JPH07333724A - カメラ用安全装置 - Google Patents
カメラ用安全装置Info
- Publication number
- JPH07333724A JPH07333724A JP6131997A JP13199794A JPH07333724A JP H07333724 A JPH07333724 A JP H07333724A JP 6131997 A JP6131997 A JP 6131997A JP 13199794 A JP13199794 A JP 13199794A JP H07333724 A JPH07333724 A JP H07333724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- camera
- variable
- self
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
ードを切り替える撮影モード設定手段と、カメラの振動
を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段からの出
力に応じて前記撮影モード設定手段により設定されたセ
ルフタイマ撮影モードを解除する解除手段とを備える。 【効果】 振動検出手段によってカメラの振動を検出
し、その出力に応じてモードスイッチにより設定された
セルフタイマ撮影モードを強制的に解除するので、失敗
写真を撮らなくてすむ。
Description
て、特にセルフ撮影時の安全装置に関するものである。
ズ後に所定時間だけ待機してから撮影を行う、いわゆる
セルフタイマ撮影モードを有するカメラがよく知られて
いる。
なセルフタイマ撮影モードを有するカメラは、セルフタ
イマの動作中に、三脚が倒れたり、カメラに人がぶつか
るなどの原因で、カメラが被写体の方を向かなくなった
場合でも撮影を行なうため、無駄な写真を撮ってしまう
という不具合があった。
動作中に、何らかの原因でカメラが被写体の方を向かな
くなった場合に、失敗写真を撮らないカメラを提供する
ことを目的とする。
め、本発明のカメラ用安全装置では、セルフタイマ撮影
モードを含む複数の撮影モードを切り替える撮影モード
設定手段と、カメラの振動を検出する振動検出手段と、
前記振動検出手段からの出力に応じて前記撮影モード設
定手段により設定されたセルフタイマ撮影モードを解除
する解除手段とを備えている。
ルに応じた少なくとも2種類の信号を出力し、前記禁止
手段はそれらの信号のうちの少なくとも1つの出力信号
に基づいてセルフタイマ撮影モードを解除するようにし
ている。
す。電源回路10はカメラシステム20に電源を供給す
る。カメラシステム20は演算回路(以下CPUとい
う)21がその制御を統括する。CPU21には本実施
例を実現するプログラムおよびデータを格納する書き換
え不可能な不揮発性のメモリ(以下ROM21aとい
う)21aと、データの演算や一時的な記憶に使われる
書き換え可能な揮発性のメモリ(以下RAM21bとい
う)21bとが内蔵されている。加速度センサ22はカ
メラの振動を検知してそのレベルを電気信号に変換しC
PU21に出力する。測光回路23は被写体およびその
周辺の輝度を求めてCPU21に出力する。測距回路2
4は被写体までの距離を求めてCPU21に出力する。
ストロボ30は被写体に補助光を投光する。給送モータ
40は公知のフィルムを巻き上げ、または巻き戻す。ズ
ームモータ50はレンズ鏡筒51を駆動する。駆動回路
28はCPU21と通信し、大電力を制御し、ストロボ
30、給送モータ40、ズームモータ50を駆動するた
めの回路である。シャッタ60はCPU21の制御信号
に応じてステップモータ61を動作し公知のフィルムに
対して露出動作を行う。
(以下, 単にセルフモードという)に関する動作を図2
により説明する。
すると、電源回路10はカメラシステム20に電源を供
給し、このルーチンがスタートする(#001)。次に
同じく撮影者によってモードの設定が行われ、変数MD
が決定する(#002)。変数MDおよび以下に説明す
る変数VXはRAM21b中の適切なアドレスに確保さ
れる。変数MDは1バイトのデータであり、セルフ撮
影、インターバル撮影、ストロボ発光/自動/発光禁
止、赤目防止、無限遠固定、速写(スポーツモードとも
いい、無条件で後述の高速シーケンスを行う)などのい
ずれも公知の撮影、あるいはそれらのいくつかを組み合
わせた撮影が可能となるように各ビットにあらかじめ意
味を持たされている。ここでは変数MDのビット0が1
の時にセルフ撮影を行うものとして以下に説明する。
1がオンし(#003)、オートフォーカス動作(#0
04)、続いて被写体の輝度の測光を行う(#00
5)。ここでピントや測光値はロックされ、撮影者がフ
レーミングを行なった後にレリーズボタンが押下され、
S2がオンする(#006)。ここでCPU21は加速
度センサ22の振動レベルVOを読み込み判定を行う
(#007)。振動レベルVOが所定レベルVL以下の
場合は、変数VXに0(「無振動」に相当する)をセッ
トする(#008)。また、振動レベルVOが所定レベ
ルVL以上かつVM以下の場合は(#009)、変数V
Xに1をセットする(#010)。1は軽振動に相当
し、カメラは振動しているが、高速シーケンス(シャッ
タスピードがより早い撮影シーケンス)を選ぶことでブ
レを防止できる状態である。さらに、VOがVM以上の
場合は変数VXに2をセットする(#011)。2は重
振動に相当し、かなりのレベルの振動であり、例えば三
脚が倒れたとか、カメラに人がぶつかったなどの異常に
より、カメラが正しく被写体の方を向いていない可能性
が大きい。従って、セルフ撮影の場合で変数VXが2な
らば、失敗写真を撮ってフィルムを無駄にする危険があ
る。
ルフモードかどうかを判定する(#012)。セルフモ
ードの場合は、さらに変数VXが2かどうかを判定する
(#013)。変数VXが2ならば以下の撮影動作を行
わずに、変数VXを0にクリアしてこのルーチンを抜け
る。セルフモードであってしかも変数VXが2でない場
合は、撮影可能と判断し、セルフタイマ時間(たとえば
10秒)だけ待機する(#014)。そして、#004
の測距結果に基づいてレンズ鏡筒51を駆動する(#0
15)。次に変数VXの値を判定し(#016)、変数
VXが0の場合は通常シーケンスAE1を行い(#01
7)、変数VXが1または2の時は失敗写真防止のため
に高速シーケンスAE2を行い(#018)、フィルム
を一コマ巻き上げる(#019)。最後に変数VX、M
Dのそれぞれを0にクリアして撮影動作を終える(#0
20)。
て説明する。#101〜#106までは図2の#001
から#006までの動作と同様なので説明は省略する。
#107でCPU21は加速度センサ22の振動レベル
VOを読み込み判定し、所定レベルVM以下の場合には
変数VXに0をセットし(#108)、VM以上の場合
には変数VXに1をセットする(#109)。従って変
数VXが1の場合に失敗写真を撮ってフィルムを無駄に
する可能性がある。続いて、変数MDのビット1を検査
し、セルフモードかどうかを判定する(#110)。セ
ルフモードの場合は、さらに変数VXが0かどうかを判
定する(#111)。変数VXが0でなければ、以下の
撮影動作を行わずに、変数VXを0にクリアしてこのル
ーチンを抜ける。セルフモードであって、しかも変数V
Xが0の場合は、撮影可能と判断し、セルフタイマ時間
(たとえば10秒)だけ待機する(#112)。そし
て、#104の測距結果に基づいてレンズ鏡筒51を駆
動する(#113)。次に通常の露出動作を行い(#1
14)、フィルムを巻き上げる(#115)。最後に変
数VX、MDをクリアして撮影動作を終える(#11
6)。
セルフモードでカメラが振動している場合には撮影動作
を行わないので、AEシーケンスを複数用意する必要が
ない。
速度センサ22は振動レベルVOを常時出力しているた
め、必要な時点で読み取るようにも構成できるので、変
数VXはRAM21b上に必ずしも確保される必要はな
い。
みとるように構成し、振動レベルVOが所定レベルVM
を超えたら、フロー中のどこであってもすぐにシステム
をリセットするようにしてもよい。この場合、#013
の変数VXが2かどうかの判定は、#014以降、演算
回路の公知の割り込み処理の形で継続する。
ケンスを選ぶ以外に公知の防振機構によってカメラの振
動を吸収しつつ撮影してもよい。
検出手段によってカメラの振動を検出し、その出力に応
じてモードスイッチにより設定されたセルフタイマ撮影
モードを強制的に解除するので、失敗写真を撮らなくて
すむ。
応じた信号を出力し、振動が激しい場合にのみセルフタ
イマ撮影モードを解除するようにしているので、振動が
さほど激しくなく撮影が可能な場合には撮影を継続する
ことができる。
モードでかつ振動が検出された場合には常に撮影動作を
禁止するので、AEシーケンスを複数用意する必要がな
い。
Claims (2)
- 【請求項1】 セルフタイマ撮影モードを含む複数の撮
影モードを切り替える撮影モード設定手段と、カメラの
振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出手段から
の出力に応じて前記撮影モード設定手段により設定され
たセルフタイマ撮影モードを解除する解除手段とを備え
たことを特徴とするカメラ用安全装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の振動検出手段は複数の
振動レベルに応じた少なくとも2種類の信号を出力し、
前記禁止手段はそれらの信号のうちの少なくとも1つの
出力信号に基づいてセルフ撮影モードを解除することを
特徴とするカメラ用安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131997A JPH07333724A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | カメラ用安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6131997A JPH07333724A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | カメラ用安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07333724A true JPH07333724A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15071146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6131997A Pending JPH07333724A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | カメラ用安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07333724A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018026608A (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP6131997A patent/JPH07333724A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018026608A (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 |
US10136051B2 (en) | 2016-08-08 | 2018-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus for imaging during panning imaging when a self-timer is set to on |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3189018B2 (ja) | カメラの手振れ防止装置 | |
JPH07333670A (ja) | ブレ防止装置 | |
JPH10133245A (ja) | ブレ補正装置 | |
EP0440212B1 (en) | Image-shake preventing device | |
JPH07218970A (ja) | カメラ | |
JPH07333724A (ja) | カメラ用安全装置 | |
JPS63303329A (ja) | カメラの撮影モ−ド切換装置 | |
JP3707502B2 (ja) | ブレ検出機能付きカメラ | |
JPH07281241A (ja) | 振れ補正機能付きカメラ | |
JPH05196983A (ja) | 振れ補正機能付きカメラ | |
JPH09329831A (ja) | カメラ | |
JPH08190115A (ja) | ズームカメラ | |
JP3550600B2 (ja) | 振れ補正機能を備えた撮像装置 | |
JP2003043540A (ja) | 振れ補正機能付きカメラ | |
JP2961958B2 (ja) | カメラの情報記録装置 | |
JP3333015B2 (ja) | ブレ防止カメラ | |
JPH11305282A (ja) | カメラ | |
JPH01287664A (ja) | Afカメラシステム | |
JPH11316398A (ja) | カメラの手振れ防止装置 | |
JPH07295043A (ja) | 像振れ補正機能を有する撮像装置 | |
JP2000105397A (ja) | カメラ | |
JP2000089287A (ja) | 焦点距離可変カメラ | |
JP2001296575A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像装置に適用可能なコンピュータプログラム | |
JP2000321485A (ja) | カメラ | |
JPH06347856A (ja) | ブレ防止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040315 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |