JPH0717760B2 - エラストマー粉末を含む弾力性のある多孔性のシート材を製造するための基本組成、シート材、およびシート材の製造方法 - Google Patents
エラストマー粉末を含む弾力性のある多孔性のシート材を製造するための基本組成、シート材、およびシート材の製造方法Info
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Description
る。またこのような製品とその製造方法にも関する。
ラストマーと、有機物または無機物の繊維またはその両
方(以下および/またはと略記する)と、必要に応じて
加えられた他の材料を構成要素とする多孔性で弾力性の
あるシート材に関する。また前記シート材を湿式法、特
に製紙法により製造するための方法に関する。
製品は、厚いポリ塩化ビニルの床カバーの基材にたいす
る市場の要求にたいして、多孔性と弾力性が不足してい
る。
り、含侵技術によりラテックスを加えたりする方法で
は、これらの製品の弾力性を十分に改善することができ
ないことを確かめた。
孔の不足のために、変態中にプラスチゾルの層に泡や膨
れが発生するという既知の問題が生じる。
伸び率の大きい製品である。このような製品の製造に
は、溶解、分散または乳濁の形態で大量のエラストマー
を入れる必要がある。このような形態のエラストマー
は、溶解、乳濁または懸濁させるための媒体を乾燥させ
て除去すると、連続した膜状になる。エラストマーのこ
の膜を形成する性質のために、弾性が大きく、内部結合
力が強いが、多孔度が劣った材質になる。
術が、単独でまたはいくつか組み合わせて使用されてい
る。例えば次のような技術が用いられている。
の固まりに凝集する)。この技術では、製紙機械により
製造するとき、他の成分に対して30%より多くのエラス
トマーを入れることができない。実際、エラストマーは
柔らかい物質で非常に粘着性があり、供給路内や製紙機
械の網の目に堆積して詰りやすい。さらに上記凝集技術
には、有機繊維および/または無機繊維が存在すると
き、その繊維を保持するために必要なラテックスの凝集
と無関係に繊維の凝集が発生し、材質の均一性に強い影
響を及ぼすという問題点がある。
る噴霧による堆積。この堆積法は、余分な装置が必要で
あり、また大量のエラストマーを素材の厚み方向に均一
に入れることができない。
る含侵による注入。この注入法は、シートの吸収力によ
る制限があり、また非常に高価な余分な装置(含侵)が
必要である。この技術は、最も広く使用されている。知
られている素材のなかには、セルロースシートから成る
セローダーム材がある。この素材には、製紙機械の湿式
工程の終わりの部分で、エラストマーとして1つまたは
複数のラテックスが含侵により混入される。この製造技
術は、セルロースシートが詰るという重大な問題につな
がる。
紙機械の運転速度にかなり大きな影響を与える。また溶
解、分散または乳濁させるための媒体を除去するため
に、それだけ多くのエネルギーの消費を引き起こす。
入れられるエラストマーの膜を形成する性質のために、
弾力性はあるが多孔度が低い製品になる。混入されるエ
ラストマーの割合が高いほど、ますます多孔度が低くな
る。
加熱により強度を高めることができるシート材を経済的
に得ることができる、ポリオレフィンの繊維を含む組成
に関する。前記組成また、ゴムのように弾性のある物質
の粒子を含む。この組成により得られるシートは、内部
結合力が非常に弱いけれども、ポリオレフィン繊維の軟
化点よりも高い温度まで加熱することにより強度が上が
る。
ト材を提供しようとするときにそこに存在する問題を解
決することである。
製造することである。湿式法とは、懸濁液を排水してス
クリーン上にシートを形成し、次にそのシートを乾燥す
る処理を意味するものと理解されている。
装置あるいは工程を必要とせずに均一な構造,高い弾
性,高い多孔性,及び強い内部結合力を有するシート材
を製造することを可能にする解決策を提供することによ
り、前記の技術的問題を解決することである。
方法で、上記の問題点を同時に解決した。
を、特に湿式法により、製造するための、顆粒状および
繊維状の粉末の混合物を含み、 a)少なくとも1つのエラストマーの、エラストマーの
微粉末と呼ばれる、約500μmよりも小さい粒度の粉末
と、 b)天然繊維、無機繊維およびそれらの組み合わせを含
むグループから選択された、約10mmよりも短い長さの繊
維 の好ましくは密な混合物を含むことを特徴とする基本的
な組成を提供する。
ーの、少なくとも500μmよりも小さい粒度の粉末 −重量で10から70%の繊維 −任意に含ませることができる、0から20%の少なくと
も1つの結着剤 −任意に含ませることができる、重量で0.1から5%の
少なくとも1つの凝集剤および/または少なくとも1つ
の保持剤 −任意に含ませることができる、0から40%の少なくと
も1つの無機および/または有機の増量剤。この増量剤
により、前記エラストマーを部分的に置き換えることが
できる。上記成分の合計は100%であり、各成分の割合
は乾燥重量で与えられている。この組成は、紙の製造で
通常使用され、当業者なら誰でも知っている添加剤を含
んでもよい。
式法で得られるシート材、そしてさらに詳しくは前記の
基本組成から得られシート材に関する。
微粉末と呼ばれる、約500μmよりも小さい粒度の粉末
と b)天然繊維、無機繊維およびそれらの組み合わせを含
むグループから選択された、約10mmよりも短い長さの繊
維 の、好ましくは密な、混合物を含むことを特徴とする。
は、 −重量で約20から80%の、少なくとも500μmよりも小
さい粒度の粉末状の、少なくとも1つのエラストマー −重量で10から70%の繊維 −任意に含ませることができる、重量で0から20%の少
なくとも1つの結着剤 −任意に加えることができる、重量で0.1から5%の少
なくとも1つの凝集剤および/または少なくとも1つの
保持剤 −任意に加えることができる、重量で0から40%の少な
くとも1つの無機および/または有機の増量剤。この増
量剤により、前記エラストマーを部分的に置き換えるこ
とができる。上記成分の合計は100%であり、各成分の
割合は乾燥重量で与えられている。この組成は、紙の製
造で通常使用され、当業者なら誰でも知っている添加剤
を含んでもよい。
ス繊維とセルロース繊維の混合物を含む。
と呼ぶエラストマーの粉末が、加硫された再生ゴムを含
む。
成または前記シート材は、 −重量で約70から75%の、加硫ゴムの粉末と、無機およ
び/または有機の増量材と、 −重量で約15から20%の、好ましくは精製されたセルロ
ースの繊維および/または無機繊維と、 −重量で約8から12%の、少なくとも1つのラテックス
タイプの結着剤と、 −重量で約0.3から0.5%の、少なくとも1つのカチオン
凝集剤 を含み、前記成分の合計は100%で、各成分は乾燥重量
で与えられていることを特徴としている。この組成は、
紙の製造に通常使用される、当業者なら誰でも知ってい
る添加剤を含んでもよい。
剤により構成されていてもよい。撥水剤は、例えば、2
量体のアルキルケテンまたは変性または非変性樹脂でも
よい。
よりも小さい粉末状のエラストマーまたは前記エラスト
マーと少なくとも1つの増量材の混合物 ・重量で10から70%の、天然繊維、無機繊維およびそれ
らの混合物からなるグループから選択された、10mmより
も短い長さの繊維 −随意に上記懸濁液に第1の量の凝集剤を加えること ー随意に上記凝集剤を含む懸濁液に重量で0から20%の
結着剤を添加すること −随意に添加剤を加えること −随意に第2の量の凝集剤および/または保持剤を加え
ること −得られた水性懸濁液をスクリーン(簣)の上に沈積さ
せること −濡れたシートを形成するために、沈積した懸濁液から
水分を流出させること、および −シート材を得るために、形成されたシートを乾燥させ
ること を特徴とする本発明のシート材を製造するための方法を
提供する。
て得られたシート製品に特別の性質を付与するために、
追加の処理を施すことも有益であろう。このような処理
は、サイズ−プレスやコーター(塗料塗布機)などのよ
うな紙の製造において知られているすべての手段により
行なうことができる。
要求される複数の物理的性質を同時に備えたシート材が
得られることを予期せずに発見した。そしてそれによ
り、粉末状のエラストマーを入れることによって、弾性
塗層を形成する必要なしに、重要な性質である弾力性を
保持する多孔性材を製造することができる。
反して、このような粉末状のエラストマーを入れても、
多孔率の大きな増加とそれにより引き起こされるかさの
大幅な増大にもかかわらず、製品の内部結合力を損なわ
ないことを発見した。
ラストマーの微粉末」は、約500μmよりも小さい、そ
して好ましくは約40から300μmの範囲の粒度のエラス
トマーを意味することが理解される。
すべてのエラストマーを使用できる。例えば、加硫また
は非加硫の天然ゴム、BUNA(ブタジエン重合体)、BUNA
SまたはSBR(スチレン−ブタジエン共重合体)、アク
リルブタジエン−ニトリル共重合体、ポリクロロプレン
(2−クロロブタジエン重合体)、クロロスルホン化ポ
リメチレン、ポリイソブチレン、エチレン−プロピレ
ン、イソブチレン−ブタジエン、イソプレン共重合体、
ポリアクリルエステル、ゴムのフッ化誘導体、シリコー
ンゴム、ポリウレタンなどのエラストマーである。経済
的な理由のために、好ましいエラストマーは、加硫また
は非加硫の廃ゴムの粉末である。このような粉末は、大
量にそして従来技術において使用されているラテックス
状のエラストマーよりもかなり低価格で入手できる。
よりも短い長さの繊維である。有機および/または無機
の繊維を使用することができる。好ましくはセルロール
繊維を使用する。セルロース繊維の外には、好適な繊維
は例えば次のようなものである。
6mm) −硫酸カルシウムまたは針状石膏の繊維(好ましくは長
さ0.5から3mm) −岩綿(長さ0.1から0.3mm) 本発明における好ましい結着剤は −天然のアミラム −天然の澱粉、特に天然のコーンスターチ −澱粉の燐エステル −カルボキシメチル化澱粉 −酸化澱粉 −酸素を作用させた澱粉(酵素:アルファアミラーゼ、
50から3000の範囲のグルコースユニットの分布を得るた
め)(直鎖重合体であるアミロースに対して) −ヒドロキシメチル化澱粉 −工業用カルボキシメチルセルロール(5から30%の塩
化ナトリウム−置換度:0.7から0.8) −ポリビニルアルコール −重量割合で87から90のアクリル酸エチル構造、1から
8のアクリロニトリル構造、1から6のN−メチロルア
クリルアミド、1から6のアクリル酸構造を含む重合体 −40から55%で水中に分散させたもの −重量割合で60から75のエチレンアクリレイト構造、重
量割合で35から40のアクリロニトリル構造および重量割
合で1から7のメタクリル酸 −40から55%で水中に分散させたもの −重量割合で38から50のスチレン構造、47から59のブタ
ジエン構造、1から6のメチルアクリルアミド構造を含
む重合体 −40から55%で水中に分散させたもの −重量割合で53から65のスチレン構造、32から44のブタ
ジエン構造、1から6のメチルアクリルアミド構造を含
む重合体 −40から55%で水中に分散させたもの −エチエンの3重合体/酢酸ビニル/塩化ビニル −40から55%で水中に分散させたもの 好適な凝集剤および保持剤は、例えば次のようなもので
ある。
量/容積)の混合液 −ポリエチレンイミンの2〜50%(重量/容積)の溶液 −アクリルアミドとベーターメタクリリルオキシエチル
トリメチル−アンモニウム硫化メチルの共重合体 −ポリアミン−エピクロロヒドリンとジアミン−プロピ
ルメチルアミン樹脂の2〜50%の溶液 −エピクロロヒドリン,アジピン酸,カプロラクタム,
ジエチレントリアミンおよび/またはエチレンジアミン
からつくられるポリアミン−エピクロロヒドリン樹脂の
2〜50%の溶液 −エピクロロヒドリン,ジメチルエステル,アジピン酸
およびジエチルトリアミンからつくられるポリアミド−
ポリアミン−エピクロロヒドリン樹脂の2〜50%の溶液 −エピクロロヒドリン,ジエチレントリアミン、アジピ
ン酸およびエチレンイミンからつくられるポリアミド−
エピクロロヒドリン樹脂 −アジピン酸,ジエチレントリアミンと、エピクロロヒ
ドリンおよびジメチルアミンの混合物または2〜50%の
溶液からつくられるポリアミド−エピクロロヒドリン−
トリエチエントリアミンからつくられるカチオンポリア
ミド−ポリアミン樹脂 −芳香族スルホン酸とホルムアルデヒドの縮合体 −酢酸アルミニウム −蟻酸アルミニウム −酢酸アルミニウム,硫酸アルミニウムおよび蟻酸アル
ミニウムの混合物 −塩化アルミニウム(AlCl3) −カチオンスターチ さらに無機物の増量剤を添加してもよい。好適な増量剤
の例としては、下記のものがある。
ら50μm,好ましくは2から50μmの粒子−比重2.7から
2.8 −カオリン:水和ケイ酸アルミニウムの複合物−1から
50μm,好ましくは2から50μmの粒子−比重2.58 −天然の炭酸カルシウム:1.5から20μm,好ましくは2か
ら20μmの粒子−比重2.7 −沈降炭酸カルシウム:1.5から20μm,好ましくは2から
20μmの粒子−比重2.7 −天然の硫酸バリウム:2から50μmの粒子−比重約4.4
から4.5 −沈降硫酸バリウム:2から20μmの粒子−比重約4.35 −ケイソウのシリカ:2から50μmの粒子−比重約2から
2.3 −サテン白:水和スルホアルミン酸カルシウム −天然の硫酸カルシウム:2から50μmの粒子−比重約2.
32から2.96 −水和アルミナ:2から50μmの粒子 −アルミン酸ナトリウムおよびアルミン酸カルシウム:1
から20μmの粒子−比重2.2 −ケイ化アルミン酸ナトリウム:1から20μmの粒子 −比重約2.12 −ルチルチタン:0.5から10μmの粒子−比重約4.2 −アナタースチタン:0.5から10μmの粒子−比重約3.9 −水酸化マグネシウム:2から50μmの粒子 注:比重はg/m1で与えられる。
してもよい。
のようにして実施できるかを説明する。
混合物(各成分の量は乾燥重量である)を含む組成の水
溶液から、製紙法により、シート材を製造する。
るために、容器内で必要な濃度に薄めた。この希釈後、
下記の保持剤を容器に加えた。
T PNEU社により販売されている再生ゴムの粉末を、量を
変えて添加することにより、本発明のシート材を作っ
た。
小さい粉末である。
小さい粉末である。
より、高多孔性と高弾力性を兼ね備えながら、内部結合
力が(従来技術による製品と較べて)同等または向上す
る製品を得ることが可能になる。
信頼性の大幅な向上および剛性の大幅な減少により表わ
されている。
質およびそれを急激に放出する性質と共に、かさおよび
Bendtsen多孔度の大幅な増加により表わされている。
持されることは、Scott Bondの,増大ではなくても,安
定により表されている。
価するために、いろいろな厚さの製品を得るため第2の
1組の試験、実施例6から12を行なった。当業者なら誰
でもよく知っているように、製品のたわみ性は、製品が
厚いほど得ることが困難になる。
た。セルロースの繊維は、25°Schoepperの精製度を持
つ。
ろなテストを示す。LAURENT PNEU社から販売されている
T0−05とT0−02の2つの品質の再生ゴム粉末を用い、厚
さは1から3mmである。
も小さい粉末である。
により、内部結合力を損うことなく、しかも製品の厚さ
に依存せずに、高多孔度と柔軟性を兼ね備えた製品が得
られることが確かめられた。
材が断熱能力および遮音能力を備えていることが明らか
になった。
大量の液体を急速に吸収したり放出したりする能力,断
熱および遮音能力と、この製品のコストが安いことは、
床や壁のビニルカバーの基材としてだけでなく、建設業
や鞄および靴の製造業にも利用することができる。
に限定されるものではない。
Claims (7)
- 【請求項1】ある大きさの粒度のポリマーの粉末と繊維
との混合物を含む種類の、湿式法により得られるシート
材を製造するための基本的な組成物であって、 −重量で20から80%の、40μm〜500μmの範囲の粒度
の、少なくとも1つの粉末状のエラストマー −天然繊維、鉱物繊維およびそれらの混合物から成るグ
ループから選択された、重量で10から70%の10mmよりも
短い長さの繊維 −重量で0から20%の、少なくとも1つの結着剤 −重量で0.1から5%の、少なくとも1つの凝集剤およ
び/または少なくとも1つの保持剤 −前記エラストマーを部分的に置き換えることができ
る、0から40%の、少なくとも1つの無機および/また
は有機の増量剤 の密な混合物を含み、上記各成分の含有量は乾燥重量で
与えられ、各成分の含有量の合計は100%であることを
特徴とする基本組成物。 - 【請求項2】湿式法により得られるシート材であって、 −重量で20から80%の、40μm〜500μmの範囲の粒度
の、少なくとも1つの粉末状のエラストマー −重量で10から70%の、天然繊維、鉱物繊維およびそれ
らの混合物から成るグループから選択された10mmよりも
短い長さの繊維 −重量で0から20%の、少なくとも1つの結着剤 −重量で0.1から5%の、少なくとも1つの凝集剤およ
び/または少なくとも1つの保持剤 −前記エラストマーを部分的に置き換えることができ
る、0から40%の、少なくとも1つの無機および/また
は有機の増量剤 の密な混合物を含み、上記各成分の含有量は乾燥重量で
与えられ、各成分の含有量の合計は100%であることを
特徴とするシート材。 - 【請求項3】前記繊維が精製されたセルロース繊維であ
ることを特徴とする請求項2記載のシート材。 - 【請求項4】前記繊維がガラス繊維とセルロース繊維の
混合物を含むことを特徴とする請求項2記載のシート
材。 - 【請求項5】前記粉末状のエラストマーが、加硫された
再生ゴムを含むことを特徴とする請求項2記載のシート
材。 - 【請求項6】−重量で70から75%の、加硫ゴムの粉末と
無機および/または有機の増量剤との混合物 −重量で15から20%の、セルロース繊維および/または
無機繊維 −重量で8から12%の、少なくとも1つのラテックスタ
イプの結着剤 −重量で0.3から0.5%の、少なくとも1つのカチオン凝
集剤 を含み、上記各成分の含有量は乾燥重量で与えられ、各
成分の含有量の合計が100%であることを特徴とする請
求項2記載のシート材。 - 【請求項7】−下記の成分を含む混合物の水性懸濁液を
用意すること ・重量で20から80%の、平均粒度が40μm〜500μmの
範囲の粉末状のエラストマーまたは前記エラストマーと
少なくとも1つの増量剤との混合物 ・重量で10から70%の、天然繊維、鉱物繊維およびそれ
らの混合物から成るグループから選択された10mmよりも
短い長さの繊維 −上記懸濁液に第1の量の凝集剤を加えること −上記凝集剤を含む懸濁液に重量で0から20%の結着剤
を添加すること −添加剤を加えること −次に第2の量の凝集剤および/または保持剤を加える
こと −得られた水性懸濁液をスクリーンの上に沈澱させるこ
と −濡れたシートを形成するために、沈澱した懸濁物から
水分を流出させること、および −シート状の製品を得るために、形成されたシートを乾
燥させること を含むことを特徴とするシート材の製造方法。
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JPH04503366A JPH04503366A (ja) | 1992-06-18 |
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JP1510790A Expired - Lifetime JPH0717760B2 (ja) | 1988-09-30 | 1989-09-28 | エラストマー粉末を含む弾力性のある多孔性のシート材を製造するための基本組成、シート材、およびシート材の製造方法 |
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JP (1) | JPH0717760B2 (ja) |
KR (1) | KR900701515A (ja) |
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DE (1) | DE68916967T2 (ja) |
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