2,11″a1,11″a2,111a1,211a2,311a
    2,411a2)を有していて、この対抗面によって支承部
    が、スキーの滑走位置で解除ばね(4,4″)に影響を与
    えながらケーシング(2,2′,2″,32,42,52,62)の前記
    2つの当接面(2b1,2b2,2″b1,2″b2,32b2,42b2,52
    b2)に当接するようになっており、前記2つの当接面
    (2b1,2b2)がスキー上面側(3a)に対して鋭角(α,
    β)を成して傾斜せしめられていて、下側の角度(α)
    が上側の角度(β)よりも小さく設定されており、前記
    対抗面(11a1,11a2)が、トウピース(1)の非作業位
    置で前記2つの当接面(2b1,2b2)と同一の角度で延び
    ていることを特徴とする、トウピース。
  2. 【請求項2】前記抗張ロッド(8)に鉛直なバー(10)
    が固定されていて、該バー(10)の上部範囲及び下部範
    囲が支承部(11)の対抗面(11a1,11a2)をケーシング
    (2)の対応する当接面(2b1若しくは2b2)に押し付け
    る、請求項1記載のトウピース。
  3. 【請求項3】上側の当接面(2b2)は、トウピースの鉛直
    な長手方向中心面を中心にして左右対称の形状であって
    水平に配置された上側の突起(2c)で終わっており、該
    突起(2c)は、支承部(11)の切欠(11d)内に係合し
    て、該支承部(11)が鉛直方向でしゅう動運動する際の
    ストッパを形成し、かつ、後方に転倒した時に支承部
    (11)の上側の制限面(11e)を支承する、請求項1記
    載のトウピース。
  4. 【請求項4】下側の当接面(2b1)の中央に突起(2d)が
    配置されていて、該突起(2d)の境界線が、水平断面に
    おいて、長方形と正三角形とから形成されており、支承
    部(11)に、突起(2d)の輪郭形状に合致した切欠(11
    f)が形成されている、請求項1から3までのいずれか
    1項記載のトウピース。
  5. 【請求項5】抗張ロッド(8)が、スキー靴に隣接する
    側で円筒形の区分(8b)を備えており、該区分(8b)
    が、ケーシング(2)の横壁(2a)に固定された軸受ブ
    シュ(7)内でガイドされている、請求項1記載のトウ
    ピース。
  6. 【請求項6】バー(10)の下側の終端範囲が、ケーシン
    グ(2)のベース(2e)の縦溝(2f)内でトルクに抗し
    て案内されている、請求項2記載のトウピース。
  7. 【請求項7】ケーシング(2′)と支承部(11′)との
    間に、摩耗しにくい材料から成る中間部材(25)が配置
    されている、請求項1記載のトウピース。
  8. 【請求項8】前記中間部材(25)が、ケーシング
    (2′)のリブ(2′g)に固定されたフック(25a)
    を有しており、前記中間部材(25)の、後ろに向かって
    折り曲げられた区分(25c)がケーシング(2′)の上
    側の突起(2′c)に当接している、請求項1記載のト
    ウピース。
  9. 【請求項9】ケーシング(2″,32,42,52,62)の上部
    で、上側の当接面(2″b2,32b2,42b2,52b2,62b2
    から間隔を保って、第3の当接部として構成された支持
    範囲(2″b3,32b3,42b3,52b3,62b3)が設けられて
    いて、該支持範囲は抗張ロッド(8″,38,48,58,68)に
    対して横方向に延びており、前記支承部(11″,311,41
    1)が2つの段階を有していて、これら2の段階のうち
    の第1の段階で前記支承部がそのウエブ(11″,11″h,3
    11h,411h)の仮想の横軸線を中心にして旋回し、第2の
    段階でその対抗面(11″a2,311a2,411a2)を介して前
    記支持範囲に当接する、請求項1記載のトウピース。
  10. 【請求項10】前記支承部(11″,311,411)がその下側
    の終端範囲で後方に向けられた突起(11″i,311i,411
    i)を有しており、該突起は、抗張ロッド(8″,38,48,
    58,68)に固定された鉛直なバー(10″,310,410)に当
    接する、請求項9記載のトウピース。
  11. 【請求項11】前記支持範囲(2″b3,32b3,42b3,52
    b3,62b3)が2つの区分(2″b3a,2″b3b;32b3a,32b
    3b;42b3a,42b3b;52b3a,52b3b;62b3a,62b3b)より
    成っており、これら2つの区分が、トウピース(1″,3
    1,41,51,61)の鉛直な長手方向平面の両側に配置されて
    いて、これら2つの区分の間に、支承部(11″,311,41
    1)の切欠(11″d,311d,411d)に係合する突起(2″c,
    32c,42,c,52,c,62c)が設けられている、請求項1記載
    のトウピース。
  12. 【請求項12】前記支持範囲(2″b3)が、スキー面に
    対して直角な長手方向断面で見てアーチ状に湾曲されて
    おり、前記支承部(11″)が、その旋回運動の第2段階
    で、抗張ロッド(8″)およびひいてはトウピースの長
    手方向中心線に対して直交する方向に延びる接触ライン
    に沿って種々異なる旋回位置で支持される、請求項10か
    ら11までのいずれか1項記載のトウピース。
  13. 【請求項13】支承部(11″,311,411)の対抗面(11″
    a2,311a2,411a2)が平らに延びている、請求項10から
    12までのいずれか1項記載のトウピース。
  14. 【請求項14】前記支持範囲(2″b3)が、横壁(32
    a)とケーシング(32)の上側との交差線によって形成
    されている、請求項10から12までのいずれか1項記載の
    トウピース。
  15. 【請求項15】ケーシング(42)の横壁(42a)が前方
    に向けられた傾斜面(42e)を有しており、該傾斜面に
    よって生じた縁部(42b3)が前記支持範囲を形成してい
    る、請求項13記載のトウピース。
  16. 【請求項16】ケーシング(62)の上側と支承部(61
    1)の上側が、トウピースの長手方向中心線に対して直
    交する方向で凸状に湾曲されており、前記支持範囲が2
    つの点(62b3a,62b3b)によって形成されており、これ
    ら2つの点が、滑走位置で見て抗張ロッドに対して鉛直
    な平面内に延びる仮想線によって互いに接続されてい
    る、請求項10から13までのいずれか1項記載のトウピー
    ス。
  17. 【請求項17】ケーシング(52)の支持範囲(52b3)が、
    トウピース(51)の長手方向断面で見てアーチ状に湾曲
    されており、これに対応して、前記支承部(511)の対
    抗面(511a2)の、前記支持範囲(52b3)に対応配置された
    区分が湾曲して形成されている、請求項10から11までの
    いずれか1項記載のトウピース。
  18. 【請求項18】支承部(11″,311,411)の突起部(11″
    i,311i,411i)とバー(10″)とが、トウピースの長手
    方向中心線に対して直交する方向で接触する接触ライン
    から、前記支承部のウエブ(11″h,311h,411h)の仮想
    横軸線までの間隔(a)と、支承部の前記突起部と前記
    バーとの接触ラインから、前記支持範囲(2″b3,32
    b3,42b3,52b3,62b3)と前記支承部の対抗面(11″
    a2,311a2,411a2)との接触ラインまでの間隔(b)と
    の比が、ほぼ1:1.3である、請求項10から17までのいず
    れか1項記載のトウピース。
  19. 【請求項19】前記支承部(11″,311,411)は、ケーシ
    ング(2″,32,42,52,62)の下側の突起(2″d、32d,
    42d,52d,62d)と支承部の切欠(11″f,311f,411f)との
    係合が解除されてから、前記支持範囲(2″b3,32b3
    42b3,52b3,62b3)に当接するようになっている、請求
    項10から18までのいずれか1項記載のトウピース。
  20. 【請求項20】鉛直なバー(10″)に、支承部(11″,3
    11,411)の旋回角度を制限する、ケーシング(2″)に
    固定されたストッパ(23″)が対応配置されている、請
    求項10から19までのいずれか1項記載のトウピース。
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