JPH0725841A - 2−メチルグルタロニトリル又はアジポニトリルの精製 - Google Patents
2−メチルグルタロニトリル又はアジポニトリルの精製Info
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- JPH0725841A JPH0725841A JP6177748A JP17774894A JPH0725841A JP H0725841 A JPH0725841 A JP H0725841A JP 6177748 A JP6177748 A JP 6177748A JP 17774894 A JP17774894 A JP 17774894A JP H0725841 A JPH0725841 A JP H0725841A
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract
留によりニトリルを回収してホウ素残留物を除去するこ
とにより2−メチルグルタロニトリル及びアジポニトリ
ルを精製する。 【効果】 除去の困難なホウ素化合物を除去し、アルコ
ールを加えない場合より高品質のニトリル得ることがで
きる。
Description
剤としてのホウ素化合物を用いてブタジエンをシアン化
水素と反応させる方法からのホウ素残渣を含む2−メチ
ルグルタロニトリル又はアジポニトリルの精製法に関す
る。ホウ素残渣をアルコールと反応させ、蒸留によりニ
トリルを混合物から分離する。
6,218号明細書はニッケル触媒及びホウ素促進剤の
存在下におけるシアン化水素とブタジエンの反応による
ニトリルの製造を開示している。この方法に関する他の
改良特許にはRapoportの米国特許第4,33
0,483号及びBarnette et al.の米
国特許第4,339,395号が含まれる。
トリルを上記の方法により製造する場合、反応混合物は
これらのニトリル生成物のみでなく、有機ホウ素化合物
も含み、これらは単純な蒸留によりニトリルから分離す
るのが困難である。これらのニトリルは水添されてヘキ
サメチレンジアミン及び2−メチルペンタメチレンジア
ミンとされ、ジアミンはナイロンの製造に用いられる。
ニトリルに含まれる有機ホウ素化合物は触媒の活性、選
択性及び寿命を制限することにより水添触媒の効率を低
下させる。
のアジポニトリル及び2−メチルグルタロニトリルを与
え、ニトリルを水添した時にジアミンを高収率で与え、
ホウ素汚染物の熱分解によって生ずるベンゼンなどの望
ましくない副生成物を減少させることにある。
ール及びグリコールから成る群より選ばれるアルコール
を加え、続いて蒸留によりニトリルを回収する段階を含
む、(1)アジポニトリル及び2−メチルグルタロニト
リルから成る群より選ばれるニトリル、及び(2)有機
ホウ素化合物を含む混合物の精製法に関する。(アルコ
ールは(a)少なくとも2つのOH基あるいは(b)N
H2あるいはRがメチル又はエチルであるNHRあるい
はNR2基及び1つのOH基を有していなければならな
い。)有機ホウ素化合物は化合物の混合物であることが
でき、以下の1つか又はそれ以上を含むことができる:
トリフェニルホウ素、t−ブチルカテコールボロン酸フ
ェニル、フェニルボロン酸、その無水物又はそのエステ
ル。加えるアルコールの量は少なくとも存在する有機ホ
ウ素化合物の量に対する化学量論的当量が好ましい。好
ましいアルコールはトリエタノールアミン、ペンタエリ
スリトール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ソルビトール、1,3−プロパンジオール、1,4
−ブタンジオール及び1,2,6−ヘキサントリオール
から選ばれる。官能基が1,2−、1,3−又は1,4
−の関係で位置している他のグリコール又はアミノアル
コールを用いることもできる。
きニトリルである場合、蒸留の前にホウ素化合物と反応
させるためにエチレンジアミンなどのジアミンを用いる
ことができる。メチル及びエチル置換エチレンジアミン
も用いることができる。
を用いたブタジエンのシアン化水素化の生成物は2−メ
チルグルタロニトリル、アジポニトリル、t−ブチルカ
テコールボロン酸フェニル及び他の有機ホウ素化合物、
例えばトリフェニルホウ素、フェニルボロン酸、その無
水物及びそのフェノールならびにクレゾールエステルを
含む。(t−ブチルカテコールボロン酸塩はt−ブチル
カテコールとホウ素化合物の反応により形成される。t
−ブチルカテコールはブタジエンの重合を阻害するため
に用いられる添加剤である。)この混合物をアルコール
(例えばエチレングリコール)と、少なくともホウ素に
関して化学量論的量で合わせ、混合物を十分な段を有す
るカラムを用いて蒸留し、残液として精製アジポニトリ
ル、塔頂留出物として2−メチルグルタロニトリル、過
剰のアルコール(例えばエチレングリコール)、フェノ
ール、クレゾール及び新しく生成されたホウ素錯体(例
えばエチレングリコールボロン酸フェニル)の混合物を
分離する。(アジポニトリル残液はこの時点で、カラム
の効率に依存していくらかのt−ブチルカテコールを含
み得る。)続いて塔頂留出物を第2のカラムでさらに蒸
留し、過剰のエチレングリコール、フェノール、クレゾ
ール及びエチレングリコールボロン酸フェニルから成る
低沸点化合物を除去する。2−メチルグルタロニトリル
を残液として取り出し、続いてそれを第3のカラムに送
り、そこで純粋な2−メチルグルタロニトリルを塔頂で
採取する。この最後のカラムからの残液はt−ブチルカ
テコール及び少量のアジポニトリルを含む。
合、蒸留カラムは通常約10mmHg〜約300mmH
gの範囲の圧力、及び約70〜160℃の範囲の温度で
操作する。
ムは通常約10mmHg〜約300mmHgの範囲の圧
力、及び約210℃の塔頂の最高温度で操作する。
論的である量より多量のアルコールを加えるのが通常望
ましい。化学量論量の2又は3倍の量が十分である。
いくらかのt−ブチルカテコールを含むかも知れず、そ
の量は用いたカラムの効率に依存する。t−ブチルカテ
コールは以下の別の方法により除去することができる。
ニッケル触媒及びホウ素促進剤を用いたブタジエンのシ
アン化水素化の生成物は2−メチルグルタロニトリル、
アジポニトリル、t−ブチルカテコールボロン酸フェニ
ル及び他の有機ホウ素化合物、例えばトリフェニルホウ
素、フェニルボロン酸、その無水物及びそのフェノール
ならびにクレゾールエステルを含む。この混合物を第1
のカラムで蒸留して2−メチルグルタロニトリル、フェ
ノール、クレゾール及びt−ブチルカテコールボロン酸
フェニルの混合物を塔頂で除去し、アジポニトリル及び
他のホウ素含有化合物、例えばフェニルボロン酸及びそ
の無水物ならびにそのエステルの残流(tail st
ream)を残す。t−ブチルカテコールはこの時点で
t−ブチルカテコールボロン酸フェニルとして有効にア
ジポニトリルから除去される。続いてアジポニトリル残
部を(ホウ素化合物に対して)過剰のアルコール(例え
ばエチレングリコール)と混合し、それによりアジポニ
トリル中のホウ素化合物をホウ素錯体(例えばエチレン
グリコールボロン酸フェニル)に変換する。この流れを
第2のカラムに供給し、フェノール、クレゾール、過剰
のエチレングリコール及びホウ素錯体(例えばエチレン
グリコールボロン酸フェニル)を塔頂で除去し、ホウ素
化合物及びt−ブチルカテコールを含まない純粋なアジ
ポニトリル残流を得る。この第2のカラムからの塔頂留
出物を第1のカラムからの塔頂留出物と混合し、それに
よりこの流れに含まれるホウ素化合物をホウ素錯体(例
えばエチレングリコールボロン酸フェニル)に変換す
る。この混合物を第3のカラムに供給し、そこで過剰の
エチレングリコール、フェノール、クレゾール及びホウ
素錯体(例えばエチレングリコールボロン酸フェニル)
を塔頂で除去する。残流は2−メチルグルタロニトリ
ル、t−ブチルカテコール及び少量のアジポニトリルを
含む。この流れを第3のカラムに供給し、それが塔頂留
出物として純粋な2−メチルグルタロニトリル及び残流
としてアジポニトリル及びt−ブチルカテコールを与え
る。
グリコール濃度が300ppmとなる速度でプロピレン
グリコールを加えた。結果を下記に示し、グリコールを
添加せずに同一の蒸留法により得た生成物と比較する。
流の位置に移動し、カラムに供給する前にグリコールと
ホウ素化合物の間の反応時間を追加した。この変更によ
り精製アジポニトリルからホウ素が完全に除去された。
大部分が2−メチルグルタロニトリルであり、いくらか
のクレゾール、ベンゼン及び未反応のプロピレングリコ
ールを含んだ。この流れに存在するホウ素化合物は完全
にプロピレングリコールボロン酸塩から成り、ホウ素含
有化合物のすべてがその高い揮発性のために容易に2−
メチルグルタロニトリルから蒸留することができる低沸
点エステルの形態に変換されたことを示す。
ルを含む97gの2−メチルグルタロニトリルを3gの
トリエタノールアミンと混合し、50mmHgにおいて
15インチのスピニングバンドカラムを通して蒸留し
た。5留分及び11.3gの残部(heel)を採取し
た。留分のいずれにおいてもt−ブチルカテコールボロ
ン酸フェニルは検出されなかった。
ずに行った場合、5留分及び13gの残部が採取され、
各留分に以下の量でt−ブチルカテコールボロン酸フェ
ニルが見いだされた:300、530、590、790
及び1200ppm。
含む277gの2−メチルグルタロニトリルを2.88
gのペンタエリスリトールと混合し、混合物を50mm
Hgにおいて15プレートのOldershawカラム
で蒸留した。6留分及び36gの残部を採取した。留分
の重量は17.3、16.9、41.4、42.8、7
5.9及び42.3gであった。留分のいずれにおいて
もt−ブチルカテコールボロン酸フェニルは検出されな
かった。
ルを含む342gの2−メチルグルタロニトリルを3.
6gのエチレングリコールと混合し、混合物を100m
mHgにおいて15プレートのOldershawカラ
ムで蒸留した。7留分及び27gの残部を採取した。留
分の重量は5、17、15、85、64、91及び36
gであった。留分1及び2は過剰のエチレングリコー
ル、フェノール及びエチレングリコールボロン酸フェニ
ル(新しく生成されたホウ素錯体)を大量に含んだ。留
分3は微量のエチレングリコールを含んだがエチレング
リコールボロン酸フェニルは含まなかった。留分4−7
はエチレングリコール、フェノール又はエチレングリコ
ールボロン酸フェニルを含まなかった。留分のいずれも
t−ブチルカテコールボロン酸フェニルは含まなかっ
た。
のホウ素と当量のホウ素化合物を含む350mlのアジ
ポニトリルを32mlのエチレングリコールと混合し、
混合物を12プレートのOldershawカラムで1
00mmHgにおいて蒸留した。12留分を採取した。
留分6は50mmで採取し、留分7−12は10mmで
採取した。留分の重量は10、16、5、1、24、1
7、44、46、40、39及び96gであった。留分
1−6は過剰のエチレングリコールのほとんど、エチレ
ングリコールボロン酸フェニル及び2−メチルグルタロ
ニトリルを含んでいた。留分8−10は純度が99.9
9%のアジポニトリルであり、1ppm以下のホウ素を
含んでいた。
である。
るかあるいは(b)NH2又はRがメチルもしくはエチ
ルであるNHR又はNR2基と1つのOH基を有するア
ミノアルコール及びグリコールから成る群より選ばれる
アルコールを加え、次いで蒸留によりニトリルを回収す
る段階を含んでなる、(1)アジポニトリル及び2−メ
チルグルタロニトリルから成る群より選ばれるニトリ
ル、ならびに(2)有機ホウ素化合物を含有する混合物
の精製法。
るかあるいは(b)NH2又はRがメチルもしくはエチ
ルであるNHR又はNR2基と1つのOH基を有するア
ミノアルコール及びグリコールから成る群より選ばれる
アルコールを、トリフェニルホウ素、t−ブチルカテコ
ールボロン酸フェニル、又はフェニルボロン酸、その無
水物又はそのエステルの量に対して少なくとも化学量論
的当量な量で加え、次いで蒸留によりニトリルを回収す
る段階を含んでなる、トリフェニルホウ素、t−ブチル
カテコールボロン酸フェニル、又はフェニルボロン酸、
その無水物又はそのエステルを含有するアジポニトリル
及び2−メチルグルタロニトリルから成る群より選ばれ
るニトリルの精製法。
ペンタエリスリトール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ソルビトール、1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,2,6−ヘキサント
リオール又はアルコール官能基が1,2−、1,3−あ
るいは1,4−関係で位置する他のグリコール又はアミ
ノアルコールから成る群より選ばれる、上記1項に記載
の方法。
エチル置換エチレンジアミンを混合物に加え、次いで蒸
留により2−メチルグルタロニトリルを分離する段階を
含んでなる、ホウ素化合物を含有する2−メチルグルタ
ロニトリルの精製法。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)少なくとも2つのOH基を有する
かあるいは(b)NH2又はRがメチルもしくはエチル
であるNHR又はNR2基と1つのOH基を有するアミ
ノアルコール及びグリコールから成る群より選ばれるア
ルコールを加え、次いで蒸留によりニトリルを回収する
段階を含んでなる、(1)アジポニトリル及び2−メチ
ルグルタロニトリルから成る群より選ばれるニトリル、
ならびに(2)有機ホウ素化合物を含有する混合物の精
製法。 - 【請求項2】 (a)少なくとも2つのOH基を有する
かあるいは(b)NH2又はRがメチルもしくはエチル
であるNHR又はNR2基と1つのOH基を有するアミ
ノアルコール及びグリコールから成る群より選ばれるア
ルコールを、トリフェニルホウ素、t−ブチルカテコー
ルボロン酸フェニル、又はフェニルボロン酸、その無水
物又はそのエステルの量に対して少なくとも化学量論的
当量な量で加え、次いで蒸留によりニトリルを回収する
段階を含んでなる、トリフェニルホウ素、t−ブチルカ
テコールボロン酸フェニル、又はフェニルボロン酸、そ
の無水物又はそのエステルを含有するアジポニトリル及
び2−メチルグルタロニトリルから成る群より選ばれる
ニトリルの精製法。 - 【請求項3】 エレチンジアミン又はメチルもしくはエ
チル置換エチレンジアミンを混合物に加え、次いで蒸留
により2−メチルグルタロニトリルを分離する段階を含
んでなる、ホウ素化合物を含有する2−メチルグルタロ
ニトリルの精製法。
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