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JPH07318060A - ガスタービン燃焼室 - Google Patents

ガスタービン燃焼室

Info

Publication number
JPH07318060A
JPH07318060A JP7121143A JP12114395A JPH07318060A JP H07318060 A JPH07318060 A JP H07318060A JP 7121143 A JP7121143 A JP 7121143A JP 12114395 A JP12114395 A JP 12114395A JP H07318060 A JPH07318060 A JP H07318060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
combustion chamber
duct
air
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7121143A
Other languages
English (en)
Inventor
Brian Richards
ブライアン・リチャーズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rolls Royce PLC
Original Assignee
Rolls Royce PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rolls Royce PLC filed Critical Rolls Royce PLC
Publication of JPH07318060A publication Critical patent/JPH07318060A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/286Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply having fuel-air premixing devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones
    • F23R3/346Feeding into different combustion zones for staged combustion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 窒素酸化物の排出量を最小限にするガスター
ビン燃焼室の提供。 【構成】 流れ方向に連続する第1、第2、第3の燃焼
領域(36.40,44)を有するガスタービン燃焼室
(28)は、第2の混合気ダクト(70)と第3の混合
気ダクト(82)とを有する。第2と第3の混合気ダク
ト(70,82)は、その取入口(78,88)からそ
れらの出口開口部(80,90)へ断面積が小さくな
り、混合気ダクト(70,82)を通る流れを加速して
循環領域の発生を防止する。燃料噴射器(96,11
2)は、取入口(78,88)で形成された循環領域の
下流に燃料噴射開口部(106,120)を有する。燃
料噴射開口部(106,120)は、ダクト(70,8
2)の幅の大部分にわたって伸び、ダクト(70,8
2)の流れ方向の少なくとも一部にわたってダクト(7
0,82)を有効に分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンエンジン
燃焼室に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用低排出ガスタービンエンジンにお
いて、排出水準の要求に対応する上で、生成される窒素
酸化物(NOx)の量を最小限にするために、段階的な
燃焼が要求される。現在、排出水準の要求は、産業用ガ
スタービンの排気において、窒素酸化物の容量の100
万分の25未満であることが必要である。窒素酸化物の
排出を低減する基本的な方法は、燃焼反応温度を低くす
ることであり、これは、燃焼が起こる前に燃料と燃焼空
気の全体とを予備混合することが必要となる。窒素酸化
物(NOx)は、通常2段階の燃料噴射を使用する方法
によって低減される。英国特許第1489339号は、
NOxを低減するために2段階の燃料噴射を示してい
る。国際特許出願公開W092/07221号は、2段
及び3段の燃料噴射を示している。段階的な燃焼におい
て、燃焼のすべての段階は、きれいに燃焼することを目
的とし、従って、NOxを最小限にするために低い燃焼
温度が要求された。用語の「リーン燃焼」は、空気体燃
料比が小さい、すなわち、化学量論的比未満である空気
内での燃料の燃焼を意味する。
【0003】本発明は、段階的な燃焼を行うガスタービ
ンエンジンに関し、特に、第2の燃料空気混合ダクト及
び第2の燃料噴射または第3の燃料及び空気混合ダクト
及び第3の燃料噴射に関する。
【0004】第2または第3の燃料及び空気混合ダクト
に燃料を噴射するために、円筒形燃料噴射器を使用する
ことが知られており、この円筒形燃料噴射器は、199
3年5月24日に出願された英国特許9310690.
4号に示されている混合ダクトまで入口をわたって伸び
ている。この構成は、燃料が燃焼領域に達するまで燃焼
するべきではないにもかかわらず、混合ダクトの空気で
先に燃焼することがある。燃料は、燃料噴射器のすぐ下
流の領域の燃料によって、また空気の再循環及び混合ダ
クトの燃焼領域上流の高圧ガスによって混合ダクトの空
気で燃焼する。
【0005】本発明の目的は、これらの問題を低減しそ
れを克服する燃焼室を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、混合
気を少なくとも1つの燃焼領域に送るために少なくとも
1つの混合気ダクトを形成するダクト形成装置であっ
て、前記各混合気ダクトは、空気を受ける上流端、燃料
を受ける中間領域、及び混合気を少なくとも1つの燃焼
領域に送る下流端を有し、前記各混合気ダクトは、流れ
を加速するためにその上流端から下流端に断面積が小さ
くなっているダクト形成装置と、少なくとも1つの前記
混合ダクトの中間領域に燃料を噴射する少なくとも1つ
の燃料噴射器とを有し、前記各燃料噴射器は、少なくと
も中間領域に少なくとも1つの前記混合気ダクトに沿っ
て下流方向に伸びており、少なくとも1つの前記混合気
ダクトの流れ方向の長さの少なくとも一部にわたって少
なくとも1つの前記混合気ダクトを複数のダクトに分割
するようになっており、少なくとも1つの混合気ダクト
の中間領域に燃料を噴射するように配置された複数の噴
射開口部を有し、前記噴射開口部は、流れを横断する方
向に燃料を噴射する少なくとも1つの周囲壁によって規
定された少なくとも1つの燃焼領域を有するガスタービ
ン燃焼室を提供する。
【0007】燃料噴射器は、少なくとも1つの前記混合
気ダクトの流れ方向の長さ全体にわたって少なくとも1
つの前記混合気ダクトを複数のダクトに分割するために
少なくとも1つの混合気ダクトの長さ全体に伸びてい
る。
【0008】少なくとも1つの壁は、少なくとも1つの
混合気ダクトに沿って下流方向に伸びており、各壁は、
少なくとも1つの前記混合気ダクトの流れ方向の長さの
少なくとも一部にわたって少なくとも1つの前記混合気
ダクトを複数のダクトに分割する。
【0009】少なくとも1つの燃料噴射器は、混合気ダ
クトの上流部分に伸びており、前記壁は、前記燃料噴射
器及び前記壁が共に作用して少なくとも1つの混合気ダ
クトの流れ方向の長さ全体にわたって少なくとも1つの
混合気ダクトを複数のダクトに分割するように前記壁の
上流端のすぐ上流に配置されている。
【0010】少なくとも1つの燃料噴射器は、前記混合
気ダクトの上流部分にわたって伸びており、燃料噴射器
は上流端から下流端に断面積が小さくなる請求項1に記
載の燃焼室。
【0011】燃料噴射器の下流端は、比較的に鋭い縁部
を有する。
【0012】混合ダクト内に配置された燃料噴射器の部
分は、競技場形状の断面を有する。
【0013】好ましくは、燃料噴射器は、前記混合気ダ
クトの上流端を通って伸びており、燃料噴射器の一部
は、混合気ダクトの外側に配置されている。
【0014】好ましくは、混合気ダクトの外側に配置さ
れている前記燃料噴射器の一部は、航空機の翼の断面を
有する。
【0015】好ましくは、燃料噴射器は、少なくとも1
つの混合気ダクトの大部分にわたって流れ方向を横断す
る第1の方向に伸びている。
【0016】好ましくは、燃料噴射器は第1の方向に少
なくとも一部がほぼ一定の寸法であり、前記部分は、混
合気ダクトの上流端と中間領域との間に配置されてい
る。
【0017】好ましくは、混合気ダクトの外側に配置さ
れた燃料噴射器の部分は、前記混合気ダクト内に配置さ
れた燃料噴射器の部分に向かって断面が小さくなる。
【0018】好ましくは、燃料噴射器は、混合気ダクト
の上流端と中間領域との間で流れ方向を横断する第2の
方向に寸法が小さくなり、第2の方向は、第1の方向に
直角である。
【0019】好ましくは、第2の方向に一様な寸法の減
少がある。
【0020】好ましくは、複数の燃料噴射器が設けられ
ている。
【0021】燃焼室は、第1の燃焼領域と前記第1の燃
焼領域の下流の第2の燃焼領域を有し、少なくとも1つ
の混合気ダクトは、混合気を第2の燃焼室に送る。
【0022】周囲壁は管状であり、少なくとも1つの混
合気ダクトは前記第1の燃焼領域の周りに配置されてい
る。
【0023】燃焼室は、第1の燃焼領域と前記第1の燃
焼領域の下流の第2の燃焼領域と第2の燃焼領域の下流
の第3の燃焼室とを有し、少なくとも1つの混合気ダク
トは、混合気を第3の燃焼室に送る。
【0024】周囲壁は環状であり、前記少なくとも1つ
の混合気ダクトは、第2の燃焼領域の周りに配置されて
いる。
【0025】少なくとも1つの混合気ダクトは、一対の
環状壁によって半径方向内端と半径方向外端で規定され
ている。
【0026】好ましくは、複数の等しい間隔の燃料噴射
器が設けられている。
【0027】好ましくは、燃焼室は、燃焼室ケーシング
によって包囲され、少なくとも1つの燃料噴射器に燃料
を供給する燃料マニフォルドを有する。
【0028】また、本発明は、混合気を少なくとも1つ
の燃焼領域に送る混合気ダクト装置であって、空気を受
ける上流端、燃料を受ける中間領域、及び混合気を少な
くとも1つの燃焼領域に送る下流端を有し、流れを加速
するためにその上流端から下流端に断面積が小さくなっ
ている混合気ダクト装置と、前記混合ダクトの中間領域
に燃料を噴射する複数の燃料噴射器とを有し、前記燃料
噴射器は、中間領域に前記混合気ダクトに沿って下流方
向に伸びており、前記混合気ダクトの流れ方向の長さの
少なくとも一部にわたって前記混合気ダクト装置を複数
のダクトに分割するようになっており、混合気ダクトの
中間領域に燃料を噴射するように配置された複数の噴射
開口部を有し、前記噴射は、流れを横断する方向に隣接
する燃料噴射器に向けられる少なくとも1つの周囲壁に
よって規定された少なくとも1つの燃焼領域を有するガ
スタービン燃焼室を提供する。
【0029】また本発明は、第1の端部と第2の端部と
を有する部材を有し、前記部材は、前記第1の端部から
前記第2の端部に長手方向に断面積が小さくなり、前記
第1の端部から前記第2の端部に長手方向に直角な第1
の方向に寸法が小さくなり、前記第1の端部から前記第
2の端部に燃料を供給するために長手方向に伸びる通路
を有し、前記第2の端部から所定の距離に複数の噴射開
口部を有し、前記噴射開口部は、第1の方向及び長手方
向の双方に直角な第2の方向に間隔を置いており、前記
噴射開口部は、前記第1の方向に燃料を向けるように配
置されているガスタービンエンジン燃料噴射器を提供す
る。
【0030】燃料噴射器は第1の方向に寸法が一様に小
さくなる。
【0031】好ましくは、部材の少なくとも一部は、前
記第2の方向にほぼ一定の寸法である。
【0032】好ましくは、部材の少なくとも一部は、前
記部材の第2の端部に隣接している。
【0033】好ましくは、燃料噴射器の一部は、前記部
材の第1の端部と第2の方向に一定の寸法を有する前記
部材の部分との間で前記第2の方向に寸法が小さくな
る。
【0034】好ましくは、第1の方向に一定の寸法を有
する前記部材の部分は、競技場形の断面を有する。
【0035】好ましくは、第2の方向に寸法が小さくな
る部材の部分は、航空機の翼の断面を有する。
【0036】好ましくは、部材の第2の端部は、鋭い縁
部を有する
【0037】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0038】図1に示す産業用ガスタービンエンジン1
0は、軸線方向に流れるように、入口12と、圧縮機部
分14と、燃焼室組立体16と、タービン部分14と、
パワータービン部分20と、出口22とを有する。ター
ビン部分18は、1つまたはそれ以上の軸(図示せず)
を介して圧縮機部分14を駆動するように配置されてい
る。パワータービン部分20は、軸を介して発電機26
を駆動するように配置されている。しかしながら、パワ
ータービン部分20は、他の目的のための駆動を行うよ
うに配置されている。ガスタービンエンジン10は、従
来のものでさらに詳細には説明しない。
【0039】燃焼室組立体16は、図2乃至図5にさら
に詳細に示されている。燃焼室組立体16は、円周方向
に等間隔に配置された複数の、例えば9つの管状燃焼室
28を有する。管状燃焼室28の軸線は、ほぼ半径方向
に延びるように配置されている。管状燃焼室28の入口
は、それらの半径方向の外端にあり、それらの出口は、
それらの半径方向の内端を有する。
【0040】管状燃焼室28の各々は、環状壁の上端に
固定された上流壁30を有する。環状壁32の第1の上
流部分34は、第1の燃焼領域36を規定し、環状壁3
2の第2の中間部分38は、第2の燃焼領域40を規定
し、環状壁32の第3の下流部分42は、第3の燃焼領
域44を規定している。第1の部分34の下端部は、直
径がスロート部48に向かって小さくなっている円錐台
部分46を有する。環状壁32の第2の部分38は、第
1の部分34より大きな直径を有する。円錐台部分50
は、スロート48と第2の部分38の上端とを相互に接
続する。第2の部分38の下端部は、スロート54まで
直径が小さくなり、円錐台部分を有する。環状壁32の
第3の部分は、第2部分38より直径が大きい。円錐台
部分56はスロート54と第3の部分42とを相互に接
続する。
【0041】管状の燃焼室28の各々の上流壁30は、
混合気を第1の燃焼領域36に供給することができる開
口部を有する。第1の半径方向の流れ渦巻き形成機60
が上流壁30の開口部58と同軸に配置されており、第
2の半径方向の流れ渦巻き形成機62が、上流壁30の
開口部58と同軸に配置されている。第1の半径方向の
流れ渦巻き形成機60が、管状燃焼室の軸線に関して、
第2の半径方向の流れ渦巻き形成機62の軸線方向下流
に配置されている。第1の半径方向の流れ渦巻き形成機
60は、複数の燃料噴射器64を有し、その各々は、渦
巻き形成機の2つの羽根の間に形成された通路内に配置
されている。第2の半径方向の流れ渦巻き形成機62
は、複数の燃料噴射器72を有し、その各々は、渦巻き
機の2つの羽根の間に形成された通路内に配置されてい
る。第1と第2の半径方向の流れ渦巻き形成機は、それ
らが空気流を反対方向に渦を巻かせるように配置されて
いる。2つの半径方向の流れ渦巻き機の使用及び羽根の
間に形成された通路に配置された燃料噴射器の使用の詳
細については、国際特許出願公開WO92/07221
を参照すべきである。第1の混合気は、第1と第2の半
径方向の流れ渦巻き形成機60及び62の羽根の間の通
路で一緒に混合される。
【0042】環状の第2の混合気ダクト70が管状燃焼
室28の各々に設けられている。各第2の混合気ダクト
70が1次燃焼領域36の周りに同軸的に配置されてい
る。第2の混合気ダクトの各々は、第2の環状壁72と
3次環状壁74との間に形成されている。第2の環状壁
72は、第2の混合気ダクト70の半径方向内端を規定
し、第3の環状壁74は、第2の混合気ダクト70の半
径方向外端を形成する。第2の環状壁72の軸線方向上
流端76は、第1の半径方向の流れ渦巻き形成機60の
サイドプレートに固定されている。第2及び第3の環状
壁72及び74の軸線方向上流端は、管状燃焼室の軸線
に垂直な同じ平面内にある。第2の混合気ダクト70
は、第2の環状壁72の上流端と第3の環状壁74の上
流端との間で半径方向に規定された第2の空気取入口7
8を有する。
【0043】第2の混合気ダクト70の下流端におい
て、第2と第3の環状壁72及び74は、円錐台部分5
0に固定され、円錐台部分50は、円周方向に等間隔に
配置された複数の開口部80を備えている。開口部80
は、管状燃焼室28の軸線に向かって下流方向に管状燃
焼室28の第2の領域40に混合気を流すように配置さ
れる。開口部80は、円形か、またはスロットであり等
しい流れ面積である。
【0044】第2の混合気ダクト70は、上流端の取入
口から下流端の開口部80まで次第に断面積が小さくな
る。第2の混合気ダクト70の第2及び第3の環状壁7
2及び74は、空気力学的に円滑なダクト70を生成す
るような形状である。従って、第2の混合気ダクト70
の形状は、循環流領域を生じないで、ダクト70を通る
加速流を生じる。
【0045】第3の環状混合気ダクト82は、管状燃焼
室28の各々に設けられている。各第3の混合気ダクト
82は、第2の燃焼領域の周りに同軸的に配置されてい
る。第3の混合気ダクト82の各々は、第4の環状壁8
4と第5の環状壁86との間に形成されている。第4の
環状壁84は、第3の混合気ダクト82の半径方向内端
を規定し、第5の環状壁86は、第3の混合気ダクト8
2の外端を規定している。第4と第5の環状壁84及び
86の軸線方向上流端は、ほぼ管状燃焼室28の軸線に
垂直な平面にある。第3の混合気ダクト82は、第4の
環状壁84の上流端と第5の環状壁86の上流端との間
に半径方向に規定された第3の空気取入口88を有す
る。
【0046】第3の混合気ダクト82の下端では、第4
と第5の環状壁84及び86は、円錐台部分56に固定
され、円錐台部分56は、円周方向に等間隔に配置され
た複数の開口部90を有する。開口部90は、管状燃焼
室28に向かって下流方向に管状燃焼室28の第3の燃
焼領域44に混合気を向けるように配置されている。開
口部90は、円形か、またはスロットであり、等しい流
れ面積である。
【0047】第3の混合気ダクト82は、上流端の取入
口88から下流端の開口部90まで次第に断面積が小さ
くなる。第3の混合気ダクト82の第4及び第5の環状
壁84及び86は、空気力学的に円滑なダクト82を生
成するような形状である。従って、第3の混合気ダクト
82の形状は、循環流を生じる領域を生じないで、ダク
ト70を通る流れを加速する。
【0048】複数の第2の燃料装置92がタービン燃焼
室28の各々の第2の燃料混合気ダクトに燃料を供給す
るために設けられている。各燃焼室28の第2の燃料装
置92は、管状燃焼室28の上流端に管状燃焼室28と
同軸に配置された環状の第2のマニフォルド94を有す
る。第2の燃料マニフォルドは、ケーシング124によ
って規定されているが、ケーシング124の外側または
内側には配置されていてもよい。各第2の燃料マニフォ
ルド94は、複数の例えば、32の等間隔に配置された
第2の燃料噴射器96を有する。第2の燃料噴射器の各
々は、第2の燃料マニフォルド94から第2の混合気ダ
クト70の取入口78を通って下流方向に第2の混合気
ダクト70に管状燃焼室28に関して軸線方向に伸びて
いる中空部材98を有する。各中空部材98は、第2の
混合気ダクト70に沿って下流方向に取入口78から十
分に離れた位置まで伸びており、そこでは、ダクト70
への空気流によって第2の混合気ダクト70に循環流は
ない。
【0049】各中空部材98は、第1の方向に、すなわ
ち、混合気ダクト70の大部分にわたって、下流方向に
関して横断する方向に第2の混合気ダクトを半径方向に
わたるように伸びている。各中空の部材98は、その長
さに沿った1つの部分107で第1の方向に、また管状
燃焼室28に関して半径方向に同じ寸法を有する。各中
空の部材98は、第2の燃料マニフォルド94に固定さ
れた第1の端部100と第2の混合気ダクト70の第2
の端部102との間で第1の方向に直角な第2の方向に
流れを横断するように、直径が次第に小さくなる。中空
部材98は、第1の端部と部分107との間の第1の方
向に寸法が小さくなる。各中空部材98は、第1の端部
100から第2の端部102に向かって断面積が小さく
なる。
【0050】各中空の部材98は、中空の部材98の第
2の端部102から間隔を置いた位置に向かう第2の燃
料マニフォルド94まで中空部材98の第1の端部から
長手方向に伸びている通路104を有する。各中空部材
98の第2の端部102は、複数の噴射開口部106を
有する。開口部106は、第1の方向から離れており、
第1の方向に直角に、すなわち第2の方向に燃料を向け
る。中空の部材98の両側から第2の方向に反対方向に
燃料を噴射するために開口部106が設けられている。
通路104は噴射開口部106と相互に接続して燃料を
第2の燃料マニフォルド94から噴射開口部106に供
給する。各中空部材98の噴射開口部106は、第2の
混合気ダクト70に関して半径方向に離れており、円周
方向に燃料を噴射することは分かるであろう。従って、
各燃料噴射器96は、燃料を隣接した燃料噴射器96に
向けて排出する。
【0051】燃料噴射器96の中空部材98は、それら
がダクト70を多数の分かれた混合ダクトに空気力学的
に有効に分割するように第2の混合気ダクト70の大部
分にわたって伸びている。燃料噴射器96は、第2の混
合気ダクトを分かれたダクトに分割すると共に燃料を分
かれた混合ダクトに供給するように作用する。中空部材
98の半径方向内外端と第2の混合気ダクト70を規定
する環状壁72及び74との間に無視できない量の流れ
がある。燃料噴射器96は、第2の混合気ダクト70の
長さの一部にのみ伸びている。
【0052】中空の部材98は、図6及び図7に示すよ
うに領域105上で断面が航空機の翼形状であり、中空
部材98は、図8、図9及び図10に示すような領域1
07において競技場の形状の断面である。中空部材98
は、第1と第2の半径方向の渦巻き流形成機に乱れを生
じることなくケーシング124内で中空の部材98を横
断するように空気力学的に円滑に空気を流すことができ
るように領域105で航空機翼の形状である。中空の部
材98は、中空部材98の空気の円滑な空気力学的な流
れを第2の混合気ダクト70に与えるために領域107
で競技場の形状である。中空部材98の第2の端部10
2は、非常に薄い縁部であり、空気流が第2の端部10
2を出るとき、中空部材98に沿って第2の混合気ダク
ト70を通過する空気流によって乱れがほとんど発生し
ない。燃料を管状燃焼室28の各々の第3の混合気ダク
ト82に供給するために複数の第3の燃料装置が設けら
れている。各管状燃焼室28の第3の燃料装置は、管状
の燃焼室28と同軸的に配置された環状の第3の燃料マ
ニフォルド110を有する。第3の燃料マニフォルド1
10は、ケーシング124の外側に配置されるが、ケー
シング124内に配置してもよい。各第3の燃料マニフ
ォルド110は複数の、例えば32の円周方向に等しい
間隔に配置された第3の燃料噴射器112を有する。第
3の燃料噴射器112の各々は、中空の部材114を有
し、この部材114は、最初に半径方向内側に伸びてお
り、次に、第3の燃料マニフォルド110から第3の混
合気ダクト82の取入口88を通って下流方向にそして
第3の混合気ダクト82に管状燃焼室28に関して軸線
方向に伸びている。各中空部材114は、第3の混合気
ダクト82に沿って下流方向に、ダクト82への空気流
によって第3の混合気ダクト82に循環流のない、取入
口88から十分に離れた位置に伸びている。
【0053】各中空部材114は、第1の位置、すなわ
ち、第3の混合気ダクト82の大部分にわたって流れ方
向を横断する混合気をわたって半径方向に伸びている。
各中空部材114は、第3の混合気ダクト82内にある
長さに沿ってすべての位置で大の方向に同じ寸法であ
る。各中空部材114は、第1の方向に直角に、第3の
燃料マニフォルド110に固定された第1の端部116
と第3の混合気ダクト82の第2の端部118との間
で、流れ方向を横断する方向に寸法が次第に小さくな
る。各中空部材114は、第1の端部116から第2の
端部118に断面が小さくなる。
【0054】各中空部材114は、通路120を有し、
この通路120は第3の燃料マニフォルド110で中空
部材114の第1の端部116から中空部材114の第
2の端部から離れた位置に長手方向に伸びている。各中
空部材114の第2の端部118は、複数の噴射開口部
122を有する。開口部122は、第1の方向に間隔を
置いており、第1の方向に直角に、第2の方向に燃料を
向けるように配置されている。第2の方向にではある
が、反対方向に中空部材114の双方側から燃料を噴射
するように開口部122が設けられている。通路120
は、噴射開口部122と相互に接続し、第3の燃料マニ
フォルド110から噴射開口部122に燃料を供給す
る。中空部材120の噴射開口部は、第3の混合気ダク
ト82に関して半径方向に間隔を置いており、円周方向
に燃料を噴射することが分かる。
【0055】同様に、燃料噴射器112の中空の部材1
14は、それらがダクト82を多数の分かれた混合ダク
トに空気力学的に有効に分割するように第3の混合気ダ
クト82の大部分にわたって伸びている。燃料噴射器1
12は、第3の混合気ダクト82を分かれた混合気ダク
トに分割し、燃料を分かれた混合気ダクトに供給するよ
うに作用する。中空部材114の半径方向内外端と第3
の混合気ダクト82を規定する環状壁84及び86とに
間に無視できる量の流れがある。燃料噴射器112は、
第3の混合気ダクト82の長さの一部にわたって伸びて
いる。
【0056】中空の部材114は、図2に示すように領
域115にわたって断面が航空機の翼の形状であるが、
中空の部材114は、図2に示すように領域117にお
いて断面が競技場の形状である。中空の部材114は、
第1及び第2の渦巻き形成機60及び62に、また第2
の混合気ダクト70に乱れを与えることなく、ケーシン
グ124内で中空の部材を横断するように空気力学的に
円滑に空気が流れることができるようにするために領域
115で航空機の形状である。中空の部材114は、中
空部材117の長さ方向に空気力学的に円滑に空気が流
れることができるようにするために領域117で競技場
の形状である。中空の部材114の第2の端部は、空気
が第2の端部から出るとき、中空部材114に沿って第
3の混合気ダクト82を通過する空気流によって乱れが
生じないように非常に薄い縁部である。
【0057】第2及び第3の燃料マニフォルド94及び
110は、管状燃焼室28を包囲する燃焼ケーシング1
24の外側に配置されている。
【0058】動作において、ダクトの航空力学的な円滑
な形状によって、また第2及び第3の混合気ダクト70
が上流端の取入口78,88と、下流端の開口部80,
90との間で断面積が小さくなると言う事実によって第
2及び第3の混合気ダクト70及び80を通る空気流が
加速される。混合気ダクト70及び82を通る空気流の
加速は、混合ダクト70及び82で循環領域の形成を少
なくするかそれを防止する。
【0059】燃料噴射器96及び112は、燃焼室ケー
シング124の外側に配置された燃料マニフォルドから
伸びている。燃焼室ケーシング124の外側の燃料マニ
フォルドの場所は、燃料マニフォルドから混合ダクト7
0及び82に燃料が漏れる可能性がなく、混合気ダクト
70及び82で燃焼する可能性が小さくなるという利点
を有する。この設計において燃焼室のケーシングの内側
を密封する必要はなく、パイプに膨張収縮性能を与える
必要がない。
【0060】噴射開口部106,122から各開口部8
0,90への距離は、できるだけ大きくなるように維持
される。これは、噴射器96,112から噴射された燃
料が混合ダクト70,82の取入口78,88の循環領
域に混合しないように噴射開口部106,122が混合
ダクト70,82の取入口78,88から十分に離れる
ことを保証しながら、燃料と空気の混合を最適にするた
めである。
【0061】環状混合ダクトの周りのすべての位置で燃
料噴射器が、同じ角度傾斜することが可能である。しか
しながら、環状混合ダクトの周りの種々の位置で燃料噴
射器角度を変化させることも可能である。
【0062】本発明は、混合ダクトの長さの一部にのみ
伸びている燃料噴射器を有する。しかしながら、もし、
混合ダクトが十分に直線的であるなら、燃料噴射器は、
混合ダクトの長さ全体に伸びて、混合ダクトを分かれた
混合ダクトに分割する。この場合、燃料噴射器は、混合
ダクトの長さに沿って一定の断面積を有する。この場合
において、燃料噴射器は、混合ダクトの長さに沿って一
定の断面積を有する。
【0063】下流端の混合ダクトを半径方向に伸びる壁
によって分割することが可能である。例えば、第3の混
合気ダクト82は、図2の破線によって指示される半径
方向の壁を有する。燃料噴射器112の下流端118
は、燃料噴射器112及び壁126が共に作用して取入
口88から開口部90に第3の混合気ダクト82を完全
に分割するように壁126の上流端に直に隣接し、また
は接近するように配置される。燃料噴射器は、第3の混
合ダクトの長さに沿って一定の断面積を有する。壁は、
壁84,86の一方にのみ固定されるか、双方の環状壁
84及び86に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃焼室組立体を有するガスタービ
ンエンジンの概略図である。
【図2】図1に示す燃焼室の長手方向の拡大断面図であ
る。
【図3】図2の矢印A−Aの方向の断面図である。
【図4】図2の矢印B−Bの方向の断面図である。
【図5】1つの燃料噴射器を示す図2の矢印Cの方向の
部分拡大図である。
【図6】図5の矢印D−Dの方向の断面図である。
【図7】図5の矢印E−Eの方向の断面図である。
【図8】図5の矢印F−Fの方向の断面図である。
【図9】図5の矢印G−Gの方向の断面図である。
【図10】図5の矢印H−Hの方向の断面図である。
【符号の説明】
28 ガスタービン燃焼室 30,40,44 第1,第2,第3の燃焼領域 70,82 混合気ダクト 78,88 取入口 80,90 出口開口部 94 マニフォルド 96,112 燃料噴射器 98 中空部材 100 第1の端部 102 第2の端部 106,120 燃料噴射開口部 114 中空部材 118 第2の端部 120 通路 122 噴射開口部 124 ケーシング

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合気を少なくとも1つの燃焼領域に送
    るために少なくとも1つの混合気ダクトを形成するダク
    ト形成装置であって、前記各混合気ダクトは、空気を受
    ける上流端、燃料を受ける中間領域、及び混合気を少な
    くとも1つの燃焼領域に送る下流端を有し、前記各混合
    気ダクトは、流れを加速するためにその上流端から下流
    端に断面積が小さくなっているダクト形成装置と、 少なくとも1つの前記混合ダクトの中間領域に燃料を噴
    射する少なくとも1つの燃料噴射器とを有し、前記各燃
    料噴射器は、少なくとも中間領域に少なくとも1つの前
    記混合気ダクトに沿って下流方向に伸びており、少なく
    とも1つの前記混合気ダクトの流れ方向の長さの少なく
    とも一部にわたって少なくとも1つの前記混合気ダクト
    を複数のダクトに分割するようになっており、少なくと
    も1つの混合気ダクトの中間領域に燃料を噴射するよう
    に配置された複数の噴射開口部を有し、前記噴射開口部
    は、流れを横断する方向に燃料を噴射する少なくとも1
    つの周囲壁によって規定されている少なくとも1つの燃
    焼領域を有するガスタービン燃焼室。
  2. 【請求項2】 前記燃料噴射器は、少なくとも1つの前
    記混合気ダクトの流れ方向の長さ全体にわたって少なく
    とも1つの前記混合気ダクトを複数のダクトに分割する
    ために少なくとも1つの混合気ダクトの長さ全体に伸び
    ている請求項1に記載の燃焼室。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの壁は、少なくとも1つ
    の混合気ダクトに沿って下流方向に伸びており、前記各
    壁は、少なくとも1つの前記混合気ダクトの流れ方向の
    長さの少なくとも一部にわたって少なくとも1つの前記
    混合気ダクトを複数のダクトに分割する請求項1に記載
    の燃焼室。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの燃料噴射器は、混
    合気ダクトの上流部分に伸びており、前記壁は、前記燃
    料噴射器及び前記壁が共に作用して少なくとも1つの混
    合気ダクトの流れ方向の長さ全体にわたって少なくとも
    1つの混合気ダクトを複数のダクトに分割するように前
    記壁の上流端のすぐ上流に配置されている請求項3に記
    載の燃焼室。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの燃料噴射器は、前記混
    合気ダクトの上流部分にわたって伸びており、燃料噴射
    器は上流端から下流端に断面積が小さくなる請求項1に
    記載の燃焼室。
  6. 【請求項6】 前記燃料噴射器の下流端は、比較的に鋭
    い縁部を有する請求項5に記載の燃焼室。
  7. 【請求項7】 前記混合ダクト内に配置された燃料噴射
    器の部分は、競技場形状の断面を有する請求項1に記載
    の燃焼室。
  8. 【請求項8】 前記燃料噴射器は、前記混合気ダクトの
    上流端を通って伸びており、前記燃料噴射器の一部は、
    混合気ダクトの外側に配置されている請求項1に記載の
    燃焼室。
  9. 【請求項9】 混合気ダクトの外側に配置されている前
    記燃料噴射器の一部は、航空機の翼の断面を有する請求
    項8に記載の燃焼室。
  10. 【請求項10】 前記燃料噴射器は、少なくとも1つの
    混合気ダクトの大部分にわたって流れ方向を横断する第
    1の方向に伸びている請求項5に記載の燃焼室。
  11. 【請求項11】 前記燃料噴射器は第1の方向に少なく
    とも一部がほぼ一定の寸法であり、前記部分は、混合気
    ダクトの上流端と中間領域との間に配置されている請求
    項10に記載の燃焼室。
  12. 【請求項12】 前記混合気ダクトの外側に配置された
    燃料噴射器の部分は、前記混合気ダクト内に配置された
    燃料噴射器の部分に向かって断面が小さくなる請求項8
    に記載の燃焼室。
  13. 【請求項13】 前記燃料噴射器は、混合気ダクトの上
    流端と中間領域との間で流れ方向を横断する第2の方向
    に寸法が小さくなり、前記第2の方向は、前記第1の方
    向に直角である請求項10に記載の燃焼室。
  14. 【請求項14】 第2の方向に一様な寸法の減少がある
    請求項13に記載の燃焼室。
  15. 【請求項15】 複数の燃料噴射器を有する請求項1に
    記載の燃焼室。
  16. 【請求項16】 前記燃焼室は、第1の燃焼領域と前記
    第1の燃焼領域の下流の第2の燃焼領域を有し、少なく
    とも1つの混合気ダクトは、混合気を第2の燃焼室に送
    る請求項1に記載の燃焼室。
  17. 【請求項17】 前記周囲壁は管状であり、少なくとも
    1つの混合気ダクトは前記第1の燃焼領域の周りに配置
    されている請求項16に記載の燃焼室。
  18. 【請求項18】 前記燃焼室は、第1の燃焼領域と前記
    第1の燃焼領域の下流の第2の燃焼領域と第2の燃焼領
    域の下流の第3の燃焼室とを有し、少なくとも1つの混
    合気ダクトは、混合気を第3の燃焼室に送る請求項1に
    記載の燃焼室。
  19. 【請求項19】 前記周囲壁は環状であり、前記少なく
    とも1つの混合気ダクトは、第2の燃焼領域の周りに配
    置されている請求項18に記載の燃焼室。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1つの混合気ダクト
    は、一対の環状壁によって半径方向内端と半径方向外端
    で規定されている請求項17または19に記載の燃焼
    室。
  21. 【請求項21】 複数の等しい間隔の燃料噴射器を有す
    る請求項20に記載の燃焼室。
  22. 【請求項22】 混合気を少なくとも1つの燃焼領域に
    送る混合気ダクト装置であって、空気を受ける上流端、
    燃料を受ける中間領域、及び混合気を少なくとも1つの
    燃焼領域に送る下流端を有し、流れを加速するためにそ
    の上流端から下流端に断面積が小さくなっている混合気
    ダクト装置と、 前記混合ダクトの中間領域に燃料を噴射する複数の燃料
    噴射器とを有し、前記燃料噴射器は、中間領域に前記混
    合気ダクトに沿って下流方向に伸びており、前記混合気
    ダクトの流れ方向の長さの少なくとも一部にわたって前
    記混合気ダクト装置を複数のダクトに分割するようにな
    っており、混合気ダクトの中間領域に燃料を噴射するよ
    うに配置された複数の噴射開口部を有し、前記噴射は、
    流れを横断する方向に隣接する燃料噴射器に向けられる
    少なくとも1つの周囲壁によって規定された少なくとも
    1つの燃焼領域を有するガスタービン燃焼室。
  23. 【請求項23】 第1の端部と第2の端部とを有する部
    材を有し、前記部材は、前記第1の端部から前記第2の
    端部に長手方向に断面積が小さくなり、前記第1の端部
    から前記第2の端部に長手方向に直角な第1の方向に寸
    法が小さくなり、前記第1の端部から前記第2の端部に
    燃料を供給するために長手方向に伸びる通路を有し、前
    記第2の端部から所定の距離に複数の噴射開口部を有
    し、前記噴射開口部は、第1の方向及び長手方向の双方
    に直角な第2の方向に間隔を置いており、前記噴射開口
    部は、前記第1の方向に燃料を向けるように配置されて
    いるガスタービンエンジン燃料噴射器。
  24. 【請求項24】 前記第1の方向に寸法が一様に小さく
    なる請求項23に記載の燃料噴射器。
  25. 【請求項25】 前記部材の少なくとも一部は、前記第
    2の方向にほぼ一定の寸法である請求項23に記載の燃
    料噴射器。
  26. 【請求項26】 前記部材の少なくとも一部は、前記部
    材の第2の端部に隣接している請求項25に記載の燃料
    噴射器。
  27. 【請求項27】 前記燃料噴射器の一部は、前記部材の
    第1の端部と第2の方向に一定の寸法を有する前記部材
    の部分との間で前記第2の方向に寸法が小さくなる請求
    項26に記載の燃料噴射器。
  28. 【請求項28】 前記第1の方向に一定の寸法を有する
    前記部材の部分は、競技場形の断面を有する請求項25
    に記載の燃料噴射器。
  29. 【請求項29】 前記第2の方向に寸法が小さくなる部
    材の部分は、航空機の翼の断面を有する請求項27に記
    載の燃料噴射器。
  30. 【請求項30】 前記部材の第2の端部は、鋭い縁部を
    有する請求項23に記載の燃料噴射器。
JP7121143A 1994-05-21 1995-05-19 ガスタービン燃焼室 Withdrawn JPH07318060A (ja)

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