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JPH0725083A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH0725083A
JPH0725083A JP17039793A JP17039793A JPH0725083A JP H0725083 A JPH0725083 A JP H0725083A JP 17039793 A JP17039793 A JP 17039793A JP 17039793 A JP17039793 A JP 17039793A JP H0725083 A JPH0725083 A JP H0725083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
platen
ink
recording material
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17039793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoharu Tanaka
清春 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP17039793A priority Critical patent/JPH0725083A/ja
Publication of JPH0725083A publication Critical patent/JPH0725083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラテン上のインク付着を防止して被記録材
の裏面汚れを防止し、該プラテンに付着したインク(特
に増粘または固着インク)に起因する被記録材の斜行、
しわ、ジャム等の発生を防止して高画像品位を維持する
ことが可能なインクジェット記録装置を提供する。 【構成】 プラテン24の平面部25は、前記副走査ローラ
対5及び引張ローラ対6によるシート搬送路より記録ヘ
ッド10側に突出した位置に配置されている。またプラテ
ン24の平面部25の大きさは、主走査方向において記録幅
以上であり、記録シート1の幅より短く設定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機,プリンタ等の被
記録材にインクを吐出させて記録を行うインクジェット
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ,複写機,ファクシミリ
等の機能を有する記録装置、或いはコンピュータやワー
ドプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーシ
ョン等の出力機器として用いられる記録装置は、画像情
報に基づいて用紙やプラスチック薄板等の被記録材に画
像を記録するように構成されている。これらの記録装置
は、記録方式によりインクジェット式、ワイヤドット
式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることがで
きる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向(主走査方向)に走査するシリアルスキャン方
式を採用するシリアルタイプの記録装置においては、被
記録材を所定の記録位置にセットした後、該被記録材と
平行に移動するキャリッジ上に搭載した記録手段によっ
て画像を記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後
に被記録材を所定量ピッチ送りを行い、再度停止した被
記録材に対し次行の画像を記録(主走査)するという動
作を繰り返すことにより被記録材全体の画像記録が行わ
れる。
【0004】一方、被記録材を搬送する副走査のみで記
録を行うラインタイプの記録装置においては、被記録材
を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を
行った後に被記録材を所定量ピッチ送りを行い、再度停
止した被記録材に対し次行の画像を記録(主走査)する
という動作を繰り返すことにより被記録材全体の画像記
録が行われる。
【0005】インクジェット記録方式の記録装置(イン
クジェット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から
被記録材にインクを吐出して記録を行うものであり、記
録手段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高
速で記録することができ、普通紙に特別の処理を必要と
せずに記録することができ、ランニングコストが安く、
ノンインパクト方式であるため騒音が少なく、しかも多
色のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易で
ある等の利点を有している。中でも被記録材の幅方向に
多数の吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用
する記録装置は一層記録の高速化が可能である。
【0006】特に熱エネルギーを利用してインクを吐出
するインクジェット記録方式の記録ヘッドは、エッチン
グ、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを経
て基板上に製膜された電気熱変換体、電極、液路壁、天
板等を形成することにより、高密度の液路配置(吐出口
配置)を有するものを製造することができ、一層のコン
パクト化を図ることができる。
【0007】上記シリアルタイプのインクジェット記録
装置においては、2組の搬送ローラ対間に張設された被
記録材に対し、被記録材搬送方向に配列された複数の吐
出口を有する記録ヘッドを主走査方向に往復移動させ
て、この移動の間に1行分の記録を行う。記録動作中は
被記録材が停止しており、1行分の記録が終了し記録ヘ
ッドがホームポジションに戻ると、その間に被記録材は
所定量ピッチ送りされ、再度停止する。そして、同様の
動作を繰り返すことにより被記録材全体に画像記録が行
われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、記録ヘッドから吐出されるインクに
は、画像記録に寄与するインク液滴の他に、画像記録に
寄与しない微小インク液滴(以下『インクミスト』と言
う)が発生する。このインクミストが漂うことにより周
辺の部材、例えば記録ヘッドと被記録材を介して対向す
るプラテンがインクで汚染されてしまい、被記録材の裏
面側にインク汚れが付着したりプラテン上のインクが増
粘すると被記録材とプラテン間の滑りが悪くなり、搬送
不良、ジャム(紙詰まり)、斜行、しわや波打ち等が発
生するおそれがあった。特に、被記録材が平面に保たれ
るようにエアー吸引手段を設けたプラテンにおいては、
特にインク汚染が進行してしまう。
【0009】これに対し、図8に示すように、記録ヘッ
ド51の周囲に吸引ファン52を設けてインクミストMを吸
引するという提案もなされているが、記録ヘッド51とプ
ラテン53との間隔はわずかであり、特に複数の記録ヘッ
ドを隣接して設けるフルカラー記録装置においてはイン
クミスト吸引のための流路を確保しにくく、完全にイン
クミストMを除去することは困難である。
【0010】また環境変化によって記録シート54がカー
ルしていると、プラテン面より浮きやすくなり、インク
ミストMが記録シート54の裏面側に回り込み易くなり、
カールを矯正するため、吸引手段55による吸引力を高め
るとインクミストMも吸引してしまい、更にプラテン53
の汚染が進行する。
【0011】一般に、記録ヘッドとプラテンとの間隔
は、1mm以下と非常に小さいので、被記録材にしわ等
が発生すると、これが記録ヘッドに接触して画像品位を
著しく低下させるおそれがある。更に紙粉等が吐出口に
付着してインク吐出を妨げたり、記録ヘッドとプラテン
との間に被記録材が詰まって記録ヘッドや装置を破損さ
せてしまうおそれがあった。
【0012】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、プラテン上のインク付着を防止して被記録材の裏
面汚れを防止し、該プラテンに付着したインク(特に増
粘または固着インク)に起因する被記録材の斜行、し
わ、ジャム等の発生を防止して高画像品位を維持するこ
とが可能なインクジェット記録装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し、以下
に述べる実施例に適用される本発明の代表的な構成は、
被記録材を搬送するための搬送手段と、画像情報に応じ
て前記被記録材にインクを吐出させて像を記録するため
の記録手段と、前記被記録材を記録手段に対向する記録
位置において支持するためのプラテンと、を有し、前記
プラテンの被記録材支持面は、幅サイズが記録幅以上で
被記録材幅より短く、被記録材の搬送路より記録手段側
に突出して配設されたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記手段によれば、プラテンの被記録材支持面
は、幅サイズが記録幅以上で被記録材幅より短く、被記
録材の搬送路より記録手段側に突出させたことにより、
プラテン上に支持される被記録材の幅方向両端は記録手
段より離間し、該被記録材によってプラテンの被記録材
支持面を完全に覆うため、記録手段によって吐出したイ
ンクミストがプラテンに付着するのを防止する。
【0015】
【実施例】次に本発明に係るインクジェット記録装置に
ついて、図面を参照して説明する。図1はインクジェッ
ト記録装置の全体構成を模式的に示す断面図、図2は記
録部の構成を示す斜視図、図3は記録ヘッドの構成を模
式的に示す斜視図、図4は記録部の断面説明図、図5は
プラテンの構成を示す斜視図、図6はプラテンに支持さ
れた被記録材の状態を示す説明図である。
【0016】先ず図1〜図3を参照してインクジェット
記録装置の概略構成について説明する。
【0017】(搬送手段)
【0018】図1において、インクジェット記録装置P
は、原稿画像を読み取る読取部Rからの画像信号に基づ
いて記録を行うように構成されている。記録装置Pの最
下部には長尺状の被記録材(以下『記録シート』と言
う)1がロール状に巻き回して収納されている。上記記
録シート1は第1搬送ローラ対2及び第2搬送ローラ対
3によって引き出されながら搬送される。そして、上記
記録シート1はカッター4を経て副走査ローラ対5及び
引張ローラ対6に導かれる。
【0019】また、予め定形サイズにカットされた記録
シート1は給送部7よりピックアップローラ8によって
1枚ずつ送り出され、第2搬送ローラ対3によってカッ
ター4を経て副走査ローラ対5及び引張ローラ対6に搬
送される。この副走査ローラ対5及び引張ローラ対6
は、図示しないモータに接続され同期回転駆動可能に構
成されている。搬送時には、引張ローラ対6のほうが副
走査ローラ対5より若干速い周速度で回転する。副走査
ローラ5対は記録シート1を後述する記録部9に対して
正確にピッチ送りするものでありその回転は正確に制御
される。
【0020】上記記録シート1に対する記録は、前記副
走査ローラ対5と引張ローラ対6との間に設けられた記
録部9によって行われる。この記録部9には、記録シー
ト1に画像を形成するするための記録ヘッド10が設けら
れている。この記録ヘッド10は第1キャリッジ11に搭載
されており、該第1キャリッジ11は一対のガイドレール
12に沿って記録シート1の幅方向(図面に垂直方向)に
往復移動可能に支持されている。記録後の記録シート1
は、排出ローラ対13によって搬送され、排出口14より装
置外に排出される。
【0021】(記録手段)
【0022】記録ヘッド10は前記副走査ローラ対5及び
引張ローラ対6間に張設された記録シート1インク像を
記録するものである。この装置における記録手段として
は、複数の記録ヘッドからインクを吐出して記録するイ
ンクジェット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘ
ッドは微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの
液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部
にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生する
エネルギー発生手段を備えている。
【0023】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0024】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0025】図2に示すように、第1キャリッジ11に搭
載された記録ヘッド10は、夫々異なるインク(シアン,
マゼンタ,イエロー,ブラック)を使用する4個の記録
ヘッド10C,10M,10Y,10Bを装備している。尚、以
下の説明では記録ヘッド10C,10M,10Y,10Bの何れ
か一つまたは全体を指す場合には単に記録ヘッド10で示
すものとする。
【0026】図3は上記記録ヘッド10のインク吐出部の
構造を模式的に示すものである。図3において、記録シ
ート1と所定の隙間(例えば約0.5 〜1.5 mm程度)に
おいて対向する吐出口面10aには所定のピッチで複数の
インク吐出口10bが形成され、共通液室10cと各吐出口
10bとを連通する各液路10dの壁面に沿ってインク吐出
用のエネルギーを発生するための電気熱変換体(発熱抵
抗体等)10eが配設されている。本実施例に示す記録ヘ
ッド10は、複数の吐出口10bが、第1キャリッジ11の主
走査方向(移動方向)と交叉する方向に並ぶように形成
されている。画像信号若しくは吐出信号に基づいて対応
する電気熱変換体10eを駆動(通電)して液路10d内の
インクを膜沸騰させ、その時に生ずる圧力によって吐出
口10bよりインク液滴を吐出するように構成されてい
る。
【0027】また図2において、前記記録ヘッド10にイ
ンクを供給するためインクタンク(例えばインクカート
リッジ)15は前記第1キャリッジ11と同期して主走査方
向に移動する第2キャリッジ16に搭載されている。この
インクタンク15は4個の記録ヘッド10に対応する4個の
インクタンク15C,15M,15Y,15Bを有しており、こ
れらのインクタンクにはシアン,マゼンタ,イエロー,
ブラックの各色インクが収納されている。上記インクタ
ンク15C,15M,15Y,15B内のインクは図示しないポ
ンプによりチューブ17C,17M,17Y,17Bを介して各
記録ヘッド10C,10M,10Y,10Bへ供給される。尚、
以下の説明ではインクタンク15C,15M,15Y,15B及
びチューブ17C,17M,17Y,17Bの何れか一つまたは
全体を指す場合には単にインクタンク15及びチューブ17
で示すものとする。
【0028】(記録ヘッド搬送体)
【0029】図2において、記録ヘッド10を搭載した第
1キャリッジ11は、第1駆動モータ18に連結する駆動プ
ーリー19a、従動プーリ19b、及びこれらに掛け渡され
たベルト20を介して矢印B方向に往復移動される。上記
第1駆動モータ18は、記録ヘッド10の主走査(記録シー
ト1の幅方向の記録位置)を規制するものであり高精度
で正逆転駆動制御される。またインクタンク15の第2キ
ャリッジ16は、第2駆動モータ21に連結する駆動プーリ
22a、従動プーリ22b、及びこれらに掛け渡されたベル
ト23を介して前記第1キャリッジ11と同期して矢印B方
向に往復移動される。本実施例では、記録ヘッド10とイ
ンクタンク15とを同期させて主走査方向に移動可能とし
たことによりインク供給用のチューブ17に加わるストレ
スを解消している。また、記録ヘッド10の第1キャリッ
ジ11とインクタンク15の第2キャリッジを別駆動とする
ことにより、比較的重量体であるインクタンク15の移動
によって発生する振動等が記録ヘッド10に伝播するのを
防止している。
【0030】(プラテン)
【0031】図2において、記録シート1は、副走査ロ
ーラ対5及び引張ローラ対6に夫々挟持されて張設さ
れ、これらのローラ対間で記録ヘッド10によって記録が
行われる。上記引張ローラ対6の搬送速度は副走査ロー
ラ対5の搬送速度よりやや大きく設定されており、記録
シート1に適度な張力を与えることにより平面度を保つ
ように搬送される。また上記記録ヘッド10と記録シート
1を介して対向する記録位置には、平面状のプラテン24
が設けられており、記録シート1を裏面側より支持して
いる。このプラテン24には、後述するエアー吸引装置が
装備されており、記録シート1をプラテン24上に密着保
持するように構成されている。
【0032】(記録動作)
【0033】図2に示すように、副走査ローラ対5及び
引張ローラ対6に夫々挟持されて張設された記録シート
1は、記録ヘッド10による記録が図の左側より開始され
記録幅Hの画像記録を右側に行って1行分の記録が終了
する。上記記録ヘッド10による記録は、前記読取部Rに
よって得られた画像情報に基づいて行われる。1行分の
記録が終了すると、第1,第2キャリッジ11,16は左側
の所定位置まで戻される(キャリッジリターン)。この
キャリッジ11,16の戻り移動の間に、副走査ローラ対5
及び引張ローラ対6を所定量駆動して記録シート1を矢
印A方向に所定量(通常1行分の幅に対応する量)だけ
搬送される。上記副走査ローラ対5及び引張ローラ対6
の駆動を停止させて記録シート1の搬送を終了した後、
次行の記録が開始される。以下、同様の記録動作を繰り
返すことにより記録シート1に対する記録が行われ、フ
ルカラー画像を形成することができる。尚、記録シート
1は図1に示すカッター4によって予め所望の長さに切
断されており、、記録終了後は記録シート1は排出ロー
ラ対13によって排出口14から装置外に排出される。
【0034】(プラテンの構成)
【0035】次に上述したインクジェット記録装置Pに
おけるプラテン24の構成について図4〜図6を参照して
説明する。図4に示すようにプラテン24の記録シート1
を支持する平面部25には、複数の吸引穴26が穿設されて
おり、またプラテン24にはブロワー27及び吸引分配器28
に連結する吸引チューブ29が接続されている。上記ブロ
ワー27を作動させると、吸引分配器28及び吸引チューブ
29を介して吸引穴26よりエアーを吸引し、記録シート1
を平面部25に吸引保持させる。上記平面部25は、前記副
走査ローラ対5及び引張ローラ対6によるシート搬送路
より記録ヘッド10側に突出した位置に配置されている。
【0036】また図5に示すように、上記プラテン24の
平面部25の大きさは、主走査方向において記録幅以上で
あり、記録シート1の幅より短く設定されている。また
上記吸引穴26は記録幅以内に穿設されている。
【0037】上記プラテン24上に記録シート1が吸着保
持された状態を図6に示す。記録シート1はプラテン24
の平面部25に吸着保持されており、記録ヘッド10に対向
している。上記プラテン平面部25の突出と、主走査方向
でプラテン24がシート幅より短い構成であるため、記録
シート1の幅方向両端は記録ヘッド10より離間する方向
にしなり、平面部25より記録シート1が浮き上がるのを
防止できる。例えば、幅方向両端にカールを有する記録
シートや或いは幅方向両端に繊維のほつれやケバ等の発
生し易い繊布を記録シートを用いても、幅方向両端は記
録ヘッド10より離間しているため記録ヘッド10と接触す
ることはなく、またインク吐出面への紙粉や塵等の付着
を防止して高画像品位を維持することができる。
【0038】また上記記録シート1の幅方向両端の浮き
が防止されるため、記録ヘッド10付近を漂うインクミス
トがプラテン24の平面部25や記録シート1の裏面側に回
り込んで付着するのを防止し、記録シート1の裏汚れを
防止できる。
【0039】更に、プラテン24は、インクミストに比べ
て極めて低温であるため、記録ヘッド10付近を漂うイン
クミストはプラテン24上で結露しやすい。本実施例で
は、記録ヘッド10側からみて、プラテン24は記録シート
1に完全に覆われており露出する部分がないのでインク
ミストが結露して蓄積することはない。
【0040】また更に、記録ヘッド10付近に漂うインク
ミストは、図6に示すように記録ヘッド10の周囲に吸引
ダクト30を設けることによって、記録部9から完全に除
去することが可能となる。
【0041】上記構成によれば、プラテン24の平面部25
は、記録幅以上でシート幅より短く、記録シート1の搬
送路より記録ヘッド10側に突出させて配設したことによ
り、プラテン24上に支持される記録シート1の幅方向両
端は記録ヘッド10より離間し、平面部25が記録シート1
に完全に覆われるため記録ヘッド10より吐出したインク
ミストがプラテン24に付着するのを防止して、記録シー
ト1の裏汚れを防止できる。また上記プラテン24に付着
したインク(特に増粘または固着インク)に起因する記
録シート1の斜行、しわ、ジャム等の発生を防止して高
画像品位を維持することができる。
【0042】〔他の実施例〕
【0043】次に前記実施例に示すインクジェット記録
装置の他例について図7(a)(b)(c)を参照して
説明する。尚、インクジェット記録装置の概略構成は前
記実施例と同様であり、同一部材には同一番号を付して
説明を援用する。
【0044】インクジェット記録装置Pに使用する記録
シート1のサイズも様々なものがあるが、前記実施例で
は長尺状の記録シート1を長さ方向に所定サイズに切断
して使用していた。これに対し、主走査方向(幅方向)
で異なるサイズの被記録材に対してもその幅方向両端で
前記実施例と同様な構成にすることでプラテンへのイン
クミストを付着を防止することができる。以下、プラテ
ンの構成を中心に説明を行う。
【0045】先ず図7(a)において、プラテン24はプ
ラテン基台31上に支持されており、該プラテン24は大小
2つのプラテン24a,24bに分割されて配置されてい
る。この分割されたプラテン24a,24b間には記録シー
ト1の幅方向端部がしなるだけの空間部32が形成されて
おり、この空間部32には昇降可能な移動コマ33が設けら
れている。
【0046】図7(a)は幅方向に小サイズの記録シー
ト1を大プラテン24a上に支持されている状態を示すも
ので、移動コマ33は空間部32を形成するため下降してい
る。この時の吸引動作は、ブロワー27を作動させて吸引
分配器29によって吸引チューブ29aのみを介してエアー
の吸引が行われる。また大サイズの記録シート1をプラ
テン24上に支持する場合には、移動コマ33を上昇させ
て、両プラテン24a,24bの平面部24c,24dと実質的
に同一平面を形成して前記図6と同様に支持する。この
時の吸引動作はブロワー27を作動させて吸引分配器29に
よって吸引チューブ29a,29bの双方からエアーの吸引
が行われる。
【0047】次に図7(b)において、本実施例は、小
サイズの記録シート1を大プラテン24a上に支持する場
合、小プラテン24bを主走査方向に移動させるように構
成したものである。プラテン基台31と小プラテン24bと
の間には引張バネ34が張設されており、小プラテン24b
は図面右側に付勢されている。また上記小プラテン24b
の近傍には偏心カム35が回動可能に設けられている。
【0048】小サイズの記録シート1を大プラテン24a
に支持する場合、上記偏心カム35が図7(b)に示すよ
うに変位すると引張バネ34の復元力によって、小プラテ
ン24bは図面右側に移動して大プラテン24aとの間に空
間部32が形成される。この時の吸引動作は、ブロワー27
を作動させて吸引分配器29によって吸引チューブ29aの
みを介してエアーの吸引が行われる。
【0049】また大サイズの記録シート1をプラテン24
上に支持する場合には、偏心カム35を図7(b)に示す
状態から180 °変位させてカム面によって小プラテン24
bを図面左側に移動させて大プラテン24aと連続させ
て、両プラテン24a,24bの平面部24c,24dを実質的
に同一平面を形成して前記図6と同様に支持する。この
時の吸引動作はブロワー27を作動させて吸引分配器29に
よって吸引チューブ29a,29bの双方からエアーの吸引
が行われる。
【0050】次に図7(c)において、本実施例は、小
サイズの記録シート1を大プラテン24a上に支持する場
合、小プラテン24bを記録シート1の搬送方向と直交す
る方向に移動可能に構成したものである。小プラテン24
bはその側面部をプラテン基台31の一部にピン36を介し
て回動可能に取り付けられている。また上記小プラテン
24bの裏面側は、引張バネ37によってプラテン基台31側
(ピン36を中心に反時計回り方向)に付勢されている。
また上記小プラテン24bの裏面側近傍には偏心カム38が
回動可能に設けられおり、該偏心カム38の変位により小
プラテン24bはピン36を中心に昇降するように構成され
ている。
【0051】小サイズの記録シート1を大プラテン30a
によって支持する場合、上記偏心カム38が図7(c)に
示すように変位すると引張バネ37の復元力によって、小
プラテン24bはピン36を中心に反時計回り方向に僅かに
回動して、平面部24dは平面部24cより下降し、大プラ
テン24aとの間に空間部32が形成される。この時の吸引
動作は、ブロワー27を作動させて吸引分配器29によって
吸引チューブ29aのみを介してエアーの吸引が行われ
る。
【0052】また大サイズの記録シート1をプラテン24
上に支持する場合には、偏心カム38を図7(c)に示す
状態から180 °変位させてカム面によって小プラテン24
bをピン36を中心に時計回り方向に僅かに回動させて大
プラテン24aと連続させて、両プラテン24a,24bの平
面部24c,24dによって実質的に同一平面を形成して前
記図6と同様に支持する。この時の吸引動作はブロワー
27を作動させて吸引分配器29によって吸引チューブ29
a,29bの双方からエアーの吸引が行われる。
【0053】尚、図7(c)において、小プラテン24b
は回動だけではなく、プラテン基台31と平行に上下に昇
降するように構成することも可能である。
【0054】尚、前記各実施例に使用する記録ヘッドは
インクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて
電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印加
される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利
用してインクに生ずる気泡の成長,収縮により、インク
を吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に
好ましい。
【0055】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0056】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0057】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0058】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開穴を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0059】また前述したシリアルタイプの記録ヘッド
の他に、キャリッジに装着されることで装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッド等を用いても良い。
【0060】また記録装置の構成として設けられる、記
録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付加するこ
とは本発明の効果を一層安定出来るので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或いは吸
引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の加熱素子
或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録
を行うために有効である。
【0061】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0062】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0063】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多穴質シート凹部または貫通穴に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0064】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0065】
【発明の効果】本発明は前述したように、プラテンの被
記録材支持面は、記録幅以上で被記録材幅より短く、被
記録材の搬送路より記録手段側に突出させて配設したこ
とにより、プラテン上に支持される被記録材の幅方向両
端は記録手段より離間し、被記録材支持面平面が被記録
材に完全に覆われるため記録手段より吐出したインクミ
ストがプラテンに付着するのを防止して、被記録材の裏
汚れを防止できる。
【0066】また上記プラテンに付着したインク(特に
増粘または固着インク)に起因する被記録材の斜行、し
わ、ジャム等の発生を防止して高画像品位を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置の全体構成を模式的に
示す断面図である。
【図2】記録部の構成を示す斜視図である。
【図3】記録ヘッドの構成を模式的に示す斜視図であ
る。
【図4】記録部の断面説明図である。
【図5】プラテンの構成を示す斜視図である。
【図6】プラテンに支持された被記録材の状態を示す説
明図である。
【図7】他例に係るプラテンの構成を示す説明図であ
る。
【図8】従来の記録部の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
P…インクジェット記録装置 R…読取部 1…記録シート 2…第1搬送ローラ対 3…第2搬送ローラ対 4…カッター 5…副走査ローラ対 6…引張ローラ対 7…給送部 8…ピックアップローラ 9…記録部 10…記録ヘッド 10a…吐出口面 10b…吐出口 10c…共通液室 10d…液路 10e…電気熱変換体 11…第1キャリッジ 12…ガイドレール 13…排出ローラ対 14…排出口 15…インクタンク 16…第2キャリッジ 17…インクチューブ 18…第1駆動モータ 19a,22a…駆動プーリ 19b,22b…従動プーリ 20,23…ベルト 21…第2駆動モータ 24…プラテン 24c,24d,25…平面部 26…吸引穴 27…ブロワー 28…吸引分配器 29…吸引チューブ 30…吸引ダクト 31…プラテン基台 32…空間部 33…移動コマ 34,37…引張バネ 35,38…偏心カム 36…ピン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材を搬送するための搬送手段と、 画像情報に応じて前記被記録材にインクを吐出させて像
    を記録するための記録手段と、 前記被記録材を記録手段に対向する記録位置において支
    持するためのプラテンと、を有し、 前記プラテンの被記録材支持面は、幅サイズが記録幅以
    上で被記録材幅より短く配設されたことを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 被記録材を搬送するための搬送手段と、 画像情報に応じて前記被記録材にインクを吐出させて像
    を記録するための記録手段と、 前記被記録材を記録手段に対向する記録位置において支
    持するためのプラテンと、を有し、 前記プラテンの被記録材支持面は、幅サイズが記録幅以
    上で被記録材幅より短く、被記録材の搬送路より記録手
    段側に突出して配設されたことを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段の周囲にエアー吸引手段を
    設けたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載
    のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は搬送体に搭載されて主走
    査方向に往復移動可能であり、前記プラテンの被記録材
    支持面の一部が異なる被記録材の幅に応じて主走査方向
    若しくは被記録材支持面に垂直方向に移動することを特
    徴とする請求項1若しくは請求項2記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段はインク吐出用の熱エネル
    ギーを発生するための電気熱変換体を備えていることを
    特徴とする請求項1若しくは請求項2記載のインクジェ
    ット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は前記電気熱変換体によっ
    て印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸
    騰を利用して吐出口よりインクを吐出させることを特徴
    とする請求項5記載のインクジェット記録装置。
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