JPH07271519A - ディスク制御装置 - Google Patents
ディスク制御装置Info
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- JPH07271519A JPH07271519A JP6246794A JP6246794A JPH07271519A JP H07271519 A JPH07271519 A JP H07271519A JP 6246794 A JP6246794 A JP 6246794A JP 6246794 A JP6246794 A JP 6246794A JP H07271519 A JPH07271519 A JP H07271519A
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Abstract
ディスク制御装置に関し、高速アクセス処理の実現を目
的とする。 【構成】ディスクのアクセス制御を実行するディスク制
御装置において、受け取ったアクセス命令が、1つのレ
コードを指定して発行される連続同時アクセス命令であ
るのか否かを判断する判断手段21を備え、判断手段2
1が連続同時アクセス命令であることを判断するときに
は、連続同時アクセス命令の指定するレコードと、その
レコードと同一トラック上に位置する特定のレコードと
を続けてアクセスしていくように構成する。
Description
御を実行するディスク制御装置に関し、特に、高速アク
セス処理を実現するディスク制御装置に関する。
ク制御装置では、データ処理の高速化を図るためにも、
高速アクセス処理を実現する構成を構築していく必要が
ある。
御装置には、バッファを使用する非同期転送型磁気ディ
スク制御装置と、バッファを使用しない同期型磁気ディ
スク制御装置とがある。
装置の装置構成を図示する。この図に示すように、非同
期転送型磁気ディスク制御装置は、ホスト側のチャネル
とのデータ通信を実行するチャネルアダプタ1と、ディ
スク(デバイス)との間のデータ通信を実行するデバイ
スアダプタ2と、資源管理を実行するリソースマネージ
ャ3と、リソースマネージャ3のメモリ領域に展開され
るタスクコントロールブロック4と、チャネルアダプタ
1とデバイスアダプタ2との間に設けられる非同期転送
用バッファ5と、これらを接続するバス6とを備えて、
チャネルアダプタ1とデバイスアダプタ2とが、各々独
立して非同期に処理を行うことで、ディスクのアクセス
制御処理を実行する構成を採っている。なお、図中で
は、チャネルアダプタ1をCA、デバイスアダプタ2を
DAと略記することがある。
ィスク制御装置を例にして従来技術を説明するならば、
レコードにアクセスするときには、そのレコードに位置
付ける処理が必要となるが、従来の非同期転送型磁気デ
ィスク制御装置では、アクセス対象のレコードが連続し
ている場合には、先頭のレコードに位置付け、アクセス
対象のレコードが連続していない場合には、その都度各
レコードに位置付けていくという構成を採っていた。
ードが連続している場合には、SIO(Start I/O )を
1回発行し、アクセス対象のレコードが連続していない
場合には、SIOの持つバイト数の関係で、1回のSI
Oで指定できる位置付け処理が1度であることに対応し
て、その非連続なレコードの数分のSIOを発行してい
くという構成を採っていたのである。
制御装置では、非連続のレコードnとレコードmとを更
新する場合には、図16に示すように、先ず最初に、ホ
ストの発行する1回目のSIO(Start I/O )で、ライ
トアクセスのオペレーション種別と、ディスクに対する
シーク値(シークシリンダ、シークヘッド)/セットセ
クタ値と、レコードnについてのサーチ値(サーチシリ
ンダ、サーチヘッド、レコードカウント値)とが通知さ
れてくるので、そのシーク値の指す物理的位置にディス
クのアームを移動すべくシーク命令を発行する。
持つレコードのサーチ処理を行うことでレコードnをサ
ーチし、このサーチ処理によりレコードnへの位置付け
が完了すると、ホストから送られてきた更新データを書
き込むことでレコードnを更新する。
で、ライトアクセスのオペレーション種別と、ディスク
に対するシーク値(シークシリンダ、シークヘッド)/
セットセクタ値と、レコードmについてのサーチ値(サ
ーチシリンダ、サーチヘッド、レコードカウント値)と
が通知されてくるので、そのシーク値の指す物理的位置
にディスクのアームを移動すべくシーク命令を発行す
る。
持つレコードのサーチ処理を行うことでレコードmをサ
ーチし、このサーチ処理によりレコードmへの位置付け
が完了すると、ホストから送られてきた更新データを書
き込んでいくことでレコードmを更新する。
では、アクセス対象のレコードが連続している場合に
は、先頭のレコードに位置付け、アクセス対象のレコー
ドが連続していない場合には、その都度各レコードに位
置付けていくという構成を採っていた。
ように、本来一括してアクセスしたいレコードを、SI
Oを分離することでそのアクセスを実現する構成を採っ
ていると、ほとんどの場合回転待ちを起こすことで、高
速にレコードをアクセスできないという問題点があっ
た。
6までの経過時間が長くなると、時間t6で行うレコー
ドmのサーチ処理が、レコードnのアクセスを行った同
一回転内に入らないことで1回転待ちを起こすのであ
る。
コードを新たに使用していく場合に常に起こることか
ら、非常に大きな問題点であった。すなわち、トラック
の先頭に位置するレコードは、そのトラックに位置する
未使用レコードの数を管理する構成を採っていることか
ら、それまで未使用であったレコードを使用しようとす
ると、その先頭レコードも同時に更新していく必要があ
り、これがために、図17に示すように、SIOを2回
発行しなければならなくなって、この問題点に遭遇して
しまうのである。
であって、ディスクに管理される非連続なレコードをア
クセスするときに、そのアクセスを高速に実現する新た
なディスク制御装置の提供を目的とする。
原理構成を図示する。図中、10は本発明を具備するデ
ィスク制御装置、11はアクセス要求を発行するホス
ト、12はレコードを格納するディスクである。
置10は、受信手段20と、判断手段21と、シーク命
令発行手段22と、サーチ実行手段23と、アクセス実
行手段24とを備える。
るSIOを受信する。判断手段21は、例えば受信手段
20に備えられて、受信したSIOのオペレーション種
別に従ってアクセス命令種別を判断する。シーク命令発
行手段22は、受信したSIOのシーク値を指定してデ
ィスク12に対してシーク命令を発行する。サーチ実行
手段23は、受信したSIOのサーチ値の指すレコード
のサーチ処理を行う第1のサーチ実行手段230と、受
信したSIOのサーチ値が間接的に指す特定レコードの
サーチ処理を行う第2のサーチ実行手段231とを備え
る。アクセス実行手段24は、ディスク12のレコード
の読出処理や更新処理を実行する。
置10は、受信手段20と、判断手段21と、制御手段
25と、シーク命令発行手段22と、サーチ実行手段2
3と、アクセス実行手段24とを備える。
るSIOを受信する。判断手段21は、例えば受信手段
20に備えられて、受信したSIOのオペレーション種
別に従ってアクセス命令種別を判断する。制御手段25
は、例えば受信手段20に備えられて、受信したSIO
に対応付けて発行されるサーチ情報の制御処理を実行す
る。シーク命令発行手段22は、制御手段25の指示に
応答して、ディスク12に対してシーク命令を発行す
る。サーチ実行手段23は、制御手段25の指示に応答
して、レコードのサーチ処理を行う。アクセス実行手段
24は、ディスク12のレコードの読出処理や更新処理
を実行する。
御装置10では、受信手段20がホスト11からのSI
Oを受信すると、判断手段21は、受信したSIOのオ
ペレーション種別に従って、アクセス命令が連続同時ア
クセス命令であるのか否かを判断し、連続同時アクセス
命令であることが判断されると、シーク命令発行手段2
2は、受信したSIOのシーク値を指定してシーク命令
を発行することで、ディスク12のアームの物理的位置
をシーク値の指す位置にセットする。
受信したSIOのサーチ値から、そのサーチ値の指すレ
コードと同一トラックに位置する特定レコード(例えば
先頭レコード)のサーチ値を特定して、その特定したサ
ーチ値を持つレコードのサーチ処理を行うことで、ディ
スク12のアームの論理的位置をその特定レコードに位
置付け、この位置付けが完了すると、アクセス実行手段
24は、その特定レコードへのアクセス処理を実行す
る。
受信したSIOのサーチ値を持つレコードのサーチ処理
を行うことで、ディスク12のアームの論理的位置をそ
のサーチ値の指すレコードに位置付け、この位置付けが
完了すると、アクセス実行手段24は、そのレコードへ
のアクセス処理を実行する。このとき、連続同時アクセ
ス命令が処理レコード数を指定するときには、アクセス
実行手段24は、サーチ値の指すレコードに続けて、そ
の処理レコード数分のレコードを連続的にアクセスして
いくことになる。
発明では、1回のSIOでもって、同一トラックに位置
する2つの非連続なレコードを続けてアクセスできるよ
うになることから、レコードの高速アクセスを実現でき
るようになる。
ク制御装置10では、受信手段20がホスト11からの
SIOを受信すると、判断手段21は、受信したSIO
のオペレーション種別に従って、アクセス命令が離散同
時アクセス命令であるのか否かを判断し、離散同時アク
セス命令であることが判断されると、受信手段20は、
SIOに対応付けて発行される複数の非連続なレコード
のサーチ値を指定するサーチ情報(シーク値を含むこと
もある)を受信する。
段25は、アクセス実行手段24によるアクセス処理が
終了することを条件にして、SIO/サーチ情報の指定
するシーク値を順番にシーク命令発行手段22に通知し
ていくとともに、サーチ情報の指定するサーチ値を順番
にサーチ実行手段23に通知していく。
2は、シーク値の中のシークシリンダ値が前回通知のも
のと異なるときには、通知されるシーク値を指定してシ
ーク命令を発行することで、ディスク12のアームの物
理的位置をシーク値の指す位置にセットし、このシーク
命令の発行に続いて、サーチ実行手段23は、通知され
るサーチ値を持つレコードのサーチ処理を行うことで、
ディスク12のアームの論理的位置をそのサーチ値の指
すレコードに位置付け、この位置付けが完了すると、ア
クセス実行手段24は、そのレコードへのアクセス処理
を実行する。このとき、サーチ情報がサーチ値に対応付
けて処理レコード数を指定するときには、アクセス実行
手段24は、そのサーチ値の指すレコードに続けて、そ
の処理レコード数分のレコードを連続的にアクセスして
いくことになる。
実行手段23は、この処理をサーチ情報の持つ全てのサ
ーチ値に対して繰り返し実行していく。このように、図
2に原理構成を図示する本発明では、1回のSIOでも
って、複数の非連続なレコードを続けてアクセスできる
ようになることから、レコードの高速アクセスが実現で
きるようになる。
る。図3に、計算機システムのシステム構成例を図示す
る。
通常、CPU30と、主記憶装置31と、主記憶制御装
置32と、DASD33と、非同期転送型磁気ディスク
制御装置34と、チャネル装置35とから構成される。
制御装置34や、この非同期転送型磁気ディスク制御装
置34に代えて設けられる同期転送型磁気ディスク制御
装置に適用されるものである。
について実施例に従って詳細に説明する。図1に原理構
成を図示した本発明は、1回のSIOでもって、同一ト
ラックに位置する2つの非連続なレコードを続けてアク
セスできる構成を提供するものであって、例えば、図4
に示すように、同一トラックに位置する先頭レコード0
とレコードn(n≠0,1)とを、ディスクの同一回転中
に続けて更新できる構成を提供するものである。
を実現するために、本発明では、新たに連続同時アクセ
ス命令を定義して、この連続同時アクセス命令を発行す
るときには、図5に示すように、SIOの持つロケート
レコードLRに、連続同時アクセス命令である旨のオペ
レーション種別と、DASD33に対するシーク値(シ
ークシリンダ、シークヘッド)/セットセクタ値と、レ
コードnについてのサーチ値(サーチシリンダ、サーチ
ヘッド、レコードカウント値)とを指定するよう要求す
る。
されるときに実行する本発明の非同期転送型磁気ディス
ク制御装置34の処理フローの一実施例を図示する。次
に、この処理フローに従って、図1に原理構成を図示し
た本発明の一実施例について詳細に説明する。
置34は、CPU30からSIOを受け取ると、図6の
処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、
そのSIOのオペレーション種別から、アクセス命令が
上述の連続同時アクセス命令であるのか否かを判断す
る。このステップ1で、アクセス命令が連続同時アクセ
ス命令であることを判断すると、ステップ2に進んで、
SIOのシーク値を指定してシーク命令を発行すること
で、DASD33のアームの物理的位置をそのシーク値
の指す位置にセットする。
から、そのサーチ値の指すトラックの先頭レコード0の
サーチ値を特定し、その特定したサーチ値を指定してサ
ーチ命令を発行しサーチ処理を行うことで、DASD3
3のアームの論理的位置を同一トラックの先頭レコード
0に位置付ける。すなわち、SIOのサーチ値のレコー
ドカウント値を“n”から“0”に変え、この変換した
サーチ値を指定してサーチ命令を発行しサーチ処理を行
うことで、DASD33のアームの論理的位置を同一ト
ラックの先頭レコード0に位置付けるのである。
4で、SIOに続いて送られてきたレコード0の更新デ
ータを書き込むことでレコード0の更新処理を実行す
る。続いて、ステップ5で、SIOのサーチ値を指定し
てサーチ命令を発行しサーチ処理を行うことで、DAS
D33のアームの論理的位置を連続同時アクセス命令の
指定するレコードnに位置付ける。そして、この位置付
けが完了すると、続くステップ6で、SIOに続いて送
られてきたレコードnの更新データを書き込むことでレ
コードnの更新処理を実行して全処理を終了する。この
とき、連続同時アクセス命令が処理レコード数を指定す
るときには、レコードnの更新処理に続けて、その処理
レコード数分のレコードを連続的に更新していくことに
なる。
同時アクセス命令でないことを判断するときには、従来
技術通りに、ステップ7に進んで、SIOのシーク値を
指定してシーク命令を発行することで、DASD33の
アームの物理的位置をそのシーク値の指す位置にセット
し、続くステップ8で、SIOのサーチ値を指定してサ
ーチ命令を発行しサーチ処理を行うことで、DASD3
3のアームの論理的位置をそのアクセス命令の指定する
レコードに位置付け、この位置付けが完了すると、続く
ステップ9で、この位置付けられたレコードのアクセス
処理を実行していく。
実行することで、本発明の非同期転送型磁気ディスク制
御装置34は、図7に示すように、1回のSIOでもっ
て、アクセス命令の指定するレコードnと、そのレコー
ドnと同一トラックの先頭に位置するレコード0とを同
時にしかも同一回転内で更新できるようになる。
ィスク制御装置34の備えるチャネルアダプタ1/デバ
イスアダプタ2/リソースマネージャ3/タスクコント
ロールブロック4/非同期転送用バッファ5の処理に従
って、以上の処理を更に詳細に説明する。
時アクセス命令のSIOを受け取ると、そのSIOの持
つロケートレコードLRをタスクコントロールブロック
4に書き込む。この処理に従って、タスクコントロール
ブロック4には、連続同時アクセス命令である旨のオペ
レーション種別と、DASD33に対するシーク値/セ
ットセクタ値と、レコードnについてのサーチ値とが書
き込まれることになる。
アクセス命令が2つのレコードの更新命令であることに
対応させて、非同期転送用バッファ5に対して、チャネ
ルアダプタ1の処理レコード数として“2”、デバイス
アダプタ2の処理レコード数として“2”を書き込む。
続いて、チャネルアダプタ1は、シーク命令の発行を指
示すべく、リソースマネージャ3に対して、デバイスア
ダプタ2に起動をかけるよう指示する。続いて、チャネ
ルアダプタ1は、SIOに続いて送られてくるレコード
0の更新データを受け取って、これを非同期転送用バッ
ファ5に書き込む。
ルアダプタ1の指示に応答してデバイスアダプタ2に起
動をかける。続いて、デバイスアダプタ2は、タスクコ
ントロールブロック4の内容を読み込んで認識し、読み
込んだシーク値を指定してシーク命令を発行して、その
発行を終了すると、リソースマネージャ3に対してその
旨を通知してアイドル状態に入る。
0の更新データを非同期転送用バッファ5に書き込む
と、レコード0の更新を指示すべく、リソースマネージ
ャ3に対して、デバイスアダプタ2に起動をかけるよう
指示する。このとき、チャネルアダプタ1は、レコード
0の非同期転送用バッファ5への書き込み終了に対応さ
せて、非同期転送用バッファ5に格納されるチャネルア
ダプタ1の処理レコード数を1つデクリメントして
“1”にする。続いて、リソースマネージャ3は、チャ
ネルアダプタ1の指示に応答してデバイスアダプタ2に
起動をかける。
ントロールブロック4の内容を読み込んで認識する。そ
して、非同期転送用バッファ5に格納されるチャネルア
ダプタ1の処理レコード数と、デバイスアダプタ2の処
理レコード数とを比較して、前者が後者のものよりも小
さいことで、DASD33への書き込みが可能であるこ
とを認識すると、レコード0に位置付けるべくサーチ命
令を発行する。続いて、デバイスアダプタ2は、レコー
ド0の位置付けが終了すると、非同期転送用バッファ5
からレコード0の更新データを読み込んで、それをレコ
ード0のデータ部に書き込む。
アダプタ2のレコード0の更新中に、レコード0の更新
データに続いて送られてくるレコードnの更新データを
受け取って、これを非同期転送用バッファ5に書き込
む。このとき、チャネルアダプタ1は、レコードnの非
同期転送用バッファ5への書き込み終了に対応させて、
非同期転送用バッファ5に格納されるチャネルアダプタ
1の処理レコード数を1つデクリメントして“0”に
し、その処理を終了すると、リソースマネージャ3に対
してその旨を通知してアイドル状態に入る。
0の更新を完了すると、非同期転送用バッファ5に格納
されるデバイスアダプタ2の処理レコード数を1つデク
リメントして“1”にする。そして、タスクコントロー
ルブロック4の内容を読み込んで認識し、非同期転送用
バッファ5に格納されるチャネルアダプタ1の処理レコ
ード数と、デバイスアダプタ2の処理レコード数とを比
較して、前者が後者のものよりも小さいことで、DAS
D33への書き込みが可能であることを認識すると、今
度はレコードnに位置付けるべくサーチ命令を発行す
る。
nの位置付けが終了すると、非同期転送用バッファ5か
らレコードnの更新データを読み込んで、それをレコー
ドnのデータ部に書き込み、その処理を終了すると、非
同期転送用バッファ5に格納されるデバイスアダプタ2
の処理レコード数を1つデクリメントして“0”にす
る。そして、その処理を終了すると、リソースマネージ
ャ3に対してその旨を通知してアイドル状態に入る。
了をホストに通知すべくチャネルアダプタ1を起動す
る。続いて、チャネルアダプタ1は、これを受けて、ホ
ストに処理終了を通知し、その処理を終了すると、リソ
ースマネージャ3に対してその旨を通知してアイドル状
態に入る。
ついて実施例に従って詳細に説明する。図2に原理構成
を図示した本発明は、1回のSIOでもって、複数の非
連続なレコードを続けてアクセスできる構成を提供す
る。
理を実現するために、本発明では、新たに離散同時アク
セス命令を定義して、この離散同時アクセス命令を発行
するときには、SIOの持つロケートレコードLRに、
離散同時アクセス命令である旨のオペレーション種別
と、DASD33に対するシーク値(シークシリンダ、
シークヘッド)/セットセクタ値と、離散レコードグル
ープの数とを指定するよう要求するとともに、この離散
同時アクセス命令の発行に対応付けて、図8に示すよう
に、アクセス対象レコード毎のサーチ値(サーチシリン
ダ、サーチヘッド、レコードカウント値)と、そのアク
セス対象レコードから連続処理する処理レコード数とを
指定するサーチ情報を発行するよう要求する。
チヘッド“0001”で、レコードカウント値“3”を起点
とする2個の連続するレコードと、サーチシリンダ“00
01”で、サーチヘッド“0002”で、レコードカウント値
“2”を起点とする1個のレコードとをアクセスすると
きには、図9に示すようなサーチ情報の発行を要求する
のである。
義されるときに実行する本発明の非同期転送型磁気ディ
スク制御装置34の処理フローの一実施例を図示する。
次に、この処理フローに従って、図2に原理構成を図示
した本発明の一実施例について詳細に説明する。
置34は、CPU30からSIOを受け取ると、図10
の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、そのSIOのオペレーション種別から、アクセス命
令が上述の離散同時アクセス命令であるのか否かを判断
する。このステップ1で、アクセス命令が離散同時アク
セス命令であることを判断すると、ステップ2に進ん
で、SIOに続けて送られてくる図8のフォーマットを
持つサーチ情報を受け取る。
を指定してシーク命令を発行することで、DASD33
のアームの物理的位置をそのシーク値の指す位置にセッ
トする。続いて、ステップ4で、SIOで通知されてき
た離散レコードグループ数分の処理を終了したのか否か
を判断して、終了を判断するときには全処理を終了す
る。一方、未終了を判断するときには、ステップ5に進
んで、受け取ったサーチ情報から前回処理を終了したサ
ーチ値に続くサーチ値を取り出す。
出したサーチ値を指定してサーチ命令を発行しサーチ処
理を行うことで、DASD33のアームの論理的位置を
取り出したサーチ値の指すレコードに位置付ける。そし
て、この位置付けが完了すると、続くステップ7で、そ
の位置付けたレコードと、それに続くサーチ情報の指定
する処理レコード数分のレコードのアクセス処理を実行
してからステップ4に戻る。このとき、ライトアクセス
処理であるときには、SIOに続けて送られてくる更新
データを使ってライトアクセス処理を実行することにな
る。
同時アクセス命令でないことを判断するときには、従来
技術通りに、ステップ8に進んで、SIOのシーク値を
指定してシーク命令を発行することで、DASD33の
アームの物理的位置をそのシーク値の指す位置にセット
し、続くステップ9で、SIOのサーチ値を指定してサ
ーチ命令を発行しサーチ処理を行うことで、DASD3
3のアームの論理的位置をそのアクセス命令の指定する
レコードに位置付け、この位置付けが完了すると、続く
ステップ10で、この位置付けられたレコードのアクセ
ス処理を実行していく。
を実行することで、本発明の非同期転送型磁気ディスク
制御装置34は、図11に示すように、1回のSIOで
もって、複数の非連続なレコードを続けてアクセスでき
るようになる。
は、アクセス対象となるレコードの位置するトラックが
隣接しているときには高速アクセスが可能になるもの
の、トラックが離れているときには、サーチに余分な時
間がかかるという欠点がある。例えば、サーチシリンダ
“0001”/サーチヘッド“0001”のレコードnと、サー
チシリンダ“0001”/サーチヘッド“0008”のレコード
mとをアクセスする場合には、ヘッド2からヘッド8ま
での全てをサーチしてしまうことから、サーチに余分な
時間がかかるのである。
て説明する。これを実現する実施例では、離散同時アク
セス命令を発行するときには、SIOの持つロケートレ
コードLRに、離散同時アクセス命令である旨のオペレ
ーション種別と、離散レコードグループの数とを指定す
るよう要求するとともに、この離散同時アクセス命令の
発行に対応付けて、図12に示すように、アクセス対象
レコード毎のシーク値(シークシリンダ、シークヘッ
ド)と、サーチ値(サーチシリンダ、サーチヘッド、レ
コードカウント値)と、そのアクセス対象レコードから
連続処理する処理レコード数とを指定するシーク・サー
チ情報を発行するよう要求する。
チヘッド“0001”で、レコードカウント値“3”を起点
とする2個の連続するレコードと、サーチシリンダ“00
01”で、サーチヘッド“0008”で、レコードカウント値
“2”を起点とする1個のレコードとをアクセスすると
きには、図13に示すようなサーチ情報の発行を要求す
るのである。
義されるときに実行する本発明の非同期転送型磁気ディ
スク制御装置34の処理フローの一実施例を図示する。
次に、この処理フローに従って、図2に原理構成を図示
した本発明の一実施例について詳細に説明する。
置34は、CPU30からSIOを受け取ると、図14
の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、そのSIOのオペレーション種別から、アクセス命
令が上述の離散同時アクセス命令であるのか否かを判断
する。このステップ1で、アクセス命令が離散同時アク
セス命令であることを判断すると、ステップ2に進ん
で、SIOに続けて送られてくる図12のフォーマット
を持つシーク・サーチ情報を受け取る。
てきた離散レコードグループ数分の処理を終了したのか
否かを判断して、終了を判断するときには全処理を終了
する。一方、未終了を判断するときには、ステップ4に
進んで、受け取ったシーク・サーチ情報から前回処理を
終了したエントリに続くエントリを取り出す。
出したエントリの持つシークシリンダ値が、前回取り出
したエントリの持つシークシリンダ値と一致するのか否
かを判断して、不一致を判断するときは、DASD33
のアーム位置を移動する必要があることから、ステップ
6に進んで、取り出したエントリの持つシーク値を指定
してシーク命令を発行することで、DASD33のアー
ムの物理的位置をそのシーク値の指す位置にセットす
る。
ステップ5でシークシリンダ値の一致を判断するときに
は、続くステップ7で、ステップ4で取り出したエント
リの持つサーチ値を指定してサーチ命令を発行しサーチ
処理を行うことで、DASD33のアームの論理的位置
を取り出したサーチ値の指すレコードに位置付ける。そ
して、この位置付けが完了すると、続くステップ8で、
その位置付けたレコードと、それに続くサーチ情報の指
定する処理レコード数分のレコードのアクセス処理を実
行してからステップ3に戻る。このとき、ライトアクセ
ス処理であるときには、SIOに続けて送られてくる更
新データを使ってライトアクセス処理を実行することに
なる。
同時アクセス命令でないことを判断するときには、従来
技術通りに、ステップ9に進んで、SIOのシーク値を
指定してシーク命令を発行することで、DASD33の
アームの物理的位置をそのシーク値の指す位置にセット
し、続くステップ10で、SIOのサーチ値を指定して
サーチ命令を発行しサーチ処理を行うことで、DASD
33のアームの論理的位置をそのアクセス命令の指定す
るレコードに位置付け、この位置付けが完了すると、続
くステップ11で、この位置付けられたレコードのアク
セス処理を実行していく。
を実行することで、本発明の非同期転送型磁気ディスク
制御装置34は、1回のSIOでもって、複数の非連続
なレコードを続けてアクセスできるようになるととも
に、それらのレコードのトラックが離れているときにも
高速にアクセスできるようになる。
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
非同期転送型磁気ディスク制御装置への適用に従って本
発明を開示したが、本発明はこれに限られるものではな
い。
ディスクのレコードをアクセスするときにあって、1回
のSIOでもって、同一トラックに位置する2つの非連
続なレコードを続けてアクセスできるようになり、ま
た、1回のSIOでもって、複数の非連続なレコードを
続けてアクセスできるようになることから、レコードを
高速にアクセスできるようになる。
る。
実施例である。
る。
れるサーチ情報の一実施例である。
る。
るシーク・サーチ情報の一実施例である。
る。
成図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ディスクのアクセス制御を実行するディ
スク制御装置において、 受け取ったアクセス命令が、レコードを指定して発行さ
れる連続同時アクセス命令であるのか否かを判断する判
断手段(21)を備え、 上記判断手段(21)が連続同時アクセス命令であることを
判断するときには、該連続同時アクセス命令の指定する
レコードと、該レコードと同一トラックに位置する特定
のレコードとを続けてアクセスしていくよう制御するこ
とを、 特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスク制御装置におい
て、 特定レコードが、トラックの先頭に位置して、該トラッ
クに位置する全レコードの制御情報を管理するレコード
であり、 かつ、上記特定レコードに続いて、連続同時アクセス命
令の指定するレコードをアクセスしていくよう制御する
ことを、 特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスク制御装置
において、 連続同時アクセス命令の指定するレコードに続けて、該
連続同時アクセス命令で指定する処理レコード数分のレ
コードを連続的にアクセスしていくよう制御すること
を、 特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項4】 ディスクのアクセス制御を実行するディ
スク制御装置において、 受け取ったアクセス命令が、複数の非連続なレコードを
指定するサーチ情報を伴って発行される離散同時アクセ
ス命令であるのか否かを判断する判断手段(21)を備え、 上記判断手段(21)が離散同時アクセス命令であることを
判断するときには、上記サーチ情報の指定する複数の非
連続なレコードを続けてアクセスしていくよう制御する
ことを、特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のディスク制御装置におい
て、サーチ情報が、各レコードに対応付けて、該レコー
ドのアクセスに必要となるシーク値を指定する構成を採
り、 かつ、上記シーク値に従って必要に応じてシーク命令を
発行しつつ、サーチ情報の指定する複数の非連続なレコ
ードを続けてアクセスしていくよう制御することを、 特徴とするディスク制御装置。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載のディスク制御装置
において、 サーチ情報が、各レコードに対応付けて、処理レコード
数を指定する構成を採り、 かつ、サーチ情報の指定するレコードに続けて、該レコ
ードに連続する上記処理レコード数分のレコードを連続
的にアクセスしていくよう制御することを、特徴とする
ディスク制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06246794A JP3524954B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ディスク制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06246794A JP3524954B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ディスク制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07271519A true JPH07271519A (ja) | 1995-10-20 |
JP3524954B2 JP3524954B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=13201045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06246794A Expired - Fee Related JP3524954B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ディスク制御装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3524954B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP06246794A patent/JP3524954B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3524954B2 (ja) | 2004-05-10 |
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