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JPH0753546A - ジアリール置換複素環化合物およびその医薬用途 - Google Patents

ジアリール置換複素環化合物およびその医薬用途

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Publication number
JPH0753546A
JPH0753546A JP5197559A JP19755993A JPH0753546A JP H0753546 A JPH0753546 A JP H0753546A JP 5197559 A JP5197559 A JP 5197559A JP 19755993 A JP19755993 A JP 19755993A JP H0753546 A JPH0753546 A JP H0753546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
pyridin
optionally substituted
phenyl
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5197559A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Ebata
巌 江端
Tsuyoshi Kajiyashiki
強 鍛治屋敷
Akira Kageyu
昭 勘解由
Hiroshi Ida
大嗣 井田
Michiyo Takagi
理代 高木
Takahiro Ishii
孝浩 石井
Yasunori Takasugi
泰範 高杉
Manzo Shiono
万蔵 塩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP5197559A priority Critical patent/JPH0753546A/ja
Publication of JPH0753546A publication Critical patent/JPH0753546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記式(I) 〔式中、Ar及びArは置換されていてもよいアリ
ール基又はヘテロアリール基、R,R,R及びR
は水素原子、低級アルキル基、アリール基など、Xは
窒素原子又はCR,Rは水素原子、低級アルキル基
などを示す〕で示される化合物および該化合物を有効成
分とするインターロイキン−1産生抑制剤。 【効果】 優れたインターロイキン−1産生抑制作用を
有し、慢性関節リウマチ、敗血症、喘息、炎症性腸炎、
全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、ベーチェット
病、結節性動脈周囲炎、潰瘍性大腸炎、活動性慢性肝
炎、糸球体腎炎、変形性関節炎、痛風、アテローム硬化
症、乾癬、骨粗鬆症、肉芽腫を伴う肺疾患または各種脳
炎などのインターロイキン−1が関与する疾患の治療お
よび/または予防に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なジアリール置換複
素環化合物、さらに詳しくは、2,3−ジアリールキノ
リン誘導体および2,3−ジアリールナフチリジン誘導
体、ならびにそれらの医薬用途に関する。本発明により
提供されるキノリン誘導体およびナフチリジン誘導体
は、インターロイキン−1産生抑制作用を有しており、
慢性関節リウマチ、敗血症、喘息、炎症性腸炎、全身性
エリテマトーデス、全身性強皮症、ベーチェット病、結
節性動脈周囲炎、潰瘍性大腸炎、活動性慢性肝炎、糸球
体腎炎、変形性関節炎、痛風、アテローム硬化症、乾
癬、骨粗鬆症、肉芽腫を伴う肺疾患または各種脳炎など
のインターロイキン−1が関与する疾患の治療および/
または予防に有用である。
【0002】
【従来の技術】インターロイキン−1(以下これをIL
−1と略称する。)はマクロファージ、好中球などから
産生される蛋白質である。IL−1は、免疫応答の重要
な因子であるとともに、炎症機構においても中心的な役
割を果たす因子であり、慢性関節リウマチなどの種々の
炎症性疾患との関係が明確にされつつある。
【0003】最近の報告によれば、慢性関節炎、殊に慢
性関節リウマチの患者の滑液中にIL−1が検出される
こと、該滑液中にあるリンパ球遊走因子は主としてIL
−1であること、および活動期のリウマチ患者の末梢血
単球はIL−1産生能が亢進していることなどが判明し
てきている[炎症、第10巻、437頁(1990年)
参照]。
【0004】加えて、潰瘍性大腸炎[ジャーナル オブ
クリニカル インベスティゲーション(Journa
l of Clinical Investigati
on)、第86巻、第3号、972頁(1990年)参
照]、変形性関節炎[ドラッグズ(Drugs)、第3
5巻、増刊1号、33頁(1988年)参照]、骨粗鬆
症[プロシーディングズ オブ ザ ナショナル アカ
デミー オブ サイエンシズ オブ ユー エス エー
(Proceedings of the Natio
nal Academy of Sciences o
f U.S.A.)、第86巻、第7号、2398頁
(1989年)参照]、肉芽腫を伴う肺疾患[ジャーナ
ル オブ クリニカル インベスティゲーション(Jo
urnalof Clinical Investig
ation)、第77巻、第1号、326頁(1986
年)参照]および各種脳炎[パラサイト イムノロジー
(Parasite Immunology)、第14
巻、第4号、405頁(1992年)参照]などの疾患
には、IL−1産生能の亢進が関与していることが示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在、慢性関節リウマ
チなどの種々の炎症性疾患には、ステロイド系抗炎症剤
および非ステロイド系抗炎症剤が用いられている。ステ
ロイド系抗炎症剤は種々の炎症性疾患における諸症状を
顕著に改善するが、投与するにつれて次第にその効果が
減少すること、消化器傷害や腎炎などの副作用を有して
いることなどの問題を有している。一方、非ステロイド
系抗炎症剤は一次的に炎症症状を抑制するが、炎症性疾
患を根本から治療するものではない。
【0006】このような状況において、例えば、E50
90[(Z)−3−(4−アセトキシ−5−エチル−3
−メトキシ−1−ナフチル)−2−メチルプロペン酸;
ジャーナル オブ メジシナル ケミストリー(Jou
rnal of Medicinal Chemist
ry)、第35巻、4665頁(1992年)参照];
または、イミダゾール誘導体であるSK&F86002
[5−(4−ピリジル)−6−(4−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロイミダゾ[2,1−b]チアゾ
ール;インターナショナル ジャーナル オブ イムノ
ファーマコロジー(International Jo
urnal of Immunopharmacolo
gy)、第10巻、第7号、835頁(1988年)参
照]、SK&F105561[2−(4−メチルチオフ
ェニル)−3−(4−ピリジル)−6,7−ジヒドロ−
[5H]−ピロール[1,2−a]イミダゾール;バイ
オケミカル ファーマコロジー(Biochemica
l Pharmacology)、第42巻、第4号、
813頁(1991年)参照]もしくは6−(4−クロ
ロフェニル)−7−(ピリジン−4−イル)−1,2,
3,4−テトラヒドロイミダゾ[1,2−b][1,
2,4]トリアジン(国際特許出願公開第92/121
54号明細書参照)などのIL−1産生抑制作用を有す
るいくつかの化合物が炎症性疾患の治療薬として提案さ
れてきているが、その治療効果については満足できるも
のではない。
【0007】しかして、本発明の目的は、慢性関節リウ
マチなどの種々の炎症性疾患の主要な原因物質とされて
いるIL−1の産生抑制作用を有し、かつ安全性の高い
新規な化合物を提供することにある。本発明の他の目的
は、該化合物を有効成分とするIL−1産生抑制剤を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、下記の一般式(I)
【0009】
【化3】
【0010】(式中、Ar↑1およびAr↑2はそれぞれ
置換されていてもよいアリール基または置換されていて
もよいヘテロアリール基を表し、R↑1、R↑2、R↑3
およびR↑4はそれぞれ水素原子、置換されていてもよ
い低級アルキル基、低級アルケニル基、置換されていて
もよいアリール基、置換されていてもよいアラルキル
基、ニトロ基、シアノ基、カルボキシル基、アルキルオ
キシカルボニル基、低級アルキルスルフィニル基、アリ
ールスルフィニル基、低級アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、スルファモイル基、カルバモイル
基、アシル基、ヒドラジノ基、ハロゲン原子、式−OR
↑5で示される基、式−SR↑5で示される基または式−
NR↑6R↑7で示される基を表し、Xは窒素原子または
式CR↑8で示される基を表す。ここで、R↑8は水素原
子、置換されていてもよい低級アルキル基、低級アルケ
ニル基、置換されてもよいアリール基、ハロゲン原子、
式−OR↑5で示される基、式−SR↑5で示される基ま
たは式−NR↑6R↑7で示される基を表し、R↑5は水
素原子、置換されていてもよい低級アルキル基、低級ア
ルケニル基または置換されていてもよいアリール基を表
し、R↑6およびR↑7はそれぞれ水素原子、置換されて
いてもよい低級アルキル基、低級アルケニル基または置
換されていてもよいアリール基を表す。)で示される化
合物(以下、これを本発明化合物(I)と略称する。)
またはその薬理学的に許容される塩(以下、単に塩とす
る。)、およびそれらを有効成分とするIL−1産生抑
制剤を提供することによって達成される。
【0011】本明細書において「低級」なる語は、この
語が付された基の炭素数が6個以下であることを意味す
るために用いる。
【0012】上記一般式(I)において、Ar↑1、A
r↑2、R↑1、R↑2、R↑3、R↑4、R↑5、R↑6、
R↑7およびR↑8がそれぞれ表す置換されていてもよい
アリール基のアリール基としては、例えば、フェニル
基、ナフチル基などを挙げることができる。該アリール
基は、メチル基、イソプロピル基、ペンチル基などの低
級アルキル基;水酸基;メトキシ基、イソプロポキシ
基、t−ブトキシ基などの低級アルコキシル基;フッ素
原子、塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子;アミノ
基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルアミノ
基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基などの低級
アルキル基で置換されていてもよいアミノ基;メチルチ
オ基、エチルチオ基、イソプロピルチオ基、ネオペンチ
ルチオ基などの低級アルキルチオ基;フェニルチオ基、
トルイルチオ基、1−ナフチルチオ基などのアリールチ
オ基;アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基などの
アシル基;またはアセトキシ基、プロピオニルオキシ
基、イソブチリルオキシ基などの低級アルキルカルボニ
ルオキシ基等で適宜置換されていてもよい。
【0013】Ar↑1およびAr↑2がそれぞれ表す置換
されていてもよいへテロアリール基のヘテロアリール基
は、例えば窒素原子、酸素原子、硫黄原子などのヘテロ
原子を少なくとも1個含んでいればよく、具体的にはピ
リジル基、ピラジニル基、イミダゾリル基、キノリル
基、チエニル基、フラニル基などを挙げることができ
る。これらの基は、前記の置換されていてもよいアリー
ル基の定義に用いたのと同様の置換基により適宜置換さ
れていてもよい。
【0014】R↑1、R↑2、R↑3、R↑4、R↑5、R
↑6、R↑7およびR↑8がそれぞれ表す置換されていて
もよい低級アルキル基の低級アルキル基は、直鎖状であ
っても分岐鎖状であってもよく、かかる低級アルキル基
としては、例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基などが挙げられる。該低級アルキル基は、置換されて
いてもよいシクロアルキル基;置換されていてもよい複
素環基;アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ
基、イソプロピルアミノ基、t−ブチルアミノ基などの
低級アルキル基で置換されていてもよいアミノ基;メト
キシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ基などの低級
アルコキシル基;水酸基;カルボキシル基;メトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボ
ニル基、t−ブトキシカルボニル基などのアルキルオキ
シカルボニル基;またはシアノ基などで適宜置換されて
いてもよい。ここで置換されていてもよいシクロアルキ
ル基のシクロアルキル基としては、シクロヘキシル基、
シクロペンチル基などを挙げることができ、該シクロア
ルキル基は、メチル基、イソプロピル基、ペンチル基な
どの低級アルキル基;水酸基;メトキシ基、イソプロポ
キシ基、t−ブトキシ基などの低級アルコキシル基;フ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子などのハロゲン原子;ア
ミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、エチルア
ミノ基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基などの
低級アルキル基で置換されていてもよいアミノ基;メチ
ルチオ基、エチルチオ基、イソプロピルチオ基、ネオペ
ンチルチオ基などの低級アルキルチオ基;フェニルチオ
基、トルイルチオ基、1−ナフチルチオ基などのアリー
ルチオ基;アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基な
どのアシル基;またはアセトキシ基、プロピオニルオキ
シ基などの低級アルキルカルボニルオキシ基などで適宜
置換されていてもよい。置換されていてもよい複素環基
の複素環基は、例えば窒素原子、酸素原子、硫黄原子な
どのヘテロ原子を少なくとも1個含んでいればよく、具
体的にはピリジル基、ピラジニル基、キノリル基、チエ
ニル基、テトラゾリル基、フラニル基、ピロリジニル
基、ピペラジニル基、モルホリノ基などを挙げることが
できる。該複素環基は前記の置換されていてもよいシク
ロアルキル基の定義に用いたのと同様の置換基により適
宜置換されていてもよい。
【0015】R↑1、R↑2、R↑3、R↑4、R↑5、R
↑6、R↑7およびR↑8がそれぞれ表す低級アルケニル
基は直鎖状であっても分岐鎖状であってもよく、該低級
アルケニル基としては、例えば、ビニル基、プロペニル
基、イソプロペニル基、プレニル基などを挙げることが
できる。
【0016】R↑1、R↑2、R↑3およびR↑4がそれぞ
れ表す置換されてもよいアラルキル基のアラルキル基と
しては、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプロピル
基、ナフチルエチル基などを挙げることができる。これ
らの基は、前記の置換されていてもよいシクロアルキル
基の定義に用いたのと同様の置換基により適宜置換され
ていてもよい。
【0017】R↑1、R↑2、R↑3およびR↑4がそれぞ
れ表すアルキルオキシカルボニル基としては、メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシ
カルボニル基、t−ブトキシカルボニル基などを挙げる
ことができる。
【0018】R↑1、R↑2、R↑3およびR↑4がそれぞ
れ表す低級アルキルスルフィニル基としては、メチルス
ルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基などを挙げ
ることができ、アリールスルフィニル基としては、フェ
ニルスルフィニル基、p−メトキシフェニルスルフィニ
ル基などを挙げることができる。R↑1、R↑2、R↑3
およびR↑4がそれぞれ表す低級アルキルスルホニル基
としては、メチルスルホニル基、イソプロピルスルホニ
ル基などを挙げることができ、アリールスルホニル基と
しては、フェニルスルホニル基、p−メトキシフェニル
スルホニル基などを挙げることができる。また、R↑
1、R↑2、R↑3およびR↑4がそれぞれ表すアシル基と
しては、アセチル基、プロピオニル基、イソブチリル
基、ピバロイル基などを挙げることができる。
【0019】R↑1、R↑2、R↑3、R↑4およびR↑8
が表すハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子などが挙げられる。
【0020】本発明化合物(I)の代表例を次に示す。
【0021】(a):4−ヒドロキシ−2−フェニル−
3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物1)、 (b):4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−
4−イル)キノリン(化合物2)、 (c):4−メトキシ−2−フェニル−3−(ピリジン
−4−イル)キノリン(化合物3)、 (d):4−メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリン(化合物4)、 (e):4−(2−ジメチルアミノエチル)アミノ−2
−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化
合物5)、 (f):4−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物
6)、 (g):4−(2−モルホリノエチル)アミノ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物
7)、 (h):4−(2−ピペラジニルエチル)アミノ−2−
フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合
物8)、 (i):4−(2−エトキシカルボニルエチル)アミノ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン
(化合物9)、 (j):4−(2−カルボキシエチル)アミノ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物
10)、 (k):4−クロロ−6−フルオロ−2−フェニル−3
−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物11)、 (l):4,6−ジクロロ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリン(化合物12)、 (m):4−クロロ−6,7−ジメトキシ−2−フェニ
ル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物1
3)、 (n):6−フルオロ−4−メチルアミノ−2−フェニ
ル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物1
4)、 (o):6−クロロ−4−メチルアミノ−2−フェニル
−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物1
5)、 (p):6,7−ジメトキシ−4−メチルアミノ−2−
フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合
物16)、 (q):4−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−
3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物17)、 (r):2−(4−フルオロフェニル)−4−メチルア
ミノ−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物1
8)、 (s):4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリジ
ン−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物1
9)、 (t):4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−
4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物20)、 (u):4−メトキシ−2−フェニル−3−(ピリジン
−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物21)、 (v):4−メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物2
2)、 (w):4−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチ
リジン(化合物23)、 (x):4−(2−モルホリノエチル)アミノ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチ
リジン(化合物24)、 (y):4−(2−エトキシカルボニルエチル)アミノ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8
−ナフチリジン(化合物25)、 (z):4−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−
3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン
(化合物26)、 (aa):2−(4−フルオロフェニル)−4−メチル
アミノ−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチ
リジン(化合物27)、 (bb):4−クロロ−2−(4−メチルチオフェニ
ル)−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリ
ジン(化合物28)、 (cc):4−メチルアミノ−2−(4−メチルチオフ
ェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフ
チリジン(化合物29)、 (dd):4−メチルアミノ−2−[4−(メチルスル
フィニル)フェニル]−3−(ピリジン−4−イル)−
1,8−ナフチリジン(化合物30)、 (ee):4,6−ジクロロ−2−(4−フルオロフェ
ニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチ
リジン(化合物31)、 (ff):6−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)
−4−メチルアミノ−3−(ピリジン−4−イル)−
1,8−ナフチリジン(化合物32)、 (gg):4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン
−3−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物33)、 (hh):4−メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピ
リジン−3−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物3
4)、および (ii):4−ジメチルアミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合
物35)
【0022】本発明化合物(I)は、例えば次の反応工
程に従って製造することができる。
【0023】
【化4】
【0024】上記反応工程中、Rは低級アルキル基を表
し、R′はハロゲン原子を表し、Ar↑1、Ar↑2、R
↑1、R↑2、R↑3、R↑4およびXは前記定義のとおり
である。
【0025】上記反応工程中、Rが表す低級アルキル基
としては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基などが
挙げられる。R′が表すハロゲン原子としては、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
【0026】上記の方法を次に説明する。不活性ガス雰
囲気下、一般式(II)で示されるアミノアリールカル
ボン酸エステルに、一般式(III)で示される1,2
−ジアリールエタノンを触媒量の四塩化チタンなどのル
イス酸存在下に作用させることにより、対応する一般式
(IV)で示されるN−(1,2−ジアリールエチリデ
ン)アミノアリールカルボン酸エステルを製造すること
ができる。一般式(IV)で示されるN−(1,2−ジ
アリールエチリデン)アミノカルボン酸エステルを、ナ
トリウムメトキシドなどの塩基の存在下加熱することに
より、対応する一般式(V)で示される2,3−ジアリ
ール−4−ヒドロキシキノリン誘導体または2,3−ジ
アリール−4−ヒドロキシナフチリジン誘導体を製造す
ることができる。一般式(V)で示される2,3−ジア
リール−4−ヒドロキシキノリン誘導体または2,3−
ジアリール−4−ヒドロキシナフチリジン誘導体に、オ
キシ塩化リンなどのハロゲン化剤を作用させることによ
り、対応する一般式(VI)で示される4−ハロゲノ−
2,3−ジアリールキノリン誘導体または4−ハロゲノ
−2,3−ジアリールナフチリジン誘導体を製造するこ
とができる。一般式(VI)で示される4−ハロゲノ−
2,3−ジアリールキノリン誘導体または4−ハロゲノ
−2,3−ジアリールナフチリジン誘導体に、メタノー
ル、フェノール、ジエチレングリコールなどの溶媒存在
下、求核試薬を作用させることにより、対応する一般式
(I)で示される2,3−ジアリールキノリン誘導体ま
たは2,3−ジアリールナフチリジン誘導体(本発明化
合物(I))を製造することができる。
【0027】一般式(II)で示されるアミノアリール
カルボン酸エステルは、例えば、ジャーナル オブ オ
ーガニック ケミストリー(Journal of O
rganic Chemistry)、第17巻、第4
号、547頁(1952年)記載の方法、または、ジャ
ーナル オブ アメリカン ケミカル ソサイエティー
(Journal of American Chem
ical Society)、第77巻、第5号、22
56頁(1955年)記載の方法により、容易に得るこ
とができる。また、一般式(III)で示される1,2
−ジアリールエタノンは、例えば、ジャーナル オブ
ヘテロサイクリック ケミストリー(Journal
ofHeterocyclic Chemistr
y)、第22巻、第3号、669頁(1985年)記載
の方法、または、オーガニック リアクション(Org
anic Reaction)、第5巻、229頁(1
949年)記載の方法により、容易に得ることができ
る。
【0028】このようにして得られる本発明化合物
(I)の反応混合物からの単離・精製は、一般に有機化
合物を反応混合物から単離・精製するに際して用いられ
ている方法と同様の方法により行われる。例えば、反応
混合物を水にあけ、ジエチルエーテル、酢酸エチルなど
の有機溶媒で抽出し、抽出液を冷希塩酸、重曹水、食塩
水などで順次洗浄し、乾燥後、濃縮して粗生成物を得、
該粗生成物を必要に応じて再結晶、クロマトグラフィー
などにより精製し、本発明化合物(I)を得る。
【0029】また、本発明化合物(I)の塩は、通常の
塩形成反応により製造することができる。
【0030】本発明化合物(I)またはその塩は、後述
の試験例1から明らかなとおり、優れたIL−1産生抑
制作用を有している。また、試験例2および3から明ら
かなとおり、優れた抗炎症作用を有する。さらに、本発
明化合物(I)またはその塩は低毒性であり、副作用が
ないことが確認されている。
【0031】以上の結果から、本発明化合物(I)また
はその塩は慢性関節リウマチ、敗血症、喘息、炎症性腸
炎、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、ベーチェ
ット病、結節性動脈周囲炎、潰瘍性大腸炎、活動性慢性
肝炎、糸球体腎炎、変形性関節炎、痛風、アテローム硬
化症、乾癬、骨粗鬆症、肉芽腫を伴う肺疾患または各種
脳炎などのIL−1が関与する疾患の治療に有効であ
る。
【0032】本発明化合物(I)またはその塩の有効な
活性発現のための投与量は、疾病、患者の重篤度、薬物
に対する忍容性などにより異なるが、通常、成人一日当
たり約0.1mg/kg〜100mg/kg、好ましく
は約0.2mg/kg〜20mg/kgである。
【0033】本発明化合物(I)またはその塩の投与方
法としては、例えば、経口投与、静脈内投与、皮下投
与、筋肉内投与、関節内投与などが挙げられるが、経口
投与、関節内投与および静脈内投与が好ましい。
【0034】本発明化合物(I)またはその塩は、任意
慣用の製剤方法を用いて投与用に調製することができ
る。例えば、錠剤、顆粒剤、粉末剤、硬カプセル剤、経
口用液体製剤などが好適である。経口投与用の錠剤およ
びカプセル剤は、結合剤、例えば、結晶セルロース、マ
ンニトール、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニ
ルピロリドン、マクロゴールなど;賦形剤、例えば、乳
糖、とうもろこし澱粉、リン酸カルシウム、メタケイ酸
アルミン酸マグネシウムなど;または潤沢剤、例えば、
カルボキシルメチルセルロースなどのような慣用の成分
を含有していてもよい。錠剤は当業界において周知の方
法でコーティングしていてもよい。経口用液体製剤は水
性または油性の懸濁剤、溶液、シロップ、エリキシル
剤、その他であってもよい。このような液体製剤は普通
に用いられる添加剤、例えば、懸濁化剤、例えば、ソル
ビットシロップ、メチルセルロース、グルコース/糖シ
ロップ、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、ステ
アリン酸アルミニウムゲル、水素化食用脂など;乳化
剤、例えば、レシチン、モノオレイン酸ソルビタン、ア
ラビアゴムなど;非水溶性ビヒクル、例えば、アーモン
ド油、分別ココナット油、プロピレングリコール、エチ
ルアルコールなど;防腐剤、例えば、p−ヒドロキシ安
息香酸メチル、ソルビン酸などを有していてもよい。ま
た経口用製剤は、使用する前に水または他の適当なビヒ
クルで溶解させる固形製剤であってもよい。
【0035】注射剤は、本発明化合物(I)またはその
塩に必要によりpH調整剤、緩衝剤、安定化剤、保存
剤、可溶化剤などを添加し、常法により調製される。
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明はこれらの実施例により限定されるも
のではない。なお、NMRスペクトルデータにおいて、
水酸基のピークが検出されないものもある。
【0037】参考例1 N−[1−フェニル−2−(ピリジン−4−イル)エチ
リデン]アントラニル酸エチルエステルの合成 窒素雰囲気下、1−フェニル−2−(ピリジン−4−イ
ル)エタノン30g(0.152mol)およびアント
ラニル酸エチルエステル70ml(0.473mol)
を塩化メチレン400mlに溶かして得られる溶液に、
四塩化チタンの1.0M塩化メチレン溶液90ml
(0.090mol)を、氷冷下、1時間かけて加え、
室温で1日撹拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液(1リットル)に滴下して、塩化メチレンで抽出
し、有機抽出液を水、飽和食塩水で順次洗浄した後、硫
酸ナトリウムで乾燥し、次いで濾過、濃縮することによ
り、粗生成物としてN−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルを108g得た。
【0038】実施例1 4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−
イル)キノリンの合成 窒素雰囲気下、ナトリウムメチラートの1.0Mメタノ
ール溶液180ml(0.180mol)を、参考例1
で得られたN−[1−フェニル−2−(ピリジン−4−
イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエステル10
8g(0.152mol)のメタノール溶液600ml
に加え、加熱下に5時間還流した。減圧下で濃縮した
後、残留物に0.5M塩酸900mlを加え、不溶物を
濾別した。濾液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で塩基
性(pH9.0)にし、析出した結晶を濾過し、水、ア
セトンで洗浄後、減圧下乾燥して、下記の物性値を示す
4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−
イル)キノリン(化合物1)を37.4g得た(収率8
2%)。 質量スペクトル [M+H]↑+:298 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.37(d,J=4Hz,2H),7.80(t,J=4Hz,1H),7.75(t,J=
4Hz,1H),7.45(m,5H),7.25(d,J=4Hz,2H)
【0039】実施例2 4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリンの合成 窒素雰囲気下、オキシ塩化リン120ml(1.287
mol)を、4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピ
リジン−4−イル)キノリン70g(0.235mo
l)に加え、加熱下に5時間還流した。反応液を放冷
後、氷水900mlに滴下し、室温で40分撹拌した。
氷冷下、20%水酸化ナトリウム水溶液(1.1リット
ル)で中和し、クロロホルムで抽出した。有機抽出液を
水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、次いで濾過、濃縮した後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー[展開液:ヘキサンと酢酸エチルの混合液
(容量比:1対1)]で分離精製し、下記の物性値を示
す4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリン(化合物2)を62.7g得た(収率84
%)。 m.p.164〜166℃ 質量スペクトル [M+H]↑+:316 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.58(d,J=4Hz,2H),8.35(d,J=4Hz,1H),8.24(d,J=
4Hz,1H),7.86(t,J=4Hz,1H),7.72(t,J=4Hz,1H),
7.30(m,5H),7.17(d,J=4Hz,2H)
【0040】実施例3 4−メトキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリンの合成 窒素雰囲気下、ナトリウムメチラートの1.0Mメタノ
ール溶液762μl(0.762mmol)を4−クロ
ロ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリ
ン45mgのメタノール溶液1.5mlに加え、加熱下
に5時間還流した。減圧下で濃縮した後、残留物に0.
5M塩酸3mlを加え、不溶物を濾別した。濾液を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で塩基性(pH9.0)に
し、クロロホルムで抽出した。有機抽出液を水、飽和食
塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで濾
過、濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
[展開液:ヘキサンと酢酸エチルの混合液(容量比:1
対1)]で分離精製し、下記の物性値を示す4−メトキ
シ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリ
ン(化合物3)を35mg得た(収率78.9%)。 質量スペクトル [M+H]↑+:312 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.55(d,J=4Hz,2H),8.17(t,J=4Hz,2H),7.77(t,J=
4Hz,1H),7.62(t,J=4Hz,1H),7.26(m,5H),7.18
(d,J=4Hz,2H),3.60(s,3H)
【0041】実施例4 4−メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4
−イル)キノリンの合成 窒素雰囲気下、40℃でメチルアミン塩酸塩100g
(1.481mol)を、4−クロロ−2−フェニル−
3−(ピリジン−4−イル)キノリン57.8g(0.
182mol)のフェノール溶液(180ml)に加
え、140℃で1日反応させた。反応液を氷冷下、1M
水酸化ナトリウム水溶液(2リットル)で中和し、クロ
ロホルムで抽出した。抽出液を1M水酸化ナトリウム水
溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥し、次いで濾過、濃縮した後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[展開液:クロロホルムとメタノール
の混合液(容量比:95対5)]で分離精製し、下記の
物性値を示す、4−メチルアミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物4)を49.
7g得た(収率87%)。 m.p.220〜221℃ 質量スペクトル [M+H]↑+:311 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.54(d,J=4Hz,2H),8.09(t,J=4Hz,2H),7.68(t,J=
4Hz,1H),7.58(t,J=4Hz,1H),7.25(m,5H),7.12
(d,J=4Hz,2H),4.41(brd,J=4Hz,1H),2.97(d,J=4H
z,3H)
【0042】実施例5〜9 4−(2−ジメチルアミノエチル)アミノ−2−フェニ
ル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン、4−(2−
ヒドロキシエチル)アミノ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリン、4−(2−モルホリノエチ
ル)アミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリン、4−(2−ピペラジニルエチル)アミノ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン
および4−(2−エトキシカルボニルエチル)アミノ−
2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリンの
合成 実施例4において、メチルアミン塩酸塩に代えて、(2
−ジメチルアミノエチル)アミン(実施例5)、(2−
ヒドロキシエチル)アミン(実施例6)、(2−モルホ
リノエチル)アミン(実施例7)、(2−ピペラジニル
エチル)アミン(実施例8)およびβ−アラニンエチル
エステル塩酸塩(実施例9)を用いた以外は、実施例4
と同様にして反応および分離・精製を行うことにより、
それぞれ対応する4−(2−ジメチルアミノエチル)ア
ミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノ
リン(化合物5)、4−(2−ヒドロキシエチル)アミ
ノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリ
ン(化合物6)、4−(2−モルホリノエチル)アミノ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン
(化合物7)、4−(2−ピペラジニルエチル)アミノ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン
(化合物8)および4−(2−エトキシカルボニルエチ
ル)アミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリン(化合物9)を得た。
【0043】化合物5、化合物6、化合物7、化合物8
および化合物9の物性値は以下のとおりである。
【0044】化合物5 質量スペクトル [M+H]↑+:368 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.51(d,J=4Hz,2H),8.08(t,J=8Hz,2H),7.70(t,J=
8Hz,1H),7.49(t,J=8Hz,1H),7.22(m,5H),7.13
(d,J=4Hz,2H),5.67(brd,J=4Hz,1H),3.10(d,J=4H
z,2H),2.30(d,J=4Hz,2H),2.00(d,J=4Hz,2H)
【0045】化合物6 質量スペクトル [M+H]↑+:341 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.40(d,J=4Hz,2H),8.27(t,J=4Hz,1H),7.95(t,J=
4Hz,1H),7.74(t,J=4Hz,1H),7.55(t,J=4Hz,2H),
7.27(d,J=4Hz,2H),7.20(m,5H),3.53(d,J=4Hz,2
H),3.14(d,J=4Hz,2H)
【0046】化合物7 質量スペクトル [M+H]↑+:410 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.50(d,J=4Hz,2H),8.32(t,J=4Hz,1H),7.99(t,J=
4Hz,1H),7.78(t,J=4Hz,1H),7.60(t,J=4Hz,1H),
7.37(d,J=4Hz,2H),7.26(m,5H),3.52(d,J=8Hz,4
H),3.33(t,J=8Hz,2H),2.45(t,J=8Hz,2H),2.31
(t,J=8Hz,4H)
【0047】化合物8 質量スペクトル [M+H]↑+:410 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.47(d,J=4Hz,2H),8.30(d,J=4Hz,1H),7.98(d,J=
4Hz,1H),7.75(t,J=4Hz,1H),7.57(t,J=4Hz,1H),
7.33(d,J=4Hz,2H),7.26(m,5H),3.31(t,J=8Hz,4
H),2.67(t,J=8Hz,4H),2.42(t,J=8Hz,2H),2.34
(t,J=8Hz,4H)
【0048】化合物9 質量スペクトル [M+H]↑+:397 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.40(d,J=4Hz,2H),8.23(t,J=4Hz,1H),7.95(d,J=
4Hz,1H),7.74(t,J=4Hz,1H),7.57(t,J=4Hz,1H),
7.29(d,J=4Hz,2H),7.23(m,5H),3.95(t,J=8Hz,2
H),3.27(t,J=8Hz,2H),2.44(q,J=8Hz,2H),1.08
(t,J=8Hz,3H)
【0049】実施例10 4−(2−カルボキシエチル)アミノ−2−フェニル−
3−(ピリジン−4−イル)キノリンの合成 窒素雰囲気下、水酸化ナトリウム(70mg/ml水溶
液)1ml(1.76mmol)を、4−(2−エトキ
シカルボニルエチル)アミノ−2−フェニル−3−(ピ
リジン−4−イル)キノリン70.0mg(0.176
mmol)のエタノール溶液(5ml)に加え、加熱下
に1時間還流した。反応液を冷却後、減圧下で濃縮した
後、残留物に1.0M塩酸5mlを加え、不溶物を濾別
した。濾液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で塩基性
(pH9.0)にし、酢酸エチルで抽出した。抽出液を
水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
し、次いで濾過、濃縮し、下記の物性値を示す4−(2
−カルボキシエチル)アミノ−2−フェニル−3−(ピ
リジン−4−イル)キノリン(化合物10)を20.0
mg得た(収率31%)。 質量スペクトル [M+H]↑+:369 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.50(d,J=4Hz,2H),8.48(t,J=4Hz,1H),8.01(t,J=
4Hz,1H),7.98(t,J=4Hz,1H),7.78(t,J=4Hz,1H),
7.43(d,J=4Hz,2H),7.40(m,5H),3.38(t,J=8Hz,2
H),2.45(t,J=8Hz,2H)
【0050】参考例2〜4 N−[1−フェニル−2−(ピリジン−4−イル)エチ
リデン]−5−フルオロアントラニル酸エチルエステ
ル、N−[1−フェニル−2−(ピリジン−4−イル)
エチリデン]−5−クロロアントラニル酸エチルエステ
ルおよびN−[1−フェニル−2−(ピリジン−4−イ
ル)エチリデン]−4,5−ジメトキシアントラニル酸
エチルエステルの合成 参考例1において、アントラニル酸エチルエステルに代
えて、5−フルオロアントラニル酸エチルエステル(参
考例2)、5−クロロアントラニル酸エチルエステル
(参考例3)および4,5−ジメトキシアントラニル酸
エチルエステル(参考例4)を用いた以外は、参考例1
と同様にして反応および分離・精製を行うことにより、
それぞれ対応するN−[1−フェニル−2−(ピリジン
−4−イル)エチリデン]−5−フルオロアントラニル
酸エチルエステル、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]−5−クロロアントラニル
酸エチルエステルおよびN−[1−フェニル−2−(ピ
リジン−4−イル)エチリデン]−4,5−ジメトキシ
アントラニル酸エチルエステルを得た。
【0051】実施例11〜13 4−クロロ−6−フルオロ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリン、4,6−ジクロロ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリンおよび4
−クロロ−6,7−ジメトキシ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンの合成 実施例1において、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルに代えて、参考例2で得られたN−[1−フェニル
−2−(ピリジン−4−イル)エチリデン]−5−フル
オロアントラニル酸エチルエステル、参考例3で得られ
たN−[1−フェニル−2−(ピリジン−4−イル)エ
チリデン]−5−クロロアントラニル酸エチルエステル
および参考例4で得られたN−[1−フェニル−2−
(ピリジン−4−イル)エチリデン]−4,5−ジメト
キシアントラニル酸エチルエステルを用いた以外は、実
施例1と同様にして反応および分離・精製を行うことに
より、それぞれ対応する6−フルオロ−4−ヒドロキシ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリ
ン、6−クロロ−4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンおよび6,7−ジメト
キシ−4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン
−4−イル)キノリンを得た。次いで、実施例2におい
て、4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−
4−イル)キノリンに代えて、6−フルオロ−4−ヒド
ロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キ
ノリン、6−クロロ−4−ヒドロキシ−2−フェニル−
3−(ピリジン−4−イル)キノリンおよび6,7−ジ
メトキシ−4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリンを用いた以外は、実施例2と
同様にして反応および分離・精製を行うことにより、そ
れぞれ対応する4−クロロ−6−フルオロ−2−フェニ
ル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物1
1)、4,6−ジクロロ−2−フェニル−3−(ピリジ
ン−4−イル)キノリン(化合物12)および4−クロ
ロ−6,7−ジメトキシ−2−フェニル−3−(ピリジ
ン−4−イル)キノリン(化合物13)を得た。
【0052】化合物11、化合物12および化合物13
の物性値は以下のとおりである。
【0053】化合物11 質量スペクトル [M+H]↑+:334 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.57(d,J=4Hz,2H),8.23(t,J=4Hz,1H),7.94(d,J=
4Hz,1H),7.59(t,J=4Hz,1H),7.25(m,5H),7.15
(d,J=4Hz,2H)
【0054】化合物12 質量スペクトル [M+H]↑+:350 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.59(d,J=4Hz,2H),8.18(t,J=4Hz,1H),7.90(d,J=
4Hz,1H),7.56(t,J=4Hz,1H),7.20(m,5H),7.13
(d,J=4Hz,2H)
【0055】化合物13 質量スペクトル [M+H]↑+:344 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.56(d,J=4Hz,2H),7.53(s,1H),7.50(s,1H),7.
56(t,J=4Hz,1H),7.25(m,5H),7.14(d,J=4Hz,2
H),4.08(s,3H),4.04(s,3H)
【0056】実施例14〜16 6−フルオロ−4−メチルアミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリン、6−クロロ−4−メ
チルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリンおよび6,7−ジメトキシ−4−メチルア
ミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノ
リンの合成 実施例4において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−6−フルオロ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−
イル)キノリン(実施例14)、4,6−ジクロロ−2
−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(実
施例15)および4−クロロ−6,7−ジメトキシ−2
−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリン(実
施例16)を用いた以外は、実施例4と同様にして反応
および分離・精製を行うことにより、それぞれ対応する
6−フルオロ−4−メチルアミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物14)、6−
クロロ−4−メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリン(化合物15)および6,7
−ジメトキシ−4−メチルアミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリン(化合物16)を得
た。
【0057】化合物14、化合物15および化合物16
の物性値は以下のとおりである。
【0058】化合物14 質量スペクトル [M+H]↑+:329 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.53(d,J=4Hz,2H),8.10(t,J=4Hz,1H),7.70(d,J=
4Hz,1H),7.46(t,J=4Hz,1H),7.19(m,5H),7.12
(d,J=4Hz,2H),4.24(brd,J=8Hz,1H),2.96(d,J=8H
z,3H)
【0059】化合物15 質量スペクトル [M+H]↑+:345 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.55(d,J=4Hz,2H),8.05(t,J=8Hz,1H),8.03(s,1
H),7.63(d,J=8Hz,1H),7.19(m,5H),7.10(d,J=4
Hz,2H),4.32(brd,J=8Hz,1H),2.96(d,J=8Hz,3H)
【0060】化合物16 質量スペクトル [M+H]↑+:371 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.54(d,J=4Hz,2H),7.46(s,1H),7.15(s,1H),7.
13(m,5H),7.11(d,J=4Hz,2H),4.11(brd,J=8Hz,1
H),4.04(s,3H),4.02(s,3H),2.96(d,J=8Hz,3
H)
【0061】参考例5 N−[1−(4−フルオロフェニル)−2−(ピリジン
−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエステ
ルの合成 参考例1において、1−フェニル−2−(ピリジン−4
−イル)エタノンに代えて、1−(4−フルオロフェニ
ル)−2−(ピリジン−4−イル)エタノンを用いた以
外は、参考例1と同様にして反応および分離・精製を行
うことにより、対応するN−[1−(4−フルオロフェ
ニル)−2−(ピリジン−4−イル)エチリデン]アン
トラニル酸エチルエステルを得た。
【0062】実施例17 4−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピ
リジン−4−イル)キノリンの合成 実施例1において、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルに代えて、参考例5で得られたN−[1−(4−フ
ルオロフェニル)−2−(ピリジン−4−イル)エチリ
デン]アントラニル酸エチルエステルを用いた以外は、
実施例1と同様にして反応および分離・精製を行うこと
により、対応する2−(4−フルオロフェニル)−4−
ヒドロキシ−3−(ピリジン−4−イル)キノリンを得
た。次いで、実施例2において4−ヒドロキシ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリンに代え
て、2−(4−フルオロフェニル)−4−ヒドロキシ−
3−(ピリジン−4−イル)キノリンを用いた以外は、
実施例2と同様にして反応および分離・精製を行うこと
により、下記の物性値を示す4−クロロ−2−(4−フ
ルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)キノリ
ン(化合物17)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:334 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.62(d,J=4Hz,2H),8.35(d,J=8Hz,1H),8.20(d,J=
8Hz,1H),7.88(t,J=8Hz,1H),7.72(t,J=8Hz,1H),
7.32(t,J=8Hz,2H),7.17(d,J=4Hz,2H),6.96(t,J=
8Hz,2H)
【0063】実施例18 2−(4−フルオロフェニル)−4−メチルアミノ−3
−(ピリジン−4−イル)キノリンの合成 実施例4において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、実施例16
で得られた4−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)
−3−(ピリジン−4−イル)キノリンを用いた以外
は、実施例4と同様にして反応および分離・精製を行う
ことにより、下記の物性値を示す2−(4−フルオロフ
ェニル)−4−メチルアミノ−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリン(化合物18)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:329 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.57(d,J=4Hz,2H),8.08(d,J=8Hz,2H),7.81(t,J=
8Hz,1H),7.50(t,J=8Hz,1H),7.14(t,J=8Hz,2H),
6.89(t,J=8Hz,2H),4.44(brd,J=4Hz,1H),2.95(d,
J=4Hz,3H)
【0064】参考例6 2−{N−[1−フェニル−2−(ピリジン−4−イ
ル)エチリデン]}アミノニコチン酸エチルエステルの
合成 参考例1においてアントラニル酸エチルエステルに代え
て、2−アミノニコチン酸エチルエステルを用いた以外
は、参考例1と同様にして反応および分離・精製を行う
ことにより、2−{N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]}アミノニコチン酸エチル
エステルを得た。
【0065】実施例19 4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−
イル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例1において、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルに代えて、参考例6で得られた2−{N−[1−フ
ェニル−2−(ピリジン−4−イル)エチリデン]}ア
ミノニコチン酸エチルエステルを用いた以外は、実施例
1と同様にして反応および分離・精製を行うことによ
り、対応する4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピ
リジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物1
9)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:299 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 8.83(d,J=4Hz,1H),8.55(d,J=4Hz,1H),8.35(d,J=
4Hz,1H),7.49(dd,J=4Hz,1H),7.37(m,5H),7.06
(d,J=4Hz,2H)
【0066】実施例20 4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例2において、4−ヒドロキシ−2−フェニル−3
−(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−ヒド
ロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)−
1,8−ナフチリジンを用いた以外は、実施例2と同様
にして反応および分離・精製を行うことにより、対応す
る4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)−1,8−ナフチリジン(化合物20)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:317 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.24(d,J=4Hz,1H),8.70(d,J=4Hz,1H),8.62(d,J=
4Hz,2H),7.67(dd,J=4Hz,1H),7.43(d,J=4Hz,2
H),7.25(m,5H)
【0067】実施例21 4−メトキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例3において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8
−ナフチリジンを用いた以外は、実施例3と同様にして
反応および分離・精製を行うことにより、対応する4−
メトキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)
−1,8−ナフチリジン(化合物21)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:313 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.18(d,J=4Hz,1H),8.60(d,J=4Hz,2H),8.55(d,J=
4Hz,2H),7.54(dd,J=4Hz,1H),7.42(d,J=4Hz,2
H),7.20(m,5H),3.61(s,3H)
【0068】実施例22 4−メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4
−イル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例4において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8
−ナフチリジンを用いた以外は、実施例4と同様にして
反応および分離・精製を行うことにより、対応する4−
メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)−1,8−ナフチリジン(化合物22)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:312 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.06(d,J=4Hz,2H),8.61(d,J=4Hz,2H),8.53(d,J=
4Hz,1H),7.40(dd,J=4Hz,1H),7.34(d,J=4Hz,2
H),7.18(m,5H),4.58(brd,J=8Hz,1H),3.09(d,J
=8Hz,3H)
【0069】実施例23 4−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−フェニル−
3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンの
合成 実施例6において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8
−ナフチリジンを用いた以外は、実施例6と同様にして
反応および分離・精製を行うことにより、対応する4−
(2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合
物23)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:343 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 9.46(d,J=4Hz,1H),8.78(d,J=4Hz,1H),8.42(d,J=
4Hz,2H),7.53(dd,J=4Hz,1H),7.30(d,J=4Hz,2
H),7.22(m,5H),3.52(t,J=8Hz,2H),3.21(t,J=8
Hz,2H)
【0070】実施例24 4−(2−モルホリノエチル)アミノ−2−フェニル−
3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンの
合成 実施例7において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8
−ナフチリジンを用いた以外は、実施例7と同様にして
反応および分離・精製を行うことにより、対応する4−
(2−モルホリノエチル)アミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合
物24)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:412 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 8.87(d,J=4Hz,1H),8.69(d,J=4Hz,1H),8.40(d,J=
4Hz,2H),7.42(dd,J=4Hz,1H),7.23(d,J=4Hz,2
H),7.14(m,5H),3.69(t,J=8Hz,4H),3.21(t,J=8
Hz,2H),2.45(m,4H),2.16(t,J=8Hz,4H)
【0071】実施例25 4−(2−エトキシカルボニルエチル)アミノ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチ
リジンの合成 実施例9において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8
−ナフチリジンを用いた以外は、実施例9と同様にして
反応および分離・精製を行うことにより、対応する4−
(2−エトキシカルボニルエチル)アミノ−2−フェニ
ル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジ
ン(化合物25)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:383 NMRスペクトル(270MHz,CD↓3OD)δ 9.01(d,J=4Hz,1H),8.75(d,J=4Hz,1H),8.45(d,J=
4Hz,2H),7.59(dd,J=4Hz,1H),7.32(d,J=4Hz,2
H),7.24(m,5H),3.98(q,J=8Hz,2H),3.32(t,J=8
Hz,2H),2.46(t,J=8Hz,2H),1.12(t,J=8Hz,3H)
【0072】参考例7 2−{N−[1−(4−フルオロフェニル)−2−(ピ
リジン−4−イル)エチリデン]}アミノニコチン酸エ
チルエステルの合成 参考例1において、アントラニル酸エチルエステルに代
えて、2−アミノニコチン酸エチルエステルを用い、ま
た、1−フェニル−2−(ピリジン−4−イル)エタノ
ンに代えて、1−(4−フルオロフェニル)−2−(ピ
リジン−4−イル)エタノンを用いた以外は、参考例1
と同様にして反応および分離・精製を行うことにより、
対応する2−{N−[1−(4−フルオロフェニル)−
2−(ピリジン−4−イル)エチリデン]}アミノニコ
チン酸エチルエステルを得た。
【0073】実施例26 4−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピ
リジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例1において、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルに代えて、参考例7で得られた2−{N−[1−
(4−フルオロフェニル)−2−(ピリジン−4−イ
ル)エチリデン]}アミノニコチン酸エチルエステルを
用いた以外は、実施例1と同様にして反応および分離・
精製を行うことにより、対応する4−ヒドロキシ−2−
(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−イ
ル)−1,8−ナフチリジンを得た。次いで、実施例2
において、4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリンに代えて、4−ヒドロキシ−
2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4−
イル)−1,8−ナフチリジンを用いた以外は、実施例
2と同様にして反応および分離・精製を行うことにより
対応する4−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−
3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン
(化合物26)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:335 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.24(d,J=4Hz,1H),8.70(d,J=4Hz,1H),8.65(d,J=
4Hz,2H),7.68(dd,J=4Hz,1H),7.43(d,J=8Hz,2
H),7.19(d,J=4Hz,2H),6.94(t,J=8Hz,2H)
【0074】実施例27 2−(4−フルオロフェニル)−4−メチルアミノ−3
−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンの合
成 実施例4において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジン−4
−イル)−1,8−ナフチリジンを用いた以外は、実施
例4と同様にして反応および分離・精製を行うことによ
り、対応する2−(4−フルオロフェニル)−4−メチ
ルアミノ−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフ
チリジン(化合物27)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:330 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.08(d,J=4Hz,1H),8.62(d,J=4Hz,2H),8.55(d,J=
4Hz,1H),7.40(dd,J=4Hz,1H),7.33(t,J=4Hz,2
H),7.16(d,J=4Hz,2H),6.87(t,J=4Hz,2H),4.58
(brd,J=4Hz,1H),3.12(d,J=4Hz,3H)
【0075】参考例8 2−{N−[1−(4−メチルチオフェニル)−2−
(ピリジン−4−イル)エチリデン]}アミノニコチン
酸エチルエステルの合成 参考例1においてアントラニル酸エチルエステルに代え
て、2−アミノニコチン酸エチルエステルを用い、ま
た、1−フェニル−2−(ピリジン−4−イル)エタノ
ンに代えて、1−(4−メチルチオフェニル)−2−
(ピリジン−4−イル)エタノンを用いた以外は、参考
例1と同様にして反応および分離・精製を行うことによ
り、対応する2−{N−[1−(4−メチルチオフェニ
ル)−2−(ピリジン−4−イル)エチリデン]}アミ
ノニコチン酸エチルエステルを得た。
【0076】実施例28 4−クロロ−2−(4−メチルチオフェニル)−3−
(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例1において、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルに代えて、参考例8で得られた2−{N−[1−
(4−メチルチオフェニル)−2−(ピリジン−4−イ
ル)エチリデン]}アミノニコチン酸エチルエステルを
用いた以外は、実施例1と同様にして反応および分離・
精製を行うことにより、対応する4−ヒドロキシ−2−
(4−メチルチオフェニル)−3−(ピリジン−4−イ
ル)−1,8−ナフチリジンを得た。次いで、実施例2
において、4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリ
ジン−4−イル)キノリンに代えて、4−ヒドロキシ−
2−(4−メチルチオフェニル)−3−(ピリジン−4
−イル)−1,8−ナフチリジンを用いた以外は、実施
例2と同様にして反応および分離・精製を行うことによ
り対応する4−クロロ−2−(4−メチルチオフェニ
ル)−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリ
ジン(化合物28)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:365 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.22(d,J=4Hz,2H),8.70(d,J=4Hz,1H),8.65(d,J=
4Hz,2H),7.63(dd,J=4Hz,1H),7.36(d,J=8Hz,2
H),7.18(d,J=4Hz,2H),7.70(t,J=4Hz,2H),2.44
(s,3H)
【0077】実施例29 4−メチルアミノ−2−(4−メチルチオフェニル)−
3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンの
合成 実施例4において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−(4−メチルチオフェニル)−3−(ピリジン−
4−イル)−1,8−ナフチリジンを用いた以外は、実
施例4と同様にして反応および分離・精製を行うことに
より、対応する4−メチルアミノ−2−(4−メチルチ
オフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−
ナフチリジン(化合物29)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:359 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.07(d,J=4Hz,1H),8.63(d,J=4Hz,2H),8.51(d,J=
4Hz,1H),7.38(dd,J=4Hz,1H),7.25(t,J=4Hz,2
H),7.16(d,J=4Hz,2H),7.04(t,J=4Hz,2H),4.56
(brd,J=4Hz,1H),3.10(d,J=4Hz,3H),2.42(s,3H)
【0078】実施例30 4−メチルアミノ−2−[4−(メチルスルフィニル)
フェニル]−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナ
フチリジンの合成 過酸化水素(30%水溶液)を、4−メチルアミノ−2
−(4−メチルチオフェニル)−3−(ピリジン−4−
イル)−1,8−ナフチリジン200mg(0.56m
mol)の酢酸溶液(2.0ml)に加え、室温で1時
間撹拌した。反応液を飽和炭酸ナトリウム水溶液30m
lに滴下して、クロロホルムで抽出し、有機抽出液を
水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥、
次いで濾過、濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー[展開液:クロロホルムとメタノールの混合液
(容量比10:3)]で分離・精製し、下記の物性値を
示す4−メチルアミノ−2−[4−(メチルスルフィニ
ル)フェニル]−3−(ピリジン−4−イル)−1,8
−ナフチリジン(化合物30)を209mg得た(収率
100%)。 質量スペクトル [M+H]↑+:375 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.08(d,J=4Hz,2H),8.60(d,J=4Hz,2H),8.53(d,J=
4Hz,1H),7.49(m,4H),7.43(dd,J=4Hz,1H),7.17
(d,J=4Hz,2H),4.69(brd,J=4Hz,1H),3.13(d,J=4H
z,3H),2.68(s,3H)
【0079】参考例9 2−{N−[1−(4−フルオロフェニル)−2−(ピ
リジン−4−イル)エチリデン]}アミノ−5−クロロ
ニコチン酸エチルエステルの合成 参考例1においてアントラニル酸エチルエステルに代え
て、2−アミノ−5−クロロニコチン酸エチルエステル
を用い、また、1−フェニル−2−(ピリジン−4−イ
ル)エタノンに代えて、1−(4−フルオロフェニル)
−2−(ピリジン−4−イル)エタノンを用いた以外
は、参考例1と同様にして反応および分離・精製を行う
ことにより、対応する2−{N−[1−(4−フルオロ
フェニル)−2−(ピリジン−4−イル)エチリデ
ン]}アミノ−5−クロロニコチン酸エチルエステルを
得た。
【0080】実施例31 4,6−ジクロロ−2−(4−フルオロフェニル)−3
−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンの合
成 実施例1において、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルに代えて、参考例9で得られた2−{N−[1−
(4−フルオロフェニル)−2−(ピリジン−4−イ
ル)エチリデン]}アミノ−5−クロロニコチン酸エチ
ルエステルを用いた以外は、実施例1と同様にして反応
および分離・精製を行うことにより、対応する6−クロ
ロ−4−ヒドロキシ−2−(4−フルオロフェニル)−
3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジンを
得た。次いで、実施例2において、4−ヒドロキシ−2
−フェニル−3−(ピリジン−4−イル)キノリンに代
えて、6−クロロ−4−ヒドロキシ−2−(4−フルオ
ロフェニル)−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−
ナフチリジンを用いた以外は、実施例2と同様にして反
応および分離・精製を行うことにより、対応する4,6
−ジクロロ−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピ
リジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物3
1)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:369 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.13(s,1H),8.79(s,1H),8.76(d,J=4Hz,2H),7.
40(t,J=8Hz,2H),7.19(d,J=4Hz,2H),6.95(t,J=8H
z,2H)
【0081】実施例32 6−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−4−メチ
ルアミノ−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフ
チリジンの合成 実施例4において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4,6−ジ
クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−3−(ピリジ
ン−4−イル)−1,8−ナフチリジンを用いた以外
は、実施例4と同様にして反応および分離・精製を行う
ことにより、対応する6−クロロ−2−(4−フルオロ
フェニル)−4−メチルアミノ−3−(ピリジン−4−
イル)−1,8−ナフチリジン(化合物32)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:364 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.10(s,1H),8.81(s,1H),8.71(d,J=4Hz,2H),7.
35(t,J=8Hz,2H),7.10(d,J=4Hz,2H),6.99(t,J=8H
z,2H),4.56(brd,J=8Hz,1H),3.10(d,J=8Hz,3H)
【0082】参考例10 2−{N−[1−フェニル−2−(ピリジン−3−イ
ル)エチリデン]}アミノニコチン酸エチルエステルの
合成 参考例1において、アントラニル酸エチルエステルに代
えて、2−アミノニコチン酸エチルエステルを用い、ま
た、1−フェニル−2−(ピリジン−4−イル)エタノ
ンに代えて、1−フェニル−2−(ピリジン−3−イ
ル)エタノンを用いた以外は、参考例1と同様にして反
応および分離・精製を行うことにより、2−{N−[1
−フェニル−2−(ピリジン−3−イル)エチリデ
ン]}アミノニコチン酸エチルエステルを得た。
【0083】実施例33 4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−3−イ
ル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例1において、N−[1−フェニル−2−(ピリジ
ン−4−イル)エチリデン]アントラニル酸エチルエス
テルに代えて、参考例10で得られた2−{N−[1−
フェニル−2−(ピリジン−3−イル)エチリデン]}
アミノニコチン酸エチルエステルを用いた以外は、実施
例1と同様にして反応および分離・精製を行うことによ
り、対応する4−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピ
リジン−3−イル)−1,8−ナフチリジンを得た。次
いで、実施例2において、4−ヒドロキシ−2−フェニ
ル−3−(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4
−ヒドロキシ−2−フェニル−3−(ピリジン−3−イ
ル)−1,8−ナフチリジンを用いた以外は、実施例2
と同様にして反応および分離・精製を行うことにより、
対応する4−クロロ−2−フェニル−3−(ピリジン−
3−イル)−1,8−ナフチリジン(化合物33)を得
た。 質量スペクトル [M+H]↑+:317 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.23(d,J=4Hz,1H),8.70(d,J=4Hz,1H),8.60(d,J=
4Hz,1H),8.55(s,1H),7.65(dd,J=4Hz,1H),7.54
(d,J=8Hz,1H),7.41(d,J=8Hz,1H),7.24(m,5H)
【0084】実施例34 4−メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−3
−イル)−1,8−ナフチリジンの合成 実施例4において、4−クロロ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)キノリンに代えて、4−クロロ
−2−フェニル−3−(ピリジン−3−イル)−1,8
−ナフチリジンを用いた以外は、実施例4と同様にして
反応および分離・精製を行うことにより、対応する4−
メチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−3−イ
ル)−1,8−ナフチリジン(化合物34)を得た。 質量スペクトル [M+H]↑+:312 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.15(d,J=4Hz,1H),8.81(d,J=8Hz,1H),8.62(s,1
H),8.49(d,J=4Hz,1H),7.71(dd,J=4Hz,1H),7.43
(d,J=8Hz,1H),7.36(d,J=8Hz,1H),7.18(m,5H),
4.59(brd,J=8Hz,1H),3.15(d,J=8Hz,3H)
【0085】実施例35 4−ジメチルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−
4−イル)−1,8−ナフチリジンの合成 窒素雰囲気下、4−メチルアミノ−2−フェニル−3−
(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチリジン132
mg(0.42mmol)を、ホルムアルデヒド(35
%水溶液)0.36ml(4.2mmol)およびアセ
トニトリル1.7mlの混合溶液に溶解した液に、ナト
リウムシアノボロヒドリド80.2mg(1.27mm
ol)を室温にて加えた後、撹拌しながら氷酢酸42μ
lを室温下、3分間で加え、2時間撹拌した。反応溶液
に氷酢酸42μlを室温下3分間で加え30分間撹拌し
た。反応溶液に飽和重曹水5mlを加え塩基性とし、塩
化メチレンで抽出した。有機抽出液を飽和食塩水で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥、次いで濾過、濃縮した後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開液:酢酸エ
チルとメタノールの混合液(容量比9:1)]で分離精
製し、下記の物性値を示す4−ジメチルアミノ−2−フ
ェニル−3−(ピリジン−4−イル)−1,8−ナフチ
リジン(化合物35)を18.9mg得た(13.7
%)。 質量スペクトル [M+H]↑+:326 NMRスペクトル(270MHz,CDCl↓3)δ 9.13(d,J=4Hz,1H),8.50(d,J=4Hz,2H),8.45(d,J=
4Hz,1H),7.47(d,J=4Hz,2H),7.43(dd,J=4Hz,1
H),7.22(m,5H),3.05(s,3H),3.02(s,3H)
【0086】試験例1 IL−1産生阻害活性の測定 本発明化合物(I)のうちの化合物2〜9、11、1
4、17および20〜32について、刺激時のヒト末梢
血由来リンパ球からのIL−1産生量を定量することに
より、IL−1産生阻害活性を測定した。対照薬として
プレドニゾロンを用いた。
【0087】ヒト末梢血由来リンパ球を文献記載の方法
[「新生物化学実験講座」、12巻、3〜45頁(東京
化学同人、1990年発行)参照]によって単離した。
すなわち、正常ヒト末梢血5mlをリン酸緩衝生理食塩
液(PBS、pH:7.4)で2倍に希釈し、予め5m
lのヒトリンパ球比重分離液(リンホセパールI、
(株)免疫生物研究所製)を入れた15ml容の遠心管
に静かに重層した。ついで、室温で1500rpm、3
0分間の遠心を行い、単核球に富む画分を得た。次にこ
の画分をPBSで2回洗浄し、さらにRPMI1640
培地(牛胎児血清10%含有)で2回洗浄した後、同様
の培地で細胞濃度2×10↑6個/mlに調製し、細胞
浮遊液とした。
【0088】上記で得られた細胞浮遊液に、マイトージ
ェン(刺激剤)としてリポポリサッカライド(ストレプ
トコッカス・ティフィムリウム(S.typhimurium)由
来、フナコシ(株)製;以下LPSとする。)を最終濃
度が6μg/mlとなるように添加した。一方、被験化
合物の5mMエタノール溶液を調製し、このエタノール
溶液をRPMI1640培地で100倍に希釈した。以
下同様にして10倍の段階的希釈溶液を調製した。
【0089】48穴の培養用プラスチックプレートに、
LPSを添加した細胞浮遊液0.25mlおよび各濃度
の被験化合物溶液0.25mlを加え、37℃、5%C
O↓2の条件下で18時間の培養を行った。
【0090】培養終了後、遠心分離を行うことにより培
養上精を得た。ヒト末梢血リンパ球から産出されたIL
−1の濃度をEIAキット(IL−1β測定キット、大
塚製薬(株)製)を用いて測定した。LPSのみを添加
した場合(被験化合物を添加せず)のIL−1産生量を
100%として、IL−1産生量が50%に抑制された
ときの被験化合物の濃度(IC↓50)を求めた。結果を
表1に示す。
【0091】
【表1】
【0092】表1に示すように、本発明化合物(I)の
代表例である化合物2〜9、11、14、17および2
0〜32は、プレドニゾロンに比較して優れたIL−1
産生抑制作用を有する。
【0093】試験例2 ラット空気嚢炎症抑制作用の判定 本発明化合物(I)のうちの化合物4および22につい
て、ラット空気嚢炎症抑制作用を空気嚢内の滲出液中の
プロスタグランジンE↓2(以下、PGE↓2とする)濃
度を指標に判定した。
【0094】SD系雄性ラット(体重200〜220
g、日本チャールスリバー)を用い、一群6〜7匹とし
た。実験開始2日前にラット背部皮下に10mlの空気
を注入し空気嚢を作成した。翌日カルボキシメチルセル
ロース(セロゲン3H、第一工業製薬製)の2%生理食
塩液溶液6mlを空気嚢内に注入した。実験日に試験化
合物の5%アラビアゴム懸濁液を経口投与した。対象群
には5%アラビアゴム懸濁液のみ投与した。その2時間
後に空気嚢内にLPS(L−3129、シグマ社製)の
100ng/ml生理食塩液の0.5mlを注入し、炎
症を惹起させた。LPS注入4時間後にラットをエーテ
ルで致死させた後、空気嚢内の滲出液を回収した。滲出
液中のPGE↓2濃度を酵素免疫法(PGE↓2測定EI
Aキット、ケイマン社製)にて測定し、各化合物につい
てPGE↓2産生抑制効果を判定した。なお、抑制率は
次式に従って算出した。結果を表2に示す。 抑制率=[1−化合物投与群のPGE↓2の濃度/対照
群(化合物非投与群)のPGE↓2の濃度]×100
【0095】
【表2】
【0096】試験例3 ラットアジュバント関節炎おける浮腫抑制効果の判定 本発明化合物(I)のうちの化合物4および22につい
て、ラットアジュバント関節炎おける浮腫抑制効果を、
ラットの足容積を測定することにより判定した。
【0097】Lewis系雄性ラット(体重200〜2
20g、日本チャールスリバー)を用い、一群5〜7匹
とした。マイコバクテリウム・ブチリカム(Mycobacter
ium butyricum)死菌菌体(Difco社製)の流動パ
ラフィン懸濁液(1mg/ml)の0.05mlをラッ
トの右後肢足蹠皮内に投与し、アジュバント関節炎を惹
起させた。試験化合物は5%アラビアゴム懸濁液として
実験開始日より21日間連日経口投与した。対象群には
5%アラビアゴム懸濁液のみ投与した。21日目に左右
の足浮腫をラット用足容積測定装置(室町機械)を用い
て測定し、表3の結果を得た。なお、抑制率は次式に従
って算出した。 抑制率=[1−化合物投与群の足容積/対照群(化合物
非投与群)の足容積]×100
【0098】
【表3】
【0099】次に、本発明化合物(I)のうち、4−メ
チルアミノ−2−フェニル−3−(ピリジン−4−イ
ル)キノリン(化合物4)を有効成分とした製剤例を示
す。
【0100】実施例29 カプセル剤 化合物4 20g 微結晶セルローズ 65g トウモロコシ澱粉 20g 乳糖 22g ポリビニルピロリドン 3g 全量 130g 上記成分を常法により顆粒化した後、ゼラチン硬カプセ
ル1000カプセルに充填した。1カプセルは化合物4
を20mg含有する。
【0101】実施例30 散剤 化合物4 50g 微結晶セルローズ 400g トウモロコシ澱粉 550g 全量 1000g 化合物4をアセトンに溶解し、得られた溶液を微結晶セ
ルローズに吸着させた後、乾燥した。乾燥物をトウモロ
コシ澱粉と混合し、常法により散剤として化合物4の2
0倍散剤を調製した。
【0102】実施例31 錠剤 化合物4 10g 微結晶セルローズ 35g トウモロコシ澱粉 10g 乳糖 20g カルボキシメチルセルロースカルシウム 10g ポリビニルピロリドン 5g タルク 10g 全量 100g 化合物4をアセトンに溶解し、得られた溶液を微結晶セ
ルローズに吸着させた後、乾燥した。乾燥物にトウモロ
コシ澱粉、乳糖およびカルボキシメチルセルロースカル
シウムを混合し、次いでポリビニルピロリドンの水溶液
を結合剤として加えて混合した後、1錠100mgの錠
剤に打錠した。1錠は化合物4を10mg含有する。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、優れたIL−1産生抑
制作用を有する化合物またはその塩が提供される。本発
明により提供される化合物またはその塩は、優れたIL
−1産生抑制作用を有し、慢性関節リウマチ、敗血症、
喘息、炎症性腸炎、全身性エリテマトーデス、全身性強
皮症、ベーチェット病、結節性動脈周囲炎、潰瘍性大腸
炎、活動性慢性肝炎、糸球体腎炎、変形性関節炎、痛
風、アテローム硬化症、乾癬、骨粗鬆症、肉芽腫を伴う
肺疾患または各種脳炎などのIL−1が関与する疾患の
治療および/または予防に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/47 AED 9454−4C C07D 471/04 114 A (72)発明者 井田 大嗣 岡山県倉敷市酒津2045番地の1 株式会社 クラレ内 (72)発明者 高木 理代 岡山県倉敷市酒津2045番地の1 株式会社 クラレ内 (72)発明者 石井 孝浩 岡山県倉敷市酒津2045番地の1 株式会社 クラレ内 (72)発明者 高杉 泰範 岡山県倉敷市酒津2045番地の1 株式会社 クラレ内 (72)発明者 塩野 万蔵 岡山県倉敷市酒津2045番地の1 株式会社 クラレ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(I) 【化1】 (式中、Ar↑1およびAr↑2はそれぞれ置換されてい
    てもよいアリール基または置換されていてもよいヘテロ
    アリール基を表し、R↑1、R↑2、R↑3およびR↑4は
    それぞれ水素原子、置換されていてもよい低級アルキル
    基、低級アルケニル基、置換されていてもよいアリール
    基、置換されていてもよいアラルキル基、ニトロ基、シ
    アノ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル
    基、低級アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニ
    ル基、低級アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
    基、スルファモイル基、カルバモイル基、アシル基、ヒ
    ドラジノ基、ハロゲン原子、式−OR↑5で示される
    基、式−SR↑5で示される基または式−NR↑6R↑7
    で示される基を表し、Xは窒素原子または式CR↑8で
    示される基を表す。ここで、R↑8は水素原子、置換さ
    れていてもよい低級アルキル基、低級アルケニル基、置
    換されてもよいアリール基、ハロゲン原子、式−OR↑
    5で示される基、式−SR↑5で示される基または式−N
    R↑6R↑7で示される基を表し、R↑5は水素原子、置
    換されていてもよい低級アルキル基、低級アルケニル基
    または置換されていてもよいアリール基を表し、R↑6
    およびR↑7はそれぞれ水素原子、置換されていてもよ
    い低級アルキル基、低級アルケニル基または置換されて
    いてもよいアリール基を表す。)で示される化合物また
    はその薬理学的に許容される塩。
  2. 【請求項2】 下記の一般式(I) 【化2】 (式中、Ar↑1およびAr↑2はそれぞれ置換されてい
    てもよいアリール基または置換されていてもよいヘテロ
    アリール基を表し、R↑1、R↑2、R↑3およびR↑4は
    それぞれ水素原子、置換されていてもよい低級アルキル
    基、低級アルケニル基、置換されていてもよいアリール
    基、置換されていてもよいアラルキル基、ニトロ基、シ
    アノ基、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル
    基、低級アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニ
    ル基、低級アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
    基、スルファモイル基、カルバモイル基、アシル基、ヒ
    ドラジノ基、ハロゲン原子、式−OR↑5で示される
    基、式−SR↑5で示される基または式−NR↑6R↑7
    で示される基を表し、Xは窒素原子または式CR↑8で
    示される基を表す。ここで、R↑8は水素原子、置換さ
    れていてもよい低級アルキル基、低級アルケニル基、置
    換されてもよいアリール基、ハロゲン原子、式−OR↑
    5で示される基、式−SR↑5で示される基または式−N
    R↑6R↑7で示される基を表し、R↑5は水素原子、置
    換されていてもよい低級アルキル基、低級アルケニル基
    または置換されていてもよいアリール基を表し、R↑6
    およびR↑7はそれぞれ水素原子、置換されていてもよ
    い低級アルキル基、低級アルケニル基または置換されて
    いてもよいアリール基を表す。)で示される化合物また
    はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有す
    るインターロイキン−1産生抑制剤。
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