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JPH07304998A - パターニング可能な無機酸化物被膜形成用コーティング剤及びパターン形成方法 - Google Patents

パターニング可能な無機酸化物被膜形成用コーティング剤及びパターン形成方法

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Publication number
JPH07304998A
JPH07304998A JP29517694A JP29517694A JPH07304998A JP H07304998 A JPH07304998 A JP H07304998A JP 29517694 A JP29517694 A JP 29517694A JP 29517694 A JP29517694 A JP 29517694A JP H07304998 A JPH07304998 A JP H07304998A
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JP
Japan
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group
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polyhydric alcohol
metal nitrate
forming
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JP29517694A
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Tatsuya Nogami
達哉 野上
Rie Sakai
里枝 酒井
Takeshi Hosoya
猛 細谷
Takakazu Nakada
孝和 中田
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)成分として金属硝酸塩と、(B)成分
として多価アルコール(エチレングリコール等)、多価
アルコールの縮合物(ジエチレングリコール等)及びそ
れらの誘導体並びにN−メチルピロリドン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ジメチルアセト
アミド及びそれらの誘導体の中から選ばれた少なくとも
1種の化合物が、有機溶媒または/及び水に溶解してな
ることを特徴とする光(紫外線等)によりパターニング
可能な無機酸化物被膜形成用コーティング剤に関し、
又、前記コーティング剤を基材に塗布、乾燥した後、光
を照射し、光未照射部分を水により溶解除去する事を特
徴とする無機酸化物被膜のパターン形成方法に関する。 【効果】 本発明のコーティング剤は、紫外線等の光に
より、容易に所望部分にのみ、無機被膜を形成しうる。
又、光未照射部の溶解除去が、水で行える為、耐薬品性
の無い基材にも適用でき、且つ廃液、環境汚染等の問題
が無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、必要とする部分に無機
酸化物被膜を形成しうるコーティング剤とそのパターン
形成方法に関し、更に詳しくは、コーティング剤より得
られた乾燥被膜が、光照射により、水に対して不溶化す
ることを利用し、不要部分の被膜を水により溶解除去す
ることにより、所望部分にのみ被膜を形成しうるコーテ
ィング剤及びそのパターニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】所望部分にのみ無機被膜を形成させる方
法、所謂無機膜のパターニング方法には、スクリーン印
刷や転写印刷等の印刷法と、蒸着法、スパッタリング法
等で代表される気相法や酸化物被膜形成用塗布液を用い
る塗布法で全面に無機被膜を形成後、エッチング等の方
法により不必要な部分を除去する方法が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン印刷法によ
る無機被膜パターン形成法は、特開昭61−21566
8号公報に示される様に、スクリーン印刷性の問題か
ら、塗布液の粘度を上げる目的で、有機高分子化合物が
加えられる。パターン印刷後、有機高分子化合物を塗膜
中から除去する為、高温での焼成が必要となり、印刷さ
れる基材がガラス等に限定される。またスクリーン印刷
法では、10μm以下のパターンを形成することは、困
難である。
【0004】特開昭64−24025号公報には、フレ
キソ印刷機を用いる転写印刷法が開示されている。転写
印刷法は、低粘度の塗布液での塗布が可能であるため、
上記、高粘度化の為の有機高分子化合物の添加は不要で
あるため、比較的低温での焼成が可能である。しかしな
がら、転写印刷は、ゴム凸版上の塗布液を基材に転写す
る方法であるため、1mm以下のパターンを形成するこ
とは困難であった。
【0005】気相法、塗布法で基材表面全面に無機被膜
を形成後、不要部分をエッチング除去し、所望部分にの
みパターンを形成する方法は、一般的に行われている。
この方法は、パターン部分をフォトレジスト等で保護し
た後、特定の薬剤で不要部分を除去するため、1μm以
下の微細パターンの形成が可能であるが、レジストの塗
布、レジストのパターンニング、無機被膜のエッチン
グ、レジストの除去と工程が長く、複雑である。また、
無機被膜をエッチング除去する為の薬剤は、フッ化水素
酸の様な毒物や、強アルカリ、強酸を用いる為、危険を
伴い、廃液の問題があった。
【0006】ジャーナルオブノンクリタリンソリッド1
00巻501頁(1988年)には塗布液にポリエチン
グリコールを添加し、柔軟な乾燥塗膜を凹凸を有したス
タンプと圧着させることにより、パターンを形成する事
が提案されているが、塗膜表面に凹凸は形成されるもの
の、不要部分にも薄い無機被膜が残存してしまうばかり
か、添加したポリエチングリコールを、除去する為に、
高温での焼成が必要であった。
【0007】ジャーナルオブノンクリタリンソリッド1
47、148巻447頁(1992年)には、アルコキ
シシランの光重合性有機官能基と光重合性有機モノマー
の光重合を利用したパターニング方法が提案されている
が、塗膜に多くの有機物が存在するため、無機被膜本来
の耐熱性、耐溶剤性が損なわれる問題があった。チタニ
ウムやジルコニウムのβ−ジケトン錯体の光硬化性を利
用した、無機被膜のパターニング方法が、日本セラミッ
クス協会1993年年次大会3H15で報告されている
が、不要部分の除去には有機溶媒を用いているため、使
用できる基材の限定を受け、且つ廃液の問題があった。
【0008】高分子学会第11回無機高分子研究討論会
要旨52頁(1992年)には、ターシャリーブトキシ
シランを含む塗膜のパターニングが報告されているが、
特殊なアルコキシシシランを用いなければならず、且つ
アルコキシシランそのものには光硬化性が無いため、光
により酸を発生する触媒を添加しなければならず、塗膜
が汚染される恐れがあった。
【0009】本発明の目的は、簡単な方法で無機酸化物
被膜よりなるパターン形成ができるコーティング剤及び
パターン形成法の提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(A)
成分として金属硝酸塩と、(B)成分として多価アルコ
ール、多価アルコールの縮合物、多価アルコールのエー
テルまたはエステル誘導体、多価アルコールの縮合物の
エーテルまたはエステル誘導体及びそれらの誘導体並び
にN−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキサイド、ジメチルアセトアミド及びそれら
の誘導体の中から選ばれた少なくとも1種の化合物が、
有機溶媒又は/及び水に溶解してなることを特徴とする
光によりパターニング可能な無機酸化物被膜形成用コー
ティング剤に関する。
【0011】また、本発明は上記コーティング剤を基材
に塗布、乾燥した後、光を照射し、光未照射部分を水に
より溶解除去することを特徴とするパターン形成方法に
関する。以下、本発明を詳細に説明する。本発明に用い
られる(A)成分の金属硝酸塩としては、周期律表の、
IIa 族、IIIa族、IVa 族、Va族、IIIb族、IVb 族、Vb
族、VIIb族、VIII族の金属の硝酸塩から選ばれた少なく
とも1種の硝酸塩が挙げられる。好ましくは、バリウ
ム、マグネシウム、アルミニウム、インジウム、ナマ
リ、ビスマス、イットリウム、セリウム、ニオビウム、
タンタリウム、クロミウム、モリブデン、タングステ
ン、マンガン、鉄、コバルト、パラジウム、銅、カドミ
ウムの硝酸塩が挙げられる。特に好ましくは、アルミニ
ウム、インジュウム、ビスマス、イットリウム、セリウ
ム、クロミウム、タングステン、マンガン、鉄、コバル
ト、銅及びカドミウムの硝酸塩が挙げられる。
【0012】本発明に用いられる(B)成分は、金属硝
酸塩に光硬化性を発現させると共に、塗布液を基材に塗
布乾燥時、金属硝酸塩が結晶、析出し、塗膜が白濁する
ことを防止する目的で用いられる。(B)成分として
は、多価アルコール、多価アルコールの縮合物、多価ア
ルコールのエーテルまたはエステル誘導体、多価アルコ
ールの縮合物のエーテルまたはエステル誘導体それらの
他の誘導体並びにN−メチルピロリドン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキサイド、ジメチルアセトア
ミド及びそれらの他の誘導体より選ばれた少なくとも1
種の化合物を用いることが出来る。特に好ましくは、多
価アルコール、多価アルコールの縮合物、多価アルコー
ルのエーテル、多価アルコールの縮合物のエーテルが挙
げられる。
【0013】具体的には、多価アルコールとしては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、ヘキシレングリコール、エトヘキサジオー
ル、グリセリン及び1,2,6−ヘキサントリオール等
が挙げられる。多価アルコール縮合物としては、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリメチレングリコール及びジブチレ
ングリコール等が挙げられる。
【0014】多価アルコールのエーテル誘導体として
は、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、プロピルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、フェニルセロソルブ、ベ
ンジルセソロルブ、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノブチルエーテル、ブチレングリ
コールモノメチルエーテル、ブチレングリコールモノエ
チルエーテル及びブチレングリコールモノブチルエーテ
ル等のモノアルキルエーテル類、ジメチルセロソルブ、
ジエチルセロソルブ、ジブチルセロソルブ、プロピレン
グリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジ
エチルエーテル及びプロピレングリコールジブチルエー
テル等の多価アルコールのジアルキルエーテル類が挙げ
られる。
【0015】多価アルコール縮合物のエーテル誘導体と
しては、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブ
チルカルビトール、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル及びテ
トラエチレングリコールモノメチルエーテル等のモノア
ルキルエーテル類、ジメチルカルビトール、ジエチルカ
ルビトール、ジブチルカルビトール、ジプロピレングリ
コールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエ
チルエーテル、トリグライム及びテトラグライム等の多
価アルコール縮合物のジアルキルエーテル類が挙げられ
る。
【0016】多価アルコールのエステル誘導体として
は、エチレングリコールモノアセテート、プロピレング
リコールモノアセテート及びモノアセチン等のモノアセ
テート類、エチレングリコールジアセテート、プロピレ
ングリコールジアセテート及びブチレングリコールジア
セテート等の多価アルコールのジアセテート類が挙げら
れる。
【0017】多価アルコール縮合物のエステル誘導体と
しては、ジエチレングリコールモノアセテート、ジプロ
ピレングリコールモノアセテート及びトリエチレングリ
コールモノアセテート等のモノアセテート類、カルビト
ールジアセテート、ジエチレングリコールジアセテー
ト、ジプロピレングリコールジアセテート及びトリエチ
レングリコールジアセテート等の多価アルコール縮合物
のジアセテート類等が挙げられる。
【0018】多価アルコールの他の誘導体として、多価
アルコールのモノアルキルエーテルアセテート類として
は、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブア
セテート、ブチルセロソルブアセテート、プロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテート等が挙げられ
る。多価アルコール縮合物の他の誘導体として、多価ア
ルコール縮合物のモノアルキルエーテルアセテート類と
しては、メチルカルビトールアセテート、エチルカルビ
トールアセテート、ブチルールカルビトールアセテー
ト、ジプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート、トリグライムアセテート等が挙げられる。
【0019】上記(B)成分の配合量は、金属硝酸塩に
対して1重量部に対して0.1重量部から100重量
部、好ましくは1重量部から60重量部である。(B)
成分に金属硝酸塩が溶解性を示す場合には、(B)成分
に金属硝酸塩を溶解後、有機溶媒または/及び水で希釈
することにより、コーティング剤とする事ができる。
(B)成分に金属硝酸塩が溶解性を示さない場合には、
金属硝酸塩を溶解する有機溶媒または水に金属硝酸塩を
溶解後、(B)成分と混合することにより、本発明のコ
ーティング剤が得られる。
【0020】本発明に用いられる有機溶媒の例として
は、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等
のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類等が挙げられ、それらを1種もしくは2種以
上混合して用いられる。上記(B)成分を溶媒として用
いても良い。
【0021】水は、金属硝酸塩が有機溶媒や(B)成分
に溶解性を示さない場合に、金属硝酸塩を溶解させ均一
なコーティング剤を得る目的で用いることが出来る。用
いる水は、コーティング剤全体の50重量以下が好まし
く、20重量%以下が特に好ましい。本発明のコーティ
ング剤に含まれる金属硝酸塩は、それを酸化物に換算し
て、0.1重量%〜20重量%、特に1重量%〜10重
量%の範囲が好ましい。
【0022】本発明のコーティング剤は、ディッピン
グ、スピンコート、印刷、刷毛塗り、スプレー等の一般
的なコーティング法で、基材に塗布する事が出来る。本
発明のコーティング剤には、パターニング性、貯蔵安定
性を損なわない範囲で、コロイド状無機粒子、無機微粒
子、有機高分子、金属塩化合物、金属アルコキシド化合
物等を添加することは、問題ない。
【0023】本発明のコーティング剤を用いての、無機
被膜のパターニング方法は、以下に示す方法で実施され
る。コーティング剤を基材に塗布後、50℃以上100
℃以下の温度で乾燥後、所定のパターンを有するマスク
を用いて所望部分にのみ紫外線等の光を照射する。
【0024】紫外線照射終了後、無機被膜が形成された
基材を、水により洗浄する。この段階で、紫外線未照射
部分は、水により、溶解、除去され、紫外線が照射され
た部分にのみ、無機被膜が形成された基材が得られる。
パターニング終了後、必要に応じて100℃以上110
0℃以下の温度で加熱、焼成する事は差し支えない。本
発明のコーティング剤を塗布する基材としては、ガラ
ス、セラミックス、金属、プラスチック等が挙げられ
る。
【0025】
【作用】本発明に用いられるB成分の化合物は、金属硝
酸塩1重量部に対して0.1重量部未満だと、金属硝酸
塩の光硬化性が不十分となり、且つコーティング剤を基
材に塗布乾燥した時に、塗膜中に金属硝酸塩が結晶化、
析出し、塗膜の白濁が発生する。一方、100重量部を
越えると、光硬化性、塗膜の白濁防止効果に大きな変化
は認められないばかりか、塗膜中の固形分が低下し、成
膜性に問題が発生する。
【0026】本発明のコーティング剤に含まれる水の量
は、50重量%以下が好ましく、50重量%を越えて含
まれると、基材に対する塗れ性が低下し、塗膜のはじき
や、ピンホールが発生する。本発明のコーティング剤に
含まれる金属硝酸塩は、金属硝酸塩を酸化物に換算し
て、0.1重量%〜20重量%の範囲で含まれる。0.
1重量%未満では、一回の塗布で形成される塗膜の厚み
が薄く、多数回の塗布が必要となり、経済的で無い。一
方、20重量%越えると、溶液の粘度が高くなり、塗布
作業が困難となり、且つ均一な塗膜を形成することが困
難となる。
【0027】本発明のコーティング剤を基材に塗布後、
乾燥は100℃以下で行われる。100℃以上の温度で
乾燥されると、水に対する溶解性が低下し、紫外線照射
後に、紫外線未照射部分の溶解除去が困難となる。
【0028】
【実施例】
実施例1 硝酸アルミニウム9水和物35.7gとエチレングリコ
ール28.3gとエチルアルコール36gを混合溶解
し、コーティング剤とした。このコーティング剤を、5
0×50×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、
3000rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホ
ットプレート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、
塗膜表面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧
水銀灯で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360
nmの紫外線強度は150mW/cm2 であった
((株)オーク製作所製 UV−M01による測定)。
照射終了後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を
行った。
【0029】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.15μmの塗膜が残ってい
た。
【0030】実施例2 硝酸アルミニウム9水和物35.7gとエチレングリコ
ール28.3gとエチルアルコール36gを混合溶解
し、コーティング剤とした。このコーティング剤を、5
0×50×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、
3000rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホ
ットプレート上で、80℃で5分乾燥した。乾燥後、塗
膜表面にクロムマスクを密着させ、200Wの低圧水銀
灯で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長250nm
の紫外線強度は20mW/cm2 であった。照射終了
後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0031】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.15μmの塗膜が残ってい
た。
【0032】実施例3 硝酸アルミニウム9水和物35.7gを水28.3gに
溶解し、そこへ以下に列挙した化合物1より選ばれた1
種を36g添加混合し、均一溶液とした。この溶液を5
0×50×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、
3000rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホ
ットプレート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、
塗膜表面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧
水銀灯で1分間紫外線を照射した。照射終了後、基板を
純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。全ての塗膜
で、紫外線照射部にのみ、被膜が残っていた。
【0033】化合物1 プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレ
ングリコール、エトヘキサジオール、グリセリン、1,
2,6−ヘキサントリオール、ジエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、ブチルセロソルブ、エチルカ
ルビトール、テトラエチレングリコールモノメチルエー
テル、ジブチルセロソルブ、ジメチルカルビトール、テ
トラグライム、エチレングリコールモノアセテート、プ
ロピレングリコールモノアセテート、モノアセチン、N
−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトセトアミド、ジメチルスルホキサイド
【0034】実施例4 硝酸インジュウム3水和物38.5gとエチレングリコ
ール29.3gとエチルアルコール36gを混合溶解
し、コーティング剤とした。このコーティング剤を、5
0×50×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、
3000rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホ
ットプレート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、
塗膜表面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧
水銀灯で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360
nmの紫外線強度は150mW/cm2 であった。照射
終了後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行っ
た。
【0035】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.08μmの塗膜が残ってい
た。
【0036】実施例5 硝酸セリウム6水和物43.4gとエチレングリコール
24.4gとエチルアルコール36gを混合溶解し、コ
ーティング剤とした。このコーティング剤を、50×5
0×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、300
0rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホットプ
レート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、塗膜表
面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀灯
で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360nmの
紫外線強度は150mW/cm2であった。照射終了
後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0037】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.05μmの塗膜が残ってい
た。
【0038】実施例6 硝酸イットリウム6水和物38.3gとエチレングリコ
ール29.5gとエチルアルコール36gを混合溶解
し、コーティング剤とした。このコーティング剤を、5
0×50×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、
3000rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホ
ットプレート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、
塗膜表面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧
水銀灯で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360
nmの紫外線強度は150mW/cm2 であった。照射
終了後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行っ
た。
【0039】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.10μmの塗膜が残ってい
た。
【0040】実施例7 硝酸カドミウム4水和物30.8gとエチレングリコー
ル37.0gとエチルアルコール36gを混合溶解し、
コーティング剤とした。このコーティング剤を、50×
50×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、30
00rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホット
プレート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、塗膜
表面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀
灯で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360nm
の紫外線強度は150mW/cm 2 であった。照射終了
後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0041】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.12μmの塗膜が残ってい
た。
【0042】実施例8 硝酸第二鉄9水和物40.4gとエチレングリコール2
7.4gとエチルアルコール36gを混合溶解し、コー
ティング剤とした。このコーティング剤を、50×50
×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、3000
rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホットプレ
ート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、塗膜表面
にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀灯で
1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360nmの紫
外線強度は150mW/cm2 であった。照射終了後、
基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0043】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.20μmの塗膜が残ってい
た。
【0044】実施例9 硝酸銅3水和物24.2gとエチレングリコール43.
6gとエチルアルコール36gを混合溶解し、コーティ
ング剤とした。このコーティング剤を、50×50×
1.1mmのソーダライムガラス基板上に、3000r
pmの回転数で20秒間スピンコートし、ホットプレー
ト上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、塗膜表面に
クロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀灯で1
分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360nmの紫外
線強度は150mW/cm2 であった。照射終了後、基
板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0045】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.11μmの塗膜が残ってい
た。
【0046】実施例10 硝酸コバルト6水和物29.1gとエチレングリコール
38.7gとエチルアルコール36gを混合溶解し、コ
ーティング剤とした。このコーティング剤を、50×5
0×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、300
0rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホットプ
レート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、塗膜表
面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀灯
で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360nmの
紫外線強度は150mW/cm2であった。照射終了
後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0047】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.08μmの塗膜が残ってい
た。
【0048】実施例11 硝酸クロム9水和物40.0gとエチレングリコール2
7.8gとエチルアルコール36gを混合溶解し、コー
ティング剤とした。このコーティング剤を、50×50
×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、3000
rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホットプレ
ート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、塗膜表面
にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀灯で
1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360nmの紫
外線強度は150mW/cm2 であった。照射終了後、
基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0049】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.09μmの塗膜が残ってい
た。
【0050】実施例12 硝酸ビスマス5水和物48.5gとエチレングリコール
19.3gとエチルアルコール36gを混合溶解し、コ
ーティング剤とした。このコーティング剤を、50×5
0×1.1mmのソーダライムガラス基板上に、300
0rpmの回転数で20秒間スピンコートし、ホットプ
レート上で、80℃で5分間乾燥した。乾燥後、塗膜表
面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀灯
で1分間紫外線を照射した。塗膜面の波長360nmの
紫外線強度は150mW/cm2であった。照射終了
後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0051】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.11μmの塗膜が残ってい
た。
【0052】比較例1 硝酸アルミニウム9水和物35.7gとエチルアルコー
ル64.3gを混合溶解し、コーティング剤とした。こ
のコーティング剤を、50×50×1.1mmのソーダ
ライムガラス基板上に、2000rpmの回転数で20
秒間スピンコートし、ホットプレート上で、80℃で5
分間乾燥した。乾燥後、塗膜表面にクロムマスクを密着
させ、1000Wの高圧水銀灯で1分間紫外線を照射し
た。照射終了後、基板を純水に浸漬し、1分間超音波洗
浄を行った。
【0053】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、紫外
線照射部分にのみ、厚さ0.10μmの塗膜が残ってい
たが、塗膜が白濁していた。
【0054】比較例2 硝酸アルミニウム9水和物35.7gと水64.3gを
混合溶解し、コーティング剤とした。このコーティング
剤を、50×50×1.1mmのソーダライムガラス基
板上に、2000rpmの回転数で20秒間スピンコー
トし、ホットプレート上で、80℃で5分間乾燥した。
乾燥塗膜は部分的にはじきが観察された。乾燥後、塗膜
表面にクロムマスクを密着させ、1000Wの高圧水銀
灯で1分間紫外線を照射した。照射終了後、基板を純水
に浸漬し、1分間超音波洗浄を行った。
【0055】洗浄乾燥後の塗膜表面を観察した所、ガラ
ス基板上に被膜は残存せず、全て溶解していた。
【0056】
【効果】本発明のコーティング剤は、紫外線等の光によ
り、容易に所望部分にのみ、無機被膜を形成しうる。ま
た、光未照射部の溶解除去が、水で行える為、耐薬品性
の無い基材にも適用でき、且つ廃液、環境汚染等の問題
が無い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 孝和 千葉県船橋市坪井町722番地1 日産化学 工業株式会社中央研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)成分として金属硝酸塩と、(B)
    成分として多価アルコール、多価アルコールの縮合物、
    多価アルコールのエーテルまたはエステル誘導体、多価
    アルコールの縮合物のエーテルまたはエステル誘導体及
    びそれらの誘導体並びにN−メチルピロリドン、ジメチ
    ルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ジメチルア
    セトアミド及びそれらの誘導体の中から選ばれた少なく
    とも1種の化合物が、有機溶媒又は/及び水に溶解して
    なることを特徴とする光によりパターニング可能な無機
    酸化物被膜形成用コーティング剤。
  2. 【請求項2】 金属硝酸塩が周期律表の、IIa 族、IIIa
    族、IVa 族、Va族、IIIb族、IVb 族、Vb族、VIIb族及び
    VIII族の中から選ばれた少なくとも1種の金属の硝酸塩
    である請求項1記載のコーティング剤。
  3. 【請求項3】 金属硝酸塩の含量が、金属硝酸塩を酸化
    物に換算して、0.1重量%〜20重量%の範囲である
    請求項1記載のコーティング剤。
  4. 【請求項4】 (B)成分の配合量が、金属硝酸塩に対
    して1重量部に対して0.1重量部から100重量部で
    ある請求項1記載のコーティング剤。
  5. 【請求項5】 光が紫外線である請求項1記載のコーテ
    ィング剤。
  6. 【請求項6】 (A)成分として金属硝酸塩と、(B)
    成分として多価アルコール、多価アルコールの縮合物、
    多価アルコールのエーテルまたはエステル誘導体、多価
    アルコールの縮合物のエーテルまたはエステル誘導体及
    びそれらの誘導体並びにN−メチルピロリドン、ジメチ
    ルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、ジメチルア
    セトアミド及びそれらの誘導体の中から選ばれた少なく
    とも1種の化合物が、有機溶媒又は/及び水に溶解して
    なるコーティング剤を基材に塗布、乾燥した後、光を照
    射し、光未照射部分を水により溶解除去することを特徴
    とする無機酸化物のパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 金属硝酸塩が周期律表の、IIa 族、IIIa
    族、IVa 族、Va族、IIIb族、IVb 族、Vb族、VIIb族及び
    VIII族の中から選ばれた少なくとも1種の金属の硝酸塩
    である請求項6記載の無機酸化物のパターン形成方法。
  8. 【請求項8】 コーティング剤に含まれる金属硝酸塩の
    含量が、金属硝酸塩を酸化物に換算して、0.1重量%
    〜20重量%の範囲である請求項6記載の無機酸化物の
    パターン形成方法。
  9. 【請求項9】 (B)成分の配合量が、金属硝酸塩に対
    して1重量部に対して0.1重量部から100重量部で
    ある請求項6記載の無機酸化物のパターン形成方法。
  10. 【請求項10】 光が紫外線である請求項6記載の無機
    酸化物のパターン形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07305027A (ja) * 1994-03-17 1995-11-21 Nissan Chem Ind Ltd パターニング可能なシリカ含有無機酸化物被膜形成用コーティング剤及びパターン形成方法
KR100489741B1 (ko) * 1999-07-08 2005-05-16 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 무기 피막 형성용 조성물 및 무기 피막 형성 방법
JP2011068514A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Mitsubishi Rayon Co Ltd (複合)金属酸化物多孔体の製造方法及びこれにより得られる(複合)金属酸化物多孔体

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