JPH07267402A - 紙葉類処理装置 - Google Patents
紙葉類処理装置Info
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- JPH07267402A JPH07267402A JP6061780A JP6178094A JPH07267402A JP H07267402 A JPH07267402 A JP H07267402A JP 6061780 A JP6061780 A JP 6061780A JP 6178094 A JP6178094 A JP 6178094A JP H07267402 A JPH07267402 A JP H07267402A
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- Japan
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- speed
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- paper sheets
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は多種類の紙葉類に自動的に対処可能
な紙葉類処理装置を提供する。 【構成】 本発明による紙葉類処理装置は、処理すべき
紙葉類が堆積された給紙台上から取出装置により前記紙
葉類を1枚ずつ分離して取り出すと共に、搬送路に送り
出して処理する紙葉類処理装置において、前記搬送路上
に搬送される前記紙葉類の種別を検出するセンサ手段
と、前記センサ手段からの検出出力に基き前記取出装置
の取出速度を前記紙葉類の種別に応じた適正な処理速度
に対応した速度に変更する速度変更手段とを具備してな
ることを特徴とする。
な紙葉類処理装置を提供する。 【構成】 本発明による紙葉類処理装置は、処理すべき
紙葉類が堆積された給紙台上から取出装置により前記紙
葉類を1枚ずつ分離して取り出すと共に、搬送路に送り
出して処理する紙葉類処理装置において、前記搬送路上
に搬送される前記紙葉類の種別を検出するセンサ手段
と、前記センサ手段からの検出出力に基き前記取出装置
の取出速度を前記紙葉類の種別に応じた適正な処理速度
に対応した速度に変更する速度変更手段とを具備してな
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は多種類の紙葉類に自動
的に対処可能な紙葉類処理装置に関する。
的に対処可能な紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、紙葉類処理装置の多くのもの
は、給紙台上に堆積された紙葉類を1枚ずつ分離して取
り出して搬送し、その過程で紙葉類の情報を読み取って
分類した後、再度集積するように構成されている。
は、給紙台上に堆積された紙葉類を1枚ずつ分離して取
り出して搬送し、その過程で紙葉類の情報を読み取って
分類した後、再度集積するように構成されている。
【0003】このような紙葉類処理装置の処理速度は、
給紙台上からの取出速度(単位時間当りの取出枚数)
と、取り出し後の搬送速度によって決定される。そし
て、この処理速度は当該紙葉類処理装置に対応して一義
的に一定の速度として決定されている。
給紙台上からの取出速度(単位時間当りの取出枚数)
と、取り出し後の搬送速度によって決定される。そし
て、この処理速度は当該紙葉類処理装置に対応して一義
的に一定の速度として決定されている。
【0004】このため、互いに異なる形状(外形寸法
等)の多種類の紙葉類をそれに応じた処理速度で処理す
るためには一台の装置で部品を交換して処理するか、あ
るいは予め個別的に用意された複数の紙葉類処理装置を
用いて処理されていた。
等)の多種類の紙葉類をそれに応じた処理速度で処理す
るためには一台の装置で部品を交換して処理するか、あ
るいは予め個別的に用意された複数の紙葉類処理装置を
用いて処理されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、一台の紙葉
類処理装置で多種類の紙葉類を異なる処理装置で処理す
るためには、紙葉類取出用のローラー、プーリー、ギヤ
等の多くの部品をその都度毎に交換することが煩雑であ
ると共に、時間的にも長時間を必要とする問題がある。
類処理装置で多種類の紙葉類を異なる処理装置で処理す
るためには、紙葉類取出用のローラー、プーリー、ギヤ
等の多くの部品をその都度毎に交換することが煩雑であ
ると共に、時間的にも長時間を必要とする問題がある。
【0006】また、処理速度の異なる複数の紙葉類処理
装置を用意しておくことは、コスト的にも設置スペース
的にも問題がある。そこで、この発明は以上のような点
に鑑みてなされたもので、簡易に且つ自動的に多種類の
紙葉類に応じた適正な処理速度に変更して処理し得るよ
うにした紙葉類処理装置を提供することを目的としてい
る。
装置を用意しておくことは、コスト的にも設置スペース
的にも問題がある。そこで、この発明は以上のような点
に鑑みてなされたもので、簡易に且つ自動的に多種類の
紙葉類に応じた適正な処理速度に変更して処理し得るよ
うにした紙葉類処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、処理すべき紙葉類が堆積された給
紙台上から取出装置により前記紙葉類を1枚ずつ分離し
て取り出すと共に、搬送路に送り出して処理する紙葉類
処理装置において、前記搬送路上に搬送される前記紙葉
類の種別を検出するセンサ手段と、前記センサ手段から
の検出出力に基き、前記取出装置の取出速度を前記紙葉
類の種別に応じた適正な処理速度に対応した速度に変更
する速度変更手段とを具備してなることを特徴とする紙
葉類処理装置が提供される。
題を解決するために、処理すべき紙葉類が堆積された給
紙台上から取出装置により前記紙葉類を1枚ずつ分離し
て取り出すと共に、搬送路に送り出して処理する紙葉類
処理装置において、前記搬送路上に搬送される前記紙葉
類の種別を検出するセンサ手段と、前記センサ手段から
の検出出力に基き、前記取出装置の取出速度を前記紙葉
類の種別に応じた適正な処理速度に対応した速度に変更
する速度変更手段とを具備してなることを特徴とする紙
葉類処理装置が提供される。
【0008】また、本発明によると、前記速度変更手段
は前記給紙台から取り出されて前記搬送路に送り出され
る最初の紙葉類の種別に応じて最適な処理速度に対応し
た速度に変更することを特徴とする紙葉類処理装置が提
供される。
は前記給紙台から取り出されて前記搬送路に送り出され
る最初の紙葉類の種別に応じて最適な処理速度に対応し
た速度に変更することを特徴とする紙葉類処理装置が提
供される。
【0009】また、本発明によると、処理すべき紙葉類
が堆積された給紙台上からモータにより回転駆動される
ローラを含む取出装置により前記紙葉類を1枚ずつ分離
して取り出すと共に、搬送路に送り出して処理する紙葉
類処理装置において、前記モータを高速または低速で駆
動するインバータ手段と、前記搬送路上に搬送される前
記紙葉類の大きさを検出するセンサ手段と、前記センサ
手段からの検出出力に基き、前記取出装置の取出速度を
前記紙葉類の大きさに応じた適正な処理速度に対応した
速度に変更することを前記インバータ手段に指令する制
御手段とを具備してなることを特徴とする紙葉類処理装
置が提供される。
が堆積された給紙台上からモータにより回転駆動される
ローラを含む取出装置により前記紙葉類を1枚ずつ分離
して取り出すと共に、搬送路に送り出して処理する紙葉
類処理装置において、前記モータを高速または低速で駆
動するインバータ手段と、前記搬送路上に搬送される前
記紙葉類の大きさを検出するセンサ手段と、前記センサ
手段からの検出出力に基き、前記取出装置の取出速度を
前記紙葉類の大きさに応じた適正な処理速度に対応した
速度に変更することを前記インバータ手段に指令する制
御手段とを具備してなることを特徴とする紙葉類処理装
置が提供される。
【0010】さらに本発明によると、前記制御手段はス
タート時に前記インバータ手段に対し前記モータを高速
で駆動することを指令して前記給紙台から取り出されて
前記搬送路に送り出される最初の紙葉類の大きさが小さ
いときに前記モータの高速駆動を維持することを前記イ
ンバータ手段に指令すると共に、大きいときに前記モー
タを低速駆動に変更することを前記インバータ手段に指
令することを特徴とする紙葉類処理装置が提供されてい
る。
タート時に前記インバータ手段に対し前記モータを高速
で駆動することを指令して前記給紙台から取り出されて
前記搬送路に送り出される最初の紙葉類の大きさが小さ
いときに前記モータの高速駆動を維持することを前記イ
ンバータ手段に指令すると共に、大きいときに前記モー
タを低速駆動に変更することを前記インバータ手段に指
令することを特徴とする紙葉類処理装置が提供されてい
る。
【0011】
【作用】以上のような解決手段によると、簡易に且つ自
動的に多種類の紙葉類に応じた適正な処理速度に変更し
て処理することができる。
動的に多種類の紙葉類に応じた適正な処理速度に変更し
て処理することができる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につき
詳細に説明する。図1はこの発明が適用される紙葉類処
理装置の全体的な構成図である。すなわち、図1に示す
ように筐体1には操作パネル2が設けられており、この
操作パネル2上のスイッチSWを操作することによって
紙葉類処理装置の運転の開始及び停止が制御される。
詳細に説明する。図1はこの発明が適用される紙葉類処
理装置の全体的な構成図である。すなわち、図1に示す
ように筐体1には操作パネル2が設けられており、この
操作パネル2上のスイッチSWを操作することによって
紙葉類処理装置の運転の開始及び停止が制御される。
【0013】また、筐体1内には処理すべき紙葉類(図
示せず)が投入堆積される給紙台3が設けられていると
共に、この給紙台3に投入堆積された紙葉類を1枚ずつ
分離して取り出すためのローラーを含む取出装置4が設
けられている。
示せず)が投入堆積される給紙台3が設けられていると
共に、この給紙台3に投入堆積された紙葉類を1枚ずつ
分離して取り出すためのローラーを含む取出装置4が設
けられている。
【0014】そして、前記取出装置4によって取り出さ
れた紙葉類は、筐体1内に設けられているベルト状の第
1の搬送路18に送り出されて搬送されて行く過程で、
第1の紙葉類通過チェックセンサ5でその通過がチェッ
クされると共に、情報読取手段6及び8でその情報が読
み取られ後、第1の区分機9まで順次に運ばれる。
れた紙葉類は、筐体1内に設けられているベルト状の第
1の搬送路18に送り出されて搬送されて行く過程で、
第1の紙葉類通過チェックセンサ5でその通過がチェッ
クされると共に、情報読取手段6及び8でその情報が読
み取られ後、第1の区分機9まで順次に運ばれる。
【0015】この第1の区分機9は前記情報読取手段6
及び8によって正確に情報が読み取れなかった第1の紙
葉類や特別に選び出された第2の紙葉類を第2の搬送路
19を介して第2の区分機10まで搬送されるように振
り分ける。
及び8によって正確に情報が読み取れなかった第1の紙
葉類や特別に選び出された第2の紙葉類を第2の搬送路
19を介して第2の区分機10まで搬送されるように振
り分ける。
【0016】この第2の区分機10は前記第1の紙葉類
を第1の集積部12に且つ第2の紙葉類を第2の集積部
11まで搬送されるように振り分ける。そして、前記第
1の区分機、9は前記第1及び第2の紙葉類以外のすな
わち前記情報読取手段6及び8によって正確に情報が読
み取れた紙葉類や特別に選び出せなかった紙葉類を含む
多くの第3の紙葉類を第3の搬送路20を介して第3の
区分機13まで搬送されるように振り分ける。
を第1の集積部12に且つ第2の紙葉類を第2の集積部
11まで搬送されるように振り分ける。そして、前記第
1の区分機、9は前記第1及び第2の紙葉類以外のすな
わち前記情報読取手段6及び8によって正確に情報が読
み取れた紙葉類や特別に選び出せなかった紙葉類を含む
多くの第3の紙葉類を第3の搬送路20を介して第3の
区分機13まで搬送されるように振り分ける。
【0017】なお、この実施例で処理される紙葉類には
大きさの異なる大小2種類の紙葉類(但し、情報量も異
なっている)があるものとする。このうち大きな方の紙
葉類は前記第3の区分機13によって第3の集積部21
間で搬送されるように振り分けられると共に、小さな方
の紙葉類は同様にして第4の集積部141,142まで
搬送されるように振り分けられる。
大きさの異なる大小2種類の紙葉類(但し、情報量も異
なっている)があるものとする。このうち大きな方の紙
葉類は前記第3の区分機13によって第3の集積部21
間で搬送されるように振り分けられると共に、小さな方
の紙葉類は同様にして第4の集積部141,142まで
搬送されるように振り分けられる。
【0018】この実験例では第4の集積部141,14
2として同じものが2つ用意されており、第5の区分機
15により一方の集積部141が満杯になると他方の集
積部142に振り分けられるようになされている。
2として同じものが2つ用意されており、第5の区分機
15により一方の集積部141が満杯になると他方の集
積部142に振り分けられるようになされている。
【0019】また、仕切紙供給装置16は小さな紙葉類
の特定の区切りごとに仕切紙を当該集積部141または
142に送り込むようになされている。そして、制御装
置17は図3にも示すように、CPU等を含んでなり、
紙葉類処理装置全体の制御を司どるもので、前記操作パ
ネル2及び前記第1の紙葉類通過チェックセンサ5(そ
れ以外の各所に設けられたセンサも含む)や情報読取手
段6及び8等に結合されて上記各部に所定の制御を施す
と共に、外部のホスト機器等に所定の情報を転送する役
目も有している。
の特定の区切りごとに仕切紙を当該集積部141または
142に送り込むようになされている。そして、制御装
置17は図3にも示すように、CPU等を含んでなり、
紙葉類処理装置全体の制御を司どるもので、前記操作パ
ネル2及び前記第1の紙葉類通過チェックセンサ5(そ
れ以外の各所に設けられたセンサも含む)や情報読取手
段6及び8等に結合されて上記各部に所定の制御を施す
と共に、外部のホスト機器等に所定の情報を転送する役
目も有している。
【0020】図2は前記給紙台3と取出装置4の具体例
を示している。すなわち、図2に示すように給紙台3の
上部に設けられた上端検知部3aは給紙台3の最上位に
積層される紙葉類を検知して給紙台3の下部に設けられ
るバックアッププレート3bの上下動を制御することに
より、常に最上位の紙葉類が取出装置4のローラー4a
により搬送路18方向に送り出されることになる。
を示している。すなわち、図2に示すように給紙台3の
上部に設けられた上端検知部3aは給紙台3の最上位に
積層される紙葉類を検知して給紙台3の下部に設けられ
るバックアッププレート3bの上下動を制御することに
より、常に最上位の紙葉類が取出装置4のローラー4a
により搬送路18方向に送り出されることになる。
【0021】ところで、このような給紙台3からの紙葉
類の取出しに関しては、上述したようにこの紙葉類処理
装置で取り扱う紙葉類が大小の2種類であるため、これ
に応じて情報読取手段6及び8での処理時間との関係で
2種類の取出速度で取り出しを行ってやる必要がある。
類の取出しに関しては、上述したようにこの紙葉類処理
装置で取り扱う紙葉類が大小の2種類であるため、これ
に応じて情報読取手段6及び8での処理時間との関係で
2種類の取出速度で取り出しを行ってやる必要がある。
【0022】この場合、取出装置4はローラー4aを回
転駆動するモータ4b(図3参照)による回転数でその
取出速度が決められる。そこで、本発明では図3に示す
ように、第1の紙葉類通過チェックセンサ5からのチェ
ック信号に応じて制御装置17がモータ4aの回転数変
更手段としてのインバータ21に対し搬送する紙葉類の
大きさに応じた回転数切換信号を供給するように制御系
を構成している。
転駆動するモータ4b(図3参照)による回転数でその
取出速度が決められる。そこで、本発明では図3に示す
ように、第1の紙葉類通過チェックセンサ5からのチェ
ック信号に応じて制御装置17がモータ4aの回転数変
更手段としてのインバータ21に対し搬送する紙葉類の
大きさに応じた回転数切換信号を供給するように制御系
を構成している。
【0023】この場合、インバータ21は大きな紙葉類
(例えば110mm×280mm)に対して低速用の低
い周波数(例えば30Hz)のモータ駆動信号を出力
し、且つ小さな紙葉類(例えば56mm×76mm)に
対しては高速用の高い周波数(例えば60Hz)のモー
タ駆動信号を出力するように構成されているものとす
る。
(例えば110mm×280mm)に対して低速用の低
い周波数(例えば30Hz)のモータ駆動信号を出力
し、且つ小さな紙葉類(例えば56mm×76mm)に
対しては高速用の高い周波数(例えば60Hz)のモー
タ駆動信号を出力するように構成されているものとす
る。
【0024】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て取出速度を変更する具体例について説明する。紙葉類
処理装置の運転がスタートされると、制御装置17は給
紙台3上の紙葉類の大きさに関係なく、モータ4bを高
速で駆動するための指令信号をインバータ21に供給す
る。
て取出速度を変更する具体例について説明する。紙葉類
処理装置の運転がスタートされると、制御装置17は給
紙台3上の紙葉類の大きさに関係なく、モータ4bを高
速で駆動するための指令信号をインバータ21に供給す
る。
【0025】これにより、インバータ21から高速用の
所定周波数を有するモータ駆動信号がモータ4bに出力
される結果、取出装置4は高速の取出速度をもって給紙
台3から1枚目の紙葉類を取り出しして搬送路18上に
送り出す(ステップS1)。
所定周波数を有するモータ駆動信号がモータ4bに出力
される結果、取出装置4は高速の取出速度をもって給紙
台3から1枚目の紙葉類を取り出しして搬送路18上に
送り出す(ステップS1)。
【0026】搬送路18上に1枚目の紙葉類が送り出さ
れると直ちにそれが第1の紙葉類通過チェックセンサ5
でチェックされることにより、制御装置17を介して1
枚目の紙葉類が大きな紙葉類であるか、小さな紙葉類で
あるが判定される(ステップS2)。
れると直ちにそれが第1の紙葉類通過チェックセンサ5
でチェックされることにより、制御装置17を介して1
枚目の紙葉類が大きな紙葉類であるか、小さな紙葉類で
あるが判定される(ステップS2)。
【0027】このステップS2で1枚目が大きな紙葉類
であると判定されたときには制御装置17はインバータ
21に対し、モータ4bの回転数を低速に変更するため
の指令が供給される(ステップS3)。
であると判定されたときには制御装置17はインバータ
21に対し、モータ4bの回転数を低速に変更するため
の指令が供給される(ステップS3)。
【0028】このようにして低速に変更された状態、あ
るいはステップS2で1枚目が小さな紙葉類であると判
定されたときにはモータ速度を高速に維した状態で、給
紙台3から2枚目以降の紙葉類の取り出しが実行され
る。
るいはステップS2で1枚目が小さな紙葉類であると判
定されたときにはモータ速度を高速に維した状態で、給
紙台3から2枚目以降の紙葉類の取り出しが実行され
る。
【0029】つまり、2枚目以降の紙葉類は正規の取出
速度で取り出されることになり、情報読取手段6及び8
に対して正確な取出搬送間隔で送り込まれるようにな
る。なお、この種の紙葉類処理装置においては、給紙台
3上に種類の異なる紙葉類が混在されていることは少な
く、通常はある期間に例えば大きな紙葉類のみを集中し
て処理し、それが済んだら次の期間に小さな紙葉類を集
中して処理する単独的な形態がとられる。
速度で取り出されることになり、情報読取手段6及び8
に対して正確な取出搬送間隔で送り込まれるようにな
る。なお、この種の紙葉類処理装置においては、給紙台
3上に種類の異なる紙葉類が混在されていることは少な
く、通常はある期間に例えば大きな紙葉類のみを集中し
て処理し、それが済んだら次の期間に小さな紙葉類を集
中して処理する単独的な形態がとられる。
【0030】しかるに、上述したような本発明による装
置では単独的にあるいは混在的ないずれの形態あっても
紙葉類の大きさに応じた適正な取り出し速度でもって処
理することができる。
置では単独的にあるいは混在的ないずれの形態あっても
紙葉類の大きさに応じた適正な取り出し速度でもって処
理することができる。
【0031】なお、図5,6に示すように、搬送路18
の速度VB と取出装置4を紙葉類がはなれるときの最終
速度VR1とは、高速取出時(小さな紙葉類の取出時)に
おいて VR1≒VB である。
の速度VB と取出装置4を紙葉類がはなれるときの最終
速度VR1とは、高速取出時(小さな紙葉類の取出時)に
おいて VR1≒VB である。
【0032】また、低速取出時(大きな紙葉類の取出
時)において取出装置4を紙葉類がはなれるときの最終
速度VR2としたときには、 VR2<VB である。
時)において取出装置4を紙葉類がはなれるときの最終
速度VR2としたときには、 VR2<VB である。
【0033】つまり、高速取出時には両速度VB とVR1
が略等しいために紙葉類が搬送路18に円滑に引き込ま
れるようになると共に、低速取出時には搬送路VB の方
がVR2よりも大きくなるために紙葉類はたわみを生じる
ことがないように強制的に搬送路18に引き込まれるよ
うになるため、いずれの場合であっても確実に搬送路1
8上に送り出されることになる。
が略等しいために紙葉類が搬送路18に円滑に引き込ま
れるようになると共に、低速取出時には搬送路VB の方
がVR2よりも大きくなるために紙葉類はたわみを生じる
ことがないように強制的に搬送路18に引き込まれるよ
うになるため、いずれの場合であっても確実に搬送路1
8上に送り出されることになる。
【0034】以上のような本発明の紙葉類処理装置によ
れば、一台の装置で多種類の紙葉類に応じた適正な処理
速度で処理し得るように、紙葉類の取出速度を簡易に且
つ自動的に変更することができる。
れば、一台の装置で多種類の紙葉類に応じた適正な処理
速度で処理し得るように、紙葉類の取出速度を簡易に且
つ自動的に変更することができる。
【0035】
【発明の効果】従って、以上詳述したように本発明によ
れば、簡易に且つ自動的に多種類の紙葉類に応じた適正
な処理速度に変更して処理し得るようにした紙葉類処理
装置を提供することができる。
れば、簡易に且つ自動的に多種類の紙葉類に応じた適正
な処理速度に変更して処理し得るようにした紙葉類処理
装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】図1の要部の具体例を示す図。
【図3】本発明の一実施例に用いる制御系を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図4】本発明の動作を説明するためのフローチヤー
ト。
ト。
【図5】本発明の動作を説明するための部分的な模式
図。
図。
【図6】同じく本発明の動作を説明するための部分的な
模式図。
模式図。
3 給紙台 4 取出装置 4a ローラー 4b モータ 5 第1の紙葉類通過チェックセンサ 17 制御装置 21 インバータ(回転数変更手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 処理すべき紙葉類が堆積された給紙台上
から取出装置により前記紙葉類を1枚ずつ分離して取り
出すと共に、搬送路に送り出して処理する紙葉類処理装
置において、 前記搬送路上に搬送される前記紙葉類の種別を検出する
センサ手段と、 前記センサ手段からの検出出力に基き、前記取出装置の
取出速度を前記紙葉類の種別に応じた適正な処理速度に
対応した速度に変更する速度変更手段とを具備してなる
ことを特徴とする紙葉類処理装置。 - 【請求項2】 前記速度変更手段は前記給紙台から取り
出されて前記搬送路に送り出される最初の紙葉類の種別
に応じて最適な処理速度に対応した速度に変更すること
を特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。 - 【請求項3】 処理すべき紙葉類が堆積された給紙台上
からモータにより回転駆動されるローラを含む取出装置
により前記紙葉類を1枚ずつ分離して取り出すと共に、
搬送路に送り出して処理する紙葉類処理装置において、 前記モータを高速または低速で駆動するインバータ手段
と、 前記搬送路上に搬送される前記紙葉類の大きさを検出す
るセンサ手段と、 前記センサ手段からの検出出力に基き、前記取出装置の
取出速度を前記紙葉類の大きさに応じた適正な処理速度
に対応した速度に変更することを前記インバータ手段に
指令する制御手段とを具備してなることを特徴とする紙
葉類処理装置。 - 【請求項4】 前記制御手段はスタート時に前記インバ
ータ手段に対し前記モータを高速で駆動することを指令
して前記給紙台から取り出されて前記搬送路に送り出さ
れる最初の紙葉類の大きさが小さいときに前記モータの
高速駆動を維持することを前記インバータ手段に指令す
ると共に、大きいときに前記モータを低速駆動に変更す
ることを前記インバータ手段に指令することを特徴とす
る請求項3に記載の紙葉類処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6061780A JPH07267402A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 紙葉類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6061780A JPH07267402A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 紙葉類処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07267402A true JPH07267402A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13180957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6061780A Pending JPH07267402A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 紙葉類処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07267402A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186196A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙葉類処理装置 |
US7576875B2 (en) * | 1999-10-05 | 2009-08-18 | Seiko Epson Corporation | Ink jet printer, printer control unit, printer system including the same, and storage medium with the operation program of the printer control unit stored for controlling double-side printing |
KR20150110732A (ko) | 2013-07-31 | 2015-10-02 | 히타치 오므론 터미널 솔루션즈 가부시키가이샤 | 지엽류 처리 장치 |
CN106296980A (zh) * | 2016-07-29 | 2017-01-04 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种叠钞方法、系统以及金融自助设备 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6061780A patent/JPH07267402A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7576875B2 (en) * | 1999-10-05 | 2009-08-18 | Seiko Epson Corporation | Ink jet printer, printer control unit, printer system including the same, and storage medium with the operation program of the printer control unit stored for controlling double-side printing |
JP2008186196A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙葉類処理装置 |
KR20150110732A (ko) | 2013-07-31 | 2015-10-02 | 히타치 오므론 터미널 솔루션즈 가부시키가이샤 | 지엽류 처리 장치 |
CN106296980A (zh) * | 2016-07-29 | 2017-01-04 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种叠钞方法、系统以及金融自助设备 |
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