JPH0783436A - ガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器 - Google Patents
ガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器Info
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- JPH0783436A JPH0783436A JP6143993A JP14399394A JPH0783436A JP H0783436 A JPH0783436 A JP H0783436A JP 6143993 A JP6143993 A JP 6143993A JP 14399394 A JP14399394 A JP 14399394A JP H0783436 A JPH0783436 A JP H0783436A
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- discharge orifice
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- air
- combustor
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- F02B77/04—Cleaning of, preventing corrosion or erosion in, or preventing unwanted deposits in, combustion engines
-
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- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/22—Fuel supply systems
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
- F02C7/22—Fuel supply systems
- F02C7/232—Fuel valves; Draining valves or systems
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- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D11/00—Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
- F23D11/10—Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space the spraying being induced by a gaseous medium, e.g. water vapour
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- F23K5/18—Cleaning or purging devices, e.g. filters
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- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
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- F05D2260/00—Function
- F05D2260/60—Fluid transfer
- F05D2260/602—Drainage
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D2209/00—Safety arrangements
- F23D2209/30—Purging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D2900/00—Special features of, or arrangements for burners using fluid fuels or solid fuels suspended in a carrier gas
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、ガスタービンエンジンの
燃焼器用燃料噴射器に対する燃料供給が中断されると同
時に燃料噴射器の燃料通路内に滞留する燃料を、この滞
留燃料に掛かる生成空気圧の差によって燃焼器にパージ
させることにある。 【構成】 このため、この発明は、空気をガスタービン
エンジンの燃焼器に吐出する第1空気吐出オリフィスと
第2空気吐出オリフィスと、燃料を燃焼器に吐出する夫
々の第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフィス
を有する第1燃料通路手段と第2燃料通路手段と、を有
する噴射器本体を具備する、ガスタービンエンジンの燃
焼器用セルフパージ式燃料噴射器であり、第1燃料通路
と第2燃料通路は、第1燃料吐出オリフィスと第2燃料
吐出オリフィスの上流に連通され、第1空気吐出オリフ
ィスと第1燃料吐出オリフィスが第1燃料吐出オリフィ
スに空気圧を生成する関係を有する一方で、第2空気吐
出オリフィスと第2燃料吐出オリフィスが第2燃料吐出
オリフィスに異なる空気圧を生成する関係を有してい
る。
燃焼器用燃料噴射器に対する燃料供給が中断されると同
時に燃料噴射器の燃料通路内に滞留する燃料を、この滞
留燃料に掛かる生成空気圧の差によって燃焼器にパージ
させることにある。 【構成】 このため、この発明は、空気をガスタービン
エンジンの燃焼器に吐出する第1空気吐出オリフィスと
第2空気吐出オリフィスと、燃料を燃焼器に吐出する夫
々の第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフィス
を有する第1燃料通路手段と第2燃料通路手段と、を有
する噴射器本体を具備する、ガスタービンエンジンの燃
焼器用セルフパージ式燃料噴射器であり、第1燃料通路
と第2燃料通路は、第1燃料吐出オリフィスと第2燃料
吐出オリフィスの上流に連通され、第1空気吐出オリフ
ィスと第1燃料吐出オリフィスが第1燃料吐出オリフィ
スに空気圧を生成する関係を有する一方で、第2空気吐
出オリフィスと第2燃料吐出オリフィスが第2燃料吐出
オリフィスに異なる空気圧を生成する関係を有してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスタービンエンジ
ンの燃料器用燃料噴射器に係り、特に燃料通路内に滞留
する燃料を、生成される圧力差によって燃焼器にパージ
し得るガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器に関
する。
ンの燃料器用燃料噴射器に係り、特に燃料通路内に滞留
する燃料を、生成される圧力差によって燃焼器にパージ
し得るガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンにおいては、排気
ガスを減少させるとともに燃焼器の性能を向上させる試
みによって、低速回転(低出力)でエンジンを運転する
場合に1つ以上の燃料噴射器を使用するとともに比較的
高速回転(比較的高出力)でエンジンを運転する場合に
別の1つ以上の燃料噴射器を使用する段階式燃料システ
ムの使用が実現した。一般に、低速回転でエンジンを運
転する場合に使用される燃料噴射器は、先立ち燃料噴射
器又は1次燃料噴射器と呼称され、アイドリングから高
速度運転までの全エンジン運転継続期間に対して連続燃
料流をエンジン燃焼器に提供する。比較的高速回転でエ
ンジンを運転する場合に使用される燃料噴射器は、2次
噴射器又は主噴射器と呼称され、比較的高速のエンジン
回転速度(出力)が必要な場合に補充燃料流をオンデマ
ンド方式でエンジン燃焼器に提供する。従って、2次燃
料噴射器は、補充燃料流を必要としないエンジンのアイ
ドリングの間では機能せず、補充燃料流が必要な比較的
高速回転(出力)でエンジンを運転している間は機能す
る。
ガスを減少させるとともに燃焼器の性能を向上させる試
みによって、低速回転(低出力)でエンジンを運転する
場合に1つ以上の燃料噴射器を使用するとともに比較的
高速回転(比較的高出力)でエンジンを運転する場合に
別の1つ以上の燃料噴射器を使用する段階式燃料システ
ムの使用が実現した。一般に、低速回転でエンジンを運
転する場合に使用される燃料噴射器は、先立ち燃料噴射
器又は1次燃料噴射器と呼称され、アイドリングから高
速度運転までの全エンジン運転継続期間に対して連続燃
料流をエンジン燃焼器に提供する。比較的高速回転でエ
ンジンを運転する場合に使用される燃料噴射器は、2次
噴射器又は主噴射器と呼称され、比較的高速のエンジン
回転速度(出力)が必要な場合に補充燃料流をオンデマ
ンド方式でエンジン燃焼器に提供する。従って、2次燃
料噴射器は、補充燃料流を必要としないエンジンのアイ
ドリングの間では機能せず、補充燃料流が必要な比較的
高速回転(出力)でエンジンを運転している間は機能す
る。
【0003】ガスタービンエンジンの無段燃料システム
では、1972年8月16日発行の米国特許第3,86
4,186号と、1976年9月14日発行の米国特許
第3,980,233号と、に記述されるエアブラスト
燃料噴射器が使用された。エアブラスト燃料噴射器は、
燃料吐出オリフィスの表面又はリップに形成される薄膜
の液体燃料を噴霧化するように設計されており、この噴
霧化は、燃料膜が燃料吐出オリフィスの表面から離脱す
ると同時に、この燃料膜に、エンジン圧縮器からエアブ
ラスト噴射器に供給される高速度の気流を指向させるこ
とによって行われる。
では、1972年8月16日発行の米国特許第3,86
4,186号と、1976年9月14日発行の米国特許
第3,980,233号と、に記述されるエアブラスト
燃料噴射器が使用された。エアブラスト燃料噴射器は、
燃料吐出オリフィスの表面又はリップに形成される薄膜
の液体燃料を噴霧化するように設計されており、この噴
霧化は、燃料膜が燃料吐出オリフィスの表面から離脱す
ると同時に、この燃料膜に、エンジン圧縮器からエアブ
ラスト噴射器に供給される高速度の気流を指向させるこ
とによって行われる。
【0004】このような噴射器としての本願出願人に譲
渡された1992年6月19日提出の同時係属出願第0
7/901,424号には、弁を介して燃料噴射器の空
気吐出通路に連通される燃料パージ通路を含むととも
に、前記弁が、燃料噴射器に対する燃料流の中断と同時
にパージエアを空気吐出通路から燃料パージ通路と燃料
吐出通路とを介して提供して燃料通路内に滞留する燃料
をガスタービンエンジンの燃焼器にパージするように作
動することができる、セルフパージ式エアブラスト噴射
器が開示されている。
渡された1992年6月19日提出の同時係属出願第0
7/901,424号には、弁を介して燃料噴射器の空
気吐出通路に連通される燃料パージ通路を含むととも
に、前記弁が、燃料噴射器に対する燃料流の中断と同時
にパージエアを空気吐出通路から燃料パージ通路と燃料
吐出通路とを介して提供して燃料通路内に滞留する燃料
をガスタービンエンジンの燃焼器にパージするように作
動することができる、セルフパージ式エアブラスト噴射
器が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、ガス
タービンエンジンの段階式燃料システムに使用されるエ
アブラスト燃料噴射器においては、エアブラスト燃料噴
射器が、一定のエンジン運転継続時期(例えば、低速回
転のアイドリング等の低出力継続時期)の間は機能せず
残りのエンジン運転継続時期(例えば、高速回転で運
転)の間では機能するシステムの2次(又は主)噴射器
を含む場合、段階式燃料システムに前記エアブラスト燃
料噴射器を使用すると所謂コークス化問題を呈すること
がある。特に、2次(又は主)燃料噴射器が、低出力で
エンジンを運転している間、機能しないと、燃料が当該
噴射器の燃料吐出通路内に残留するので、この燃料が燃
焼器環境の高温によって、燃料吐出通路内の燃料がやが
て炭化(コークス化)されるまで加熱されて、炭素質の
付着物が燃料吐出通路内に堆積することがある。かかる
付着物によって、使用中のエアブラスト燃料噴射器の性
能が、噴射器の燃料流量と燃料の噴霧化が不十分になる
という点で悪影響を受けることがある。同様の付着物
が、燃料吐出通路/リップから吐出される燃料を噴霧す
るために高速度のコンプレッサ気流を使用する他の空気
噴霧式燃料噴射器の燃料通路内に堆積する不都合があ
る。
タービンエンジンの段階式燃料システムに使用されるエ
アブラスト燃料噴射器においては、エアブラスト燃料噴
射器が、一定のエンジン運転継続時期(例えば、低速回
転のアイドリング等の低出力継続時期)の間は機能せず
残りのエンジン運転継続時期(例えば、高速回転で運
転)の間では機能するシステムの2次(又は主)噴射器
を含む場合、段階式燃料システムに前記エアブラスト燃
料噴射器を使用すると所謂コークス化問題を呈すること
がある。特に、2次(又は主)燃料噴射器が、低出力で
エンジンを運転している間、機能しないと、燃料が当該
噴射器の燃料吐出通路内に残留するので、この燃料が燃
焼器環境の高温によって、燃料吐出通路内の燃料がやが
て炭化(コークス化)されるまで加熱されて、炭素質の
付着物が燃料吐出通路内に堆積することがある。かかる
付着物によって、使用中のエアブラスト燃料噴射器の性
能が、噴射器の燃料流量と燃料の噴霧化が不十分になる
という点で悪影響を受けることがある。同様の付着物
が、燃料吐出通路/リップから吐出される燃料を噴霧す
るために高速度のコンプレッサ気流を使用する他の空気
噴霧式燃料噴射器の燃料通路内に堆積する不都合があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、第1に、空気をガスター
ビンエンジンの燃焼器に吐出する第1空気吐出オリフィ
スと第2空気吐出オリフィスと、燃料を前記燃焼器に吐
出する夫々の第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オ
リフィスを有する第1燃料通路手段と第2燃料通路手段
と、を有する噴射器本体手段を具備するとともに、前記
第1燃料通路と前記第2燃料通路が前記第1燃料吐出オ
リフィスと前記第2燃料吐出オリフィスの上流に連通さ
れ、前記第1空気吐出オリフィスと前記第1燃料吐出オ
リフィスが前記第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成
する関係を有する一方で、前記第2空気吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスが前記第2燃料吐出オリ
フィスに異なる空気圧を生成する関係を有するので、前
記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィ
スに対する燃料供給が中断される場合、前記第1燃料吐
出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスの間の前記
第1燃料通路内と前記第2燃料通路内に滞留する燃料
が、この滞留燃料を前記燃焼器内に確実にパージする圧
力差を受けることを特徴とする。
述の不都合を除去するために、第1に、空気をガスター
ビンエンジンの燃焼器に吐出する第1空気吐出オリフィ
スと第2空気吐出オリフィスと、燃料を前記燃焼器に吐
出する夫々の第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オ
リフィスを有する第1燃料通路手段と第2燃料通路手段
と、を有する噴射器本体手段を具備するとともに、前記
第1燃料通路と前記第2燃料通路が前記第1燃料吐出オ
リフィスと前記第2燃料吐出オリフィスの上流に連通さ
れ、前記第1空気吐出オリフィスと前記第1燃料吐出オ
リフィスが前記第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成
する関係を有する一方で、前記第2空気吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスが前記第2燃料吐出オリ
フィスに異なる空気圧を生成する関係を有するので、前
記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィ
スに対する燃料供給が中断される場合、前記第1燃料吐
出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスの間の前記
第1燃料通路内と前記第2燃料通路内に滞留する燃料
が、この滞留燃料を前記燃焼器内に確実にパージする圧
力差を受けることを特徴とする。
【0007】第2に、空気をガスタービンエンジンの燃
焼器に吐出する内部空気吐出オリフィスを備えた内部空
気通路と、前記内部空気通路に周設される第1燃料通路
であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第1燃料吐出オ
リフィスを有する前記第1燃料通路と、前記第1燃料通
路に周設されるとともに中間空気吐出オリフィスを有す
る中間空気通路と、前記中間空気通路に周設される第2
燃料通路であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第2燃
料吐出オリフィスを有する前記第2燃料通路と、を有す
る噴射器本体手段を具備するとともに、前記第1燃料通
路と前記第2燃料通路が、前記第1燃料吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスの上流に連通され、前記
内部空気吐出オリフィスと前記第1燃料吐出オリフィス
が前記第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成する関係
を有する一方で、前記中間空気吐出オリフィスと前記第
2燃料吐出オリフィスが前記第2燃料吐出オリフィスに
異なる空気圧を生成する関係を有するので、前記第1燃
料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対す
る燃料供給が中断される場合、前記第1燃料吐出オリフ
ィスと前記第2燃料吐出オリフィスの間の前記第1燃料
通路内と前記第2燃料通路内に滞留する燃料が、この滞
留燃料を前記燃焼器内に確実にパージする圧力差を受け
ることを特徴とする。
焼器に吐出する内部空気吐出オリフィスを備えた内部空
気通路と、前記内部空気通路に周設される第1燃料通路
であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第1燃料吐出オ
リフィスを有する前記第1燃料通路と、前記第1燃料通
路に周設されるとともに中間空気吐出オリフィスを有す
る中間空気通路と、前記中間空気通路に周設される第2
燃料通路であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第2燃
料吐出オリフィスを有する前記第2燃料通路と、を有す
る噴射器本体手段を具備するとともに、前記第1燃料通
路と前記第2燃料通路が、前記第1燃料吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスの上流に連通され、前記
内部空気吐出オリフィスと前記第1燃料吐出オリフィス
が前記第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成する関係
を有する一方で、前記中間空気吐出オリフィスと前記第
2燃料吐出オリフィスが前記第2燃料吐出オリフィスに
異なる空気圧を生成する関係を有するので、前記第1燃
料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対す
る燃料供給が中断される場合、前記第1燃料吐出オリフ
ィスと前記第2燃料吐出オリフィスの間の前記第1燃料
通路内と前記第2燃料通路内に滞留する燃料が、この滞
留燃料を前記燃焼器内に確実にパージする圧力差を受け
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、第1に、ガスタービ
ンエンジンの燃焼器用燃料噴射器に対する燃料供給が中
断されると同時に燃料噴射器の燃料通路内に滞留する燃
料が、この滞留燃料に掛かる生成空気圧の差によって燃
焼器にパージされる。
ンエンジンの燃焼器用燃料噴射器に対する燃料供給が中
断されると同時に燃料噴射器の燃料通路内に滞留する燃
料が、この滞留燃料に掛かる生成空気圧の差によって燃
焼器にパージされる。
【0009】第2に、ガスタービンエンジンの燃焼器用
燃料噴射器に対する燃料供給が中断されると同時に燃料
噴射器の燃料通路内に滞留する燃料が、極めて急速に燃
焼器にパージされて、このパージされた燃料が前記燃焼
器内で前記燃料噴射器の既存火炎領域によって点火され
る。
燃料噴射器に対する燃料供給が中断されると同時に燃料
噴射器の燃料通路内に滞留する燃料が、極めて急速に燃
焼器にパージされて、このパージされた燃料が前記燃焼
器内で前記燃料噴射器の既存火炎領域によって点火され
る。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜図3は、この発明の実施
例を示すものである。
且つ具体的に説明する。図1〜図3は、この発明の実施
例を示すものである。
【0011】図1には、本発明の第1実施例によるセル
フパージ式エアブラスト燃料噴射器10が図示されてい
る。この燃料噴射器10は、従来の方法でエンジンハウ
ジング11に締着される(例えば、ボルト締めされる)
ようにできているフランジ20aを有する管状の支持ハ
ウジング20と、この支持ハウジング20に締着される
とともに従来の方法でガスタービンエンジンの燃焼器壁
12(部分的に図示)内の開口部に内設される噴射器チ
ップTと、を含む。この図示される燃料噴射器10は、
例えば米国特許第3,684,186号を参照願いたい
が、技術上周知の如く、燃料を噴霧するために加圧コン
プレッサ吐出空気(矢印A参照)を利用する。
フパージ式エアブラスト燃料噴射器10が図示されてい
る。この燃料噴射器10は、従来の方法でエンジンハウ
ジング11に締着される(例えば、ボルト締めされる)
ようにできているフランジ20aを有する管状の支持ハ
ウジング20と、この支持ハウジング20に締着される
とともに従来の方法でガスタービンエンジンの燃焼器壁
12(部分的に図示)内の開口部に内設される噴射器チ
ップTと、を含む。この図示される燃料噴射器10は、
例えば米国特許第3,684,186号を参照願いたい
が、技術上周知の如く、燃料を噴霧するために加圧コン
プレッサ吐出空気(矢印A参照)を利用する。
【0012】この燃料噴射器10は、燃料吸入口取付具
22を有する管状の支持ハウジング20を含むととも
に、この燃料吸入口取付具22が、燃料導管24(概略
的に図示)を介して燃料マニホールド25に連通されて
いるのが図示されている。この燃料マニホールド25
に、加圧燃料が燃料ポンプ26(概略的に図示)から供
給される。この燃料噴射器10と同一の複数の燃料噴射
器に、加圧燃料を、図1に図示される類似の燃料導管2
4を介して燃料マニホールド25から供給することがで
きる。
22を有する管状の支持ハウジング20を含むととも
に、この燃料吸入口取付具22が、燃料導管24(概略
的に図示)を介して燃料マニホールド25に連通されて
いるのが図示されている。この燃料マニホールド25
に、加圧燃料が燃料ポンプ26(概略的に図示)から供
給される。この燃料噴射器10と同一の複数の燃料噴射
器に、加圧燃料を、図1に図示される類似の燃料導管2
4を介して燃料マニホールド25から供給することがで
きる。
【0013】燃料吸入口取付具22は、通路32によっ
てハウジングチャンバ30に連通されている。このハウ
ジングチャンバ30には、燃料流を制御する燃料逆止/
燃料調量弁34が内設されている。この燃料調量弁34
は、管状の弁支持部材36に載設されている。この弁支
持部材36は、クリップ40、バネ42、及び有孔スク
リーン又は有孔スリーブ44によって支持カップ38に
弾設されている円周フランジ36Aを含む。実際、クリ
ップ40、バネ42、及び有孔スリーブ44によって弁
支持部材36と支持カップ38がハウジングチャンバ3
0内の所定の位置に保持されている。
てハウジングチャンバ30に連通されている。このハウ
ジングチャンバ30には、燃料流を制御する燃料逆止/
燃料調量弁34が内設されている。この燃料調量弁34
は、管状の弁支持部材36に載設されている。この弁支
持部材36は、クリップ40、バネ42、及び有孔スク
リーン又は有孔スリーブ44によって支持カップ38に
弾設されている円周フランジ36Aを含む。実際、クリ
ップ40、バネ42、及び有孔スリーブ44によって弁
支持部材36と支持カップ38がハウジングチャンバ3
0内の所定の位置に保持されている。
【0014】燃料逆止/燃料調量弁34は、クリップ5
2によってバルブステム34Aに保持されるキャップ5
0を含む。このキャップ50と弁支持部材36のフラン
ジ36Aとの間には、図示される如くバネ54が介在さ
れており、燃料圧力が所定のバルブ開放圧力に達するま
で燃料逆止/燃料調量弁34を閉止位置に付勢するよう
になっている。
2によってバルブステム34Aに保持されるキャップ5
0を含む。このキャップ50と弁支持部材36のフラン
ジ36Aとの間には、図示される如くバネ54が介在さ
れており、燃料圧力が所定のバルブ開放圧力に達するま
で燃料逆止/燃料調量弁34を閉止位置に付勢するよう
になっている。
【0015】燃料逆止/燃料調量弁34は、ハウジング
チャンバ30の上部領域から燃料を吸入する中央穴34
Bを含む。この中央穴34Bには燃料フィルタ56が内
設されており、燃料は、この燃料フィルタ56を通って
流動した後に、半径方向に指向される拡周燃料通路34
Cに達する。
チャンバ30の上部領域から燃料を吸入する中央穴34
Bを含む。この中央穴34Bには燃料フィルタ56が内
設されており、燃料は、この燃料フィルタ56を通って
流動した後に、半径方向に指向される拡周燃料通路34
Cに達する。
【0016】燃料通路34Cの上流に図示される通路3
4Dは、バルブステム34Aと弁支持部材36の間に区
画される環状チャンバ58に連通されており、この環状
チャンバ58は、調量始動燃料流を通路36Bと通路3
8Bから燃料受けチャンバ64に提供する。この燃料
は、燃料流量と、後述の燃料吐出リップ132c、16
2cの間に生成される空気圧の差の大きさと、に応じ
て、チューブ70、72の内の一方又は両方を通って流
れることができる。
4Dは、バルブステム34Aと弁支持部材36の間に区
画される環状チャンバ58に連通されており、この環状
チャンバ58は、調量始動燃料流を通路36Bと通路3
8Bから燃料受けチャンバ64に提供する。この燃料
は、燃料流量と、後述の燃料吐出リップ132c、16
2cの間に生成される空気圧の差の大きさと、に応じ
て、チューブ70、72の内の一方又は両方を通って流
れることができる。
【0017】燃料逆止/燃料調量弁34は、燃料圧力が
所定の開放圧力に達するまで、図1に図示される如く、
半径方向に指向される弁燃料通路34Cが弁支持部材3
6の下端部36Cによって閉塞されている閉止位置に保
持される。燃料圧力が所定の開放圧力に達すると、燃料
逆止/燃料調量弁34は、バネ54の付勢力に抗して弁
支持部材36の下端部36Cに対し下方に移動されて、
所定の制御調量燃料流スケジュールが得られるように燃
料通路34Cを露出させる。
所定の開放圧力に達するまで、図1に図示される如く、
半径方向に指向される弁燃料通路34Cが弁支持部材3
6の下端部36Cによって閉塞されている閉止位置に保
持される。燃料圧力が所定の開放圧力に達すると、燃料
逆止/燃料調量弁34は、バネ54の付勢力に抗して弁
支持部材36の下端部36Cに対し下方に移動されて、
所定の制御調量燃料流スケジュールが得られるように燃
料通路34Cを露出させる。
【0018】弁34で調量された燃料流は、支持カップ
38によって区画される燃料受けチャンバ64に収めら
れる。燃料チューブ又は燃料導管70、72によって、
この燃料は、噴射器チップTに導通されて燃焼器チャン
バC(概略的に図示)に吐出されるようになっている。
当該燃料チューブ又は燃料導管70、72は、図示され
る如く、ろう付けによって支持カップ38中に固着され
る夫々の上端部70A、72Aを含むので、当該開口端
部70A、72Aが支持カップ38の燃料受けチャンバ
64に連通している。こうして、燃料チューブ又は燃料
導管70、72は、燃料受けチャンバ64を介して相互
連通されている。
38によって区画される燃料受けチャンバ64に収めら
れる。燃料チューブ又は燃料導管70、72によって、
この燃料は、噴射器チップTに導通されて燃焼器チャン
バC(概略的に図示)に吐出されるようになっている。
当該燃料チューブ又は燃料導管70、72は、図示され
る如く、ろう付けによって支持カップ38中に固着され
る夫々の上端部70A、72Aを含むので、当該開口端
部70A、72Aが支持カップ38の燃料受けチャンバ
64に連通している。こうして、燃料チューブ又は燃料
導管70、72は、燃料受けチャンバ64を介して相互
連通されている。
【0019】噴射器チップTは、ろう付け又は類似の冶
金法によって組み付けられた複数の管状噴射器本体10
0、102、104、106、及び108を含む。管状
噴射器本体100と104は、ろう付け等によって、直
接、支持ハウジング20に固着されている。残りの管状
噴射器本体102、106、及び108は、図1に図示
の如く、ろう付けによって管状噴射器本体100、10
4の内の一方に又は相互に固着されている。
金法によって組み付けられた複数の管状噴射器本体10
0、102、104、106、及び108を含む。管状
噴射器本体100と104は、ろう付け等によって、直
接、支持ハウジング20に固着されている。残りの管状
噴射器本体102、106、及び108は、図1に図示
の如く、ろう付けによって管状噴射器本体100、10
4の内の一方に又は相互に固着されている。
【0020】前記内部管状本体100は、内側に円筒形
の内部給気チャンバ120を区画又は形成するととも
に、この内部給気チャンバ120は、エンジン圧縮器
(図示せず)に連通される加圧空気プレナムPからコン
プレッサ吐出空気を吸入する拡大上流開口端部120a
を有する。この内部給気チャンバ120は、内部管状本
体100の上流領域に内設される複数の拡周空気旋回羽
根121を介して加圧空気を吸入する。内部管状本体1
00は、下流の円錐台形の内部空気吐出チャンバ122
を含むとともに、この内部空気吐出チャンバ122は、
内部空気を燃焼器チャンバCに吐出する空気吐出オリフ
ィス122cを区画している。この空気吐出オリフィス
122cは、図示される環状リップによって区画されて
いる。
の内部給気チャンバ120を区画又は形成するととも
に、この内部給気チャンバ120は、エンジン圧縮器
(図示せず)に連通される加圧空気プレナムPからコン
プレッサ吐出空気を吸入する拡大上流開口端部120a
を有する。この内部給気チャンバ120は、内部管状本
体100の上流領域に内設される複数の拡周空気旋回羽
根121を介して加圧空気を吸入する。内部管状本体1
00は、下流の円錐台形の内部空気吐出チャンバ122
を含むとともに、この内部空気吐出チャンバ122は、
内部空気を燃焼器チャンバCに吐出する空気吐出オリフ
ィス122cを区画している。この空気吐出オリフィス
122cは、図示される環状リップによって区画されて
いる。
【0021】第1の中間管状本体102は、内部管状本
体100の外周(即ち、外径方向)に周設されている。
この中間管状本体102は、ろう付け等によって管状本
体100と104に固着されている。
体100の外周(即ち、外径方向)に周設されている。
この中間管状本体102は、ろう付け等によって管状本
体100と104に固着されている。
【0022】内部管状本体100と中間管状本体102
の間には、上流開口部130aを燃料チューブ又は燃料
導管70に連通させている第1の環状内部燃料供給通路
130が区画されている。この内部燃料供給通路130
は、円錐台形の燃料吐出通路132に連通している。当
該燃料供給通路130、132の間には、複数の拡周燃
料旋回羽根131が介在されており、燃料に渦流を付与
するようになっている。この内部燃料吐出通路132
は、燃料を空気噴霧しやすい薄膜又は薄層として吐出す
る環状の下流燃料吐出オリフィス132cを含む。この
燃料吐出オリフィス132cは、図示される環状リップ
によって形成されている。
の間には、上流開口部130aを燃料チューブ又は燃料
導管70に連通させている第1の環状内部燃料供給通路
130が区画されている。この内部燃料供給通路130
は、円錐台形の燃料吐出通路132に連通している。当
該燃料供給通路130、132の間には、複数の拡周燃
料旋回羽根131が介在されており、燃料に渦流を付与
するようになっている。この内部燃料吐出通路132
は、燃料を空気噴霧しやすい薄膜又は薄層として吐出す
る環状の下流燃料吐出オリフィス132cを含む。この
燃料吐出オリフィス132cは、図示される環状リップ
によって形成されている。
【0023】第2の管状本体104は、中間管状本体ア
ゼンブリ102の外周の幅(半径)方向に周設されてお
り、前記プレナムPから加圧空気を吸入する複数の拡周
吸気開口部102aを含む(1つのみ図示)。当該中間
管状本体102、104の間には、複数の拡周拡径空気
旋回羽根141を内設する環状中間給気チャンバ140
が区画されている。この給気チャンバ140は、円錐台
形の空気吐出チャンバ142に連通している。
ゼンブリ102の外周の幅(半径)方向に周設されてお
り、前記プレナムPから加圧空気を吸入する複数の拡周
吸気開口部102aを含む(1つのみ図示)。当該中間
管状本体102、104の間には、複数の拡周拡径空気
旋回羽根141を内設する環状中間給気チャンバ140
が区画されている。この給気チャンバ140は、円錐台
形の空気吐出チャンバ142に連通している。
【0024】この中間空気吐出チャンバ142は、燃料
噴霧化のために気流を吐出する環状の下流空気吐出オリ
フィス142cを含む。この空気吐出オリフィス142
cは、図示される環状リップによって区画されている。
噴霧化のために気流を吐出する環状の下流空気吐出オリ
フィス142cを含む。この空気吐出オリフィス142
cは、図示される環状リップによって区画されている。
【0025】第3の中間管状本体106は、第2の中間
管状本体104の外周の幅(半径)方向に周設されてい
る。当該管状本体104、106の間には、燃料チュー
ブ又は燃料導管72に連通するとともにこの燃料チュー
ブ又は燃料導管72から燃料を吸入する環状燃料吸入通
路150が区画されている。この燃料吸入通路150
は、相互連結燃料通路163を介して円錐台形の燃料吐
出通路162に連通している。
管状本体104の外周の幅(半径)方向に周設されてい
る。当該管状本体104、106の間には、燃料チュー
ブ又は燃料導管72に連通するとともにこの燃料チュー
ブ又は燃料導管72から燃料を吸入する環状燃料吸入通
路150が区画されている。この燃料吸入通路150
は、相互連結燃料通路163を介して円錐台形の燃料吐
出通路162に連通している。
【0026】この中間燃料吐出通路162は、燃料噴霧
化のために燃料を吐出する環状の下流燃料吐出オリフィ
ス162cを含む。この燃料吐出オリフィス162c
は、図示される環状リップによって区画されている。
化のために燃料を吐出する環状の下流燃料吐出オリフィ
ス162cを含む。この燃料吐出オリフィス162c
は、図示される環状リップによって区画されている。
【0027】外部管状本体108は、中間管状本体アゼ
ンブリ106の外周の幅(半径)方向に周設されてお
り、前記プレナムPから加圧空気を吸入する環状吸気開
口部106aを含む。当該管状本体106、108の間
には、複数の拡周拡径空気旋回羽根171を内設する環
状外部給気チャンバ170が区画されている。この給気
チャンバ170は、円錐台形の空気吐出チャンバ182
に連通している。
ンブリ106の外周の幅(半径)方向に周設されてお
り、前記プレナムPから加圧空気を吸入する環状吸気開
口部106aを含む。当該管状本体106、108の間
には、複数の拡周拡径空気旋回羽根171を内設する環
状外部給気チャンバ170が区画されている。この給気
チャンバ170は、円錐台形の空気吐出チャンバ182
に連通している。
【0028】この外部空気吐出チャンバ182は、燃料
噴霧化のために気流を吐出する環状の下流空気吐出オリ
フィス182cを含む。この空気吐出オリフィス182
cは、図示される環状リップによって区画されている。
噴霧化のために気流を吐出する環状の下流空気吐出オリ
フィス182cを含む。この空気吐出オリフィス182
cは、図示される環状リップによって区画されている。
【0029】空気吐出オリフィスと燃料吐出オリフィス
122c、132c、142c、162c、182c
は、図1に示される如く、軸方向に且つ半径方向に設け
られているので、燃料吐出オリフィス132c、162
cにおける吐出液体燃料の薄膜厚さを、空気吐出オリフ
ィス122c、142c、182cから吐出される空気
によって制御するとともに噴霧することができる。した
がって、オリフィス132c、162cで吐出される各
々の燃料流のストリームは、内部空気と外部空気の両方
の噴霧流を受ける。
122c、132c、142c、162c、182c
は、図1に示される如く、軸方向に且つ半径方向に設け
られているので、燃料吐出オリフィス132c、162
cにおける吐出液体燃料の薄膜厚さを、空気吐出オリフ
ィス122c、142c、182cから吐出される空気
によって制御するとともに噴霧することができる。した
がって、オリフィス132c、162cで吐出される各
々の燃料流のストリームは、内部空気と外部空気の両方
の噴霧流を受ける。
【0030】燃料逆止/燃料調量弁34が開放されてい
る噴射器10の運転中、個々の噴霧燃料流のストリーム
は、噴射器チップTから吐出されて、略半径方向に拡散
する燃料ストリームとして噴霧されるとともに、かかる
燃料ストリームは、内部気流、中間気流、及び外部気流
(係合する噴射器空気旋回羽根によって付与される時の
吐出オリフィス122c、142c、182cからの空
気)の空気渦流角度と、(燃料吐出オリフィス132
c、162cから吐出される)第1燃料流と第2燃料流
の燃料渦流角度と、によって吐出チップT下流の燃焼器
内で順次併合又は混合されるだけでなく、前記吐出チャ
ンバ122、132、142、162、182の収束方
位と軸方向(長手方向)/半径方向(幅方向)の配向と
に従って吐出チップT下流の燃焼器内で順次併合又は混
合される。
る噴射器10の運転中、個々の噴霧燃料流のストリーム
は、噴射器チップTから吐出されて、略半径方向に拡散
する燃料ストリームとして噴霧されるとともに、かかる
燃料ストリームは、内部気流、中間気流、及び外部気流
(係合する噴射器空気旋回羽根によって付与される時の
吐出オリフィス122c、142c、182cからの空
気)の空気渦流角度と、(燃料吐出オリフィス132
c、162cから吐出される)第1燃料流と第2燃料流
の燃料渦流角度と、によって吐出チップT下流の燃焼器
内で順次併合又は混合されるだけでなく、前記吐出チャ
ンバ122、132、142、162、182の収束方
位と軸方向(長手方向)/半径方向(幅方向)の配向と
に従って吐出チップT下流の燃焼器内で順次併合又は混
合される。
【0031】本発明によると、第1燃料通路130、1
32と第2燃料通路150、162は、支持カップ38
内に区画される共通の燃料受けチャンバ64に連通する
燃料チューブ又は燃料導管70、72によって、夫々の
燃料吐出オリフィス132c、162cの上流に連通し
ている。また、第1空気吐出オリフィス122cと第1
燃料吐出オリフィス132cが第1燃料吐出オリフィス
132cに空気圧を生成する関係を有する一方で、第2
空気吐出オリフィス142cと第2燃料吐出オリフィス
162cが第2燃料吐出オリフィス162cに異なる空
気圧を生成する別の関係を有するので、前記第1燃料吐
出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃
料供給が、例えば、燃料ポンプ26の停止によって生じ
る燃料逆止/燃料調量弁34の閉止によるエンジン停止
のために中断される場合、通路36B、38Bから燃料
受けチャンバ64内の過渡燃料だけでなく、燃料受けチ
ャンバ64と、第1燃料吐出オリフィス132cと第2
燃料吐出オリフィス162cの間の燃料通路130、1
32及び150、162と、の中に滞留する燃料も、オ
リフィス132cに生成されるよりも低い空気圧を生成
させるオリフィス162cから燃焼器C内に燃料を確実
にパージできるだけの圧力差を受ける。例えば、弁34
の閉止によって燃料流が中断されると同時に、比較的高
い(例えば、比較的正の)空気圧が第1燃料吐出オリフ
ィス132cに生成されるとともに、比較的低い(例え
ば比較的負の)空気圧が第2燃料吐出オリフィス162
cに生成されるので、燃料受けチャンバ64内と、燃料
通路130、132及び150、162内と、の燃料
が、第1燃料吐出オリフィス132cから第2燃料吐出
オリフィス162cの方向にパージされて第2燃料吐出
オリフィス162cから燃焼器チャンバC内に吐出され
る(燃料パージ方向を図示する図2の矢印FP参照)。
実際、第1燃料吐出オリフィス132cが「フエルプッ
シャ」オリフィスになるとともに、第2燃料オリフィス
162cは「フエルプーラ」オリフィスになる。
32と第2燃料通路150、162は、支持カップ38
内に区画される共通の燃料受けチャンバ64に連通する
燃料チューブ又は燃料導管70、72によって、夫々の
燃料吐出オリフィス132c、162cの上流に連通し
ている。また、第1空気吐出オリフィス122cと第1
燃料吐出オリフィス132cが第1燃料吐出オリフィス
132cに空気圧を生成する関係を有する一方で、第2
空気吐出オリフィス142cと第2燃料吐出オリフィス
162cが第2燃料吐出オリフィス162cに異なる空
気圧を生成する別の関係を有するので、前記第1燃料吐
出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃
料供給が、例えば、燃料ポンプ26の停止によって生じ
る燃料逆止/燃料調量弁34の閉止によるエンジン停止
のために中断される場合、通路36B、38Bから燃料
受けチャンバ64内の過渡燃料だけでなく、燃料受けチ
ャンバ64と、第1燃料吐出オリフィス132cと第2
燃料吐出オリフィス162cの間の燃料通路130、1
32及び150、162と、の中に滞留する燃料も、オ
リフィス132cに生成されるよりも低い空気圧を生成
させるオリフィス162cから燃焼器C内に燃料を確実
にパージできるだけの圧力差を受ける。例えば、弁34
の閉止によって燃料流が中断されると同時に、比較的高
い(例えば、比較的正の)空気圧が第1燃料吐出オリフ
ィス132cに生成されるとともに、比較的低い(例え
ば比較的負の)空気圧が第2燃料吐出オリフィス162
cに生成されるので、燃料受けチャンバ64内と、燃料
通路130、132及び150、162内と、の燃料
が、第1燃料吐出オリフィス132cから第2燃料吐出
オリフィス162cの方向にパージされて第2燃料吐出
オリフィス162cから燃焼器チャンバC内に吐出され
る(燃料パージ方向を図示する図2の矢印FP参照)。
実際、第1燃料吐出オリフィス132cが「フエルプッ
シャ」オリフィスになるとともに、第2燃料オリフィス
162cは「フエルプーラ」オリフィスになる。
【0032】本発明を実施する場合、例示上、但しこれ
に限定されないが、第1空気吐出オリフィス122cと
第1燃料吐出オリフィス132cの関係は、第1燃料吐
出オリフィス132cと第2燃料吐出オリフィス162
cに異なる空気圧を生成すべく、第2空気吐出オリフィ
ス142cと第2燃料吐出オリフィス162cの関係と
相違させることができるので、これによって、前記第1
燃料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対
する燃料供給が燃料逆止/燃料調量弁34の閉止によっ
て中断される場合、燃料受けチャンバ64内と、第1燃
料吐出オリフィス132cと第2燃料吐出オリフィス1
62cの間の燃料通路130、132及び150、16
2内と、の燃料が、比較的低圧の第2燃料吐出オリフィ
ス162cから燃焼器C内に燃料を確実にパージするに
足る圧力差を受ける。例えば、燃料吐出オリフィス13
2cの直径は、空気吐出オリフィス122cの直径より
小さく、一方、燃料吐出オリフィス162cの直径は、
空気吐出オリフィス142cの直径よりも大きい。特
に、燃料吐出オリフィス132cの半径は、空気吐出オ
リフィス122cの半径よりも小さい範囲、例えば、
0.005インチ及至0.020インチの範囲内で選択
される一方、燃料吐出オリフィス162cの半径は、空
気吐出オリフィス142cの半径よりも大きな範囲、例
えば、0.005インチ及至0.015インチの範囲内
で選択され、当該半径寸法は、比較的低圧の燃料吐出オ
リフィス162cを介して滞留燃料の所望のセルフパー
ジを行うように選択される。即ち、122c、132c
及び142c、162cのオリフィスの直径は、オリフ
ィス132cに生成されるよりも低い空気圧をオリフィ
ス162cに生成するように選択されている。
に限定されないが、第1空気吐出オリフィス122cと
第1燃料吐出オリフィス132cの関係は、第1燃料吐
出オリフィス132cと第2燃料吐出オリフィス162
cに異なる空気圧を生成すべく、第2空気吐出オリフィ
ス142cと第2燃料吐出オリフィス162cの関係と
相違させることができるので、これによって、前記第1
燃料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対
する燃料供給が燃料逆止/燃料調量弁34の閉止によっ
て中断される場合、燃料受けチャンバ64内と、第1燃
料吐出オリフィス132cと第2燃料吐出オリフィス1
62cの間の燃料通路130、132及び150、16
2内と、の燃料が、比較的低圧の第2燃料吐出オリフィ
ス162cから燃焼器C内に燃料を確実にパージするに
足る圧力差を受ける。例えば、燃料吐出オリフィス13
2cの直径は、空気吐出オリフィス122cの直径より
小さく、一方、燃料吐出オリフィス162cの直径は、
空気吐出オリフィス142cの直径よりも大きい。特
に、燃料吐出オリフィス132cの半径は、空気吐出オ
リフィス122cの半径よりも小さい範囲、例えば、
0.005インチ及至0.020インチの範囲内で選択
される一方、燃料吐出オリフィス162cの半径は、空
気吐出オリフィス142cの半径よりも大きな範囲、例
えば、0.005インチ及至0.015インチの範囲内
で選択され、当該半径寸法は、比較的低圧の燃料吐出オ
リフィス162cを介して滞留燃料の所望のセルフパー
ジを行うように選択される。即ち、122c、132c
及び142c、162cのオリフィスの直径は、オリフ
ィス132cに生成されるよりも低い空気圧をオリフィ
ス162cに生成するように選択されている。
【0033】本発明は、これに限定されるものではな
く、例えば、許可された同時係属出願第07/885,
499号、ここでは開示内容を引用に代える、に記載さ
れる如く、前記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃料
吐出オリフィスに対する燃料供給が中断される場合に第
1燃料吐出オリフィス132cと第2燃料吐出オリフィ
ス162cに異なる空気圧を生成させるべく、第1空気
吐出オリフィス122cと第1燃料吐出オリフィス13
2cの間の関係と、第2空気吐出オリフィス142cと
第2燃料吐出オリフィス162cの間の関係と、を別の
関係に変えることによって実施することができる。燃料
パージに所要の差圧は、前述した許可済み同時係属出願
に記述の如く、フエルプッシャ/フエルプーラのオリフ
ィス132c、162c、フエルプッシャ/比較的低い
フエルプッシャのオリフィス132c、162c、又は
フエルプーラ/比較的低いフエルプーラのオリフィス1
32c、162c、によって生成することができる。
く、例えば、許可された同時係属出願第07/885,
499号、ここでは開示内容を引用に代える、に記載さ
れる如く、前記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃料
吐出オリフィスに対する燃料供給が中断される場合に第
1燃料吐出オリフィス132cと第2燃料吐出オリフィ
ス162cに異なる空気圧を生成させるべく、第1空気
吐出オリフィス122cと第1燃料吐出オリフィス13
2cの間の関係と、第2空気吐出オリフィス142cと
第2燃料吐出オリフィス162cの間の関係と、を別の
関係に変えることによって実施することができる。燃料
パージに所要の差圧は、前述した許可済み同時係属出願
に記述の如く、フエルプッシャ/フエルプーラのオリフ
ィス132c、162c、フエルプッシャ/比較的低い
フエルプッシャのオリフィス132c、162c、又は
フエルプーラ/比較的低いフエルプーラのオリフィス1
32c、162c、によって生成することができる。
【0034】即ち、本発明においては、空気をガスター
ビンエンジンの燃焼器に吐出する第1空気吐出オリフィ
スと第2空気吐出オリフィスと、燃料を燃焼器に吐出す
る夫々の第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフ
ィスを有する第1燃料通路手段と第2燃料通路手段と、
を有する噴射器本体手段を含む、ガスタービンエンジン
の燃焼器用セルフパージ式燃料噴射器を意図するもので
ある。第1燃料通路と第2燃料通路は、第1燃料吐出オ
リフィスと第2燃料吐出オリフィスの上流に連通されて
いる。第1空気吐出オリフィスと第1燃料吐出オリフィ
スが第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成する関係を
有する一方で、第2空気吐出オリフィスと第2燃料吐出
オリフィスが第2燃料吐出オリフィスに異なる空気圧を
生成する別の関係を有するので、第1燃料吐出オリフィ
スと第2燃料吐出オリフィスに対する燃料供給が中断さ
れる場合、第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリ
フィスの間の第1燃料通路内と第2燃料通路内に滞留す
る燃料が、この滞留燃料を前記燃焼器内に確実にパージ
する圧力差を受ける。そして、第1空気吐出オリフィス
と第1燃料吐出オリフィスが、内部空気吐出オリフィス
と、内部空気吐出オリフィスに周設される燃料吐出オリ
フィスと、を含み、第2空気吐出オリフィスと第2燃料
吐出オリフィスは、第1燃料吐出オリフィスに周設され
る中間空気吐出オリフィスと、中間空気吐出オリフィス
に周設される外部燃料吐出オリフィスと、を含む。
ビンエンジンの燃焼器に吐出する第1空気吐出オリフィ
スと第2空気吐出オリフィスと、燃料を燃焼器に吐出す
る夫々の第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフ
ィスを有する第1燃料通路手段と第2燃料通路手段と、
を有する噴射器本体手段を含む、ガスタービンエンジン
の燃焼器用セルフパージ式燃料噴射器を意図するもので
ある。第1燃料通路と第2燃料通路は、第1燃料吐出オ
リフィスと第2燃料吐出オリフィスの上流に連通されて
いる。第1空気吐出オリフィスと第1燃料吐出オリフィ
スが第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成する関係を
有する一方で、第2空気吐出オリフィスと第2燃料吐出
オリフィスが第2燃料吐出オリフィスに異なる空気圧を
生成する別の関係を有するので、第1燃料吐出オリフィ
スと第2燃料吐出オリフィスに対する燃料供給が中断さ
れる場合、第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリ
フィスの間の第1燃料通路内と第2燃料通路内に滞留す
る燃料が、この滞留燃料を前記燃焼器内に確実にパージ
する圧力差を受ける。そして、第1空気吐出オリフィス
と第1燃料吐出オリフィスが、内部空気吐出オリフィス
と、内部空気吐出オリフィスに周設される燃料吐出オリ
フィスと、を含み、第2空気吐出オリフィスと第2燃料
吐出オリフィスは、第1燃料吐出オリフィスに周設され
る中間空気吐出オリフィスと、中間空気吐出オリフィス
に周設される外部燃料吐出オリフィスと、を含む。
【0035】図2は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、この第2実施例では、類似の機能を、付与した類
似の参照数字で表示している。本実施例が図1の実施例
と異なる点は、複数のポート172’を有する燃料分散
弁173’であって、各々のポート172’が燃料導管
24’(概略的に図示)によって個別の燃料噴射器(1
つ図示)に連結されている、前記燃料分散弁173’か
ら加圧燃料が燃料噴射器に供給されることである。この
燃料分散弁173’は、プラット・アンド・ウィットニ
・エアークラフト(Pratt & Whitney
Aircraft)製造のV2500(商標)ガスター
ビンエンジンに使用される公知のタイプであり、米国特
許第4,614,202号と米国特許第4,590,7
68号、ここでは開示内容を引用に代える、に記述され
ている。この燃料分散弁173’によって調量燃料流が
各々の燃料噴射器に提供される。この燃料分散弁17
3’は、燃料ポンプ26’から燃料を吸入する。
あり、この第2実施例では、類似の機能を、付与した類
似の参照数字で表示している。本実施例が図1の実施例
と異なる点は、複数のポート172’を有する燃料分散
弁173’であって、各々のポート172’が燃料導管
24’(概略的に図示)によって個別の燃料噴射器(1
つ図示)に連結されている、前記燃料分散弁173’か
ら加圧燃料が燃料噴射器に供給されることである。この
燃料分散弁173’は、プラット・アンド・ウィットニ
・エアークラフト(Pratt & Whitney
Aircraft)製造のV2500(商標)ガスター
ビンエンジンに使用される公知のタイプであり、米国特
許第4,614,202号と米国特許第4,590,7
68号、ここでは開示内容を引用に代える、に記述され
ている。この燃料分散弁173’によって調量燃料流が
各々の燃料噴射器に提供される。この燃料分散弁17
3’は、燃料ポンプ26’から燃料を吸入する。
【0036】各々の燃料噴射器に吸入される燃料は、こ
の燃料分散弁173’によって調量されるので、逆止弁
35’のみが燃料噴射器ハウジング20’の燃料受けチ
ャンバ30’に内設されている。この逆止弁35’は、
支持カップ38’に支持されるとともに、この支持カッ
プ38’は、有孔圧下スリーブ44’とバネ42’によ
って燃料受けチャンバ30’内に保持されている。この
逆止弁35’は、燃料圧力がバネ54’に打ち勝って逆
止弁35’を開放できるだけの高レベルに達するまでバ
ネ54’によって付勢されて弁座37’に密接している
バルブステム35a’を含む。逆止弁35’の開放と同
時に、燃料が燃料受けチャンバ30’からフィルタ5
6’と弁座開口部37a’を経て燃料受けチャンバ6
4’内に流入するとともに、次に、燃料チューブ又は燃
料導管70’、72’内に流入して、図1に基づいて上
述した噴射器チップTと同一構造の噴射器チップT’に
達する。
の燃料分散弁173’によって調量されるので、逆止弁
35’のみが燃料噴射器ハウジング20’の燃料受けチ
ャンバ30’に内設されている。この逆止弁35’は、
支持カップ38’に支持されるとともに、この支持カッ
プ38’は、有孔圧下スリーブ44’とバネ42’によ
って燃料受けチャンバ30’内に保持されている。この
逆止弁35’は、燃料圧力がバネ54’に打ち勝って逆
止弁35’を開放できるだけの高レベルに達するまでバ
ネ54’によって付勢されて弁座37’に密接している
バルブステム35a’を含む。逆止弁35’の開放と同
時に、燃料が燃料受けチャンバ30’からフィルタ5
6’と弁座開口部37a’を経て燃料受けチャンバ6
4’内に流入するとともに、次に、燃料チューブ又は燃
料導管70’、72’内に流入して、図1に基づいて上
述した噴射器チップTと同一構造の噴射器チップT’に
達する。
【0037】この燃料噴射器は、図1に基づいて上述し
た方法で、燃料受けチャンバ64’の燃料と、第1燃料
吐出オリフィス132c’と第2燃料吐出オリフィス1
62c’の間の燃料通路130’、132’及び15
0’、162’の燃料を、比較的低い空気圧を生成させ
る前記オリフィス132c’又は162c’の内の1つ
から燃焼器C内にパージするように機能する。
た方法で、燃料受けチャンバ64’の燃料と、第1燃料
吐出オリフィス132c’と第2燃料吐出オリフィス1
62c’の間の燃料通路130’、132’及び15
0’、162’の燃料を、比較的低い空気圧を生成させ
る前記オリフィス132c’又は162c’の内の1つ
から燃焼器C内にパージするように機能する。
【0038】例えば、第1空気吐出オリフィス122
c’と第1燃料吐出オリフィス132c’の関係は、第
1燃料吐出オリフィス132c’と第2燃料燃料吐出オ
リフィス162c’に異なる空気圧を生成すべく、第2
空気吐出オリフィス142c’と第2燃料吐出オリフィ
ス162c’の関係と(例えば、上述の如く、オリフィ
ス122c’、132c’の各直径と、オリフィス14
2c’、162c’の各直径と、を選択することによっ
て)相違させることができるので、前記第1燃料吐出オ
リフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃料供
給が逆止弁35’の閉止によって中断される場合、燃料
受けチャンバ64’内と、第1燃料吐出オリフィス13
2c’と第2燃料吐出オリフィス162c’の間の燃料
通路130’、132’及び150’、162’内と、
に滞留する燃料が、この滞留燃料を燃料吐出オリフィス
132c’から比較的低い空気圧を有する燃料吐出オリ
フィス162c’の方向に燃焼器C内に確実にパージで
きるだけの圧力差を受ける。
c’と第1燃料吐出オリフィス132c’の関係は、第
1燃料吐出オリフィス132c’と第2燃料燃料吐出オ
リフィス162c’に異なる空気圧を生成すべく、第2
空気吐出オリフィス142c’と第2燃料吐出オリフィ
ス162c’の関係と(例えば、上述の如く、オリフィ
ス122c’、132c’の各直径と、オリフィス14
2c’、162c’の各直径と、を選択することによっ
て)相違させることができるので、前記第1燃料吐出オ
リフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃料供
給が逆止弁35’の閉止によって中断される場合、燃料
受けチャンバ64’内と、第1燃料吐出オリフィス13
2c’と第2燃料吐出オリフィス162c’の間の燃料
通路130’、132’及び150’、162’内と、
に滞留する燃料が、この滞留燃料を燃料吐出オリフィス
132c’から比較的低い空気圧を有する燃料吐出オリ
フィス162c’の方向に燃焼器C内に確実にパージで
きるだけの圧力差を受ける。
【0039】即ち、第2実施例においては、第1燃料通
路と2燃料通路が、噴射器ハウジング手段内の燃料制御
弁の下流に連通されている。第1燃料通路と前記第2燃
料通路が、燃料制御弁の下流に設けられる共通のチャン
バで連通され、チャンバから燃料を吸入するようになっ
ていることが望ましい。
路と2燃料通路が、噴射器ハウジング手段内の燃料制御
弁の下流に連通されている。第1燃料通路と前記第2燃
料通路が、燃料制御弁の下流に設けられる共通のチャン
バで連通され、チャンバから燃料を吸入するようになっ
ていることが望ましい。
【0040】更に、この発明のある特定の実施例では、
燃料噴射器が、空気を燃焼器に吐出する内部空気吐出オ
リフィスを備えた内部空気通路と、内部空気通路に周設
される第1燃料通路であって、燃料を前記燃焼器に吐出
する第1燃料吐出オリフィスを有する第1燃料通路と、
第1燃料通路に周設されるとともに中間空気吐出オリフ
ィスを有する中間空気通路と、中間空気通路に周設され
る第2燃料通路であって、燃料を燃焼器に吐出する第2
燃料吐出オリフィスを有する第2燃料通路と、を有する
噴射器本体手段を含む。第1燃料通路と第2燃料通路
は、第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフィス
の上流に連通されている。内部空気吐出オリフィスと第
1燃料吐出オリフィスが第1燃料吐出オリフィスに空気
圧を生成する関係を有する一方で、中間空気吐出オリフ
ィスと第2燃料吐出オリフィスが第2燃料吐出オリフィ
スに異なる空気圧を生成する別の関係を有するので、第
1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフィスに対す
る燃料供給が中断される場合、第1燃料吐出オリフィス
と第2燃料吐出オリフィスの間の第1燃料通路内と第2
燃料通路内に滞留する燃料が、生成される圧力差によっ
て燃焼器内にパージされる。
燃料噴射器が、空気を燃焼器に吐出する内部空気吐出オ
リフィスを備えた内部空気通路と、内部空気通路に周設
される第1燃料通路であって、燃料を前記燃焼器に吐出
する第1燃料吐出オリフィスを有する第1燃料通路と、
第1燃料通路に周設されるとともに中間空気吐出オリフ
ィスを有する中間空気通路と、中間空気通路に周設され
る第2燃料通路であって、燃料を燃焼器に吐出する第2
燃料吐出オリフィスを有する第2燃料通路と、を有する
噴射器本体手段を含む。第1燃料通路と第2燃料通路
は、第1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフィス
の上流に連通されている。内部空気吐出オリフィスと第
1燃料吐出オリフィスが第1燃料吐出オリフィスに空気
圧を生成する関係を有する一方で、中間空気吐出オリフ
ィスと第2燃料吐出オリフィスが第2燃料吐出オリフィ
スに異なる空気圧を生成する別の関係を有するので、第
1燃料吐出オリフィスと第2燃料吐出オリフィスに対す
る燃料供給が中断される場合、第1燃料吐出オリフィス
と第2燃料吐出オリフィスの間の第1燃料通路内と第2
燃料通路内に滞留する燃料が、生成される圧力差によっ
て燃焼器内にパージされる。
【0041】本発明によるセルフパージ式燃料噴射器の
長所は、各々の燃料噴射器が個別にセルフパージするの
で、したがって、各々の燃料噴射器を、ガスタービンエ
ンジンの燃焼器に燃料を提供する他の燃料噴射器と同一
にすることができることである。
長所は、各々の燃料噴射器が個別にセルフパージするの
で、したがって、各々の燃料噴射器を、ガスタービンエ
ンジンの燃焼器に燃料を提供する他の燃料噴射器と同一
にすることができることである。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、第1に、空気をガスタービンエンジンの燃焼器に吐
出する第1空気吐出オリフィスと第2空気吐出オリフィ
スと、燃料を前記燃焼器に吐出する夫々の第1燃料吐出
オリフィスと第2燃料吐出オリフィスを有する第1燃料
通路手段と第2燃料通路手段と、を有する噴射器本体手
段を具備するとともに、前記第1燃料通路と前記第2燃
料通路が前記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃料吐
出オリフィスの上流に連通され、前記第1空気吐出オリ
フィスと前記第1燃料吐出オリフィスが前記第1燃料吐
出オリフィスに空気圧を生成する関係を有する一方で、
前記第2空気吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフ
ィスが前記第2燃料吐出オリフィスに異なる空気圧を生
成する関係を有するので、前記第1燃料吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃料供給が中断
される場合、前記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃
料吐出オリフィスの間の前記第1燃料通路内と前記第2
燃料通路内に滞留する燃料が、この滞留燃料を前記燃焼
器内に確実にパージする圧力差を受けることにより、ガ
スタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器に対する燃料
供給が中断されると同時に燃料噴射器の燃料通路内に滞
留する燃料を、この滞留燃料に掛かる生成空気圧の差に
よって燃焼器にパージされ得る。
ば、第1に、空気をガスタービンエンジンの燃焼器に吐
出する第1空気吐出オリフィスと第2空気吐出オリフィ
スと、燃料を前記燃焼器に吐出する夫々の第1燃料吐出
オリフィスと第2燃料吐出オリフィスを有する第1燃料
通路手段と第2燃料通路手段と、を有する噴射器本体手
段を具備するとともに、前記第1燃料通路と前記第2燃
料通路が前記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃料吐
出オリフィスの上流に連通され、前記第1空気吐出オリ
フィスと前記第1燃料吐出オリフィスが前記第1燃料吐
出オリフィスに空気圧を生成する関係を有する一方で、
前記第2空気吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフ
ィスが前記第2燃料吐出オリフィスに異なる空気圧を生
成する関係を有するので、前記第1燃料吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃料供給が中断
される場合、前記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃
料吐出オリフィスの間の前記第1燃料通路内と前記第2
燃料通路内に滞留する燃料が、この滞留燃料を前記燃焼
器内に確実にパージする圧力差を受けることにより、ガ
スタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器に対する燃料
供給が中断されると同時に燃料噴射器の燃料通路内に滞
留する燃料を、この滞留燃料に掛かる生成空気圧の差に
よって燃焼器にパージされ得る。
【0043】第2に、空気をガスタービンエンジンの燃
焼器に吐出する内部空気吐出オリフィスを備えた内部空
気通路と、前記内部空気通路に周設される第1燃料通路
であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第1燃料吐出オ
リフィスを有する前記第1燃料通路と、前記第1燃料通
路に周設されるとともに中間空気吐出オリフィスを有す
る中間空気通路と、前記中間空気通路に周設される第2
燃料通路であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第2燃
料吐出オリフィスを有する前記第2燃料通路と、を有す
る噴射器本体手段を具備するとともに、前記第1燃料通
路と前記第2燃料通路が、前記第1燃料吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスの上流に連通され、前記
内部空気吐出オリフィスと前記第1燃料吐出オリフィス
が前記第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成する関係
を有する一方で、前記中間空気吐出オリフィスと前記第
2燃料吐出オリフィスが前記第2燃料吐出オリフィスに
異なる空気圧を生成する関係を有するので、前記第1燃
料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対す
る燃料供給が中断される場合、前記第1燃料吐出オリフ
ィスと前記第2燃料吐出オリフィスの間の前記第1燃料
通路内と前記第2燃料通路内に滞留する燃料が、この滞
留燃料を前記燃焼器内に確実にパージする圧力差を受け
ることにより、ガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴
射器に対する燃料供給が中断されると同時に燃料噴射器
の燃料通路内に滞留する燃料が、極めて急速に前記燃焼
器にパージされて、このパージされた燃料を燃焼器内で
燃料噴射器の既存火炎領域によって点火され得る。
焼器に吐出する内部空気吐出オリフィスを備えた内部空
気通路と、前記内部空気通路に周設される第1燃料通路
であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第1燃料吐出オ
リフィスを有する前記第1燃料通路と、前記第1燃料通
路に周設されるとともに中間空気吐出オリフィスを有す
る中間空気通路と、前記中間空気通路に周設される第2
燃料通路であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第2燃
料吐出オリフィスを有する前記第2燃料通路と、を有す
る噴射器本体手段を具備するとともに、前記第1燃料通
路と前記第2燃料通路が、前記第1燃料吐出オリフィス
と前記第2燃料吐出オリフィスの上流に連通され、前記
内部空気吐出オリフィスと前記第1燃料吐出オリフィス
が前記第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成する関係
を有する一方で、前記中間空気吐出オリフィスと前記第
2燃料吐出オリフィスが前記第2燃料吐出オリフィスに
異なる空気圧を生成する関係を有するので、前記第1燃
料吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対す
る燃料供給が中断される場合、前記第1燃料吐出オリフ
ィスと前記第2燃料吐出オリフィスの間の前記第1燃料
通路内と前記第2燃料通路内に滞留する燃料が、この滞
留燃料を前記燃焼器内に確実にパージする圧力差を受け
ることにより、ガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴
射器に対する燃料供給が中断されると同時に燃料噴射器
の燃料通路内に滞留する燃料が、極めて急速に前記燃焼
器にパージされて、このパージされた燃料を燃焼器内で
燃料噴射器の既存火炎領域によって点火され得る。
【図1】本発明のセルフパージ式エアブラスト噴射器の
第1実施例の縦断面図である。
第1実施例の縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による燃料パージ方向を図
示する、図1と同様の縦断面図である。
示する、図1と同様の縦断面図である。
【図3】本発明のセルフパージ式エアブラスト噴射器の
第2実施例の縦断面図である。
第2実施例の縦断面図である。
1 燃料噴射器 26 燃料ポンプ 122 内部空気吐出チャンバ 122c 空気吐出オリフィス 130 燃料供給通路 132c 燃料吐出オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セオドア アール. コブリッシュ アメリカ合衆国 49423 ミシガン州 ホ ランド アップルトゥリー ドライヴ 559番地 (72)発明者 ジェローム アール. ブラッドレイ アメリカ合衆国 49424 ミシガン州 ホ ランド ティファニー リッジ ドライヴ 176番地
Claims (8)
- 【請求項1】 空気をガスタービンエンジンの燃焼器に
吐出する第1空気吐出オリフィスと第2空気吐出オリフ
ィスと、燃料を前記燃焼器に吐出する夫々の第1燃料吐
出オリフィスと第2燃料吐出オリフィスを有する第1燃
料通路手段と第2燃料通路手段と、を有する噴射器本体
手段を具備するとともに、前記第1燃料通路と前記第2
燃料通路が前記第1燃料吐出オリフィスと前記第2燃料
吐出オリフィスの上流に連通され、前記第1空気吐出オ
リフィスと前記第1燃料吐出オリフィスが前記第1燃料
吐出オリフィスに空気圧を生成する関係を有する一方
で、前記第2空気吐出オリフィスと前記第2燃料吐出オ
リフィスが前記第2燃料吐出オリフィスに異なる空気圧
を生成する関係を有するので、前記第1燃料吐出オリフ
ィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃料供給が
中断される場合、前記第1燃料吐出オリフィスと前記第
2燃料吐出オリフィスの間の前記第1燃料通路内と前記
第2燃料通路内に滞留する燃料が、この滞留燃料を前記
燃焼器内に確実にパージする圧力差を受けることを特徴
とするガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器。 - 【請求項2】 前記第1空気吐出オリフィス手段と前記
第1燃料吐出オリフィス手段が、内部空気吐出オリフィ
スと、前記内部空気吐出オリフィスの外径方向に設けら
れる燃料吐出オリフィスと、を具備することを特徴とす
る請求項1に記載のガスタービンエンジンの燃焼器用燃
料噴射器。 - 【請求項3】 前記第2空気吐出オリフィス手段と前記
第2燃料吐出オリフィス手段が、前記第1燃料吐出オリ
フィスの外径方向に設けられる中間空気吐出オリフィス
と、前記中間空気吐出オリフィスの外径方向に設けられ
る外部燃料吐出オリフィスと、を具備することを特徴と
する請求項2に記載のガスタービンエンジンの燃焼器用
燃料噴射器。 - 【請求項4】 前記第1燃料通路と前記第2燃料通路
が、ハウジング手段内の燃料制御弁の下流に連通されて
いることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンエ
ンジンの燃焼器用燃料噴射器。 - 【請求項5】 前記第1燃料通路と前記第2燃料通路
が、燃料制御弁の下流に設けられる共通のチャンバで連
通されて、燃料を前記チャンバから吸入するようになっ
ていることを特徴とする請求項4に記載のガスタービン
エンジンの燃焼器用燃料噴射器。 - 【請求項6】 空気をガスタービンエンジンの燃焼器に
吐出する内部空気吐出オリフィスを備えた内部空気通路
と、前記内部空気通路に周設される第1燃料通路であっ
て、燃料を前記燃焼器に吐出する第1燃料吐出オリフィ
スを有する前記第1燃料通路と、前記第1燃料通路に周
設されるとともに中間空気吐出オリフィスを有する中間
空気通路と、前記中間空気通路に周設される第2燃料通
路であって、燃料を前記燃焼器に吐出する第2燃料吐出
オリフィスを有する前記第2燃料通路と、を有する噴射
器本体手段を具備するとともに、前記第1燃料通路と前
記第2燃料通路が、前記第1燃料吐出オリフィスと前記
第2燃料吐出オリフィスの上流に連通され、前記内部空
気吐出オリフィスと前記第1燃料吐出オリフィスが前記
第1燃料吐出オリフィスに空気圧を生成する関係を有す
る一方で、前記中間空気吐出オリフィスと前記第2燃料
吐出オリフィスが前記第2燃料吐出オリフィスに異なる
空気圧を生成する関係を有するので、前記第1燃料吐出
オリフィスと前記第2燃料吐出オリフィスに対する燃料
供給が中断される場合、前記第1燃料吐出オリフィスと
前記第2燃料吐出オリフィスの間の前記第1燃料通路内
と前記第2燃料通路内に滞留する燃料が、この滞留燃料
を前記燃焼器内に確実にパージする圧力差を受けること
を特徴とするガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射
器。 - 【請求項7】 前記第1燃料通路と前記第2燃料通路
が、ハウジング手段内の燃料制御弁の下流に連通されて
いることを特徴とする請求項6に記載のガスタービンエ
ンジンの燃焼器用燃料噴射器。 - 【請求項8】 前記第1燃料通路と前記第2燃料通路
が、燃料制御弁の下流に設けられる共通のチャンバで連
通されて、燃料を前記チャンバから吸入するようになっ
ていることを特徴とする請求項7に記載のガスタービン
エンジンの燃焼器用燃料噴射器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/119431 | 1993-09-10 | ||
US08/119,431 US5417054A (en) | 1992-05-19 | 1993-09-10 | Fuel purging fuel injector |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0783436A true JPH0783436A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=22384385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6143993A Pending JPH0783436A (ja) | 1993-09-10 | 1994-06-02 | ガスタービンエンジンの燃焼器用燃料噴射器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5417054A (ja) |
EP (2) | EP1069377B1 (ja) |
JP (1) | JPH0783436A (ja) |
DE (2) | DE69434549T2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11257665A (ja) * | 1997-12-31 | 1999-09-21 | United Technol Corp <Utc> | ガスタ―ビンエンジンの低NOxの燃焼器 |
JP2003014233A (ja) * | 2001-04-23 | 2003-01-15 | Honda Motor Co Ltd | ガスタービン用燃料噴射ノズル |
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