JPH07327601A - 加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法 - Google Patents
加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法Info
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- JPH07327601A JPH07327601A JP15510594A JP15510594A JPH07327601A JP H07327601 A JPH07327601 A JP H07327601A JP 15510594 A JP15510594 A JP 15510594A JP 15510594 A JP15510594 A JP 15510594A JP H07327601 A JPH07327601 A JP H07327601A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来から、茶飲料は、加熱による風味変化が大
きく、濃縮、充填、殺菌などの工程中の加熱により水色
や香りや味などが劣化することが問題であった。特に、
缶飲料は、過酷なレトルト殺菌を必要とするため、従来
から、酸化防止を目的としてビタミンＣの添加や窒素ガ
スによる酸素除去などの技術が用いられてきたが必ずし
も品質保持は十分でなく、加熱臭やエグ味を伴う渋味発
生は避けられなかった。本発明は、その問題を解決する
ことを目的とする。 【構成】本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を
粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
である。
きく、濃縮、充填、殺菌などの工程中の加熱により水色
や香りや味などが劣化することが問題であった。特に、
缶飲料は、過酷なレトルト殺菌を必要とするため、従来
から、酸化防止を目的としてビタミンＣの添加や窒素ガ
スによる酸素除去などの技術が用いられてきたが必ずし
も品質保持は十分でなく、加熱臭やエグ味を伴う渋味発
生は避けられなかった。本発明は、その問題を解決する
ことを目的とする。 【構成】本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を
粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を
粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
に関する。
低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を
粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、茶飲料は、加熱による風味変
化が大きく、濃縮、充填、殺菌などの工程中の加熱によ
り水色や香りや味などが劣化することが問題であった。
特に、缶飲料は、過酷なレトルト殺菌を必要とするた
め、従来から、酸化防止を目的としてビタミンＣの添加
や窒素ガスによる酸素除去などの技術が用いられてきた
が必ずしも品質保持は十分でなく、加熱臭やエグ味を伴
う渋味発生はどうしても避けられず、それらの問題を全
面的に解決することは困難であった。
化が大きく、濃縮、充填、殺菌などの工程中の加熱によ
り水色や香りや味などが劣化することが問題であった。
特に、缶飲料は、過酷なレトルト殺菌を必要とするた
め、従来から、酸化防止を目的としてビタミンＣの添加
や窒素ガスによる酸素除去などの技術が用いられてきた
が必ずしも品質保持は十分でなく、加熱臭やエグ味を伴
う渋味発生はどうしても避けられず、それらの問題を全
面的に解決することは困難であった。
【０Ｏ０３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、緑茶抽出液の
加熱による変化を追跡していくと、水色は、薄い黄緑色
から黄褐色に変化し、香りは、自然の香りの状態から異
質な加熱臭が発生し、味は適度な渋味の状態からエグい
後を引く異質な渋味が増加して、緑茶抽出液の加熱によ
る水色や香りや味などの劣化を防止することは、すべて
の問題に先駆けて解決しなければいけない事柄であっ
た。そこで、上述の事柄は、茶飲料製造、特に緑茶飲料
製造のための加熱工程において、緑茶抽出液の加熱に伴
う直面した大きな課題であり、その課題を解決すること
を本発明の第一の目的とする。そして、缶飲料は、過酷
なレトルト殺菌を必要とするため、従来から、酸化防止
を目的としてビタミンＣの添加や窒素ガスによる酸素除
去などの技術が用いられてきたが、それらの技術を、さ
らに改善して、酸化防止の目的を達成すべく努力をして
きた。そこで、例えば、厳密な実験を行なうことが出来
るようにして、缶内に窒素ガスを充填して、缶内の酸素
除去を行なったとしても、そこで製造された緑茶飲料
は、どうしても加熱臭やエグ味を伴う渋味が生じてしま
い、緑茶飲料としての水色や香りや味などの劣化を排除
し得るものではなかった。しかし、活性炭を緑茶抽出液
に加えることによって、加熱後においても加熱臭を低減
して、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造す
る方法を提供することを本発明の第二の目的とする。ま
た、緑茶飲料は、加熱により水色や香りや味などを劣化
させないことが必要であり、従来から、酸化防止技術な
ど開発してきたが十分でない。そこで、水色は、薄い黄
緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態を維持し、味
は、適度な渋味を有し得るようにすることを本発明の第
三の目的とする。
加熱による変化を追跡していくと、水色は、薄い黄緑色
から黄褐色に変化し、香りは、自然の香りの状態から異
質な加熱臭が発生し、味は適度な渋味の状態からエグい
後を引く異質な渋味が増加して、緑茶抽出液の加熱によ
る水色や香りや味などの劣化を防止することは、すべて
の問題に先駆けて解決しなければいけない事柄であっ
た。そこで、上述の事柄は、茶飲料製造、特に緑茶飲料
製造のための加熱工程において、緑茶抽出液の加熱に伴
う直面した大きな課題であり、その課題を解決すること
を本発明の第一の目的とする。そして、缶飲料は、過酷
なレトルト殺菌を必要とするため、従来から、酸化防止
を目的としてビタミンＣの添加や窒素ガスによる酸素除
去などの技術が用いられてきたが、それらの技術を、さ
らに改善して、酸化防止の目的を達成すべく努力をして
きた。そこで、例えば、厳密な実験を行なうことが出来
るようにして、缶内に窒素ガスを充填して、缶内の酸素
除去を行なったとしても、そこで製造された緑茶飲料
は、どうしても加熱臭やエグ味を伴う渋味が生じてしま
い、緑茶飲料としての水色や香りや味などの劣化を排除
し得るものではなかった。しかし、活性炭を緑茶抽出液
に加えることによって、加熱後においても加熱臭を低減
して、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造す
る方法を提供することを本発明の第二の目的とする。ま
た、緑茶飲料は、加熱により水色や香りや味などを劣化
させないことが必要であり、従来から、酸化防止技術な
ど開発してきたが十分でない。そこで、水色は、薄い黄
緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態を維持し、味
は、適度な渋味を有し得るようにすることを本発明の第
三の目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、緑茶の抽出時
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法で
あり、また、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽
出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、緑
茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液に
し、さらに、濃縮してインスタント用粉末にし得る緑茶
飲料用抽出液を粉末化する方法であり、また、本発明
は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活
性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、そ
の緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出
液を濃縮液にする方法である。
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法で
あり、また、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽
出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、緑
茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液に
し、さらに、濃縮してインスタント用粉末にし得る緑茶
飲料用抽出液を粉末化する方法であり、また、本発明
は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活
性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、そ
の緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出
液を濃縮液にする方法である。
【０００５】
【作用】本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮し
て濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント用粉末に
し得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるから、
緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント用緑茶に使
用することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時お
よび／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合また
は添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮
して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方
法であるから、その濃縮液を保管したり運搬することが
容易であり、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にす
ることも容易である。そして、本発明は、緑茶の抽出時
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料にし得るので、従
来の複雑な処理を伴う緑茶飲料を製造する方法に比べ
て、単に、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に
対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液をえ
得るものであり、また、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮
液にし得るし、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料に
し得るものである。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎
茶、ほうじ茶、玄米茶などの不発酵茶を主原料とした飲
料であって、その味とともに、香り、緑色の茶の色など
を楽しみにする飲料であり、特に、缶に充填した緑茶飲
料は、殺菌のため加熱する必要があり、その加熱処理の
過程で、加熱後に加熱臭が生じたり、風味が減退するこ
とが問題であったのを本発明の構成の緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、加熱後でも加熱臭を低減して、加熱による風
味変化を低減した緑茶飲料にすることを可能にした。
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮し
て濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント用粉末に
し得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるから、
緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント用緑茶に使
用することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時お
よび／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合また
は添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮
して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方
法であるから、その濃縮液を保管したり運搬することが
容易であり、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にす
ることも容易である。そして、本発明は、緑茶の抽出時
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料にし得るので、従
来の複雑な処理を伴う緑茶飲料を製造する方法に比べ
て、単に、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に
対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液をえ
得るものであり、また、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮
液にし得るし、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料に
し得るものである。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎
茶、ほうじ茶、玄米茶などの不発酵茶を主原料とした飲
料であって、その味とともに、香り、緑色の茶の色など
を楽しみにする飲料であり、特に、缶に充填した緑茶飲
料は、殺菌のため加熱する必要があり、その加熱処理の
過程で、加熱後に加熱臭が生じたり、風味が減退するこ
とが問題であったのを本発明の構成の緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、加熱後でも加熱臭を低減して、加熱による風
味変化を低減した緑茶飲料にすることを可能にした。
【０００６】
【実施例１】まず、摂氏６０度の熱水を３００ｇ用意
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇを添加して、摂氏６０度で５分間の間、
抽出処理する。次に、その抽出液の２７０ｇを摂氏２５
度に冷却する。そして、そのときのＰＨは、５．５であ
る。次に、活性炭を２ｇ添加して、１０分間の間、撹拌
処理する。次に、その抽出液を濃縮してエキス．粉末化
しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮してエキ
ス．粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に希釈して
１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈液に重曹
を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に窒素充填をし
て、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。そこ
で、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶飲料
を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減した
緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても加熱
臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋味を
有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した加熱
による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法であ
り、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶飲料
を製造する方法である。
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇを添加して、摂氏６０度で５分間の間、
抽出処理する。次に、その抽出液の２７０ｇを摂氏２５
度に冷却する。そして、そのときのＰＨは、５．５であ
る。次に、活性炭を２ｇ添加して、１０分間の間、撹拌
処理する。次に、その抽出液を濃縮してエキス．粉末化
しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮してエキ
ス．粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に希釈して
１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈液に重曹
を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に窒素充填をし
て、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。そこ
で、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶飲料
を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減した
緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても加熱
臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋味を
有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した加熱
による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法であ
り、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶飲料
を製造する方法である。
【０００７】
【実施例２】まず、摂氏６０度の熱水を３００ｇ用意
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇと活性炭２ｇとを添加して、摂氏６０度
で５分間の間、抽出処理する。次に、その抽出液の２７
０ｇを摂氏２５度に冷却する。そして、そのときのＰＨ
は、５．４である。次に、その抽出液を濃縮してエキス
・粉末化しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮
してエキス・粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に
希釈して１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈
液に重曹を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に室素充
填をして、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。
そこで、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶
飲料を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減
した緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても
加熱臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋
味を有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した
加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法
であり、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶
飲料を製造する方法である。
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇと活性炭２ｇとを添加して、摂氏６０度
で５分間の間、抽出処理する。次に、その抽出液の２７
０ｇを摂氏２５度に冷却する。そして、そのときのＰＨ
は、５．４である。次に、その抽出液を濃縮してエキス
・粉末化しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮
してエキス・粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に
希釈して１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈
液に重曹を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に室素充
填をして、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。
そこで、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶
飲料を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減
した緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても
加熱臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋
味を有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した
加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法
であり、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶
飲料を製造する方法である。
【０００８】
【効果】本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る効果がある。また、本発明は、緑茶の
抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量
混合または添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出
液を濃縮して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタン
ト用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法で
あるから、緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント
用緑茶に使用することが出来る効果がある。また、本発
明は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、
その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽
出液を濃縮液にする方法であるから、その濃縮液を保管
したり運搬することが容易であり、また、その濃縮液を
希釈して緑茶飲料にすることも容易である効果がある。
そして、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料にし得るので、従来の複雑な処理を伴
う緑茶飲料を製造する方法に比べて、単に、緑茶の抽出
時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合
または添加して、緑茶抽出液をえ得るものであり、ま
た、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得るし、ま
た、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にし得る効果があ
る。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎茶、ほうじ茶、玄
米茶などの不発酵茶を主原料とした飲料であって、その
味とともに、香り、緑色の茶の色などを楽しみにする飲
料であり、特に、缶に充填した緑茶飲料は、殺菌のため
加熱する必要があり、その加熱処理の過程で、加熱後に
加熱臭が生じたり、風味が減退することが問題であった
のを本発明の構成の緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後でも加熱臭を低減して、加熱による風味変化を低減し
た緑茶飲料にすることを可能にした効果がある。また、
本発明は、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し活性
炭を適量混合し、緑茶抽出液を得て、その抽出液を濃縮
して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント用粉末
にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるか
ら、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する
方法の工程で、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合して、緑茶抽出液を得て、その抽出液
を濃縮して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント
用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法が、
一連の工程で可能になり、また、緑茶に対し活性炭を適
量混合して、良好な緑茶抽出液を得て、その抽出液を緑
茶飲料にする方法であるから、工業的に、緑茶飲料を量
産することに適しており、また、インスタント用粉末や
濃縮液として利用も可能である。
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る効果がある。また、本発明は、緑茶の
抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量
混合または添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出
液を濃縮して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタン
ト用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法で
あるから、緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント
用緑茶に使用することが出来る効果がある。また、本発
明は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、
その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽
出液を濃縮液にする方法であるから、その濃縮液を保管
したり運搬することが容易であり、また、その濃縮液を
希釈して緑茶飲料にすることも容易である効果がある。
そして、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料にし得るので、従来の複雑な処理を伴
う緑茶飲料を製造する方法に比べて、単に、緑茶の抽出
時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合
または添加して、緑茶抽出液をえ得るものであり、ま
た、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得るし、ま
た、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にし得る効果があ
る。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎茶、ほうじ茶、玄
米茶などの不発酵茶を主原料とした飲料であって、その
味とともに、香り、緑色の茶の色などを楽しみにする飲
料であり、特に、缶に充填した緑茶飲料は、殺菌のため
加熱する必要があり、その加熱処理の過程で、加熱後に
加熱臭が生じたり、風味が減退することが問題であった
のを本発明の構成の緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後でも加熱臭を低減して、加熱による風味変化を低減し
た緑茶飲料にすることを可能にした効果がある。また、
本発明は、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し活性
炭を適量混合し、緑茶抽出液を得て、その抽出液を濃縮
して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント用粉末
にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるか
ら、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する
方法の工程で、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合して、緑茶抽出液を得て、その抽出液
を濃縮して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント
用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法が、
一連の工程で可能になり、また、緑茶に対し活性炭を適
量混合して、良好な緑茶抽出液を得て、その抽出液を緑
茶飲料にする方法であるから、工業的に、緑茶飲料を量
産することに適しており、また、インスタント用粉末や
濃縮液として利用も可能である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年７月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】加熱による風味変化を低減した緑茶飲料
を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法と
緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法と
緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を
粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
に関する。
低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を
粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、茶飲料は、加熱による風味変
化が大きく、濃縮、充填、殺菌などの工程中の加熱によ
り水色や香りや味などが劣化することが問題であった。
特に、缶飲料は、過酷なレトルト殺菌を必要とするた
め、従来から、酸化防止を目的としてビタミンＣの添加
や窒素ガスによる酸素除去などの技術が用いられてきた
が必ずしも品質保持は十分でなく、加熱臭やエグ味を伴
う渋味発生はどうしても避けられず、それらの問題を全
面的に解決することは困難であった。
化が大きく、濃縮、充填、殺菌などの工程中の加熱によ
り水色や香りや味などが劣化することが問題であった。
特に、缶飲料は、過酷なレトルト殺菌を必要とするた
め、従来から、酸化防止を目的としてビタミンＣの添加
や窒素ガスによる酸素除去などの技術が用いられてきた
が必ずしも品質保持は十分でなく、加熱臭やエグ味を伴
う渋味発生はどうしても避けられず、それらの問題を全
面的に解決することは困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、緑茶抽出液の
加熱による変化を追跡していくと、水色は、薄い黄緑色
から黄褐色に変化し、香りは、自然の香りの状態から異
質な加熱臭が発生し、味は適度な渋味の状態からエグい
後を引く異質な渋味が増加して、緑茶抽出液の加熱によ
る水色や香りや味などの劣化を防止することは、すべて
の問題に先駆けて解決しなければいけない事柄であっ
た。そこで、上述の事柄は、茶飲料製造、特に緑茶飲料
製造のための加熱工程において、緑茶抽出液の加熱に伴
う直面した大きな課題であり、その課題を解決すること
を本発明の第一の目的とする。そして、缶飲料は、過酷
なレトルト殺菌を必要とするため、従来から、酸化防止
を目的としてビタミンＣの添加や窒素ガスによる酸素除
去などの技術が用いられてきたが、それらの技術を、さ
らに改善して、酸化防止の目的を達成すべく努力をして
きた。そこで、例えば、厳密な実験を行なうことが出来
るようにして、缶内に窒素ガスを充填して、缶内の酸素
除去を行なったとしても、そこで製造された緑茶飲料
は、どうしても加熱臭やエグ味を伴う渋味が生じてしま
い、緑茶飲料としての水色や香りや味などの劣化を排除
し得るものではなかった。しかし、活性炭を緑茶抽出液
に加えることによって、加熱後においても加熱臭を低減
して、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造す
る方法を提供することを本発明の第二の目的とする。ま
た、緑茶飲料は、加熱により水色や香りや味などを劣化
させないことが必要であり、従来から、酸化防止技術な
ど開発してきたが十分でない。そこで、水色は、薄い黄
緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態を維持し、味
は、適度な渋味を有し得るようにすることを本発明の第
三の目的とする。
加熱による変化を追跡していくと、水色は、薄い黄緑色
から黄褐色に変化し、香りは、自然の香りの状態から異
質な加熱臭が発生し、味は適度な渋味の状態からエグい
後を引く異質な渋味が増加して、緑茶抽出液の加熱によ
る水色や香りや味などの劣化を防止することは、すべて
の問題に先駆けて解決しなければいけない事柄であっ
た。そこで、上述の事柄は、茶飲料製造、特に緑茶飲料
製造のための加熱工程において、緑茶抽出液の加熱に伴
う直面した大きな課題であり、その課題を解決すること
を本発明の第一の目的とする。そして、缶飲料は、過酷
なレトルト殺菌を必要とするため、従来から、酸化防止
を目的としてビタミンＣの添加や窒素ガスによる酸素除
去などの技術が用いられてきたが、それらの技術を、さ
らに改善して、酸化防止の目的を達成すべく努力をして
きた。そこで、例えば、厳密な実験を行なうことが出来
るようにして、缶内に窒素ガスを充填して、缶内の酸素
除去を行なったとしても、そこで製造された緑茶飲料
は、どうしても加熱臭やエグ味を伴う渋味が生じてしま
い、緑茶飲料としての水色や香りや味などの劣化を排除
し得るものではなかった。しかし、活性炭を緑茶抽出液
に加えることによって、加熱後においても加熱臭を低減
して、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造す
る方法を提供することを本発明の第二の目的とする。ま
た、緑茶飲料は、加熱により水色や香りや味などを劣化
させないことが必要であり、従来から、酸化防止技術な
ど開発してきたが十分でない。そこで、水色は、薄い黄
緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態を維持し、味
は、適度な渋味を有し得るようにすることを本発明の第
三の目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、緑茶の抽出時
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法で
あり、また、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽
出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、緑
茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液に
し、さらに、乾燥してインスタント用粉末にし得る緑茶
飲料用抽出液を粉末化する方法であり、また、本発明
は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活
性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、そ
の緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出
液を濃縮液にする方法である。
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法で
あり、また、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽
出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、緑
茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液に
し、さらに、乾燥してインスタント用粉末にし得る緑茶
飲料用抽出液を粉末化する方法であり、また、本発明
は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活
性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、そ
の緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出
液を濃縮液にする方法である。
【０００５】
【作用】本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮し
て濃縮液にし、さらに、乾燥してインスタント用粉末に
し得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるから、
緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント用緑茶に使
用することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時お
よび／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合また
は添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮
して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方
法であるから、その濃縮液を保管したり運搬することが
容易であり、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にす
ることも容易である。そして、本発明は、緑茶の抽出時
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料にし得るので、従
来の複雑な処理を伴う緑茶飲料を製造する方法に比べ
て、単に、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に
対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液をえ
得るものであり、また、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮
液にし得るし、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料に
し得るものである。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎
茶、ほうじ茶、玄米茶などの不発酵茶を主原料とした飲
料であって、その味とともに、香り、緑色の茶の色など
を楽しみにする飲料であり、特に、缶に充填した緑茶飲
料は、殺菌のため加熱する必要があり、その加熱処理の
過程で、加熱後に加熱臭が生じたり、風味が減退するこ
とが問題であったのを本発明の構成の緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、加熱後でも加熱臭を低減して、加熱による風
味変化を低減した緑茶飲料にすることを可能にした。
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮し
て濃縮液にし、さらに、乾燥してインスタント用粉末に
し得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるから、
緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント用緑茶に使
用することが出来る。また、本発明は、緑茶の抽出時お
よび／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合また
は添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出液を濃縮
して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方
法であるから、その濃縮液を保管したり運搬することが
容易であり、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にす
ることも容易である。そして、本発明は、緑茶の抽出時
および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合ま
たは添加して、加熱後においても加熱臭を低減して、加
熱による風味変化を低減した緑茶飲料にし得るので、従
来の複雑な処理を伴う緑茶飲料を製造する方法に比べ
て、単に、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に
対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液をえ
得るものであり、また、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮
液にし得るし、また、その濃縮液を希釈して緑茶飲料に
し得るものである。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎
茶、ほうじ茶、玄米茶などの不発酵茶を主原料とした飲
料であって、その味とともに、香り、緑色の茶の色など
を楽しみにする飲料であり、特に、缶に充填した緑茶飲
料は、殺菌のため加熱する必要があり、その加熱処理の
過程で、加熱後に加熱臭が生じたり、風味が減退するこ
とが問題であったのを本発明の構成の緑茶の抽出時およ
び／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合または
添加して、加熱後でも加熱臭を低減して、加熱による風
味変化を低減した緑茶飲料にすることを可能にした。
【０００６】
【実施例１】まず、摂氏６０度の熱水を３００ｇ用意
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇを添加して、摂氏６０度で５分間の間、
抽出処理する。次に、その抽出液の２７０ｇを摂氏２５
度に冷却する。そして、そのときのＰＨは、５．５であ
る。次に、活性炭を２ｇ添加して、１０分間の間、撹拌
処理する。次に、その抽出液を濃縮してエキス・粉末化
しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮してエキ
ス・粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に希釈して
１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈液に重曹
を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に窒素充填をし
て、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。そこ
で、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶飲料
を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減した
緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても加熱
臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋味を
有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した加熱
による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法であ
り、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶飲料
を製造する方法である。
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇを添加して、摂氏６０度で５分間の間、
抽出処理する。次に、その抽出液の２７０ｇを摂氏２５
度に冷却する。そして、そのときのＰＨは、５．５であ
る。次に、活性炭を２ｇ添加して、１０分間の間、撹拌
処理する。次に、その抽出液を濃縮してエキス・粉末化
しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮してエキ
ス・粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に希釈して
１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈液に重曹
を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に窒素充填をし
て、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。そこ
で、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶飲料
を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減した
緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても加熱
臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋味を
有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した加熱
による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法であ
り、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶飲料
を製造する方法である。
【０００７】
【実施例２】まず、摂氏６０度の熱水を３００ｇ用意
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇと活性炭２ｇとを添加して、摂氏６０度
で５分間の間、抽出処理する。次に、その抽出液の２７
０ｇを摂氏２５度に冷却する。そして、そのときのＰＨ
は、５．４である。次に、その抽出液を濃縮してエキス
・粉末化しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮
してエキス・粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に
希釈して１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈
液に重曹を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に窒素充
填をして、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。
そこで、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶
飲料を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減
した緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても
加熱臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋
味を有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した
加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法
であり、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶
飲料を製造する方法である。
し、その熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム
塩をビタミンＣ換算で０．５ｇ添加して溶解させるとと
もに煎茶１０ｇと活性炭２ｇとを添加して、摂氏６０度
で５分間の間、抽出処理する。次に、その抽出液の２７
０ｇを摂氏２５度に冷却する。そして、そのときのＰＨ
は、５．４である。次に、その抽出液を濃縮してエキス
・粉末化しても良好である。しかし、その抽出液を濃縮
してエキス・粉末化しないで、その抽出液を、約４倍に
希釈して１０００ｇの飲用可能な希釈液にし、その希釈
液に重曹を入れて、ＰＨを６．６に調整し、缶に窒素充
填をして、摂氏１１５度で２０分間の間、殺菌をする。
そこで、ブリックス度が０．３で、ＰＨが６．２の緑茶
飲料を製造し得るようにした加熱による風味変化を低減
した緑茶飲料を製造する方法であって加熱後においても
加熱臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れのよい渋
味を有し得るようにし、加熱による風味変化を低減した
加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法
であり、旨味と渋味のバランス良いよい風味良好な緑茶
飲料を製造する方法である。
【０００８】
【効果】本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る効果がある。また、本発明は、緑茶の
抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量
混合または添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出
液を濃縮して濃縮液にし、さらに、乾燥してインスタン
ト用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法で
あるから、緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント
用緑茶に使用することが出来る効果がある。また、本発
明は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、
その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽
出液を濃縮液にする方法であるから、その濃縮液を保管
したり運搬することが容易であり、また、その濃縮液を
希釈して緑茶飲料にすることも容易である効果がある。
そして、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料にし得るので、従来の複雑な処理を伴
う緑茶飲料を製造する方法に比べて、単に、緑茶の抽出
時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合
または添加して、緑茶抽出液をえ得るものであり、ま
た、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得るし、ま
た、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にし得る効果があ
る。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎茶、ほうじ茶、玄
米茶などの不発酵茶を主原料とした飲料であって、その
味とともに、香り、緑色の茶の色などを楽しみにする飲
料であり、特に、缶に充填した緑茶飲料は、殺菌のため
加熱する必要があり、その加熱処理の過程で、加熱後に
加熱臭が生じたり、風味が減退することが問題であった
のを本発明の構成の緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後でも加熱臭を低減して、加熱による風味変化を低減し
た緑茶飲料にすることを可能にした効果がある。また、
本発明は、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し活性
炭を適量混合し、緑茶抽出液を得て、その抽出液を濃縮
して濃縮液にし、さらに、乾燥してインスタント用粉末
にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるか
ら、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する
方法の工程で、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合して、緑茶抽出液を得て、その抽出液
を濃縮して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント
用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法が、
一連の工程で可能になり、また、緑茶に対し活性炭を適
量混合して、良好な緑茶抽出液を得て、その抽出液を緑
茶飲料にする方法であるから、工業的に、緑茶飲料を量
産することに適しており、また、インスタント用粉末や
濃縮液として利用も可能である。
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料を製造する方法であるから、加熱によ
る風味の劣化を阻止し、そして、加熱による風味変化を
低減し、加熱後においても加熱臭を低減し、そこで、水
色は、薄い黄緑色を保持し、香りは、自然の香りの状態
を維持し、味は、適度な渋味を有し得る緑茶飲料を製造
することが出来る効果がある。また、本発明は、緑茶の
抽出時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量
混合または添加して、緑茶抽出液を得て、その緑茶抽出
液を濃縮して濃縮液にし、さらに、乾燥してインスタン
ト用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法で
あるから、緑茶飲料用抽出液を粉末化してインスタント
用緑茶に使用することが出来る効果がある。また、本発
明は、緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を得て、
その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る緑茶飲料用抽
出液を濃縮液にする方法であるから、その濃縮液を保管
したり運搬することが容易であり、また、その濃縮液を
希釈して緑茶飲料にすることも容易である効果がある。
そして、本発明は、緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後においても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を
低減した緑茶飲料にし得るので、従来の複雑な処理を伴
う緑茶飲料を製造する方法に比べて、単に、緑茶の抽出
時および／または抽出後、緑茶に対し活性炭を適量混合
または添加して、緑茶抽出液をえ得るものであり、ま
た、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得るし、ま
た、その濃縮液を希釈して緑茶飲料にし得る効果があ
る。そして、緑茶飲料とは、玉露、煎茶、ほうじ茶、玄
米茶などの不発酵茶を主原料とした飲料であって、その
味とともに、香り、緑色の茶の色などを楽しみにする飲
料であり、特に、缶に充填した緑茶飲料は、殺菌のため
加熱する必要があり、その加熱処理の過程で、加熱後に
加熱臭が生じたり、風味が減退することが問題であった
のを本発明の構成の緑茶の抽出時および／または抽出
後、緑茶に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱
後でも加熱臭を低減して、加熱による風味変化を低減し
た緑茶飲料にすることを可能にした効果がある。また、
本発明は、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し活性
炭を適量混合し、緑茶抽出液を得て、その抽出液を濃縮
して濃縮液にし、さらに、乾燥してインスタント用粉末
にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法であるか
ら、加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する
方法の工程で、緑茶の抽出時または抽出後、緑茶に対し
活性炭を適量混合して、緑茶抽出液を得て、その抽出液
を濃縮して濃縮液にし、さらに、濃縮してインスタント
用粉末にし得る緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法が、
一連の工程で可能になり、また、緑茶に対し活性炭を適
量混合して、良好な緑茶抽出液を得て、その抽出液を緑
茶飲料にする方法であるから、工業的に、緑茶飲料を量
産することに適しており、また、インスタント用粉末や
濃縮液として利用も可能である。
Claims (21)
- 【請求項１】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱後におい
ても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を低減した
緑茶飲料を製造する方法。 - 【請求項２】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱後におい
ても加熱臭を低減し、渋味を有し得るようにし、加熱に
よる風味変化を低減した請求項１記載の加熱による風味
変化を低減した緑茶飲料を製造する方法。 - 【請求項３】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱後におい
ても加熱臭を低減し、適度で切れのよい渋味を有し得る
ようにし、加熱による風味変化を低減した請求項１記載
の加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方
法。 - 【請求項４】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、加熱後におい
ても加熱臭を低減し、エグ味の少ない適度で切れのよい
渋味を有し得るようにし、加熱による風味変化を低減し
た請求項１記載の加熱による風味変化を低減した緑茶飲
料を製造する方法。 - 【請求項５】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
の使用茶葉に対し活性炭を１−１００重量％（５−５０
％）を混合または添加して、緑茶抽出液を得て、加熱後
でも加熱臭を低減し、渋味を有し得るようにし、加熱に
よる風味変化を低減した請求項１記載の加熱による風味
変化を低減した緑茶飲料を製造する方法。 - 【請求項６】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を
得て、その緑茶抽出液を缶或いはその他の容器に殺菌
後、充填して緑茶飲料にし得るようにし、加熱後におい
ても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を低減した
請求項１記載の加熱による風味変化を低減した緑茶飲料
を製造する方法。 - 【請求項７】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を
得て、その緑茶抽出液を缶或いはその他の容器に充填
後、殺菌して緑茶飲料にし得るようにし、加熱後におい
ても加熱臭を低減して、加熱による風味変化を低減した
請求項１記載の加熱による風味変化を低減した緑茶飲料
を製造する方法。 - 【請求項８】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を
得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし、その濃縮
液を希釈して、缶或いはその他の容器に充填後、殺菌し
て緑茶飲料にし得るようにし、加熱後においても加熱臭
を低減して、加熱による風味変化を低減した請求項１記
載の加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する
方法。 - 【請求項９】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑茶
に対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液を
得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし、さらに、
濃縮してインスタント用粉末にして、そのインスタント
用粉末を水または熱湯などで希釈して緑茶飲料にし得る
ようにし、加熱後においても加熱臭を低減して、加熱に
よる風味変化を低減した請求項１記載の加熱による風味
変化を低減した緑茶飲料を製造する方法。 - 【請求項１０】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑
茶に対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液
を得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし、さら
に、濃縮してインスタント用粉末にし得る請求項１記載
の緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法。 - 【請求項１１】緑茶の抽出時および／または抽出後、緑
茶に対し活性炭を適量混合または添加して、緑茶抽出液
を得て、その緑茶抽出液を濃縮して濃縮液にし得る請求
項１記載の緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法。 - 【請求項１２】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶を添加して、摂氏６０度で
所望時間の間、抽出処理し、次に、その抽出液を常温に
冷却し、そのときのＰＨは、５．５にし、次に、活性炭
を添加して、所望時間の間、撹拌処理して、次に、その
抽出液を濃縮して濃縮液にし、その濃縮液を濃縮してイ
ンスタント用粉末にし得るようにした請求項１記載の緑
茶飲料用抽出液を粉末化する方法。 - 【請求項１３】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶を添加して、摂氏６０度で
所望時間の間、抽出処理し、次に、その抽出液を常温に
冷却し、そのときのＰＨは、５．５にし、次に、活性炭
を添加して、所望時間の間、撹拌処理して、次に、その
抽出液を濃縮して濃縮液にし得るようにした請求項１記
載の緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法。 - 【請求項１４】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶を添加して、摂氏６０度で
５分間の間、抽出処理し、次に、その抽出液を摂氏２５
度に冷却し、そのときのＰＨは、５．５にし、次に、活
性炭を添加して、１０分間の間、撹拌処理して、次に、
その抽出液を濃縮して濃縮液にし、その濃縮液を濃縮し
てインスタント用粉末にし得る請求項１記載の緑茶飲料
用抽出液を粉末化する方法。 - 【請求項１５】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶を添加して、摂氏６０度で
５分間の間、抽出処理し、次に、その抽出液を摂氏２５
度に冷却し、そのときのＰＨは、５．５にし、次に、活
性炭を添加して、１０分間の間、撹拌処理して、次に、
その抽出液を濃縮して濃縮液にし得るようにした請求項
１記載の緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法。 - 【請求項１６】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶を添加して、摂氏６０度で
５分間の間、抽出処理し、次に、その抽出液を摂氏２５
度に冷却し、そのときのＰＨは、５．５にし、次に、活
性炭を添加して、１０分間の間、撹拌処理して、次に、
その抽出液を、約４倍に希釈して飲用可能な希釈液に
し、その希釈液に重曹を入れて、ＰＨを６．６に調整
し、缶に窒素充填をして、摂氏１１５度で２０分間の
間、殺菌をし、そこで、ブリックス度が０．３で、ＰＨ
が６．２の緑茶飲料を製造し得るようにし、加熱後にお
いても加熱臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切れの
よい渋味を有し得るようにし、加熱による風味変化を低
減した請求項１記載の加熱による風味変化を低減した緑
茶飲料を製造する方法。 - 【請求項１７】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶と活性炭とを添加して、所
望時間の間、抽出処理し、次に、その抽出液を常温に冷
却し、そのときのＰＨは、５．４であり、次に、その抽
出液を濃縮して粉末化し得るようにした請求項１記載の
緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法。 - 【請求項１８】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶と活性炭とを添加して、所
望時間の間、抽出処理し、次に、その抽出液を常温に冷
却し、そのときのＰＨは、５．４であり、次に、その抽
出液を濃縮して濃縮液にし得るようにした請求項１記載
の緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法。 - 【請求項１９】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶と活性炭とを添加して、摂
氏６０度で５分間の間、抽出処理し、次に、その抽出液
を摂氏２５度に冷却し、そのときのＰＨは、５．４であ
り、次に、その抽出液を濃縮して粉末化し得るようにし
た請求項１記載の緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法。 - 【請求項２０】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶と活性炭とを添加して、摂
氏６０度で５分間の間、抽出処理し、次に、その抽出液
を摂氏２５度に冷却し、そのときのＰＨは、５．４であ
り、次に、その抽出液を濃縮して濃縮液にし得るように
した請求項１記載の緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方
法。 - 【請求項２１】まず、摂氏６０度の熱水を用意し、その
熱水にビタミンＣまたはビタミンＣナトリウム塩を添加
して溶解させるとともに煎茶と活性炭とを添加して、摂
氏６０度で５分間の間、抽出処理し、次に、その抽出液
を摂氏２５度に冷却し、そのときのＰＨは、５．４であ
り、次に、その抽出液を、約４倍に希釈して飲用可能な
希釈液にし、その希釈液に重曹を入れて、ＰＨを６．６
に調整し、缶に窒素充填をして、摂氏１１５度で２０分
間の間、殺菌をし、そこで、ブリックス度が０．３で、
ＰＨが６．２の緑茶飲料を製造し得るようにし、加熱後
においても加熱臭を少なくし、エグ味の少ない適度で切
れのよい渋味を有し得るようにし、加熱による風味変化
を低減し得るようにした請求項１記載の加熱による風味
変化を低減した緑茶飲料を製造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15510594A JPH07327601A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15510594A JPH07327601A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07327601A true JPH07327601A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15598727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15510594A Pending JPH07327601A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 加熱による風味変化を低減した緑茶飲料を製造する方法と緑茶飲料用抽出液を粉末化する方法と緑茶飲料用抽出液を濃縮液にする方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07327601A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3909861A (en) * | 1973-10-05 | 1975-10-07 | Us Agriculture | Aluminum chlorhydroxide catalyst systems for treatments to give wrinkle resistant textiles |
| JP2012000089A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Ogawa & Co Ltd | 茶エキス |
| US8163317B2 (en) | 2000-11-17 | 2012-04-24 | Danisco A/S | Method |
| CN103828967A (zh) * | 2012-11-28 | 2014-06-04 | 贵港市佳永金花茶种植专业合作社 | 金花茶植物饮料及其制作方法 |
| JP6118888B1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-04-19 | 株式会社サーフビバレッジ | 茶抽出液の製造方法 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP15510594A patent/JPH07327601A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3909861A (en) * | 1973-10-05 | 1975-10-07 | Us Agriculture | Aluminum chlorhydroxide catalyst systems for treatments to give wrinkle resistant textiles |
| US8163317B2 (en) | 2000-11-17 | 2012-04-24 | Danisco A/S | Method |
| JP2012000089A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Ogawa & Co Ltd | 茶エキス |
| CN103828967A (zh) * | 2012-11-28 | 2014-06-04 | 贵港市佳永金花茶种植专业合作社 | 金花茶植物饮料及其制作方法 |
| JP6118888B1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-04-19 | 株式会社サーフビバレッジ | 茶抽出液の製造方法 |
| JP2017112933A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社サーフビバレッジ | 茶抽出液の製造方法 |
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