JPH07218820A - レンズシャッターカメラ - Google Patents
レンズシャッターカメラInfo
- Publication number
- JPH07218820A JPH07218820A JP6011136A JP1113694A JPH07218820A JP H07218820 A JPH07218820 A JP H07218820A JP 6011136 A JP6011136 A JP 6011136A JP 1113694 A JP1113694 A JP 1113694A JP H07218820 A JPH07218820 A JP H07218820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- distance measuring
- camera
- optical axis
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Focusing (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 AF投受光部の基線長を短くせずに、カメラ
の横幅を小さくする。 【構成】 測距情報を得るための一対のAF投受光部1
6b,16cと、AF投受光部16bと16cとの間の
光軸20方向の空間内に配置され、被写界領域の測光を
行うAE光学部16aと、AF投受光部16bと16c
との間の光軸20方向の空間内を経由し、レンズ鏡筒の
内部に設けられたシャッター部と前記レンズ鏡筒の外部
に設けられた制御部とを電気的に接続するフレキシブル
基板17とを備える。
の横幅を小さくする。 【構成】 測距情報を得るための一対のAF投受光部1
6b,16cと、AF投受光部16bと16cとの間の
光軸20方向の空間内に配置され、被写界領域の測光を
行うAE光学部16aと、AF投受光部16bと16c
との間の光軸20方向の空間内を経由し、レンズ鏡筒の
内部に設けられたシャッター部と前記レンズ鏡筒の外部
に設けられた制御部とを電気的に接続するフレキシブル
基板17とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、測距部と測光部とを
有するレンズシャッターカメラに関するものである。
有するレンズシャッターカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のこの種のレンズシャッタ
ーカメラの一例の外観構成を示す正面図である。図5に
示すように、光軸20と略対応するレンズ鏡筒の上側に
は、専用空間としてフレシキブル基板17を収納する収
納部16dが設けられている。また、この収納部16d
を挟むようにして、測距を行うAF投光部16bとAF
受光部16cとが配置されている。さらに、AF受光部
16cの外側(図中右側)には、測光を行うAE光学部
16a,被写界領域を観察するためのファインダー部2
1,発光処理を行うストロボ部22が並設されている。
ーカメラの一例の外観構成を示す正面図である。図5に
示すように、光軸20と略対応するレンズ鏡筒の上側に
は、専用空間としてフレシキブル基板17を収納する収
納部16dが設けられている。また、この収納部16d
を挟むようにして、測距を行うAF投光部16bとAF
受光部16cとが配置されている。さらに、AF受光部
16cの外側(図中右側)には、測光を行うAE光学部
16a,被写界領域を観察するためのファインダー部2
1,発光処理を行うストロボ部22が並設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
カメラでは、小型化、特に横幅S2を小さくする場合
に、図5のようにAF投受光部16b,16c、AE光
学部16a、ファインダー部21、ストロボ部22が並
ぶと、これらの各構成部品の大きさによって横幅S2が
ほぼ決定されてしまい、小型化を図ることができないと
いう問題があった。従って、AF投受光部16b,16
c間の収納部16d以外の領域をつめることにより横幅
S2を小さくする手段が採用されている。しかし、AF
投受光部16b,16cの基線長(両者の間隔)が短く
なると、AF投受光部16b,16cによる測距性能が
低下するという問題がある。
カメラでは、小型化、特に横幅S2を小さくする場合
に、図5のようにAF投受光部16b,16c、AE光
学部16a、ファインダー部21、ストロボ部22が並
ぶと、これらの各構成部品の大きさによって横幅S2が
ほぼ決定されてしまい、小型化を図ることができないと
いう問題があった。従って、AF投受光部16b,16
c間の収納部16d以外の領域をつめることにより横幅
S2を小さくする手段が採用されている。しかし、AF
投受光部16b,16cの基線長(両者の間隔)が短く
なると、AF投受光部16b,16cによる測距性能が
低下するという問題がある。
【0004】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、測距部(AF投受光部)の
基線長を短くすることなく、カメラの横幅を小さくする
ことを目的とする。
めになされたものであって、測距部(AF投受光部)の
基線長を短くすることなく、カメラの横幅を小さくする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるレンズシャッターカメラの解決手段
は、測距情報を得るための一対の測距部(16b,16
c)と、前記一対の測距部の間の光軸方向の空間内に配
置され、被写界領域の測光を行う測光部(16a)と、
前記一対の測距部の間の光軸方向の空間内を経由し、レ
ンズ鏡筒の内部に設けられたシャッター部と前記レンズ
鏡筒の外部に設けられた制御部とを電気的に接続する電
気基板(17)とを備えることを特徴とする。
め、本発明によるレンズシャッターカメラの解決手段
は、測距情報を得るための一対の測距部(16b,16
c)と、前記一対の測距部の間の光軸方向の空間内に配
置され、被写界領域の測光を行う測光部(16a)と、
前記一対の測距部の間の光軸方向の空間内を経由し、レ
ンズ鏡筒の内部に設けられたシャッター部と前記レンズ
鏡筒の外部に設けられた制御部とを電気的に接続する電
気基板(17)とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】一対の測距部の間の光軸方向の空間内には、測
光部及び電気基板が配置される。従って、一対の測距部
の基線長を短くすることなく、カメラの横幅を小さくす
ることができる。
光部及び電気基板が配置される。従って、一対の測距部
の基線長を短くすることなく、カメラの横幅を小さくす
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明によるレンズシャッ
ターカメラの一実施例の外観構成を示す正面図である。
この実施例のレンズシャッターカメラは、沈胴式コンパ
クトズームカメラである。図2〜図4は、図1のレンズ
シャッターカメラのそれぞれ沈胴状態,Wide端状
態,Tele端状態を示す断面図である。
について説明する。図1は、本発明によるレンズシャッ
ターカメラの一実施例の外観構成を示す正面図である。
この実施例のレンズシャッターカメラは、沈胴式コンパ
クトズームカメラである。図2〜図4は、図1のレンズ
シャッターカメラのそれぞれ沈胴状態,Wide端状
態,Tele端状態を示す断面図である。
【0008】図1〜図4において、レンズ鏡筒は、リア
フォーカス式2群レンズタイプであり、1群レンズ1の
位置を検出し、それに合わせて2群レンズ2を移動させ
ることにより、ズーミングを行うものである。従って、
2群レンズ2は、専用の駆動モータ(図示せず)を有し
ている。
フォーカス式2群レンズタイプであり、1群レンズ1の
位置を検出し、それに合わせて2群レンズ2を移動させ
ることにより、ズーミングを行うものである。従って、
2群レンズ2は、専用の駆動モータ(図示せず)を有し
ている。
【0009】1群レンズ1は、1群保持枠4に保持され
ている。1群保持枠4には、シャッターユニット3が取
り付けられている。シャッターユニット3は、シャッタ
ー羽根19を開閉するためのものである。
ている。1群保持枠4には、シャッターユニット3が取
り付けられている。シャッターユニット3は、シャッタ
ー羽根19を開閉するためのものである。
【0010】2群レンズ2は、2群保持枠9に保持され
ている。2群保持枠9は、光軸20と平行に、送りネジ
(図示せず)とその近傍に設けられたガイド軸(図示せ
ず)を支持している。シャッターユニット3の内部に
は、前記送りネジと螺合するオネジ(図示せず)が設け
られている。このオネジが回転することにより、2群レ
ンズ2は、光軸20の方向に移動される。
ている。2群保持枠9は、光軸20と平行に、送りネジ
(図示せず)とその近傍に設けられたガイド軸(図示せ
ず)を支持している。シャッターユニット3の内部に
は、前記送りネジと螺合するオネジ(図示せず)が設け
られている。このオネジが回転することにより、2群レ
ンズ2は、光軸20の方向に移動される。
【0011】レンズ鏡筒は、レンズ保持筒5,中間ヘリ
コイド筒6,固定筒7の3つの筒体を有している。レン
ズ保持筒5は、シャッターユニット3を保持しており、
その外周部には雄ヘリコイド5bを備える。中間ヘリコ
イド筒6は、その内周に設けられた雌ヘリコイド6a
と、その外周に設けられた雄ヘリコイド6b及びギヤ6
cと、エッジ部6dとを備える。固定筒7は、本体12
に固定されており、その内周に設けられた雌ヘリコイド
7aと、逃げ部7bとを備える。雄ヘリコイド5bと雌
ヘリコイド6a、及び雄ヘリコイド6bと雌ヘリコイド
7aとが、それぞれヘリコイド結合されている。さら
に、雌ヘリコイド6aと雄ヘリコイド6bとは、略同一
のリードを有しており、両者のリード角は正負の関係に
ある。
コイド筒6,固定筒7の3つの筒体を有している。レン
ズ保持筒5は、シャッターユニット3を保持しており、
その外周部には雄ヘリコイド5bを備える。中間ヘリコ
イド筒6は、その内周に設けられた雌ヘリコイド6a
と、その外周に設けられた雄ヘリコイド6b及びギヤ6
cと、エッジ部6dとを備える。固定筒7は、本体12
に固定されており、その内周に設けられた雌ヘリコイド
7aと、逃げ部7bとを備える。雄ヘリコイド5bと雌
ヘリコイド6a、及び雄ヘリコイド6bと雌ヘリコイド
7aとが、それぞれヘリコイド結合されている。さら
に、雌ヘリコイド6aと雄ヘリコイド6bとは、略同一
のリードを有しており、両者のリード角は正負の関係に
ある。
【0012】中間ヘリコイド筒6のギヤ6cは、雄ヘリ
コイド6bのリードに沿って数条おきに形成されたギヤ
8とかみ合っている。このギヤ8は、固定筒7又は本体
12に取り付けられている。エッジ部6dは、ネジ環1
1とともに直進キー10を支持するものである。固定筒
7の逃げ部7bは、ギヤ6cと干渉しないようにするた
めのものである。直進キー10は、中間ヘリコイド筒6
に支持され、その折り曲げ部10aが本体12から突き
出たガイドキー12aと係合されている。レンズ保持筒
5は、直進キー10と係合することによりその回転が禁
止されている。
コイド6bのリードに沿って数条おきに形成されたギヤ
8とかみ合っている。このギヤ8は、固定筒7又は本体
12に取り付けられている。エッジ部6dは、ネジ環1
1とともに直進キー10を支持するものである。固定筒
7の逃げ部7bは、ギヤ6cと干渉しないようにするた
めのものである。直進キー10は、中間ヘリコイド筒6
に支持され、その折り曲げ部10aが本体12から突き
出たガイドキー12aと係合されている。レンズ保持筒
5は、直進キー10と係合することによりその回転が禁
止されている。
【0013】固定筒7の外側(上方)には、AFブロッ
ク16と、シャッターユニット3等の制御を行う制御基
板18とが本体12に保持されている。フレキシブル基
板17は、シャッターユニット3と制御基板18とを電
気的に接続するものであり、シャッターユニット3の駆
動電流及び制御基板18の制御信号を中継している。フ
レキシブル基板17は、レンズ保持筒5内で、シャッタ
ーユニット3から、レンズ保持筒5に設けられた通し穴
5a、直進キー10に設けられた通し穴10bを通る。
そして、レンズ保持筒5,中間ヘリコイド筒6の結像面
側(図2〜4中右側)端部近傍から固定筒7に設けられ
た開口部7cを通る。さらに図2の沈胴状態において
は、収納部16d内で、フレキガイド12bに沿って、
フレキガイド12bの先端部12b−1の近傍で折り返
され、フレキガイド12bの上部を通り、制御部18へ
と接続されている。
ク16と、シャッターユニット3等の制御を行う制御基
板18とが本体12に保持されている。フレキシブル基
板17は、シャッターユニット3と制御基板18とを電
気的に接続するものであり、シャッターユニット3の駆
動電流及び制御基板18の制御信号を中継している。フ
レキシブル基板17は、レンズ保持筒5内で、シャッタ
ーユニット3から、レンズ保持筒5に設けられた通し穴
5a、直進キー10に設けられた通し穴10bを通る。
そして、レンズ保持筒5,中間ヘリコイド筒6の結像面
側(図2〜4中右側)端部近傍から固定筒7に設けられ
た開口部7cを通る。さらに図2の沈胴状態において
は、収納部16d内で、フレキガイド12bに沿って、
フレキガイド12bの先端部12b−1の近傍で折り返
され、フレキガイド12bの上部を通り、制御部18へ
と接続されている。
【0014】図1において、収納部16dは、光軸20
と対応するレンズ鏡筒の上側の位置よりやや図中左側に
ずれた位置に設けられている。また、AFブロック16
は、AE光学部16aと、AF投受光部16b,16c
とから構成されている。AE光学部16aは、被写界領
域の測光を行うものであり、光軸20と対応するレンズ
鏡筒の上側の位置よりやや図中右側にずれた位置に配置
されている。AF投受光部16b,16cは、AF投光
部16bに設けられたLEDが赤外光を被写体に当て、
その反射光をAF受光部16cが受ける、いわゆるアク
ティブ型の測距を行うものであり、フレキシブル基板1
7の収納部16dとAE光学部16aとを挟むようにこ
れらの両側に配置されている。このような配置により、
AF投受光部16b,16cとの間の基線長は、従来の
もの(図5)と同等、又はそれ以上の長さを有すること
となる。一方、全体の横幅S1は、図5の横幅S2と比
較すると、AE光学部16aがAF投受光部16b,1
6cの外側に配置されない分だけ短かくなる。
と対応するレンズ鏡筒の上側の位置よりやや図中左側に
ずれた位置に設けられている。また、AFブロック16
は、AE光学部16aと、AF投受光部16b,16c
とから構成されている。AE光学部16aは、被写界領
域の測光を行うものであり、光軸20と対応するレンズ
鏡筒の上側の位置よりやや図中右側にずれた位置に配置
されている。AF投受光部16b,16cは、AF投光
部16bに設けられたLEDが赤外光を被写体に当て、
その反射光をAF受光部16cが受ける、いわゆるアク
ティブ型の測距を行うものであり、フレキシブル基板1
7の収納部16dとAE光学部16aとを挟むようにこ
れらの両側に配置されている。このような配置により、
AF投受光部16b,16cとの間の基線長は、従来の
もの(図5)と同等、又はそれ以上の長さを有すること
となる。一方、全体の横幅S1は、図5の横幅S2と比
較すると、AE光学部16aがAF投受光部16b,1
6cの外側に配置されない分だけ短かくなる。
【0015】また、全体の横幅S1を図5の横幅S2と
同等に設定すると、AF投受光部16b,16cとの間
の基線長を長くすることができ、AF投受光部16b,
16cの性能を向上させることができる。
同等に設定すると、AF投受光部16b,16cとの間
の基線長を長くすることができ、AF投受光部16b,
16cの性能を向上させることができる。
【0016】図2の沈胴状態から、フォトインタラプタ
を有する制御手段に制御された駆動手段のモータによっ
て、ギヤ8が時計方向に回転すると、中間ヘリコイド筒
6は、回転しながら固定筒7のリードに沿ってX方向に
移動される。さらに、直進キー10は、中間ヘリコイド
筒6と一体で光軸20の方向にスライド移動される。ま
た、レンズ保持筒5は、ガイドキー12a及び直進キー
10により回転が禁止されているので、雌ヘリコイド6
aのリードに沿ってX方向にスライド移動される。1群
レンズ1がWide位置に移動したときに、制御手段に
より駆動手段の駆動が停止され、図3に示すWide状
態となる。
を有する制御手段に制御された駆動手段のモータによっ
て、ギヤ8が時計方向に回転すると、中間ヘリコイド筒
6は、回転しながら固定筒7のリードに沿ってX方向に
移動される。さらに、直進キー10は、中間ヘリコイド
筒6と一体で光軸20の方向にスライド移動される。ま
た、レンズ保持筒5は、ガイドキー12a及び直進キー
10により回転が禁止されているので、雌ヘリコイド6
aのリードに沿ってX方向にスライド移動される。1群
レンズ1がWide位置に移動したときに、制御手段に
より駆動手段の駆動が停止され、図3に示すWide状
態となる。
【0017】さらに、このWide状態から、駆動手段
のモータが時計方向に回転すると、中間ヘリコイド筒6
及びレンズ保持筒5がさらにX方向に移動して、図4に
示すTele状態となる。このTele状態では、フレ
キガイド12bの先端部12b−1と、直進キー10の
通し穴10bとの位置が、光軸20の方向で略一致する
ようになる。
のモータが時計方向に回転すると、中間ヘリコイド筒6
及びレンズ保持筒5がさらにX方向に移動して、図4に
示すTele状態となる。このTele状態では、フレ
キガイド12bの先端部12b−1と、直進キー10の
通し穴10bとの位置が、光軸20の方向で略一致する
ようになる。
【0018】上述のようにして、沈胴状態からWide
状態、さらにはTele状態になると、シャッターユニ
ット3と直進キー10の通し穴10bとの間の距離が増
加する。ここで、固定筒7と中間ヘリコイド筒6との間
のリードと、中間ヘリコイド筒6とレンズ保持筒5との
間のリードとは、略同一である。従って、シャッターユ
ニット3と直進キー10の通し穴10bとの間の距離が
増加する分だけフレキガイド12bの先端部12b−1
と直進キー10の通し穴10bとの間の距離が減少する
ので、シャッターユニット3からフレキガイド12bの
先端部12b−1までの間のフレキシブル基板17のル
ートの長さは沈胴状態、Wide状態、Tele状態と
で変化しない。これにより、フレキシブル基板17に
は、いずれの状態においても突っ張りやたるみ等が発生
せず、フレキシブル基板17は、常に過不足のない長さ
を有し、一定の位置に配置されることとなる。
状態、さらにはTele状態になると、シャッターユニ
ット3と直進キー10の通し穴10bとの間の距離が増
加する。ここで、固定筒7と中間ヘリコイド筒6との間
のリードと、中間ヘリコイド筒6とレンズ保持筒5との
間のリードとは、略同一である。従って、シャッターユ
ニット3と直進キー10の通し穴10bとの間の距離が
増加する分だけフレキガイド12bの先端部12b−1
と直進キー10の通し穴10bとの間の距離が減少する
ので、シャッターユニット3からフレキガイド12bの
先端部12b−1までの間のフレキシブル基板17のル
ートの長さは沈胴状態、Wide状態、Tele状態と
で変化しない。これにより、フレキシブル基板17に
は、いずれの状態においても突っ張りやたるみ等が発生
せず、フレキシブル基板17は、常に過不足のない長さ
を有し、一定の位置に配置されることとなる。
【0019】駆動手段のモータが、反時計方向に回転す
ると、Tele状態からWide状態、さらには沈胴状
態に戻る。このときには、フレキシブル基板17は、上
述の動作と反対の動作により、シャッターユニット3と
直進キー10の通し穴10bとの間の距離が減少した分
だけ、収納部16d内のフレキガイド12bの先端部1
2b−1と直進キー10の通し穴10bとの間に配置さ
れる。
ると、Tele状態からWide状態、さらには沈胴状
態に戻る。このときには、フレキシブル基板17は、上
述の動作と反対の動作により、シャッターユニット3と
直進キー10の通し穴10bとの間の距離が減少した分
だけ、収納部16d内のフレキガイド12bの先端部1
2b−1と直進キー10の通し穴10bとの間に配置さ
れる。
【0020】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、実施例では、一対の測距部として、アクテ
ィブ型の測距を行うAF投受光部16b,16cにより
説明したが、これに限ることなく、パッシブ型の測距を
行うものであっても良い。ここに、パッシブ型とは、被
写体に反射する太陽光を一対の測距レンズでとらえてセ
ンサーアレイ上に結像させ、距離情報を得るものであ
る。
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、実施例では、一対の測距部として、アクテ
ィブ型の測距を行うAF投受光部16b,16cにより
説明したが、これに限ることなく、パッシブ型の測距を
行うものであっても良い。ここに、パッシブ型とは、被
写体に反射する太陽光を一対の測距レンズでとらえてセ
ンサーアレイ上に結像させ、距離情報を得るものであ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明によるレンズシャッターカメラに
よれば、一対の測距部の基線長を短くすることなく、カ
メラの横幅を小さくすることができ、カメラの小型化を
図ることができる。また、従来のカメラの横幅と同等と
したときには、一対の測距部の基線長を長くすることが
でき、測距部の性能を向上させることができる。
よれば、一対の測距部の基線長を短くすることなく、カ
メラの横幅を小さくすることができ、カメラの小型化を
図ることができる。また、従来のカメラの横幅と同等と
したときには、一対の測距部の基線長を長くすることが
でき、測距部の性能を向上させることができる。
【図1】本発明によるレンズシャッターカメラの一実施
例の外観構成を示す正面図である。
例の外観構成を示す正面図である。
【図2】図1のレンズシャッターカメラの沈胴状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】図1のレンズシャッターカメラのWide端状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】図1のレンズシャッターカメラのTele端状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図5】従来のレンズシャッターカメラの一例の外観構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
1 1群レンズ 2 2群レンズ 3 シャッターユニット 5 レンズ保持筒 6 中間ヘリコイド筒 7 固定筒 10 直進キー 12 本体 12a フレキガイド 16 AFブロック 16a AE光学部 16b AF投光部 16c AF受光部 16d 収納部 17 フレキシブル基板 18 制御基板 20 光軸 21 ファインダー部 22 ストロボ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 9/10 Z 17/02
Claims (1)
- 【請求項1】 測距情報を得るための一対の測距部と、
前記一対の測距部の間の光軸方向の空間内に配置され、
被写界領域の測光を行う測光部と、 前記一対の測距部の間の光軸方向の空間内を経由し、レ
ンズ鏡筒の内部に設けられたシャッター部と前記レンズ
鏡筒の外部に設けられた制御部とを電気的に接続する電
気基板とを備えることを特徴とするレンズシャッターカ
メラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011136A JPH07218820A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | レンズシャッターカメラ |
US08/379,955 US5655171A (en) | 1994-02-02 | 1995-01-27 | Ultraminiature lens shutter camera and lens barrel thereof |
CN95101795A CN1122008A (zh) | 1994-02-02 | 1995-01-29 | 超小型镜头快门照相机及其镜头筒 |
KR1019950001812A KR950033640A (ko) | 1994-02-02 | 1995-02-02 | 초소형 렌즈 셔터 카메라 및 그 렌즈통 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6011136A JPH07218820A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | レンズシャッターカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07218820A true JPH07218820A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11769613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6011136A Pending JPH07218820A (ja) | 1994-02-02 | 1994-02-02 | レンズシャッターカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07218820A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7576778B2 (en) | 2004-09-10 | 2009-08-18 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Shake correcting mechanism and camera having same shake correcting mechanism |
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1994
- 1994-02-02 JP JP6011136A patent/JPH07218820A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7576778B2 (en) | 2004-09-10 | 2009-08-18 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Shake correcting mechanism and camera having same shake correcting mechanism |
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