JPH07292802A - 建築壁構造 - Google Patents
建築壁構造Info
- Publication number
- JPH07292802A JPH07292802A JP8458294A JP8458294A JPH07292802A JP H07292802 A JPH07292802 A JP H07292802A JP 8458294 A JP8458294 A JP 8458294A JP 8458294 A JP8458294 A JP 8458294A JP H07292802 A JPH07292802 A JP H07292802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame members
- steel
- horizontal
- unidirectional
- iron plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一方向薄折鉄板を使用してローコストの建築
壁構造を提供する。 【構成】 一方向薄折鉄板の上下,両側に形鋼材の枠部
材が取付けてあり、上下枠部材は上下横架材に取付け、
両側枠部材は隣接する枠部材に連結してある建築壁構造
である。
壁構造を提供する。 【構成】 一方向薄折鉄板の上下,両側に形鋼材の枠部
材が取付けてあり、上下枠部材は上下横架材に取付け、
両側枠部材は隣接する枠部材に連結してある建築壁構造
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一方向薄折鉄板、すな
わち一方向鋼折板のパネルと鉄骨と横架材を組合せて構
成する建築壁構造に関するものである。
わち一方向鋼折板のパネルと鉄骨と横架材を組合せて構
成する建築壁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来プレハブ建築において鉄骨軸組にパ
ネルを取付けで壁面を構成する構造は種々あり、そのパ
ネルとして木製パネル、ALCパネル、コンクリートパ
ネル等が使用されている。
ネルを取付けで壁面を構成する構造は種々あり、そのパ
ネルとして木製パネル、ALCパネル、コンクリートパ
ネル等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記種類の構
造において、よりローコストの建築が要望され、パネル
として一方向薄折鉄板の利用を考え、それに応じた組立
をなす建築壁構造を創案したものである。
造において、よりローコストの建築が要望され、パネル
として一方向薄折鉄板の利用を考え、それに応じた組立
をなす建築壁構造を創案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の建築壁構造
の、1番目の発明では一方向薄折鉄板の上下、両側に形
鋼の枠部材が取付けてあり、上下枠部材はそれぞれ上下
鉄骨横架材に重ねて取付けてあり、両側枠部材は隣接す
る枠部材に連結してある。そして2番目の発明では前記
構成に加えて一方向鋼折板の中間高さに横棧が取付けて
ある。
の、1番目の発明では一方向薄折鉄板の上下、両側に形
鋼の枠部材が取付けてあり、上下枠部材はそれぞれ上下
鉄骨横架材に重ねて取付けてあり、両側枠部材は隣接す
る枠部材に連結してある。そして2番目の発明では前記
構成に加えて一方向鋼折板の中間高さに横棧が取付けて
ある。
【0005】
【実施例】図1〜5に示す実施例において、一方向薄折
鉄板1は曲波鋼板、角波鋼板パネル等を含むものであ
り、谷と山が交互に横方向に連続した形状である。この
一方向薄折鉄板1の上下端には溝形鋼からなる横枠部材
2,2が溶接、ビス等を利用して取付てあり、また両側
には間柱を兼ねうる厚さの溝形鋼からなる縦枠部材3,
3が溶接ビス等を利用して取付けてある。
鉄板1は曲波鋼板、角波鋼板パネル等を含むものであ
り、谷と山が交互に横方向に連続した形状である。この
一方向薄折鉄板1の上下端には溝形鋼からなる横枠部材
2,2が溶接、ビス等を利用して取付てあり、また両側
には間柱を兼ねうる厚さの溝形鋼からなる縦枠部材3,
3が溶接ビス等を利用して取付けてある。
【0006】一方向薄折鉄板1には実質的に垂直荷重を
期待しないものである。
期待しないものである。
【0007】さらに必要により一方向薄折鉄板1の中間
高さに、あるいは中間の複数の高さに平鋼からなる横棧
4が溶接、ビス等を利用して取付けてある。
高さに、あるいは中間の複数の高さに平鋼からなる横棧
4が溶接、ビス等を利用して取付けてある。
【0008】以上の一方向薄折鉄板1の上下枠部材はH
形鋼等からなる梁、桁、土台等の鉄骨横架材5のフラン
ジに重ねてボルト・ナット等により取付けてある。両側
枠部材3は隣接する枠部材3と所要高さ毎にボルト・ナ
ットで連結してある。
形鋼等からなる梁、桁、土台等の鉄骨横架材5のフラン
ジに重ねてボルト・ナット等により取付けてある。両側
枠部材3は隣接する枠部材3と所要高さ毎にボルト・ナ
ットで連結してある。
【0009】なお符号6は開口部を示し、7は床材を示
している。
している。
【0010】図6〜10に示す実施例においては一方向
薄折鉄板を谷と山が交互に縦方向に連続した形状をなす
ように使用したものである。そして横枠部材2はL形ま
たは略L形断面の形鋼を使用している。縦枠部材3は溝
形鋼を使用している。
薄折鉄板を谷と山が交互に縦方向に連続した形状をなす
ように使用したものである。そして横枠部材2はL形ま
たは略L形断面の形鋼を使用している。縦枠部材3は溝
形鋼を使用している。
【0011】その他の構成は先の実施例と同様である。
【0012】以上の構造において、各部材の役目,作用
は次の通りである。
は次の通りである。
【0013】〇 薄折鉄板(パネルI) フレーム方向の水平力(せん断力)の負担、面外の風圧
等の水平力の負担、壁荷重の負担、柱の座屈防止、およ
び内外壁の下地材となる。
等の水平力の負担、壁荷重の負担、柱の座屈防止、およ
び内外壁の下地材となる。
【0014】〇 横架材(はり)5 鉛直荷重による曲げ、せん断力の負担、(主として床荷
重、壁自重の負担)、パネルの抱束、および水平力の伝
達(主として軸力)をなす。
重、壁自重の負担)、パネルの抱束、および水平力の伝
達(主として軸力)をなす。
【0015】〇 縦枠部材(柱)3 鉛直荷重による軸力を負担し、パネルの抱束をする。
【0016】〇 横枠部材2(一方向折板稜線方向端部
は断面コ状材) パネルを抱束し、横架材との取付材となる。
は断面コ状材) パネルを抱束し、横架材との取付材となる。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上の構成からなる一方向薄
折鉄板をもって壁体を構成することができ、しかも上下
両側に形鋼の枠部材を設けることにより、上下横架材お
よび両側枠部材の相互の取付け、連結が容易であり、し
かも耐力を負担させることができる。また横棧を設ける
ことにより、より座屈に対する耐力を向上させることが
できる。
折鉄板をもって壁体を構成することができ、しかも上下
両側に形鋼の枠部材を設けることにより、上下横架材お
よび両側枠部材の相互の取付け、連結が容易であり、し
かも耐力を負担させることができる。また横棧を設ける
ことにより、より座屈に対する耐力を向上させることが
できる。
【図1】全体の正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】横架材への取付部の縦断面図である。
【図4】一方向鋼折板の横断面図である。
【図5】図4の要部横断面図である。
【図6】全体の正面図である。
【図7】図6の縦断面図である。
【図8】図6の中間部の縦断面図である。
【図9】横架材への取付部の縦断面図である。
【図10】縦枠部材部分の横断面図である。
1…薄折鉄板、2…横枠部材、3…縦枠部材、4…横
棧、5…横架材、6…開口部、7…床材。
棧、5…横架材、6…開口部、7…床材。
Claims (2)
- 【請求項1】 一方向薄折鉄板の上下、両側に形鋼の枠
部材が取付けてあり、上下枠部材はそれぞれ上下鉄骨横
架材に重ねて取付けてあり、両側枠部材は隣接する枠部
材に連結してあることを特徴とする建築壁構造。 - 【請求項2】 一方向薄折鉄板の中間高さに平鋼の横棧
が取付けてあることを特徴とする請求項1記載の建築壁
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8458294A JPH07292802A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 建築壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8458294A JPH07292802A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 建築壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07292802A true JPH07292802A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13834679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8458294A Pending JPH07292802A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 建築壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07292802A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005264713A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-29 | Takenaka Komuten Co Ltd | 耐震壁及び耐震構造物 |
JP2006037659A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Takenaka Komuten Co Ltd | 連層耐震壁 |
WO2007119749A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Nippon Steel Corporation | 壁パネル |
JP2009180043A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Nippon Steel Corp | 折板パネル構造 |
JP2009257079A (ja) * | 2004-02-19 | 2009-11-05 | Takenaka Komuten Co Ltd | 耐震構造物 |
JP2010084514A (ja) * | 2010-01-18 | 2010-04-15 | Takenaka Komuten Co Ltd | 耐震壁及び制震構造物 |
JP2010133229A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-06-17 | Takenaka Komuten Co Ltd | 耐震壁、建築物、及び耐震壁の施工方法 |
CN104074283A (zh) * | 2014-07-09 | 2014-10-01 | 长春工程学院 | 一种新型内嵌工字钢的装配式剪力墙及作法 |
JP2020076295A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-05-21 | Jfeスチール株式会社 | 鋼板耐震壁 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP8458294A patent/JPH07292802A/ja active Pending
Cited By (13)
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JP4485876B2 (ja) * | 2004-02-19 | 2010-06-23 | 株式会社竹中工務店 | 耐震壁及び耐震構造物 |
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TWI412647B (zh) * | 2006-04-11 | 2013-10-21 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 牆壁面板 |
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