JPH0739479A - 電気掃除機用集塵装置 - Google Patents
電気掃除機用集塵装置Info
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- JPH0739479A JPH0739479A JP18837693A JP18837693A JPH0739479A JP H0739479 A JPH0739479 A JP H0739479A JP 18837693 A JP18837693 A JP 18837693A JP 18837693 A JP18837693 A JP 18837693A JP H0739479 A JPH0739479 A JP H0739479A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 モータおよびファンを含む電動送風機から成
る負圧発生部と集塵部とを備えた本体ケースに、ホース
等の接続手段を介して吸込口を接続し、該吸込口を負圧
状態として塵埃を集塵する電気掃除機において、床面清
掃作業以外時電気掃除機本体からの電源供給で室内に飛
散している微細塵を集塵する集塵装置を電気掃除機本体
の集塵口に取り付けてなるものである。 【効果】 別途空気清浄装置を購入することなく電気掃
除機用集塵装置を電気掃除機に取り付けるだけで、室内
の浮遊塵を捕塵することができ、電気掃除機の利用効率
を向上させることができるとともに電気掃除機の空間利
用効率を向上させることができる。
る負圧発生部と集塵部とを備えた本体ケースに、ホース
等の接続手段を介して吸込口を接続し、該吸込口を負圧
状態として塵埃を集塵する電気掃除機において、床面清
掃作業以外時電気掃除機本体からの電源供給で室内に飛
散している微細塵を集塵する集塵装置を電気掃除機本体
の集塵口に取り付けてなるものである。 【効果】 別途空気清浄装置を購入することなく電気掃
除機用集塵装置を電気掃除機に取り付けるだけで、室内
の浮遊塵を捕塵することができ、電気掃除機の利用効率
を向上させることができるとともに電気掃除機の空間利
用効率を向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動送風機の吸引力によ
り塵埃を吸入し、集塵する電気掃除機の電気掃除機用集
塵装置に関するものである。
り塵埃を吸入し、集塵する電気掃除機の電気掃除機用集
塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機と空気清浄装置は、そ
れぞれが独立して存在していた。そして、上記電気掃除
機は図6に示すように構成してなるものであり、図6に
おいて、1は電気掃除機本体、2は集塵口、3は電動
機、4はファン、5は排気口、6は集塵袋、7は電源コ
ード、8はフィルタ、9は集塵室である。
れぞれが独立して存在していた。そして、上記電気掃除
機は図6に示すように構成してなるものであり、図6に
おいて、1は電気掃除機本体、2は集塵口、3は電動
機、4はファン、5は排気口、6は集塵袋、7は電源コ
ード、8はフィルタ、9は集塵室である。
【0003】上記のように構成してなる電気掃除機は、
電気掃除機本体1に収納された電動送風機(電動機3、
ファン4から構成)の吸引力により、塵埃吸込口2から
塵埃を含んだ気流が、電動送風機の前に設けられた塵埃
室内9で吸込口2に取り付けられた集塵袋6に吸入され
る。
電気掃除機本体1に収納された電動送風機(電動機3、
ファン4から構成)の吸引力により、塵埃吸込口2から
塵埃を含んだ気流が、電動送風機の前に設けられた塵埃
室内9で吸込口2に取り付けられた集塵袋6に吸入され
る。
【0004】集塵袋6は通気性を有する紙等で作られて
おり、通常10μm以上の大きさの塵埃はほば捕塵され
るが、10μm未満の大きさの塵埃に対しては、捕塵率
が悪く0.5〜5μmの大きさの微細塵では通常50%
程度しか捕塵できずに、これらは集塵袋を通過して後方
へ空気と共に排気口5から室内に排気される。
おり、通常10μm以上の大きさの塵埃はほば捕塵され
るが、10μm未満の大きさの塵埃に対しては、捕塵率
が悪く0.5〜5μmの大きさの微細塵では通常50%
程度しか捕塵できずに、これらは集塵袋を通過して後方
へ空気と共に排気口5から室内に排気される。
【0005】ここで10μm以下の微細塵の中には、ダ
ニアレルゲン(1μm以下の粒子になったダニのフンや
死骸の破片)が含まれている。
ニアレルゲン(1μm以下の粒子になったダニのフンや
死骸の破片)が含まれている。
【0006】また、上記空気清浄装置は図7に示すよう
に構成してなるものであり、図7において、10は空気
清浄装置本体、11は吸い込みパネル、12は吐き出し
パネル、13はファン、14は電動機、15は高密度フ
ィルタ、16は電源コードである。
に構成してなるものであり、図7において、10は空気
清浄装置本体、11は吸い込みパネル、12は吐き出し
パネル、13はファン、14は電動機、15は高密度フ
ィルタ、16は電源コードである。
【0007】上記のように構成してなる空気清浄装置は
室内空気がフィルタ(高密度フィルタ)15を介し循環
する経路に電動機14,ファン13が設置されて、フィ
ルタ15で室内空気の清浄を行うものである。
室内空気がフィルタ(高密度フィルタ)15を介し循環
する経路に電動機14,ファン13が設置されて、フィ
ルタ15で室内空気の清浄を行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電気掃除
機と空気清浄装置が、それぞれ独立して存在していたも
のであれば、電気掃除機は室内清浄、主に床面掃除使用
目的以外は、収納されるため収納スペースの確保が必要
であり、また、電気掃除機で掃除可能な範囲は、直接床
などに落下する堆積塵(食べこぼし、砂塵、人毛、フ
ケ、繊維等)であり、この中には、ハウスダスト中の堆
積塵が含まれる。
機と空気清浄装置が、それぞれ独立して存在していたも
のであれば、電気掃除機は室内清浄、主に床面掃除使用
目的以外は、収納されるため収納スペースの確保が必要
であり、また、電気掃除機で掃除可能な範囲は、直接床
などに落下する堆積塵(食べこぼし、砂塵、人毛、フ
ケ、繊維等)であり、この中には、ハウスダスト中の堆
積塵が含まれる。
【0009】そして本来、電気掃除機は、前記堆積塵以
外の図8に示す成り立ちのハウスダスト(浮遊塵)を捕
塵する必要があるが、浮遊塵は人間の活動あるいは外気
の流入により沈積、再飛散を繰り返しているため、床面
吸引による現在の電気掃除機では、飛散している浮遊塵
を捕塵することが不可能である。
外の図8に示す成り立ちのハウスダスト(浮遊塵)を捕
塵する必要があるが、浮遊塵は人間の活動あるいは外気
の流入により沈積、再飛散を繰り返しているため、床面
吸引による現在の電気掃除機では、飛散している浮遊塵
を捕塵することが不可能である。
【0010】ここで、浮遊塵の粒子径を0.1μm〜4
0μmとし、比重を2.7とした場合再飛散時の粒子の
自由落下速度は表1に示すごとく微細塵(10μm以
下)が再飛散すれば、粒子の自由落下により床面に着地
する着地時間が長くなり室内浮遊塵として長期間存在す
る。
0μmとし、比重を2.7とした場合再飛散時の粒子の
自由落下速度は表1に示すごとく微細塵(10μm以
下)が再飛散すれば、粒子の自由落下により床面に着地
する着地時間が長くなり室内浮遊塵として長期間存在す
る。
【0011】
【表1】
【0012】更に上記空気清浄装置を使用する方法もあ
るが、電気掃除機とは別に購入する必要があり、電気掃
除機の収納スペースの改善になっておらず、また、現在
の電気掃除機の電動送風機および集塵袋を利用して飛散
している浮遊塵を捕塵することも考えられるが、騒音お
よび電動機定格が短時間動作仕様であるため常時運転で
きないという問題がある。
るが、電気掃除機とは別に購入する必要があり、電気掃
除機の収納スペースの改善になっておらず、また、現在
の電気掃除機の電動送風機および集塵袋を利用して飛散
している浮遊塵を捕塵することも考えられるが、騒音お
よび電動機定格が短時間動作仕様であるため常時運転で
きないという問題がある。
【0013】そして、床面掃除時に使用した場合、上記
従来の技術で説明した様に、10μm以下の塵埃を捕塵
するためには、図6に示す電気掃除機本体の排気口5に
高密度フィルター8を設ける必要があり、頻繁に前記フ
ィルタを清掃あるいは取り換えしなければ電気掃除機の
集塵力が低下するという問題がある。
従来の技術で説明した様に、10μm以下の塵埃を捕塵
するためには、図6に示す電気掃除機本体の排気口5に
高密度フィルター8を設ける必要があり、頻繁に前記フ
ィルタを清掃あるいは取り換えしなければ電気掃除機の
集塵力が低下するという問題がある。
【0014】そしてまた、10μm以下の微細塵には、
前記アレルゲンが多く含まれており、飛散した微細塵を
人間が吸引すれば吸引性アレルギーやぜんそくを発病さ
せるという問題がある。
前記アレルゲンが多く含まれており、飛散した微細塵を
人間が吸引すれば吸引性アレルギーやぜんそくを発病さ
せるという問題がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題を解決したもので、モータおよびターボファンを含む
電動送風機から成る負圧発生部と集塵部とを備えた、本
体ケースに、ホース等の接続手段を介して吸込口を接続
し該吸込口を負圧状態として塵埃を集塵する電気掃除機
において、床面清掃作業以外時電気掃除機本体から電源
供給で室内に飛散している微細塵を集塵する集塵装置を
電気掃除機本体の集塵口に取り付けてなるものである。
題を解決したもので、モータおよびターボファンを含む
電動送風機から成る負圧発生部と集塵部とを備えた、本
体ケースに、ホース等の接続手段を介して吸込口を接続
し該吸込口を負圧状態として塵埃を集塵する電気掃除機
において、床面清掃作業以外時電気掃除機本体から電源
供給で室内に飛散している微細塵を集塵する集塵装置を
電気掃除機本体の集塵口に取り付けてなるものである。
【0016】
【作用】上記本発明の構成によれば、床面掃除作業以外
に於いても室内に浮遊している浮遊塵を常時捕塵するこ
とが可能なためハウスダストの量が低減され、ハウスダ
ストに起因する人体的な吸入性の喘息、アレルギーも低
減され、電気掃除機の収納スペースの問題も解決する。
に於いても室内に浮遊している浮遊塵を常時捕塵するこ
とが可能なためハウスダストの量が低減され、ハウスダ
ストに起因する人体的な吸入性の喘息、アレルギーも低
減され、電気掃除機の収納スペースの問題も解決する。
【0017】また、床面掃除作業に於いても電気掃除機
本体の排気口に高密度フィルタを設けないため集塵力に
影響されることなく微細塵を捕塵できる。
本体の排気口に高密度フィルタを設けないため集塵力に
影響されることなく微細塵を捕塵できる。
【0018】
【実施例】以下本発明の電気掃除機用集塵装置の一実施
例を図1乃至図5とともに説明する。
例を図1乃至図5とともに説明する。
【0019】まず、電気掃除機用集塵装置23の構成
は、図1に示すようにネット24、平板電極25、送風
用直流電動機26、ファン27、電気掃除機集塵口から
の電源供給を受電するための給電端子28、スイッチ3
0駆動用ノブ29、電気回路部31からなる。
は、図1に示すようにネット24、平板電極25、送風
用直流電動機26、ファン27、電気掃除機集塵口から
の電源供給を受電するための給電端子28、スイッチ3
0駆動用ノブ29、電気回路部31からなる。
【0020】そして、電気掃除機用集塵装置23の電気
回路構成は、図2に示すように給電端子28からA/D
コンバータ32にAC100Vが供給されA/Dコンバ
ータ32でDC電圧を出力する。該A/Dコンバータ3
2で出力されたDC電圧はスイッチ30を介し直流電動
機26および高電圧発生回路33に供給される。
回路構成は、図2に示すように給電端子28からA/D
コンバータ32にAC100Vが供給されA/Dコンバ
ータ32でDC電圧を出力する。該A/Dコンバータ3
2で出力されたDC電圧はスイッチ30を介し直流電動
機26および高電圧発生回路33に供給される。
【0021】ここで、スイッチ30は図1のスイッチ駆
動ノブ29に連動している。スイッチ駆動ノブ29が電
気掃除機用集塵装置内部側に押し込まれた場合、スイッ
チ30が動作して図2のスイッチ30の接点は破線側に
接続される。この場合、電気掃除機本体からの電源供給
は遮断される。
動ノブ29に連動している。スイッチ駆動ノブ29が電
気掃除機用集塵装置内部側に押し込まれた場合、スイッ
チ30が動作して図2のスイッチ30の接点は破線側に
接続される。この場合、電気掃除機本体からの電源供給
は遮断される。
【0022】また、スイッチ駆動ノブ29が電気掃除機
用集塵装置内部側に押し込まない場合、スイッチ30は
動作せずに図2のスイッチ30の接点は実線側に接続さ
れる。この場合、電気掃除機本体からの電源供給を受電
可能な状態となる。
用集塵装置内部側に押し込まない場合、スイッチ30は
動作せずに図2のスイッチ30の接点は実線側に接続さ
れる。この場合、電気掃除機本体からの電源供給を受電
可能な状態となる。
【0023】電気掃除機用集塵装置の取り付け例を図3
及び図5に示す。
及び図5に示す。
【0024】図3は、電気掃除機を床面清掃以外に室内
空気の清浄に用いる場合である。
空気の清浄に用いる場合である。
【0025】本発明の電気掃除機用集塵装置を電気掃除
機本体の集塵口(図6に示す集塵口2)に接続する場合
であり、電気掃除機用集塵装置のスイッチ駆動ノブ29
は押し込まれない構造になっているため、電気掃除機本
体(パワーブラシ駆動用電源)から受電し図2に示すA
/Dコンバータ32を介し直流電動機26及び高電圧発
生回路33に給電される。図2の直流電動機26及びフ
ァン27は、図3に示す様に室内空気を吸い込む方向に
動作し、室内の浮遊塵を捕集する。
機本体の集塵口(図6に示す集塵口2)に接続する場合
であり、電気掃除機用集塵装置のスイッチ駆動ノブ29
は押し込まれない構造になっているため、電気掃除機本
体(パワーブラシ駆動用電源)から受電し図2に示すA
/Dコンバータ32を介し直流電動機26及び高電圧発
生回路33に給電される。図2の直流電動機26及びフ
ァン27は、図3に示す様に室内空気を吸い込む方向に
動作し、室内の浮遊塵を捕集する。
【0026】また、電気掃除機用集塵装置に捕集された
室内浮遊塵は図2による高電圧発生回路33からの高電
圧を平板電極25に供給することによりコロナ放電させ
図4に示す様に室内浮遊塵を帯電させ集塵用電極側に集
塵する。
室内浮遊塵は図2による高電圧発生回路33からの高電
圧を平板電極25に供給することによりコロナ放電させ
図4に示す様に室内浮遊塵を帯電させ集塵用電極側に集
塵する。
【0027】上記の場合、捕集された室内浮遊塵を高電
圧のコロナ放電を利用した図4に示す集塵装置は、高圧
発生回路部17、平板電極18、19から構成される集
塵装置により放電用平板電極18から集塵用平板電極1
9間に高電圧を印加することによりイオン化が進み、塵
埃21がイオン20により帯電粒子22となり、集塵用
電極19に集塵されるものである。
圧のコロナ放電を利用した図4に示す集塵装置は、高圧
発生回路部17、平板電極18、19から構成される集
塵装置により放電用平板電極18から集塵用平板電極1
9間に高電圧を印加することによりイオン化が進み、塵
埃21がイオン20により帯電粒子22となり、集塵用
電極19に集塵されるものである。
【0028】上記集塵能力は浮遊塵の平板電極間(図4
に示す、放電用平板電極18と集塵用平板電極19間)
の移動速度に起因するため、浮遊塵の粒子径を表1のご
とく0.1μm〜40μmとし、集塵電界強度を3kV
/cmとした場合浮遊塵の粒子径と粒子移動速度の関係
を表2に示す。
に示す、放電用平板電極18と集塵用平板電極19間)
の移動速度に起因するため、浮遊塵の粒子径を表1のご
とく0.1μm〜40μmとし、集塵電界強度を3kV
/cmとした場合浮遊塵の粒子径と粒子移動速度の関係
を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】そして図5は、電気掃除機を床面清掃に用
いる場合である。
いる場合である。
【0031】本発明の電気掃除機用集塵装置を電気掃除
機本体の図5に示す排気口34に接続する場合であり、
電気掃除機本体の排気口の構造は電気掃除機用集塵装置
が取り付け可能となるよう図6の集塵口2の構造となっ
ている。また、上記排気口34には、図1の電気掃除機
用集塵装置のスイッチ駆動ノブ29を動作させるための
リブ35を設け、排気口34取り付け時スイッチ駆動ノ
ブ29を動作させる。図2のスイッチ30はA/Dコン
バータ出力回路が開放となる。
機本体の図5に示す排気口34に接続する場合であり、
電気掃除機本体の排気口の構造は電気掃除機用集塵装置
が取り付け可能となるよう図6の集塵口2の構造となっ
ている。また、上記排気口34には、図1の電気掃除機
用集塵装置のスイッチ駆動ノブ29を動作させるための
リブ35を設け、排気口34取り付け時スイッチ駆動ノ
ブ29を動作させる。図2のスイッチ30はA/Dコン
バータ出力回路が開放となる。
【0032】また、電気掃除機の排気により直流電動機
26に取り付けられたファン27が回転し、直流電動機
26を駆動する。直流電動機26駆動により直流電動機
26は発電し電力を高電圧発生回路33に供給すること
により、電気掃除機本体からの電源供給なしにて高電圧
発生回路33が動作するものである。
26に取り付けられたファン27が回転し、直流電動機
26を駆動する。直流電動機26駆動により直流電動機
26は発電し電力を高電圧発生回路33に供給すること
により、電気掃除機本体からの電源供給なしにて高電圧
発生回路33が動作するものである。
【0033】排気中微細塵の捕塵方法は前記のコロナ放
電による帯電捕塵である。以上、本発明の一実施例を示
したが電気掃除機本体に内蔵する方法も考えられる。
電による帯電捕塵である。以上、本発明の一実施例を示
したが電気掃除機本体に内蔵する方法も考えられる。
【0034】
【発明の効果】本発明の電気掃除機用集塵装置は上記の
ような構成であるから、別途空気清浄装置を購入するこ
となく電気掃除機用集塵装置を電気掃除機に取り付ける
だけで、室内の浮遊塵を捕塵することができ、電気掃除
機の利用効率を向上させることができるとともに電気掃
除機の空間利用効率を向上させることができ、また室内
浮遊塵を常時捕塵することにより、ハウスダストの発生
を低減させることができるとともにハウスダストの低減
により床面のダニの発生数を低減することができ、そし
てダニの低減により人体に影響する吸入性ぜんそく,ア
レルギを低減できる。
ような構成であるから、別途空気清浄装置を購入するこ
となく電気掃除機用集塵装置を電気掃除機に取り付ける
だけで、室内の浮遊塵を捕塵することができ、電気掃除
機の利用効率を向上させることができるとともに電気掃
除機の空間利用効率を向上させることができ、また室内
浮遊塵を常時捕塵することにより、ハウスダストの発生
を低減させることができるとともにハウスダストの低減
により床面のダニの発生数を低減することができ、そし
てダニの低減により人体に影響する吸入性ぜんそく,ア
レルギを低減できる。
【0035】しかも、電気掃除機本体の排気口に取り付
けることにより、アレルゲンとなる微細塵を捕塵するこ
とができるとともに、高密度フィルタなどの清掃、取り
換えが不要なため維持管理が容易であり、その上駆動用
電源を必要とせず構成の簡略化も図ることができる。
けることにより、アレルゲンとなる微細塵を捕塵するこ
とができるとともに、高密度フィルタなどの清掃、取り
換えが不要なため維持管理が容易であり、その上駆動用
電源を必要とせず構成の簡略化も図ることができる。
【図1】本発明の電気掃除機用集塵装置の一実施例を示
す要部断面構成図である。
す要部断面構成図である。
【図2】本発明の電気掃除機用集塵装置の電気回路図で
ある。
ある。
【図3】本発明の電気掃除機用集塵装置を電気掃除機本
体の集塵口に取り付けた状態を示す要部断面構成図であ
る。
体の集塵口に取り付けた状態を示す要部断面構成図であ
る。
【図4】高電圧のコロナ放電を利用した集塵装置の説明
図である。
図である。
【図5】本発明の電気掃除機用集塵装置を電気掃除機本
体の排気口に取り付けた状態を示す要部断面構成図であ
る。
体の排気口に取り付けた状態を示す要部断面構成図であ
る。
【図6】従来の電気掃除機の要部断面構成図である。
【図7】従来の空気清浄装置の要部断面構成図である。
【図8】ハウスダストの成り立ちの説明図である。
24 ネット 25 集塵用平板電極 26 直流電動機 27 ファン 28 給電端子 29 スイッチ駆動ノブ 30 スイッチ 31 電気回路部 32 A/Dコンバータ 33 高電圧発生回路部 34 排気口 35 リブ
Claims (6)
- 【請求項1】 モータおよびファンを含む電動送風機か
ら成る負圧発生部と集塵部とを備えた本体ケースに、ホ
ース等の接続手段を介して吸込口を接続し該吸込口を負
圧状態として塵埃を集塵する電気掃除機において、床面
清掃作業以外時電気掃除機本体からの電源供給で室内に
飛散している微細塵を集塵する集塵装置を電気掃除機本
体の集塵口に取り付けることを特徴とする電気掃除機用
集塵装置。 - 【請求項2】 上記集塵装置は、電気掃除機本体の電源
供給端子に対応する電源端子を設けた静電除塵方式ある
いはオゾン脱臭装置を備えたものであって、その電力を
電気掃除機本体から吸引ホースを介し、ブラシ駆動用モ
ータに供給するための電源端子から得ることを特徴とす
る請求項1記載の電気掃除機用集塵装置。 - 【請求項3】 上記集塵装置は電気掃除機本体の電動送
風機を使用せずに、集塵装置内に電気掃除機本体の電源
供給端子から給電し、室内に飛散している微細塵を電気
掃除機本体内の集塵袋側に送風する電気掃除機本体の電
動送風機能力よりも小さな電動送風機を設けたことを特
徴とする請求項1記載の電気掃除機用集塵装置。 - 【請求項4】 上記集塵装置を床面清掃時電気掃除機本
体の排気口に取り付け、電気掃除機本体から排出される
微細塵を集塵することを特徴とする請求項1記載の電気
掃除機用集塵装置。 - 【請求項5】 上記集塵装置を電気掃除機本体に排気口
に取り付ける場合、集塵装置内部に集塵電気回路の系路
を替えるスイッチを設け、かつ、このスイッチは電気掃
除機本体排気口に設けた突起リブにて作動する構造とし
たことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機用集塵装
置。 - 【請求項6】 上記電気掃除機本体の排気口に取り付け
た集塵装置の電源供給は、電気掃除機本体から給電する
のでなく、電気掃除機本体電動送風機の排気を利用す
る、電気掃除機本体の電動送風機能力より小さな電動送
風機を発電機として用い、集塵装置の電源とすることを
特徴とする請求項4若しくは請求項5記載の電気掃除機
用集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5188376A JP3007770B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 電気掃除機用集塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5188376A JP3007770B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 電気掃除機用集塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739479A true JPH0739479A (ja) | 1995-02-10 |
JP3007770B2 JP3007770B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=16222541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5188376A Expired - Fee Related JP3007770B2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 電気掃除機用集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007770B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011010137A1 (en) * | 2009-07-24 | 2011-01-27 | Dyson Technology Limited | An electrostatic filter |
US8182563B2 (en) | 2009-03-31 | 2012-05-22 | Dyson Technology Limited | Separating apparatus |
US8252096B2 (en) | 2006-06-08 | 2012-08-28 | Dyson Technology Limited | Cleaning and/or filtering apparatus |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3265120B2 (ja) * | 1994-06-10 | 2002-03-11 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機の集塵室内の有害微生物殺除方法及び電気掃除機 |
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