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JPH0721116A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH0721116A
JPH0721116A JP18702793A JP18702793A JPH0721116A JP H0721116 A JPH0721116 A JP H0721116A JP 18702793 A JP18702793 A JP 18702793A JP 18702793 A JP18702793 A JP 18702793A JP H0721116 A JPH0721116 A JP H0721116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interrupt
processor
timer
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18702793A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Maruyama
輝幸 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP18702793A priority Critical patent/JPH0721116A/ja
Publication of JPH0721116A publication Critical patent/JPH0721116A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチタスク機能を実現する複数のプロセッ
サからなる装置においてタイマ割り込み及び各種デバイ
スからの割り込みを円滑迅速に処理する。 【構成】 マルチタスク機能を実現する複数のプロセッ
サ1,2,3,4と、外部記憶装置51、ネットワーク
52、タイマー回路53、他のデバイス54からなる各
種デバイス5と、プロセッサ1,2,3,4からの割り
込みマスクレベル信号101,102,103,104
により、各種デバイス5からの割り込み要求111,1
12,113,114が割り込めるプロセッサを選択
し、プロセッサ1,2,3,4へ割り込み信号121,
122,123,124を出力することができる割り込
み制御回路7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の割り込みを迅速
に処理するできる割り込み制御回路を備えた情報処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置は、マルチ
タスク機能を実現する複数のプロセッサと、各種周辺装
置を制御する割り込み制御回路とを備えたものとして提
供されている。図16は、上記従来の情報処理装置を説
明するためのブロック図である。図16に示す情報処理
装置は、システムプロセッサ(SPU)901と、命令
実行プロセッサ(IPU)902〜904と、主記憶装
置905と、諸周辺デバイス906からなる。SPU9
01は、諸周辺デバイス906と接続されており、かつ
バスを介して命令実行プロセッサ(IPU)902〜9
04及び主記憶装置905に接続されている。そして、
各プロセッサ901〜904は、タイマー回路911〜
914を備えている。なお、上述した情報処理装置の例
としては、例えば特開平5−20097号公報に記載さ
れたものがある。
【0003】各プロセッサ901〜904は、図17に
示したフローチャートに従って割り込みを処理を実行す
る。すなわち、上記情報処理装置では、各プロセッサ9
01〜904は、主記憶装置905から命令を読み出し
て解釈し(ステップ1701)、命令の実行を行う(ス
テップ1702)。この命令がマスクを変化させる命令
ならば(ステップ1703;Y)、保留されているタイ
マ割り込みが受け付け可能であるかマスクをチェックし
(ステップ1704)、受け付け可能であり(ステップ
1704;Y)、かつ保留されたいるタイマ割り込みが
存在するなら(ステップ1705;Y)、タイマ割り込
み処理を実行する(ステップ1706)。
【0004】その後、外部あるいは内部割り込みがある
かどうかをチェックし(ステップ1707)、外部ある
いは内部割り込みがあるならば(ステップ1707;
Y)、当該割り込みがタイマ割り込みかどうかをチェッ
クする(ステップ1708)。タイマ割り込みでなく
(ステップ1708;N)、この割り込みが受け付け可
能ならば(ステップ1709;Y)、当該割り込み処理
を実行する(ステップ1710)。一方、タイマ割り込
みであるなら(ステップ1708;Y)、タイマ割り込
みの受け付けが可能かどうかチェックし(ステップ17
11)、受け付け可能ならば(ステップ1711;
Y)、タイマ割り込みを実行するが(ステップ171
2)、受け付け可能でなければ(ステップ1711;
N)、タイマ割り込みを保留する(ステップ171
3)。
【0005】従来の情報処理装置は、上述したように動
作して割り込み処理を実行することになる。ところで、
従来の情報処理装置では、周辺装置906からの割り込
みは、SPU901によって処理されている。仮に、そ
の他のIPU902〜904に処理させる場合には、当
該割り込みをSPU901で受け付けたことを、処理可
能ないずれかのIPU902〜904に通達し、割り込
み処理を実行させなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
情報処理装置にあっては、周辺装置906を制御するデ
バイス等からの割り込み信号を一旦SPU901が受け
付け、処理を行うプロセッサ(IPU902〜904)
に通達するといった手段をとる。従って、このような情
報処理装置にあって、割り込みを多用する処理システム
に構築した場合には、SPU901の負荷が大きくな
り、割り込み待ちによりシステム全体の処理能力が低下
してしまうという欠点があった。
【0007】一方、従来の情報処理装置の場合は、各プ
ロセッサ901〜904に対して個々にタイマ回路91
1〜914を設けて、マルチタスクを個々に処理しよう
としているため、タイマ回路がプロセッサの数に比例し
て増加してしまうという欠点があった。また、個々にタ
イマ設定をするので、設定によっては、タイマ割り込み
によるタスクスイッチなどにおいてバスのアクセスが衝
突し、処理能力の低下を生む可能性があった。加えて、
当該バスアクセスの衝突をさけるために、個々のタイマ
時間間隔、個々のタイマ割り込み間の遅延を適切に設定
しなければならず、ソフトウエア設計を複雑にするとい
う欠点もあった。
【0008】そこで、本発明は、割り込み待ちを抑え、
各種の割り込みを円滑迅速に処理すると共に、タイマ回
路の増設なしに各プロセッサに対して公平なタイマ割り
込みを出力することにより、これらタイマ割り込みを円
滑に処理してマルチタスク機能を実現する情報処理装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明による情報処理装置は、マルチ
タスク機能を実現する複数のプロセッサと、タイマ回路
を含む各種周辺装置からの割り込みを制御する割り込み
制御回路とを備えた情報処理装置であって、前記割り込
み制御回路を、前回のタイマ割り込みがどのプロセッサ
に対して割り込んだかを保持する手段と、タイマ回路か
ら受け付けた割り込み要求をどのプロセッサに出力する
かを決定する手段と、その割り込みをプロセッサに出力
する手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2記載
の発明による情報処理装置は、マルチタスク機能を実現
する複数のプロセッサと、タイマ回路を含む各種周辺装
置からの割り込みを制御する割り込み制御回路とを備え
た情報処理装置であって、前記割り込み制御回路を、プ
ロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセッサの
割り込みタスクレベルを調べる手段と、前記タイマ回路
から受け付けた割り込み要求をどのプロセッサに出力す
るかを決定する手段と、該プロセッサがタイマ回路から
の割り込みを受け付けられるようになるまで該割り込み
要求を保留する手段と、該プロセッサに対してタイマ割
り込みより優先度の高い割り込み要求があった場合、そ
の割り込みを優先して出力する手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3記載
の発明による情報処理装置は、マルチタスク機能を実現
する複数のプロセッサと、タイマ回路を含む各種周辺装
置からの割り込みを制御する割り込み制御回路とを備え
た情報処理装置であって、前記割り込み制御回路は、各
プロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセッサ
の割り込みマスクレベルを調べる手段と、割り込みレベ
ルのチェック順序にしたがって受け付けた割り込み要求
信号のレベルと各プロセッサの割り込みマスクレベルを
比較し、該割り込みをどのプロセッサに出力するかを決
定する手段と、その割り込みをプロセッサに出力する手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】請求項4記載の割り込み制御回路は、割り
込みレベルチェック順序の変更を可能にするために、割
り込みレベルのチェック順序を設定して保持する手段を
備えたことを特徴とするものである。また、請求項5の
割り込み制御回路は、各プロセッサの受け付け可能な割
り込みレベルを設定し保持する手段と、受け付けた割り
込み要求及びこの保持された値を比較して割り込み可能
プロセッサを決定する手段と、この割り込み可能プロセ
ッサに対してのみ割り込みマスクレベルのチェックを行
い、該割り込みをどのプロセッサに出力するかを決定す
る手段と、この割り込み可能プロセッサに対してのみ割
り込みマスクレベルのチェックを行い、該割り込みをど
のプロセッサに出力するかを決定する手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0013】上記目的を達成するために、請求項6記載
の発明による情報処理装置は、マルチタスク機能を実現
する複数のプロセッサと、タイマ回路を含む各種周辺装
置からの割り込みを制御する割り込み制御回路とを備え
た情報処理装置であって、前記割り込み制御回路を、プ
ロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセッサの
割り込みマスクレベルを調べる手段と、前回のタイマ回
路からの割り込み要求がどのプロセッサに対して割り込
んだかを保持する手段と、タイマ回路から受け付けた割
り込み要求をどのプロセッサに出力するかを決定する手
段と、前記プロセッサがタイマ回路からの割り込みを受
け付けられるようになるまで前記割り込み要求を保留す
るする手段と、前記プロセッサに対してタイマ割り込み
より優先度の高い割り込み要求があった場合に、当該割
り込みを優先して出力する手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0014】
【作用】上記請求項1記載の発明では、複数のプロセッ
サに対してタイマ回路を含む各種周辺装置からの割り込
みについて、割り込み制御回路は、前回のタイマ割り込
みがどのプロセッサに対して割り込んだかを保持し、こ
の保持情報を基にタイマ回路から受け付けた割り込み要
求をどのプロセッサに出力するかを決定し、その割り込
みをプロセッサに出力する。上記請求項2記載の発明で
は、複数のプロセッサに対し、タイマ回路を含む各種周
辺装置からの割り込みについて、割り込み制御回路は、
プロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセッサ
の割り込みタスクレベルを調べ、この調べた結果より前
記タイマ回路から受け付けた割り込み要求をどのプロセ
ッサに出力するかを決定し、また、該プロセッサがタイ
マ回路からの割り込みを受け付けられるようになるまで
該割り込み要求を保留する一方、該プロセッサに対して
タイマ割り込みより優先度の高い割り込み要求があった
場合に、その割り込みを優先して出力するようにしてい
る。
【0015】上記請求項3記載の発明では、複数のプロ
セッサに対し、タイマ回路を含む各種周辺装置からの割
り込みについて、割り込み制御回路は、各プロセッサか
らの割り込みマスク信号より各プロセッサの割り込みマ
スクレベルを調べるとともに、割り込みレベルのチェッ
ク順序にしたがって受け付けた割り込み要求信号のレベ
ルと各プロセッサの割り込みマスクレベルを比較し、該
割り込みをどのプロセッサに出力するかを決定し、その
割り込みをプロセッサに出力している。請求項4記載の
割り込み制御回路は、割り込みレベルのチェック順序を
設定して保持し、割り込みレベルチェック順序の変更を
可能にしている。
【0016】上記請求項5の割り込み制御回路は、各プ
ロセッサの受け付け可能な割り込みレベルを設定し保持
し、受け付けた割り込み要求及びこの保持された値を比
較して割り込み可能プロセッサを決定し、かつこの割り
込み可能プロセッサに対してのみ割り込みマスクレベル
のチェックを行い、該割り込みをどのプロセッサに出力
するかを決定している。請求項6記載の発明では、複数
のプロセッサに対し、タイマ回路を含む各種周辺装置か
らの割り込みについて、割り込み制御回路は、プロセッ
サからの割り込みマスク信号より各プロセッサの割り込
みマスクレベルを調べ、前回のタイマ回路からの割り込
み要求がどのプロセッサに対して割り込んだかを保持
し、タイマ回路から受け付けた割り込み要求をどのプロ
セッサに出力するかを決定し、前記プロセッサがタイマ
回路からの割り込みを受け付けられるようになるまで前
記割り込み要求を保留し、前記プロセッサに対してタイ
マ割り込みより優先度の高い割り込み要求があった場合
に、当該割り込みを優先して出力する。
【0017】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を参照し
て説明する。 〔第一の実施例〕図1は、本発明に係る割り込み制御回
路の第一の実施例を備えた情報処理装置を示すブロック
図である。図1に示す情報処理装置は、大別して、プロ
セッサ1,2,3,4と、各種デバイス5と、主記憶装
置6と、割り込み制御回路7とからなる。上記各プロセ
ッサ1,2,3,4は、マルチプロセッサシステムを実
現する。各種デバイス5は、この実施例では、外部記憶
装置51、ネットワーク(Network)52、タイ
マー回路53、その他のデバイス54からなる。各プロ
セッサ1,2,3,4には、バスを介して主記憶装置
6、外部記憶装置51、ネットワーク52、タイマー回
路53、及びその他のデバイス54が接続されている。
【0018】また、前記割り込み制御回路7には、各プ
ロセッサ1,2,3,4が接続されると共に、各種デバ
イス5が接続されている。前記割り込み制御回路7は、
各プロセッサ1,2,3,4からの割り込みマスクレベ
ル信号101,102,103,104を取り込み、こ
れらを基に外部記憶装置51、ネットワーク52、タイ
マー回路53、他のデバイス54からの割り込み要求1
11,112,113,114が割り込めるプロセッサ
1,2,3,4を選択し、当該プロセッサ1,2,3,
4への割り込み信号121,122,123,124を
出力できるようになっている。
【0019】次に、上述したような割り込み制御回路1
0の具体的構成例を説明することにする。図2は、上記
情報処理装置で使用する割り込み制御回路7の第一の実
施例を示すブロック図である。図2に示すように割り込
み制御回路7は、割り込み受信回路71と、タイマ割り
込みプロセッサ番号カウンタ72と、割り込みマルチプ
レクサ73と、割り込み出力回路74,75,76,7
7と、制御回路78とからなる。前記割り込み受信回路
71は、タイマ割り込み要求201(タイマ割り込み要
求113)を受信してラッチできるラッチ回路であり、
そのラッチ信号が割り込みマルチプレクサ73に供給さ
れるようになっている。
【0020】この割り込みマルチプレクサ73には、タ
イマ割り込みプロセッサ番号カウンタ72からの選択信
号202が供給されるようになっている。タイマ割り込
みプロセッサ番号カウンタ72には、制御回路78から
のカウンタ更新信号203が供給されるようになってい
る。また、制御回路78は、割り込み受信回路71に割
り込み受信イネーブル信号208を出力すると共に、割
り込み出力回路74,75,76,77に割り込みイネ
ーブル信号204,205,206,207を出力でる
ようになっており、かつプロセッサ1,2,3,4から
の割り込みアクノリッジ信号213,214,215,
216を受け付けできるようになっている。そして、制
御回路78は、割り込み受信回路71、タイマ割り込み
プロセッサ番号カウンタ72、及び割り込み出力回路7
4,75,76,77を動作を統括制御できるようにな
っている。
【0021】このような第一の実施例の動作を図1及び
図2を基に図3を参照して説明する。上記制御回路78
は、図3に示すフローチャートを実行し、本情報処理装
置が動作を開始すると割り込み処理を開始し(ステップ
300)、割り込み受信するまで待機状態にあるものと
する(ステップ301;N)。このような状態にあると
きには、割り込み受信イネーブル信号208がアサート
されているので、割り込み受信回路71は、タイマー回
路53から割り込み要求(13)201がきたならば、
その要求をラッチする。このラッチした割り込み要求
は、割り込みマルチプレクサ73に渡す。
【0022】また、割り込み要求201が受信されたの
で(ステップ301;Y)、上記制御回路78は、割り
込み受信イネーブル信号208をネゲートし(ステップ
302)、割り込みイネーブル信号204,205,2
06,207をアサートする(ステップ303)。ここ
で、タイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ72は、本
情報処理装置の立ち上げ時に“0”に初期化されてお
り、それ以後、制御回路78からのカウンタ更新信号2
03が入力される度に、その値をカウントするものとす
る。また、タイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ72
のカウント値は、割り込みマルチプレクサ103の選択
信号202として出力される。
【0023】そこで、割り込みマルチプレクサ73は、
割り込み受信回路71から受けた割り込み要求を割り込
みレベル信号にエンコードし、そのエンコードされた割
り込みレベル信号を、選択信号202によって指定され
たプロセッサ1,2,3,4の内の一つに対応する割り
込み出力回路74,75,76,77に対して出力す
る。
【0024】一方、制御回路78は、その後、割り込み
アクノリッジ信号105,106,107,108のア
サートが入力されるのを待っている(ステップ304;
N)。制御回路78は、割り込みアクノリッジ信号10
5,106,107,108がアサートされたときに
(ステップ304;Y)、割り込みイネーブル信号20
4,205,206,207をネゲートする(ステップ
305)。これにより、指定された割り込み出力回路7
4,75,76,77から割り込み信号121,12
2,123,124が、指定されたプロセッサ1,2,
3,4に対して出力される。
【0025】その後、制御回路78は、カウンタ更新信
号203をアサートし(ステップ306)、再びカウン
タ更新信号203をネゲートする(ステップ307)。
これにより、タイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ7
2は、カウント値を一つ増加させる。この一連の処理が
終了すると、制御回路78は、割り込み受信イネーブル
信号208をアサートして(ステップ308)、割り込
み受信待ち処理(ステップ301;N)に戻る。これに
より、割り込み受信回路71は、再び、割り込み受信待
ち状態になる。
【0026】〔第二の実施例〕図4は、本発明に係る割
り込み制御回路の第二の実施例を示すブロック図であ
る。この第二の実施例においても、第一の実施例と同一
構成要素には同一の符号を付して構成の説明を省略す
る。図4に示す割り込み制御回路7aは、第一の実施例
に対して、割り込みエンコーダ80と、割り込みマスク
レベル受信回路81と、コンパレータ82,83と、セ
レクタ84とを付加し、これらを次のように接続して構
成したものであり、かつ割り込み受信回路71a、制御
回路78aを第一の実施例のものと異なった処理ができ
るようにしている。
【0027】ここで、割り込み受信回路71aは、外部
記憶装置51、ネットワーク52、タイマー回路53、
他のデバイス54からの複数の割り込み要求111,1
12,113,114(図では、割り込み要求201と
一括で示している)を受信するラッチ回路である。この
割り込み受信回路71は、ラッチした割り込み要求20
1がタイマ割り込み要求113のときには、この割り込
み要求113を割り込みマルチプレクサ73に供給する
と共に、その割り込み要求201がタイマ割り込み以外
の要求(111,112,114)ときには、この割り
込み要求(111,112,114)を割り込みエンコ
ーダ80に供給できるようになっている。
【0028】タイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ7
2は、割り込みを出力したプロセッサ番号(選択信号2
02)を保持し、カウンタ更新信号203により、その
プロセッサ番号(割り込み要求201)を更新できるよ
うになっている。割り込みマルチプレクサ73は、タイ
マ割り込み要求をエンコードして割り込みレベル信号2
13,218,219,220を形成し、選択信号20
2により決定されたコンパレータ83または割り込み出
力回路75,76,77に供給するようになっている。
なお、割り込みマルチプレクサ73は、割り込みレベル
信号213をコンパレータ82,83、及びセレクタ8
4に供給できるようにしてある。
【0029】また、上記エンコーダ85は、割り込み受
信回路71aからの要求を割り込み要求レベル214に
代えて出力できるような回路であり、その割り込み要求
レベル214をコンパレータ83及びセレクタ84に供
給できるようになっている。
【0030】割り込みマスクレベル受信回路81は、プ
ロセッサ1からの割り込みマスクレベル信号211を受
信し、保持する回路であり、その保持信号212をコン
パレータ82に供給できるようになっている。このコン
パレータ82は、割り込みマスクレベル受信回路81に
おいて受信したマスクレベルと、割り込みマルチプレク
サ73からのタイマ割り込みレベル信号213とを比較
できるようになっている。コンパレータ83は、割り込
みマルチプレクサ73からのタイマ割り込みレベル信号
213と、割り込みエンコーダ80から出力される割り
込み要求レベル214とを比較できるようになってい
る。これらコンパレータ82、83は、その比較結果信
号215、216をセレクタ84及び制御回路78aに
供給できるようにしてある。プロセッサ1,2,3,4
からの割り込みアクノリッジ信号105,106,10
7,108は、制御回路78aに入力されるようになっ
ている。
【0031】制御回路78aは、これらの割り込みアク
ノリッジ信号105,106,107,108及び比較
結果信号215、216を基に、割り込み受信イネーブ
ル信号208及び割り込み出力回路74,75,76,
77用の割り込みイネーブル信号204,205,20
6,207を生成できるようになっている。上述したよ
うに構成された第二の実施例の動作を図4を基に、図5
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0032】上記制御回路78aは、図5のフローチャ
ートに沿って動作し、割り込み受信回路71a、タイマ
割り込みプロセッサ番号カウンタ72、割り込み出力回
路74,75,76,77の動作を制御する。 <タイマ割り込みが保留されているとき>まず、制御回
路78aは、タイマ割り込みが保留されているかどうか
を調べ(ステップ400)、保留されているならば(ス
テップ401;Y)、コンパレータ82,83からの比
較結果信号215、216を基に、タイマ割り込み要求
レベル214がプロセッサ1の割り込みマスクレベル2
12より大きく、その他の割り込みマスクレベルよりも
大きいかどうかをチェックする(ステップ412)。
【0033】制御回路78aは、このチェックで双方が
大きいと判断したときには(ステップ412;Y)、割
り込み受信イネーブル信号208をネゲートし(ステッ
プ413)、割り込み受信回路71aの受け付けを停止
させて、ステップ408に進む。このルート(ステップ
412;Y→ステップ413;N)を通過してきたとき
には、プロセッサ1に対する割り込み出力回路74に対
して割り込みイネーブル信号204をアサートする(ス
テップ408)。
【0034】これにより、割り込み出力回路74から割
り込み信号121が出力される。制御回路78aは、プ
ロセッサ1からの割り込みアクノリッジ信号105を待
ち(ステップ409;N)、プロセッサ1が割り込み信
号121を受け付けたなら(ステップ409;Y)、ス
テップ408でアサートした割り込みイネーブル信号2
04をネゲートする(ステップ410)。これにより、
タイマ割り込みの処理が終了したので、制御回路78a
は、再び割り込み受信イネーブル信号208をアサート
して(ステップ411)、割り込み受信回路71aが割
り込み要求201を受け付けられるようにしてステップ
401に戻る。
【0035】<タイマ割り込みが入力されたとき>ま
た、制御回路78aは、タイマ割り込み要求レベル21
4がプロセッサ1の割り込みマスクレベル212より大
きく、かつその他の割り込みマスクレベルよりも大きい
かどうかのチェックで双方が小さいと判断したときには
(ステップ412;N)、あるいはタイマ割り込みが保
留されていないとき(ステップ401;N)、割り込み
を受信したかどうかをチェックする(ステップ40
2)。そして、割り込みを受信したならば(ステップ4
02;Y)、ステップ403に進む。
【0036】また、割り込みを受信しないときには(ス
テップ402;N)、再びステップ401に戻る。この
ような割り込み待ちの状態においては、割り込み受信イ
ネーブル信号208がアサートされているので、割り込
み受信回路71aは、各種デバイス5から割り込み要求
201が入力されたならば、その割り込み要求201を
ラッチする。制御回路78aは、割り込み受信回路71
aが割り込み要求201を受け付けたところで((ステ
ップ404;Y)、割り込み受信イネーブル信号208
をネゲートする(ステップ403)。これにより、割り
込み受信回路71aは、次の割り込み要求201を受信
できない状態になる。ここで、割り込み受信回路71a
は、ラッチした割り込み要求201がタイマ割り込み要
求113であるので、当該タイマ割り込み要求113を
割り込みマルチプレクサ73に与える。ここで、割り込
みマルチプレクサ73は、割り込み受信回路71から受
けたタイマ割り込み要求113を割り込みレベル信号に
エンコードし、選択信号202によって指定されたプロ
セッサの割り込み出力回路75,76,77に出力せ
ず、コンパレータ82,83及びセレクタ84に対して
出力する。
【0037】制御回路78aは、割り込み受信イネーブ
ル信号208をネゲートした後(ステップ403)にお
いて、割り込みがタイマ割り込みであるかどうかをチェ
ックしている(ステップ404)。ここで、タイマ割り
込みであると制御回路78aが判断したときには(ステ
ップ404;Y)、制御回路78aはカウンタ更新信号
203を出力する(ステップ405)。これにより、タ
イマ割り込みプロセッサ番号カウンタ72は、本情報処
理装置の立ち上げ時に“0”に初期化された以後、制御
回路78aのカウンタ更新信号203により、その値を
増加させる。
【0038】また、タイマ割り込みプロセッサ番号カウ
ンタ72からのカウント値(選択信号202)は、割り
込みマルチプレクサ73に与えられる。このように制御
回路78aは、カウンタ更新信号203を出した後(ス
テップ405)、タイマ割り込み要求113がプロセッ
サ1に対する割り込みであるかをチェックする(ステッ
プ406)。そして、プロセッサ1に対する割り込みで
ないならば(ステップ406;N)、ステップ408に
進むが、プロセッサ1に対する割り込みならば(ステッ
プ406;Y)、コンパレータ62の比較結果信号21
5を基に、タイマ割り込みレベルの方がプロセッサ1の
マスクレベルより高いかどうかをチェックし(ステップ
407)、高ければ(ステップ407;Y)、同様にス
テップ408に進み、高くなければ(ステップ407;
N)、ステップ411に進む。
【0039】ここで、プロセッサ1に対する処理でない
ときには(ステップ406;N)、タイマ割り込みプロ
セッサ番号カウンタ72の示すプロセッサ2,3,4に
対して割り込みを出力する割り込み出力回路75,7
6,77に対して、割り込みイネーブル信号205,2
06,207をアサートし(ステップ408)、ステッ
プ409に進む。これにより、割り込み出力回路74ま
たは出力回路75,76,77の一つから割り込み信号
121,122,123,124の一つが出力される。
【0040】また、制御回路78aは、割り込みを出力
したプロセッサ2,3,4のうちの一つからの割り込み
アクノリッジ信号を待ち(ステップ409;N)、割り
込み信号122,123,124の一つが受け付けたな
ら(ステップ409;Y)、ステップ408でアサート
した割り込みイネーブル信号205,206,207を
ネゲートし(ステップ410)、再び割り込み受信イネ
ーブル信号208をアサートして(ステップ411)、
ステップ401に戻る。これにより、割り込み受信回路
71aは、割り込み要求201を受け付けられるように
なる。
【0041】一方、プロセッサ1に対する処理のときに
は(ステップ406;Y)、タイマ割り込みレベルの方
がプロセッサ1のマスクレベルより高いという条件で
(ステップ407;Y)、割り込み出力回路74に対す
る割り込みイネーブル信号204をアサートし(ステッ
プ408)、割り込みを出力したプロセッサ1からの割
り込みアクノリッジ信号を待ち(ステップ409;
N)、割り込み信号121,が受け付けたなら(ステッ
プ409;Y)、ステップ408でアサートした割り込
みイネーブル信号204をネゲートし(ステップ41
0)、再び割り込み受信イネーブル信号208をアサー
トして(ステップ411)、ステップ401に戻る。こ
れにより、割り込み受信回路71aは、割り込み要求2
01を受け付けられるようになる。
【0042】なお、タイマ割り込みレベルの方がプロセ
ッサ1のマスクレベルより低い場合は(ステップ40
7;N)、制御回路78aは、割り込み受信イネーブル
信号208をアサートして割り込み受信回路71aによ
る割り込み要求201の受け付けを可能にする。
【0043】<タイマ割り込みでない場合>ところで、
コンパレータ83は、割り込みマルチプレクサ73に保
持されているタイマ割り込みのレベル213と、割り込
みエンコーダ80に新たに受け付けられたその他の割り
込みのレベル214とを比較し、その比較結果信号21
6を制御回路78aに与えている。したがって、制御回
路78aは、タイマ割り込みでないとき(ステップ10
4;N)、前記比較結果信号216を基に、保持されて
いるタイマレベルとその他の割り込みとを比較している
(ステップ414)。
【0044】この比較結果がタイマレベルの方が大きい
ときには(ステップ414;Y)、前記制御回路78a
は、タイマプロセッサ1に対して割り込みを出力する割
り込み出力回路74に対して割り込みイネーブル信号2
04をアサートする(ステップ415)。ついで、制御
回路78aは、割り込みアクノリッジ信号105を待ち
(ステップ416;N)、割り込みアクノリッジ信号1
05を受け付けたならば(ステップ416;Y)、アサ
ートされている割り込みイネーブル信号204をネゲー
トして(ステップ417)、ステップ408に進む。こ
れにより、割り込み出力回路74からの割り込み信号1
21がプロセッサ1に受け付けられることになる。とり
あえず、タイマ割り込みをプロセッサ1に受け付けさせ
ることができる。
【0045】上述した処理を終了した後、あるいはタイ
マよりその他の割り込みが大きいとき(ステップ71
4;N)、制御回路78aは、タイマ割り込みプロセッ
サ番号カウンタ72の示すプロセッサ2,3,4に対し
て割り込みを出力する割り込み出力回路75,76,7
7に対して、割り込みイネーブル信号205,206,
207をアサートし(ステップ408)、ステップ40
9に進む。これにより、割り込み出力回路74または出
力回路75,76,77の一つから割り込み信号12
1,122,123,124の一つが出力される。
【0046】また、制御回路78aは、割り込みを出力
したプロセッサ2,3,4のうちの一つからの割り込み
アクノリッジ信号を待ち(ステップ409;N)、割り
込み信号122,123,124の一つが受け付けたな
ら(ステップ409;Y)、ステップ408でアサート
した割り込みイネーブル信号205,206,207を
ネゲートし(ステップ410)、再び割り込み受信イネ
ーブル信号208をアサートして(ステップ411)、
ステップ401に戻る。これにより、割り込み受信回路
71aは、割り込み要求201を受け付けられるように
なる。
【0047】〔第三の実施例〕図6は、割り込み制御回
路の第三の実施例を示すブロック図である。図6に示す
割り込み制御回路7bは、割り込み受信回路71bと、
割り込み出力回路74,75,76,77と、制御回路
78bと、割り込みプロセッサ選択回路85と、割り込
みマスク信号受信回路86,87,88,89とを備
え、次のように構成されている。
【0048】割り込み受信回路71bは、各種デバイス
5からの複数の割り込み要求201を受信するラッチ回
路であり、ラッチした割り込み要求出力221を割り込
みプロセッサ選択回路85に供給できるようになってい
る。割り込みマスク信号受信回路86,87,88,8
9は、プロセッサ1,2,3,4からの割り込みマスク
レベル信号101,102,103,104を受信し、
割り込みプロセッサ選択回路85に割り込みマスク信号
231,232,233,234として与えられるよう
になっている。
【0049】制御回路78は、プロセッサ1,2,3,
4からの割り込みアクノリッジ信号105,106,1
07,108と、割り込みプロセッサ選択回路85から
のプロセッサ番号250とを取り込み可能になってお
り、これら信号から割り込み受信イネーブル信号208
及び割り込みイネーブル信号204,205,206,
207を形成できるようになっている。
【0050】図7は、上記第三の実施例で使用される割
り込みプロセッサ選択回路の第1の構成例を示すブロッ
ク図である。この割り込みプロセッサ選択回路85の第
1の構成例は、割り込みエンコーダ851と、コンパレ
ータ852,853,854とからなる。割り込みエン
コーダ851は、割り込み要求出力221を割り込みレ
ベル222に変換できるようになっている。割り込みレ
ベル222は、各コンパレータ852,853,854
に供給できるようになっている。コンパレータ852
は、イネーブル信号入力端子が接地され、その出力端子
をコンパレータ853のイネーブル信号入力端子に接続
されている。
【0051】このコンパレータ852は、プロセッサ1
からのマスクレベル信号231と、割り込みレベル22
2とを比較できるようになっており、その出力端子から
出力信号223を取り出すことができる。コンパレータ
853は、その出力端子をコンパレータ854のイネー
ブル入力端子に接続している。このコンパレータ853
は、プロセッサ2からのマスクレベル信号232と、割
り込みレベル222とを比較できるようになっており、
その出力端子から出力信号224を取り出すことができ
る。
【0052】コンパレータ854は、プロセッサ3から
のマスクレベル信号233と、割り込みレベル222と
を比較できるようになっており、その出力端子から出力
信号225を取り出せるようになっている。また、割り
込みプロセッサ選択回路85は、割り込みレベル信号2
17,218,219を出力できるようになっている。
【0053】上述した構成の第3の実施例の動作を図6
及び図7を基に、図8のフローチャートを参照しながら
説明する。制御回路78bは、図8のフローチャートに
沿って動作し、割り込みを受信待ち状態となっている
(ステップ500;N)。この状態になっていると、割
り込み受信回路71bは、割り込み要求201を受信で
きる状態になっている。ここで、割り込み要求201を
割り込み受信回路71bで受信すると、制御回路78b
は、割り込みを受信したので(ステップ501;Y)、
割り込み受信イネーブル信号208をネゲートし(ステ
ップ502)、割り込み受信回路71bの受信受け付け
を停止させる。
【0054】また、割り込み要求201は、割り込み受
信回路71bでラッチされて、割り込み要求出力221
として割り込みプロセッサ選択回路85に入力される。
割り込みプロセッサ選択回路85内の割り込みエンコー
ダ851は、割り込み要求出力221を、その割り込み
要求の期待するレベル割り込みレベル222に変換す
る。この割り込み要求出力221は、各種デバイス5個
々に割り当てられた信号であって、これらの割り込み要
求の集合である。
【0055】このような割り込み要求出力221は、コ
ンパレータ852,853,854に与えられる。コン
パレータ852,853,854は、当該コンパレータ
852,853,854のイネーブル信号入力端子に入
力される信号ががローであるときに限り、割り込みエン
コーダ851からの割り込みレベル222と、それぞれ
のプロセッサ1,2,3からのマスクレベル信号23
1,232,233とを比較する。各コンパレータ85
2,853,854は、割り込みエンコーダ851から
の割り込みレベル222の方が、プロセッサ1,2,3
からのマスクレベル信号231,232,233より高
いならば、各コンパレータ852,853,854の結
果信号をハイにする。
【0056】また、コンパレータ852,853,85
4のイネーブル信号入力端子に入力される信号がハイの
ときは、各出力端子から出力される結果信号をハイにす
る。この結果信号223,224,225は、プロセッ
サ番号250を構成する。また、割り込みレベル222
は、割り込み出力回路74,75,76に対する割り込
み信号217,218,219として出力される。ま
た、割り込みプロセッサ選択回路85からのプロセッサ
番号250の示す割り込み割り込み出力回路74,7
5,76に対して割り込みイネーブル信号204,20
5,206の一つをアサートする(ステップ503)。
これにより、割り込み出力回路74,75,76は、割
り込み信号121,122,123の内の一つを選択さ
れたプロセッサ1,2,3に対して出力できる。
【0057】その後、制御回路78bは、プロセッサ
1,2,3の一つからの割り込みアクノリッジ信号のア
サートを待って(ステップ504;N)、アサートされ
ると(ステップ504;Y)、アサートされていた割り
込みイネーブル信号204,205,206の一つをネ
ゲートする(ステップ505)。これにより、割り込み
出力回路74,75,76の一つから割り込み信号12
1,122,123の一つが出力されなくなる。
【0058】その後、制御回路78bは、割り込み受信
イネーブル信号208をアサートして(ステップ30
0)、割り込み受信待ちの処理(ステップ501;N)
まで戻る。これにより、割り込み受信回路71bは、割
り込み要求201の受信待ちになる。
【0059】図9は、割り込みプロセッサ選択回路の第
2の構成例を示すブロック図である。図9では、図7に
示す割り込みプロセッサ選択回路を構成する要素と同一
のものには、同一の符号を付して説明を省略する。
【0060】図9に示す割り込みプロセッサ選択回路
は、図7に示す回路に対して、新たに比較順序決定部8
55を設け、かつコンパレータ852,853,854
の出力端子とイネーブル信号入力端子とを比較順序決定
部855に接続し、かつ比較順序決定部855からプロ
セッサ番号250を出力するようにしたものであり、他
の構成は図7に示す回路と同一である。この割り込みプ
ロセッサ選択回路85aの動作を説明する。割り込みエ
ンコーダ851は、各種デバイス5からの割り込み要求
201を、その割り込み要求の期待する割り込みレベル
222に変換する。この割り込み要求201は、各種デ
バイス5の個々に割り当てられた信号で、これらの割り
込み要求の集合を意味している。
【0061】各コンパレータ852,853,854
は、比較順序決定部855からイネーブル信号入力端子
に入力されている信号がローであるときに限り、比較が
できる。すなわち、各コンパレータ852,853,8
54は、入力端子に信号がローのものが入力されている
ときに、割り込みエンコーダ851からの割り込みレベ
ル222と、各プロセッサ1,2,3のマスクレベル信
号231,232,233とを比較する。この比較結果
が、割り込みエンコーダ851からの割り込みレベルの
方が高いならば、各コンパレータ852,853,85
4は、出力端子の結果信号をハイにする。また、コンパ
レータ852,853,854は、イネーブル信号入力
端子がハイのときは、結果信号をハイにする。
【0062】比較順序決定部855の内部には、外部か
ら設定可能なレジスタを備えていて、このレジスタの設
定によりコンパレータ852,853,854の比較順
序を決定する。以下では、比較順番が1番のコンパレー
タに対して「比1コンパレータ」と呼び、比1コンパレ
ータの対応するプロセッサを「比1プロセッサ」と呼
ぶ。同様に、比2コンパレータ、比2プロセッサ、比3
コンパレータ、比3プロセッサと呼ぶ。
【0063】いま仮に、比1コンパレータをコンパレー
タ852、比2コンパレータをコンパレータ853、比
3コンパレータをコンパレータ854とする。比1コン
パレータ852のイネーブル信号入力端子をローにし、
比1コンパレータ852の比較をさせる。その結果、比
1コンパレータ852からの結果信号がローであったな
らば、比2コンパレータ853のイネーブル信号入力端
子をローにする。これにより、比2コンパレータ853
の比較を行う。比2コンパレータ853からの結果信号
がローであったならば、比3コンパレータ854のイネ
ーブル信号入力端子をローにする。これにより、比3コ
ンパレータ854の比較を可能にする。
【0064】ここで、比1コンパレータ852の比較結
果信号がハイであったならば、比1プロセッサの番号を
プロセッサ番号250として出力し、また比1コンパレ
ータ852の比較結果信号がローであり、かつ比2コン
パレータ853の比較結果信号がハイであったならば、
比2プロセッサ2の番号をプロセッサ番号250として
出力し、比較順番1,2,3のコンパレータ852,8
53,854の結果信号がともにローであった場合、比
3プロセッサ3の番号をプロセッサ番号250として出
力する。
【0065】図10は、割り込みプロセッサ選択回路の
第3の構成例を示すブロック図である。図10では、図
7及び図9に示す割り込みプロセッサ選択回路を構成す
る要素と同一のものには、同一の符号を付して説明を省
略する。図10に示す割り込みプロセッサ選択回路85
cは、図7に示す回路に対して、新たにレジスタ856
を設け、このレジスタ856により割り込み要求出力2
21から第二イネーブル信号238,239,240を
形成し、各コンパレータ852,853,854に供給
できるようにした点にあり、第一イネーブル信号につい
ては図7と同一であり、他の構成には変更がない。
【0066】このように構成された割り込みプロセッサ
選択回路の動作を説明する。割り込みエンコーダ851
は、各種デバイス5からの割り込み要求出力221を、
その割り込み要求の期待する割り込みレベル222に変
換する。割り込み要求出力221は、各種デバイス5の
個々に割り当てられた信号で、これらの割り込み要求の
集合を示している。
【0067】コンパレータ852,853,854は、
それぞれ第一イネーブル信号と、第二イネーブル信号2
38,239,240が共にローであるときに限り、割
り込みエンコーダ851からの割り込みレベル222
と、それぞれのプロセッサ1,2,3からのマスクレベ
ル信号231,232,233を比較する。ここで、各
コンパレータ852,853,854は、割り込みエン
コーダ851からの割り込みレベル222の方がプロセ
ッサ1,2,3からのマスクレベル信号231,23
2,233より高いならば、それら比較結果信号をハイ
にする。また、第一イネーブル信号あるいは第二イネー
ブル信号238,239,240がハイのときは、コン
パレータ852,853,854の出力端子から出力さ
れる比較結果信号をハイにする。
【0068】コンパレータ852の結果信号は次段のコ
ンパレータ853の第一イネーブル信号となり、コンパ
レータ853の結果信号は次段のコンパレータ854の
第一イネーブル信号となる。また、コンパレータ85
2,853,854の各出力端子から出力される比較結
果信号は、プロセッサ番号250を構成する。なお、図
9に示すコンパレータ852の第一イネーブル信号はグ
ランドに接続されていて、常にローとなっている。
【0069】また、レジスタ856の内部には、外部か
ら設定可能なレジスタが設けられており、受け付け可能
な割り込み要求を設定できる。割り込み要求出力221
が出力されたならば、レジスタ856の内部レジスタに
設定された各プロセッサ1,2,3の受け付け可能な割
り込み要求と、前記要求信号を比較し、該割り込み要求
を受け付け可能であるプロセッサ1,2,3に対応する
コンパレータ852,853,854にそれぞれ第二イ
ネーブル信号238,239,240を与える。
【0070】図11は、割り込みプロセッサ選択回路の
第4の構成例を示すブロック図である。図11では、図
7、図9及び図10に示す割り込みプロセッサ選択回路
を構成する要素と同一のものには、同一の符号を付して
説明を省略する。図11に示す割り込みプロセッサ選択
回路85dは、図9に示す回路と、図10に示す回路と
を組み合わせた状態のものであり、レジスタ856に割
り込みレベル222を入力し、かつレジスタ856から
の出力信号238,239,240を比較順序決定部8
55に入力し、かつコンパレータ852,853,85
4の入力端子、出力端子を比較順序決定部855に接続
したものであり、他の構成は図9及び図10のものと変
更がない。
【0071】このように構成された割り込みプロセッサ
選択回路の第4の構成例の動作を説明する。割り込みエ
ンコーダ851は、割り込み要求201を、その割り込
み要求の期待する割り込みレベル222に変換する。各
コンパレータ852,853,854は、イネーブル信
号入力端子がローであるときに限り、割り込みエンコー
ダ851からの割り込みレベル222と、それぞれのプ
ロセッサ1,2,3のマスクレベル信号231,23
2,233とを比較する。各コンパレータ852,85
3,854は、割り込みエンコーダ851からの割り込
みレベルの方がマスクレベル信号231,232,23
3より高いならば、それら比較結果信号をハイにする。
また、コンパレータ852,853,854のイネーブ
ル信号入力端子に入力される信号227,228,22
9がハイのときは、コンパレータ852,853,85
4の比較結果信号はハイとなる。
【0072】コンパレータ852の比較結果信号は次の
段のコンパレータ853のイネーブル信号入力端子に入
力され、かつコンパレータ853の比較結果信号は次の
段のコンパレータ854のイネーブル信号入力端子に入
力される。また、各コンパレータ852,853,85
4の出力端子から出力される信号は、プロセッサ番号2
50を構成する。
【0073】また、レジスタ856の内部には、外部か
ら設定可能なレジスタを設けてあり、各プロセッサ1,
2,3の受け付け可能な割り込み要求を設定できる。割
り込み要求出力221が出力されたならば、内部レジス
タに設定された各プロセッサの受け付け可能な割り込み
要求と、この要求信号とを比較し、比較順序決定部85
5に対して、該割り込み要求を受け付け可能であるプロ
セッサ1,2,3に対応する信号238,239,24
0を出力する。
【0074】比較順序決定部855の内部には、外部か
ら設定可能なレジスタを備えており、レジスタ856か
らの信号238,239,240の一つが出力されてい
るコンパレータ852,853,854のみを対象とし
て、該レジスタの設定によりコンパレータ852,85
3,854の比較順序を決定する。以下では、比較順番
が1番のコンパレータに対して「比1コンパレータ」と
呼び、比1コンパレータの対応するプロセッサを「比1
プロセッサ」と呼ぶ。同様に、比2コンパレータ、比2
プロセッサ、比3コンパレータ、比3プロセッサと呼
ぶ。
【0075】いま仮に、比1コンパレータをコンパレー
タ852、比2コンパレータをコンパレータ853、比
3コンパレータをコンパレータ854とする。比1コン
パレータ852のイネーブル信号入力端子をローにし、
比1コンパレータ852の比較をさせる。その結果、比
1コンパレータ852からの結果信号がローであったな
らば、比2コンパレータ853のイネーブル信号入力端
子をローにする。これにより、比2コンパレータ853
の比較を行う。比2コンパレータ853からの結果信号
がローであったならば、比3コンパレータ854のイネ
ーブル信号入力端子をローにする。これにより、比3コ
ンパレータ854の比較を可能にする。
【0076】ここで、比1コンパレータ852の比較結
果信号がハイであったならば、比1プロセッサの番号を
プロセッサ番号250として出力し、また比1コンパレ
ータ852の比較結果信号がローであり、かつ比2コン
パレータ853の比較結果信号がハイであったならば、
比2プロセッサ2の番号をプロセッサ番号250として
出力し、比較順番1,2,3のコンパレータ852,8
53,854の結果信号がともにローであった場合、比
3プロセッサ3の番号をプロセッサ番号250として出
力する。
【0077】〔第四の実施例〕図12は、第四の実施例
を示すブロック図である。図12に示す第4の実施例
は、図6に示す第3の実施例に対して、新たに割り込み
マルチプレクサ73aと、タイマ割り込みプロセッサ番
号カウンタ72とを設け、割り込み受信回路71cの割
り込み要求出力221tを割り込みマルチプレクサ73
aに入力し、割り込みマルチプレクサ73aの出力信号
241,242,243を割り込みプロセッサ選択回路
85eに入力し、かつ制御回路78cのカウンタ更新信
号203をタイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ72
に与え、タイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ72の
出力信号246を制御回路78cに与え、かつ選択信号
202を割り込みマルチプレクサ73cに供給できるよ
うにし、しかも割り込み受信回路71cの割り込み要求
出力221fを割り込みプロセッサ選択回路85dに供
給できるようにしたたものであり、他の構成は図6の第
三の実施例と全く同様であって変更がない。
【0078】図13は、上記第四の実施例で使用する割
り込みプロセッサ選択回路の具体的構成例を示すブロッ
ク図である。図13に示す割り込みプロセッサ選択回路
85eは、図11に示す回路に対して、セレクト回路8
57,858,859を付加したものであり、他の構成
は図11のものと同一である。したがって、同一符号を
付して構成の説明を省略する。すなわち、割り込みプロ
セッサ選択回路85eは、割り込みエンコーダ851、
コンパレータ852,853,854と、比較順序決定
部855と、レジスタ856と、セレクト回路857,
858,859とから構成されている。
【0079】ここで、割り込み要求出力221fは、割
り込みエンコーダ851と、レジスタ856とに供給さ
れるようになっている。割り込みエンコーダ851は、
割り込み要求出力221fを割り込みレベル222に変
換する回路である。この割り込みエンコーダ851の出
力は、コンパレータ852,853,854及びセレク
ト回路857,858,859に供給されるようにして
ある。コンパレータ852,853,854には、プロ
セッサ1,2,3の割り込みマスクレベル信号101,
102,103がそれぞれ供給されるようになってい
る。また、これら割り込みマスクレベル信号101,1
02,103は、セレクト回路857,858,859
にもそれぞれ供給されるようにしてある。
【0080】レジスタ856は、比較順序決定部855
に接続されている。比較順序決定部855の出力信号2
27,228,229は、コンパレータ852,85
3,854に対してイネーブル信号として入力されるよ
うにしてある。コンパレータ852,853,854の
出力端子から出力される比較結果信号225,226,
227は、比較順序決定部855に入力されるようにし
てある。比較順序決定部855は、プロセッサ番号25
0を出力できるようになっている。また、セレクト回路
857,858,859は、割り込みマルチプレクサ7
3aからのタイマ割り込み要求241,242,243
と、割り込みエンコーダ851から出力された割り込み
レベル222との何れかを、割り込みレベル信号21
7,218,219として出力できるようになってい
る。
【0081】図14は、上記割り込みプロセッサ選択回
路において使用するセレクト回路の具体的構成例を示す
ブロック図である。各セレクト回路857,858,8
59は、同一構成であるので、セレクト回路857を代
表してその構成を説明することにする。このセレクと回
路857は、コンパレータ8571,8572と、セレ
クタ8573とからなる。コンパレータ8571は、タ
イマ割り込み要求241と、プロセッサ1の割り込みマ
スクレベル101とを比較できる回路である。コンパレ
ータ8572は、割り込みエンコーダ851から出力さ
れた割り込み要求レベル247と、タイマ割り込み要求
241とを比較する回路である。コンパレータ8571
の出力信号は、タイマ割り込みレベル241がプロセッ
サの割り込みマスクレベル101よりも高いことを示す
ステータス信号253aである。
【0082】コンパレータ8572の出力信号は、タイ
マ割り込みレベル241と、割り込みエンコーダ851
からの割り込みレベル222よりも高いことを示すステ
ータス信号253bである。セレクタ8573は、ステ
ータス信号253a,253bがともにアクティブであ
る場合、タイマ割り込みレベル241を出力信号217
とし出力し、共にアクティブでない場合割り込みエンコ
ーダ851からの割り込み要求レベル247を出力でき
る回路である。
【0083】このような構成の割り込みプロセッサ選択
回路の動作を説明する。上述したように構成された第二
の実施例の動作を図12,図13,図14を基に、図1
5のフローチャートを参照しながら説明する。上記制御
回路78cは、図15のフローチャートに沿って動作
し、割り込み受信回路71e、タイマ割り込みプロセッ
サ番号カウンタ72、割り込み出力回路74,75,7
6,77の動作を制御する。
【0084】<タイマ割り込みが保留されているとき>
まず、制御回路78cは、タイマ割り込みが保留されて
いるかどうかを調べ(ステップ600)、保留されてい
るならば(ステップ601;Y)、タイマ割り込みプロ
セッサ番号カウンタ72からのプロセッサ番号246に
応じたセレクト回路857,858,859からのステ
ータス信号253,254,255を基に、タイマ割り
込み要求レベル214がプロセッサ1の割り込みマスク
レベル212より大きく、その他の割り込みマスクレベ
ルよりも大きいかどうかをチェックする(ステップ61
2)。制御回路78cは、このチェックで双方が大きい
と判断したときには(ステップ612;Y)、割り込み
受信イネーブル信号208をネゲートし(ステップ61
3)、割り込み受信回路71eの受け付けを停止させ
て、ステップ608に進む。
【0085】このルート(ステップ612;Y→ステッ
プ613;N)を通過してきたときには、プロセッサ1
に対する割り込み出力回路74に対して割り込みイネー
ブル信号204をアサートする(ステップ608)。こ
れにより、割り込み出力回路74から割り込み信号12
1が出力される。制御回路78cは、プロセッサ1から
の割り込みアクノリッジ信号105を待ち(ステップ6
09;N)、プロセッサ1が割り込み信号121を受け
付けたなら(ステップ609;Y)、ステップ608で
アサートした割り込みイネーブル信号204をネゲート
する(ステップ610)。これにより、タイマ割り込み
の処理が終了したので、制御回路78cは、再び割り込
み受信イネーブル信号208をアサートして(ステップ
611)、割り込み受信回路71eが割り込み要求20
1を受け付けられるようにしてステップ601に戻る。
【0086】<タイマ割り込みが入力されたとき>ま
た、制御回路78cは、タイマ割り込み要求レベル21
4がプロセッサ1の割り込みマスクレベル212より大
きく、かつその他の割り込みマスクレベルよりも大きい
かどうかのチェックで双方が小さいと判断したときには
(ステップ612;N)、あるいはタイマ割り込みが保
留されていないとき(ステップ601;N)、割り込み
を受信したかどうかをチェックし(ステップ602)、
割り込みを受信したならば(ステップ602;Y)、ス
テップ603に進む。また、割り込みを受信しないとき
には(ステップ602;N)、再びステップ601に戻
る。
【0087】このような割り込み待ちの状態において
は、割り込み受信イネーブル信号208がアサートされ
ているので、割り込み受信回路71eは、各種デバイス
5から割り込み要求201が入力されたならば、その割
り込み要求201をラッチする。制御回路78cは、割
り込み受信回路71eが割り込み要求201を受け付け
たところで((ステップ604;Y)、割り込み受信イ
ネーブル信号208をネゲートする(ステップ60
3)。これにより、割り込み受信回路71eは、次の割
り込み要求201を受信できない状態になる。ここで、
割り込み受信回路71eは、ラッチした割り込み要求2
01がタイマ割り込み要求113であるので、当該タイ
マ割り込み要求113(割り込み要求出力221t)を
割り込みマルチプレクサ73に与える。ここで、割り込
みマルチプレクサ73は、選択信号202によって指定
された出力信号241,242,243を出力する。
【0088】制御回路78cは、割り込み受信イネーブ
ル信号208をネゲートした後において(ステップ60
3)、割り込みが、タイマ割り込みであるかどうかをチ
ェックしている(ステップ604)。ここで、タイマ割
り込みであると制御回路78cで判断したときには(ス
テップ604;Y)、制御回路78cはカウンタ更新信
号203を出力する(ステップ605)。これにより、
タイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ72は、本情報
処理装置の立ち上げ時に“0”に初期化された以後、制
御回路78cのカウンタ更新信号203により、その値
を増加させる。
【0089】また、タイマ割り込みプロセッサ番号カウ
ンタ72からのカウント値(選択信号202)は、割り
込みマルチプレクサ73に与えられる。このように制御
回路78cは、カウンタ更新信号203を出した後(ス
テップ605)、割り込みプロセッサ選択回路85dの
内部のセレクト回路857,858,859のステータ
ス信号253,254,255により、タイマ割り込み
レベルの方がプロセッサ1のマスクレベルより高いかど
うかをチェックし(ステップ607)、高ければ(ステ
ップ607;Y)、同様にステップ608に進み、高く
なければ(ステップ607;N)、ステップ611に進
む。
【0090】ここで、タイマ割り込みレベルの方がプロ
セッサ1のマスクレベルより低い場合は(ステップ60
7;N)、制御回路78cは、割り込み受信イネーブル
信号208をアサートして割り込み受信回路71eによ
る割り込み要求201の受け付けを可能にする。
【0091】しかし、タイマ割り込みレベルの方がプロ
セッサ1のマスクレベルより高い場合は(ステップ60
7;Y)、制御回路78cは、タイマ割り込みプロセッ
サ番号カウンタ72の示すプロセッサ2,3に対して割
り込みを出力する割り込み出力回路75,76に対し
て、割り込みイネーブル信号205,206をアサート
し(ステップ608)、ステップ609に進む。これに
より、出力回路75,76の一つから割り込み信号12
2,123の一つが出力される。また、制御回路78c
は、割り込みを出力したプロセッサ2,3のうちの一つ
からの割り込みアクノリッジ信号を待ち(ステップ60
9;N)、割り込み信号122,123の一つが受け付
けたなら(ステップ609;Y)、ステップ608でア
サートした割り込みイネーブル信号205,206をネ
ゲートし(ステップ610)、再び割り込み受信イネー
ブル信号208をアサートして(ステップ611)、ス
テップ601に戻る。これにより、割り込み受信回路7
1eは、割り込み要求201を受け付けられるようにな
る。
【0092】<タイマ割り込みでない場合>また、制御
回路78cは、タイマ割り込みでないとき(ステップ6
04;N)、前記割り込みプロセッサ選択回路85dの
示すプロセッサに関するステータス222,223,2
24に示すプロセッサに対応するセレクト回路857,
858,859からのステータス信号253,254,
255を基に、保持されているタイマレベルが、新たに
受け付けられたその他の割り込よりも高いかチェックし
ている(ステップ614)。
【0093】この比較結果がタイマレベルの方が高いと
きには(ステップ614;Y)、前記制御回路78c
は、タイマプロセッサ1に対して割り込みを出力する割
り込み出力回路74に対して割り込みイネーブル信号2
04をアサートする(ステップ615)。ついで、制御
回路78cは、プロセッサ1からの割り込みアクノリッ
ジ信号105を待ち(ステップ616;N)、割り込み
アクノリッジ信号105を受け付けたならば(ステップ
616;Y)、アサートされている割り込みイネーブル
信号204をネゲートして(ステップ617)、ステッ
プ608に進む。
【0094】これにより、割り込み出力回路74からの
割り込み信号121がプロセッサ1に受け付けられるこ
とになる。とりあえず、タイマ割り込みをプロセッサ1
に受け付けさせることができる。上述した処理を終了し
た後、あるいはタイマよりその他の割り込みが大きいと
き(ステップ714;N)、制御回路78cは、タイマ
割り込みプロセッサ番号カウンタ72の示すプロセッサ
2,3に対して割り込みを出力する割り込み出力回路7
5,76に対して、割り込みイネーブル信号205,2
06をアサートし(ステップ608)、ステップ609
に進む。これにより、割り込み出力回路74または出力
回路75,76の一つから割り込み信号121,12
2,123の一つが出力される。
【0095】また、制御回路78cは、割り込みを出力
したプロセッサ2,3のうちの一つからの割り込みアク
ノリッジ信号を待ち(ステップ609;N)、割り込み
信号122,123の一つが受け付けたなら(ステップ
609;Y)、ステップ608でアサートした割り込み
イネーブル信号205,206をネゲートし(ステップ
610)、再び割り込み受信イネーブル信号208をア
サートして(ステップ611)、ステップ601に戻
る。これにより、割り込み受信回路71eは、割り込み
要求201を受け付けられるようになる。
【0096】ここで、割り込みプロセッサ選択回路85
の動作を説明しておく。割り込みエンコーダ851は、
割り込み要求201を、その割り込み要求の期待する割
り込みレベル222に変換する。各コンパレータ85
2,853,854は、イネーブル信号入力端子がロー
であるときに限り、割り込みエンコーダ851からの割
り込みレベル222と、それぞれのプロセッサ1,2,
3のマスクレベル信号231,232,233とを比較
する。各コンパレータ852,853,854は、割り
込みエンコーダ851からの割り込みレベルの方がマス
クレベル信号231,232,233より高いならば、
それら比較結果信号をハイにする。
【0097】また、コンパレータ852,853,85
4のイネーブル信号入力端子に入力される信号227,
228,229がハイのときは、コンパレータ852,
853,854の比較結果信号はハイとなる。コンパレ
ータ852の比較結果信号は次の段のコンパレータ85
3のイネーブル信号入力端子に入力され、かつコンパレ
ータ853の比較結果信号は次の段のコンパレータ85
4のイネーブル信号入力端子に入力される。また、各コ
ンパレータ852,853,854の出力端子から出力
される信号は、プロセッサ番号250を構成する。
【0098】また、レジスタ856の内部には、外部か
ら設定可能なレジスタを設けてあり、各プロセッサ1,
2,3の受け付け可能な割り込み要求を設定できる。割
り込み要求出力221が出力されたならば、内部レジス
タに設定された各プロセッサの受け付け可能な割り込み
要求と、この要求信号とを比較し、比較順序決定部85
5に対して、該割り込み要求を受け付け可能であるプロ
セッサ1,2,3に対応する信号238,239,24
0を出力する。
【0099】比較順序決定部855の内部には、外部か
ら設定可能なレジスタを備えており、レジスタ856か
らの信号238,239,240の一つが出力されてい
るコンパレータ852,853,854のみを対象とし
て、該レジスタの設定によりコンパレータ852,85
3,854の比較順序を決定する。以下では、比較順番
が1番のコンパレータに対して「比1コンパレータ」と
呼び、比1コンパレータの対応するプロセッサを「比1
プロセッサ」と呼ぶ。同様に、比2コンパレータ、比2
プロセッサ、比3コンパレータ、比3プロセッサと呼
ぶ。
【0100】いま仮に、比1コンパレータをコンパレー
タ852、比2コンパレータをコンパレータ853、比
3コンパレータをコンパレータ854とする。比1コン
パレータ852のイネーブル信号入力端子をローにし、
比1コンパレータ852の比較をさせる。その結果、比
1コンパレータ852からの結果信号がローであったな
らば、比2コンパレータ853のイネーブル信号入力端
子をローにする。これにより、比2コンパレータ853
の比較を行う。比2コンパレータ853からの結果信号
がローであったならば、比3コンパレータ854のイネ
ーブル信号入力端子をローにする。これにより比3コン
パレータ854の比較を可能にする。
【0101】ここで、比1コンパレータ852の比較結
果信号がハイであったならば、比1プロセッサの番号を
プロセッサ番号250として出力し、また比1コンパレ
ータ852の比較結果信号がローであり、かつ比2コン
パレータ853の比較結果信号がハイであったならば、
比2プロセッサ2の番号をプロセッサ番号250として
出力し、比較順番1,2,3のコンパレータ852,8
53,854の結果信号がともにローであった場合、比
3プロセッサ3の番号をプロセッサ番号250として出
力する。
【0102】このようにしてセレクト回路857,85
8,859に入力された信号241,242,243
と、信号247,248,249と、割り込みマスクレ
ベル信号101,102,103とにより、割り込みレ
ベル信号217,218,219が出力される。ここ
で、セレクト回路857の動作を説明すると、コンパレ
ータ8571は、タイマ割り込み要求241と、プロセ
ッサ1の割り込みマスクレベル101とを比較する。ま
たコンパレータ8572は、割り込みエンコーダ851
から出力された割り込み要求レベル247と、タイマ割
り込み要求241とを比較する。コンパレータ8571
から出力されるステータス信号253aは、タイマ割り
込みレベル241がプロセッサの割り込みマスクレベル
101よりも高いことを示している。
【0103】コンパレータ8572から出力されるステ
ータス信号253bは、タイマ割り込みレベル241
が、割り込みエンコーダ851からの割り込みレベル2
22よりも高いことを示している。セレクタ8573
は、ステータス信号253a,253bがともにアクテ
ィブである場合、タイマ割り込みレベル241を出力信
号217として出力し、共にアクティブでない場合割り
込みエンコーダ851からの割り込み要求レベル247
を出力する。
【0104】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、タイマを含ん
だ諸周辺装置からの割り込み要求を割り込み可能なプロ
セッサに対して出力することができるので、割り込み待
ちが抑えられ、各種の割り込みを円滑迅速に処理するこ
とができると共に、タイマ回路が一つしか必要なくなる
ので、タイマの設定が非常に容易になり、またタイマ割
り込みによるタスクスイッチにおいてバスアクセスの衝
突が起きにくくなり、バスアクセスの衝突による処理能
力の低下を抑えることができる。上記請求項2記載の発
明では、複数のプロセッサに対し、タイマ回路を含む各
種周辺装置からの割り込みについて、割り込み制御回路
が、プロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセ
ッサの割り込みタスクレベルを調べ、この調べた結果よ
り前記タイマ回路から受け付けた割り込み要求をどのプ
ロセッサに出力するかを決定し、また、該プロセッサが
タイマ回路からの割り込みを受け付けられるようになる
まで該割り込み要求を保留する一方、該プロセッサに対
してタイマ割り込みより優先度の高い割り込み要求があ
った場合に、その割り込みを優先して出力するようにし
ているので、割り込み待ちが抑えられ、各種の割り込み
を円滑迅速に処理することができ、かつタイマ回路が一
つでよくなって部品点数が減少させることができる。ま
た、タイマ割り込みによるタスクスイッチなどにおいて
バスのアクセスが衝突しないので、ソフトウエア設計が
容易になる。
【0105】上記請求項3記載の発明では、複数のプロ
セッサに対し、タイマ回路を含む各種周辺装置からの割
り込みについて、割り込み制御回路は、各プロセッサか
らの割り込みマスク信号より各プロセッサの割り込みマ
スクレベルを調べるとともに、割り込みレベルのチェッ
ク順序にしたがって受け付けた割り込み要求信号のレベ
ルと各プロセッサの割り込みマスクレベルを比較し、該
割り込みをどのプロセッサに出力するかを決定し、その
割り込みをプロセッサに出力しているので、各種の割り
込みを円滑迅速に処理することがでる。また、タイマ回
路が一つしか必要でなくなるため、タイマの設定が非常
に容易になり、またタイマ割り込みによるタスクスイッ
チにおいてバスアクセスの衝突が起きにくくなり、バス
アクセスの衝突による処理能力の低下を抑えることがで
きる。請求項4記載の割り込み制御回路によれば、割り
込みレベルのチェック順序を設定して保持し、割り込み
レベルチェック順序の変更を可能にしているので、優先
度の度合いに応じて割り込み処理を実行することができ
る。上記請求項5の割り込み制御回路によれば、各プロ
セッサの受け付け可能な割り込みレベルを設定し保持
し、受け付けた割り込み要求及びこの保持された値を比
較して割り込み可能プロセッサを決定し、かつこの割り
込み可能プロセッサに対してのみ割り込みマスクレベル
のチェックを行い、該割り込みをどのプロセッサに出力
するかを決定しているので、割り込みの迅速なる処理が
実行することができる。
【0106】請求項6記載の発明では、割り込み制御回
路は、プロセッサからの割り込みマスク信号より各プロ
セッサの割り込みマスクレベルを調べ、前回のタイマ回
路からの割り込み要求がどのプロセッサに対して割り込
んだかを保持し、タイマ回路から受け付けた割り込み要
求をどのプロセッサに出力するかを決定し、前記プロセ
ッサがタイマ回路からの割り込みを受け付けられるよう
になるまで前記割り込み要求を保留し、前記プロセッサ
に対してタイマ割り込みより優先度の高い割り込み要求
があった場合に、当該割り込みを優先して出力している
ので、割り込み待ちが抑えられ、各種の割り込みを円滑
迅速に処理することができる。また、タイマ回路が一つ
しか必要でなくなるので、タイマの設定が容易で、また
タイマ割り込みによるタスクスイッチにおいてバスアク
セスの衝突が起きにく、バスアクセスの衝突による処理
能力の低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る割り込み制御回路を備えた情報処
理装置を示すブロック図である。
【図2】同割り込み制御回路の第一の実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】同第一の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】同第二の実施例を示すブロック図である。
【図5】同第二の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】同第三の実施例を示すブロック図である。
【図7】同第三の実施例で使用する割り込みプロセッサ
選択回路の第1の構成例を示すブロック図である。
【図8】同割り込みプロセッサ選択回路の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】同割り込みプロセッサ選択回路の第2の構成例
を示すブロック図である。
【図10】同割り込みプロセッサ選択回路の第3の構成
例を示すブロック図である。
【図11】同割り込みプロセッサ選択回路の第4の構成
例を示すブロック図である。
【図12】同第四の実施例を示すブロック図である。
【図13】同第四の実施例で使用する割り込みプロセッ
サ選択回路の構成例を示すブロック図である。
【図14】同第四の実施例で使用する割り込みプロセッ
サ選択回路内のセレクト回路の構成例を示すブロック図
である。
【図15】同第四の実施例の動作を説明するために示す
フローチャートである。
【図16】従来の情報処理装置の割り込み処理回路を示
すブロック図である。
【図17】従来の情報処理装置の動作を説明するための
フローチャートてある。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 プロセッサ 3 プロセッサ 4 プロセッサ 5 主記憶装置 6 周辺装置 7 割り込み制御回路 51 外部記憶装置 52 ネットワーク 53 タイマ回路 54 その他のデバイス 71,71a,71b,71c 割り込み受信回路 72 タイマ割り込みプロセッサ番号カウンタ 73,73a 割り込みマルチプレクサ 74,75,76,77 割り込み出力回路 78,78a,78b,78c 制御回路 80 割り込みエンコーダ 81 割り込みマスクレベル受信回路 82,83 コンパレータ 84 セレクタ 85 割り込みプロセッサ選択回路 86,87,88,89 割り込みマスク信号受信回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチタスク機能を実現する複数のプロ
    セッサと、タイマ回路を含む各種周辺装置からの割り込
    みを制御する割り込み制御回路とを備えた情報処理装置
    であって、 前記割り込み制御回路は、 前回のタイマ割り込みがどのプロセッサに対して割り込
    んだかを保持する手段と、 前記保持する手段からの情報を基に、タイマ回路から受
    け付けた割り込み要求をどのプロセッサに出力するかを
    決定する手段と、 前記決定する手段からの割り込みをプロセッサに出力す
    る手段とを具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 マルチタスク機能を実現する複数のプロ
    セッサと、タイマ回路を含む各種周辺装置からの割り込
    みを制御する割り込み制御回路とを備えた情報処理装置
    であって、 前記割り込み制御回路は、 プロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセッサ
    の割り込みタスクレベルを調べる手段と、 前記タイマ回路から受け付けた割り込み要求をどのプロ
    セッサに出力するかを決定する手段と、 該プロセッサがタイマ回路からの割り込みを受け付けら
    れるようになるまで該割り込み要求を保留する手段と、 該プロセッサに対してタイマ割り込みより優先度の高い
    割り込み要求があった場合、その割り込みを優先して出
    力する手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 マルチタスク機能を実現する複数のプロ
    セッサと、タイマ回路を含む各種周辺装置からの割り込
    みを制御する割り込み制御回路とを備えた情報処理装置
    であって、 前記割り込み制御回路は、 各プロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセッ
    サの割り込みマスクレベルを調べる手段と、 割り込みレベルのチェック順序にしたがって受け付けた
    割り込み要求信号のレベルと各プロセッサの割り込みマ
    スクレベルを比較し、該割り込みをどのプロセッサに出
    力するかを決定する手段と、 その割り込みをプロセッサに出力する手段とを備えたこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記割り込み制御回路は、 割り込みレベルチェック順序の変更を可能にするため
    に、割り込みレベルのチェック順序を設定して保持する
    手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記割り込み制御回路は、 各プロセッサの受け付け可能な割り込みレベルを設定し
    保持する手段と、 受け付けた割り込み要求及びこの保持された値を比較し
    て割り込み可能プロセッサを決定する手段と、 この割り込み可能プロセッサに対してのみ割り込みマス
    クレベルのチェックを行い、該割り込みをどのプロセッ
    サに出力するかを決定する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項3または4記載の情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】 マルチタスク機能を実現する複数のプロ
    セッサと、タイマ回路を含む各種周辺装置からの割り込
    みを制御する割り込み制御回路とを備えた情報処理装置
    であって、 前記割り込み制御回路は、 プロセッサからの割り込みマスク信号より各プロセッサ
    の割り込みマスクレベルを調べる手段と、 前回のタイマ回路からの割り込み要求がどのプロセッサ
    に対して割り込んだかを保持する手段と、 タイマ回路から受け付けた割り込み要求をどのプロセッ
    サに出力するかを決定する手段と、 前記プロセッサがタイマ回路からの割り込みを受け付け
    られるようになるまで前記割り込み要求を保留するする
    手段と、 前記プロセッサに対してタイマ割り込みより優先度の高
    い割り込み要求があった場合に、当該割り込みを優先し
    て出力する手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
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JP18702793A Pending JPH0721116A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 情報処理装置

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JP (1) JPH0721116A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005502970A (ja) * 2001-09-13 2005-01-27 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング バスシステムの加入者におけるプログラム中断を発生させる方法,その装置及びバスシステム

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JP2005502970A (ja) * 2001-09-13 2005-01-27 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング バスシステムの加入者におけるプログラム中断を発生させる方法,その装置及びバスシステム

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