JPH076796A - 車載用バッテリーケース - Google Patents
車載用バッテリーケースInfo
- Publication number
- JPH076796A JPH076796A JP14633193A JP14633193A JPH076796A JP H076796 A JPH076796 A JP H076796A JP 14633193 A JP14633193 A JP 14633193A JP 14633193 A JP14633193 A JP 14633193A JP H076796 A JPH076796 A JP H076796A
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- JP
- Japan
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- plate
- bottom plate
- battery
- battery case
- batteries
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多数のバッテリーを充分に冷却できるように
した車載用バッテリーケースを提供することを目的とし
ている。 【構成】 底板1の周縁に沿って側壁2が立設され、内
部に複数の仕切板7を並設して、仕切板7間にバッテリ
ー8を収容可能としてあり、上部に蓋板が設けてあると
共に、底板1および仕切板7内に冷媒配管26、27が
埋設してある。
した車載用バッテリーケースを提供することを目的とし
ている。 【構成】 底板1の周縁に沿って側壁2が立設され、内
部に複数の仕切板7を並設して、仕切板7間にバッテリ
ー8を収容可能としてあり、上部に蓋板が設けてあると
共に、底板1および仕切板7内に冷媒配管26、27が
埋設してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車に搭載さ
れるバッテリーを収容するようにした車載用バッテリー
ケースに関する。
れるバッテリーを収容するようにした車載用バッテリー
ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来開発されている電気自動車では、多
数のバッテリー(二次電池)を使用しており、床の上部
又は下部や、荷物室内等へ設置しているのが一般的であ
る。
数のバッテリー(二次電池)を使用しており、床の上部
又は下部や、荷物室内等へ設置しているのが一般的であ
る。
【0003】バッテリーは、通常の自動車用バッテリー
を20〜30個使用しており、大きな容積を占めると共
に、重量は200〜300Kgに達している。各バッテリ
ーは充放電に際して発熱するが、適当な冷却装置は無い
ので、自然空冷にたよっている(例えば特開昭50−1
52415号、特開昭52−35023号、米国特許第
5,015,545号)。
を20〜30個使用しており、大きな容積を占めると共
に、重量は200〜300Kgに達している。各バッテリ
ーは充放電に際して発熱するが、適当な冷却装置は無い
ので、自然空冷にたよっている(例えば特開昭50−1
52415号、特開昭52−35023号、米国特許第
5,015,545号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バッテリーを自然空冷
とした場合、多数のバッテリーを使用する電気自動車で
は、充分な冷却が困難であり、温度が上昇した状態での
使用継続が避けられず、この結果としてバッテリー寿命
の短縮化を招来する問題点があった。
とした場合、多数のバッテリーを使用する電気自動車で
は、充分な冷却が困難であり、温度が上昇した状態での
使用継続が避けられず、この結果としてバッテリー寿命
の短縮化を招来する問題点があった。
【0005】バッテリーを床の下部に設置して外気が強
制的に当るようにしても、多数のバッテリーを集中して
使用するので、個々のバッテリーに充分な冷却風を供給
することは至難であり、温度上昇を避けるのが難しかっ
た。
制的に当るようにしても、多数のバッテリーを集中して
使用するので、個々のバッテリーに充分な冷却風を供給
することは至難であり、温度上昇を避けるのが難しかっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のよう
な、バッテリーの温度上昇の問題点に鑑みてなされたも
ので、多数のバッテリーを充分に冷却できるようにした
車載用バッテリーケースを提供することを目的としてい
る。
な、バッテリーの温度上昇の問題点に鑑みてなされたも
ので、多数のバッテリーを充分に冷却できるようにした
車載用バッテリーケースを提供することを目的としてい
る。
【0007】斯る目的を達成するこの発明の車載用バッ
テリーケースは、底板の周縁に沿って側壁が立設され、
内部に複数の仕切板を並設して、仕切板間にバッテリー
を収容可能としてあり、上部に蓋板が設けてあると共
に、前記底板および仕切板内に冷媒配管が埋設してある
ことを特徴としたものである。
テリーケースは、底板の周縁に沿って側壁が立設され、
内部に複数の仕切板を並設して、仕切板間にバッテリー
を収容可能としてあり、上部に蓋板が設けてあると共
に、前記底板および仕切板内に冷媒配管が埋設してある
ことを特徴としたものである。
【0008】前記底板はアルミニウム合金製(アルミニ
ウム製を含む)ハニカム板で構成し、前記仕切板はアル
ミニウム合金製(アルミニウム製を含む)中空型材で構
成した車載用バッテリーケースとすることができる。
ウム製を含む)ハニカム板で構成し、前記仕切板はアル
ミニウム合金製(アルミニウム製を含む)中空型材で構
成した車載用バッテリーケースとすることができる。
【0009】また、前記側壁と仕切板の間および仕切板
内を通して通風路が形成された車載用バッテリーケース
とすることもできる。このような通風路内には送風ファ
ンを設置しても良い。
内を通して通風路が形成された車載用バッテリーケース
とすることもできる。このような通風路内には送風ファ
ンを設置しても良い。
【0010】
【作用】この発明の車載用バッテリーケースによれば、
仕切板を介して、収容したバッテリーを固定状態に抑え
ると共に冷媒配管へ冷却媒体を流通させて、底板および
仕切板を介して、多数のバッテリーを個々に冷却するこ
とができる。
仕切板を介して、収容したバッテリーを固定状態に抑え
ると共に冷媒配管へ冷却媒体を流通させて、底板および
仕切板を介して、多数のバッテリーを個々に冷却するこ
とができる。
【0011】底板をアルミニウム合金製ハニカム板と
し、仕切板をアルミニウム合金製中空型材とすれば、軽
量化を図ることができると共に、ハニカム板の剛性が重
量の嵩むバッテリーの荷重に耐えることができる。
し、仕切板をアルミニウム合金製中空型材とすれば、軽
量化を図ることができると共に、ハニカム板の剛性が重
量の嵩むバッテリーの荷重に耐えることができる。
【0012】また、側壁と仕切板の間および仕切板内を
通して通風路を形成すれば、前記冷却媒体の流通による
冷却と、通風による冷却を併用することができる。更
に、通風路に送風ファンを設置すれば、通風による冷却
の効率を向上することができる。
通して通風路を形成すれば、前記冷却媒体の流通による
冷却と、通風による冷却を併用することができる。更
に、通風路に送風ファンを設置すれば、通風による冷却
の効率を向上することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を参照して説明
する。
する。
【0014】図1は実施例の車載用バッテリーケースの
平面図で、蓋板およびバッテリー間の配線を除いた状態
で示してある。アルミニウム合金製ハニカム板で構成し
た底板1の周縁に沿って側壁2が立設してある。底板1
は図2に示したように、上下の面板3a、3b間にハニ
カムコア4を挟んだ構造としてある。側壁2は底板1の
縁部に沿うように屈曲させたもので、下縁内側にL字状
に連設した取付板5にビス6を挿通し、面板3aに螺着
して固定してある。
平面図で、蓋板およびバッテリー間の配線を除いた状態
で示してある。アルミニウム合金製ハニカム板で構成し
た底板1の周縁に沿って側壁2が立設してある。底板1
は図2に示したように、上下の面板3a、3b間にハニ
カムコア4を挟んだ構造としてある。側壁2は底板1の
縁部に沿うように屈曲させたもので、下縁内側にL字状
に連設した取付板5にビス6を挿通し、面板3aに螺着
して固定してある。
【0015】底板1上の側壁2で囲まれた空間内には、
図3に示したような断面のアルミニウム合金製中空型材
でなる仕切板7が並列してあり、仕切板7の間にバッテ
リー8が収容できるようにしてある。図示した実施例で
は、仕切板7を6枚並列し、バッテリー8が5列に収容
できるようにしてある。
図3に示したような断面のアルミニウム合金製中空型材
でなる仕切板7が並列してあり、仕切板7の間にバッテ
リー8が収容できるようにしてある。図示した実施例で
は、仕切板7を6枚並列し、バッテリー8が5列に収容
できるようにしてある。
【0016】並列した仕切板7中、最外側の仕切板7に
は下部外側に断面L字型のブラケット9を固着してあ
り、該ブラケット9の水平片9a内に、仕切板7と直角
の方向に形成した長孔9bに挿通した固定ボルト10を
底板1へ螺着して仕切板7を固定できるようにしてあ
る。最外側の仕切板7の外面と前記側壁2の内面の間に
は空間11が形成され、この空間11は仕切板7の端部
(図1中右側)と側壁2の間に形成された空間12と通
じている(即ち空間11、12で平面コ字状の空間が形
成されている)。
は下部外側に断面L字型のブラケット9を固着してあ
り、該ブラケット9の水平片9a内に、仕切板7と直角
の方向に形成した長孔9bに挿通した固定ボルト10を
底板1へ螺着して仕切板7を固定できるようにしてあ
る。最外側の仕切板7の外面と前記側壁2の内面の間に
は空間11が形成され、この空間11は仕切板7の端部
(図1中右側)と側壁2の間に形成された空間12と通
じている(即ち空間11、12で平面コ字状の空間が形
成されている)。
【0017】前記バッテリー8の各列に沿って、底板1
上には、図1および図4に示したように、ストッパー1
3が、バッテリー8の隣接部に対応させて固着してあ
り、バッテリー8の上部に係合させた係止片14とスト
ッパー13をボルト15を介して緊定し、バッテリー8
を、列の長手方向および上下の方向について固定できる
ようにしてある(尚、図1は繁雑化を避ける為、係止片
14およびボルト15の図示も省略してある)。また、
並列した前記仕切板7には通しボルト16を挿通し、こ
れを緊定することによって、バッテリー8と仕切板7の
密着が図られるようになっている。
上には、図1および図4に示したように、ストッパー1
3が、バッテリー8の隣接部に対応させて固着してあ
り、バッテリー8の上部に係合させた係止片14とスト
ッパー13をボルト15を介して緊定し、バッテリー8
を、列の長手方向および上下の方向について固定できる
ようにしてある(尚、図1は繁雑化を避ける為、係止片
14およびボルト15の図示も省略してある)。また、
並列した前記仕切板7には通しボルト16を挿通し、こ
れを緊定することによって、バッテリー8と仕切板7の
密着が図られるようになっている。
【0018】最外側の仕切板7(2枚)の他端側(図1
中左側)には、夫々、側壁2と所定の間隔を保って、底
板1上に立設した内壁板17が連設され、前記空間1
1、12に通じる空間18が形成してある。この空間1
8を形成した側壁2と内壁板17の端縁は、夫々所定の
間隔を保って互いに対向させてあり、内壁板17の端縁
間から内部に向けて送風すると、矢示19のように、各
仕切板7の内部を通って空間12へ抜け、矢示20のよ
うに空間11を経て空間18へと至るようになってい
る。
中左側)には、夫々、側壁2と所定の間隔を保って、底
板1上に立設した内壁板17が連設され、前記空間1
1、12に通じる空間18が形成してある。この空間1
8を形成した側壁2と内壁板17の端縁は、夫々所定の
間隔を保って互いに対向させてあり、内壁板17の端縁
間から内部に向けて送風すると、矢示19のように、各
仕切板7の内部を通って空間12へ抜け、矢示20のよ
うに空間11を経て空間18へと至るようになってい
る。
【0019】前記内壁板17の端縁間には、底板1に固
着したL型支持板21を介して、冷媒配管用のコネクタ
22、23が設けてある。一方のコネクタ22は冷媒入
口、他方のコネクタ23は冷媒出口として使用するよう
にしたもので、コネクタ22に連結したマニホールドパ
イプ24と、コネクタ23に連結したマニホールドパイ
プ25は、前記仕切板7内に埋設(挿通)した冷媒配管
26および底板1内の、前記バッテリー8の列に対応さ
せて埋設した冷媒配管27の端部に連結してあり、コネ
クタ22を通して供給される冷媒がマニホールドパイプ
24から冷媒配管26と冷媒配管27に分配され、各々
の冷媒配管を流通した冷媒がマニホールドパイプ25を
通してコネクタ23へ戻るように、冷媒の並列流通路が
構成してある。図中28はコネクタ23とマニホールド
パイプ25の間に介設した電磁弁である。
着したL型支持板21を介して、冷媒配管用のコネクタ
22、23が設けてある。一方のコネクタ22は冷媒入
口、他方のコネクタ23は冷媒出口として使用するよう
にしたもので、コネクタ22に連結したマニホールドパ
イプ24と、コネクタ23に連結したマニホールドパイ
プ25は、前記仕切板7内に埋設(挿通)した冷媒配管
26および底板1内の、前記バッテリー8の列に対応さ
せて埋設した冷媒配管27の端部に連結してあり、コネ
クタ22を通して供給される冷媒がマニホールドパイプ
24から冷媒配管26と冷媒配管27に分配され、各々
の冷媒配管を流通した冷媒がマニホールドパイプ25を
通してコネクタ23へ戻るように、冷媒の並列流通路が
構成してある。図中28はコネクタ23とマニホールド
パイプ25の間に介設した電磁弁である。
【0020】前記仕切板7は断面形状を図3のようにし
た中空型材である。即ち、中間部上下に、断面不完結円
形としたパイプ受け29を支持片30を介して設けてあ
ると共に、内壁面に、突条でなるフィン31が多数設け
てある。前記冷媒配管26は長いU字形とされたもの
で、2本の直線部分を夫々パイプ受け29に挿通するよ
うにして、仕切板7内に埋設されている。
た中空型材である。即ち、中間部上下に、断面不完結円
形としたパイプ受け29を支持片30を介して設けてあ
ると共に、内壁面に、突条でなるフィン31が多数設け
てある。前記冷媒配管26は長いU字形とされたもの
で、2本の直線部分を夫々パイプ受け29に挿通するよ
うにして、仕切板7内に埋設されている。
【0021】前記冷媒配管27も長いU字形とされたも
ので、底板1内に、図5のように埋設されている。即
ち、ハニカム板を構成したハニカムコア4の上面側に予
め溝32を冷媒配管27に合致するように形成し、該溝
32に冷媒配管27を装着した状態で面板3aを固着
し、冷媒配管27の端部は面板3aの孔33を通して上
部に突出させるようにして埋設されている。
ので、底板1内に、図5のように埋設されている。即
ち、ハニカム板を構成したハニカムコア4の上面側に予
め溝32を冷媒配管27に合致するように形成し、該溝
32に冷媒配管27を装着した状態で面板3aを固着
し、冷媒配管27の端部は面板3aの孔33を通して上
部に突出させるようにして埋設されている。
【0022】図6は蓋板34を被せた状態の正面図であ
る。蓋板34は、ビス35を挿通し、前記仕切板7の中
空型材内に固着したナット36へ螺着する(図3参照)
ようにして着脱可能に固定されている。各バッテリー8
の端子には必要な配線、接続がされているが、ここでは
図示および説明を省略する。
る。蓋板34は、ビス35を挿通し、前記仕切板7の中
空型材内に固着したナット36へ螺着する(図3参照)
ようにして着脱可能に固定されている。各バッテリー8
の端子には必要な配線、接続がされているが、ここでは
図示および説明を省略する。
【0023】蓋板34は金属板、合成樹脂板等で構成さ
れる。合成樹脂板の場合、透明板として内部配線等のチ
ェックを可能とすることもできる。
れる。合成樹脂板の場合、透明板として内部配線等のチ
ェックを可能とすることもできる。
【0024】以上のように構成された車載用バッテリー
ケースにおいて、各冷媒配管26、27へ冷却媒体を流
通させることによって、多数のバッテリー8は、夫々底
板1に接する底部および仕切板7に接する側壁部を通し
て冷却することができる。冷却面積を広くできるので、
必要かつ充分な冷却を行うことができる。
ケースにおいて、各冷媒配管26、27へ冷却媒体を流
通させることによって、多数のバッテリー8は、夫々底
板1に接する底部および仕切板7に接する側壁部を通し
て冷却することができる。冷却面積を広くできるので、
必要かつ充分な冷却を行うことができる。
【0025】更に図7に示したように、前記コネクタ2
2、23を設置した開口部に隣接して、冷媒循環系(図
示していない)のエバポレータ37を設置し、該部で生
成可能な冷風を送風ファン38で内壁板17の端縁間へ
送風するようにすると、冷風は前記の通り矢示19、2
0のように流通して仕切板7を冷却するので、これによ
って各バッテリー8を側壁部を通して冷却することがで
きる。空間11、18の部分に送風ファン39を設置し
て、空間18に戻ってくる冷風の流通を送風ファン39
で助長するようにすれば、冷却能率を更に上げるように
することもできる。
2、23を設置した開口部に隣接して、冷媒循環系(図
示していない)のエバポレータ37を設置し、該部で生
成可能な冷風を送風ファン38で内壁板17の端縁間へ
送風するようにすると、冷風は前記の通り矢示19、2
0のように流通して仕切板7を冷却するので、これによ
って各バッテリー8を側壁部を通して冷却することがで
きる。空間11、18の部分に送風ファン39を設置し
て、空間18に戻ってくる冷風の流通を送風ファン39
で助長するようにすれば、冷却能率を更に上げるように
することもできる。
【0026】バッテリー8の温度を監視し、検出温度に
従って電磁弁28を開閉して冷却媒体の流通を制御し、
更には前記送風ファン38、39の駆動、停止を制御す
ることによって、バッテリーの寿命を短縮させない温度
条件でバッテリーを使用することも可能である。
従って電磁弁28を開閉して冷却媒体の流通を制御し、
更には前記送風ファン38、39の駆動、停止を制御す
ることによって、バッテリーの寿命を短縮させない温度
条件でバッテリーを使用することも可能である。
【0027】前記底板1はアルミニウム合金製のハニカ
ム板であり、仕切板7はアルミニウム合金製の中空型材
であるので、全体の軽量化を図ることができる。また、
底板1はハニカム構造で、多数のバッテリー8の荷重に
充分な耐力を発揮し、そりや凹入等の変形を生じないよ
うにできる。
ム板であり、仕切板7はアルミニウム合金製の中空型材
であるので、全体の軽量化を図ることができる。また、
底板1はハニカム構造で、多数のバッテリー8の荷重に
充分な耐力を発揮し、そりや凹入等の変形を生じないよ
うにできる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、多数のバッテリーを収容し、これを抑えると共に、
多数のバッテリーを個々に冷却できるようにしたので、
バッテリーの移動を無くできると共に、温度が上昇した
状態でのバッテリー使用を避けることができ、バッテリ
ーの寿命を短縮しないようにできる効果がある。
ば、多数のバッテリーを収容し、これを抑えると共に、
多数のバッテリーを個々に冷却できるようにしたので、
バッテリーの移動を無くできると共に、温度が上昇した
状態でのバッテリー使用を避けることができ、バッテリ
ーの寿命を短縮しないようにできる効果がある。
【0029】また、軽量化を図り、車輌の搭載重量を可
及的に少なくすることが可能であり、空冷或いは強制空
冷と冷媒の循環による冷却を併用して、高い冷却効率と
することも可能である。
及的に少なくすることが可能であり、空冷或いは強制空
冷と冷媒の循環による冷却を併用して、高い冷却効率と
することも可能である。
【図1】この発明の実施例の蓋板を除いた状態の平面図
である。
である。
【図2】同じく実施例の底板と側壁の連結部分の一部破
切拡大断面図である。
切拡大断面図である。
【図3】同じく実施例の仕切板の一部破切拡大断面図で
ある。
ある。
【図4】同じく実施例のバッテリー隣接部を説明する図
で、(a)はストッパーの一部を破切した斜視図、
(b)はバッテリー隣接部の一部破切拡大図である。
で、(a)はストッパーの一部を破切した斜視図、
(b)はバッテリー隣接部の一部破切拡大図である。
【図5】同じく実施例の冷媒配管の埋設図で、(a)は
一部破切拡大断面図、(b)は一部破切拡大平面図であ
る。
一部破切拡大断面図、(b)は一部破切拡大平面図であ
る。
【図6】同じく実施例の正面図である。
【図7】同じく実施例の、エバポレータと連結した状態
の説明図である。
の説明図である。
1 底板 2 側壁 3a、3b 面板 4 ハニカムコア 7 仕切板 8 バッテリー 11、12、18 空間 13 ストッパー 16 通しボルト 17 内壁板 22、23 コネクタ 24、25 マニホールドパイプ 26、27 冷媒配管 34 蓋板 37 エバポレータ 38、39 送風ファン
フロントページの続き (72)発明者 川村 伸之 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 熊谷 直武 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 大和田 富治 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 古賀 久光 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 加藤 正朗 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 底板の周縁に沿って側壁が立設され、内
部に複数の仕切板を並設して、仕切板間にバッテリーを
収容可能としてあり、上部に蓋板が設けてあると共に、
前記底板および仕切板内に冷媒配管が埋設してあること
を特徴とした車載用バッテリーケース。 - 【請求項2】 底板はアルミニウム合金製ハニカム板で
構成し、仕切板はアルミニウム合金製中空型材で構成し
た請求項1記載の車載用バッテリーケース。 - 【請求項3】 側壁と仕切板の間および仕切板内を通し
て通風路が形成されている請求項1又は2に記載の車載
用バッテリーケース。 - 【請求項4】 通風路内に送風ファンが設置してある請
求項3記載の車載用バッテリーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633193A JP3458239B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 車載用バッテリーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633193A JP3458239B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 車載用バッテリーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076796A true JPH076796A (ja) | 1995-01-10 |
JP3458239B2 JP3458239B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=15405275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14633193A Expired - Fee Related JP3458239B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 車載用バッテリーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3458239B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002313441A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-25 | Zexel Valeo Climate Control Corp | バッテリー冷却装置 |
WO2008018374A1 (en) * | 2006-08-11 | 2008-02-14 | Calsonic Kansei Corporation | Automotive battery cooling system |
JP2008243526A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | 電池モジュール |
JP2009009889A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 車両用の電源装置 |
EP2065963A2 (en) | 2007-11-29 | 2009-06-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Battery system cooled via coolant |
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