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JPH07256362A - 多品種少量生産用プレス金型 - Google Patents

多品種少量生産用プレス金型

Info

Publication number
JPH07256362A
JPH07256362A JP4711294A JP4711294A JPH07256362A JP H07256362 A JPH07256362 A JP H07256362A JP 4711294 A JP4711294 A JP 4711294A JP 4711294 A JP4711294 A JP 4711294A JP H07256362 A JPH07256362 A JP H07256362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
die set
punch
guide
upper die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4711294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihito Kamata
公仁 鎌田
Akito Hidaka
昭人 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information Systems Ltd
Akita Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Information Systems Ltd, Akita Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4711294A priority Critical patent/JPH07256362A/ja
Publication of JPH07256362A publication Critical patent/JPH07256362A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型の一部を交換するだけで、異なる品種に
容易に対処することができるばかりでなく、金型部品を
容易に組み込むことができること。 【構成】 上型においてはガイド型,交換ユニットを交
換し、下型では切刃37A〜37C及びダイヨーク入駒
38並びにダイセット入駒34を取り替えることによ
り、種類の異なる半導体製品用のプレス金型にできるの
で、種類の異なるものであっても、一部の交換で済むこ
ととなる。そのため、従来技術のようにその都度プレス
金型を設計しかつ製作することが不要になるので、金型
製作工数の手間をそれだけ省くことができるばかりでな
く、コストも安価にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型の一部を交換する
ことによって多品種少量生産の製品をプレス加工するの
に好適な多品種少量生産用プレス金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプレス金型の構造としては、「プ
レス技術 第29巻 第12号 89頁〜92頁」(日
刊工業新聞社発行)において論じられている。即ち、上
型としてはパンチプレートにストリッパーガイドピン及
びパンチが組み込まれている一方、下型としてはダイセ
ットにダイ及びバッキングプレート等が組み込まれた構
造となっている。そして、別品種の新たな製品をプレス
加工する際には、その新たな製品に対応する金型をいち
いち製作し直さなけばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体製品
にあっては、品種によってリード端子の長さが異なった
りするばかりでなく、品種別に少量のものを生産するこ
とがある。そして、これまでと異なる品種の半導体製品
をプレス加工しようとすると、その都度プレス金型を設
計し、かつ製作することが余儀なくされている。そのた
め、金型製作工数に手間がかかるばかりでなく、コスト
もそれだけ高くつく問題があり、しかも製作した金型を
プレス装置に組み込もうとすると、金型の各部品を最初
からセットし直さなければならないので、部品の組み込
みに手間がかかり過ぎると云う問題もある。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、金型の一部を交換するだけで、異なる品種に容易
に対処することができるばかりでなく、金型部品を容易
に組み込むことができる多品種少量生産用プレス金型を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の多品種少量生産
用プレス金型においては、種類の異なる被加工物を加工
するものであって、プレス装置に固定される上型及び下
型からなっている。上型は、プレス装置に下型に向かっ
て移動可能に取付けられた上ダイセットと、該上ダイセ
ットに対し交換可能に取付けられ、かつ被加工物をプレ
ス加工し得るパンチを有する交換ユニットと、上ダイセ
ットの交換ユニットより下方位置に下型に向かって付勢
された状態で取付けられ、かつ交換ユニットのパンチを
ガイドし得るパンチガイドとを有している。下型は、プ
レス装置の上型と対向する位置に固定され、被加工物の
加工時に発生する抜きカス用の落下穴を有するダイセッ
ト入駒を交換可能に取付けた下ダイセットと、該下ダイ
セット上に固定され、上部に配置されかつ被加工物を加
工する切刃,該切刃の下部に配置されるバッキング入駒
を夫々交換可能に取付けたダイプレートとを有してい
る。そして、被加工物の種類に応じ、上型においては前
記交換ユニット及びパンチガイドを上ダイセットに対し
夫々選択的に取付ける一方、下型においては前記ダイセ
ット入駒を下ダイセットに、かつ切刃及びバッキング入
駒をダイプレートに夫々選択的に取付けるように構成さ
れている。
【0006】
【作用】本発明では、上述の如く、被加工物の種類に応
じ、上型においては前記交換ユニット及びパンチガイド
を上ダイセットに対し夫々選択的に取付ける一方、下型
においては前記ダイセット入駒を下ダイセットに、かつ
切刃及びバッキング入駒をダイプレートに夫々選択的に
取付けるように構成したので、上型,下型の一部を交換
するだけで種類の異なるものに対処することができ、種
類の異なるものであっても、一部の交換で済むこととな
る。そのため、従来技術のようにその都度プレス金型を
設計しかつ製作することが不要になるので、金型製作工
数の手間をそれだけ省くことができるばかりでなく、コ
ストも安価にできる。しかも、上述の如く、上型,下型
の一部を交換すればよいので、従来技術に比較すると、
金型の各部品を最初からセットし直すと云うことがなく
なり、部品間の位置決め及び組み込みが容易となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図8によ
り説明する。実施例のプレス金型は、図7及び図8に示
す如き半導体製品Aの周囲に突設された複数のリード端
子Bを所定の長さに一括的に切断するためのものであっ
て、通常のものと同様に上型と下型とに大別され、その
上型と下型との一部が、プレス加工すべき半導体製品の
品種毎に交換し得るように構成されている。具体的に述
べると、上型は、図2及び図4に示すように、プレス装
置の上部に取付けられるシャンクホルダ11と、該シャ
ンクホルダ11にシャンクプレート12を介し上ダイセ
ット9を有している。シャンクホルダ11は図示しない
プレス装置のラムに係合することによって取付けられて
いる。上ダイセット9はシャンクホルダ11に対し該ホ
ルダ11とシャンクプレート12とを通るボルト42に
よって取付けられ、プレス加工時、下方に移動するもの
であり、その底面に交換ユニットを交換可能に取付けて
いる。交換ユニットは半導体製品Aの各品種に対応して
別個に用いられるものであり、図3に示すように、バッ
キングプレート8と、その上にねじを介し組み付けら
れ、後述のパンチ1を位置決め保持するパンチプレート
2と、半導体製品Aのリード端子Bを所望の長さに切断
するためのパンチ1Cと、固定用ねじ13によってパン
チプレート2に取付けられ、かつパンチ1Cの頸部1a
を固定するパンチ押さえ7とからなっている。パンチプ
レート2にはパンチ1Cを挿入することによって位置決
め保持するように構成されている。パンチ1Cは,図
2,図3では一個のものしか図示していないが、半導体
製品Aの周囲に突設し、かつ図8に示す実線の如く所望
形状に折り曲げられたリード端子Bを一括的に切断し得
るよう四個を一組として構成されている。
【0008】また、この交換ユニットはパンチ1Cの
他、パンチ1A及び1Bをも有している。即ち、パンチ
1Aは、図6に示すように、半導体製品Aとなるべきも
のが成形された板材Cが搬送されかつ位置決めされたと
き、プレス加工することによって板材Cから半導体製品
Aの各リード端子Bを水平にくり抜くものである。パン
チ1Bは、パンチ1Aとパンチ1Cとの間に配置され、
図6に示すように、パンチ1Aによって各リード端子B
が水平にくり抜かれた板材Cが搬送されかつ位置決めさ
れたとき、プレス加工することによって各リード端子C
を所望形状に折り曲げるものであり、即ち、図8に示す
鎖線状態から実線に示す如く成形する。またパンチ1
A,1Bもパンチ1Cと同様に半導体製品Aの品種に応
じ交換される。さらに、パンチ1A,1Bは1Cと同様
にパンチ押さえ7によってパンチプレート2に固定され
ている。そのため、板材Cは上型と下型との間において
パンチ1A側から1B,1C側に順次送られる。なお図
6において、パンチ1Cによってリード端子Bが切断さ
れた半導体製品Aは、パンチ1Cと後述する下型との間
に移動する吸着手段によって吸着され、排出されること
となる。この交換ユニットは図1に示すように、上ダイ
セット9に設けられた二個のサイドプレート4,4のう
ち、一方のサイドプレート4を取り外したとき、上ダイ
セット上のパンチブロック3,3間に挿入された後、ユ
ニット固定用のボルト14により締め付けられることに
より、上ダイセット9に固定される。そのため、上ダイ
セット9の下面にはパンチブロック3,3が対向して組
み込まれ、そのパンチブロック3,3の両側にサイドプ
レート4,4がボルト15によって固定されている。
【0009】また上型は、上ダイセット9と交換ユニッ
トとの他、該交換ユニットのパンチ1A〜1Cを案内す
るためにガイド型を有している。該ガイド型は、図1,
図2に示すように、パンチガイド5と、これをノックピ
ン15,ねじ16により組み付けたストリッパプレート
6とを有している。パンチガイド5は前記交換ユニット
と同様に、半導体製品Aの各品種に対応して別個に用い
られるものであり、このパンチガイド5及びストリッパ
プレート6には図1に示すように、各パンチ1A〜1C
を挿通するガイド穴5A〜5C及び6A,6Bが穿設さ
れている。ガイド穴5A〜5Cは図2に明示するように
パンチガイド5において各パンチ1A〜1Cに対応した
形状で貫通形成されている。ガイド穴6A及び6Bのう
ち、ガイド穴6Aはガイド穴5Aに準じた形状に形成さ
れ、またガイド穴6Bはガイド穴5Bと5Cとを一体化
した一個の形状に形成され、これらを有するストリッパ
プレート6はパンチガイド5の種類に拘わることなく常
に用いられる。さらに、ストリッパプレート6の周囲四
箇所には図1及び図2に示す如く挿通穴6aが設けら
れ、該挿通穴6aにガイドブッシュ17を介し、上ダイ
セット9に固定されたガイドピン18が挿通している。
これに加え、ストリッパプレート6の上部には連結用の
ねじ19の先端部が螺合されると共に、ねじ19がカラ
ー20を挿通している。カラー20は、その頭部が上ダ
イセット9のばね収納部9aに上下方向に移動可能に嵌
め込まれ、その下部が上述の如くねじ19を挿通した状
態でストリッパプレート6の上面に当接しており、ばね
収納部9a内に配置されたスプリング21のばね力によ
ってストリッパプレート6を下型に向かって付勢されて
いる。
【0010】そして、上型の上ダイセット9とガイド型
とが図2及び図4に示す如き状態にあるとき、プレス装
置の駆動により上ダイセット9,交換ユニット,ガイド
型を共に上死点から下方に移動し、ガイド型のパンチガ
イド5が加工すべき半導体製品Aを後述する下型に押し
付けて停止し、そのとき、上ダイセット9がスプリング
21の弾性力に抗し、さらにガイドピン18にガイドさ
れながら進むと、上ダイセット9上にある交換ユニット
のパンチ1A〜1Cの先端がパンチガイド5内を通り、
半導体製品Aのリード端子Bを夫々加工し、下型内の下
死点位置まで移動することにより、所定のプレス加工を
行うようにしている。即ち、ガイド型はパンチ1の移動
時、該パンチを案内すると共に、加工すべき半導体製品
Aを下型に押さえ付ける役目を果たしている。従って、
上型は上ダイセット9と交換ユニットとガイド型とを有
して構成されている。
【0011】一方、下型は図4及び図5に示すように、
下ダイセット(ダイホルダ)31と、ダイヨーク32と
を有して構成されている。下ダイセット31は図4及び
図5に示すように、プレス装置の下部において上型と対
応する位置に固定され、その内部に半導体製品Aのリー
ド端子Bを加工したときに発生する抜きカスを落下させ
るための落下穴33を設けたダイセット入駒34がボル
ト35によって取付けられている。ダイセット入駒34
は半導体製品Aの品種毎に交換するものであり、交換に
際しては、ボルト35を取り外しかつダイセット入駒3
4を下方から取り外すことによって行う。また、下ダイ
セット31と上型の上ダイセット9との間にはガイドポ
スト36が設けられ、該ガイドポスト36は、その下部
が下ダイセット31に圧入しかつ固定され、上部が上ダ
イセット9の穴に装着されたガイドブッシュ39に入り
込んでおり、上ダイセット9の移動をガイドするように
している。
【0012】ダイヨーク32は下ダイセット31の上に
固定されており、上面部に半導体製品Aのリード端子B
を所望形状に形成するための切刃37A〜37Cを有す
ると共に、その切刃37A〜37Cの下部にリード端子
Bを打ち抜いたときの衝撃を緩和するためにバッキング
入駒38を有している。切刃37A〜37Cのうち、切
刃37Cは図5に示すように、ダイヨーク32において
パンチ1Cと対応する位置に設けられた穴に挿入され、
かつダイ押さえ40をボルト41によって締め付けるこ
とにより、ダイヨーク32に交換可能に取付けられてい
る。この切刃37Cは図6に示すように、半導体製品A
のリード端子Bを切断した際に発生する抜きカスB′を
外側に落し込めるよう、先端部がテーパをなしている。
なお図6において、切刃37Cの内側にはスプリング4
4によって上方に付勢されたエジェクタ45が配置され
ている。切刃37A,37Bは図6にのみ図示している
が、これらは図5に示す如き切刃37Cと同様、ダイヨ
ーク32においてパンチ1A,1Bと対応する位置に設
けた穴に配置され、かつ交換可能に取付けられている。
バッキング入駒38は、ダイヨーク32内において切刃
37A〜37Cの下方位置に交換可能に取付けられ、交
換時にはダイヨーク32からダイ37A〜37Cを上方
に抜き取った後、そのダイと同方向に抜き取られるよう
にしている。そのため、バッキング入駒38はダイ37
A〜37Cと同等以下の大きさに形成され、本例では若
干小さめの形状をなしている。従って、前記ダイセット
入駒34と切刃37とバッキング入駒38とは、夫々が
加工すべき半導体製品Aの種類に対応しており、これま
でと異なる半導体製品の加工に際しては、夫々交換され
る。なお、図4において、43はダイヨーク32の穴に
装着されたガイドブッシュであり、上型の下降時、ガイ
ドピン18が挿入される。このような金型は、板材Cが
搬送されかつパンチ1A,1B,1Cを順次通過するこ
とにより、半導体製品Aのリード端子Bのくり抜きと、
リード端子Bの折り曲げと、リード端子Bの切断とを順
次一括的に行うようにしている。
【0013】実施例の多品種少量生産用の金型は、上記
の如き構成よりなるので、次にその取扱いについて述べ
る。いま、図示の如き特定の種類の半導体製品Aをプレ
ス加工した後、これと異なる種類の半導体製品をプレス
加工しようとすると、プレス装置から上型と下型とが一
体の金型を取り外した後、この一体の金型から上型と下
型の一部を交換することによって行う。即ち、上型にお
いては、まずボルト42を抜き取ることによってシャン
クホルダ11,シャンクプレート12を一体的に取り外
し、次いで、上型の上ダイセット9からスプリング21
を取り外した後、連結用のねじ19を抜き取ることによ
ってガイド型を取り外す。しかる後、上ダイセット9上
において図1に示すように一方のサイドプレート4を取
り外し、その取り外した側から交換ユニットを取り外し
た後、次にプレス加工すべき半導体製品の交換ユニット
を取り出して上ダイセット9上に挿入して取付ける。ま
た、上記取り外したガイド型は、ストリッパプレート6
からノックピン15及びねじ16を抜き取ってパンチガ
イド5を取り外した後、交換すべき半導体製品のパンチ
ガイドを取り出し、該パンチガイドをノックピン15及
びねじ16によりストリッパプレート6に取付ける。こ
のようにして交換すべき半導体製品用のものが交換ユニ
ット及びガイド型に組み込まれると、これらを上記と逆
の手順にして上ダイセット9に取付けることにより上型
を組み付け、またこれをプレス金型に組み付ける。
【0014】一方、下型においては、図5に示すよう
に、下ダイセット31からボルト35を抜き取ると共
に、ダイセット入駒34を取り外した後、交換すべきダ
イセット入駒をボルト35によって下ダイセット31に
取付ける。また、ダイヨーク32からボルト41及びダ
イ押さえ40を取り外した後、切刃37A〜37Cを夫
々抜き取ると共に、その下方位置のダイヨーク入駒38
も抜き取り、次いで交換すべきダイヨーク入駒及びダイ
をダイヨーク32に夫々挿入した後、ダイ押さえ40を
ボルト41によって締め付ける。これにより、下型の交
換が完了する。
【0015】このように、上型においてはガイド型のパ
ンチプガイド5,交換ユニットを交換し、下型では切刃
37A〜37C及びダイヨーク入駒38並びにダイセッ
ト入駒34を取り替えることにより、種類の異なる半導
体製品用のプレス金型にすることができるので、即ち、
上型,下型の一部を交換するだけで種類の異なるものに
対処することができるので、種類の異なるものであって
も、一部の交換で済むこととなる。そのため、従来技術
のようにその都度プレス金型を設計しかつ製作すること
が不要になるので、金型製作工数の手間をそれだけ省く
ことができるばかりでなく、コストも安価にできる。し
かも、上述の如く、上型,下型の一部を交換すればよい
ので、従来技術に比較すると、金型の各部品を最初から
セットし直すと云うことがなくなり、部品間の位置決め
及び組み込みが容易となる。さらに図示実施例では、上
型の交換ユニットとして、三種類のパンチ1A〜1Cを
有し、これらにより半導体製品Aを形成した板材Cを金
型に順次送るだけで、半導体製品Aのリード端子Bのく
り抜き,折り曲げ、切断を順次行うので、くり抜きから
切断までの工程を一組の金型で確実に行うことができ
る。そのため、半導体製品Aを形成した板材Cを、くり
抜き工程や折り曲げ工程の完了毎に次の工程に搬送し、
かつセットすることが不要になるので、半導体製品のプ
レス工程を円滑に行うことができ、極めて合理的な工程
を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
型,下型の一部を交換するだけで種類の異なるプレス製
品に対処することができるように構成したので、種類の
異なるものであっても、一部の交換で済むこととなり、
そのため、金型製作工数の手間をそれだけ省くことがで
きるばかりでなく、コストも安価にでき、しかも金型の
各部品を最初からセットし直すと云うことがなくなり、
部品間の位置決め及び組み込みが容易となる結果、多品
種少量生産品に適したプレス金型を提供することができ
ると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多品種少量生産用プレス金型の一
実施例を示す上型の説明用概略斜視図。
【図2】上型の組み付け状態を示す拡大断面図。
【図3】交換ユニットを示す説明用断面図。
【図4】金型の組み付け状態を示す説明用断面図。
【図5】下型の要部を示す説明用断面図。
【図6】上型と下型とによって半導体製品をプレス加工
するときの説明図。
【図7】半導体製品を示す平面図(a)及び正面図
(b)。
【図8】半導体製品のリード端子を示す図7(b)のZ
部の拡大図。
【符号の説明】
1A〜1C…パンチ、2…パンチプレート、7…パンチ
押さえ、8…バッキングプレート、5…パンチガイド、
6…ストリッパプレート、9…上ダイセット、3…パン
チブロック、4…サイドプレート、31…下ダイセッ
ト、32…ダイヨーク、33…抜けカス用の落下穴、3
4…ダイセット入駒、37A〜37C…切刃、38…ダ
イヨーク入駒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日高 昭人 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町393番地 日 立湘南電子株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種類の異なる被加工物を加工する多品種
    少量生産用プレス金型であって、プレス装置に固定され
    る上型及び下型からなり、上型は、プレス装置に下型に
    向かって移動可能に取付けられた上ダイセットと、該上
    ダイセットに対し交換可能に取付けられ、かつ被加工物
    をプレス加工し得るパンチを有する交換ユニットと、上
    ダイセットの交換ユニットより下方位置に下型に向かっ
    て付勢された状態で取付けられ、かつ交換ユニットのパ
    ンチをガイドし得るパンチガイドとを有し、下型は、プ
    レス装置の上型と対向する位置に固定され、被加工物の
    加工時に発生する抜きカス用の落下穴を有するダイセッ
    ト入駒を交換可能に取付けた下ダイセットと、該下ダイ
    セット上に固定され、上部に配置されかつ被加工物を加
    工する切刃,該切刃の下部に配置されるバッキング入駒
    を夫々交換可能に取付けたダイプレートとを有し、被加
    工物の種類に応じ、上型においては前記交換ユニット及
    びパンチガイドを上ダイセットに対し夫々選択的に取付
    ける一方、下型においては前記ダイセット入駒を下ダイ
    セットに、かつ切刃及びバッキング入駒をダイプレート
    に夫々選択的に取付けることを特徴とする多品種少量生
    産用プレス金型。
JP4711294A 1994-03-17 1994-03-17 多品種少量生産用プレス金型 Pending JPH07256362A (ja)

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