JPH0745102U - 充電端子 - Google Patents
充電端子Info
- Publication number
- JPH0745102U JPH0745102U JP3254893U JP3254893U JPH0745102U JP H0745102 U JPH0745102 U JP H0745102U JP 3254893 U JP3254893 U JP 3254893U JP 3254893 U JP3254893 U JP 3254893U JP H0745102 U JPH0745102 U JP H0745102U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact piece
- insertion hole
- slider
- power receiving
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 外力に対し変形や歪を生じない強度を有し、
受電部に安定した圧接力をもって給電できる充電端子を
得る。 【構成】 蓄電機能を有する機器の受電部20に圧接し
給電する平板の接触片1と、接触片1を受電部20に弾
撥付勢するコイルスプリング2と、接触片1を圧挿固定
するスライダー3と、スライダー3を遊嵌し、直線的な
摺動を可能にするケース4と、プリント基板9の面上に
挿着する脚部5およびケース4をプリント基板9の面か
ら所定の角度をもって嵌合するケース嵌合部6を有する
フレーム7よりなるもので、接触片1についてはさらに
受電部20に滑らかに点接触する給電接触面11と、コ
イルスプリング2の一端を係止するスプリング係止部1
2と、スライダー3に当接して位置決めを行う当接部1
4と、第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bの表面
に係止あるいは第1の挿入孔13A、第2の挿入孔13
bの内面に噛合する抜け防止部15とを有する。
受電部に安定した圧接力をもって給電できる充電端子を
得る。 【構成】 蓄電機能を有する機器の受電部20に圧接し
給電する平板の接触片1と、接触片1を受電部20に弾
撥付勢するコイルスプリング2と、接触片1を圧挿固定
するスライダー3と、スライダー3を遊嵌し、直線的な
摺動を可能にするケース4と、プリント基板9の面上に
挿着する脚部5およびケース4をプリント基板9の面か
ら所定の角度をもって嵌合するケース嵌合部6を有する
フレーム7よりなるもので、接触片1についてはさらに
受電部20に滑らかに点接触する給電接触面11と、コ
イルスプリング2の一端を係止するスプリング係止部1
2と、スライダー3に当接して位置決めを行う当接部1
4と、第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bの表面
に係止あるいは第1の挿入孔13A、第2の挿入孔13
bの内面に噛合する抜け防止部15とを有する。
Description
【0001】
本考案は、電話機の子機等蓄電機能を有する機器に充電する充電端子に関する 。
【0002】
従来、受電部に圧接し給電する充電端子は、充電回路を収納する充電器筐体に 固定された端子筐体と、端子筐体に一端を固定されるとともに遊端部をプリント 基板上に形成された充電回路に電気的に圧接接続される板バネと、板バネの一端 を固定した端子筐体に設けられた接触片摺動孔を介して摺動可能に設けられた接 触片と、接触片と板バネの一端との間に設けられ、互いに離間するよう弾撥付勢 するコイルスプリングとより構成され、複数の接触片、板バネを端子筐体を介し て一体となし、充電器筐体の定位置に固定するものがある。
【0003】
しかし、従来の充電端子は、変形量と応力の相関において、材料どり、熱処理 、折り曲げ部の主に金型の摩耗に起因する曲げ半径の変化等により大幅な差が生 じることから、不良率の上昇、耐久性の低下に結びつく原因となる。 また板バネの遊端部をプリント基板上に形成された充電回路に圧接接続しよう とする場合、所定の圧力範囲を確保するために数十ミリメートルの長さの折曲し た板バネが必要となり、小型化しかつデザインの向上を図る今日の充電装置にと っては大き過ぎあるいはデザインの自由度を大きく制約するものであった。 また複数の板バネの一端を一体に固定することから多くのものに共通にできる 部品としては供給しにくくなり量産効果による価格引き下げはしにくいなどの欠 点があった。
【0004】 そこで本考案の目的は小型で安価で外力に対し変形や歪を生じない強度を有し 、受電部に安定した圧接力をもって給電できる充電端子を提供することにある。
【0005】
上記欠点を除くための充電端子として、受電部20に圧接し給電する平板の接 触片1と、接触片1を受電部20の側に弾撥付勢するべく接触片1を押圧するコ イルスプリング2と、接触片1を圧挿固定するスライダー3と、スライダー3を 遊嵌し、直線的な摺動を可能にするケース4と、プリント基板9の面上に挿着す る脚部5およびケース4をプリント基板9の面から所定の角度をもって嵌合する ケース嵌合部6を有するフレーム7とよりなり、接触片1が導電性板材を打ち抜 き加工し、平板の状態で板厚方向Aをプリント基板9と平行となるようスライダ ー3に圧挿固定したものである。また接触片1について、受電部20に滑らかに 点接触する給電接触面11と、接触片1を受電部20の側に弾撥付勢するべくコ イルスプリング2の一端を係止するスプリング係止部12と、スライダー3の軸 中心部Cに接触片1を圧挿するための受電部20の側に設けられた第1の挿入孔 13aあるいは、第1の挿入孔13aに対し反対側に設けられた第2の挿入孔1 3bに当接し、接触片1を所定位置に固定する当接部14と、接触片1の当接部 14と反対側に第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bの表面に係止あるいは 第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bの内面に噛合する抜け防止部15とを 有し、平板からなる接触片1を打抜き加工のみで用いるものである。 さらにまた、ケース4にフレーム7の脚部5とケース嵌合部6との間に形成さ れる所定の角度を挾持固定するフレーム固定部8を設けることにより、受電部2 0を有する機器の不安定な装着力に対して変形や大きな歪が生じないようにし圧 接力を安定するようにするものである。
【0006】
前記構成を有する充電端子は、充電回路を構成するプリント基板9の面上に導 電機のフレーム7を構成する脚部5を挿着ハンダ付けすることによって固定され る。またフレーム7の他方を構成するケース嵌合部6はプリント基板9の面より 90度以上の開角をなすよう形成され、ケース嵌合部6に固着される筒状のケー ス4の中心軸Bを決定する。導電性平板の接触片1を圧挿固定したスライダー3 はケース4の内面に遊嵌されるとともに前方への突出を規制するべくスライダー 3の後端部に突出規制部19、ケース4の中間部にスライダー当接部18が設け られている。スライダー3に圧挿固定された接触片1とケース嵌合部6との間は 中心軸Bの軸長方向に離間するべく導電性のコイルスプリング2により弾撥付勢 され、蓄電機能を有する機器の受電部20に押圧されるべく接触片1をスライダ ー3の先端部の方向に弾撥付勢する。フレーム固定部8はケース4の下部に設け られ、フレーム7を構成する脚部5がケース嵌合部5の中心軸Bとの間で形成さ れる開角を固定するべく脚部を挾持する。充電回路を構成するプリント基板9に 挿着ハンダ付け固定された脚部5はケース嵌合部6、コイルスプリング2、接触 片1を介して受電部20に給電する 接触片1を形成する抜け防止部15は鋸歯状をし圧挿方向と反対する方向には 第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bの内面に噛合する。あるいは第1の挿 入孔13a、第2の挿入孔13bよりわずか大きく形成されたネック状の当接部 14が接触片1を所定深さ迄圧挿した時に第1の挿入孔13aまたは第2の挿入 孔13bの圧挿口と反対側に突出し、コイルスプリング2の圧力等により逆抜け することのないようにされる。
【0007】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例である充電端子の断面図である。接触片1はスライダ ー3に一体となるべく圧挿固定されている。給電接触面11は、接触片1の先端 部を円弧状に突出し受電部20に対し滑らかに点接触する。また給電接触面11 はスライダー3の斜面を形成するスライダ外面側部30より低くすることにより 、受電部20を有する機器の人為的装着時の受電部20、給電接触面11に対す る傷付きを防止する。スライダー3はケース4の内面に遊嵌され、ケース嵌合部 6の閉端部31とスプリング係止部12との間をコイルスプリング2により互い に離間するよう弾撥されている。一方ケース4の中間部にはスライダー当接部1 8、スライダー3の後端部には突出規制部19が設けられ、コイルスプリング2 の弾撥力に抗してスライダー3がケース4より離脱することのないよう形成され ている。ケース4は側部に爪17を形成し、ケース嵌合部6の側面に設けられた ケース係合孔16に係着される。ここでケース4はフレーム7を構成するケース 嵌合部6と一体に固定され、接触片1はケース嵌合部6と同一軸を有するケース 4の中心軸B上を摺動することになる。フレーム7の脚部5はプレス屈曲するこ とによりケース嵌合部6と脚部5との間を自由な角度にとることができる。そこ で、所定角度をプレスにより成形することにより、接触片1の摺動方向を脚部5 との相関でとることができるようになる。フレーム固定部8は所定角度に成形さ れたフレーム7の脚部5とケース嵌合部6との間をなす開角が受電部20の人為 的装着によって大きな外力をスライダー3に加えられ、接触片1の受電部20に 対する接触角に大きな変動が生じることのないよう、また経時変化も生じないよ うにするもので、ケース嵌合部6に固定されたケース4が脚部5を挾持固定する 。脚部5は充電回路を構成するプリント基板9の面上に挿着され、さらにハンダ 付けされることにより、位置決めされる。 ここで充電端子はプリント基板9に挿着、ハンダ付けと外力が加わらないこと から、充電端子、プリント基板9の充電装置への組込みによる不良発生がなくな る。
【0008】 図2は本考案充電端子の接触片側正面図である。接触片1はスライダー3に設 けられた縦長方形の第1の挿入孔13aに圧挿固定されている。図2において矢 印A方向は接触片1の板厚方向である。スライダー3はケース4内を遊嵌する。 またケース4はケース嵌合部6に係着されている。
【0009】 図3(a)、図3(b)は本考案にかかる接触片1の第1、第2の実施例図で ある。 図3(a)において第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bは、スライダー 3の受電部20に面する側と、コイルスプリング2の押圧側にそれぞれ設けられ ている。図3(a)は接触片1を矢印D方向に挿入するもので、抜け防止部15 a、15bはそれぞれ第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bより微か大きな ネックを形成しており、圧入により挿入され、当接部14が第1の挿入孔13a に当接した位置で抜け防止孔15a、15bは第1の挿入孔13a、第2の挿入 孔13bを貫通し、次にコイルスプリング2により逆方向の弾撥力を受けた場合 第1の挿入孔13a、第2の挿入孔13bの表面に抜け防止部15a、15bが それぞれ係止し抜けなくなる。また記号12はスプリング係止部である。 また図3(b)は図3(a)と反対に接触片1を矢印E方向に挿入、即ちコイ ルスプリング2の押圧側より挿入するもので抜け防止部15a、15bは鋸歯状 をなし矢印E方向と反対側には噛合して抜けないように形成される。以上のよう な形状にして接触片1は単純な打抜加工のみで工数の少ないパーツを用いること ができるものである。
【0010】
以上詳述したように本考案の充電端子は、一つづつの充電端子が独立している ことから、機器の仕様による端子間間隔の変化、端子の数の変化等に対し設計変 更なしに同一部品が利用でき、またプリント基板に挿着、ハンダ付けは圧力調整 、組立て調整を不要とでき、小型化できることから、用途も広くなる。したがっ て安価にできるものである。またフレーム固定部8がフレーム7の脚部5とケー ス嵌合部6との間の開角を固定し、受電部20を有する機器の挿着時の人為的圧 力等による変形など生じにくくなり、安定した圧接力をもって充電できる効果が ある。
【図1】本考案の一実施例である充電端子の断面図。
【図2】本考案充電端子の接触片側正面図。
【図3】本考案充電端子にかかる接触片説明図。
1 接触片 2 コイルスプリング 3 スライダー 4 ケース 5 脚部 6 ケース嵌合部 7 フレーム 8 フレーム固定部 9 プリント基板 11 給電接触面 12 スプリング係止部 14 当接部 15a、15b 抜け防止部
Claims (3)
- 【請求項1】 電話機の子機等蓄電機能を有する機器の
受電部に圧接し給電する平板の接触片と、 該接触片を受電部の側に弾撥付勢するべく接触片を押圧
するコイルスプリングと、 前記した接触片を圧挿固定するスライダーと、 該スライダーを遊嵌し、直線的な摺動を可能にするケー
スと、 プリント基板の面上に挿着する脚部および前記したケー
スをプリント基板の面から所定の角度をもって嵌合する
ケース嵌合部を有するフレームとより構成され、当該フ
レームおよびコイルスプリングを介してプリント基板よ
り接触片との間を導通する充電端子において、 前記した接触片が真鍮等導電性板材を打ち抜き加工し平
板の状態で板厚方向をプリント基板と平行となるようス
ライダーに圧挿固定したことを特徴とする充電端子。 - 【請求項2】 電話機の子機等蓄電機能を有する機器の
受電部に圧接し給電する請求項1の接触片が、 受電部に滑らかに点接触する給電接触面と、 接触片を受電部の側に弾撥付勢するべくコイルスプリン
グの一端を係止するスプリング係止部と、 スライダーの軸中心部に接触片を圧挿するため受電部の
側に設けられた第1の挿入孔あるいは、当該第1の挿入
孔に対し反対側に設けられた第2の挿入孔に当接し接触
片を所定位置に固定する当接部と、 接触片の当接部と反対側に前記した第1の挿入孔、第2
の挿入孔の表面に係止あるいは第1の挿入孔、第2の挿
入孔の内面に噛合する抜け防止部とを有することを特徴
とする充電端子。 - 【請求項3】 電話機の子機等蓄電機能を有する機器の
受電部に圧接し給電する接触片と、 該接触片を受電部の側に弾撥付勢するべく接触片を押圧
するコイルスプリングと、 前記した接触片を圧挿固定したスライダーと、 該スライダーを遊嵌し、直線的な摺動を可能にするケー
スと、 プリント基板面上に挿着する脚部および前記したケース
をプリント基板面から所定の角度をもって嵌合するケー
ス嵌合部を有するフレームとより構成され、当該フレー
ムおよびコイルスプリングを介してプリント基板より接
触片との間を導通する充電端子において、 前記したケースに、フレームの脚部とケース嵌合部との
間に形成される所定の角度を挾持固定するフレーム固定
部を設けたことを特徴とする充電端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254893U JPH0745102U (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 充電端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254893U JPH0745102U (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 充電端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0745102U true JPH0745102U (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=12361992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254893U Pending JPH0745102U (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 充電端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745102U (ja) |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP3254893U patent/JPH0745102U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1568108B1 (en) | Battery connector | |
US5338231A (en) | Electrical connector with contact anti-overstress means | |
CN110537294B (zh) | 具有连接器的连接器装置及组装方法 | |
US5482474A (en) | Edge-mountable circuit board connector | |
US5395251A (en) | Board retainer system for active electrical connector assembly | |
US7077709B1 (en) | Battery connector | |
TW201117483A (en) | Pressure contact connector with pogo pin | |
CN111952811B (zh) | 连接方法、连接结构和连接端子组装件 | |
US6220881B1 (en) | Card edge connector | |
CN108370114B (zh) | 端子零件以及连接器 | |
KR20060051913A (ko) | 차량 장착용 안테나 장치 | |
JP3493907B2 (ja) | バルブソケット | |
CN110858687B (zh) | 容座接触组件、容座触头和插头接触组件 | |
JPH0745102U (ja) | 充電端子 | |
JP3682824B2 (ja) | コネクタ | |
JPH0582207A (ja) | コネクタのフローテイング構造 | |
JPH0542625Y2 (ja) | ||
CN216772546U (zh) | 快巴片组件及门铃装置 | |
JP3528303B2 (ja) | ランプソケット | |
JP2010153260A (ja) | コネクタ | |
JP2731741B2 (ja) | 充電器 | |
US20070093114A1 (en) | Resilient latching device | |
JP2002151220A (ja) | 雌型端子およびコネクタ | |
GB1576123A (en) | Electrical connector | |
JPH0523654U (ja) | コ−ドレス電話機用充電器における充電端子構造 |