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JPH07248870A - データ整合方法、座標入力方法及び座標入力システム - Google Patents

データ整合方法、座標入力方法及び座標入力システム

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Publication number
JPH07248870A
JPH07248870A JP6067797A JP6779794A JPH07248870A JP H07248870 A JPH07248870 A JP H07248870A JP 6067797 A JP6067797 A JP 6067797A JP 6779794 A JP6779794 A JP 6779794A JP H07248870 A JPH07248870 A JP H07248870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
coordinate
switch
application program
data matching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6067797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Fukuzaki
康弘 福崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacom Co Ltd
Original Assignee
Wacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacom Co Ltd filed Critical Wacom Co Ltd
Priority to JP6067797A priority Critical patent/JPH07248870A/ja
Priority to US08/388,265 priority patent/US5734377A/en
Publication of JPH07248870A publication Critical patent/JPH07248870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の位置指示器を前提に作られていないソ
フトウェアにおいて、複数の位置指示器を使用できるよ
うにする。 【構成】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器が同
時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ情報
とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検出装
置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られた情
報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタブレ
ットドライバとの協調的動作により構成される座標入力
システムにおいて、前記複数の位置指示器のスイッチ情
報がオンか否かを判断し、該スイッチ情報がいずれもオ
フである場合は、前記複数の位置指示器の情報を混在し
てアプリケーションプログラムに引き渡し、該スイッチ
情報のいずれかがオンである場合は、スイッチ情報がオ
ンであるその位置指示器の情報のみをアプリケーション
プログラムに引き渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの座標入
力システム(コンピュータの入力装置としての座標入力
装置とコンピュータ側に組み込まれるソフトウェアであ
るタブレットドライバとの協調的動作によって構成され
るコンピュータの入力システム)及びその入力システム
がコンピュータのアプリケーションプログラムに対して
座標値等を引渡す座標入力方法に関する。とりわけ、一
つの位置検出面に複数の位置指示器があってもそれらを
同時に用いることができる座標入力装置を有する座標入
力システムにおけるデータ整合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタイザと呼ばれる座標入力装置、す
なわち位置検出面上の位置を操作者が位置指示器にて指
示すると、その座標を検出し、座標値等のデータをコン
ピュータに送出するように構成された装置は、従来から
多く知られている。また、タブレットドライバと呼ばれ
るデバイスドライバソフトがコンピュータ側に組みこま
れてそのプログラムにしたがって、デジタイザからの情
報が処理されてコンピュータのオペレーティングシステ
ム(OS)又はアプリケーションプログラムに引渡され
るのが一般的である。
【0003】一方、本願の出願人は、複数の位置指示器
が一つの座標入力装置の位置検出面上に同時に存在する
場合であっても、それぞれの座標等のデータを検出可能
な座標入力装置を提案し、UDシリーズという名称にて
販売している。特許出願公開公報平成3年第14701
2号を参照されたい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、絵を描くアプ
リケーションソフトの大部分は、描画領域と分離された
メニュー領域を有する。そのメニュー領域のメニュー選
択操作により、例えば描画色などの選択をし、次に、描
画領域において、描画位置を指定して、描画を行うとい
う操作をくり返して行なうことで作業を進める。しか
し、描画位置とメニュー位置は通常離れているので、位
置指示器が、かなりの距離を往復移動することになり、
疲れやすく、効率が悪かった。
【0005】そこで、ふたつの位置指示器を用い、ひと
つをメニュー領域に対応する位置に、もうひとつを描画
領域に対応する位置に予め配置しておいて、それぞれを
両手で操作して、メニュー操作と描画操作を行えば、位
置指示器を大きく動かすことなく、疲れにくい効率的な
入力環境を構築することができる。
【0006】このように、複数の位置指示器を使用でき
る場合には、操作効率を改善することができるが、複数
の位置指示器を使用できる入力装置そのものが、新しい
ものであるので、現在のソフトウェアのほとんどは、複
数の位置指示器からの指示を許すような仕組みになって
いない。
【0007】そこで、本発明では、複数の位置指示器を
前提に作られていないソフトウェアにおいて、複数の位
置指示器を使用できるようになすことを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】さて、複数の位置指示器
ではなく、ひとつの位置指示器を前提にしたソフトにお
いてほとんどの場合、位置指示器の指示位置に対応する
画面上の位置にポインターを表示するようになってい
る。
【0009】そこで、複数の位置指示器を検出するマル
チデバイス機能を有する位置検出装置を用い、その位置
検出装置において、複数の位置指示器の指示位置情報を
順次、ひとつの位置指示器を前提にしたソフトに送り込
めば、そのソフトは、順次、複数の位置指示器に対応す
る位置にポインターを表示する。(当然であるが、この
場合に用いられる情報の伝送形式は、そのソフトが想定
している、ひとつの位置指示器しか持たない位置検出装
置のものと同じ形式にしなければ、ならない。また、情
報を伝送するタイミングを決める方法も、一方的に特定
の時間間隔で送出する方法や、ソフト側からの要求コマ
ンドを待って送出する方法、あるいは、位置指示器があ
る距離だけ移動した時に送出する方法、もしくは、それ
らを組み合わせる方法などがある。これら以外の方法は
ほとんど使われていない。さて、時間間隔や要求コマン
ドによる場合は、そのタイミングのままでよいし、移動
距離をみる方法では、移動したことにして、適当な時間
間隔で伝送すればよい)。
【0010】そこで、その切替、及び表示速度を十分に
早くすることができれば、人間の目には、複数の位置指
示器の指示位置に対応する位置に複数のポインターが表
示されているように見えるようにすることができる。
【0011】しかし、例えば、ノイズによる位置指示器
の指示座標のずれを無くすための平均化処理などのため
に、十分早く切り替えることができない場合も考えられ
る。だが、その場合でも、少なくとも、複数の指示位置
を順次自動的に移動するポインターが、見えるようにな
る。
【0012】次に、位置指示器のボタンを押すことで、
その指示位置に対応する内容を実行することになる。
(例えば、メニュー領域で、ボタンが押されれば、その
位置のメニュー内容が実行されるなど。)
【0013】そこで、複数の位置指示器の指示位置を、
順次切り替えて送っていて、複数の位置指示器のスイッ
チ操作情報も、座標情報と同期して、順次切り替えて送
っている場合、操作者が、あるひとつの位置指示器のス
イッチを単に押しつづけているのに、情報を受け取る側
では、スイッチのオン・オフが繰り返されているように
見える。そのために、ソフトウェアは、同じ指示内容を
連続で何度も実行することになり、問題が生じる。(例
えば、新規にウインドウを開くなどという指示の場合、
大量のウインドウが表示されることになる。)
【0014】この問題を回避するためには、ひとつの位
置指示器のボタンが押された場合に、座標情報の順次送
出をそこで中止して、そのボタンの押された位置指示器
の座標と、スイッチの情報のみを送り続けるようになせ
ばよい。
【0015】また、複数の位置指示器をサポートしない
ソフトで、複数の位置指示器を用いる別の方法は、複数
の位置指示器のうちのどの位置指示器に関する情報を送
るかを選択する手段を設けて、必要に応じて、最適な位
置指示器を選択して、その情報を送るようになすことで
ある。
【0016】この場合、複数の位置指示器を用いている
ということは、少なくとも両手にそれぞれひとつずつの
位置指示器を有していると考えられるので、どの位置指
示器の情報を選択して送るのかを選択する選択指示手段
も、位置指示器上にあるスイッチを、用いたほうが効率
がよい。(例えば、選択指示手段として、別に接続され
たキーボードなどを用いる事は可能であるが、そのため
に位置指示器から手を放す必要が生じると、そもそも複
数の位置指示器を用いる意味が無くなってしまう。)
【0017】そこで、位置指示器上のボタンを、情報選
択に用いるのであるが、そうするとその位置指示器のボ
タンは情報の切替に用いられるので、本来のソフトウェ
アへの動作指示という機能を失ってしまう。
【0018】それで、動作指示のためのボタンは、別の
位置指示器(もう片方の手の位置指示器)のボタンを用
いる必要があり、送出される座標情報とスイッチ情報と
は、同じ位置指示器からの情報では、なくなる場合が生
じることになる。この場合、座標情報の選択とスイッチ
情報の選択を別々になす事が必要になる。
【0019】別の方法としては、位置指示器の上に複数
のボタンを設けて、そのひとつを情報の送出される位置
指示器の選択に用いてもよい。ただし、ひとつの位置指
示器上のふたつ以上のボタンを同時に操作することにな
るので、持ち方や、持つ角度などによっては、操作しづ
らい場合が生じる。
【0020】そこで、ボタンの数は増やさない手段とし
て、2段階に動作するボタンを使用する方法がある。少
し押すことで、位置指示器の選択切替をなし、更に押し
込むと、ソフトへの動作指示をなすように構成すること
ができる。もちろん、この場合は、この「2段ボタン」
を少し押した場合に選択される位置指示器が、そのボタ
ンを有する位置指示器自身になるように構成されていな
ければ、更にボタンを押し込んでも、その情報はどこに
も送出されないので、役に立たないことはいうまでもな
い。
【0021】次に、更なる提案として、ダブルボタン機
能を提案する。
【0022】お絵かきソフトや、業務用のCADなど
で、2点の位置を連続で指定するような操作が、かなり
の割合で存在する。例えば、始点と終点を順番に指定し
て直線を描いたり、対角線の2点を順番に指定して四角
形を描いたり、中心点と円周上の点を順番に指定して円
を描いたりという操作である。
【0023】そこで、ふたつの位置指示器を用いている
場合は、予めふたつの点を指定することができるので、
ふたつの位置指示器のボタンを順に押せばよいが、すで
にふたつの点は指定されているので、ボタンひとつで、
ふたつの指示位置でボタンが押されたかの如くに、情報
を送る機能を付加することができる。この機能をここで
は「ダブルボタン機能」と呼ぶ。
【0024】この機能は、直線や、四角形、円などを連
続でたくさん描く必要のある場合には、たいへん効率よ
く、操作することを可能にするものである。
【0025】このような手段によって、複数の位置指示
器をサポートしていない、ソフトで、複数の位置指示器
を用いて、操作効率を上げることができるようになる。
ここで、一括して、ソフト(ウェア)といっているが、
最近の傾向として、入力装置から直接情報を受け取って
必要な加工をするドライバーと呼ばれる部分と、実際の
各種処理を行うアプリケーションソフトとに分かれてい
ることが多い。
【0026】前述の各機能は位置検出装置で実現する場
合の他に、このドライバーと呼ばれるソフトの部分で、
実現することも可能である。その場合、ドライバーソフ
トのみを改良すれば、アプリケーションソフトは、複数
の位置指示器をサポートしないままのものがそのまま使
えるようになる。また、情報の形式はドライバーソフト
で、変更できるので、位置検出装置側も、わざわざ、古
い情報伝達形式に限られる必要がなくなり、そのための
モードが不要になるというメリットもある。
【0027】ドライバーソフトが使われている場合、画
面上のポインターは、ドライバーが表示していることが
多く、これを改良すれば、同時に複数のポインターを表
示させることも可能な場合がある。(ただし、ポインタ
ー表示は更に別の表示用ドライバーがなす事になってい
る場合もある。)
【0028】そのような場合は、大部分のアプリケーシ
ョンでは、ボタンが押された時の指示座標のみを要求す
るので、前述のような位置指示器のボタン操作時の問題
を考慮して、ボタンが押された方の位置指示器の情報の
みをアプリケーションに渡すようにすればよい。
【0029】稀に、ボタンが押されていない状態での指
示位置を要求するアプリケーションも存在するが、それ
は、例えば、始点と終点の2点を指示して直線を表示す
る際の、1点目の指示の後に指示位置に追従する線を表
示して、2点目を指定しやすくする(ゴムバンド表示な
どと呼ばれる)時などに用いられるもので、一時的であ
り、2点目をきちんと指示すれば、問題は生じない場合
がほとんどである。また、ここで、前述のダブルボタン
機能を用いれば、何の問題も生じない。
【0030】
【作用】本発明に係るデータ整合方法を実行すると、マ
ルチデバイス機能を有する座標検出装置を用いて、シン
グルデバイス対応のアプリケーションに対する入力を効
率的にすることができる。
【0031】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施
例について説明する。
【0032】図1は、本発明に係る座標入力方法を実現
する特徴部分を座標検出装置内に設けた実施例を示す機
能ブロック図(「コンピュータのCPUがそれぞれのプ
ログラムを読みこんで動作する機能、すなわちソフトウ
ェア手段により実現される機能をハードウェアによる実
現手段と同様(同列)に空間的に配置することにより便
宜的に示した図」をいう。以下同じ。)である。
【0033】コンピュータ10は、いわゆるパソコンや
ワークステーション等の情報処理装置であって、CP
U、それにつながるバス、必要な記憶装置等の一般的な
構成(図示せず)を有するものである。記憶装置には、
オペレーティングシステム(OS)11、タブレットド
ライバ12、アプリケーションプログラム15等が記憶
され、CPUは、その時々に応じて、必要なプログラム
を実行することにより、それらの手段を実現する。アプ
リケーションプログラム15の処理内容の一部は、表示
装置制御手段16、ビデオRAM17等を介して表示装
置70に表示される。
【0034】座標検出装置30は、前述したマルチデバ
イス機能を有する座標検出装置である。複数の位置指示
器(ここでは、電子ペン50と電子カーソル60である
が、二個に限らない。)が同時に位置検出面上にあって
もそれぞれの位置(座標情報)及びスイッチ状態(以下
必要に応じて「SW」又は「SW情報」等という。)を
検出し得る。例えば、本出願人の提供するUDシリーズ
がそれに当たる(特許出願公開公報平成3年度第147
012号参照。)。
【0035】座標検出装置30とコンピュータ10と
は、座標検出装置側のインタフエース(I/F)33と
コンピュータ側のインタフエース13とを介して接続さ
れる。図1の構成にあっては、タブレットドライバ12
とアプリケーションプログラム15とは、いずれもシン
グルデバイス対応のものである。したがって、一つの位
置指示器の座標とSW情報のみを受け入れることを前提
として設計されている。したがって、SW情報といえ
ば、一つしかないその位置指示器のSWであり、座標情
報といえば、一つしかないその位置指示器の座標を意味
することになる。それに対し、座標検出装置は、マルチ
デバイス対応のものであって、それぞれの位置指示器の
座標情報とSW情報とをその組み合せで検出し、コンピ
ュータに送出できるものであるから、いずれかの部分に
データ整合部を設ける必要がある。
【0036】図1では、座標検出装置30内にデータ整
合部31を設けた例を示している。データ整合部31
は、いわゆるマイクロコンピュータ(マイコン)処理に
より必要なデータ整合処理をするものとして構成される
が、データ整合部31がいかなる手順により処理をする
部分であるかについては、フローチャートを参照しつつ
後述する。近年の座標検出装置は、座標計算等をCPU
をその筐体内に設けることにより実行することとするも
のが一般的であるが、その座標検出装置内のCPUのプ
ログラム(デジタイザのファームウェア)を変更するこ
とにより、データ整合部31の機能を実現することが可
能である。図1にあっては、座標検出装置30は、マル
チデバイス機能を持ちながら、データ整合部31を介し
てコンピュータ10に送出されるデータフォーマット
は、シングルデバイスのフォーマットと同様のものとな
る。
【0037】なお、図1におけるオペレーティングシス
テム(OS)11は、例えば、MS−DOS、MS−W
INDOWS(いずれも米国マイクロソフト社の商標)
等の基本ソフトのことであり、アプリケーションプログ
ラム15は、例えば、ワードプロセッサ、図形プロセッ
サ(CAD)、表計算ソフト、データベースソフト等の
プログラムをいう。タブレットドライバ12は、主に座
標検出装置のメーカーがユーザーのために提供するいわ
ゆるデバイスドライバであって、OS11又はアプリケ
ーションプログラム15に座標検出装置からの座標情報
やSW情報、その他の詳細情報を引渡す(積極的なデー
タの引渡しのみならず、アプリケーション等が取得でき
る状態に置くという消極的な引渡しを含む。)ことを目
的としてコンピュータ10に組み込まれるプログラムで
ある。もっとも、これら三つのプログラムはいずれもソ
フトウェアであるから、各々が含む機能の一部を他のプ
ログラムに含ませることは設計事項である。したがっ
て、極端な場合をいえば、タブレットドライバが有する
機能をアプリケーションプログラム15にすべて含める
ことも可能である。その場合には、図1におけるタブレ
ットドライバ12は、そのアプリケーションプログラム
15のうち座標入力信号処理等に当たる部分を抜きだし
て表現しているものと考える。
【0038】図1に表示装置70等を描いたのは、座標
入力を操作者が位置指示器の操作によりする際に操作者
が表示装置70の表示画面に表示された表示内容を目視
にて確認しつつ行なうからである。このような対話型の
入力を主に司るのは、アプリケーションプログラム(以
下、「アプリ」と略す。)15である。図形プロセッサ
(CAD)におけるポインティング入力を例にとれば、
アプリ15は、指示位置が作図領域であるときには、そ
の指示位置を示すポインタ(例えば、十字形状や矢印形
状を有する図形)を画面に表示する。指示位置がメニュ
ー表示領域であるときには、その指示位置に対するメニ
ュー項目をリバース表示(表示装置がモノクロである場
合は、白黒反転、カラーである場合には、色彩の変更
等)をする。操作者は、その画面を見ながら、位置指示
器を動かして、所望の点、又はメニュー項目を選択し、
思い通りの位置に来たところで、SW(電子ペンであれ
ば、筆圧SW又はサイドスイッチ、電子カーソルであれ
ばカーソルボタン)をONにする。アプリ15は、SW
=ONの信号を受けてそのときの座標値を取得し、アプ
リの実行に必要なデータ(例えば、矩形を描く際の端点
の座標)として利用する。
【0039】図2は、本発明に係る座標入力方法を実現
する特徴部分を座標検出装置とコンピュータとの間のア
ダプタ内に設けた実施例を示す機能ブロック図である。
図1との相違点は、図1におけるデータ整合部31を座
標検出装置30内に設けずに、インタフエース13とイ
ンタフエース33との中間にデータ整合部41として設
けたことである。コンピュータ10の筐体、座標検出装
置30の筐体とは、それぞれ異なる筐体内にマイコンを
含む必要な回路を設けることによりこのようなアダプタ
が実現可能である。図2の実施例にあっては、座標検出
装置30から送出され、データ整合部41に入力される
データは、いわゆるマルチデバイスのフォーマットすな
わち複数の座標及び複数のSW情報等に関する情報であ
る。そして、データ整合部41から出力され、インタフ
エース13を介してタブレットドライバ12に渡される
データフォーマットは、シングルデバイスのフォーマッ
トと同様のものとなる。
【0040】二つのインタフエースの中間であればよい
から、いずれかのインタフエースのコネクタに密着する
ものとしてこのアダプタを設計することも可能である。
また、コンピュータ10の拡張スロットに挿入するイン
タフエースボードとして構成し、インタフエース13と
データ整合部41とを兼ね備えた回路を設けることとす
る変形実施例も可能である。
【0041】図3は、本発明に係る座標入力方法を実現
する特徴部分をコンピュータ内部のタブレットドライバ
内に設けた実施例を示す機能ブロック図である。図3が
図1又は図2の実施例と異なる点は、データ整合部21
がコンピュータ10に組み込まれるプログラムとしてソ
フトウェア的に実現される点である。図3の実施例で
は、座標検出装置30から双方のインタフエースを介し
てタブレットドライバ22に渡されるデータはマルチデ
バイスの形式を有する。そしてタブレットドライバ22
がアプリ15に渡す情報はシングルデバイスと同様の形
式の情報となる。
【0042】以下、図4以降を参照しつつ、データ整合
部31、41又は21が実行するデータ整合処理の実施
例について説明する。データ整合部31が行なう処理
は、座標検出装置30のファームウェアのプログラムと
して捉えることができ、データ整合部41の実行する処
理は、アダプタ内に設けたマイコンのプログラムとして
捉えることができ、データ整合部21の実行する処理
は、コンピュータ10の実行するプログラムとして捉え
ることができる。したがって、これらの特徴は、いずれ
もプログラムの手順として特徴付けられるものゆえ、図
4、図6、図8及び図9に示したフローチャートに共通
に示される。もっとも、データ整合部31、41を特徴
付けるプログラムは、多くの場合ROMチップとして設
けられ、データ整合部21を特徴付けるプログラムは、
多くの場合フロッピーディスクの形式で提供される。
【0043】以下、基本モード(図4)、情報切替モー
ド(図6)、2段SWモード(図8)、ダブルボタンモ
ード(図9)の四つのモードについて説明するが、これ
らはいずれも独立したものである。これらのモードの切
り替えは、データ整合部31の場合であれば、座標検出
装置の使い初めの際にディップスイッチ等のハードウェ
ア的な切替手段により、又は位置指示器の操作とメニュ
ーシート等を用いたソフトウェア的な切替手段により実
現される。データ整合部41の場合であれば、例えばそ
のアダプタに設けたハード的なスイッチによってなされ
得る。データ整合部21の場合であれば、例えば、タブ
レットドライバに環境設定メニューといった対話的な処
理によりモード選択等を操作者との対話により設定する
プログラムを設けて操作者の好みを反映して切り替える
ことができる。また、タブレットドライバをOSがMS
−DOSの場合の「CONFIG.SYS」に相当する
ファイルのいわゆるデバイス行の記述により組み込むこ
ととする場合に、起動時のオプションスイッチとして記
述してモード切り替えをすることもできる。
【0044】図4は、データ整合処理の基本モードを示
すフローチャートである。今、データ整合処理の基本モ
ードが選択されたとする(ステップ100)。このと
き、もしも、電子ペン、電子カーソルのいずれもSW=
OFFであるとすると、ステップ101、ステップ10
2、ステップ103、ステップ104の処理を繰り返し
実行する。ステップ102、ステップ104で、いずれ
もNOと判断されるからである。したがって、いずれの
SWもOFFのときは、電子ペンの座標と電子ペンのS
W情報を送出すること(ステップ101)と、電子カー
ソルの座標と電子カーソルのSW情報を送出すること
(ステップ103)とを繰り返して実行する。
【0045】このことが、アプリに対してどういう意味
を持つかを、図5を参照しつつ説明する。
【0046】図5は、データ整合処理の基本モードを実
施した場合のアプリケーションの動作の一例を示す図で
ある。アプリ(ここでは図形プロセッサ)は、コンピュ
ータ10内に記憶されており、座標検出装置30からの
入力情報を受けて対話型入力処理をすべく、表示装置7
0の表示画面にポインタ等の表示をする。座標検出装置
30の座標検出面32上には、電子ペン50と電子カー
ソル60とが置かれており、操作者の操作により座標検
出面32上を移動する。操作者の手は図示を省略してい
る。図5に示す状態にあっては、電子ペン50が示す位
置は、表示画面上の作図領域71のうちのペンポインタ
75の箇所である。また、電子カーソル60が示す位置
は、表示画面上のメニュー表示領域72のうちの「青」
を示すメニュー項目内の点であるカーソルポインタ76
の箇所である。SWがOFFの状態では、二つの座標を
交互に送出した場合、アプリケーションは、ペンポイン
タ75の表示と、カーソルポインタ76の位置のメニュ
ー項目のリバース表示とを交互に実行する。
【0047】一般のアプリにおいては、これを比較的高
速に行なうので、操作者には、二つのポインタ表示がな
されているように見える。この事情は、ペンポインタ7
5とカーソルポインタ76とがともに作図領域71又は
メニュー表示領域72にある場合でも同様である。
【0048】このように一般のアプリでは、二つの座標
を交互に受けたときに二つのポインタ表示をする。しか
し、いったんいずれかのSWがONになると、この事情
は異なる。例えば、図5の状態でカーソルのSWがO
N、ペンのSWがOFFだとしたときに二つの情報を混
在して受けるとSWがON、OFFを繰り返すので、不
都合が生じる。例えば、同じメニューが何度も選ばれて
処理される(実際には、操作者は一度しかスイッチを押
していない。)。また、フリーハンド描画(インキング
入力)の場合には、インクの跡が途切れる(SWをON
に固定したときは、二つのポインタ間をくり返し往復す
るインクになってしまう。)。
【0049】そこで、いったんいずれかのSWがONに
なると、そのSWがONの間は、押された方の座標のみ
を送る。その処理が図4のフローチャートでいうと、ス
テップ102でYESと判断された場合のステップ10
1、ステップ102のくり返し、及びステップ104で
YESと判断された場合のステップ103、ステップ1
04のくり返しである。この処理によりアプリに起こり
得るほとんどの問題は解決する。ポインティング入力の
場合のみならず、インキング入力の場合でも問題ない。
いずれかのSWがONの場合には、座標入力の競合がな
いからである。
【0050】ここで、ポインティングとは、CAD(コ
ンピュータエイディッドデザイン)等において例えば矩
形を描く際の端点の入力或は、メニュー選択等の場合に
アプリケーションが座標の入力を操作者に対し、要求
し、それに答えて操作者が座標値を入力する操作を言
い、インキングとは、いわゆる手書き文字入力の場合等
における点列データの入力をする場合をいう。
【0051】ちなみに、図4のフローチャートにおいて
電子ペンのSWがONの間は、ステップ101とステッ
プ102とを繰り返すので、その間に電子カーソルのS
WがONであろうと、OFFであろうと電子カーソルの
情報は捨てられることになる。また、電子カーソルのS
WがONの間は、ステップ103とステップ104とを
繰り返すので、電子ペンのSWがONであろうと、OF
Fであろうと電子ペンの情報は捨てられることになる。
【0052】このことの意味を図5を参照しつつ説明す
ると、操作者は、電子ペン50と電子カーソル60とを
それぞれ独立の位置指示器として使用可能となり、双方
のSW同時ONが禁じられているだけで、そのほかの使
い方にあっては、アプリがシングルデバイス対応のもの
であることを意識することなく、あたかもマルチデバイ
ス対応であるかのごとく使うことができることになる。
このようにして、マルチデバイス機能を有するデジタイ
ザのシングルデバイスエミュレーションすなわち擬似マ
ルチデバイスが実現できた。
【0053】次に情報切替モードについて説明する。図
6は、データ整合処理の情報切替モードを示すフローチ
ャートである。
【0054】前述したモード切替操作により情報切替モ
ードが選択されたとする(ステップ200)。データ整
合部は、まず切替SWがONか否かを見る(ステップ2
01)。切替SWは、例えば、電子カーソルのスイッチ
(複数のボタンがある場合は、そのうちの一つとして割
り付ける)として設けることができる。データ整合部が
いずれに設けられる場合であっても、少なくともデータ
整合部は、電子カーソル及び電子ペンのすべてのスイッ
チ情報を取得するので、アプリに渡すSW情報がいずれ
のものであるかにかかわらず切替SWの情報を取得する
ことができる。図6には、その情報を取得するステップ
は描くのを省略してあるが、ステップ201以前にその
情報は取得してあるものとする。
【0055】切替SWがOFFのときは、電子ペンの座
標と電子ペンのSW情報とを組み合せて送出する(ステ
ップ202)。その後、ステップ201に戻る。切替S
WがOFFである間は、ステップ201と202の手順
を繰り返す。
【0056】切替SWがONになると、電子ペンの座標
を送出せずに、今度は、電子カーソルの座標と電子ペン
のSW情報とを組み合せて送出する(ステップ20
3)。切替SWは、このように電子ペンの座標と電子カ
ーソルの座標とを切り替える意味を有する。切替SW
は、アプリが認識できるSWではない。アプリが認識す
るSWは、この場合電子ペンのSWであって、電子ペン
のSWは、いずれの座標が送出されている場合であって
も、アプリに対して作動するSWとして働く。このよう
に情報を組換えて送出できるのは、データ整合部には、
マルチデバイスの情報が取得されているからである。切
替SWがONである間は、ステップ201とステップ2
03の手順を繰り返す。
【0057】電子カーソルのSWは、情報切替のために
用いているので、アプリに渡すSW情報は、常に電子ペ
ンのSW情報としたものである。もっとも電子カーソル
に二つ以上のSWが設けられている場合には、切替SW
として割り付けたSW以外のSWを用いてもよく、その
ような変形実施例も可能である。一般に電子カーソルの
ボタンを二つ使いこなすのは面倒であると考えられるの
で、本発明の情報切替モードにあっては、アプリに渡す
SWを常に電子ペンのものとした。
【0058】図7は、データ整合処理の情報切替モード
を実施した場合のアプリケーションの動作の一例を示す
図である。前記と同様に、CADのアプリにおける入力
を例にとっている。
【0059】図7(A)は、切替SWがOFFの状態を
示している。表示装置70の表示画面に表示されている
表示内容のうち作画領域71には、既に描いた描画図形
73と電子ペンの位置を示すポインタ77が表示され
る。電子カーソルの位置のポインタは表示されず、その
位置に対応するメニュー項目はリバース表示されない。
この状態にあっては、電子ペンのみが位置指示器として
存在するのと同様に動作する。
【0060】図7(B)は、切替SWがONの状態を示
している。今度は、作画領域71には、ポインタが表示
されず、メニュー領域72のメニュー項目「青」の位置
に電子カーソルの位置を表示するポインタ77が表示
(あるいは、リバース表示等)されている。この状態で
操作者が電子カーソルを移動すれば、それにしたがっ
て、ポインタ77の位置(あるいは、それに対応するリ
バース表示の位置)が移動し、所望の位置にて、電子ペ
ン(電子カーソルではない)のSWをONにすることに
よりそのメニューの選択を決定できる。
【0061】電子ペンの座標に基づくポインタと電子カ
ーソルの座標に基づくポインタとは、このモードにあっ
ては、同時には表示されない。しかし、切替SWの操作
により瞬時にポインタの移動がなされるので、例えば、
位置指示器を大きく動かすことなく、作図操作とメニュ
ー選択とがなされ得る。このように情報切替モードにお
いても二つの位置指示器の有効活用ができる。
【0062】図8は、データ整合処理の2段SWモード
を示すフローチャートである。この処理を施す前提とし
て、カーソルボタンとしてONとOFFを検出できるの
みならず、半押し状態をも検出し得るSWを備え、座標
検出装置は、そのSWについては、半押し状態をも含め
て検出すること、及びその情報は、データ整合部に引渡
される(データ整合部が取得できる状態に置くという消
極的な引渡でもよい)ことを要する。
【0063】半押し状態をも検出し得るメカニカルスイ
ッチとしては、例えば、自動焦点カメラのシャッタース
イッチが半押し状態で焦点位置を固定し、全押し状態で
シャッターを押すごとくに構成されたものがあるが、そ
れを転用することができる。前述した本出願人が提供す
るUDシリーズのデジタイザにあっては、これらのスイ
ッチ状態のそれぞれについて共振周波数をわずかに変化
させ、その違いを位相ずれとし検出することにより上記
の構成が可能となる。あるいは、メカニカルな半押しス
イッチを用いずに、連続的な押圧力を検出可能なスイッ
チ(例えば、容量可変型のコンデンサを利用したスイッ
チ)をカーソルのボタンの一つとして設けて、座標検出
装置がその連続的な押圧力を検出し、その押圧力に対し
て適当な閾値を設けて処理する実施例も可能である。こ
の条件を満たすスイッチを本願においては、2段SWと
呼ぶことにする。
【0064】今、データ整合処理2段SWモードが選択
されたとする(ステップ300)。まず、2段SWがO
FFか否かを判断する(ステップ301)。OFFの場
合は、電子ペンの座標と電子ペンのSW情報とを組み合
せて送出する(ステップ302)。2段SWがOFFで
ありつづける間は、ステップ301とステップ302と
を繰り返し実行する。このステップ302の処理は、図
6に示す情報切替モードのステップ202の処理と同様
の処理である。したがって、操作者から見れば、この状
態では、電子ペンのみがあるのと同様の使用態様とな
る。図7(A)に対応する状態である。
【0065】2段SWがOFFでない場合には、半押し
か否かを判断する(ステップ303)。半押しである場
合は、電子カーソルの座標とSW=OFFの情報とを組
み合せて送出する(ステップ304)。半押しでありつ
づける間は、ステップ301、303、304の手順を
繰り返す。アプリから見たときのこのことの意味を図7
(B)を援用して説明すれば、半押し状態でカーソルを
移動させることによりメニューのリバース表示されてい
る部分(メニュー選択されているメニュー項目)を変化
させることができる。
【0066】ステップ303で、2段SWが半押しでな
い(全押し状態である)場合は、電子カーソルの座標と
SW=ONの情報とを組み合せて送出する(ステップ3
05)。2段SWが全押し状態でありつづける間は、ス
テップ301、302、305の手順を繰り返して実行
する。アプリからみたときのこのことの意味を図7
(B)を援用して説明すると、メニューの選択の決定が
なされることになる。
【0067】次に、ダブルボタンモードについて説明す
る。図9は、データ整合処理のダブルボタンモードを示
すフローチャートである。
【0068】上述の基本モード、情報切替モード、2段
SWモードは、いずれもSWがONのときには、一つの
位置指示器に関する情報のみを送出する構成であったか
ら、ポインティング入力のみならず、インキング入力
(SW=ONの座標を線で結ぶことにより手書き文字入
力等に必要とされる点列入力をするもの)も可能であっ
た。ダブルボタンモードとして提供する本発明の第四の
モードは、インキング入力には適さないが、ポインティ
ング入力、特にアプリが二点の入力を必要とし、2点の
ヒットを要求する場合に適するモードである。
【0069】今、データ整合処理のダブルボタンモード
が選択されたとする(ステップ400)。まず、ダブル
ボタンがONか否かを判断する(ステップ401)。こ
のダブルボタンは、カーソルのボタン(複数ある場合は
そのうちの一つ)として割り付けられる。ダブルボタン
がOFFのときは、データ整合処理の基本モードと同様
の処理を実行する(ステップ402から405)。図4
に記載したフローチャートと同様のものである。但し、
図4で、ステップ404にいうSW情報とは、カーソル
ボタンとしてダブルボタン以外のボタンがある場合のそ
のボタンに割りつけたSWをいう。ダブルボタンは頻繁
に用いるものではないと考えて、通常押しやすい位置に
S404にいうSWのボタンを設け、ダブルボタンは、
若干押しにくい位置に設けるのが望ましいと考えられ
る。
【0070】スイッチをいずれも押さない状態にあって
は、ペンポインタとカーソルポインタとが同時に表示さ
れること、電子ペンのSW又は電子カーソルの(通常
の)SWが押されている状態では、押されている方の座
標値のみが送出されることは、前述した基本モードと同
様である。
【0071】今、いずれのスイッチもOFFである状態
であるとする。このとき、ダブルボタンが押されると、
ステップ401で、YESと判断され、ステップ406
及びステップ407を実行して戻る。すなわち、電子ペ
ンの座標とSW=ONの組み合せ、及び電子カーソルの
座標とSW=ONの組み合せとが送出される。
【0072】このことの意味をアプリ側から考えてみ
る。図10は、データ整合処理のダブルボタンモードを
実施した場合のアプリケーションの動作の一例を示す図
である。アプリが二点の座標入力を要求する場合があ
る。CADの場合を例にとれば、例えば、XY軸に平行
な四辺からなる矩形を入力するときには、二つの端点の
入力を必要とする。円の入力をするときには、中心と円
周上の一点との2点の入力を必要とする。直線の入力も
また、二点の入力を必要とする。また、ワードプロセッ
サの場合に複写範囲を始点と終点とを指定することによ
って、決定する等の例もアプリが二点の入力を必要とす
る場合といえる。ダブルボタンモードは、このようなと
きの入力操作の効率を向上させることを目的とするもの
である。
【0073】図10(A)は、作画領域71にペンポイ
ンタ75とカーソルポインタ76とが同時に表示されて
いる状態を示している。今、上記のアプリが二点の入力
を要求する状態、特にCADにおける矩形入力のメニュ
ーを選択した状態にあるとする。すなわち、アプリの要
求ヒット数は、2である。ここにヒットするとは、SW
=ONのイベントを受けてそのときの座標値を取得する
ことにより座標値の入力をすることをいう。
【0074】図10(A)の状態で、ダブルボタンを押
すことにより、データ整合処理により、それぞれの位置
の座標値がSW=ONの情報とともに、送られるので、
アプリは、それらの二つの点がヒットされたとして、図
10(B)に示すように矩形を描画図形73として描
く。
【0075】図9に示すステップ406とステップ40
7との処理手順の間には、必要な時間間隔を持たせるこ
とが望ましい。アプリが二つのヒットを要求する際に
は、通常は操作者が手入力にてヒットすることを前提と
しているので、あまりに間隔が短すぎるとアプリによっ
ては、二つのヒットとして認識できない可能性があるか
らである。データ整合部が座標検出装置側に設けられる
実施例又は、アダプタに設ける実施例では、通常のアプ
リが二点ヒットを要求する場合に認識可能な間隔をあら
かじめ設定し、その時間間隔をおいて、S407の処理
を行なうこととすることが可能である。データ整合部が
タブレットドライバにより実現される場合には、タブレ
ットドライバが個々のアプリの要求を解析し、その要求
に応じたタイミングでアプリに座標値を引渡すことが可
能である。
【0076】なお、図9に示すフローチャートでダブル
ボタンがONでありつづける間は、ステップ401、4
06、407の手順を繰り返すこととなるが、多くのア
プリでは問題は生じないと考えられる。アプリの要求ヒ
ット数が2である場合には、二個の座標入力があるとそ
れ以後の座標入力が作画領域でなされても無効にし、メ
ニュー領域での入力がなされてはじめて次の操作が可能
となるとするのが普通だからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る座標入力方法を実現する特徴部
分を座標検出装置内に設けた実施例を示す機能ブロック
【図2】 本発明に係る座標入力方法を実現する特徴部
分を座標検出装置とコンピュータとの間のアダプタ内に
設けた実施例を示す機能ブロック図
【図3】 本発明に係る座標入力方法を実現する特徴部
分をコンピュータ内部のタブレットドライバ内に設けた
実施例を示す機能ブロック図
【図4】 データ整合処理の基本モードを示すフローチ
ャート
【図5】 データ整合処理の基本モードを実施した場合
のアプリケーションの動作の一例を示す図
【図6】 データ整合処理の情報切替モードを示すフロ
ーチャート
【図7】 データ整合処理の情報切替モードを実施した
場合のアプリケーションの動作の一例を示す図
【図8】 データ整合処理の2段SWモードを示すフロ
ーチャート
【図9】 データ整合処理のダブルボタンモードを示す
フローチャート
【図10】 データ整合処理のダブルボタンモードを実
施した場合のアプリケーションの動作の一例を示す図
【符号の説明】
10 コンピュータ 11 オペレーティングシステム 12,22 タブレットドライバ 13,33 インタフエース 14 詳細情報 15 アプリケーションプログラム 16 表示装置制御手段 17 ビデオRAM 21,31,41 データ整合部 30 座標検出装置 32 位置検出面 50 電子ペン 60 電子カーソル 70 表示装置 71 作画領域 72 メニュー表示領域 73 描画図形 75 ペンポインタ 76 カーソルポインタ 77 ポインタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 前記複数の位置指示器のスイッチ情報がオンか否かを判
    断し、 該スイッチ情報がいずれもオフである場合は、前記複数
    の位置指示器の情報を混在してアプリケーションプログ
    ラムに引き渡し、 該スイッチ情報のいずれかがオンである場合は、スイッ
    チ情報がオンであるその位置指示器の情報のみをアプリ
    ケーションプログラムに引き渡すことを特徴とするデー
    タ整合方法。
  2. 【請求項2】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 前記複数の位置指示器のスイッチのうち情報切替を割り
    付けた情報切替スイッチがオンか否かを判断し、 該情報切替スイッチ情報がオフである場合は、前記複数
    の位置指示器のうち第一の位置指示器の情報のみをアプ
    リケーションプログラムに引き渡し、 該情報切替スイッチ情報がオンである場合は、前記複数
    の位置指示器のうち第二の位置指示器の情報のみをアプ
    リケーションプログラムに引き渡すことを特徴とするデ
    ータ整合方法。
  3. 【請求項3】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 前記複数の位置指示器のスイッチのうち情報切替を割り
    付けた情報切替スイッチがオンか否かを判断し、 該情報切替スイッチ情報がオフである場合は、前記複数
    の位置指示器のうち情報切替スイッチを有する位置指示
    器ではない第一の位置指示器の情報のみをアプリケーシ
    ョンプログラムに引き渡し、 該情報切替スイッチ情報がオンである場合は、前記複数
    の位置指示器のうち該情報切替スイッチを設けた位置指
    示器の座標値と第一の位置指示器のスイッチ情報とを組
    み合わせてアプリケーションプログラムに引き渡すこと
    を特徴とするデータ整合方法。
  4. 【請求項4】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値等の情報を
    検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検出装置
    と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られた情報
    を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタブレッ
    トドライバとの協調的動作により構成される座標入力シ
    ステムにおいて、 前記複数の位置指示器のスイッチのうちの一つとして設
    けた半押しと全押しとをそれぞれ検出可能な2段スイッ
    チがオフか否かを判断し、 該2段スイッチがオフである場合は、前記複数の位置指
    示器のうち2段スイッチを有するものでない第一の位置
    指示器の情報のみをアプリケーションプログラムに引き
    渡し、 該2段スイッチが半押し状態である場合は、前記複数の
    位置指示器のうち2段スイッチを有する第二の位置指示
    器の座標値とスイッチがオフの情報とを組み合わせてア
    プリケーションプログラムに引き渡し、 該2段スイッチが全押し状態である場合は、前記第二の
    位置指示器の座標値とスイッチがオンの情報とを組み合
    わせてアプリケーションプログラムに引き渡すことを特
    徴とするデータ整合方法。
  5. 【請求項5】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 前記複数の位置指示器のスイッチのうちの一つとして設
    けたダブルボタンがオンか否かを判断し、 該ダブルボタンがオフである場合は、請求項1記載の処
    理を実行し、 該ダブルボタンがオンである場合は、 まず、前記複数の位置指示器のうち第一の位置指示器の
    座標値とスイッチがオンの情報とを組み合せてアプリケ
    ーションプログラムに引渡し、 次に、前記複数の位置指示器のうち第二の位置指示器の
    座標値とスイッチがオンの情報とを組み合わせてアプリ
    ケーションプログラムに引き渡すことを特徴とするデー
    タ整合方法。
  6. 【請求項6】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 請求項1、2、3、4又は5のうちいずれか記載のデー
    タ整合方法を実行することにより複数の位置指示器の情
    報をシングルデバイス対応のアプリケーションプログラ
    ムに入力することを特徴とする座標入力方法。
  7. 【請求項7】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 前記座標検出装置内に前記複数の位置指示器の座標値と
    スイッチ情報とを受けてそれに基づいて請求項1、2、
    3、4又は5のうちいずれか記載のデータ整合方法を実
    行するデータ整合部を設け、 該データ整合部の出力を座標検出装置側とコンピュータ
    側とのそれぞれのインタフエース回路及びタブレットド
    ライバを介してアプリケーションプログラムに引き渡す
    ことを特徴とする座標入力システム。
  8. 【請求項8】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 座標検出装置側のインタフエースとコンピュータ側のイ
    ンタフエースとの間のいずれかに前記複数の位置指示器
    の座標値とスイッチ情報とを受けてそれに基づいて請求
    項1、2、3、4又は5のうちいずれか記載のデータ整
    合方法を実行するデータ整合部を設け、 該データ整合部の出力をタブレットドライバを介して、
    アプリケーションプログラムに引き渡すことを特徴とす
    る座標入力システム。
  9. 【請求項9】 一つの座標検出面上に複数の位置指示器
    が同時に存在する場合にもそれぞれの座標値とスイッチ
    情報とを検出し得るマルチデバイス機能を有する座標検
    出装置と、該座標検出装置からコンピュータ側に送られ
    た情報を受けてアプリケーションプログラムに引渡すタ
    ブレットドライバとの協調的動作により構成される座標
    入力システムにおいて、 タブレットドライバの内部に前記複数の位置指示器の座
    標値とスイッチ情報とを受けてそれに基づいて請求項
    1、2、3、4又は5のうちいずれか記載のデータ整合
    方法を実行するデータ整合部を設け、 該データ整合部の出力をアプリケーションプログラムに
    引き渡すことを特徴とする座標入力システム。
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