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JPH0750014A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

Info

Publication number
JPH0750014A
JPH0750014A JP5194614A JP19461493A JPH0750014A JP H0750014 A JPH0750014 A JP H0750014A JP 5194614 A JP5194614 A JP 5194614A JP 19461493 A JP19461493 A JP 19461493A JP H0750014 A JPH0750014 A JP H0750014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove track
recording medium
track
optical recording
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5194614A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuro Moriya
充郎 守屋
Shunji Ohara
俊次 大原
Yasuki Matsumoto
泰樹 松本
Shinichi Yamada
真一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5194614A priority Critical patent/JPH0750014A/ja
Priority to US08/275,984 priority patent/US5508995A/en
Publication of JPH0750014A publication Critical patent/JPH0750014A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度なトラッキング制御ができ、容易に製
造できる高密度記録に好適な光記録媒体を提供する。 【構成】 光記録媒体101上に凸状の溝トラック10
2と凹状の溝トラック103の2本のスパイラル状の溝
トラック104が設けられている。セクタ108はID
領域105、サーボ領域106、情報領域107より構
成され、溝トラック104の一周当り複数個設けられて
いる。ID領域105内のピット109は凹状の溝トラ
ック103と凸状の溝トラック102の双方にまたがる
ように形成され、第1のウォブルピット111と第2の
ウォブルピット112は溝トラック104の中心線11
0に対して対称でかつトラック方向に離間して設けられ
ている。従って、ピット109の幅を広くでき、光記録
媒体の製造が容易となり、また第1、第2のウオブルピ
ットより溝トラック104の中心を正確に検出でき、高
精度なトラッキング制御が容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収束された光ビームを
照射し、光ビームによる熱で情報を記録する光記録媒体
に関し、特に凹凸状の溝トラックを有する光記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報を記録できる光記録媒体は、
大容量のデータを保持できることから音声情報データ・
映像情報データ・各種情報機器データを蓄積するものと
して重要な地位を占めつつある。しかしながら、さらに
大容量化が求められており、この要求を満たすためには
光記録媒体上の情報記録密度をさらに向上させなければ
ならない。光記録媒体の情報密度は情報トラックのピッ
チおよびトラック方向の情報密度すなわち情報の線密度
で決まり、光記録媒体上の情報密度を向上させるにはト
ラックピッチを狭くし、線密度を高くする必要がある。
【0003】従来の光記録媒体として、円盤状の樹脂基
板表面に幅0.8μm、ピッチ1.6μmという微小な
凹凸状の溝トラックをスパイラル状に形成し、この基板
表面上にスパッタリング等の手法でTe、Sb、Geを
主成分とした3元系の相変化型記録材料の薄膜を形成
し、この薄膜上に保護層を設けたもが知られている。こ
の樹脂基板は、凹凸の溝トラックがカッティングされて
いる原盤に基づいてスタンパーを作製し、このスタンパ
ーを用いてインジェクション等の手法で大量に複製され
る。
【0004】この従来の光記録媒体は凹または凸のどち
らか一方の溝トラック上に情報を記録するように構成さ
れているために、トラックピッチを狭くするとトラック
幅が狭くなり、原盤あるいは樹脂基板の複製が困難とな
る。また、溝トラック上に記録されている情報を再生す
る場合、溝トラックからの反射光量または透過光量が低
下するために再生信号品質が悪化する。
【0005】また、凹凸状の溝を設けている1つの目的
は、光記録媒体上に照射されている光ビームと溝トラッ
クとの位置ずれ信号を検出して光ビームが溝トラック上
に正確に位置するように制御するためである。一般的
に、光記録媒体上の光ビームと溝トラックとの位置ずれ
信号、すなわちトラックずれ信号はプッシュプル法で検
出されている。プッシュプル法とは、光記録媒体からの
反射光または透過光のファーフィールドパターンを2つ
の受光領域を有する2分割の光検出器で検出し、両受光
領域で検出された光電流の差より光記録媒体上の溝トラ
ックと光ビームとの位置ずれを検出する方法である。こ
のトラックずれ信号の大きさ及びダイナミックレンジは
溝トラックの幅とピッチで決まる。狭ピッチ化するため
に溝トラックの幅を狭くするとトラックずれ信号の振幅
が小さく、かつダイナミックレンジも狭くなり、トラッ
クずれ信号の品質が低下するためにトラッキング制御が
不安定となり、振動衝撃等の外乱に対してトラック飛び
が発生しやすくなる。
【0006】上述した課題を解決するものとして、光記
録媒体の半径方向に凹状のトラックと凸状のトラックが
交互に並ぶように形成し、凹及び凸状のトラックの双方
に情報を記録することによって高密度化を実現しようと
する提案がなされている(例えば、特開昭57ー503
30号公報)。この場合にも、プッシュプル法でトラッ
クずれ信号を検出し、この信号に基づいて光記録媒体上
の光ビームが凹凸の溝トラック上に位置するようにトラ
ッキング制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の凹または凸のどちらか一方の溝トラック上に情報を記
録するように構成された光記録媒体は、トラックピッチ
を狭くすると原盤あるいは樹脂基板の複製が困難とな
る。また、溝トラックからの反射光量または透過光量が
低下するために再生信号品質が悪化し、トラックずれ信
号の振幅が小さく、かつダイナミックレンジも狭くなる
ためにトラッキング制御が安定しなかった。
【0008】また、凹及び凸状のトラックの双方に情報
を記録する光記録媒体においては、凹及び凸状のトラッ
クの双方に記録領域を識別する識別情報を設けると、識
別情報用のピット幅を凹及び凸状のトラックの幅の半分
以下にする必要があり、凹または凸のトラックをカッテ
ィングする光ビーム、凹のトラックの識別情報をカッテ
ィングする光ビーム、凸のトラックの識別情報をカッテ
ィングする光ビームの3つの光ビームを必要とするため
に、カッティングマシンが複雑かつ高価であった。さら
に、プッシュプル法で検出したトラックずれ信号に基づ
いて溝トラック上に光ビームが位置するようにトラッキ
ング制御すると、溝トラックの偏心に応じて光検出器上
に照射されている光ビームが移動して疑似信号が発生す
る。このために、プッシュプル法で検出したトラックず
れ信号が零であっても光記録媒体上の光ビームが溝トラ
ックの中心に位置しない。この疑似信号は光記録媒体の
面の傾斜(チルト)によっても発生する。トラックピッ
チを狭くすると、必然的にトラッキング制御の精度も高
めなければならない。しかしながら、プッシュプル法で
検出したトラックずれ信号には光記録媒体の偏心あるい
はチルトによる疑似信号が含まれているために高精度な
トラッキング制御ができず、狭ピッチ化することができ
なかった。
【0009】本発明は上記課題に鑑み、狭ピッチ化して
も高精度なトラッキング制御ができ、かつ容易に製造で
きる高密度記録に好適な光記録媒体を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、凹凸状の溝トラックを有する基板上に記
録薄膜が形成され、凹状の溝トラック上と凸状の溝トラ
ック上の双方に情報が記録される円盤状の光記録媒体に
おいて、記録領域を識別するために凹状の溝トラックと
凸状の溝トラックの双方にまたがるように形成された識
別情報用のピットと凹状または凸状の溝トラックの中心
線に対して対称でかつトラック方向に離間した2つのウ
オブルピットを設けたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、識別情報用ピ
ットが凹状の溝トラックと凸状の溝トラックの双方にま
たがるように形成されているのでピット幅を広くするこ
とができ、凹または凸状の溝トラックをカッティングす
る光ビームで識別情報用ピットをカッティングすること
ができる。また、凹状または凸状の溝トラックの中心線
に対して対称でかつトラック方向に離間した2つのウオ
ブルピットが設けられているのでウオブルピットより凹
状または凸状の溝トラックの中心を正確に検出すること
ができ、高精度なトラッキング制御を容易に行うことが
できる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の光記録媒体につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例における光記録媒
体の概観図を示したものである。図1(a)は光記録媒
体101の平面図であり、凸状の溝トラック102と凹
状の溝トラック103の2本のスパイラル状の溝トラッ
ク104が設けられ、情報は凸状の溝トラック102と
凹状の溝トラック103の双方に記録されるように構成
されている。105はID領域、106はサーボ領域、
107は情報領域であり、一周の溝トラック104は4
つのセクタ108に分割されている。図1(b)はID
領域105、サーボ領域106の部分を拡大した部分拡
大図である。ID領域105に設けられている識別情報
用のピット109は凸状の溝トラック102と凹状の溝
トラック103のほぼ境界線上に配置され、隣接する凸
状の溝トラック102と凹状の溝トラック103の情報
領域は同じ識別情報に基づいて識別するように形成され
ている。すなわち、凸状の溝トラック102aと凹状の
溝トラック103a、凸状の溝トラック102bと凹状
の溝トラック103bは同じ識別情報に基づいて識別さ
れるように設けられている。凸状の溝トラック102と
凹状の溝トラック103はプッシュプル法でトラックず
れ信号を検出してトラッキング制御を行うとトラックず
れ信号の極性が反対となる。
【0014】従って、凸状の溝トラック102と凹状の
溝トラック103の情報領域の識別情報ピットが同一で
あっても、トラッキング制御の極性から凸状の溝トラッ
ク102と凹状の溝トラック103の判定ができるので
何ら問題無い。一点鎖線110は凸状の溝トラック10
2と凹状の溝トラック103のセンターである。サーボ
領域106にはトラックセンター110に対して対称的
に第1のウォブルピット111と第2のウォブルピット
112が設けられている。この第1、第2のウォブルピ
ット111、112はプッシュプル法で検出したトラッ
クずれ信号に含まれている疑似信号を補正するためのも
のである。第1、第2のウォブルピット111、112
より検出するウォブルトラックずれ信号は、第1のウォ
ブルピット111と第2のウォブルピット112のピー
ク振幅のレベル差で行う。このためには、第1のウォブ
ルピット111と第2のウォブルピット112の信号の
ピーク検出を行う必要があり、このために第1のウォブ
ルピット111と第2のウォブルピット112の位置を
指定するゲート信号が必要である。図1の光記録媒体1
01では識別情報に基づいて位置を指定するゲート信号
を容易に作製できるように識別情報の後に第1のウォブ
ルピット111と第2のウォブルピット112を配置し
ている。すなわち、再生信号で言うならば、時間的に識
別情報の後に第1のウォブルピット111と第2のウォ
ブルピット112の信号が出現するように配置してい
る。
【0015】本発明の図1の実施例の光記録媒体101
は、2つのスパイラル状の溝トラック104を有する。
2スパイラルの溝トラック104をカッティングする場
合、例えば、連続した凸状の溝トラック102をスパイ
ラル状にカッティングすれば、凸状の溝トラック102
間が連続した凹状の溝トラック103となる。凸状の溝
トラック102と凹状の溝トラック103に別個に識別
情報を設けると、凸状の溝トラック102用と凸状の溝
トラック102用の識別情報をカッティングする光ビー
ムの他に少なくとも凹状の溝トラック103用の識別情
報をカッティングする光ビームが必要となる。しかしな
がら、図1の実施例のように識別情報を凸状の溝トラッ
ク102と凹状の溝トラック103で兼用するすれば、
凸状の溝トラック102と識別情報をカッティングする
光ビームのみとすることができる。また、図1(b)に
示すように、凸状の溝トラック102の幅あるいは凹状
の溝トラック103の幅、ID領域105内のピット1
09の幅及び第1及び第2のウォブルピット111、1
12の幅をほぼ等しくすれば、ピット109、第1及び
第2のウォブルピット111、112をカッティングす
る際に光偏向器等を用いて光記録媒体101の半径方向
に微少に移動させる必要があるが、溝トラック104を
カッティングする光ビームと同じ光ビーム、すなわち1
本の光ビームでカッティングすることがでる。このよう
に、図1の実施例の本発明の光記録媒体101は、1本
の光ビームでカッティングすることがでるのでカッティ
ングマシンの構成が簡単となり、またピットが大きくで
きるので容易に成形できる。
【0016】図2は光記録媒体101を半径方向に切断
したときの断面図を拡大誇張して示したものである。ポ
リカーボネイト樹脂等の基板201の一方の表面上には
凸状の溝トラック102、凹状の溝トラック103が形
成されている。そして、その上にSiO2 等の誘電体膜
202、記録材料膜203、誘電体膜204、アルミニ
ウム等の反射層205を順次設け、さらに反射層205
と保護層207を接着剤により接着したものである。2
06は接着剤よりなる接着層である。反射層205は、
感度を向上させ、かつ放熱を良好にして熱衝撃より記録
材料膜203を保護するために設けられている。記録材
料膜203は、例えば、Te(テルル)、Sb(アンチ
モン)、Ge(ゲルマニウム)を主成分とした相変化型
記録材料をスパッタリング等の手法で形成したものであ
る。誘電体膜202、204は記録材料膜203を湿度
あるいは熱衝撃より保護するためのものであり、省略す
ることができる。
【0017】相変化型記録材料は、加熱した後に徐冷す
ると結晶質となり、溶融した後に急冷すると非晶質とな
る性質を持っている。この性質を利用して、相変化型記
録媒体は結晶状態と非晶状態を可逆的に変化させ、フロ
ッピーディスクあるいはハードディスク等の磁気記録媒
体と同じように、同じ場所に何回でも情報を重ね書きで
きる。相変化型記録媒体上に情報を記録する場合、記録
媒体を所定の速度で回転させ、溝トラック上に光ビーム
が位置するようにトラッキング制御しながら、記録する
信号に応じて光ビームの強度を非晶化レベルと結晶化レ
ベルの間で強弱に変調して行う。例えば記録マークが非
晶状態となるように記録する場合には、薄膜を溶融する
程度の光量の光ビームを照射して非晶状態のマークを形
成し、記録マーク以外の期間は溶融しない程度の光量の
光ビームを照射して結晶化する。従って、記録マーク以
外の期間は、以前の状態が非晶質であろうと結晶質であ
ろうと結晶状態となり、情報が既に記録されている場所
であってもオーバライトできる。この相変化型記録媒体
上に記録されている情報を再生するには、非晶状態と結
晶状態で反射率または透過率が異なることを利用して行
う。例えば、弱い一定の光ビームを照射し、記録媒体か
らの反射光を光検出器で受光して、反射光量の変化で情
報の再生を行う。
【0018】上述した光記録媒体101を装填して情報
を記録または再生する装置に関して図3を参照しながら
簡単に説明する。図3において、光記録媒体101はモ
−タ301の回転軸に取り付けられて所定の回転数で回
転されている。半導体レ−ザ等の光源302より発生し
た光ビ−ムは、カップリングレンズ303で平行光にさ
れた後に、偏光ビ−ムスプリッタ−304、1/4波長
板305を通過し、全反射鏡306で反射され、収束レ
ンズ307により光記録媒体101上に収束して照射さ
れている。光記録媒体101により反射された反射光
は、収束レンズ307を通過して全反射鏡306で反射
され、1/4波長板305を通過した後に偏光ビ−ムス
プリッタ−304で反射され、光検出器308上に照射
される。収束レンズ307はアクチュエ−タ309の可
動部に取り付けられている。アクチュエ−タ309は可
動部に設けられているトラッキング用のコイルと固定部
に取り付けられている永久磁石より構成されている。そ
してこのコイルに電流を流すと、コイルが受ける電気磁
気力によって収束レンズ307は光記録媒体101の半
径方向、すなわち光記録媒体101上の溝トラックを横
切るように移動する。また、アクチュエ−タ309の可
動部にはフォ−カス用のコイルも取り付けられており、
このコイルに電流を流すとコイルが受ける電気磁気力に
よって収束レンズ307は光記録媒体101の面と垂直
な方向に移動できるように構成されている。収束レンズ
307は光記録媒体101上に照射されている光ビ−ム
が常に所定の収束状態となるようにフォ−カス制御され
ている。
【0019】移送台310には、光源302、カップリ
ングレンズ303、偏光ビ−ムスプリッタ−304、1
/4波長板305、全反射鏡306、光検出器308及
びアクチュエ−タ309の固定部が取り付けられてお
り、移送台310はリニアモータ311によって光記録
媒体101の半径方向に一体となって移動するように構
成されている。光検出器308は2分割構造になってお
り、この出力は電流を電圧に変換するI/V変換器31
2、313にそれぞれ入力されている。I/V変換器3
12、313の出力信号は差動増幅器314に入力され
ており、差動増幅器314は両信号の差に応じた信号を
出力する。差動増幅器314の出力信号は、光記録媒体
101上に収束されている光ビ−ムと溝トラック104
との位置ずれを表わす信号、即ちトラックずれ信号とな
るが、このトラックずれ信号の検出方法はプッシュプル
法と呼ばれている。
【0020】315は加算回路であり、I/V変換器3
12と313の信号を加算した信号を出力する。この加
算回路315は、図1に示したID領域105内のピッ
ト109、サーボ領域106内の第1のウォブルピット
111、第2のウォブルピット112に応じた信号、及
び情報領域107内に記録された情報マークの非晶状態
と結晶状態の反射率の差に応じた信号を出力する。識別
情報の読み取り、情報領域に記録されている情報の読み
取りはこの出力信号より行う。また、加算回路315の
加算信号はウォブルマークよりトラックずれを検出する
ウォブルトラックずれ検出回路316に入力されてい
る。ウォブルトラックずれ検出回路316は識別情報に
基づいて図1のサーボ領域に設けられている第1のウォ
ブルピット111と第2のウォブルピット112のピー
ク振幅を検出し、両レベルの差に応じた信号を差動増幅
器317へ送る。差動増幅器317は差動増幅器314
の出力信号とウォブルトラックずれ検出回路316の信
号の差を演算する。差動増幅器317の出力信号は、ト
ラッキング制御の極性を反転させるための極性切り換え
回路318、トラッキング制御系の位相を補償するため
の位相補償回路319及び電力増幅するための駆動回路
320を介してアクチュエ−タ309のトラッキング用
コイルに加えられ、光記録媒体101上に収束されてい
る光ビ−ムは常に溝トラック104上に位置するように
トラッキング制御される。また、差動増幅器317の信
号は、極性切り換え回路318、位相補償回路319、
321及び電力増幅するための駆動回路322を介して
リニアモータ311に加えられ、収束レンズ307が自
然の状態を中心に移動するように移送制御されている。
端子323には凸状の溝トラック102上に光ビームを
位置させるのか凹状の溝トラック103上に位置させる
のかを選択する選択信号が入力され、極性切り換え回路
318はこの選択信号に応じて極性を切り換える。例え
ば、凸状の溝トラック102上に光ビームを位置させる
場合には端子323がロウレベルとなり極性切り換え回
路318は差動増幅器317の出力信号と同相の信号を
出力し、凹状の溝トラック103上に光ビームを位置さ
せる場合には端子323がハイレベルとなり極性切り換
え回路318は差動増幅器317の出力信号と逆相の信
号を出力する。
【0021】図4を参照してプッシュプル法によるトラ
ックずれ信号検出の原理を簡単に説明する。図4は光検
出器308上の光ビームの照射状態を図示したものであ
る。光検出器308は分割線405により受光領域30
8aと308bに2分割されている。分割線405は光
検出器308上におけるトラック方向、すなわち矢印4
04の方向に設定されている。401は反射光ビームの
零次光を示し、402a、402bは+1次光、ー1次
光をそれぞれ示している。403は零次光401と±1
次光とが重なって干渉する部分を示している。干渉部分
403は光記録媒体101上の溝トラック104と光ビ
ームの位置に応じて左右の干渉パターン、すなわち光強
度分布が変化する。従って、受光領域308aと308
bの光電流差を求めれば干渉部分403の左右の光強度
分布の差に対応したものとなり、光記録媒体101上の
溝トラック104と光ビームとの位置ずれに対応したト
ラックずれ信号が得られる。
【0022】次にプッシュプル法で検出したトラックず
れ信号に混入する疑似信号について図5を参照して説明
する。図5は図4と同様に光検出器308上の光ビーム
の照射状態を示したものであるが、簡略して零次光40
1のみを図示している。光記録媒体101上の溝トラッ
ク104は一般的に偏心を有している。従って、溝トラ
ック104上に光ビームが位置するようにトラッキング
制御すると、図3に示した収束レンズ307は光記録媒
体101の偏心に応じてトラック方向と垂直な方向に移
動する。収束レンズ307が偏心に応じて移動すると、
光検出器308上の零次光401は401a、401b
のように移動する。光検出器308上の零次光401が
移動すると、受光領域308aと308bの光電流に零
次光401の移動に対応した光電流の変化が生じ、これ
が疑似信号となる。この疑似信号が本来のトラックずれ
信号に混入するために受光領域308aと308bの光
電流差が零となるようにトラッキング制御しているにも
かかわらず溝トラック104のセンター上に光ビームが
位置しない。実際には収束レンズ307が移動すると、
収束レンズ307等による光ビームのけられ状態も変化
し、これによっても疑似信号が発生する。このような疑
似信号は光記録媒体101の面の傾斜によっても発生す
る。光記録媒体101の面の傾斜によって発生する疑似
信号は、光検出器308上の反射光ビームの移動、反射
光ビームのけられ状態の変化、光記録媒体101上の光
ビームの収差によるものである。
【0023】一方、サーボ領域106のウォブルピット
より検出するウォブルトラックずれ信号は、受光領域3
08aと308bの光電流和より検出するので光検出器
308上の光ビームが移動しても疑似信号が発生するこ
とはない。また、光ビームのけられ状態の変化、光記録
媒体101上の光ビームの収差によるものは極めて小さ
い。従って、プッシュプル法で検出したトラックずれ信
号すなわち図3に示す差動増幅器314の出力信号とウ
ォブルトラックずれ信号すなわちウォブルトラックずれ
検出回路316の出力信号との差を差動増幅器317で
求めれば前述した疑似信号が相殺されるので正確なトラ
ッキング制御を行うことができる。
【0024】次に、図1に示した溝トラック104、I
D領域105内のピット109、第1及び第2のウォブ
ルピット111、112のより好適な幅の関係について
図6を参照して説明する。図6において、W1は凸状の
溝トラック102の幅、W2は凹状の溝トラック103
の幅、W3はピット109の幅、W4は第1及び第2の
ウォブルピット111、112の幅をそれぞれ示してい
る。凸状の溝トラック102と凹状の溝トラック103
の識別情報を兼用しているので、過度にピット109の
幅W3が小さいと識別情報の読み取りが困難となる。W
3≧W1あるいはW3≧W2とすれば、凸状の溝トラッ
ク102または凹状の溝トラック103上を光ビームが
走査している状態で光ビームスポットの略半分以上がピ
ット109上を走査するので品質の良い識別情報が得ら
れる。また、過度にピット109の幅W3を大きくする
と隣接した識別情報からのクロストークが大きくなり、
このクロストークによって識別情報の読み取りが困難と
なる。実験によれば、W3≦(W1+W2)×0.8と
すれば信頼性良く識別情報が読み取れるという結果が得
られている。また、第1及び第2のウォブルピット11
1、112より溝トラック104のセンター110と光
ビームの位置ずれ検出を行うには、光ビームが溝トラッ
ク104のセンター110よりずれた時に一方のウォブ
ルピットの信号振幅が減少し、他方のウォブルピットの
振幅が増大する必要がある。そして、単位トラックずれ
に対する第1及び第2のウォブルピット111、112
の振幅差が大きいほどより正確な信号が得られる。第1
及び第2のウォブルピット111、112の幅W4は溝
トラック102の幅W1、凹状の溝トラック103の幅
W2より多少小さくする方が単位トラックずれに対する
第1及び第2のウォブルピット111、112の振幅差
が大きくなる。すなわち、W4<W1または、W4<W
1とすればより品質の良いウォブルトラックずれ検出信
号が得られる。実験によれば、W4をW1またはW2の
0.5から0.8の範囲で品質の良いウォブルトラック
ずれ検出信号が得られている。以上の説明より明かなよ
うに、第1及び第2のウォブルピット111、112の
幅W4とピット109の幅W3の関係はW4<W3とす
ることが望ましい。
【0025】以上述べたように、溝トラック104、ピ
ット109、第1及び第2のウォブルピット111、1
12の幅は同一にするよりも多少異ならせた方が良い
が、カッティング時に光ビームのパワーを下げるあるい
は記録パルス幅を小さくすすれば第1及び第2のウォブ
ルピット111、112の幅は多少狭くなり、また光ビ
ームのパワーを上げるあるいは記録パルス幅を大きくす
ればピット109幅は多少広くなるので、本発明の光記
録媒体101は1つの光ビームで溝トラック104、識
別情報ピット109、第1及び第2のウォブルピット1
11、112をカッティングすることができる。
【0026】以上本発明を詳細に説明したが、本発明は
実施例により何ら限定されない。例えば、図1の実施例
の光記録媒体101は一周当り4つのセクタを有する、
4つに限定されるものでない。一周当りのセクタ数が多
いほどウォブルトラックずれ検出信号による補正がより
正確となる。また、例えば凸状の溝トラックと凹状の溝
トラックを一周毎に切り換えて1本のスパイラルトラッ
クを形成する光記録媒体にも本発明は適応できる。さら
に、半径方向に複数のゾーンに分割し、内周のゾーンか
ら外周のゾーンに向かって一周当りのセクタ数を変えた
光記録媒体にも本発明は適応できるものである。本発明
は記録材料に関係するものでなく、例えば光磁気記録材
料であっても適応できることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明の光記録媒体は、記録領域を識別
するために凹状の溝トラックと凸状の溝トラックの双方
にまたがるように識別情報用のピットと凹状または凸状
の溝トラックの中心線に対して対称でかつトラック方向
に離間した2つのウオブルピットが設けられているの
で、識別情報用のピット幅を広くすることができ、凹ま
たは凸状の溝トラックをカッティングする光ビームで識
別情報用ピットをカッティングすることができる。ま
た、凹状または凸状の溝トラックの中心線に対して対称
でかつトラック方向に離間した2つのウオブルピットが
設けられているのでウオブルピットより凹状または凸状
の溝トラックの中心を正確に検出することができ、高精
度なトラッキング制御を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例における光記録媒体
の概略表面図 (b)は本発明の一実施例における光記録媒体表面の部
分拡大図
【図2】本発明の一実施例における光記録媒体の拡大断
面図
【図3】本発明の一実施例の光記録媒体上に情報を記録
するあるいは再生するに好適な装置のブロック図
【図4】プッシュプル法によるトラックずれ信号検出の
原理を説明するための光検出器上の反射光ビームパター
ン図
【図5】プッシュプル法によるトラックずれ信号に混入
する疑似信号を説明するための光検出器上の反射光ビー
ムの移動説明図
【図6】本発明の光記録媒体における溝トラック幅、識
別情報用ピット幅、ウォブルピット幅の関係を説明する
ための光記録媒体表面の部分拡大図
【符号の説明】
101 光記録担体 102 凸状の溝トラック 103 凹状の溝トラック 104 溝トラック 105 ID領域 106 サーボ領域 107 情報領域 108 セクタ 109 識別情報用のピット 110 溝トラックのセンター 111 第1のウォブルピット 112 第2のウォブルピット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 真一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹凸状の溝トラックを有する基板上に記録
    薄膜が形成され、凹状の溝トラック上と凸状の溝トラッ
    ク上の双方に情報が記録される円盤状の光記録媒体であ
    って、記録領域を識別するために前記凹状の溝トラック
    と前記凸状の溝トラックの双方にまたがるように形成さ
    れた識別情報用のピットと、前記凹状または凸状の溝ト
    ラックの中心線に対して対称でかつトラック方向に離間
    した2つのウオブルピットとを設けた光記録媒体。
  2. 【請求項2】識別情報用のピット幅を凸状の溝トラック
    幅または凹状の溝トラック幅とほぼ等しくした請求項1
    記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】識別情報用のピット幅を凸状の溝トラック
    幅または凹状の溝トラック幅より広くし、かつ凸状の溝
    トラック幅と凹状の溝トラック幅を加算した値の8割以
    下とした請求項1記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】ウォブルピットの幅を凸状の溝トラック幅
    または凹状の溝トラック幅より狭くした請求項1記載の
    光記録媒体。
  5. 【請求項5】識別情報用ピットの後に2つのウォブルピ
    ットを設けた請求項1記載の光記録媒体。
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