JPH0721001A - ディジタル処理システム - Google Patents
ディジタル処理システムInfo
- Publication number
- JPH0721001A JPH0721001A JP5192069A JP19206993A JPH0721001A JP H0721001 A JPH0721001 A JP H0721001A JP 5192069 A JP5192069 A JP 5192069A JP 19206993 A JP19206993 A JP 19206993A JP H0721001 A JPH0721001 A JP H0721001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- menu
- item
- mouse
- selection
- workstation
- Prior art date
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユーザインタフェースシステムの操作性を高
め、ポップアップメニュー方式を採るワークステーショ
ン等のメニュー選択動作を効率化する。 【構成】 ポップアップメニュー方式を採るワークステ
ーション等において、アイテム選択用メニューを、マウ
スカーソル+がメニュー表示当初におけるマウスの位置
に対応しかつ過去の選択状況からみて次に選択される可
能性が最も高いアイテムcを指定する位置となるべくウ
ィンドウ表示する。これにより、マウスを移動させるこ
となく、メニュー中の次に選択される可能性が最も高い
アイテムつまり過去において頻繁に選択されているアイ
テムcを選択できる。
め、ポップアップメニュー方式を採るワークステーショ
ン等のメニュー選択動作を効率化する。 【構成】 ポップアップメニュー方式を採るワークステ
ーション等において、アイテム選択用メニューを、マウ
スカーソル+がメニュー表示当初におけるマウスの位置
に対応しかつ過去の選択状況からみて次に選択される可
能性が最も高いアイテムcを指定する位置となるべくウ
ィンドウ表示する。これにより、マウスを移動させるこ
となく、メニュー中の次に選択される可能性が最も高い
アイテムつまり過去において頻繁に選択されているアイ
テムcを選択できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル処理シス
テムに関するもので、例えば、ポップアップメニュー方
式を採るワークステーションならびにそのメニュー選択
方式に利用して特に有効な技術に関するものである。
テムに関するもので、例えば、ポップアップメニュー方
式を採るワークステーションならびにそのメニュー選択
方式に利用して特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人間とワークステーション等のディジタ
ル処理システムとの間のいわゆるマンマシンインタフェ
ースをCRT(Cathode Ray Tube)デ
ィスプレイやマウス等を用いて効率化するGUI(Gr
aphical User Interface)シス
テムがある。また、このようなユーザインタフェースシ
ステムにおいて、アイテム選択用メニューを表示画面の
マウスの現在位置に対応する任意の位置にウィンドウ表
示するポップアップメニュー方式がある。
ル処理システムとの間のいわゆるマンマシンインタフェ
ースをCRT(Cathode Ray Tube)デ
ィスプレイやマウス等を用いて効率化するGUI(Gr
aphical User Interface)シス
テムがある。また、このようなユーザインタフェースシ
ステムにおいて、アイテム選択用メニューを表示画面の
マウスの現在位置に対応する任意の位置にウィンドウ表
示するポップアップメニュー方式がある。
【0003】GUIシステム及びポップアップメニュー
方式については、例えば、19年 月 日、株式会社
日立製作所発行の『』第 頁〜第 頁に記載されて
いる。
方式については、例えば、19年 月 日、株式会社
日立製作所発行の『』第 頁〜第 頁に記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に記載されるよう
な従来のポップアップメニュー方式において、メニュー
自体はマウスの現在位置に対応する位置にウィンドウ表
示されるが、マウスの現在位置を示すマウスカーソル
は、図5に例示されるように、過去の選択状況にかかわ
らず例えば常にメニュー中の先頭アイテムaを指定する
位置に表示される。このため、先頭アイテムa以外のア
イテムが頻繁に選択される場合、アイテム選択のたびに
マウスを移動せざるを得ず、このことがユーザインタフ
ェースシステムとしての操作性を低下させ、ユーザに不
便を感じさせる結果となる。
な従来のポップアップメニュー方式において、メニュー
自体はマウスの現在位置に対応する位置にウィンドウ表
示されるが、マウスの現在位置を示すマウスカーソル
は、図5に例示されるように、過去の選択状況にかかわ
らず例えば常にメニュー中の先頭アイテムaを指定する
位置に表示される。このため、先頭アイテムa以外のア
イテムが頻繁に選択される場合、アイテム選択のたびに
マウスを移動せざるを得ず、このことがユーザインタフ
ェースシステムとしての操作性を低下させ、ユーザに不
便を感じさせる結果となる。
【0005】この発明の目的は、GUIシステム等のユ
ーザインタフェースシステムの操作性を高め、ポップア
ップメニュー方式を採るワークステーション等における
メニュー選択動作の効率化を図ることにある。
ーザインタフェースシステムの操作性を高め、ポップア
ップメニュー方式を採るワークステーション等における
メニュー選択動作の効率化を図ることにある。
【0006】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、ポップアップメニュー方式を
採るワークステーション等において、アイテム選択用の
メニューを、カーソルがメニュー表示当初におけるマウ
スの位置に対応しかつ過去の選択状況からみて次に選択
される可能性が最も高いアイテムを指定する位置となる
べくウィンドウ表示する。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、ポップアップメニュー方式を
採るワークステーション等において、アイテム選択用の
メニューを、カーソルがメニュー表示当初におけるマウ
スの位置に対応しかつ過去の選択状況からみて次に選択
される可能性が最も高いアイテムを指定する位置となる
べくウィンドウ表示する。
【0008】
【作用】上記手段によれば、マウスを移動させることな
く、メニュー中の次に選択される可能性が最も高いアイ
テムつまりは過去において頻繁に選択されているアイテ
ムを選択することができる。その結果、GUIシステム
等のユーザインタフェースシステムの操作性を高め、ポ
ップアップメニュー方式を採るワークステーション等に
おけるメニュー選択動作を効率化することができる。
く、メニュー中の次に選択される可能性が最も高いアイ
テムつまりは過去において頻繁に選択されているアイテ
ムを選択することができる。その結果、GUIシステム
等のユーザインタフェースシステムの操作性を高め、ポ
ップアップメニュー方式を採るワークステーション等に
おけるメニュー選択動作を効率化することができる。
【0009】
【実施例】図1には、この発明が適用されたワークステ
ーション(ディジタル処理システム)の一実施例の接続
図が示されている。同図により、まずこの実施例のワー
クステーションの概要について説明する。なお、この実
施例のワークステーションは、CRTディスプレイ及び
マウス等によるいわゆるGUIシステムを採り、アイテ
ム選択用のメニューを表示画面のマウスの現在位置に対
応する任意の位置にウィンドウ表示するいわゆるポップ
アップメニュー方式を採る。
ーション(ディジタル処理システム)の一実施例の接続
図が示されている。同図により、まずこの実施例のワー
クステーションの概要について説明する。なお、この実
施例のワークステーションは、CRTディスプレイ及び
マウス等によるいわゆるGUIシステムを採り、アイテ
ム選択用のメニューを表示画面のマウスの現在位置に対
応する任意の位置にウィンドウ表示するいわゆるポップ
アップメニュー方式を採る。
【0010】図1において、この実施例のワークステー
ションは、特に制限されないが、ストアドプログラム方
式のマイクロプロセッサMPUをその基本構成とする。
このマイクロプロセッサMPUには、システムバスS−
BUSを介して、マウスコントローラMC,リードオン
リーメモリROM,ランダムアクセスメモリRAM及び
ディスプレイコントローラCRTCが結合される。
ションは、特に制限されないが、ストアドプログラム方
式のマイクロプロセッサMPUをその基本構成とする。
このマイクロプロセッサMPUには、システムバスS−
BUSを介して、マウスコントローラMC,リードオン
リーメモリROM,ランダムアクセスメモリRAM及び
ディスプレイコントローラCRTCが結合される。
【0011】ここで、マウスコントローラMCは、所定
の信号線を介してマウスMに結合され、マウスMとマイ
クロプロセッサMPUとの間の信号授受を制御する。ま
た、リードオンリーメモリROMは、マイクロプロセッ
サMPUの動作に必要な制御プログラムや固定データを
記憶し、ランダムアクセスメモリRAMは、マイクロプ
ロセッサMPUによって処理される演算データや画像デ
ータ等を一時的に格納する。さらに、ディスプレイコン
トローラCRTCは、CRTディスプレイCDPの表示
画面に対応する画像データ等を保持し、画像信号に変換
してCRTディスプレイCDPに供給する。
の信号線を介してマウスMに結合され、マウスMとマイ
クロプロセッサMPUとの間の信号授受を制御する。ま
た、リードオンリーメモリROMは、マイクロプロセッ
サMPUの動作に必要な制御プログラムや固定データを
記憶し、ランダムアクセスメモリRAMは、マイクロプ
ロセッサMPUによって処理される演算データや画像デ
ータ等を一時的に格納する。さらに、ディスプレイコン
トローラCRTCは、CRTディスプレイCDPの表示
画面に対応する画像データ等を保持し、画像信号に変換
してCRTディスプレイCDPに供給する。
【0012】この実施例において、マウスMには、特に
制限されないが、2個のクリックボタンが設けられる。
このうち、左側のクリックボタンは、例えば表示画面に
アイテム選択用のメニューを呼び出すために使用され、
右側のクリックボタンは、表示されたメニューに含まれ
る複数のアイテムからマウスカーソルによって指定され
るアイテムを択一的に選択するために使用される。
制限されないが、2個のクリックボタンが設けられる。
このうち、左側のクリックボタンは、例えば表示画面に
アイテム選択用のメニューを呼び出すために使用され、
右側のクリックボタンは、表示されたメニューに含まれ
る複数のアイテムからマウスカーソルによって指定され
るアイテムを択一的に選択するために使用される。
【0013】図2には、図1のワークステーションにお
けるCRTディスプレイCDPのメニュー表示前画面の
一実施例の表示画面図が示され、図3には、そのメニュ
ー表示中画面の一実施例の表示画面図が示されている。
また、図4には、図1のワークステーションによる選択
候補アイテム選定方法を説明するための一実施例の概念
図が示されている。これらの図をもとに、この実施例の
ワークステーションによるメニュー選択方式の概要とそ
の特徴について説明する。なお、図2及び図3の表示画
面図において、マウスMの現在位置を示すマウスカーソ
ルは、特に制限されないが、+印をもって表される。
けるCRTディスプレイCDPのメニュー表示前画面の
一実施例の表示画面図が示され、図3には、そのメニュ
ー表示中画面の一実施例の表示画面図が示されている。
また、図4には、図1のワークステーションによる選択
候補アイテム選定方法を説明するための一実施例の概念
図が示されている。これらの図をもとに、この実施例の
ワークステーションによるメニュー選択方式の概要とそ
の特徴について説明する。なお、図2及び図3の表示画
面図において、マウスMの現在位置を示すマウスカーソ
ルは、特に制限されないが、+印をもって表される。
【0014】図2において、CRTディスプレイCDP
のメニュー表示前画面には、ユーザにより作成されつつ
ある処理中データが表示される。この表示画面のマウス
Mの現在位置に対応する位置には、マウスカーソル+が
表示される。
のメニュー表示前画面には、ユーザにより作成されつつ
ある処理中データが表示される。この表示画面のマウス
Mの現在位置に対応する位置には、マウスカーソル+が
表示される。
【0015】ここで、ユーザによってマウスMの左側の
クリックボタンが押されると、ワークステーションで
は、対応する所定の制御信号がマウスコントローラMC
を介してマイクロプロセッサMPUに入力される。これ
により、マイクロプロセッサMPUは、メニュー表示処
理を開始し、表示画面のマウスカーソルを中心とする位
置に所定のメニューウィンドウを表示させる。
クリックボタンが押されると、ワークステーションで
は、対応する所定の制御信号がマウスコントローラMC
を介してマイクロプロセッサMPUに入力される。これ
により、マイクロプロセッサMPUは、メニュー表示処
理を開始し、表示画面のマウスカーソルを中心とする位
置に所定のメニューウィンドウを表示させる。
【0016】この実施例において、メニューウィンドウ
内に表示されるメニューには、図3に示されるように、
5個のアイテムa〜eが含まれる。これらのアイテム
は、ユーザによる最近の過去の5回の選択動作おいて、
図4に示されるような選択状況にある。すなわち、アイ
テムbは、5回前つまりn−5回目の選択動作において
選択され、アイテムeは、4回前つまりn−4回目の選
択動作において選択された経歴を持つ。また、アイテム
cは、3回前つまりn−3回目の選択動作から直前つま
りn−1回目の選択動作にかけて連続して選択された経
歴を持ち、アイテムa及びdは、過去5回の選択動作に
おいて選択されていない。
内に表示されるメニューには、図3に示されるように、
5個のアイテムa〜eが含まれる。これらのアイテム
は、ユーザによる最近の過去の5回の選択動作おいて、
図4に示されるような選択状況にある。すなわち、アイ
テムbは、5回前つまりn−5回目の選択動作において
選択され、アイテムeは、4回前つまりn−4回目の選
択動作において選択された経歴を持つ。また、アイテム
cは、3回前つまりn−3回目の選択動作から直前つま
りn−1回目の選択動作にかけて連続して選択された経
歴を持ち、アイテムa及びdは、過去5回の選択動作に
おいて選択されていない。
【0017】マイクロプロセッサMPUは、メニューウ
ィンドウの表示に際して、アイテムa〜eの中から過去
5回の選択動作において最も多く選択されたアイテムc
を選定し、次回つまりn回目の選択動作において最も選
択される可能性の高い選択候補アイテムとする。そし
て、メニューウィンドウつまりはアイテム選択用メニュ
ーの表示位置を、表示画面中のマウスカーソルの位置が
マウスMの現在位置に対応しかつ上記選択候補アイテム
cを指定する位置となるべく設定する。これにより、C
RTディスプレイCDPには、図5に示されるような表
示画面が得られるため、ユーザは、マウスMを移動させ
ることなく、次に選択する可能性が最も高いアイテムc
を選択することができる。その結果、特に同一のアイテ
ムが頻繁に選択される場合において、ワークステーショ
ンの操作性が高められ、そのメニュー選択動作が効率化
されるものとなる。
ィンドウの表示に際して、アイテムa〜eの中から過去
5回の選択動作において最も多く選択されたアイテムc
を選定し、次回つまりn回目の選択動作において最も選
択される可能性の高い選択候補アイテムとする。そし
て、メニューウィンドウつまりはアイテム選択用メニュ
ーの表示位置を、表示画面中のマウスカーソルの位置が
マウスMの現在位置に対応しかつ上記選択候補アイテム
cを指定する位置となるべく設定する。これにより、C
RTディスプレイCDPには、図5に示されるような表
示画面が得られるため、ユーザは、マウスMを移動させ
ることなく、次に選択する可能性が最も高いアイテムc
を選択することができる。その結果、特に同一のアイテ
ムが頻繁に選択される場合において、ワークステーショ
ンの操作性が高められ、そのメニュー選択動作が効率化
されるものとなる。
【0018】以上の本実施例に示されるように、この発
明をポップアップメニュー方式を採るワークステーショ
ン等のディジタル処理システムに適用することで、次の
ような作用効果が得られる。すなわち、 (1)ポップアップメニュー方式を採るワークステーシ
ョン等において、アイテム選択用メニューを、カーソル
がメニュー表示当初におけるマウスの位置に対応しかつ
過去の選択状況からみて次に選択される可能性が最も高
いアイテムを指定する位置となるべくウィンドウ表示す
ることで、マウスを移動させることなく、メニュー中の
次に選択される可能性が最も高いアイテムつまりは過去
において頻繁に選択されているアイテムを選択できると
いう効果が得られる。 (2)上記(1)項により、GUIシステム等のユーザ
インタフェースシステムの操作性を高めることができる
という効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、ポップアップ
メニュー方式を採るワークステーション等におけるメニ
ュー選択動作を効率化することができるという効果が得
られる。
明をポップアップメニュー方式を採るワークステーショ
ン等のディジタル処理システムに適用することで、次の
ような作用効果が得られる。すなわち、 (1)ポップアップメニュー方式を採るワークステーシ
ョン等において、アイテム選択用メニューを、カーソル
がメニュー表示当初におけるマウスの位置に対応しかつ
過去の選択状況からみて次に選択される可能性が最も高
いアイテムを指定する位置となるべくウィンドウ表示す
ることで、マウスを移動させることなく、メニュー中の
次に選択される可能性が最も高いアイテムつまりは過去
において頻繁に選択されているアイテムを選択できると
いう効果が得られる。 (2)上記(1)項により、GUIシステム等のユーザ
インタフェースシステムの操作性を高めることができる
という効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、ポップアップ
メニュー方式を採るワークステーション等におけるメニ
ュー選択動作を効率化することができるという効果が得
られる。
【0019】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、ワークステーションのシステムバス
S−BUSには、他の各種デバイスを結合できるし、ワ
ークステーションのブロック構成は、この実施例による
制約を受けない。図2ないし図4において、メニューに
含まれるアイテムの数は任意に設定できるし、メニュー
ウィンドウの形状も任意である。また、メニューの表示
位置は、画面の特定位置に固定化することができるし、
表示画面全体をアイテム選択用メニューとしてもよい。
この実施例では、用意されるアイテム選択用メニューは
1種類のみとして説明を進めてきたが、例えばマウスM
の左側のクリックボタンを繰り返し押すことにより順次
表示される複数のメニューを用意してもよい。この場
合、メニューごとに選択候補アイテムを選定し、各メニ
ューの表示当初におけるマウスカーソルの位置を対応す
る選択候補アイテムの指定位置に移せばよい。マウスM
の現在位置を示すマウスカーソルは、+印であることを
必須条件としないし、マウスMに3個以上のクリックボ
タンを設けることもできる。このとき、複数のクリック
ボタンによってアイテム選択が行われる場合、各クリッ
クボタンごとに選択経歴を残すことが効果的と言える。
さらに、メニューに含まれる複数のアイテムから選択候
補アイテムを選定するアルゴリズムは、例えば前回選択
されたアイテムを選定するなど、種々の方法を採りう
る。
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、ワークステーションのシステムバス
S−BUSには、他の各種デバイスを結合できるし、ワ
ークステーションのブロック構成は、この実施例による
制約を受けない。図2ないし図4において、メニューに
含まれるアイテムの数は任意に設定できるし、メニュー
ウィンドウの形状も任意である。また、メニューの表示
位置は、画面の特定位置に固定化することができるし、
表示画面全体をアイテム選択用メニューとしてもよい。
この実施例では、用意されるアイテム選択用メニューは
1種類のみとして説明を進めてきたが、例えばマウスM
の左側のクリックボタンを繰り返し押すことにより順次
表示される複数のメニューを用意してもよい。この場
合、メニューごとに選択候補アイテムを選定し、各メニ
ューの表示当初におけるマウスカーソルの位置を対応す
る選択候補アイテムの指定位置に移せばよい。マウスM
の現在位置を示すマウスカーソルは、+印であることを
必須条件としないし、マウスMに3個以上のクリックボ
タンを設けることもできる。このとき、複数のクリック
ボタンによってアイテム選択が行われる場合、各クリッ
クボタンごとに選択経歴を残すことが効果的と言える。
さらに、メニューに含まれる複数のアイテムから選択候
補アイテムを選定するアルゴリズムは、例えば前回選択
されたアイテムを選定するなど、種々の方法を採りう
る。
【0020】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるワー
クステーションに適用した場合について説明したが、そ
れに限定されるものではなく、例えば、パーソナルコン
ピュータ等の各種コンピュータや画像処理システム等に
も適用できる。この発明は、少なくともメニューによる
アイテム選択機能を備えるディジタル処理システムに広
く適用できる。
てなされた発明をその背景となった利用分野であるワー
クステーションに適用した場合について説明したが、そ
れに限定されるものではなく、例えば、パーソナルコン
ピュータ等の各種コンピュータや画像処理システム等に
も適用できる。この発明は、少なくともメニューによる
アイテム選択機能を備えるディジタル処理システムに広
く適用できる。
【0021】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ポップアップメニュー方式
を採るワークステーション等において、アイテム選択用
のメニューを、カーソルがメニュー表示当初におけるマ
ウスの位置に対応しかつ過去の選択状況からみて次に選
択される可能性が最も高いアイテムを指定する位置とな
るべくウィンドウ表示することで、マウスを移動させる
ことなく、メニュー中の次に選択される可能性が最も高
いアイテムつまりは過去において頻繁に選択されている
アイテムを選択することができる。その結果、GUIシ
ステム等のユーザインタフェースシステムの操作性を高
め、ポップアップメニュー方式を採るワークステーショ
ン等におけるメニュー選択動作を効率化することができ
る。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ポップアップメニュー方式
を採るワークステーション等において、アイテム選択用
のメニューを、カーソルがメニュー表示当初におけるマ
ウスの位置に対応しかつ過去の選択状況からみて次に選
択される可能性が最も高いアイテムを指定する位置とな
るべくウィンドウ表示することで、マウスを移動させる
ことなく、メニュー中の次に選択される可能性が最も高
いアイテムつまりは過去において頻繁に選択されている
アイテムを選択することができる。その結果、GUIシ
ステム等のユーザインタフェースシステムの操作性を高
め、ポップアップメニュー方式を採るワークステーショ
ン等におけるメニュー選択動作を効率化することができ
る。
【図1】この発明が適用されたワークステーションの一
実施例を示す接続図である。
実施例を示す接続図である。
【図2】図1のワークステーションにおけるCRTディ
スプレイのメニュー表示前画面の一実施例を示す表示画
面図である。
スプレイのメニュー表示前画面の一実施例を示す表示画
面図である。
【図3】図1のワークステーションにおけるCRTディ
スプレイのメニュー表示中画面の一実施例を示す表示画
面図である。
スプレイのメニュー表示中画面の一実施例を示す表示画
面図である。
【図4】図1のワークステーションにおける選択候補ア
イテム選定方法の一実施例を示す概念図である。
イテム選定方法の一実施例を示す概念図である。
【図5】この発明に先立って本願発明者等が開発したワ
ークステーションにおけるCRTディスプレイのメニュ
ー表示中画面の一例を示す表示画面図である。
ークステーションにおけるCRTディスプレイのメニュ
ー表示中画面の一例を示す表示画面図である。
MPU・・・マイクロプロセッサ、S−BUS・・・シ
ステムバス、MC・・・マウスコントローラ、M・・・
マウス、ROM・・・リードオンリーメモリ、RAM・
・・ランダムアクセスメモリ、CDPC・・・ディスプ
レイコントローラ、CDP・・・CRTディスプレイ。
ステムバス、MC・・・マウスコントローラ、M・・・
マウス、ROM・・・リードオンリーメモリ、RAM・
・・ランダムアクセスメモリ、CDPC・・・ディスプ
レイコントローラ、CDP・・・CRTディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 一郎 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 山田 文彦 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のアイテムを含むメニューを表示す
る表示装置を備え、上記メニューの表示当初においてア
イテム選択用のカーソルが過去の選択状況からみて次に
選択される可能性が最も高いアイテムを指定する位置と
なるべく表示することを特徴とするディジタル処理シス
テム。 - 【請求項2】 上記次に選択される可能性が最も高いア
イテムの選定は、最近の過去の所定回数の選択経歴をも
とに行われるものであることを特徴とする請求項1のデ
ィジタル処理システム。 - 【請求項3】 上記表示装置は、CRTディスプレイで
あり、上記アイテムの選択は、マウスにより行われるも
のであって、上記メニューは、上記カーソルがメニュー
の表示当初におけるマウスの位置に対応しかつ次に選択
される可能性が最も高いアイテムを指定する位置となる
べくウィンドウ表示されるものであることを特徴とする
請求項1又は請求項2のディジタル処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192069A JPH0721001A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ディジタル処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192069A JPH0721001A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ディジタル処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721001A true JPH0721001A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16285116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5192069A Withdrawn JPH0721001A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | ディジタル処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721001A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100692771B1 (ko) * | 2000-01-19 | 2007-03-09 | 엘지엔시스(주) | 계정계 프로그램의 외부 프로그램 관리방법 |
JP2015232895A (ja) * | 2012-11-30 | 2015-12-24 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、情報の表示方法、制御方法、及びプログラム |
US11529044B2 (en) | 2005-12-13 | 2022-12-20 | Psip Llc | Endoscope imaging device |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP5192069A patent/JPH0721001A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100692771B1 (ko) * | 2000-01-19 | 2007-03-09 | 엘지엔시스(주) | 계정계 프로그램의 외부 프로그램 관리방법 |
US11529044B2 (en) | 2005-12-13 | 2022-12-20 | Psip Llc | Endoscope imaging device |
JP2015232895A (ja) * | 2012-11-30 | 2015-12-24 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、情報の表示方法、制御方法、及びプログラム |
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