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JPH0759283A - 3相交流モータの電機子巻線結線方法 - Google Patents

3相交流モータの電機子巻線結線方法

Info

Publication number
JPH0759283A
JPH0759283A JP22642693A JP22642693A JPH0759283A JP H0759283 A JPH0759283 A JP H0759283A JP 22642693 A JP22642693 A JP 22642693A JP 22642693 A JP22642693 A JP 22642693A JP H0759283 A JPH0759283 A JP H0759283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
phase
coils
coil
armature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22642693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuruji Suzuki
鶴次 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP22642693A priority Critical patent/JPH0759283A/ja
Publication of JPH0759283A publication Critical patent/JPH0759283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数個の凸極に装着するボビン4に巻回した
コイルLにより電機子巻線3を形成する3相交流モータ
の電機子巻線結線方法において、3相交流の3相巻線を
形成する複数のコイルLのうち、巻き始めAにつながる
1相巻線と巻き終りBにつながる1相巻線の間の1相巻
線を形成するコイルの巻線順序が逆になるように3相巻
線を連続して複数のボビン4に巻線し、連続したコイル
Lの巻き始めAを3相巻線のうちのU相巻線の端子と
し、巻き始めAにつながる1相巻線と順序が逆になった
1相巻線とのコイル間の渡線S47を切断してその両端を
3相巻線のうちのV,W相巻線の端子とし、巻き終りB
につながる1相巻線と順序が逆になった1相巻線とのコ
イル間の渡線S36にコイルの巻き終りBを接続するもの
である。 【効果】 結線のための接続基板を省略できると共に、
半田作業を1か所に削減でき、極めて加工工数の少ない
電機子巻線結線方法を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電機子巻線を複数の凸
極の回りに巻回する3相交流モータの電機子巻線結線方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電機子巻線を複数の凸極に巻回す
る方法として、例えば図5に示すように、磁性体からな
る中空円筒状のヨーク1の内側に、ヨーク1とは別に磁
性体から成形して凸極を形成するティース部2を固定す
る方法があるが、ティース部2には、予め電機子巻線3
を複数のボビン4ごとにコイルL(コイルL1 〜L9
を巻回し、各コイルLから端子を出して接続基板5に回
転磁界を形成するように結線して、各ボビン4をティー
ス部2に装着する方法がある。また、電機子巻線を巻回
した複数のボビンからの端子の半田作業などの接続工程
を少なくし、接続基板を省略するために、複数のボビン
を、その接続部を折り曲げ可能にして、連続して形成す
ると共に、これらのボビンに電機子巻線を連続して巻回
し、複数の凸極に順次ボビンを装着し、電機子巻線の巻
き始めと巻き終りに端子を設けて電源に接続する方法が
開示されている(例えば、特開昭61−1236号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
61−1236号の従来技術では、単相または直流電圧
を印加する場合は、複数のボビンに連続して巻回した電
機子巻線の両端を電源に接続すればよいが、3相電源に
接続する場合は、連続して巻回した電機子巻線の両端だ
けでは電源に接続することができない。したがって、一
旦、各ボビンの間の渡線を切断して、各ボビン毎に二つ
の端子を取り出し、結局、図5に示すように、各ボビン
の端子を回転磁界が形成されるように結線することにな
るが、9極の場合には端子数が18個となり、端子の接
続作業に多くの時間がかかるとともに、各端子を3相電
源の端子に間違いなく接続するために接続基板を用いる
必要が出てくるという欠点があった。そこで本発明は、
各ボビン間の渡線の切断を少なくして、加工工数の少な
い電機子巻線結線方法を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数個の凸極に装着するボビンに巻回し
たコイルにより電機子巻線を形成する3相交流モータの
電機子巻線結線方法において、前記3相交流の3相巻線
を形成する複数のコイルのうち、巻き始めにつながる1
相巻線と巻き終りにつながる1相巻線の間の1相巻線を
形成するコイルの巻線順序が逆になるように、かつ巻き
始めからのコイルの配列順序の偶数番目と奇数番目のコ
イルの巻き方向が逆になるように前記3相巻線を連続し
て複数のボビンに巻線し、前記連続したコイルの巻き始
めを3相巻線のうちの1相巻線の端子とし、前記巻き始
めにつながる1相巻線と前記順序が逆になった1相巻線
とのコイル間の渡線を切断してその両端を3相巻線のう
ちの2相巻線の端子とし、前記巻き終りにつながる1相
巻線と前記順序が逆になった1相巻線とのコイル間の渡
線に前記コイルの巻き終りを接続するものである。
【0005】
【作用】上記手段により、複数個のボビンに連続して巻
回したコイルの渡線の途中の1か所を切断し、コイルの
1か所の渡線に巻き終わりを接続するだけの簡単な結線
作業により、複数のティースを備えた3相交流の電機子
巻線を形成することができる。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示すティース部が9個の場合の
巻線展開図である。まず、図1(a)に示すように、電
機子巻線3をボビン4にコイルL1 〜L9を連続して巻
付けるが、巻き始めAをコイルL1 の一方端とし、巻き
終りBをコイルL9 の一方端とする。巻線順序は、9個
のコイルのうち巻き始めAにつながる1相巻線と巻き終
りBにつながる1相巻線の間の中央の1相巻線を形成す
る3個のコイルの巻線順序が逆になるようにする。すな
わち、L4 とL6 を逆の順序で巻線して、L1 ,L2
3 ,L6 ,L5 ,L4 ,L7 ,L8 ,L9 とする。こ
の場合、回転界磁の位相差を確保するために、巻き始め
からのコイルの配列順序の偶数番目と奇数番目のコイル
の巻き方向を逆とする。すなわち、例えば、L1 ,L
3 ,L5 ,L7 ,L9 を右回りとすれば、L2 ,L4
6 ,L8 を左回りとする。次に、コイルL4 とコイル
7 との間の渡線S47を切断して、コイルL4 側を3相
電源の1相、例えばV相に接続する端子とし、コイルL
7 側をW相に接続する端子とし、巻き始めAをU相に接
続する端子とする。次に、コイルL9 からの巻き終りB
をL3 からL6 の間の渡線S36の途中点Cに接続し、図
1(b)に示すように、3相交流の電機子巻線3のスタ
ー結線回路を形成する。この状態で、図2に示すよう
に、各ボビン4をそれぞれ複数のティース部2に装着す
ることにより電機子巻線3の装着が完了する。この状態
のティース部2をリング状のヨーク1の内側に固着する
ことにより固定子を形成する。このように、複数のボビ
ンにそれぞれコイルを連続して巻回した後、渡線の1か
所を切断してその両方とコイルの巻き始めを電源に接続
する端子とすると共に、コイルの巻き終りを1か所の渡
線の途中に接続するだけで3相交流の電機子巻線の回路
を形成することができる。
【0007】図3はコイル数が6個の場合を示し、最初
は図3(a)に示すように3相巻線のうちの中央の1相
巻線を形成するL3 とL4 を逆の順序で巻線して、L
1 ,L2 ,L4 ,L3 ,L5 ,L6 を連続的に巻線した
コイルL1 〜L6 を形成し、次にコイルL3 とL5 の間
の渡線S35を切断して、V相とW相の端子とし、巻き始
めAをU相の端子とする。次に、巻き終りBをコイルL
2 とL4 の間の渡線S24の途中点Cに接続することによ
り、図3(b)に示すように、9個のコイルの場合と同
じく3相交流の電機子巻線の回路を形成することができ
る。図4はコイル数が12個の場合を示し、最初は図4
(a)に示すように3相巻線のうちの中央の1相巻線を
形成するL5 〜L8 を、L8 ,L7 ,L6 ,L5 となる
ように逆の順序で巻線して、L1 ,L2 ,L3 ,L4
8 ,L7 ,L6 ,L5 ,L9 ,L10,L11,L12を連
続的に巻線し、次にコイルL5 とL9 の間の渡線S59
切断して、V相とW相の端子とし、巻き始めAをU相の
端子とする。次に、巻き終りBをコイルL4 とL8 の間
の渡線S48の途中点Cに接続することにより、図3
(b)に示すように、9個のコイルの場合と同じく3相
交流の電機子巻線の回路を形成することができる。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数個のボビンに連続して巻回したコイルの途中の1か所
を切断し、コイルの1か所に巻き終わりを接続するだけ
の簡単な結線作業により、複数のティースを備えた3相
交流の電機子巻線を形成することができるので、結線の
ための接続基板を省略できると共に、半田作業を1か所
に削減でき、極めて加工工数の少ない電機子巻線結線方
法を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すコイル数が9個の場合の
電機子巻線の(a)結線前の展開図および(b)結線後
の展開図である。
【図2】本発明の実施例を示す電機子の正断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示すコイル数が6個の場合の
電機子巻線の(a)結線前の展開図および(b)結線後
の展開図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すコイル数が12個の
場合の電機子巻線の(a)結線前の展開図および(b)
結線後の展開図である。
【図5】従来例の電機子の正断面図である。
【符号の説明】
1 ヨーク、2 ティース部、3 電機子巻線、4 ボ
ビン、L(L1 ,L2 ,L3 ,L4 ,L5 ,L6 ,L
7 ,L8 ,L9 ,L10,L11,L12) コイル S36,S47,S24,S35,S48,S59 渡線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の凸極に装着するボビンに巻回し
    たコイルにより電機子巻線を形成する3相交流モータの
    電機子巻線結線方法において、前記3相交流の3相巻線
    を形成する複数のコイルのうち、巻き始めにつながる1
    相巻線と巻き終りにつながる1相巻線の間の1相巻線を
    形成するコイルの巻線順序が逆になるように、かつ巻き
    始めからのコイルの配列順序の偶数番目と奇数番目のコ
    イルの巻き方向が逆になるように前記3相巻線を連続し
    て複数のボビンに巻線し、前記連続したコイルの巻き始
    めを3相巻線のうちの1相巻線の端子とし、前記巻き始
    めにつながる1相巻線と前記順序が逆になった1相巻線
    とのコイル間の渡線を切断してその両端を3相巻線のう
    ちの2相巻線の端子とし、前記巻き終りにつながる1相
    巻線と前記順序が逆になった1相巻線とのコイル間の渡
    線に前記コイルの巻き終りを接続することを特徴とする
    3相交流モータの電機子巻線結線方法。
JP22642693A 1993-08-18 1993-08-18 3相交流モータの電機子巻線結線方法 Pending JPH0759283A (ja)

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