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JPH077953A - 過電流制限回路 - Google Patents

過電流制限回路

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Publication number
JPH077953A
JPH077953A JP14411493A JP14411493A JPH077953A JP H077953 A JPH077953 A JP H077953A JP 14411493 A JP14411493 A JP 14411493A JP 14411493 A JP14411493 A JP 14411493A JP H077953 A JPH077953 A JP H077953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
input
current
overcurrent
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14411493A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiju Kuroda
栄寿 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP14411493A priority Critical patent/JPH077953A/ja
Publication of JPH077953A publication Critical patent/JPH077953A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】AC入力01の全波整流電圧をリアクトル03
を介しスイッチング素子04にて断続し、平滑コンデン
サ05に昇圧直流電圧を得る昇圧形コンバータを持つ整
流装置であって、DC出力07を定電圧化する直流電流
指令値を出す電圧エラーアンプ6、この電流指令値と全
波整流電圧とを乗算しAC入力01と同相の電流指令値
を出す乗算器2、電流I1を乗算器2の出力指令値に一
致させるべく電流エラーアンプ4を介し制御信号をPW
Mコンパレータ08に与えスイッチング素子04をPW
M方式で開閉しAC入力電流を力率1とする整流装置
で、アンプ3による過電流制限値をAC入力が100V
系か、200V系かに応じて切換え、定電力点で電流制
限を掛け装置の信頼性を高める。 【構成】AC入力の系統電圧を検出回路10で検出し基
準電圧切換回路11によりアンプ3への電流制限用基準
電圧を200V系では100V系の1/2とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は交流入力電圧を直流電
圧に整流し平滑化する整流装置であって、力率を1近く
にまで改善する昇圧コンバータ形のアクティブフィルタ
回路などを備えた整流装置の過電流保護回路に関する。
なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種の整流装置の構成例を示す
ブロック回路図である。同図において01はAC入力、
02はこのAC入力を全波整流する整流器、03はリア
クトル、04はパワーMOSFETからなるスイッチン
グ素子、05は平滑コンデンサ、06は平滑コンデンサ
05からの逆流阻止用のダイオード、07はDC出力で
ある。
【0003】この02〜06の手段は周知のように昇圧
形コンバータを構成している。即ちスイッチング素子0
4をオンすると、リアクトル03がAC入力01の全波
整流電圧によって付勢される。次にスイッチング素子0
4をオフすると、リアクトル03はその励磁電流を維持
する方向に電圧を発生し、平滑コンデンサ05は、この
リアクトル誘起電圧とAC入力01の全波整流電圧との
和電圧によりダイオード06を介して昇圧充電される。
【0004】ところでスイッチング素子04はPWM
(パルス幅変調)方式により、この整流装置へのAC入
力電流がAC入力01と同相(つまり力率≒1)となる
ように、この例では75KHZの高周波で開閉制御さ
れ、いわゆるアクティブフィルタを構成している。次に
スイッチング素子04の制御回路を説明すると、08は
スイッチング素子04を駆動するPWMコンパレータ、
09は75KHZの定振巾の3角波を発振出力する発振
器である。
【0005】6は電圧エラーアンプで、DC出力07の
電圧と基準電圧7とを比較し、この差電圧を0とするよ
うに、この差電圧に増巾演算を施し、直流の電流指令値
として乗算器2に与える。乗算器2はAC入力01の全
波整流電圧(つまり図2のA点の電圧)と電圧エラーア
ンプの出力とを入力し、両者の積、つまりAC入力01
の全波整流波形と同波形で、その振巾を電圧エラーアン
プ6の出力(直流の電流指令値)に比例させた(但しこ
の例では負側を増大方向とする)電流指令値を出力す
る。
【0006】またRsは図2の回路のAC入力電流を全
波整流してなる入力電流I1を検出する抵抗であり、4
は電流エラーアンプで、入力電流I1の検出値と乗算器
2の出力する電流指令値とを比較し、この差を0とする
ようにこの差電圧は演算増巾を施してPWMコンパレー
タ08に出力する。PWMコンパレータ08は発振器0
9の出力する定振巾の3角波と電流エラーアンプ4の出
力信号とを比較し(なお常時は図外のバイアス手段によ
ってPWMコンパレータ08と電流エラーアンプ4の出
力間を結ぶダイオード8は導通状態で置かれている)、
後者(エラーアンプ4の出力)が前者(発振器09の出
力)よりも大きい期間、スイッチング素子04をオンさ
せる。
【0007】このようにしてPWMコンパレータ08は
75KHZの周期を持ち電流エラーアンプ4の刻々の出
力に比例したパルス巾を持つパルス列を出力して、この
パルス巾の期間、スイッチング素子04をオンさせ、結
果として図2の回路はDC出力07の電圧レベルを一定
に保ちながら、AC入力電圧01と同相の正弦波状のA
C入力電流を取込む整流装置を実現している。
【0008】図3の(1)はAC入力01を全波整流し
てなる図2のA点の電圧波形を示し、図3の(2)はA
C入力電流を全波整流してなる電流I1の通常時の波形
を示す。このように両者は同相となっている。ところで
図2の3は過電流制限回路を構成する過電流検出用アン
プで、このアンプ3の負の入力端子には、基準電圧Er
が接続され、同じくアンプ3の正の入力端子には電流検
出抵抗Rsによる入力電流I1の検出値が入力されてい
る。
【0009】今、負荷が重くなって電流I1が大きくな
り、抵抗Rsでの電圧降下分が基準電圧Erを越えよう
とすると、アンプ3の出力が電流エラーアンプ4の出力
レベルよりローレベル側に動き、これによりアンプ3の
出力とPWMコンパレータ08とを結ぶダイオード9が
導通すると共に、電流エラーアンプ4の出力側のダイオ
ード8は阻止され、電流I1が制限される様に動作す
る。この結果、電流I1が図3(3)のようにその先端
部がカットされた波形となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図2のアクティブフィ
ルタ回路は、入力電圧範囲を広くとれるという特長があ
り、AC100V系とAC200V系を共用すことが一
般的である。しかし従来は過電流制限用基準電圧Erが
固定であるため、AC100V系と200V系で過電流
制限が動作を開始する出力電力値が大きく変化するとい
う問題があった。即ち、出力電力Poと入力電圧には次
の関係がある。
【0011】
【数1】Po=Vin・Iin・η ここで Vin:AC入力電圧の実効値 Iin:入力電流の実効値 η:コンバータの変換効率(通常0.9〜0.95程
度) 従ってVin=200V時の電流はVin=100V時
の電流の半分でよい。つまり、AC100VでI1・R
s=Erの点で電流制限がかかる様にErを設定する
と、AC200V時には、2倍の電力まで負荷が増加し
ないと電流制限が動作しないことになり、電源の安全上
問題であった。
【0012】そこで本発明は入力電圧が100V系から
200V系に切換わった時にも、過電流制限がかかる時
の出力電力をほぼ一定にすることができる過電流制限回
路を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の過電流制限回路は、交流電源(AC入
力01など)の電圧を直流電圧に変換する整流装置であ
って、交流電源からこの整流装置に供給される電流(I
1など)を設定値に制限する手段(過電流検出用アンプ
3など)を備えた整流装置において、交流電源の系統の
公称電圧を検出する手段(入力電圧検出回路10など)
と、前記設定値を、検出された前記系統公称電圧に反比
例するように切換える手段(基準電圧切換回路11な
ど)とを備えたものとする。
【0014】また請求項2の過電流制限回路は、請求項
1に記載の電流制限回路において、前記交流電源の系統
の公称電圧を100Vおよび200Vとする。また請求
項3の過電流制限回路では、請求項1または請求項2に
記載の電流制限回路において、前記整流装置は、交流電
源の電圧を全波整流する手段(全波整流器02など)
と、この全波整流電圧を昇圧するために、この電圧をリ
アクトル(03など)を介し交流電源の周波数より高い
所定の周波数(発振器09の出力周波数など)で開閉す
るスイッチング手段(スイッチング素子04など)と、
交流電源から、この整流装置へ供給される電流がほぼ力
率1の正弦波電流となるように前記スイッチング手段の
閉時間をパルス幅変調によって制御する手段(電圧エラ
ーアンプ6,乗算器2,電流アラーアンプ4,PWMコ
ンパレータ08など)とを備えたものであるようにす
る。
【0015】
【作用】AC入力の系統の公称電圧が100Vから20
0Vに変化した場合に、過電流制限用基準電圧値を切換
えることにより一定の電力ポイントで過電流制限が動作
するようにする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例としての構成を示すブ
ロック回路図で図2に対応するものである。図1におい
ては図2に対し過電流検出用アンプ3の基準電圧を固定
の電圧Erでなく、入力電圧検出回路10および基準電
圧切換え回路11によって切換可能に与えるようにした
点が異なる。
【0017】図1においては入力電圧検出回路10によ
り、AC入力01の配電系統が100V系であるか20
0V系であるかの区別を行う。そしてこの入力電圧検出
回路10の検出出力により、基準電圧切換回路11を介
して過電流制限用アンプ3への基準電圧を切換える。即
ち入力電圧検出回路10の検出信号により基準電圧切換
回路時11はAC200V入力時には、AC100V入
力時の半分の基準電圧を発生し、過電流検出用アンプ3
に与える。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば昇圧コンバータ形のアク
ティブフィルタを用いた整流装置であって、AC入力電
流の過電流を制限する機能を備えた整流装置において、
AC入力電圧の系統が100V系であるか200V系で
あるかを検出し、過電流の制限値を200V系では10
0V系の1/2に切換えるようにしたので、本発明の整
流装置をAC100V系と200V系で共用しても、ほ
ぼ一定の出力電力点で過電流制限をかけることができ、
力率改善回路(アクティブフィルタ回路)の信頼性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての構成を示すブロック回
路図
【図2】図1に対応する従来のブロック回路図
【図3】図2の要部動作説明用の波形図
【符号の説明】
01 AC入力 02 全波整流回路 03 リアクトル 04 スイッチング素子 05 平滑コンデンサ 06 逆流阻止ダイオード 07 DC出力 08 PWMコンパレータ 09 発振器 Rs 電流検出抵抗 2 乗算器 3 過電流検出用アンプ 4 電流エラーアンプ 6 電圧エラーアンプ 7 基準電圧 8 ダイオード 9 ダイオード 10 入力電圧検出回路 11 基準電圧切換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源の電圧を直流電圧に変換する整流
    装置であって、交流電源からこの整流装置に供給される
    電流を設定値に制限する手段を備えた整流装置におい
    て、 交流電源の系統の公称電圧を検出する手段と、 前記設定値を、検出された前記系統公称電圧に反比例す
    るように切換える手段とを備えたことを特徴とする電流
    制限回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電流制限回路において、 前記交流電源の系統の公称電圧を100Vおよび200
    Vとしたことを特徴とする電流制限回路。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の電流制限
    回路において、 前記整流装置は、 交流電源の電圧を全波整流する手段と、 この全波整流電圧を昇圧するために、この電圧をリアク
    トルを介し交流電源の周波数より高い所定の周波数で開
    閉するスイッチング手段と、 交流電源から、この整流装置へ供給される電流がほぼ力
    率1の正弦波電流となるように前記スイッチング手段の
    閉時間をパルス幅変調によって制御する手段とを備えた
    ものであることを特徴とする過電流制限回路。
JP14411493A 1993-06-16 1993-06-16 過電流制限回路 Pending JPH077953A (ja)

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