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JPH0765357B2 - 新規な中空間仕切壁及びその組立方法 - Google Patents

新規な中空間仕切壁及びその組立方法

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Publication number
JPH0765357B2
JPH0765357B2 JP61048225A JP4822586A JPH0765357B2 JP H0765357 B2 JPH0765357 B2 JP H0765357B2 JP 61048225 A JP61048225 A JP 61048225A JP 4822586 A JP4822586 A JP 4822586A JP H0765357 B2 JPH0765357 B2 JP H0765357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
space partition
medium space
frame base
gypsum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61048225A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62206140A (ja
Inventor
重則 戸上
順 高木
繁夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication of JPH0765357B2 publication Critical patent/JPH0765357B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な中空間仕切壁及びその組立方法に関す
る。
〔従来の技術〕
近年、鉄骨造りの高層建築物が増加し、建築基準法によ
って義務づけられている耐火間仕切壁の工法開発が活発
化してきている。
耐火間仕切壁としては軽量鉄骨下地の両面に石膏ボード
を張った中空間仕切壁が、中空部分に配線、配管が容易
で壁の内側に隠れるので、美観も優れ遮音性が高いとい
う長所をもっている。この場合、石膏ボードは軽ミゾ鋼
またはリップミゾ型鋼のスタッドを使用した軽量鉄骨下
地の両面からタッピングネジで前記スタッドに取り付け
るのが普通である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、階段廻りやエレベーター廻りのようなコ
ア廻りの組立においては、軽量鉄骨下地の開口部側(室
外側)の石膏ボードの取付作業は足場を組むのも難し
く、例え出来たとしても極めて危険の伴う作業であり、
中空間仕切壁は組み立てられていないのが実状である。
従って、現状では室内側からだけの組立が出来る厚物レ
ンガ、厚物コンクリートブロック、ALC板等が使用され
ている。しかしながら材料が重量化する、中空部分がな
いので配線、配管に手間がかかる、又壁の表面に配線、
配管が露出するので美観を損なう他、遮音性が劣るとい
う欠点を有している。
更には、従来の中空間仕切壁をホテル、アパート等の隣
戸間界壁に使用した場合、石膏ボードはナイフやハンマ
ーで簡単に破壊されるという点で防犯上の心理的不安が
あった。
このような現状の中で、階段廻りやエレベーター廻りの
コア廻りの中空間仕切壁の新しい組立方法が切望されて
いた。又、最近の犯罪の増加から防犯上の心理的不安を
解消する中間間仕切壁の開発が切望されていた。
本発明はかかる問題点を解決した新規な中空間仕切壁及
びその組立方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
即ち、本発明は(1)軽量鉄骨下地の両面にパネルを相
対して設置してなる中空間仕切壁において、前記軽量鉄
骨下地はZ型鋼又はリップZ型鋼のスタッドで形成され
ており、パネルの少なくとも一つは金属板を2枚の石膏
ボードで挟んで固着してなる石膏サンドイッチパネルで
あり、これらのパネルは軽量鉄骨下地に取付部材により
同一方向から取り付けられてなることを特徴とする新規
な中空間仕切壁、及び(2)Z型鋼又はリップZ型鋼の
スタッドよりなる軽量鉄骨下地の片面に取付部材により
一方向からパネルを取りつけ、ついで他面にパネルを取
付け部材により前記と同一方向から取り付ける方法であ
り、かつパネルの少なくとも一つは金属板を2枚の石膏
ボードで挟んで固着してなる石膏サンドイッチパネルで
あることを特徴とする新規な中空間仕切壁の組立方法で
ある。
本発明のパネルとしては石膏ボードが代表的であるが、
パネルの少なくとも一つは石膏サンドイッチパネルであ
る必要がある。石膏サンドイッチパネルは取付部材であ
るタッピングネジ等の保持力を大きくするため、金属
板、即ち冷延鋼板、化成処理鋼板、軟鋼板、有機皮膜鋼
板等を芯材とし、石膏ボードで挟持したものである。金
属板の厚みは用途によって定めればよいが、通常0.1〜2
mm程度である。石膏ボードの板厚は通常10〜30mm程度で
ある。金属板と石膏ボードとの固着は接着剤で接着する
方法が一般的である。
軽量鉄骨下地としてはZ型鋼又はリップZ型鋼のスタッ
ドが用いられる。
取付部材とは石膏ボードを軽量鉄骨下地に取り付ける為
の部材であり、タッピングネジ、もくねじ、釘等である
が、なかでもタッピングネジが好ましい。
〔作用〕
以下、図面を用いて説明する。
第7図は従来の中空間仕切壁の垂直断面図である。第7
図からも明らかなように、相対する石膏ボード8はタッ
ピングネジ7により軽量鉄骨下地4に対して互いに反対
方向から取り付けられている。従って、かかる中空間仕
切壁を組み立てる場合、どうしても軽量鉄骨下地4の両
側から組立作業をせざるを得ず、コア廻りにおいて組み
立てるのは不可能であった。仮にタッピングネジで同一
方向から取り付けた場合は、石膏自体の強度は極めて弱
いものであるため、少なくとも一方の側の石膏ボードは
軽量鉄骨下地に係止していることは不可能である。
第1図は本発明で用いる石膏ボードサンドイッチパネル
の斜視図、第2図はそのA−A′断面図、第3図はエレ
ベーターボックス廻りに本発明の中空間仕切壁を組み立
てる場合の組立工程の第一段階を示した図、第4図はそ
のB−B′断面図、第5図は第3図のC部分の一部切欠
拡大図、第6図は本発明の中空間仕切壁の水平断面図で
ある。これらの図から明らかなように、石膏ボードサン
ドイッチパネル3は石膏ボード2により金属板1を挟持
しているので、取付方向に何如にかかわらずタッピング
ネジ等の取付部材7で軽量鉄骨下地4に容易に且つしっ
かりと取り付けることができる。
本発明の中空間仕切壁を組み立てるには、第3図及び第
4図に図示したように、先ずランナー5、リップZ型鋼
のスタッド6で軽量鉄骨下地4を組み立て、石膏サンド
イッチパネル3を前記軽量鉄骨下地4のエレベーターボ
ックス側(室外側)の面4aに当て、室内側から軽量鉄骨
下地4にタッピングネジ7で固定する。次いで、第6図
に示すように室内側の面4bに石膏ボード8aをタッピング
ネジ7で固定し、タッカーピン9で2枚目の石膏ボード
8bを重ね張りする。もちろん室内側のパネルも石膏サン
ドイッチパネルであっても差し支えない。
本発明で従来の軽ミゾ鋼又はリップミゾ鋼板のかわりに
Z型鋼又はリップZ型鋼を使用するのは、石膏サンドイ
ッチパネルを軽量鉄骨下地に固定し易くするためであ
る。石膏ボードサンドイッチパネルをすくなくとも片面
に使用するのは、作業の足場が組めずその反対側から軽
量鉄骨下地に固定する場合、タッピングネジ等の取付部
材の保持力を高める必要があるからである。
〔発明の効果〕
本発明の中空間仕切壁の組立方法によれば、中空間仕切
壁を片側からだけの作業で組み立てることができるの
で、従来の組立工法ではできなかった階段廻りやエレベ
ーター廻りなどのコア廻りの中空間仕切壁を容易に組み
立てることが初めて可能となる。又、ホテルやアパート
の中空間仕切壁として採用した場合、従来の石膏ボード
壁面で問題であった隣戸間界壁に対する防犯上の心理的
不安も解消することができる。更に、本発明の中空間仕
切壁においてはタッピングネジ等の取付部材を石膏サン
ドイッチパネルに貫通させる必要がなく、そのため火災
に際して間仕切壁の片面から他面へと取付部材を伝わっ
て熱が移動することがなく、耐火性も向上する。もちろ
ん中空間仕切壁の中空部には配線、配管を容易に通すこ
とができ、建築工期を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる石膏ボードサンドイッチパネル
の斜視図、第2図はそのA−A′断面図、第3図はエレ
ベーターボックス廻りに本発明の中空間仕切壁を組み立
てる場合の組立工程の第一段階を示した図、第4図はそ
のB−B′断面図、第5図は第3図のC部分の一部切欠
拡大図、第6図は本発明の中空間仕切壁の水平断面図、
第7図は従来の中空間仕切壁の垂直断面図である。 1……金属板 2……石膏ボード 3……石膏サンドイッチパネル 4……軽量鉄骨下地 4a……軽量鉄骨下地の室外側の面 4b……軽量鉄骨下地の室内側の面 5……ランナー 6……スタッド 7……タッピングネジ 8,8a,8b……従来の石膏ボード 9……タッカーピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽量鉄骨下地の両面にパネルを相対して設
    置してなる中空間仕切壁において、前記軽量鉄骨下地は
    Z型鋼又はリップZ型鋼のスタッドで形成されており、
    パネルの少なくとも一つは金属板を2枚の石膏ボードで
    挟んで固着してなる石膏サンドイッチパネルであり、こ
    れらのパネルは軽量鉄骨下地に取付部材により同一方向
    から取り付けられてなることを特徴とする新規な中空間
    仕切壁。
  2. 【請求項2】Z型鋼又はリップZ型鋼のスタッドよりな
    る軽量鉄骨下地の片面に取付部材により一方向からパネ
    ルを取りつけ、ついで他面にパネルを取付け部材により
    前記と同一方向から取り付ける方法であり、かつパネル
    の少なくとも一つは金属板を2枚の石膏ボードで挟んで
    固着してなる石膏サンドイッチパネルであることを特徴
    とする新規な中空間仕切壁の組立方法。
JP61048225A 1986-03-07 1986-03-07 新規な中空間仕切壁及びその組立方法 Expired - Lifetime JPH0765357B2 (ja)

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JPS62206140A JPS62206140A (ja) 1987-09-10
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JPS62206140A (ja) 1987-09-10

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