JPH0731395A - 米飯入りニョッキとその製造方法 - Google Patents
米飯入りニョッキとその製造方法Info
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- JPH0731395A JPH0731395A JP5180446A JP18044693A JPH0731395A JP H0731395 A JPH0731395 A JP H0731395A JP 5180446 A JP5180446 A JP 5180446A JP 18044693 A JP18044693 A JP 18044693A JP H0731395 A JPH0731395 A JP H0731395A
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- Japan
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- gnocchi
- rice
- cooked
- grains
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 主食に供せる日本人好みのニョッキを得る。
【構成】 原材料の小麦粉に対して100から350重
量%の米飯を、米飯粒の状態を保持したままパスタ生地
中に均等に含ませた米飯入りパスタ生地により製造した
米飯入りニョッキ。
量%の米飯を、米飯粒の状態を保持したままパスタ生地
中に均等に含ませた米飯入りパスタ生地により製造した
米飯入りニョッキ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来にない新しい口当
たりを特徴とする、米飯粒の形状と食感を損なうことな
く含んだ米飯入りニョッキとその製造方法に関する。
たりを特徴とする、米飯粒の形状と食感を損なうことな
く含んだ米飯入りニョッキとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ニョッキは、小麦粉を主原料とした団子
状の料理でイタリアでよく食される。このニョッキは、
マカロニやスパゲティなどと同じようにパスタに分類さ
れるが、既成品のものはほとんど無く、多くは家庭やレ
ストランなどにおいて手作りで作られ、料理の付け合わ
せ・スープの浮かし実などに使われる。ゆでたものは日
本の“すいとん”と似ている。なお、パスタは、スパゲ
ティやマカロニなどのように工業生産によって作られる
乾燥パスタとニョッキ等のように家庭やレストランで作
られる手打ちパスタに分類される。
状の料理でイタリアでよく食される。このニョッキは、
マカロニやスパゲティなどと同じようにパスタに分類さ
れるが、既成品のものはほとんど無く、多くは家庭やレ
ストランなどにおいて手作りで作られ、料理の付け合わ
せ・スープの浮かし実などに使われる。ゆでたものは日
本の“すいとん”と似ている。なお、パスタは、スパゲ
ティやマカロニなどのように工業生産によって作られる
乾燥パスタとニョッキ等のように家庭やレストランで作
られる手打ちパスタに分類される。
【0003】ニョッキは、前記の通りイタリアの家庭料
理であり、日本には馴染みがほとんど無く、その製造方
法や材料などに関してあまり手が加えられていない。即
ち、小麦粉を主原料として、おろしたチーズ、ミルク、
卵黄などを副材料として作られる。場合によってはジャ
ガ芋やほうれん草などの裏ごしをしたものを加えること
もある。
理であり、日本には馴染みがほとんど無く、その製造方
法や材料などに関してあまり手が加えられていない。即
ち、小麦粉を主原料として、おろしたチーズ、ミルク、
卵黄などを副材料として作られる。場合によってはジャ
ガ芋やほうれん草などの裏ごしをしたものを加えること
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ニョッキはス
パゲティと同じパスタでありながら日本人にはあまり嗜
好されていない。これは、ニョッキの口当たりが単調で
あり、多くを食するには少々飽きがくるために、日本で
はせいぜい料理の付け合わせ程度にしか使用されない。
パゲティと同じパスタでありながら日本人にはあまり嗜
好されていない。これは、ニョッキの口当たりが単調で
あり、多くを食するには少々飽きがくるために、日本で
はせいぜい料理の付け合わせ程度にしか使用されない。
【0005】一方、パスタ類の製造に関し、小麦粉に米
を混合することは特開昭61−21052号公報や同6
2−274656号公報等多くの文献に記載されてい
る。しかし、これらは、米粉の混合であり、米飯をその
ままの形で加えるものではない。特公昭54−8730
号公報は、小麦粉に米飯を加えて米粒状もしくは麺状に
した食品の製造方法である。この発明は、製造工程にお
いて小麦粉に米飯を加えることを開示している。しか
し、製造された食品中で米飯の形状を保つことを要求し
ていないし、製品の品質向上のために米飯の粒を積極的
に活用するという思想もない。当然、米飯の形状保持に
関する技術の開示はない。
を混合することは特開昭61−21052号公報や同6
2−274656号公報等多くの文献に記載されてい
る。しかし、これらは、米粉の混合であり、米飯をその
ままの形で加えるものではない。特公昭54−8730
号公報は、小麦粉に米飯を加えて米粒状もしくは麺状に
した食品の製造方法である。この発明は、製造工程にお
いて小麦粉に米飯を加えることを開示している。しか
し、製造された食品中で米飯の形状を保つことを要求し
ていないし、製品の品質向上のために米飯の粒を積極的
に活用するという思想もない。当然、米飯の形状保持に
関する技術の開示はない。
【0006】パスタの生地に米飯を均等に混合するため
には米飯の粘りが問題となる。即ち、無理に混合しよう
とすると米飯どうしの粘りにより、混合時に米飯粒が潰
れたり、餅のように練れてしまい、できあがった製品の
品質を損なってしまう。従って、パスタの生地に米飯を
均等に配合するのは困難である。
には米飯の粘りが問題となる。即ち、無理に混合しよう
とすると米飯どうしの粘りにより、混合時に米飯粒が潰
れたり、餅のように練れてしまい、できあがった製品の
品質を損なってしまう。従って、パスタの生地に米飯を
均等に配合するのは困難である。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みて発明され
るものであって、ニョッキの単調な口当たりを改善し、
料理の副材料としてでなく、主材料としても十分使用し
得る米飯入りニョッキとその製造方法の提案と、あわせ
て米の新たなアプリケーションを開発し米の消費の減退
防止を図ることを目的とする。
るものであって、ニョッキの単調な口当たりを改善し、
料理の副材料としてでなく、主材料としても十分使用し
得る米飯入りニョッキとその製造方法の提案と、あわせ
て米の新たなアプリケーションを開発し米の消費の減退
防止を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに提案される本発明の構成は次のとおりである。
めに提案される本発明の構成は次のとおりである。
【0009】1.原材料の小麦粉に対して100から3
50重量%の米飯を、米飯粒の状態を保持したままパス
タ生地中に均等に含ませた米飯入りパスタ生地により製
造した米飯入りニョッキ。
50重量%の米飯を、米飯粒の状態を保持したままパス
タ生地中に均等に含ませた米飯入りパスタ生地により製
造した米飯入りニョッキ。
【0010】2.a.小麦粉と小麦に対して100から
350重量%の米飯とをよく混合し、米飯の周囲に小麦
粉をまぶして、米飯粒をほぐす工程、 b.前記aに水分を加え、米飯を潰さないように混合し
て米飯粒を含んだパスタ生地に仕上げる工程、 c.前記bのパスタ生地を任意の大きさの固まりに分
け、任意の形状に成形する工程、 d.前記cの成形物をゆであげる工程、 e.前記dでゆであげたものを冷却する工程、 f.以上からなる米飯入りニョッキの製造方法。
350重量%の米飯とをよく混合し、米飯の周囲に小麦
粉をまぶして、米飯粒をほぐす工程、 b.前記aに水分を加え、米飯を潰さないように混合し
て米飯粒を含んだパスタ生地に仕上げる工程、 c.前記bのパスタ生地を任意の大きさの固まりに分
け、任意の形状に成形する工程、 d.前記cの成形物をゆであげる工程、 e.前記dでゆであげたものを冷却する工程、 f.以上からなる米飯入りニョッキの製造方法。
【0011】なお、米飯は、バラ化凍結米飯もしくは老
化米飯を原料とすることもできる。
化米飯を原料とすることもできる。
【0012】
【作用】まず、1項に記載のニョッキにおいては、種々
の食材の添加を行ったが、口当たりをより嗜好的にする
には、米飯の添加が最も優れていた。米飯はパスタを構
成する小麦粉と同じ澱粉質ではあるが口当たりが大きく
小麦粉のそれと異なるという利点がある。本発明では、
ニョッキの中で小麦粉に分散媒の役割を、小麦粉と大き
く口当たりの異なる米飯粒に分散材の役割を持たせるこ
とで、従来のニョッキとは異なるヘテロジニアスさが生
じ、これがニョッキの単調な口当たりを改善し、結果と
してより嗜好的な米飯粒入りのニョッキを創作すること
となった。即ち、本発明による米飯粒入りのニョッキは
内部に米飯を粒のまま含んでいるため、ニョッキ自体の
ツルッとした口当たりにプチッとした米飯の口当たりが
従来のニョッキにないより嗜好的なものとなっている。
ただ、潰れた米飯では、このプチッとした嗜好的な口当
たりが得られないので、極力米飯粒の潰れを少なくする
ことが肝要である。なお、製品のニョッキの冷凍を考え
た場合、澱粉質である米飯は凍結に適しているため安定
した品質の製品を提供することが可能となる。
の食材の添加を行ったが、口当たりをより嗜好的にする
には、米飯の添加が最も優れていた。米飯はパスタを構
成する小麦粉と同じ澱粉質ではあるが口当たりが大きく
小麦粉のそれと異なるという利点がある。本発明では、
ニョッキの中で小麦粉に分散媒の役割を、小麦粉と大き
く口当たりの異なる米飯粒に分散材の役割を持たせるこ
とで、従来のニョッキとは異なるヘテロジニアスさが生
じ、これがニョッキの単調な口当たりを改善し、結果と
してより嗜好的な米飯粒入りのニョッキを創作すること
となった。即ち、本発明による米飯粒入りのニョッキは
内部に米飯を粒のまま含んでいるため、ニョッキ自体の
ツルッとした口当たりにプチッとした米飯の口当たりが
従来のニョッキにないより嗜好的なものとなっている。
ただ、潰れた米飯では、このプチッとした嗜好的な口当
たりが得られないので、極力米飯粒の潰れを少なくする
ことが肝要である。なお、製品のニョッキの冷凍を考え
た場合、澱粉質である米飯は凍結に適しているため安定
した品質の製品を提供することが可能となる。
【0013】ところで、従来パスタの消費は、即米飯の
消費の減退につながっていた。しかし、本発明による米
飯を含んだニョッキは、パスタに米飯を相当量添加する
ので米の消費の減退防止に貢献することとなる。
消費の減退につながっていた。しかし、本発明による米
飯を含んだニョッキは、パスタに米飯を相当量添加する
ので米の消費の減退防止に貢献することとなる。
【0014】2項に記載のニョッキの製造方法において
は、工程aで小麦粉と米飯を混合しているが、この工程
により米飯粒の表面に小麦粉が付着して米飯粒がばらけ
る。米飯粒が十分ばらける程度に混合すると、かなりま
んべんなく米飯粒の周囲に小麦粉が付着する。工程bで
は、工程aにより小麦粉が米飯粒の表面にかなり均一に
付着しているので加水の後短時間にパスタ生地に仕上げ
ることができ、この工程での米飯粒の損傷が低減され
る。工程cへ移行する前には生地を30分程度寝かせ、
生地に米飯粒をよく馴染ませると良い。工程cでは、米
飯入りニョッキ生地を任意の大きさの固まりに分けて、
任意の形状に成形する工程である。工程dでは、塩水で
ゆであげるのがよい。工程eでは、冷水にあけ急冷する
とその後に冷凍工程が入る場合には適する。
は、工程aで小麦粉と米飯を混合しているが、この工程
により米飯粒の表面に小麦粉が付着して米飯粒がばらけ
る。米飯粒が十分ばらける程度に混合すると、かなりま
んべんなく米飯粒の周囲に小麦粉が付着する。工程bで
は、工程aにより小麦粉が米飯粒の表面にかなり均一に
付着しているので加水の後短時間にパスタ生地に仕上げ
ることができ、この工程での米飯粒の損傷が低減され
る。工程cへ移行する前には生地を30分程度寝かせ、
生地に米飯粒をよく馴染ませると良い。工程cでは、米
飯入りニョッキ生地を任意の大きさの固まりに分けて、
任意の形状に成形する工程である。工程dでは、塩水で
ゆであげるのがよい。工程eでは、冷水にあけ急冷する
とその後に冷凍工程が入る場合には適する。
【0015】Cでは、米飯粒の表面に粘りけのないバラ
状凍結米飯(米飯の粒どうしが分離した状態で凍結され
た米飯)又は老化米飯の使用により、前記Bの工程aの
米飯粒のほぐし作業が通常の米飯を使用する場合に比べ
極めて容易に行うことができる。加えて、バラ状凍結米
飯や老化米飯は米飯粒が硬くしっかりしているので、工
程a及びbで強く混合しても米飯粒の損傷が通常の米飯
に比べ少なくなるというメリットがある。なお、老化米
飯は5℃程度の温度の冷蔵庫中に一晩放置して老化させ
た米飯を使うと良い。
状凍結米飯(米飯の粒どうしが分離した状態で凍結され
た米飯)又は老化米飯の使用により、前記Bの工程aの
米飯粒のほぐし作業が通常の米飯を使用する場合に比べ
極めて容易に行うことができる。加えて、バラ状凍結米
飯や老化米飯は米飯粒が硬くしっかりしているので、工
程a及びbで強く混合しても米飯粒の損傷が通常の米飯
に比べ少なくなるというメリットがある。なお、老化米
飯は5℃程度の温度の冷蔵庫中に一晩放置して老化させ
た米飯を使うと良い。
【0016】
実施例1;米飯入りニョッキの製造(プレーンの場合) a.大きめのボールに、バラ状凍結米飯800g、強力
粉300gを入れ、白飯がバラバラになるまで混合す
る。 b.次に塩10g、粉チーズ30g、スキムミルク11
gを入れよく混ぜる。 c.均一に混ざったところで、水99gに卵黄35gを
溶いて加え、米飯粒が潰れないように注意しながらこね
る。 d.よくこねたところでラップをかけ、30分程度ねか
せる。 e.約8g/個程度の大きさに分けて、ニョッキの形に
成形する。 f.約2%塩分の沸騰した塩水で約3分間ゆで、ザルに
あけ水気を切ったのち冷水に浸し冷却する。
粉300gを入れ、白飯がバラバラになるまで混合す
る。 b.次に塩10g、粉チーズ30g、スキムミルク11
gを入れよく混ぜる。 c.均一に混ざったところで、水99gに卵黄35gを
溶いて加え、米飯粒が潰れないように注意しながらこね
る。 d.よくこねたところでラップをかけ、30分程度ねか
せる。 e.約8g/個程度の大きさに分けて、ニョッキの形に
成形する。 f.約2%塩分の沸騰した塩水で約3分間ゆで、ザルに
あけ水気を切ったのち冷水に浸し冷却する。
【0017】この様にして製造した米飯入りニョッキと
通常のニョッキとを比較した(ミートソースをかけて試
食)が、多くの量を食する官能検査では、総合的にみて
米飯を加えたニョッキの方が良い評価を得た。パネルの
コメントとしても米飯入りのニョッキの方が食べて飽き
がこないとのことであった。
通常のニョッキとを比較した(ミートソースをかけて試
食)が、多くの量を食する官能検査では、総合的にみて
米飯を加えたニョッキの方が良い評価を得た。パネルの
コメントとしても米飯入りのニョッキの方が食べて飽き
がこないとのことであった。
【0018】実施例2;米飯入りニョッキの製造(カボ
チャ味の場合) a.大きめのボールに、白飯600g、強力粉300g
を入れ、白飯がバラバラになるまで混ぜる。 b.次に塩10g、粉チーズ30g、スキムミルク11
gを加えて混ぜる。 c.上記に裏ごししたカボチャ200gを加えて混合す
る。 d.よく混ざったところで、水99gに卵黄35gを溶
いて加え、よく混ぜ合わせる。 e.次にラップをかけ、30分程度ねかせる。 f.約8g/個程度の大きさに分けて、ニョッキの形に
成形する。 g.約2%塩分の沸騰した塩水で約3分間ゆで、ザルに
あけ水気を切ったのち冷水に浸し冷却する。
チャ味の場合) a.大きめのボールに、白飯600g、強力粉300g
を入れ、白飯がバラバラになるまで混ぜる。 b.次に塩10g、粉チーズ30g、スキムミルク11
gを加えて混ぜる。 c.上記に裏ごししたカボチャ200gを加えて混合す
る。 d.よく混ざったところで、水99gに卵黄35gを溶
いて加え、よく混ぜ合わせる。 e.次にラップをかけ、30分程度ねかせる。 f.約8g/個程度の大きさに分けて、ニョッキの形に
成形する。 g.約2%塩分の沸騰した塩水で約3分間ゆで、ザルに
あけ水気を切ったのち冷水に浸し冷却する。
【0019】この様にして製造したカボチャ味の米飯入
りニョッキと通常のカボチャ味のニョッキとを比較した
(実施例1と同様ミートソースをかけて試食)結果、実
施例1と同じ理由により米飯入りの方が良い評価を得
た。
りニョッキと通常のカボチャ味のニョッキとを比較した
(実施例1と同様ミートソースをかけて試食)結果、実
施例1と同じ理由により米飯入りの方が良い評価を得
た。
【0020】実施例3;米飯入りニョッキの調理例(フ
リットに調理した例) 米飯入りニョッキをフライドポテトのように、油でカラ
ッと揚げたものを好みで塩、ケチャップなどをつけて供
する食べ方で、香ばしくスナック感覚で食することがで
きる。
リットに調理した例) 米飯入りニョッキをフライドポテトのように、油でカラ
ッと揚げたものを好みで塩、ケチャップなどをつけて供
する食べ方で、香ばしくスナック感覚で食することがで
きる。
【0021】材料;米飯入りニョッキ 300g(プレ
ーンとカボチャ入り、二人分) 揚げ油 適量 調味料(塩、ケチャップ、シナモンシュガー) 適量 調理法:油を約170度に加熱し、冷凍状態の米飯入り
ニョッキを入れて約2分間程度揚げる。油から出し、油
を切った後、好みの調味料を付けて食べる。
ーンとカボチャ入り、二人分) 揚げ油 適量 調味料(塩、ケチャップ、シナモンシュガー) 適量 調理法:油を約170度に加熱し、冷凍状態の米飯入り
ニョッキを入れて約2分間程度揚げる。油から出し、油
を切った後、好みの調味料を付けて食べる。
【0022】実施例4;米飯入りニョッキの五目中華あ
んかけ 米飯入りニョッキをサラダ油でカラッと揚げ、五目あん
をかけて食べる。
んかけ 米飯入りニョッキをサラダ油でカラッと揚げ、五目あん
をかけて食べる。
【0023】調理法:a.冷凍状態の米飯入りニョッキ
を約180度の油で約2分間揚げる。 b.中華鍋にサラダ油を熱して長葱としょうがを炒め、
香りがでてきたら、筍、椎茸、白菜、木くらげを加え
る。 c.全体がしんなり炒ってきたら海老を加え、ブイヨ
ン、酒、薄口醤油、塩、砂糖も加えて更に1から2分間
加熱する。 d.水溶き片栗粉を加えて混ぜ、絹さや、胡麻油を加え
て中華あんにする。 e.器に油で揚げた米飯入りニョッキを盛り、中華あん
をかけて供する。
を約180度の油で約2分間揚げる。 b.中華鍋にサラダ油を熱して長葱としょうがを炒め、
香りがでてきたら、筍、椎茸、白菜、木くらげを加え
る。 c.全体がしんなり炒ってきたら海老を加え、ブイヨ
ン、酒、薄口醤油、塩、砂糖も加えて更に1から2分間
加熱する。 d.水溶き片栗粉を加えて混ぜ、絹さや、胡麻油を加え
て中華あんにする。 e.器に油で揚げた米飯入りニョッキを盛り、中華あん
をかけて供する。
【0024】実施例5;米飯入りニョッキのグラタン 米飯入りニョッキによりグラタンを作る。
【0025】調理法:a.フライパンにバターを溶か
し、みじん切りした玉葱を透き通るまで炒め、スライス
したマッシュルーム、芝海老の順に加えてさっと炒め、
塩、コショウで味を調える。 b.火からおろして冷凍状態の米飯入りニョッキと合わ
せる。 c.ホワイトソースを温め、生クリーム、レモン汁を加
えて混ぜてソースとする。 d.ソースの半量を2に混ぜ込み具入りソースとする。 e.バターを塗った耐熱容器底にソースの半量を敷き、
その上に具入りソース全量を入れ表面を平にする。 f.残りのソースを5にかけ、おろしチーズを振りかけ
る。 g.200度のオーブンで約15分間焼く。
し、みじん切りした玉葱を透き通るまで炒め、スライス
したマッシュルーム、芝海老の順に加えてさっと炒め、
塩、コショウで味を調える。 b.火からおろして冷凍状態の米飯入りニョッキと合わ
せる。 c.ホワイトソースを温め、生クリーム、レモン汁を加
えて混ぜてソースとする。 d.ソースの半量を2に混ぜ込み具入りソースとする。 e.バターを塗った耐熱容器底にソースの半量を敷き、
その上に具入りソース全量を入れ表面を平にする。 f.残りのソースを5にかけ、おろしチーズを振りかけ
る。 g.200度のオーブンで約15分間焼く。
【0026】実施例6;米飯入りニョッキの味噌煮込み 米飯入りニョッキをすいとんのようにして食する。
【0027】調理法:a.ごぼうをささがきにして水に
晒し、コンニャクは4センチの長さの短冊に切り、さっ
と湯がいておく。 b.豚肉は一口大、かぼちゃは5から6ミリの厚さで4
から5センチの長さの櫛形、人参は4センサの長さの短
冊、長葱は1センチのブツ切り、にする。 c.鍋にだしを入れて中火にかけ、豚肉を入れ、肉の色
が変わったら、ごぼうと人参を加える。 d.煮立ってきたらアクを取り、米飯入りニョッキ、コ
ンニャク、かぼちゃを加え、ひと煮立ちしたら半量の味
噌を加える。 e.野菜が柔らかくなったら残りの味噌、長葱を加え、
ひと煮立ちしたら火を止める。
晒し、コンニャクは4センチの長さの短冊に切り、さっ
と湯がいておく。 b.豚肉は一口大、かぼちゃは5から6ミリの厚さで4
から5センチの長さの櫛形、人参は4センサの長さの短
冊、長葱は1センチのブツ切り、にする。 c.鍋にだしを入れて中火にかけ、豚肉を入れ、肉の色
が変わったら、ごぼうと人参を加える。 d.煮立ってきたらアクを取り、米飯入りニョッキ、コ
ンニャク、かぼちゃを加え、ひと煮立ちしたら半量の味
噌を加える。 e.野菜が柔らかくなったら残りの味噌、長葱を加え、
ひと煮立ちしたら火を止める。
【0028】図1及び図2は本発明により作られたニョ
ッキにして、1はニョッキ、2は分散媒(小麦粉部
分)、3は米飯である。
ッキにして、1はニョッキ、2は分散媒(小麦粉部
分)、3は米飯である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
ニョッキの単調な口当たりを改善することができ、どち
らかと言うと料理の付け合わせという脇役から、スパゲ
ティーのような主食としての役割を果たすことが可能と
なった。これは、米飯が入ることによって生じたヘテロ
ジニアスな口当たりが食べている者に飽きを感じさせな
いためである。従って、本発明による米飯入りニョッキ
は、主食として十分食することができる。
ニョッキの単調な口当たりを改善することができ、どち
らかと言うと料理の付け合わせという脇役から、スパゲ
ティーのような主食としての役割を果たすことが可能と
なった。これは、米飯が入ることによって生じたヘテロ
ジニアスな口当たりが食べている者に飽きを感じさせな
いためである。従って、本発明による米飯入りニョッキ
は、主食として十分食することができる。
【0030】又、この米飯入りニョッキは実施例に示し
たように多くの料理の材料として使用することができ
る。これは、米の消費の拡大にもつながる。
たように多くの料理の材料として使用することができ
る。これは、米の消費の拡大にもつながる。
【図1】ニョッキの外観図。
【図2】ニョッキの断面図
1 ニョッキ 2 分散媒 3 米飯
Claims (3)
- 【請求項1】 原材料の小麦粉に対して100から35
0重量%の米飯を、米飯粒の状態を保持したままパスタ
生地中に均等に含ませた米飯入りパスタ生地により製造
した米飯入りニョッキ。 - 【請求項2】 a.小麦粉に対して100から350重
量%の米飯をよく混合し、米飯の周囲に小麦粉をまぶし
て、米飯粒をほぐす工程、 b.前記aに水分を加え、米飯を潰さないように混合し
て米飯粒を含んだパスタ生地に仕上げる工程、 c.前記bのパスタ生地を任意の大きさの固まりに分
け、任意の形状に成形する工程、 d.前記cの成形物をゆであげる工程、 e.前記dでゆであげたものを冷却する工程、 f.以上からなる米飯入りニョッキの製造方法。 - 【請求項3】 バラ化凍結米飯もしくは老化米飯を原料
とすることを特徴とする請求項2記載の米飯入りニョッ
キの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5180446A JPH0731395A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 米飯入りニョッキとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5180446A JPH0731395A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 米飯入りニョッキとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731395A true JPH0731395A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16083379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5180446A Withdrawn JPH0731395A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 米飯入りニョッキとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731395A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5173039B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2013-03-27 | 三井化学アグロ株式会社 | 動物寄生虫駆除用組成物および動物寄生虫の駆除方法 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP5180446A patent/JPH0731395A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5173039B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2013-03-27 | 三井化学アグロ株式会社 | 動物寄生虫駆除用組成物および動物寄生虫の駆除方法 |
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