JPH0744249Y2 - 液状収納物の塗布容器 - Google Patents
液状収納物の塗布容器Info
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- JPH0744249Y2 JPH0744249Y2 JP1268190U JP1268190U JPH0744249Y2 JP H0744249 Y2 JPH0744249 Y2 JP H0744249Y2 JP 1268190 U JP1268190 U JP 1268190U JP 1268190 U JP1268190 U JP 1268190U JP H0744249 Y2 JPH0744249 Y2 JP H0744249Y2
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- coating
- cap
- container
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マスカラ、アイライナー、ネイルエナメル
等の液状化粧料や皮膚の角質除去剤、ヘアカラー、白髪
染剤等の液状収納物を所望部位に塗布するに適した液状
収納物の塗布容器に関する。
等の液状化粧料や皮膚の角質除去剤、ヘアカラー、白髪
染剤等の液状収納物を所望部位に塗布するに適した液状
収納物の塗布容器に関する。
(従来の技術) 従来、キャップに塗布部を備えた塗布軸を取り付け、塗
布軸を容器本体内に挿入して塗布部に液状化粧料等の収
納物を含ませ、キャップと共に塗布軸を抜き出して塗布
部に保持した収納物を所望部位に塗布可能とした液状収
納物の塗布容器は公知である。
布軸を容器本体内に挿入して塗布部に液状化粧料等の収
納物を含ませ、キャップと共に塗布軸を抜き出して塗布
部に保持した収納物を所望部位に塗布可能とした液状収
納物の塗布容器は公知である。
かかる公知の液状収納物の塗布容器のキャップは、一般
的にネジ若しくは嵌挿等の手段により容器本体に装着さ
れるが、いずれかの場合においても、キャップを閉止状
態から開放状態にするには容器本体とキャップとの間に
相対的な脱着距離が存しており、一定距離キャップを容
器本体に対して相対的に外方へ移動させることを必要と
している。したがって、キャップを容器本体から外した
位置において塗布軸の先端が容器の底部に届くような寸
法に形成した場合、キャップを閉止することが不可能と
なってしまうため、前記キャップの脱着距離だけ塗布軸
の寸法を短くしなければならない。この結果キャップを
容器本体から取り出した使用状態では、塗布軸の先端を
容器本体の底部に届かせることが出来ず、相当量の液状
収納物が使用不能の状態で容器内に残存してしまうとい
う欠点があった。
的にネジ若しくは嵌挿等の手段により容器本体に装着さ
れるが、いずれかの場合においても、キャップを閉止状
態から開放状態にするには容器本体とキャップとの間に
相対的な脱着距離が存しており、一定距離キャップを容
器本体に対して相対的に外方へ移動させることを必要と
している。したがって、キャップを容器本体から外した
位置において塗布軸の先端が容器の底部に届くような寸
法に形成した場合、キャップを閉止することが不可能と
なってしまうため、前記キャップの脱着距離だけ塗布軸
の寸法を短くしなければならない。この結果キャップを
容器本体から取り出した使用状態では、塗布軸の先端を
容器本体の底部に届かせることが出来ず、相当量の液状
収納物が使用不能の状態で容器内に残存してしまうとい
う欠点があった。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、キャップの脱着時におけるキャップの回転
に対応して塗布軸を進退させることにより、キャップの
脱着と相反的に塗布軸を前進又は後退可能とし、キャッ
プ装着時には塗布軸がキャップ装着の邪魔とならないよ
うに塗布軸を後退させ、キャップ取り外し時には逆に塗
布軸を前進させて、実質的寸法を長くし、容器底部に届
かせ得るようにして、容器底部の収納物を使用可能とせ
んとすると共に、塗布軸の前進若しくは後退をもたらす
進退機構部に収納物が浸入し付着して来るのを防止し
て、収納物の付着により進退機構が作動不能となるのを
防止せんとするものである。
に対応して塗布軸を進退させることにより、キャップの
脱着と相反的に塗布軸を前進又は後退可能とし、キャッ
プ装着時には塗布軸がキャップ装着の邪魔とならないよ
うに塗布軸を後退させ、キャップ取り外し時には逆に塗
布軸を前進させて、実質的寸法を長くし、容器底部に届
かせ得るようにして、容器底部の収納物を使用可能とせ
んとすると共に、塗布軸の前進若しくは後退をもたらす
進退機構部に収納物が浸入し付着して来るのを防止し
て、収納物の付着により進退機構が作動不能となるのを
防止せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この考案が採った手段は、
容器本体(1)の口部にキャップ(2)を螺脱自在に装
着し、キャップ(2)の装脱により塗布部(4)を容器
本体(1)内に出し入れ自在とした液状収納物の塗布容
器において、キャップ(2)内に内栓部材(5)を固着
し、該内栓部材(5)と螺合して軸方向に摺動する摺動
筒体(20)を内栓部材(5)内に配し、該摺動筒体(2
0)に塗布軸(3)を取り付け、該塗布軸(3)の先端
に塗布部(4)を設けると共に、内栓部材(5)に第1
シゴキ部材(10)を設け、該第1シゴキ部材(10)を塗
布軸(3)の外周面に接合し、塗布部(4)に付着する
収納物を適量にしごく第2シゴキ部材(15)を容器本体
(1)に配し、容器本体(1)に対して塗布軸(3)を
廻り止め状態としたことを特徴とする。
容器本体(1)の口部にキャップ(2)を螺脱自在に装
着し、キャップ(2)の装脱により塗布部(4)を容器
本体(1)内に出し入れ自在とした液状収納物の塗布容
器において、キャップ(2)内に内栓部材(5)を固着
し、該内栓部材(5)と螺合して軸方向に摺動する摺動
筒体(20)を内栓部材(5)内に配し、該摺動筒体(2
0)に塗布軸(3)を取り付け、該塗布軸(3)の先端
に塗布部(4)を設けると共に、内栓部材(5)に第1
シゴキ部材(10)を設け、該第1シゴキ部材(10)を塗
布軸(3)の外周面に接合し、塗布部(4)に付着する
収納物を適量にしごく第2シゴキ部材(15)を容器本体
(1)に配し、容器本体(1)に対して塗布軸(3)を
廻り止め状態としたことを特徴とする。
(実施例) 以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例を
詳細に説明する。図において(1)は容器本体、(2)
はキャップであり、容器本体(1)の口部外周面に脱着
自在に螺挿される。両者は好しくは円筒形状、角筒形状
等の筒形状に形成される。図示の実施例はマスカラ、ア
イカラー、ネイルエナメル等の液状化粧料のための容器
としたが、これに限られるものではなく、皮膚の角質除
去剤、ヘアカラー、白髪染剤等の種々の液状収納物を塗
布するための容器に同様に適用出来るものである。
詳細に説明する。図において(1)は容器本体、(2)
はキャップであり、容器本体(1)の口部外周面に脱着
自在に螺挿される。両者は好しくは円筒形状、角筒形状
等の筒形状に形成される。図示の実施例はマスカラ、ア
イカラー、ネイルエナメル等の液状化粧料のための容器
としたが、これに限られるものではなく、皮膚の角質除
去剤、ヘアカラー、白髪染剤等の種々の液状収納物を塗
布するための容器に同様に適用出来るものである。
キャップ(2)には、容器本体(1)内に挿入自在な塗
布軸(3)が取り付けられ、該塗布軸(3)の先端には
ブラシ、筆、その他適宜の塗布部(4)が形成される。
尚、塗布軸(3)の先端に少量の収納物を保持させるよ
うにした塗布容器にあっては、塗布軸(3)の先端に塗
布部(4)を形成することなく、塗布軸(3)を直接液
状収納物の塗布部としても良いことは勿論である。
布軸(3)が取り付けられ、該塗布軸(3)の先端には
ブラシ、筆、その他適宜の塗布部(4)が形成される。
尚、塗布軸(3)の先端に少量の収納物を保持させるよ
うにした塗布容器にあっては、塗布軸(3)の先端に塗
布部(4)を形成することなく、塗布軸(3)を直接液
状収納物の塗布部としても良いことは勿論である。
キャップ(2)の内周面には上下両端を開放した略円筒
状の内栓部材(5)が嵌挿され、キャップ(2)と内栓
部材(5)との間隙はOリング(6)の如き弾性密封材
により密封される。内栓部材(5)の内周面上半部に
は、後述する摺動部材と螺合するネジ溝(7)が形成さ
れると共に、下半部には前記容器本体(1)の口部に形
成されたネジ条(8)と螺合するネジ条(9)が形成さ
れる。ネジ溝(7)とネジ条(9)との中間に位置し
て、内栓部材(5)の内周面から内方へ向かって突出す
る第1シゴキ部材(10)が形成される。該第1シゴキ部
材(10)は上下両端を開放し、且下方へ向かって若干径
の減少する截頭円錐形の筒体からなり、水平な取付脚片
(11)により内栓部材(5)の内周面に一体に取り付け
られる。第1シゴキ部材(10)の最小径部となる下部内
径は前記塗布軸(3)の上部大径部(3a)の外径と一致
し、かくして、第1シゴキ部材(10)は塗布軸(3)の
上部大径部(3a)に密接し、塗布軸(3)の上部大径部
(3a)に付着した液状収納物をしごき落すと共に、両者
の間を封塞して液状収納物が第1シゴキ部材(10)を超
えて塗布軸(3)の上部に浸入するのを防止している。
尚、前記キャップ(2)と内栓部材(5)との間を密封
するOリング(6)は図示のように、最も強度の大きい
取付脚片(11)の外方に位置して配設するのが好まし
い。
状の内栓部材(5)が嵌挿され、キャップ(2)と内栓
部材(5)との間隙はOリング(6)の如き弾性密封材
により密封される。内栓部材(5)の内周面上半部に
は、後述する摺動部材と螺合するネジ溝(7)が形成さ
れると共に、下半部には前記容器本体(1)の口部に形
成されたネジ条(8)と螺合するネジ条(9)が形成さ
れる。ネジ溝(7)とネジ条(9)との中間に位置し
て、内栓部材(5)の内周面から内方へ向かって突出す
る第1シゴキ部材(10)が形成される。該第1シゴキ部
材(10)は上下両端を開放し、且下方へ向かって若干径
の減少する截頭円錐形の筒体からなり、水平な取付脚片
(11)により内栓部材(5)の内周面に一体に取り付け
られる。第1シゴキ部材(10)の最小径部となる下部内
径は前記塗布軸(3)の上部大径部(3a)の外径と一致
し、かくして、第1シゴキ部材(10)は塗布軸(3)の
上部大径部(3a)に密接し、塗布軸(3)の上部大径部
(3a)に付着した液状収納物をしごき落すと共に、両者
の間を封塞して液状収納物が第1シゴキ部材(10)を超
えて塗布軸(3)の上部に浸入するのを防止している。
尚、前記キャップ(2)と内栓部材(5)との間を密封
するOリング(6)は図示のように、最も強度の大きい
取付脚片(11)の外方に位置して配設するのが好まし
い。
容器本体(1)の口部内周面には、上下両端を開放した
截頭円錐形の筒形状を有するパッキン筒体(12)が嵌挿
固着される。該パッキン筒体(12)の上端には容器口部
上縁を被覆するフランジ部(13)が形成されると共に、
下部の小径部内面は六角形に形成され、塗布軸(3)に
対する廻止部(14)を構成する。尚、廻止部(14)及び
塗布軸(3)の形状は図示の断面六角形に限られるもの
ではなく、その他の断面方形状、或はキー溝状等の種々
の形状が選択可能である。
截頭円錐形の筒形状を有するパッキン筒体(12)が嵌挿
固着される。該パッキン筒体(12)の上端には容器口部
上縁を被覆するフランジ部(13)が形成されると共に、
下部の小径部内面は六角形に形成され、塗布軸(3)に
対する廻止部(14)を構成する。尚、廻止部(14)及び
塗布軸(3)の形状は図示の断面六角形に限られるもの
ではなく、その他の断面方形状、或はキー溝状等の種々
の形状が選択可能である。
前記内栓部材(5)とパッキン筒体(12)は若干の弾性
を有する比較的硬質の材料で形成され、キャップ装着時
に、パッキン筒体(12)の上部フランジ部(13)の上面
に内栓部材(5)の取付脚片(11)が密着して、密封す
ると共に、フランジ部(13)の内周肩部で第1シゴキ部
(10)の外周面を押圧し、下部内周面を塗布軸(3)の
大径部(3a)に密着させて、より確かな密封性を作出す
る。
を有する比較的硬質の材料で形成され、キャップ装着時
に、パッキン筒体(12)の上部フランジ部(13)の上面
に内栓部材(5)の取付脚片(11)が密着して、密封す
ると共に、フランジ部(13)の内周肩部で第1シゴキ部
(10)の外周面を押圧し、下部内周面を塗布軸(3)の
大径部(3a)に密着させて、より確かな密封性を作出す
る。
(15)は、軟弾性のゴム等からなる第2シゴキ部材であ
って、下部を小径に絞った円筒形状をなし、上部内周面
の環状鍔部(16)を、前記パッキン筒体(12)の下部外
周面の環状溝(17)に係入すると共に、外周面の環状段
部(18)を、容器本体口部の内周面から内方へ若干突出
させた環状突部(19)に係止して取り付ける。このよう
に、第2シゴキ部材(15)をその上部においては環状鍔
部(16)の環状溝(17)への係入により、又、下部にお
いては環状段部(18)と環状突部(19)との係止によ
り、内外2段に保持するようにしてあるので、塗布部
(4)の出入りにより従来みられた第2シゴキ部材(1
5)の変形に基因する脱落をきわて効果的に防止するこ
とが可能となる。
って、下部を小径に絞った円筒形状をなし、上部内周面
の環状鍔部(16)を、前記パッキン筒体(12)の下部外
周面の環状溝(17)に係入すると共に、外周面の環状段
部(18)を、容器本体口部の内周面から内方へ若干突出
させた環状突部(19)に係止して取り付ける。このよう
に、第2シゴキ部材(15)をその上部においては環状鍔
部(16)の環状溝(17)への係入により、又、下部にお
いては環状段部(18)と環状突部(19)との係止によ
り、内外2段に保持するようにしてあるので、塗布部
(4)の出入りにより従来みられた第2シゴキ部材(1
5)の変形に基因する脱落をきわて効果的に防止するこ
とが可能となる。
塗布軸(3)は、上部大径部(3a)とその下部に形成さ
れた断面六角形の角柱部(3b)と更にその下部から下方
へ延びる小径部(3c)とからなり、小径部(3c)の下端
に塗布部(4)が設けられる。上部大径部(3a)は前述
したように第1シゴキ部材(10)の下部内径と略一致す
る外径を有し、角柱部(3b)は前記パッキン筒体(12)
の下部の六角形内面を有する廻止部(14)と一致する外
径を有し、両部(3b)(14)の係合により塗布軸(3)
は廻り止め状態で容器本体(1)内に挿入される。小径
部(3c)は第2シゴキ部材(15)の下部絞り部とほぼ一
致するか若しくは若干大径に形成され、小径部(3c)に
付着した液状収納部がしごき落とされる。更に、塗布部
(4)が第2シゴキ部材(15)を通過するとき、第2シ
ゴキ部材(15)でしごかれて適量の収納物を塗布部
(4)に残存付着せしめる。
れた断面六角形の角柱部(3b)と更にその下部から下方
へ延びる小径部(3c)とからなり、小径部(3c)の下端
に塗布部(4)が設けられる。上部大径部(3a)は前述
したように第1シゴキ部材(10)の下部内径と略一致す
る外径を有し、角柱部(3b)は前記パッキン筒体(12)
の下部の六角形内面を有する廻止部(14)と一致する外
径を有し、両部(3b)(14)の係合により塗布軸(3)
は廻り止め状態で容器本体(1)内に挿入される。小径
部(3c)は第2シゴキ部材(15)の下部絞り部とほぼ一
致するか若しくは若干大径に形成され、小径部(3c)に
付着した液状収納部がしごき落とされる。更に、塗布部
(4)が第2シゴキ部材(15)を通過するとき、第2シ
ゴキ部材(15)でしごかれて適量の収納物を塗布部
(4)に残存付着せしめる。
塗布軸(3)の上部大径部(3a)の上端には、摺動筒体
(20)が固着される。該摺動筒体(20)は前記内栓部材
(5)内にその内周面に沿って軸方向に摺動自在に挿入
されると共に、内周面対向位置に突設されたネジピン
(21)を、内栓部材(5)の上部内周面に形成した前記
ネジ溝(7)に係入している。摺動筒体(20)は上面を
開放した筒体であり、周壁にその上端から形成された複
数のスリット(22)により直径方向に弾力的に拡縮自在
である。摺動筒体(20)はその内部に挿入されたゴムリ
ング(23)、若しくは第6、7図に示すリング状の板バ
ネ(28)等からなる弾性体により常時外方へ向かって拡
開するように付勢されると共に、弾性体(23)の弾力に
抗して内方へ縮径することが許容されている。
(20)が固着される。該摺動筒体(20)は前記内栓部材
(5)内にその内周面に沿って軸方向に摺動自在に挿入
されると共に、内周面対向位置に突設されたネジピン
(21)を、内栓部材(5)の上部内周面に形成した前記
ネジ溝(7)に係入している。摺動筒体(20)は上面を
開放した筒体であり、周壁にその上端から形成された複
数のスリット(22)により直径方向に弾力的に拡縮自在
である。摺動筒体(20)はその内部に挿入されたゴムリ
ング(23)、若しくは第6、7図に示すリング状の板バ
ネ(28)等からなる弾性体により常時外方へ向かって拡
開するように付勢されると共に、弾性体(23)の弾力に
抗して内方へ縮径することが許容されている。
このような、摺動筒体(20)の弾力的な拡縮により、摺
動筒体(20)と内栓部材(5)との密着性が向上し、ネ
ジピン(21)とネジ溝(7)との係合状態が良好となり
確実な螺動作用が保障される。更に、キャップ(2)の
回動量が摺動筒体(20)を内栓部材(5)との螺動量よ
り大きい場合、ネジピン(21)がネジ溝(7)をオーバ
ーランしようとして、ネジピン(21)に過大なトルクが
かかって来るが、このときこのネジピン(21)にかかる
トルクに相応して摺動筒体(20)が内方へ縮径してトル
クを逃すため、ネジピン(21)のオーバーランを効果的
に防止出来ると共に、ネジピン(21)やネジ溝(7)の
破損を防止することが出来る。
動筒体(20)と内栓部材(5)との密着性が向上し、ネ
ジピン(21)とネジ溝(7)との係合状態が良好となり
確実な螺動作用が保障される。更に、キャップ(2)の
回動量が摺動筒体(20)を内栓部材(5)との螺動量よ
り大きい場合、ネジピン(21)がネジ溝(7)をオーバ
ーランしようとして、ネジピン(21)に過大なトルクが
かかって来るが、このときこのネジピン(21)にかかる
トルクに相応して摺動筒体(20)が内方へ縮径してトル
クを逃すため、ネジピン(21)のオーバーランを効果的
に防止出来ると共に、ネジピン(21)やネジ溝(7)の
破損を防止することが出来る。
ゴムリング(23)は、上部の大径部(24)と下部の脚柱
(25)とを備え、中心孔(26)に塗布軸(3)と同軸の
取付軸(27)を挿通して摺動筒体(20)内に挿着されて
おり、大径部(24)の外周縁を摺動筒体(20)の内周面
に当接して弾性を付与している。弾性体は、かかるゴム
リング(23)に限定されるものではなく、変形の一例が
第6、7図に示される。第6、7図の変形例において、
弾性体はリング状に形成した板バネ(28)からなり、摺
動筒体(20)の内周壁上部に形成された嵌合溝(29)に
嵌合して定着され、摺動筒体(20)に所要の弾力的な拡
縮を許容している。尚、かかる弾性体を全く用いること
なく、材料を選択して摺動筒体(20)自体に弾性を有せ
しめても良いことは勿論である。
(25)とを備え、中心孔(26)に塗布軸(3)と同軸の
取付軸(27)を挿通して摺動筒体(20)内に挿着されて
おり、大径部(24)の外周縁を摺動筒体(20)の内周面
に当接して弾性を付与している。弾性体は、かかるゴム
リング(23)に限定されるものではなく、変形の一例が
第6、7図に示される。第6、7図の変形例において、
弾性体はリング状に形成した板バネ(28)からなり、摺
動筒体(20)の内周壁上部に形成された嵌合溝(29)に
嵌合して定着され、摺動筒体(20)に所要の弾力的な拡
縮を許容している。尚、かかる弾性体を全く用いること
なく、材料を選択して摺動筒体(20)自体に弾性を有せ
しめても良いことは勿論である。
摺動筒体(20)と内栓部材(5)との螺合部のネジピッ
チは、好しくは容器本体(1)とキャップ(2)との螺
合部のネジピッチより大きなピッチに形成される。キャ
ップ(2)を容器本体(1)から脱着するために回転す
るとき、キャップ(2)と一体に内栓部材(5)が回転
されネジ溝(7)に係合したネジピン(21)を介して摺
動筒体(20)に螺回転力が付与される。しかしながら、
塗布軸(3)が角柱部(3b)においてパッキン筒体(1
2)と廻り止め係合されているため、これと一体に摺動
筒体(20)が廻り止め状態となり、摺動筒体(20)はキ
ャップ(2)に対して軸方向にのみ摺動する。摺動筒体
(20)の軸方向の摺動は、塗布軸(3)の前進若しくは
後退をもたらす。すなわち、第5図並びに第16A図に示
すようにキャップ(2)を容器本体(1)に対して装着
した状態では、摺動筒体(20)はキャップ(2)の頂部
に最も近接した上昇位置にあり、塗布軸(3)は容器本
体(1)から最も後退し、塗布部(4)は容器底部から
離間している。
チは、好しくは容器本体(1)とキャップ(2)との螺
合部のネジピッチより大きなピッチに形成される。キャ
ップ(2)を容器本体(1)から脱着するために回転す
るとき、キャップ(2)と一体に内栓部材(5)が回転
されネジ溝(7)に係合したネジピン(21)を介して摺
動筒体(20)に螺回転力が付与される。しかしながら、
塗布軸(3)が角柱部(3b)においてパッキン筒体(1
2)と廻り止め係合されているため、これと一体に摺動
筒体(20)が廻り止め状態となり、摺動筒体(20)はキ
ャップ(2)に対して軸方向にのみ摺動する。摺動筒体
(20)の軸方向の摺動は、塗布軸(3)の前進若しくは
後退をもたらす。すなわち、第5図並びに第16A図に示
すようにキャップ(2)を容器本体(1)に対して装着
した状態では、摺動筒体(20)はキャップ(2)の頂部
に最も近接した上昇位置にあり、塗布軸(3)は容器本
体(1)から最も後退し、塗布部(4)は容器底部から
離間している。
キャップ(2)を取り外すためにキャップを容器本体
(1)に対して回転すると、これと一体に内栓部材
(5)が回転し、廻り止め状態の摺動筒体(20)が、容
器本体(1)の口部に向って前進する。摺動筒体(20)
の前進によりこれと一体的に塗布軸(3)が前進し、塗
布軸(3)の実質長さが伸長する。かくして、第16B 、C
図に示すように、キャップ(2)を容器本体(1)から
外した状態で塗布軸先端の塗布部(4)を容器本体
(1)の底部に届かせることが出来、容器内の化粧料を
残存させることなく、最後まで使用することが可能とな
る。
(1)に対して回転すると、これと一体に内栓部材
(5)が回転し、廻り止め状態の摺動筒体(20)が、容
器本体(1)の口部に向って前進する。摺動筒体(20)
の前進によりこれと一体的に塗布軸(3)が前進し、塗
布軸(3)の実質長さが伸長する。かくして、第16B 、C
図に示すように、キャップ(2)を容器本体(1)から
外した状態で塗布軸先端の塗布部(4)を容器本体
(1)の底部に届かせることが出来、容器内の化粧料を
残存させることなく、最後まで使用することが可能とな
る。
尚、以上の説明において、摺動筒体(20)と内栓部材
(5)との螺合部のネジピッチを、キャップ(2)と容
器本体(1)との螺合部のネジピッチより大としたが、
これは塗布軸(3)の進退をより大きくし、キャップ装
着時に容器底部から塗布部をより大きく離間して位置さ
せ、逆にキャップを取り外したとき塗布部を確実に容器
底部に届かせるようにするために設定したものであり、
これに限られるものではない。両者のネジピッチは同一
であっても良いことは勿論である。
(5)との螺合部のネジピッチを、キャップ(2)と容
器本体(1)との螺合部のネジピッチより大としたが、
これは塗布軸(3)の進退をより大きくし、キャップ装
着時に容器底部から塗布部をより大きく離間して位置さ
せ、逆にキャップを取り外したとき塗布部を確実に容器
底部に届かせるようにするために設定したものであり、
これに限られるものではない。両者のネジピッチは同一
であっても良いことは勿論である。
第5図に示す、キャップ装着時において、パッキン筒体
(12)の上端縁に内栓部材(5)の取付脚片(11)が密
着すると同時に、キャップ(2)と内栓部材(5)との
間はOリング(6)で密封されている結果、容器の機密
性が向上し、収納物の挿散や変質を防止することが出来
る。更に、閉蓋時のパッキン筒体(12)から受ける第1
シゴキ部材(10)の内方への変形による塗布軸(3)へ
の密着により、容器本体(1)に収納された液状物が塗
布軸(3)を伝って、摺動筒体(20)と内栓部材(5)
との螺合部に浸入して付着するおそれがない為、螺合部
の作動不良を招来するおそれがなくなる。
(12)の上端縁に内栓部材(5)の取付脚片(11)が密
着すると同時に、キャップ(2)と内栓部材(5)との
間はOリング(6)で密封されている結果、容器の機密
性が向上し、収納物の挿散や変質を防止することが出来
る。更に、閉蓋時のパッキン筒体(12)から受ける第1
シゴキ部材(10)の内方への変形による塗布軸(3)へ
の密着により、容器本体(1)に収納された液状物が塗
布軸(3)を伝って、摺動筒体(20)と内栓部材(5)
との螺合部に浸入して付着するおそれがない為、螺合部
の作動不良を招来するおそれがなくなる。
又、塗布軸(3)の大径部(3a)に付着した収納物は、
第1シゴキ部材(10)によりしごき落され、又小径部
(3c)に付着した収納物は、第2シゴキ部材(15)によ
りしごき落される為、内栓部材(5)の内面が汚れて来
るおそれがなくなる。
第1シゴキ部材(10)によりしごき落され、又小径部
(3c)に付着した収納物は、第2シゴキ部材(15)によ
りしごき落される為、内栓部材(5)の内面が汚れて来
るおそれがなくなる。
第2シゴキ部材(15)は、上部内周面の環状鍔部(16)
をパッキン筒体(12)の環状溝(17)に係入し、下部外
周面の環状段部(18)を容器本体(1)口部の環状突部
(19)に係止して保持されている為、該第2シゴキ部材
(15)の保持状態はきわめて強固となり、この結果、そ
こを通過する塗布部(4)から受ける押下力によって、
第2シゴキ部材(15)が外れて脱落するようなおそれは
なくなる。
をパッキン筒体(12)の環状溝(17)に係入し、下部外
周面の環状段部(18)を容器本体(1)口部の環状突部
(19)に係止して保持されている為、該第2シゴキ部材
(15)の保持状態はきわめて強固となり、この結果、そ
こを通過する塗布部(4)から受ける押下力によって、
第2シゴキ部材(15)が外れて脱落するようなおそれは
なくなる。
(作用) 第1シゴキ部材(10)と塗布軸(3)との接合により、
塗布軸(3)に付着した収納物の除去が出来ると共に、
塗布軸(3)を伝って収納物がキャップ内に入り込むの
が防止される結果、収納筒体(20)と内栓部材(5)と
の螺合部に収納物が付着して、作動不良を招来するおそ
れもない。
塗布軸(3)に付着した収納物の除去が出来ると共に、
塗布軸(3)を伝って収納物がキャップ内に入り込むの
が防止される結果、収納筒体(20)と内栓部材(5)と
の螺合部に収納物が付着して、作動不良を招来するおそ
れもない。
又、内栓部材(5)とパッキン筒体(12)との密接並び
にキャップ(2)と内栓部材(5)との間に入れられた
Oリング(6)の密封作用により、きわめて良好な密封
状態を得ることが出来、収納物の漏出や撹散を防止出来
る。
にキャップ(2)と内栓部材(5)との間に入れられた
Oリング(6)の密封作用により、きわめて良好な密封
状態を得ることが出来、収納物の漏出や撹散を防止出来
る。
(考案の効果) この考案によれば、化粧料等の収納物の付着による塗布
軸の前進、後退作動を不良にするおそれがない為、長期
間安定した塗布軸の進退作動を保障し、容器底部に化粧
料等の収納物を残存することなく使用することが出来
る。
軸の前進、後退作動を不良にするおそれがない為、長期
間安定した塗布軸の進退作動を保障し、容器底部に化粧
料等の収納物を残存することなく使用することが出来
る。
第1図はキャップ装着時を示す外観斜視図、第2図はキ
ャップを取り外した状態を示す外観斜視図、第3図は要
部の一部を断面した斜視図、第4図は分解斜視図、第5
図は縦断面図、第6図は一変形例を示す一部を断面した
斜視図、第7図は同変形に係る板バネの斜視図、第8図
はキャップ取り外し時の状態を示す縦断面図、第9図は
キャップと容器本体とを分解した状態の縦断面図、第10
図は第9図A-A′線に沿った断面図、第11図は第9図B-
B′線に沿った断面図、第12図は第9図C-C′線に沿った
断面図、第13図は第9図D-D′線に沿った断面図、第14
図は第9図E-E′線に沿った断面図、第15図は第9図F-
F′線に沿った断面図、第16図は塗布軸の作動を概略的
に示す透視図である。 (1)……容器本体、(2)……キャップ (3)……塗布軸、(4)……塗布部 (5)……内栓部材、(6)……Oリング (7)……ネジ溝、(8)……ネジ条 (9)……ネジ条、(10)……第1シゴキ部材 (11)……取付脚片、(12)……パッキン筒体 (13)……上部フランジ部、(14)……廻止部 (15)……第2シゴキ部材、(16)……環状鍔部 (17)……環状溝、(18)……環状段部 (19)……環状突部、(20)……摺動筒体 (21)……ネジピン、(22)……スリット (23)……ゴムリング、(24)……大径部 (25)……脚栓、(26)……中心孔 (27)……取付軸、(28)……板バネ (29)……嵌合溝
ャップを取り外した状態を示す外観斜視図、第3図は要
部の一部を断面した斜視図、第4図は分解斜視図、第5
図は縦断面図、第6図は一変形例を示す一部を断面した
斜視図、第7図は同変形に係る板バネの斜視図、第8図
はキャップ取り外し時の状態を示す縦断面図、第9図は
キャップと容器本体とを分解した状態の縦断面図、第10
図は第9図A-A′線に沿った断面図、第11図は第9図B-
B′線に沿った断面図、第12図は第9図C-C′線に沿った
断面図、第13図は第9図D-D′線に沿った断面図、第14
図は第9図E-E′線に沿った断面図、第15図は第9図F-
F′線に沿った断面図、第16図は塗布軸の作動を概略的
に示す透視図である。 (1)……容器本体、(2)……キャップ (3)……塗布軸、(4)……塗布部 (5)……内栓部材、(6)……Oリング (7)……ネジ溝、(8)……ネジ条 (9)……ネジ条、(10)……第1シゴキ部材 (11)……取付脚片、(12)……パッキン筒体 (13)……上部フランジ部、(14)……廻止部 (15)……第2シゴキ部材、(16)……環状鍔部 (17)……環状溝、(18)……環状段部 (19)……環状突部、(20)……摺動筒体 (21)……ネジピン、(22)……スリット (23)……ゴムリング、(24)……大径部 (25)……脚栓、(26)……中心孔 (27)……取付軸、(28)……板バネ (29)……嵌合溝
Claims (4)
- 【請求項1】容器本体(1)の口部にキャップ(2)を
螺脱自在に装着し、キャップ(2)の装脱により塗布部
(4)を容器本体(1)内に出し入れ自在とした液状収
納物の塗布容器において、 キャップ(2)内に内栓部材(5)を固着し、該内栓部
材(5)と螺合して軸方向に摺動する摺動筒体(20)を
内栓部材(5)内に配し、該摺動筒体(20)に塗布軸
(3)を取り付け、該塗布軸(3)の先端に塗布部
(4)を設けると共に、内栓部材(5)に第1シゴキ部
材(10)を設け、該第1シゴキ部材(10)を塗布軸
(3)の外周面に接合し、塗布部(4)に付着する収納
物を適量にしごく第2シゴキ部材(15)を容器本体
(1)に配し、該容器本体(1)に対して塗布軸(3)
を廻り止め状態としたことを特徴とする液状収納物の塗
布容器。 - 【請求項2】容器本体(1)の口部にキャップ(2)を
螺脱自在に装着し、キャップ(2)の装脱により塗布部
(4)を容器本体(1)内に出し入れ自在とした液状収
納物の塗布容器において、キャップ(2)内に内栓部材
(5)を固着し、該内栓部材(5)と螺合して軸方向に
摺動する摺動筒体(20)を内栓部材(5)内に配し、該
摺動筒体(20)に塗布軸(3)を取り付け、該塗布軸
(3)の先端に塗布部(4)を設けると共に、内栓部材
(5)に第1シゴキ部材(10)を設け、該第1シゴキ部
材(10)を塗布軸(3)の外周面に接合し、塗布部
(4)に付着する収納物を適量にしごく第2シゴキ部材
(15)を容器本体(1)に配し、該容器本体(1)に対
して塗布軸(3)を廻り止め状態とし、キャップ装着時
に内栓部材(5)と密接するパッキン筒体(12)を容器
本体(1)の口部に配設したことを特徴とする液状収納
物の塗布容器。 - 【請求項3】容器本体(1)の口部にキャップ(2)を
螺脱自在に装着し、キャップ(2)の装脱により塗布部
(4)を容器本体(1)内に出し入れ自在とした液状収
納物の塗布容器において、キャップ(2)内に内栓部材
(5)を固着し、該内栓部材(5)と螺合して軸方向に
摺動する摺動筒体(20)を内栓部材(5)内に配し、該
摺動筒体(20)に塗布軸(3)を取り付け、該塗布軸
(3)の先端に塗布部(4)を設けると共に、内栓部材
(5)に第1シゴキ部材(10)を設け、該第1シゴキ部
材(10)を塗布軸(3)の外周面に接合し、塗布部
(4)に付着する収納物を適量にしごく第2シゴキ部材
(15)を容器本体(1)に配し、該容器本体(1)に対
して塗布軸(3)を廻り止め状態とし、キャップ(2)
と内栓部材(5)との間に弾性密封材(6)を配設した
ことを特徴とする液状収納物の塗布容器。 - 【請求項4】パッキン筒体(12)の一部内周面を断面方
形の廻止部(14)に形成し、該断面形状に整合する断面
方形の角柱部を塗布軸(3)の一部に形成したことを特
徴とする請求項(2)記載の塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1268190U JPH0744249Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 液状収納物の塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1268190U JPH0744249Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 液状収納物の塗布容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103015U JPH03103015U (ja) | 1991-10-25 |
JPH0744249Y2 true JPH0744249Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31516142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1268190U Expired - Fee Related JPH0744249Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 液状収納物の塗布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744249Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4644337B2 (ja) * | 2000-06-20 | 2011-03-02 | エルソルプロダクツ株式会社 | 液状化粧料用容器 |
JP4976438B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2012-07-18 | 武蔵野商工会議所 | 避難誘導システム |
JP6341484B2 (ja) * | 2013-11-05 | 2018-06-13 | 株式会社 資生堂 | 化粧料塗布容器 |
KR20170024239A (ko) * | 2015-08-25 | 2017-03-07 | 주식회사 디엠코스메틱스 | 도어기능을 갖는 마스카라 용기 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP1268190U patent/JPH0744249Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03103015U (ja) | 1991-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |