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JPH07507925A - プロテインlおよび組換えdna法によるその製法 - Google Patents

プロテインlおよび組換えdna法によるその製法

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JPH07507925A
JPH07507925A JP5519105A JP51910593A JPH07507925A JP H07507925 A JPH07507925 A JP H07507925A JP 5519105 A JP5519105 A JP 5519105A JP 51910593 A JP51910593 A JP 51910593A JP H07507925 A JPH07507925 A JP H07507925A
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JP
Japan
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sequence
amino acids
polypeptide
leu
protein
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JP5519105A
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English (en)
Inventor
トロウァン、アングス・ロバート
アトキンソン、アントニー
マーフィー、ジョナサン・ポール
ダグリビー、クライブ・ジェイムス
Original Assignee
アクティノバ・リミテッド
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Publication date
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/195Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プロティンLおよび組換えDNA法によるその製法この発明は、新規な免疫グロ ブリン結合性タンパク質、その製造法、それをコードする組換えDNA分子およ びそのプローブとして有用な組換えDNA分子に関する。
さらに詳しくは、本発明は、実質的に純粋および/または完全および/または均 質な形態のプロティンLと称するタンパク質およびプロティンLをコードする組 換えDNA分子に関する。
H鎖との相互作用により哺乳動物の免疫グロブリンと親和性のある表面タンパク 質を発現する多数のグラム陽性細菌種が単離されている。これら免疫グロブリン 結合性タンパク質のうちで最もよく知られているのは、タイプ1スタフイロコツ カスプロテインAおよびタイプ2ストレプトコツカスプロテインGであり、これ らはヒト免疫グロブリンのFc領域上の主としてC2−C5境界と相互作用する ことが示されている。加えて、両プロティンはFab領域とも弱い相互作用をす ることが示されているが、その場合も免疫グロブリンのH鎖によるものである。
最近、ペプトコソカス・マグヌス(P eptococcus magnus) からの新規タンパク質であるプロティンLが報告されたが、このタンパク質は、 ヒト、ウサギ、ブタ、マウスおよびラットの免疫グロブリンにL鎖との相互作用 によってのみ結合することがわかった。ヒトにおいては、この相互作用はカッパ 鎮としか起こらないことが示されている。カッパおよびラムダの両り鎖は異なる クラスに共通に存在するので、プロティンLはすべてのヒトクラス、とりわけ多 サブユニット形態のIgMと強(結合し、同様に、プロティンLL鎖結合を示す 種におけるすべてのクラスに結合することが予想されている。
ペブトコッカスおよびペプトストレプトコッカス(peptostreptoc occus)の両者とも、ヒト免疫グロブリンのカッパし鎖に結合するプロティ ンLを産生ずることが報告されている。プロティンLはビルレンス因子であるこ とが提唱されている:ビルレンスでないペプトコッカスおよびペブトストレブト コッカスは、プロティンLを発現もしないし、その構造遺伝子を有することもな いと思われる(カスターン(Kastern)ら、1990)。
プロティンLは、免疫グロブリンのすべてのクラスおよびサブクラスに存在する カッパし鎮に結合することが報告されているので、特に興味がもたれる。そのよ うなものとして、プロティンLはELISAおよびRIA法に使用できる有用な 診断試薬であるに違いない。現在のプロティンLの製造法は、一般に、細胞表面 上にプロティンLを発現する細菌から抽出および精製することによっている。
そのような方法は、その本質において非効率的であり、不純なタンパク質を低収 率で産生じ、しかも長時間を要する。加えて、このようにして得られたプロティ ンLは不完全である。
EP−A−0255497には、標準タンパク質精製法によるプロティンLの精 製および特徴付けの試みが記載されている。その後、EP−A−0255497 の著者らは、プロティンLの性質および構造をさらに探求する多(の科学論文を 発表しているが、現在のところ、該タンパク質を完全に特徴付けることは失敗に 終わっている。それゆえ、最近、カスターン(W、 Kastern)らによる 「プロティンL細菌の免疫グロブリン−結合性タンパク質および可能なビルレン ス決定因子」と題する論文(I nfection and I mmunit y11990年5月、1217〜1222頁)において、プロティンLのトリプ シン断片のN−末端アミノ酸配列を決定し得られた配列情報を用いて該遺伝子を 単離するためのプローブを構築することによるプロティンLをコードする遺伝子 を単離する試みが失敗に終わったことが記載されている。
しかしながら、現在までのところ、プロティンLの遺伝子を単離および特徴付け る問題は解決されておらず、そのためプロティンL製造の有意な改善が妨げられ ている。
さらに、プロティンLの配列情報が得られておらず、免疫グロブリンカッパL鎖 との複合体生成に関与する配列を同定することが可能ではなかった。
この発明は、いまや単離されたプロティンLをコードするcDNA挿入物を完全 に包含するcDNA配列に基づいており、それゆえ上記問題を解決することがで きる。このcDNA配列およびその最長の読み取り枠に対応するアミノ酸配列を 図1に示しである。図1に示す最長の読み取り枠の配列は、TTG(103)か らAAA (3183)までにわたっており、図示したDNAは、非成熟プロテ ィンLをコードするヌクレオチド208からヌクレオチド3183にわたるコー ド領域を含む。
それゆえ、一つの態様において本発明は、プロティンLと称し、免疫グロブリン カッパL鎖と複合体を生成することのできるポリペプチドを提供するものであり 、該ポリペプチドは実質的に均質および/または完全および/または完全長の形 態であることを特徴とする。
本発明のポリペプチドは、好ましくは、(i)実質的に均質であること、(ii )完全であること、および(iii)実質的に完全長の形態であることのうち少 なくとも2つ、さらに好ましくは3つの特性を有する。
上記完全長のポリペプチドは、長さが少な(とも900のアミノ酸であり、さら に好ましくは長さが少なくとも950のアミノ酸であり、最も好ましくは長さが 少なくとも975のアミノ酸である。
本発明によって提供される完全長ポリペプチドには、成熟配列および非成熟配列 の両方が含まれる。トリプレットATG (208)は、30〜35アミノ酸に わたるシグナル配列の開始部であると思われる。それゆえ、本発明のポリペプチ ドには、Met (208)からLys (3183)までの非成熟ポリペプチ ドと該N−末端から30〜35アミノ酸が省かれた成熟ポリペプチドの両方が包 含される。
要約すると、完全長の非成熟プロティンL(またはプレプロティンL)は992 アミノ酸からなると思われ、本発明の非成熟ポリペプチドは長さが少なくとも9 90アミノ酸であるポリペプチドからなるのが最適である。
本発明による非成熟ポリペプチドは、N−末端2列Met Lys l1eAs n Lys Lys Leu Leu Met Ala Ala Leu Al acly Aha Ile Val Val Gly Glyの少なくとも7、 より好ましくは少なくとも10、最も好ましくは少なくとも15のアミノ酸に対 応するN−末端配列を有するのが好ましい。
これらN−末端配列は以下の通りである。
611111: Lys lla Asn LyS Lys LeuNet L ys Ile Asn Lys Lys Leu Leu See ^1aMe t Lys Ile Asn Lys Lys Lau Leu Met Al a Ala Leu^la Gly Ala本発明はさらに、シグナル配列が省 かれた上記ポリペプチドを包含する。シグナル配列は、長さが20〜35アミノ 酸、さらに詳しくは長さが23〜27アミノ酸である。それゆえ、本発明の完全 長の成熟ポリペプチドは、以下のN−末端配列のうちの一つで開始され、Leu  (313)から図1に示す配列が続(。
cry^la Asn^la Tyr^1a^la Glu Glu Asp  Asn Thr^sp^sn A311 、、。
ALa Asn ALa Tyr Ala Ala Glu Glu Asp  Asn 丁hr Asp Asn Asn 、、。
へsn^1aTyr^1a^1aGLuGluAspAsnThrAspAsn Asn、、。
ALa Tyr ^1& ALa Glu Glu Asp Asn Thc  Asp Asn Asn 、、。
”Tyr Ala Ala Glu GLu Asp Asn Thr Asp  Asn Asn 、 、 。
Ala Ala Glu Glu Asp Asn Thc Asp Asn  Asn 、、。
ALa Glu Glu Ag^in Thr Asp ASn Amn 、、 。
C+lu Asp Asn Thr Asp Asn Asn 、 、。
Asp Asn Thr Asp Asr+ Agn 、5゜Thr Asp  Asn Asn 、、。
プロティンLの実際の成熟配列は上記配列の符号1本」から開始されると思われ る、すなわち、図1において成熟配列はrMJでマークされており、シグナル配 列は「SS」のマークが付されている。
本発明はまた上記ポリペプチドの変異体をも包含するものであるが、すべての変 異体が免疫グロブリンカッパし鎖と複合体を生成することができる。
望ましくは、本発明の変異体ポリペプチドは、図1に示すアミノ酸配列と少なく とも75%の配列相同性、好ましくは少なくとも90%の配列相同性を有する。
最も好ましくは、本発明の変異体ポリペプチドは、図1に示すアミノ酸配列と少 なくとも95%の配列相同性、好ましくは少な(とも98%の配列相同性を有す る。
図1に示す完全長のポリペプチドは、C−末端配列Leu Ala AlaAl a Ala Leu Ser Thr Ala Ala Gly Ala Ty rVat Ser Leu Lys Lys Arg Lysを有する。
本発明によるポリペプチドは、C−末端配列Leu Ala Ala AlaA la Leu Ser Thr Ala Ala Gly Ala Tyr V alSer Leu Lys Lys Arg Lys の少なくとも7、より 好ましくは少なくとも10、最も好ましくは少な(とも15のアミノ酸に対応す るC−末端配列を有する。
これらC−末端配列は以下の通りである。
Leu^la ALa Ala Ala Leu Ser Thr Ala A la Gly^la Tyr Val Se=本発明はさらに、第二の側面にお いて、上記ポリペプチドをコードする挿入物を有する組換えDNA分子を提供す る。
本発明の一つの態様において、本発明の非成熟ポリペプチドをコードする組換え DNA分子は、(a)208に位置するATGがら始まり3183に位置するA AAまで広がる因1に示すDNAコード配列、および(b)同アミノ酸配列をコ ードする縮重DNA配列から選ばれる。
さらに別の態様においで、本発明の成熟ポリペプチドをコードする組換えDNA 分子は、(c)211の位置から313の位置の領域にあるコドンから開始され 3183の位置にあるAAAまで広がる図1に示すDNAコード配列、および( d)同アミノ酸配列をコードする縮重DNA配列から選ばれる。
第三の側面において、本発明は、上記DNAコード配列を含有する発現ベクター で形質転換した形質転換宿主を培養することを特徴とする、免疫グロブリン結合 性タンパク質の製造法を提供する。形質転換した宿主は、真核性または原核性で ありでよく、たとえば細菌または酵母または動物細胞、培養哺乳動物細胞または 昆虫細胞であってよい。
本発明はさらに第四の側面において、図1のDNA配列に示す少なくとも12、 好ましくは15、最も好ましくは17塩基の隣接配列からなり、免疫グロブリン 結合性タンパク質をコードする他のDNA配列を単離するためのプローブとして 有用な組換えDNA分子を提供する。それゆえ、第四の側面において、図1に示 すDNA配列を、プロティンLに関連する配列のポリペプチドをコードするDN A配列の遺伝子バンクをプローブするのに有用なプローブを構築するのに用いる 。
本発明はさらに第五の側面において、上記プローブで遺伝子バンクをプローブす ることにより単離したDNAコード配列を含有する発現ベクターを培養すること を特徴とする、免疫グロブリン結合性タンパク賀の製造法を提供する。
プロティンCの特異的結合特性(免疫グロブリンのカッパL鎖に結合する能力を 含む)は、該分子のアミノ酸配列内に認識し得るほどに繰り返された特徴を有す る配列の存在によるものと思われる。本明細書において用いる「認識し得るほど に繰り返された特徴」なる語は、アミノ酸配列が、それぞれ長さが20〜45ア ミノ酸の少なくとも2つの配列からなり、これら配列が互いに少なくとも759 6、好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも95%の相同性を 有することを意味する。
図1に示すポリペプチド配列には10組の繰り返し配列が含まれ、そのうち少な くとも2つが免疫グロブリンカッパL錯結合に関与していると思われる。
これら10組の繰り返し配列は、そのN−末端にて以下のように分類される。
(1)AI、A2およびA3; (2)BlおよびB2: (3)C1、C2、C3およびC4: (4)DI、B2、B3およびB4: (5)El、B2およびB3; (6)Fl、F2、B3およびB4゜ (7)GlおよびG2; (9)HlおよびR2:および (10)R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8これら各繰り返 し配列は、25〜45アミノ酸の長さを有する。
カッパL鎖に結合する能力は、繰り返し配列A、B、CおよびDC上記(1)〜 (4))の1または2以上と関連すると思われる。
それゆえ、図1においてそのN−末端にてAl、A2およびA3;BlおよびB 2;C1、C2、C3およびC4:およびDl、B2、B3およびB4として分 類される配列から選択される複数の認識し得るほどに繰り返された結合ドメイン からなる合成免疫グロブリン結合性分子を提供することは本発明の他の特徴であ る。該合成免疫グロブリン結合性分子は、該ドメインを2〜15含むのが好まし い。これら選択された1または2以上のドメインは、図1においてそのN−末端 にてA1、A2およびA3;BlおよびB2;C1、C2、C3およびC4;お よびDl、B2、B3およびB4として分類される配列と同一であるか、または これらと少なくとも75%、好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少な くとも95%の相同性を有することを条件として該配列から変化してよい。
そのN−末端にてEl、B2およびB3:およびFl、F2、B3およびB4と して分類された配列は、アルブミン結合性に関与していると思われ、本発明によ って提供される合成結合性分子には、配列E1、B2およびB3;およびFl、 F2、B3およびB4、またはこれら配列と少なくとも75%、好ましくは少な くとも90%、最も好ましくは少なくとも95%の相同性を有することを条件と して該配列から変化した関連配列が含まれる。
ペブトコッカスプロテインLをコードする遺伝子の特徴付けおよび単離並びに標 準タンパク賀精製法による単離との比較を以下の実施例に記載する。
実施例1−標準タンパク質精製法によるプロティンLの単離および特徴付けの試 み グラム陽性嫌気性球菌の56の異なる臨床単離物の集合を、ルトン・パブリック ・ヘルス・ラボラトリ−(Luton Public Health Labo ratory) アンニアローブレファレンスユニット(Anaerobe R eference Unit) 、バス・パブリック・ヘルス・ラボラトリ−( Bath Public Health Laboratory)およびソール スベリ−・パブリック・ヘルス・ラボラトリ−(Salisbury Publ ic HealthLaboratory)から入手した。ペブトコッカスおよ びペプトストレプトコッカスの凹型は、ナショナル・コレクション・オブ・タイ プ・カルチャーズ(NationalCollection of Type  Cu1tures) 、セントラル・パブリック・ヘルス・ラボラトリ−(Ce ntral Public Health Laboratory)、(コリン ディル、ロンドン)からのものであった。
1.1細胞抽出物の調製 上記株を0.05%ツイーン80を添加したトッド−ヒユーイツト(Todd− Hevitt)ブロス中、常法により嫌気的に培養した。8,000gで遠心分 離することにより細胞を回収し、50mMリン酸カリウム緩衝液(pH6,8) で洗浄し、ついで同緩衝液中に再懸濁して10%の細胞密度(湿重量/容量)と した。
ムタノリシン(mutanolysin) (シグマ:細菌墾濁液1ml当たり 50単位)を加えて溶解を行った。37℃で2〜3時間インキュベートした後、 細胞抽出物を12.000gで15分間遠心分離にか広−20℃でアリコートと して貯蔵するかまたはSDS PAGE負荷緩衝液中で10分間沸騰させた(バ ーロウ&レイン(Harlot & Lane) 、1988)。
1.2 タンパク質のSDS PAGEおよびウェスタンブロッティング上記細 胞抽出物からのタンパク質を7.5%ポリアクリルアミドSDSゲル上で電気泳 動にかけて分離し、ウェスタンブロッティング(バーロウ&レイン、1988) により電気泳動的にニトロセルロース膜(ハイボンドC(Hybond C); アマ−ジャム)に移した。−夜移した後、0.02%ツイーン20を含有するリ ン酸緩衝食塩水(PBS−T)中で膜を数回洗浄し、ついでPBS−T中の12 ゼラチン(シグマ)中で1時間インキュベートすることによりタンパク質結合部 位をブロックした。ついで、アルカリホスファターゼを結合したヒトIgGかま たはホスファターゼを結合したL鎖(還元、アルキル化およびFPLCによる分 離によりヒトIgGから調製−ハーロウおよびレイン、1988)とともにイン キュベートすることにより、免疫グロブリン結合性タンパク質を検出した。免疫 グロブリン結合性タンパク質をニトロ−ブルーテトラゾリウムおよびX−ホスを 用いて検出した(バーロウ&レイン、1988)。
1.3 プロティンLのアフィニティー精製株1018の4−リットル培養液を 上記のようにして増殖、回収および溶解した。この細胞抽出物を遠心分離工程に かける前に熱処理(80℃、10分間)した。上澄み液を250mMNaClと し、IgG−セファ0−スの5mlカラム(直径15mm)に適用した。このカ ラムを50mM Hepes−NaOH(pH8,0)で洗浄し、免疫グロブリ ン結合性タンパク質を100mMグリシン−HCl (pH2,0)で溶出した 。このタンパク質を含有する溶出液を、ウェスタンブロッティングにより分析す る前にトリス−HClでpH7,5に中和した。
ペプトコッカス・マグヌスの単離物における免疫グロブリン結合性タンパク質の サイズは、プロティンLについて報告されたサイズに対応する。1990年にカ スターンらによってなされた結果とは対照的に、本発明者らは、免疫グロブリン 結合性タンパク質を含む臨床単離物は創傷単離物または感染した外科創傷からの ものであることを見いだした。
免疫グロブリン結合性タンパク質は、ヒトIgGから調製したアルカリホスファ ターゼ−標識り鎖調製物を用いて検出された。
14結論 これら結果から、免疫グロブリン結合性タンパク質がアフィニティー精製工程中 に有意に分解されて、IgGL鎖に結合する能力を保持した一層小さな生成物を 与えることが確認される。
実施例2プロテインLの全ヌクレオチド配列の決定および他の配列決定した免疫 グロブリン結合性タンパク質との翻訳アミノ酸配列の比較2.1材料 放射性化学物質はアマ−ジャム・インターナショナルから得た。X−OmatS X−rayフィルムはコダックから得た。デオキシヌクレオシド三リン酸および ジデオキシヌクレオシド三リン酸、DNAリガーゼ、制限エンドヌクレアーゼお よび他のDNA−修飾酵素はベーリンガーから得た。アガロース、アクリルアミ ド、ビスアクリルアミドおよびフェノールはベセスダ・リサーチ・ラボラトリー ズから得た。クロマトグラフィー媒体はファルマンアーLKB (ウプサラ、ス ウェーデン)から得た。ヒト免疫グロブリンおよび血清アルブミンはシグマから 得た。他の試薬はすべてシグマまたはBDHから得た。ニトロセルロースはアン ダーマン(Ander+can and Co、、) (キックストンーアポン ーテームズ、サリー、英国)から購入した。
2.2培地および培養条件 大腸菌TGIを2xYTブロース(2%(w/v))リブトン/1%(w/ v  )酵母エキス/1%(w/v)NaC1)中、37℃で一夜培養した。培地を 2%(W/V)バクトーアガー(ジフコ)で固化した。M13重層のためのHT −アが−ニハ、1%(w/v))リブトン、08%(w/v) N a Clお よび0.8%(W/V)バクトーアガ−(ジフコ)が含まれていた。必要な場合 は、形質転換体の選択および増殖のために50μg/mlの濃度のアンピシリン を用いた。
機能性β−ガラクトシダーゼの検出を、5−ブロモ−4−クロロインドリル−β −D−ガラクトンドを最終濃度600μg/mlで添加することにより、および 必要な場合にはイソプロピル−β−D−チオガラクトピラノンドを最終濃度20 0μg/mlで添加することにより行った。
プラスミドおよびファージRF DNAの精製を、大腸菌からブリジ溶解および CsCl/エチジウムブロマイド密度勾配遠心分離により行った。ペブトコツカ スの染色体DNAの単離をいずれにも記載のようにして行った。
2.3遺伝子操作手順 DNA修飾酵素を緩衝液中および供給者(ベーリンガー)の推奨する条件下で使 用した。大腸菌の形質転換を本質的に以前に記載のようにして行った。DNA断 片の電気泳動を、トリス−酢酸緩衝液(40mM−トリス/20mM−酢酸ナト リウム/2mM−EDTA、酢酸でpH7,9に調整)中、垂直1%(w/v) −アガローススラブゲル上で行った。DNA断片のサイズを、前辺て制限エンド ヌクレアーゼHindlllで消化したラムダファージDNAの断片と比較する ことにより評価した。DNA断片の精製を、本質的に以前に記載のようにして電 気溶出(electroelution)により行った。
2.4 ヌクレオチド配列決定 ショットガンプロトコールを用いてランダム鋳型を生成するM13鋳型上のチェ インターミネータ−法によりヌクレオチド配列を決定した。DNA5TARIn c(マディソン、米国)により提供されたプログラムを用い、複数の重複配列を 集めた。これら同じプログラムを用い、配列決定した遺伝子および翻訳したタン パク質を分析した。オリゴヌクレオチドプライマーの合成をアブライドバイオシ ステムダ380BDNA合成機を用いて行った。
2.5細胞の超音波処理 細胞懸濁液をMSE超音波音波管し、超音波処理に供した(MSE ソニプレッ プ150ソニケーター(MS E 5oniprep 1505onicato r)を用い、4℃にて30秒間隔で18MHzで3×30秒バースト)。
2.61gG−セファロース4B上のアフィニティークロマトグラフィー超音波 手順を用い、IgG−セファロースFF上のアフィニティークロマトグラフィー によるPPLの小スケール精製からの細菌細胞を破砕した。培養液(300ml )を−夜増殖させ、ついで遠心分離にかけ(4℃、15000gで10分間)、 100mMトリx−HCL pH7,5,250mM NaCl (3ml)中 に再懸濁した。この懸濁液を超音波処理し、遠心分離にかけ(4℃、30000 gで10分間)、上澄み液を、100mM)リス−HCl、pH7,5,250 mM NaCl (5ml)で平衡化し洗浄するIgG−セファ0−スFFの1 mlカラム(1,6cmxQ、9Qcm内径)に通した。100mMグリシン− MCI、pH2,0でタンパク質を溶出し、1Mトリス、pH8,0を用いてp Hを7.5に上げた。
2.7 PAGE 試料を還元条件下で可溶化し、5DS−ポリアクリルアミドスラブゲル上で電気 泳動にかけた。レムリの方法を用い、LKB垂直電気泳動ユニット中でアクリル アミド(7,5%、w / v )スラブゲルを処理した。タンパク質をクマシ ーブリリアントブルーR−250で染色し、タンパク質のバンドをコモスキャン −3(Chomoscan −3)レーザー光学密度計(ジョイスーレープル( J oyce −Loebl)、ゲーツヘッド、タインアンドウイア、英国)で 走査して見かけのM、を評価した。
2.7 ウェスタンブロッティング タンパク質を5DS−ポリアクリルアミドゲルからの電気泳動的移動によりニト ロセルロース膜に適用し、1125標識したタンパク質でプローブした。
2.8N−末端配列決定 自動エドマンフェニルチオヒダントイン分解により、アブライドバイオンステム ダ4フフAパルス液体タンパク質シークエンサー上でN−末端アミノ酸配列を決 定した。PPL試料を50mM−NaC+に対して透析し、約500ピコモルを 気相ンークエンサーに適用した。装置の操作は、本質的に製造業者の指示に従っ て行った。エドマン分解を繰り返すことにより該ペプチドからアミノ酸が連続的 に除去され、これを逆相HPLCを用いて同定した。
2.93316のスクリーニングおよび同定3316染色体DNAの部分5au 3A消化から6.0〜8.OKbの断片を電気溶出により単離し、脱リン酸化B amH1消化したpMTL23中にクローニングした。1152の組換えクロー ンを12のマイクロタイタートレイ中に選び取り、37℃で一夜インキユベート した。各ウェルにグリセリンを最終濃度10%(W/V)で添加することにより 、この遺伝子バンクを一70℃で貯蔵することができた。可能な免疫グロブリン 結合性タンパク質を迅速に同定するため、これらクローンを48の240ツト( 2マイクロタイタートレイ)にプールし、37℃にて一夜震盪してインキュベー トした。超音波処理により放出された可溶性細胞タンパク質を 11!l放射性 標識したヒト免疫グロブリンL鎖を用いたウェスタンブロッティングに供した。
同定したプールから、最初のクローンストックを8のグループに再プールし、再 プローブした。最後に、陽性プールのクローンを個々に再スクリーニングして3 つのヒト免疫グロブリンL鎖結合性タンパク質を同定した。
2.10特徴付け 3つのすべてのクローンについてヒl−1gGアフィニティー精製した試料を7 ゜5%SDSポリアクリルアミドゲルにかけたところ、ツマシーブルー染色後に 104キロダルトン、96キロダルトンおよび90キロダルトンの3つの主要な バンドが示された。この同じバンドパターンはまた、粗製の超音波処理試料を用 いたウェスタンプロットをヒトIgG、I gA、IgM、I gD、IgEお よびカッパL鎖でLlsプローブした後にも認められたが、ラムダし鎖では認め られなかった。加えて、ヒト血清アルブミンも結合することがわかった。
プロティンAおよびGが熱に対して極めて安定であることがわかっていたので、 本発明者らは粗製の超音波処理物を80℃にて10分間加熱することによりプロ ティンLの安定性を試験した。この処理によって溶液から沈殿したタンパク質を 廃棄し、可溶性フラクションを5DS−PAGEにより分析した。
クマンー染色は、大腸菌タンパク質の大部分が沈殿したがプロティンLは溶液中 に残留したことを示した。IgG−アフィニティー精製したプロティンLと比較 することにより、加熱処理はタンパク質精製の他の迅速な方法であると思われる 。ウェスタンプロット分析によれば、このタンパク質は依然としてカッパL鎖お よびH8Aに対する活性を保持している。プロティンGで認められたのとは対照 的に、プロティンLのタンパク質加水分解断片であると思われる一層小さなタン パク質のみがH3Aに結合することは興味深いことである。
2.11DNA配列決定 上記3つのクローンのDNA制限マツピングにより、pPPI、9が6.2Kb の最小の挿入物を含有することがわかり、サブクローニングによりppl遺伝子 が4.2Kb Pstl断片まで限定された。このPstl断片を引き続き切り 出し、ショットガンにより超音波処理した。
これら挿入物を配列決定することにより、図1に示す全DNA配列および関連ア ミノ酸配列が得られた。
2.12結論 本発明に従って得ることのできる純粋で均質なプロティンLは、カッパL鎖結合 が所望される多くの系の基礎となり得る。それゆえ、プロティンLは、診断試験 においておよびアッセイにおいて、たとえばカラム上に抗体を固定化するための 試薬として用いることができる。他の使用法は、医薬製剤としておよび該医薬製 剤を調製するための試薬としてのものである。
本発明によるプロティンLの重要な特質としては、以下の事項が挙げられる。
(1)L鎖への結合能、すなわちFc−結合ではな(Fab−結合(11)熱安 定性、すなわち少なくとも80℃で10分間まで安定(iii)ヒト血清アルブ ミンへの結合能(iv)約4.68のpK 本発明による合成免疫グロブリン結合性分子はまた、カッパL鎖結合が所望され る多くの系、たとえば試験キット、生化学試薬、プロトコールの基礎となり得る 。加えて、これら合成分子は、アルブミン結合能を実質的に有しないように配列 E1、F2、F3、Fl、F2およびF3から選ばれる配列が省かれていてよい 。
ττTGGAcAGτ G(ACGAAACA AGAACACTGA TTτ 入ATAAAT TGGTGAAATT CGkTTGTTf八 60 Lau L@u GLy Asn CAA m CAT TTA AAT AGCATT 大入A TGC入AA  AAA TTT 八AA AGG AGG AGA 162AAG ATT A AT AAG AAA TTA TTA ATに CCT GCA CTT に CA GGA GCA ATT GTA@2S8 GGA GAT GTT TCA GAT TCA GTA GAT CCT  CTA GAA にAA Gkk ATA GACCAA S02 GCA TTA GCA AAA GCA TTA G(:A GAA GCT AAA GAA^CA GCA AAA AAA CAT S50 GAA AAA TTA GCA GCA GCA AAA GAA ACA  GCA AAG AAA CAT ATA GAT CAA@642 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成6年11月7日

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.実質的に均質および/または完全および/または完全長の形態であることを 特徴とする、プロテインLと称され免疫グロブリンカッパL鎖と複合体を形成す ることのできるポリペプチド。
  2. 2.(i)実質的に均質であること、(ii)完全であること、および(iii )実質的に完全長の形態であることの特性のうち少なくとも2つの特性を有する 請求項1に記載のポリペプチド。
  3. 3.(i)実質的に均質であること、(ii)完全であること、および(iii )実質的に完全長の形態であることの特性のうち少なくとも3つの特性を有する 請求項1に記載のポリペプチド。
  4. 4.実質的に図1に示すアミノ酸配列を有する、上記請求項のいずれかに記載の ポリペプチド。
  5. 5.長さが少なくとも900アミノ酸である、上記請求項のいずれかに記載のポ リペプチド。
  6. 6.長さが少なくとも950アミノ酸である、上記請求項のいずれかに記載のポ リペプチド。
  7. 7.長さが少なくとも975アミノ酸である、上記請求項のいずれかに記載のポ リペプチド。
  8. 8.長さが少なくとも990アミノ酸である、上記請求項のいずれかに記載のポ リペプチド。
  9. 9.長さが少なくとも992アミノ酸である、上記請求項のいずれかに記載のポ リペプチド。
  10. 10.N−末端配列Met Lys Ile Asn Lys Lys Leu の少なくとも7アミノ酸に対応するN−末端配列を有する、上記請求項のいずれ かに記載のポリペプチド。
  11. 11.N−末端配列Met Lys Ile Asn Lys Lys Leu Leu Met Alaの少なくとも10アミノ酸に対応するN−末端配列を有 する、上記請求項のいずれかに記載のポリペプチド。
  12. 12.N−末端配列Met Lys Ile Asn Lys Lys Leu Leu Met Ala Ala Leu Ala Gly Alaの少なくと も15アミノ酸に対応するN−末端配列を有する、上記請求項のいずれかに記載 のポリペプチド。
  13. 13.N−末端配列Met Lys Ile Asn Lys Lys Leu Leu Met Ala Ala Leu Ala Gly Ala Ile  Val Val Gly Glyの少なくとも20アミノ酸に対応するN−末端 配列を有する、上記請求項のいずれかに記載のポリペプチド。
  14. 14.図1に示すアミノ酸配列と少なくとも75%の配列相同性、好ましくは少 なくとも90%の配列相同性を有する、上記請求項のいずれかに記載のポリペプ チド。
  15. 15.図1に示すアミノ酸配列と少なくとも95%の配列相同性、好ましくは少 なくとも98%の配列相同性を有する、上記請求項のいずれかに記載のポリペプ チド。
  16. 16.C−末端配列Leu Ala Ala Ala Ala Leu Ser の少なくとも7アミノ酸に対応するC−末端配列を有する上記請求項のいずれか に記載のポリペプチド。
  17. 17.C−末端配列Leu Ala Ala Ala Ala Leu Ser Thr Ala Alaの少なくとも10アミノ酸に対応するC−末端配列を有 する上記請求項のいずれかに記載のポリペプチド。
  18. 18.C−末端配列Leu Ala Ala Ala Ala Leu Ser Thr Ala Ala Gly Ala Tyr Val Serの少なくと も15アミノ酸に対応するC−末端配列を有する上記請求項のいずれかに記載の ポリペプチド。
  19. 19.C−末端配列Leu Ala Ala Ala Ala Leu Ser Thr Ala Ala Gly Ala Tyr Val Ser Leu  LysLys Arg Lysの少なくとも20アミノ酸に対応するC−末端配 列を有する上記請求項のいずれかに記載のポリペプチド。
  20. 20.シグナル配列が省かれており、該シグナル配列が長さが20〜35アミノ 酸、より詳しくは長さが23〜27アミノ酸である、上記請求項のいずれかに記 載のポリペプチド。
  21. 21.以下のN−末端配列の一つから開始され、Leu(315)から図1に示 す配列が続く、請求項20に記載のポリペプチド。 【配列があります】
  22. 22.以下のN−末端配列から開始され、Phe(343)から図1に示す配列 が続く、請求項20に記載のポリペプチド。 【配列があります】...
  23. 23.上記請求項のいずれかに記載のポリペプチドをコードする挿入物を有する 組換えDNA分子。
  24. 24.(a)位置208のATGから位置3183のAAAまでの図1に示すD NAコード配列、および(b)同アミノ酸配列をコードする縮重DNA配列から 選ばれる、請求項23に記載の組換えDNA分子。
  25. 25.図1のDNA配列の少なくとも12塩基の隣接配列からなり、免疫グロブ リン結合性タンパク質をコードする他のDNA配列の分離のためのプローブとし て有用な組換えDNA分子。
  26. 26.図1のDNA配列の少なくとも15塩基の隣接配列からなり、免疫グロブ リン結合性タンパク質をコードする他のDNA配列の分離のためのプローブとし て有用な組換えDNA分子。
  27. 27.図1のDNA配列の少なくとも17塩基の隣接配列からなり、免疫グロブ リン結合性タンパク質をコードする他のDNA配列の分離のためのプローブとし て有用な組換えDNA分子。
  28. 28.形質転換宿主を培養することからなり、該宿主が、(a)請求項23また は24に記載のDNAコード配列または(b)請求項25〜27のいずれかに記 載のプローブで遺伝子バンクをプローブすることによって単離したDNAコード 配列、を含有する発現ベクターで形質転換されていることを特徴とする、免疫グ ロブリン結合性タンパク質の製造方法。
  29. 29.図1中でそのN−末端にてA1、A2およびA3;B1およびB2;C1 、C2、C3およびC4;およびD1、D2、D3およびD4として分類される 配列から選ばれる複数の認識し得るほどに繰り返された結合性ドメインからなる 、合成免疫グロブリン結合性分子。
  30. 30.2〜15の該ドメインからなる請求項29に記載の合成免疫グロブリン結 合性分子。
  31. 31.選ばれた一つまたは複数の該ドメインが、図1中でそのN−末端にてA1 、A2およびA3;B1およびB2;C1、C2、C3およびC4;およびD1 、D2、D3およびD4として分類される配列と同一であるか、または該配列と 少なくとも75%、好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも9 5%の相同性を有することを条件として該配列から変化したものである、請求項 29または30に記載の合成免疫グロブリン結合性分子。
  32. 32.配列E1、E2およびE3;およびF1、F2、F3およびF4、または 該配列と少なくとも75%、好ましくは少なくとも90%、量も好ましくは少な くとも95%の相同性を有することを条件として該配列から変化した関連配列か ら選ばれるドメインをさらに含む、請求項29〜31のいずれかに記載の合成免 疫グロブリン結合性分子。
  33. 33.該ドメインの長さが20〜45アミノ酸である請求項29〜32のいずれ かに記載の合成免疫グロブリン結合性分子。
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