JPH076532U - 電磁クラッチ・ブレーキ - Google Patents
電磁クラッチ・ブレーキInfo
- Publication number
- JPH076532U JPH076532U JP4047793U JP4047793U JPH076532U JP H076532 U JPH076532 U JP H076532U JP 4047793 U JP4047793 U JP 4047793U JP 4047793 U JP4047793 U JP 4047793U JP H076532 U JPH076532 U JP H076532U
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- JP
- Japan
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- yoke
- armature
- coil
- compression spring
- plate
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヨークと、前記ヨーク内に収容されたコイル
及びそのコイルを支持するコイルボビンと、前記コイル
に対向して配設され回転軸の軸方向に前進後退可能なア
ーマチュアと、前記アーマチュアに対し前記ヨークと軸
方向反対側に配設されたプレートと、前記アーマチュア
と前記プレートとの中間に位置しハブを介して前記回転
軸に連結されているインナディスクと、前記アーマチュ
アを前記インナディスクを介して前記プレート側に押圧
するための圧縮ばねとを含む電磁クラッチ・ブレーキに
おいて、前記ヨークに対する複数個の圧縮ばね組込用穴
の加工を不要にしてコストダウンを可能にするため。 【構成】 コイルボビン20は内周部に複数個の圧縮ば
ね用穴21を有し、複数個の圧縮ばね11がそれぞれ前
記圧縮ばね用穴21に組み込まれている。
及びそのコイルを支持するコイルボビンと、前記コイル
に対向して配設され回転軸の軸方向に前進後退可能なア
ーマチュアと、前記アーマチュアに対し前記ヨークと軸
方向反対側に配設されたプレートと、前記アーマチュア
と前記プレートとの中間に位置しハブを介して前記回転
軸に連結されているインナディスクと、前記アーマチュ
アを前記インナディスクを介して前記プレート側に押圧
するための圧縮ばねとを含む電磁クラッチ・ブレーキに
おいて、前記ヨークに対する複数個の圧縮ばね組込用穴
の加工を不要にしてコストダウンを可能にするため。 【構成】 コイルボビン20は内周部に複数個の圧縮ば
ね用穴21を有し、複数個の圧縮ばね11がそれぞれ前
記圧縮ばね用穴21に組み込まれている。
Description
【0001】
本考案は、電磁クラッチ・ブレーキ、具体的には無励磁作動型、即ち励磁解放 型であって、ヨーク内に収容されたコイルが励磁された際に、アーマチュアが電 磁吸引力によってヨーク側に吸引されてアーマチュアとプレートとの間に介装さ れているインナディスクが回転自在になるとともに、コイルが励磁状態から解放 された際には、アーマチュアが圧縮ばねの力によってプレート側に押圧されてイ ンナディスクが回転不能になり、インナディスクにハブを介して連結された回転 軸に回転力を伝達させたり制動力を伝達させたりする電磁クラッチ・ブレーキに 関する。
【0002】
電磁クラッチ・ブレーキは、駆動源としては電力を必要とするだけで油圧式や 空気圧式のように特別の圧力発生装置を必要としないことから、大動力を必要と する産業機械、建設機械、車両等を除いた一般的な機器の動力伝達或は制動用に 広く使用されている。 従来の電磁クラッチ・ブレーキには、例えば図2に示されるように構成された ものがある。 同図において、8は環状のヨーク、9はヨーク8内に収容されたコイル、10 はコイル9を支持するコイルボビン、2はコイル9に対向して配設されて回転軸 (図示せず)の軸方向に前進後退可能なアーマチュア、3はアーマチュア2に対 しヨーク8と軸方向反対側に配設されたプレート、4はアーマチュア2とプレー ト3との中間に位置し相対回転不能に結合されたハブ5を介して回転軸(図示せ ず)に連結されたインナディスクである。 尚、アーマチュア2をインナディスク4を介してプレート3に押し付けてイン ナディスク4に伝達トルク或は制動トルクを発生させるための圧縮ばね1がヨー ク8の外周部の内周方向数箇所に設けられた穴に挿入されている。 プレート3はヨーク8の外周部の円周方向数箇所に空隙調整用カラー7を介し てねじ6によって固定するようになっている。 尚、図2に示される従来例としては、圧縮ばね1はヨーク8のアウタポール部 に設けられた複数個の圧縮ばね用穴にそれぞれ組み込まれているが、圧縮ばね用 穴はヨーク8のインナポール部に設けられたものもある。 上述のように構成された電磁クラッチ・ブレーキは、ブレーキとして使用する 場合には、ヨーク8は回転しないよう適当な固定体に固定され、ハブ5に被制動 軸が結合される。 そしてコイル9に電流が供給されていないときには、アーマチュア2が圧縮ば ね1の力によってプレート3側に向かって押圧され、効果的にインナディスク4 がアーマチュア2とプレート3とによって挟圧されることになり、それらの挟圧 面に制動力が発生してインナディスク4に相対回転不能に結合されたハブ5を介 して被制動軸に制動がかけられ、又、コイル9に電流が供給されると、アーマチ ュア2が電磁吸引力を受け圧縮ばね1の力に抗してヨーク8側に吸引されるので インナディスク4に対する挟圧力は除かれて、被制動軸に対する制動は解除され る。 又、電磁クラッチ・ブレーキをクラッチとして使用する場合には、ヨーク8は 回転するように回転体に取り付けられ、ハブ5に駆動軸が結合されるが、その作 用は上述のブレーキとして使用される場合に準ずるようになっている。
【0003】
ところが、図2に示される従来の電磁クラッチ・ブレーキは、ヨーク8のアウ タポール部及びインナポール部は圧縮ばね1及びねじ6を収納するため、磁気特 性上必要とされる以上に肉厚を厚くする必要があり、このためヨーク8のプレス 成形加工化が困難であるという問題があった。
【0004】
本考案は、上述の問題を解決するために、ヨークと、前記ヨーク内に収容され たコイル及びそのコイルを支持するコイルボビンと、前記コイルに対向して配設 され回転軸の軸方向に前進後退可能なアーマチュアと、前記アーマチュアに対し 前記ヨークと軸方向反対側に配設されたプレートと、前記アーマチュアと前記プ レートとの中間に位置しハブを介して前記回転軸に連結されているインナディス クと、前記アーマチュアを前記インナディスクを介して前記プレート側に押圧す るための圧縮ばねとを含む電磁クラッチ・ブレーキにおいて、前記コイルボビン は内周部に複数個の圧縮ばね用穴が設けられ、複数個の圧縮ばねがそれぞれ前記 圧縮ばね用穴に組み込まれているものを提供しようとするものである。
【0005】
上述の構成による無励磁作動形ブレーキは、図2に示される従来の構成のもの に対して、 複数個の圧縮ばね組込用穴の加工が不要になり、 ヨークのアウタポール部及びインナポール部の肉厚が磁路回路上最低限必要 寸法で良く、相当薄肉にでき、このためヨークは従来の切削加工によるものから プレス成形加工化が可能となる。
【0006】
以下、本考案による電磁クラッチ・ブレーキの実施例について図1を参照して 説明する。 電磁クラッチ・ブレーキは、基本構成は図2に示す従来の電磁クラッチ・ブレ ーキと同様であり、図1に示されるように、ヨーク18と、ヨーク18内に収容 されたコイル19及びそのコイルを支持するコイルボビン20と、コイル19に 対向して配設され回転軸(図示せず)の軸方向に前進後退可能なアーマチュア1 2と、アーマチュア12に対しヨーク18と軸方向反対側に配設されたプレート 13と、アーマチュア12とプレート13との中間に位置しハブ15を介して前 記回転軸に連結されているインナディスク14と、アーマチュア12をインナデ ィスク14を介してプレート13側に押圧するための圧縮ばね11とを含む。 プレート13はヨーク18の外周部の円周方向数箇所に空隙調整用カラー17 を介してねじ16によって固定されている。 そして、本考案による電磁クラッチ・ブレーキにおいては、コイルボビン20 は内周部に複数個の圧縮ばね用穴21が設けられ、複数個の圧縮ばね11がそれ ぞれ圧縮ばね用穴21に組み込まれている。
【0007】
本考案による電磁クラッチ・ブレーキは、上述のように構成されているので、 下記の効果がある。 圧縮ばね組込用複数個の穴の加工が不要で、コストダウンが可能である。 ヨークのアウタポール部及びインナポール部の肉厚が磁路回路上最低限必要 寸法で良く、相当薄肉にできる。このためヨークは従来の切削加工によるものか らプレス成形加工化が可能となり、大幅なコストダウン及び軽量化につながる。
【図1】本考案による電磁クラッチ・ブレーキの実施例
の縦断面側面図である。
の縦断面側面図である。
【図2】従来の電磁クラッチ・ブレーキの縦断面側面図
である。
である。
11:圧縮ばね 12:アーマチュア 13:プレート 14:インナディスク 15:ハブ 16:ねじ 17:空隙調整用カラー 18:ヨーク 19:コイル 20:コイルボビン 21:圧縮ばね用穴
Claims (1)
- 【請求項1】 ヨークと、前記ヨーク内に収容されたコ
イル及びそのコイルを支持するコイルボビンと、前記コ
イルに対向して配設され回転軸の軸方向に前進後退可能
なアーマチュアと、前記アーマチュアに対し前記ヨーク
と軸方向反対側に配設されたプレートと、前記アーマチ
ュアと前記プレートとの中間に位置しハブを介して前記
回転軸に連結されているインナディスクと、前記アーマ
チュアを前記インナディスクを介して前記プレート側に
押圧するための圧縮ばねとを含む電磁クラッチ・ブレー
キにおいて、前記コイルボビンは内周部に複数個の圧縮
ばね用穴が設けられ、複数個の圧縮ばねがそれぞれ前記
圧縮ばね用穴に組み込まれていることを特徴とする電磁
クラッチ・ブレーキ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047793U JPH076532U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁クラッチ・ブレーキ |
CN93121216A CN1035128C (zh) | 1993-06-30 | 1993-12-25 | 电磁离合器-制动器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047793U JPH076532U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁クラッチ・ブレーキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076532U true JPH076532U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12581705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4047793U Pending JPH076532U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁クラッチ・ブレーキ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076532U (ja) |
CN (1) | CN1035128C (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101340137B (zh) * | 2007-07-04 | 2012-04-25 | 刘新广 | 双稳态磁离合器 |
CN102242781B (zh) * | 2011-06-24 | 2012-12-12 | 成都瑞迪机械实业有限公司 | 节能电磁离合器 |
CN102606658B (zh) * | 2012-03-23 | 2013-09-25 | 重庆宇动机电有限公司 | 利用永磁转子端面磁性力的永磁电机电磁制动离合器 |
CN102642531B (zh) * | 2012-04-23 | 2015-09-30 | 东莞市瑞达电瓶车科技有限公司 | 四轮电动车的自动驻车装置 |
CN103708373B (zh) * | 2013-12-17 | 2016-03-02 | 苏州江南嘉捷机电技术研究院有限公司 | 一种曳引机制动器调节装置 |
CN109202959A (zh) * | 2017-06-30 | 2019-01-15 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 具有干式电磁制动器的机器人 |
CN114542624A (zh) * | 2022-01-26 | 2022-05-27 | 广东大钧机械有限公司 | 一种离合器组件 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2945573A (en) * | 1957-02-11 | 1960-07-19 | Ite Circuit Breaker Ltd | Electromagnetic clutch with automatically adjustable air gap |
US3978948A (en) * | 1975-04-28 | 1976-09-07 | Warner Electric Brake & Clutch Company | Neutral-type electromagnetic clutch-brake unit |
SU1691620A1 (ru) * | 1989-11-21 | 1991-11-15 | Новочеркасский Политехнический Институт Им.Серго Орджоникидзе | Электромагнитна муфта автоматического регулировани угла опережени впрыска топлива |
CN2113377U (zh) * | 1992-01-18 | 1992-08-19 | 天津市机床电器总厂 | 能制动、离合的双向电磁离合器 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP4047793U patent/JPH076532U/ja active Pending
- 1993-12-25 CN CN93121216A patent/CN1035128C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1097047A (zh) | 1995-01-04 |
CN1035128C (zh) | 1997-06-11 |
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