JPH07253948A - 業務サービス形態切替え方式 - Google Patents
業務サービス形態切替え方式Info
- Publication number
- JPH07253948A JPH07253948A JP6069058A JP6905894A JPH07253948A JP H07253948 A JPH07253948 A JP H07253948A JP 6069058 A JP6069058 A JP 6069058A JP 6905894 A JP6905894 A JP 6905894A JP H07253948 A JPH07253948 A JP H07253948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- database
- update
- backup
- update transaction
- terminal device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 参照・更新系業務サービス時間帯外でも、参
照系業務サービスを完璧かつ高速に提供できるようにす
る。 【構成】 ホストコンピュータ1でデータベース参照・
更新手段12によりデータベース11が更新されると、
更新トランザクション取得手段13は更新トランザクシ
ョン情報を更新トランザクション格納ファイル14に格
納する。参照・更新系業務サービスの終了後、更新トラ
ンザクション送信手段15は更新トランザクション格納
ファイル14の更新トランザクション情報をバックアッ
プコンピュータ2に送信する。更新トランザクション情
報を受信すると、更新トランザクション受信手段22は
更新トランザクション格納ファイル23に格納する。バ
ックアップデータベース更新手段24は更新トランザク
ション格納ファイル23の更新トランザクション情報に
よりバックアップデータベース21を更新する。
照系業務サービスを完璧かつ高速に提供できるようにす
る。 【構成】 ホストコンピュータ1でデータベース参照・
更新手段12によりデータベース11が更新されると、
更新トランザクション取得手段13は更新トランザクシ
ョン情報を更新トランザクション格納ファイル14に格
納する。参照・更新系業務サービスの終了後、更新トラ
ンザクション送信手段15は更新トランザクション格納
ファイル14の更新トランザクション情報をバックアッ
プコンピュータ2に送信する。更新トランザクション情
報を受信すると、更新トランザクション受信手段22は
更新トランザクション格納ファイル23に格納する。バ
ックアップデータベース更新手段24は更新トランザク
ション格納ファイル23の更新トランザクション情報に
よりバックアップデータベース21を更新する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は業務サービス形態切替え
方式に関し、特にホストコンピュータにデータベースを
備え、端末装置からの参照要求および更新要求をもとに
データベースの参照および更新を行う参照・更新系業務
サービス時間帯と端末装置からの参照要求をもとにデー
タベースの参照のみを行う参照系業務サービス時間帯と
で運用されるオンライントランザクション処理システム
における業務サービス形態切替え方式に関する。
方式に関し、特にホストコンピュータにデータベースを
備え、端末装置からの参照要求および更新要求をもとに
データベースの参照および更新を行う参照・更新系業務
サービス時間帯と端末装置からの参照要求をもとにデー
タベースの参照のみを行う参照系業務サービス時間帯と
で運用されるオンライントランザクション処理システム
における業務サービス形態切替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオンライントランザクション処理
システムは、図7に示すように、ホストコンピュータ1
01に通信網104を介して端末装置103が接続され
て構成されていた。ホストコンピュータ101は、デー
タベース111と、データベース参照・更新手段112
と、更新トランザクション送信手段113とを含んでお
り、端末装置103は、バックアップデータベース13
1と、処理切替え手段132と、バックアップデータベ
ース参照手段133と、バックアップデータベース更新
手段134とを含んでいた。
システムは、図7に示すように、ホストコンピュータ1
01に通信網104を介して端末装置103が接続され
て構成されていた。ホストコンピュータ101は、デー
タベース111と、データベース参照・更新手段112
と、更新トランザクション送信手段113とを含んでお
り、端末装置103は、バックアップデータベース13
1と、処理切替え手段132と、バックアップデータベ
ース参照手段133と、バックアップデータベース更新
手段134とを含んでいた。
【0003】このような従来のオンライントランザクシ
ョン処理システムでは、ホストコンピュータ101のデ
ータベース111をデータベース参照・更新手段112
により更新した更新トランザクション情報を更新トラン
ザクション送信手段113により端末装置103に送信
し、バックアップデータベース更新手段134によりバ
ックアップデータベース131を更新して、データベー
ス111の内容とバックアップデータベース131の内
容との一致を図っており、ホストコンピュータ101の
データベース111の参照・更新系業務サービス時間帯
の終了後は、端末装置103のバックアップデータベー
ス参照手段133によりバックアップデータベース13
2の参照のみを行って情報照会,帳表印字等の参照系業
務サービスを行っていた。
ョン処理システムでは、ホストコンピュータ101のデ
ータベース111をデータベース参照・更新手段112
により更新した更新トランザクション情報を更新トラン
ザクション送信手段113により端末装置103に送信
し、バックアップデータベース更新手段134によりバ
ックアップデータベース131を更新して、データベー
ス111の内容とバックアップデータベース131の内
容との一致を図っており、ホストコンピュータ101の
データベース111の参照・更新系業務サービス時間帯
の終了後は、端末装置103のバックアップデータベー
ス参照手段133によりバックアップデータベース13
2の参照のみを行って情報照会,帳表印字等の参照系業
務サービスを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオンラ
イントランザクション処理システムでは、バックアップ
データベース131を端末装置103に持つようになっ
ていたので、データベース111のデータ容量が大きく
なると同一内容がバックアップデータベース131に保
持できなくなり、端末装置103側で完璧な参照系業務
サービスを提供することができないという問題点があっ
た。
イントランザクション処理システムでは、バックアップ
データベース131を端末装置103に持つようになっ
ていたので、データベース111のデータ容量が大きく
なると同一内容がバックアップデータベース131に保
持できなくなり、端末装置103側で完璧な参照系業務
サービスを提供することができないという問題点があっ
た。
【0005】また、バックアップデータベース131は
端末装置103独自の構造のために更新処理が複雑であ
り、特に端末装置103の処理能力はホストコンピュー
タ101に比べて劣るために更新トランザクション情報
が大量になると更新処理時間が長くなるという問題点が
あった。
端末装置103独自の構造のために更新処理が複雑であ
り、特に端末装置103の処理能力はホストコンピュー
タ101に比べて劣るために更新トランザクション情報
が大量になると更新処理時間が長くなるという問題点が
あった。
【0006】さらに、端末装置103による参照系業務
サービスは、バックアップデータベース131等のバッ
クアップ機能を備える端末装置103でしか利用できな
いため、参照系業務サービスを複数の端末装置103で
行う場合、それぞれの端末装置103にバックアップ機
能が必要であるという問題点があった。
サービスは、バックアップデータベース131等のバッ
クアップ機能を備える端末装置103でしか利用できな
いため、参照系業務サービスを複数の端末装置103で
行う場合、それぞれの端末装置103にバックアップ機
能が必要であるという問題点があった。
【0007】一方、完璧かつ高速な参照系業務サービス
を提供するためには、ホストコンピュータ101の稼働
時間を延長すればよいが、大型のホストコンピュータ1
01では稼働にかかる経費が大きく、ホストコンピュー
タ101の機能の一部のみを利用する場合でもコンピュ
ータシステム全体を稼働させる必要があり、コスト負担
が大きくなるという問題点があった。
を提供するためには、ホストコンピュータ101の稼働
時間を延長すればよいが、大型のホストコンピュータ1
01では稼働にかかる経費が大きく、ホストコンピュー
タ101の機能の一部のみを利用する場合でもコンピュ
ータシステム全体を稼働させる必要があり、コスト負担
が大きくなるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上述の点に鑑み、ホスト
コンピュータのデータベースと同一内容のバックアップ
データベースを参照系業務サービス時間帯にも稼働され
ている他のコンピュータ(以下、バックアップコンピュ
ータという)に持つことにより、参照・更新系業務サー
ビス時間帯外でも、参照系業務サービスを完璧かつ高速
に行うことができるようにした業務サービス形態切替え
方式を提供することにある。
コンピュータのデータベースと同一内容のバックアップ
データベースを参照系業務サービス時間帯にも稼働され
ている他のコンピュータ(以下、バックアップコンピュ
ータという)に持つことにより、参照・更新系業務サー
ビス時間帯外でも、参照系業務サービスを完璧かつ高速
に行うことができるようにした業務サービス形態切替え
方式を提供することにある。
【0009】また、バックアップ機能を備えない端末装
置を使用して、参照・更新系業務サービス時間帯外に参
照系業務サービスを可能とするようにした業務サービス
形態切替え方式を提供することにある。
置を使用して、参照・更新系業務サービス時間帯外に参
照系業務サービスを可能とするようにした業務サービス
形態切替え方式を提供することにある。
【0010】さらに、オンライントランザクション処理
システムの運用コストを上げることなしに、参照・更新
系業務サービス時間帯外でも、参照系業務サービスを完
璧かつ高速に行うことができるようにした業務サービス
形態切替え方式を提供することにある。
システムの運用コストを上げることなしに、参照・更新
系業務サービス時間帯外でも、参照系業務サービスを完
璧かつ高速に行うことができるようにした業務サービス
形態切替え方式を提供することにある。
【0011】なお、先行技術として、問合せ応答型情報
サービスシステムにおける分散処理方式(特開平4−3
2951号公報参照)が知られているが、この分散処理
方式は、中継装置(分散処理機能付端末を含む)の分散
情報データベースに、ホストコンピュータの情報データ
ベースからあらかじめ問合せ頻度の高い種別の情報を受
け取って保持し、端末からの問合せに対して、保持して
いる情報中に当該種別の情報があれば、その情報を端末
に返送し、なければ問合せをホストコンピュータに送る
ようにしたものであり、本発明のように業務サービス時
間帯で分けて異なるコンピュータに処理を分担させるよ
うにしたものではない。
サービスシステムにおける分散処理方式(特開平4−3
2951号公報参照)が知られているが、この分散処理
方式は、中継装置(分散処理機能付端末を含む)の分散
情報データベースに、ホストコンピュータの情報データ
ベースからあらかじめ問合せ頻度の高い種別の情報を受
け取って保持し、端末からの問合せに対して、保持して
いる情報中に当該種別の情報があれば、その情報を端末
に返送し、なければ問合せをホストコンピュータに送る
ようにしたものであり、本発明のように業務サービス時
間帯で分けて異なるコンピュータに処理を分担させるよ
うにしたものではない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の業務サービス形
態切替え方式は、ホストコンピュータにデータベースを
備え、端末装置からの参照要求および更新要求をもとに
データベースの参照および更新を行う参照・更新系業務
サービス時間帯と端末装置からの参照要求をもとにデー
タベースの参照のみを行う参照系業務サービス時間帯と
で運用されるオンライントランザクション処理システム
において、前記参照系業務サービス時間帯にも稼働され
るバックアップコンピュータを前記ホストコンピュータ
および端末装置と通信経路を介して接続し、前記ホスト
コンピュータに、端末装置からの参照要求をもとに前記
データベースを参照したり前記端末装置からの更新要求
をもとに前記データベースを更新したりするデータベー
ス参照・更新手段と、前記データベースの更新時に前記
データベースの更新トランザクション情報を取り出す更
新トランザクション取得手段と、この更新トランザクシ
ョン取得手段により取り出された更新トランザクション
情報を前記バックアップコンピュータに送信する更新ト
ランザクション送信手段とを備え、前記バックアップコ
ンピュータに、前記データベースの写しを保持するバッ
クアップデータベースと、前記ホストコンピュータから
送信されてきた更新トランザクション情報を受信する更
新トランザクション受信手段と、この更新トランザクシ
ョン受信手段により受信された更新トランザクション情
報により前記バックアップデータベースを更新するバッ
クアップデータベース更新手段と、端末装置から入力さ
れた参照要求をもとに前記バックアップデータベースを
参照するバックアップデータベース参照手段とを備え
る。
態切替え方式は、ホストコンピュータにデータベースを
備え、端末装置からの参照要求および更新要求をもとに
データベースの参照および更新を行う参照・更新系業務
サービス時間帯と端末装置からの参照要求をもとにデー
タベースの参照のみを行う参照系業務サービス時間帯と
で運用されるオンライントランザクション処理システム
において、前記参照系業務サービス時間帯にも稼働され
るバックアップコンピュータを前記ホストコンピュータ
および端末装置と通信経路を介して接続し、前記ホスト
コンピュータに、端末装置からの参照要求をもとに前記
データベースを参照したり前記端末装置からの更新要求
をもとに前記データベースを更新したりするデータベー
ス参照・更新手段と、前記データベースの更新時に前記
データベースの更新トランザクション情報を取り出す更
新トランザクション取得手段と、この更新トランザクシ
ョン取得手段により取り出された更新トランザクション
情報を前記バックアップコンピュータに送信する更新ト
ランザクション送信手段とを備え、前記バックアップコ
ンピュータに、前記データベースの写しを保持するバッ
クアップデータベースと、前記ホストコンピュータから
送信されてきた更新トランザクション情報を受信する更
新トランザクション受信手段と、この更新トランザクシ
ョン受信手段により受信された更新トランザクション情
報により前記バックアップデータベースを更新するバッ
クアップデータベース更新手段と、端末装置から入力さ
れた参照要求をもとに前記バックアップデータベースを
参照するバックアップデータベース参照手段とを備え
る。
【0013】また、本発明の業務サービス形態切替え方
式は、ホストコンピュータにデータベースを備え、端末
装置からの参照要求および更新要求をもとにデータベー
スの参照および更新を行う参照・更新系業務サービス時
間帯と端末装置からの参照要求をもとにデータベースの
参照のみを行う参照系業務サービス時間帯とで運用され
るオンライントランザクション処理システムにおいて、
前記参照系業務サービス時間帯にも稼働されるバックア
ップコンピュータを前記ホストコンピュータおよび端末
装置と通信経路を介して接続し、前記ホストコンピュー
タに、端末装置からの参照要求をもとに前記データベー
スを参照したり前記端末装置からの更新要求をもとに前
記データベースを更新したりするデータベース参照・更
新手段と、前記データベースの更新時に前記データベー
スの更新トランザクション情報を取り出す更新トランザ
クション取得手段と、この更新トランザクション取得手
段により取り出された更新トランザクション情報を格納
する更新トランザクション格納ファイルと、この更新ト
ランザクション格納ファイルに格納された更新トランザ
クション情報を前記バックアップコンピュータに送信す
る更新トランザクション送信手段とを備え、前記バック
アップコンピュータに、前記データベースの写しを保持
するバックアップデータベースと、前記ホストコンピュ
ータから送信されてきた更新トランザクション情報を受
信する更新トランザクション受信手段と、この更新トラ
ンザクション受信手段により受信された更新トランザク
ション情報を格納する更新トランザクション格納ファイ
ルと、この更新トランザクション格納ファイルの更新ト
ランザクション情報により前記バックアップデータベー
スを更新するバックアップデータベース更新手段と、前
記端末装置からの参照要求をもとに前記バックアップデ
ータベースを参照するバックアップデータベース参照手
段とを備える。
式は、ホストコンピュータにデータベースを備え、端末
装置からの参照要求および更新要求をもとにデータベー
スの参照および更新を行う参照・更新系業務サービス時
間帯と端末装置からの参照要求をもとにデータベースの
参照のみを行う参照系業務サービス時間帯とで運用され
るオンライントランザクション処理システムにおいて、
前記参照系業務サービス時間帯にも稼働されるバックア
ップコンピュータを前記ホストコンピュータおよび端末
装置と通信経路を介して接続し、前記ホストコンピュー
タに、端末装置からの参照要求をもとに前記データベー
スを参照したり前記端末装置からの更新要求をもとに前
記データベースを更新したりするデータベース参照・更
新手段と、前記データベースの更新時に前記データベー
スの更新トランザクション情報を取り出す更新トランザ
クション取得手段と、この更新トランザクション取得手
段により取り出された更新トランザクション情報を格納
する更新トランザクション格納ファイルと、この更新ト
ランザクション格納ファイルに格納された更新トランザ
クション情報を前記バックアップコンピュータに送信す
る更新トランザクション送信手段とを備え、前記バック
アップコンピュータに、前記データベースの写しを保持
するバックアップデータベースと、前記ホストコンピュ
ータから送信されてきた更新トランザクション情報を受
信する更新トランザクション受信手段と、この更新トラ
ンザクション受信手段により受信された更新トランザク
ション情報を格納する更新トランザクション格納ファイ
ルと、この更新トランザクション格納ファイルの更新ト
ランザクション情報により前記バックアップデータベー
スを更新するバックアップデータベース更新手段と、前
記端末装置からの参照要求をもとに前記バックアップデ
ータベースを参照するバックアップデータベース参照手
段とを備える。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る業務サー
ビス形態切替え方式の構成を示すブロック図である。本
実施例の業務サービス形態切替え方式は、ホストコンピ
ュータ1にデータベース11を備え、端末装置3から通
信網4を介して送られてくる参照要求および更新要求を
もとにデータベース11の参照および更新を行うオンラ
イントランザクション処理システムにおいて、ホストコ
ンピュータ1の参照・更新系業務サービス時間帯の終了
後にも稼働されているバックアップコンピュータ2をホ
ストコンピュータ1および端末装置3と専用回線5およ
び回線網4を介して接続して構成されている。なお、バ
ックアップコンピュータ2とホストコンピュータ1との
間は、専用回線5で接続せずに回線網4を介して接続し
てもよい。
ビス形態切替え方式の構成を示すブロック図である。本
実施例の業務サービス形態切替え方式は、ホストコンピ
ュータ1にデータベース11を備え、端末装置3から通
信網4を介して送られてくる参照要求および更新要求を
もとにデータベース11の参照および更新を行うオンラ
イントランザクション処理システムにおいて、ホストコ
ンピュータ1の参照・更新系業務サービス時間帯の終了
後にも稼働されているバックアップコンピュータ2をホ
ストコンピュータ1および端末装置3と専用回線5およ
び回線網4を介して接続して構成されている。なお、バ
ックアップコンピュータ2とホストコンピュータ1との
間は、専用回線5で接続せずに回線網4を介して接続し
てもよい。
【0016】ホストコンピュータ1は、端末装置3から
入力された参照要求をもとにデータベース11を参照し
たり端末装置3から入力された更新要求をもとにデータ
ベース11を更新したりするデータベース参照・更新手
段12と、データベース11の更新時にデータベース1
1の更新トランザクション情報を取り出す更新トランザ
クション取得手段13と、更新トランザクション取得手
段13により取り出された更新トランザクション情報を
格納する更新トランザクション格納ファイル14と、更
新トランザクション格納ファイル14に格納された更新
トランザクション情報をバックアップコンピュータ2に
送信する更新トランザクション送信手段15と、ホスト
コンピュータ制御端末装置16とを備えている。
入力された参照要求をもとにデータベース11を参照し
たり端末装置3から入力された更新要求をもとにデータ
ベース11を更新したりするデータベース参照・更新手
段12と、データベース11の更新時にデータベース1
1の更新トランザクション情報を取り出す更新トランザ
クション取得手段13と、更新トランザクション取得手
段13により取り出された更新トランザクション情報を
格納する更新トランザクション格納ファイル14と、更
新トランザクション格納ファイル14に格納された更新
トランザクション情報をバックアップコンピュータ2に
送信する更新トランザクション送信手段15と、ホスト
コンピュータ制御端末装置16とを備えている。
【0017】バックアップコンピュータ2は、ホストコ
ンピュータ1のデータベース11の写しを保持するバッ
クアップデータベース21と、ホストコンピュータ1か
ら送信されてきた更新トランザクション情報を受信する
更新トランザクション受信手段22と、更新トランザク
ション受信手段22により受信された更新トランザクシ
ョン情報を格納する更新トランザクション格納ファイル
23と、更新トランザクション格納ファイル23の更新
トランザクション情報によりバックアップデータベース
21を更新するバックアップデータベース更新手段24
と、端末装置3から入力された参照要求をもとにバック
アップデータベース21の内容を参照するバックアップ
データベース参照手段25と、バックアップコンピュー
タ制御端末装置26とを備えている。なお、バックアッ
プコンピュータ2は、ホストコンピュータ1と互換性が
あるものが好ましく、このようにすれば、ホストコンピ
ュータ1のソフトウェア(特に、データベースの参照手
続き部分)をバックアップコンピュータ2に流用できる
ので、導入のためのソフトウェアが容易に作成できると
いう利点がある。また、バックアップコンピュータ2
は、あらたな稼働コストがかからないように、参照系業
務サービス以外の処理を長時間にわたり並行処理してい
るものが好ましい。
ンピュータ1のデータベース11の写しを保持するバッ
クアップデータベース21と、ホストコンピュータ1か
ら送信されてきた更新トランザクション情報を受信する
更新トランザクション受信手段22と、更新トランザク
ション受信手段22により受信された更新トランザクシ
ョン情報を格納する更新トランザクション格納ファイル
23と、更新トランザクション格納ファイル23の更新
トランザクション情報によりバックアップデータベース
21を更新するバックアップデータベース更新手段24
と、端末装置3から入力された参照要求をもとにバック
アップデータベース21の内容を参照するバックアップ
データベース参照手段25と、バックアップコンピュー
タ制御端末装置26とを備えている。なお、バックアッ
プコンピュータ2は、ホストコンピュータ1と互換性が
あるものが好ましく、このようにすれば、ホストコンピ
ュータ1のソフトウェア(特に、データベースの参照手
続き部分)をバックアップコンピュータ2に流用できる
ので、導入のためのソフトウェアが容易に作成できると
いう利点がある。また、バックアップコンピュータ2
は、あらたな稼働コストがかからないように、参照系業
務サービス以外の処理を長時間にわたり並行処理してい
るものが好ましい。
【0018】端末装置3は、端末装置3をホストコンピ
ュータ1に接続するかバックアップコンピュータ2に接
続するかを選択するコンピュータ選択手段31と、入力
装置32と、表示装置33と、印刷装置34とを備えて
いる。
ュータ1に接続するかバックアップコンピュータ2に接
続するかを選択するコンピュータ選択手段31と、入力
装置32と、表示装置33と、印刷装置34とを備えて
いる。
【0019】図2を参照すると、更新トランザクション
取得手段13の処理は、更新有無判定ステップS131
と、更新トランザクション取得ステップS132と、更
新トランザクション情報書込みステップS133とから
なる。
取得手段13の処理は、更新有無判定ステップS131
と、更新トランザクション取得ステップS132と、更
新トランザクション情報書込みステップS133とから
なる。
【0020】図3を参照すると、更新トランザクション
送信手段15の処理は、送信指示判定ステップS151
と、更新トランザクション情報読込みステップS152
と、更新トランザクション情報終了判定ステップS15
3と、更新トランザクション情報送信ステップS154
とからなる。
送信手段15の処理は、送信指示判定ステップS151
と、更新トランザクション情報読込みステップS152
と、更新トランザクション情報終了判定ステップS15
3と、更新トランザクション情報送信ステップS154
とからなる。
【0021】図4を参照すると、更新トランザクション
受信手段22の処理は、更新トランザクション情報受信
ステップS221と、更新トランザクション情報終了判
定ステップS222と、更新トランザクション情報書込
みステップS223とからなる。
受信手段22の処理は、更新トランザクション情報受信
ステップS221と、更新トランザクション情報終了判
定ステップS222と、更新トランザクション情報書込
みステップS223とからなる。
【0022】図5を参照すると、バックアップデータベ
ース更新手段24の処理は、更新指示有無判定ステップ
S241と、更新トランザクション情報読込みステップ
S242と、更新トランザクション情報終了判定ステッ
プS243と、バックアップデータベース更新ステップ
S244とからなる。
ース更新手段24の処理は、更新指示有無判定ステップ
S241と、更新トランザクション情報読込みステップ
S242と、更新トランザクション情報終了判定ステッ
プS243と、バックアップデータベース更新ステップ
S244とからなる。
【0023】次に、このように構成された本実施例の業
務サービス形態切替え方式の動作について説明する。
務サービス形態切替え方式の動作について説明する。
【0024】参照・更新系業務サービス時間帯には、端
末装置3のオペレータは、コンピュータ選択手段31に
よりホストコンピュータ1を選択する。これにより、端
末装置3とホストコンピュータ1とが論理的に接続され
る。
末装置3のオペレータは、コンピュータ選択手段31に
よりホストコンピュータ1を選択する。これにより、端
末装置3とホストコンピュータ1とが論理的に接続され
る。
【0025】オペレータが端末装置3の入力装置32よ
り参照要求を入力すると、参照要求は回線網4を介して
ホストコンピュータ1に送信され、データベース参照・
更新手段12によりデータベース11が参照され、参照
データが端末装置3に返送されて、表示装置33に表示
されたり印刷装置34に印刷されたりする。
り参照要求を入力すると、参照要求は回線網4を介して
ホストコンピュータ1に送信され、データベース参照・
更新手段12によりデータベース11が参照され、参照
データが端末装置3に返送されて、表示装置33に表示
されたり印刷装置34に印刷されたりする。
【0026】また、オペレータが端末装置3の入力装置
32より更新要求を入力すると、更新要求は回線網4を
介してホストコンピュータ1に送信され、データベース
参照・更新手段12によりデータベース11が更新され
る。このとき、更新トランザクション取得手段13は、
データベース11の更新があったかどうかを監視してお
り(ステップS131)、データベース11の更新があ
ればデータベース11の更新されたレコードを更新トラ
ンザクションとして取得し(ステップS132)、ファ
イル種類情報等を付加して更新トランザクション情報と
して更新トランザクション格納ファイル14に格納する
(ステップS133)。
32より更新要求を入力すると、更新要求は回線網4を
介してホストコンピュータ1に送信され、データベース
参照・更新手段12によりデータベース11が更新され
る。このとき、更新トランザクション取得手段13は、
データベース11の更新があったかどうかを監視してお
り(ステップS131)、データベース11の更新があ
ればデータベース11の更新されたレコードを更新トラ
ンザクションとして取得し(ステップS132)、ファ
イル種類情報等を付加して更新トランザクション情報と
して更新トランザクション格納ファイル14に格納する
(ステップS133)。
【0027】参照・更新系業務サービス時間帯が終了す
ると、ホストコンピュータ1のオペレータは、ホストコ
ンピュータ制御端末装置16から更新トランザクション
情報の送信指示を入力する。
ると、ホストコンピュータ1のオペレータは、ホストコ
ンピュータ制御端末装置16から更新トランザクション
情報の送信指示を入力する。
【0028】更新トランザクション送信手段15は、更
新トランザクション情報の送信指示を受けると(ステッ
プS151でイエス)、更新トランザクション格納ファ
イル14から更新トランザクション情報を読み込んで
(ステップS152)、専用回線5を介してバックアッ
プコンピュータ2に送信する処理(ステップS154)
を繰り返し、更新トランザクション情報が終了すると
(ステップS153でイエス)、処理を終了する。
新トランザクション情報の送信指示を受けると(ステッ
プS151でイエス)、更新トランザクション格納ファ
イル14から更新トランザクション情報を読み込んで
(ステップS152)、専用回線5を介してバックアッ
プコンピュータ2に送信する処理(ステップS154)
を繰り返し、更新トランザクション情報が終了すると
(ステップS153でイエス)、処理を終了する。
【0029】更新トランザクション情報の送信が完了す
ると、ホストコンピュータ1のオペレータは、ホストコ
ンピュータ制御端末装置16からホストコンピュータ1
の稼働を停止させる。
ると、ホストコンピュータ1のオペレータは、ホストコ
ンピュータ制御端末装置16からホストコンピュータ1
の稼働を停止させる。
【0030】一方、バックアップコンピュータ2では、
更新トランザクション受信手段22が、ホストコンピュ
ータ1からの更新トランザクション情報を受信し(ステ
ップS221)、更新トランザクション格納ファイル2
3に格納する処理(ステップS223)を繰り返し、更
新トランザクション情報が終了すると(ステップS22
2でイエス)、処理を終了する。
更新トランザクション受信手段22が、ホストコンピュ
ータ1からの更新トランザクション情報を受信し(ステ
ップS221)、更新トランザクション格納ファイル2
3に格納する処理(ステップS223)を繰り返し、更
新トランザクション情報が終了すると(ステップS22
2でイエス)、処理を終了する。
【0031】更新トランザクション情報の受信が完了す
ると、バックアップコンピュータ2のオペレータは、バ
ックアップコンピュータ制御端末装置26からバックア
ップデータベース21の更新指示を入力する。
ると、バックアップコンピュータ2のオペレータは、バ
ックアップコンピュータ制御端末装置26からバックア
ップデータベース21の更新指示を入力する。
【0032】バックアップデータベース更新手段24
は、バックアップデータベース21の更新指示を受ける
と(ステップS241でイエス)、更新トランザクショ
ン格納ファイル23より更新トランザクション情報を読
み取り(ステップS242)、バックアップデータベー
ス21を更新する処理(ステップS244)を繰り返
し、更新トランザクション情報が終了すると(ステップ
S243でイエス)、処理を終了する。
は、バックアップデータベース21の更新指示を受ける
と(ステップS241でイエス)、更新トランザクショ
ン格納ファイル23より更新トランザクション情報を読
み取り(ステップS242)、バックアップデータベー
ス21を更新する処理(ステップS244)を繰り返
し、更新トランザクション情報が終了すると(ステップ
S243でイエス)、処理を終了する。
【0033】以上により、ホストコンピュータ1のデー
タベース11の内容とバックアップコンピュータ2のバ
ックアップデータベース21の内容とが一致する。
タベース11の内容とバックアップコンピュータ2のバ
ックアップデータベース21の内容とが一致する。
【0034】参照系業務サービス時間帯の開始直後に、
端末装置3のオペレータは、コンピュータ選択手段31
によりバックアップコンピュータ2を選択する。これに
より、端末装置3とバックアップコンピュータ2とが論
理的に接続される。
端末装置3のオペレータは、コンピュータ選択手段31
によりバックアップコンピュータ2を選択する。これに
より、端末装置3とバックアップコンピュータ2とが論
理的に接続される。
【0035】参照系業務サービス時間帯には、参照・更
新系業務サービスのメニューのうち、バックアップデー
タベース21の更新を伴わない参照系業務サービスのみ
が選択可能となる。オペレータが端末装置3の入力装置
32より参照要求を行うと、参照要求は回線網4を介し
てバックアップコンピュータ2に送信され、バックアッ
プデータベース参照手段25によりバックアップデータ
ベース21が参照され、参照データが端末装置3に返送
されて、表示装置33に表示されたり印刷装置34に印
刷されたりする。
新系業務サービスのメニューのうち、バックアップデー
タベース21の更新を伴わない参照系業務サービスのみ
が選択可能となる。オペレータが端末装置3の入力装置
32より参照要求を行うと、参照要求は回線網4を介し
てバックアップコンピュータ2に送信され、バックアッ
プデータベース参照手段25によりバックアップデータ
ベース21が参照され、参照データが端末装置3に返送
されて、表示装置33に表示されたり印刷装置34に印
刷されたりする。
【0036】図6を参照して、更新トランザクション情
報によるバックアップデータベース21の更新方法につ
いて説明する。ホストコンピュータ1においてデータベ
ース参照・更新手段12によりデータベース11中のフ
ァイルaのレコード#3とファイルbのレコード#2と
が更新されると、更新トランザクション取得手段13
は、更新されたレコード#3および#2にファイル種類
情報aおよびbを付加したものを更新トランザクション
情報として更新トランザクション格納ファイル14に出
力する。更新トランザクション情報は、更新トランザク
ション送信手段15によりバックアップコンピュータ2
に送信され、バックアップコンピュータ2の更新トラン
ザクション受信手段22により更新トランザクション格
納ファイル23に格納される。バックアップデータベー
ス更新手段24は、更新トランザクション格納ファイル
23より更新トランザクション情報を読み取り、付加さ
れたファイル種類情報aおよびbからバックアップデー
タベース21中の更新するレコード#3および#2が格
納されているファイルaおよびbを判定し、各ファイル
aおよびbから更新されるレコード#3および#2を読
み込み、更新トランザクション情報のレコード#3およ
び#2で更新する。
報によるバックアップデータベース21の更新方法につ
いて説明する。ホストコンピュータ1においてデータベ
ース参照・更新手段12によりデータベース11中のフ
ァイルaのレコード#3とファイルbのレコード#2と
が更新されると、更新トランザクション取得手段13
は、更新されたレコード#3および#2にファイル種類
情報aおよびbを付加したものを更新トランザクション
情報として更新トランザクション格納ファイル14に出
力する。更新トランザクション情報は、更新トランザク
ション送信手段15によりバックアップコンピュータ2
に送信され、バックアップコンピュータ2の更新トラン
ザクション受信手段22により更新トランザクション格
納ファイル23に格納される。バックアップデータベー
ス更新手段24は、更新トランザクション格納ファイル
23より更新トランザクション情報を読み取り、付加さ
れたファイル種類情報aおよびbからバックアップデー
タベース21中の更新するレコード#3および#2が格
納されているファイルaおよびbを判定し、各ファイル
aおよびbから更新されるレコード#3および#2を読
み込み、更新トランザクション情報のレコード#3およ
び#2で更新する。
【0037】本実施例の業務サービス形態切替え方式の
適用の一例として、自治体の住民記録システムがある。
住民記録システムは、住民基本台帳法に基づき住民の情
報をデータベースに格納し、転出,転居等の異動の届出
によりデータベースを更新し、また住民の要求に応じて
データベースから住民票を編集して発行するシステムで
ある。
適用の一例として、自治体の住民記録システムがある。
住民記録システムは、住民基本台帳法に基づき住民の情
報をデータベースに格納し、転出,転居等の異動の届出
によりデータベースを更新し、また住民の要求に応じて
データベースから住民票を編集して発行するシステムで
ある。
【0038】自治体においては、週休2日制の導入と住
民サービスの向上といった要求から、住民票の発行,異
動届出の受付等のデータベースの参照および更新を伴う
すべての参照・更新系業務サービスを行う参照・更新系
業務サービス時間帯と住民票の発行等のデータベースの
参照のみを伴う参照系業務サービスを行う参照系業務サ
ービス時間帯とに食い違いが生じてきた。参照・更新系
業務サービス時間帯は、通常、月曜日から金曜日(平
日)の9時から17時であるのに対して、参照系業務サ
ービス時間帯には土曜日や平日の17時以降も含まれ
る。
民サービスの向上といった要求から、住民票の発行,異
動届出の受付等のデータベースの参照および更新を伴う
すべての参照・更新系業務サービスを行う参照・更新系
業務サービス時間帯と住民票の発行等のデータベースの
参照のみを伴う参照系業務サービスを行う参照系業務サ
ービス時間帯とに食い違いが生じてきた。参照・更新系
業務サービス時間帯は、通常、月曜日から金曜日(平
日)の9時から17時であるのに対して、参照系業務サ
ービス時間帯には土曜日や平日の17時以降も含まれ
る。
【0039】そこで、本実施例の業務サービス形態切替
え方式を導入すると、参照・更新系業務サービス時間帯
はホストコンピュータ1により住民票の発行,異動届出
の受付等の参照・更新系業務サービスを行い、データベ
ース11を更新する。異動により更新される情報は、バ
ックアップコンピュータ2のバックアップデータベース
25にも反映される。平日の17時以降や土曜日には、
バックアップコンピュータ2で住民票の発行等の参照系
業務サービスのみを行う。
え方式を導入すると、参照・更新系業務サービス時間帯
はホストコンピュータ1により住民票の発行,異動届出
の受付等の参照・更新系業務サービスを行い、データベ
ース11を更新する。異動により更新される情報は、バ
ックアップコンピュータ2のバックアップデータベース
25にも反映される。平日の17時以降や土曜日には、
バックアップコンピュータ2で住民票の発行等の参照系
業務サービスのみを行う。
【0040】なお、上記実施例では、参照・更新系業務
サービス時間帯の終了直後にホストコンピュータ1から
更新トランザクション情報を一括してバックアップコン
ピュータ2に送信するとともに、バックアップコンピュ
ータ2でも更新トランザクション情報に基づいてバック
データベース21を一括して更新するようにしたが、更
新トランザクション情報を発生ごとにホストコンピュー
タ1からバックアップコンピュータ2に送信して、バッ
クアップコンピュータ2でも更新トランザクション情報
が送信されてくるごとにバックアップデータベース21
を更新するようにしてもよい。このようにすると、ホス
トコンピュータ1において更新トランザクション格納フ
ァイル14が、バックアップコンピュータ2において更
新トランザクション格納ファイル23が不要になるとい
う利点がある。
サービス時間帯の終了直後にホストコンピュータ1から
更新トランザクション情報を一括してバックアップコン
ピュータ2に送信するとともに、バックアップコンピュ
ータ2でも更新トランザクション情報に基づいてバック
データベース21を一括して更新するようにしたが、更
新トランザクション情報を発生ごとにホストコンピュー
タ1からバックアップコンピュータ2に送信して、バッ
クアップコンピュータ2でも更新トランザクション情報
が送信されてくるごとにバックアップデータベース21
を更新するようにしてもよい。このようにすると、ホス
トコンピュータ1において更新トランザクション格納フ
ァイル14が、バックアップコンピュータ2において更
新トランザクション格納ファイル23が不要になるとい
う利点がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バックア
ップコンピュータをホストコンピュータおよび端末装置
と通信経路を介して接続し、ホストコンピュータにデー
タベース参照・更新手段,更新トランザクション取得手
段および更新トランザクション送信手段を備え、バック
アップコンピュータにバックアップデータベース,更新
トランザクション受信手段,バックアップデータベース
更新手段およびバックアップデータベース参照手段とを
備えるようにしたことにより、参照・更新系業務サービ
ス時間帯外に参照系業務サービスを完璧かつ高速に行う
ことができるという効果がある。
ップコンピュータをホストコンピュータおよび端末装置
と通信経路を介して接続し、ホストコンピュータにデー
タベース参照・更新手段,更新トランザクション取得手
段および更新トランザクション送信手段を備え、バック
アップコンピュータにバックアップデータベース,更新
トランザクション受信手段,バックアップデータベース
更新手段およびバックアップデータベース参照手段とを
備えるようにしたことにより、参照・更新系業務サービ
ス時間帯外に参照系業務サービスを完璧かつ高速に行う
ことができるという効果がある。
【0042】また、バックアップ機能を備えない端末装
置を使用して、参照・更新系業務サービス時間帯外に参
照系業務サービスを提供することができるという効果が
ある。
置を使用して、参照・更新系業務サービス時間帯外に参
照系業務サービスを提供することができるという効果が
ある。
【0043】さらに、バックアップコンピュータとして
参照系業務サービス以外の処理も並行処理するコンピュ
ータを使用することにより、新たなバックアップコンピ
ュータの稼働を行うことなしに、ホストコンピュータの
稼働時間を短縮してオンライントランザクション処理シ
ステムの運用コストを全体として下げることができると
いう効果がある。
参照系業務サービス以外の処理も並行処理するコンピュ
ータを使用することにより、新たなバックアップコンピ
ュータの稼働を行うことなしに、ホストコンピュータの
稼働時間を短縮してオンライントランザクション処理シ
ステムの運用コストを全体として下げることができると
いう効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る業務サービス形態切替
え方式の構成を示すブロック図である。
え方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の更新トランザクション取得手段の処理
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図3】図1中の更新トランザクション送信手段の処理
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図4】図1中の更新トランザクション受信手段の処理
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図5】図1中のバックアップデータベース更新手段の
処理を示す流れ図である。
処理を示す流れ図である。
【図6】本実施例の業務サービス形態切替え方式におけ
るバックアップデータベースの更新手順を例示する図で
ある。
るバックアップデータベースの更新手順を例示する図で
ある。
【図7】従来の業務サービス形態切替え方式の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1 ホストコンピュータ 2 バックアップコンピュータ 3 端末装置 4 通信網(通信経路) 5 専用回線(通信経路) 11 データベース 12 データベース参照・更新手段 13 更新トランザクション取得手段 14 更新トランザクション格納ファイル 15 更新トランザクション送信手段 16 ホストコンピュータ制御端末装置 21 バックアップデータベース 22 更新トランザクション受信手段 23 更新トランザクション格納ファイル 24 バックアップデータベース更新手段 25 バックアップデータベース参照手段 26 バックアップコンピュータ制御端末装置 31 コンピュータ選択手段 32 入力装置 33 表示装置 34 印刷装置
Claims (4)
- 【請求項1】 ホストコンピュータにデータベースを備
え、端末装置からの参照要求および更新要求をもとにデ
ータベースの参照および更新を行う参照・更新系業務サ
ービス時間帯と端末装置からの参照要求をもとにデータ
ベースの参照のみを行う参照系業務サービス時間帯とで
運用されるオンライントランザクション処理システムに
おいて、 前記参照系業務サービス時間帯にも稼働されるバックア
ップコンピュータを前記ホストコンピュータおよび端末
装置と通信経路を介して接続し、 前記ホストコンピュータに、端末装置からの参照要求を
もとに前記データベースを参照したり前記端末装置から
の更新要求をもとに前記データベースを更新したりする
データベース参照・更新手段と、前記データベースの更
新時に前記データベースの更新トランザクション情報を
取り出す更新トランザクション取得手段と、この更新ト
ランザクション取得手段により取り出された更新トラン
ザクション情報を前記バックアップコンピュータに送信
する更新トランザクション送信手段とを備え、 前記バックアップコンピュータに、前記データベースの
写しを保持するバックアップデータベースと、前記ホス
トコンピュータから送信されてきた更新トランザクショ
ン情報を受信する更新トランザクション受信手段と、こ
の更新トランザクション受信手段により受信された更新
トランザクション情報により前記バックアップデータベ
ースを更新するバックアップデータベース更新手段と、
端末装置から入力された参照要求をもとに前記バックア
ップデータベースを参照するバックアップデータベース
参照手段とを備えることを特徴とする業務サービス形態
切替え方式。 - 【請求項2】 ホストコンピュータにデータベースを備
え、端末装置からの参照要求および更新要求をもとにデ
ータベースの参照および更新を行う参照・更新系業務サ
ービス時間帯と端末装置からの参照要求をもとにデータ
ベースの参照のみを行う参照系業務サービス時間帯とで
運用されるオンライントランザクション処理システムに
おいて、 前記参照系業務サービス時間帯にも稼働されるバックア
ップコンピュータを前記ホストコンピュータおよび端末
装置と通信経路を介して接続し、 前記ホストコンピュータに、端末装置からの参照要求を
もとに前記データベースを参照したり前記端末装置から
の更新要求をもとに前記データベースを更新したりする
データベース参照・更新手段と、前記データベースの更
新時に前記データベースの更新トランザクション情報を
取り出す更新トランザクション取得手段と、この更新ト
ランザクション取得手段により取り出された更新トラン
ザクション情報を格納する更新トランザクション格納フ
ァイルと、この更新トランザクション格納ファイルに格
納された更新トランザクション情報を前記バックアップ
コンピュータに送信する更新トランザクション送信手段
とを備え、 前記バックアップコンピュータに、前記データベースの
写しを保持するバックアップデータベースと、前記ホス
トコンピュータから送信されてきた更新トランザクショ
ン情報を受信する更新トランザクション受信手段と、こ
の更新トランザクション受信手段により受信された更新
トランザクション情報を格納する更新トランザクション
格納ファイルと、この更新トランザクション格納ファイ
ルの更新トランザクション情報により前記バックアップ
データベースを更新するバックアップデータベース更新
手段と、前記端末装置からの参照要求をもとに前記バッ
クアップデータベースを参照するバックアップデータベ
ース参照手段とを備えることを特徴とする業務サービス
形態切替え方式。 - 【請求項3】 前記更新トランザクション送信手段がホ
ストコンピュータ制御端末装置からの送信指示に基づい
て前記更新トランザクション格納ファイルの更新トラン
ザクション情報の送信を行い、前記バックアップデータ
ベース更新手段がバックアップコンピュータ制御端末装
置からの更新指示に基づいて前記更新トランザクション
格納ファイルの更新トランザクション情報により前記バ
ックアップデータベースの更新を行う請求項2記載の業
務サービス形態切替え方式。 - 【請求項4】 前記ホストコンピュータと前記バックア
ップコンピュータとが専用回線を介して接続されている
請求項1または2記載の業務サービス形態切替え方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6069058A JPH07253948A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 業務サービス形態切替え方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6069058A JPH07253948A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 業務サービス形態切替え方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07253948A true JPH07253948A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13391598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6069058A Pending JPH07253948A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 業務サービス形態切替え方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07253948A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7313624B2 (en) | 1999-09-07 | 2007-12-25 | Hitachi, Ltd. | Method and system for providing an on-line service and computer readable storage medium |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6069058A patent/JPH07253948A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7313624B2 (en) | 1999-09-07 | 2007-12-25 | Hitachi, Ltd. | Method and system for providing an on-line service and computer readable storage medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2224141A (en) | Data communication | |
JPH08315254A (ja) | Posシステム装置 | |
JPH07253948A (ja) | 業務サービス形態切替え方式 | |
US8015066B2 (en) | POS system, POS server, local terminal, method of dealing management, and recording medium | |
JPH0778115A (ja) | ネットワーク定義変更方式 | |
US20020026324A1 (en) | Computer peripheral sales promoting system and method thereof | |
US6195645B1 (en) | Data communication system | |
JP2003303120A (ja) | データバックアップ方法及びこの方法を実行するシステム | |
EP1450325A1 (en) | Pos system, pos server, shop terminal, sales managing method, and recording medium | |
JP2938707B2 (ja) | 商品販売登録データ処理装置 | |
JP2881019B2 (ja) | 荷札発行システム | |
JP2526486B2 (ja) | 販促メッセ―ジの客層別デ―タベ―ス化システム | |
JPH04343168A (ja) | 業務進行支援装置 | |
JPS6388674A (ja) | 取引処理装置 | |
JP2746952B2 (ja) | イメージ処理方式 | |
JP4920127B2 (ja) | 販売管理システム | |
JP2004341919A (ja) | クレジットカード決済端末の情報管理装置、クレジットカード決済端末、クレジットカード決済端末の情報管理方法、コンピュータプログラム | |
JPH11282735A (ja) | コンピュータ間の通信管理方法および装置,ならびに通信管理のためのプログラムを記録した媒体 | |
JP3254814B2 (ja) | データ転送方法 | |
JPS6320550A (ja) | フアイル管理方式 | |
JPH08152980A (ja) | 帳票印刷処理方法 | |
JP2002331781A (ja) | Idカード発行システムとidカード発行方法 | |
JPS62209699A (ja) | 精算処理方式 | |
JPH09330258A (ja) | トランザクションファイル処理方式 | |
JPH08221474A (ja) | 住民情報管理システム |