JPH07135087A - 除電シート及びその使用方法 - Google Patents
除電シート及びその使用方法Info
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- JPH07135087A JPH07135087A JP5304608A JP30460893A JPH07135087A JP H07135087 A JPH07135087 A JP H07135087A JP 5304608 A JP5304608 A JP 5304608A JP 30460893 A JP30460893 A JP 30460893A JP H07135087 A JPH07135087 A JP H07135087A
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- Japan
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- sheet
- fibers
- static elimination
- coated
- fiber
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続的に除電しても、除電性能の低下しない
除電シート及びその使用方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 被帯電物に相対する繊維シートの一面が、電
子共役系ポリマーで被覆され、しかもその電子共役系ポ
リマーが導電性物質、例えば、金属に被覆されたもので
ある。また、この除電シートの導電性物質で被覆された
面を、被帯電物に相対するように設置する使用方法であ
る。
除電シート及びその使用方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 被帯電物に相対する繊維シートの一面が、電
子共役系ポリマーで被覆され、しかもその電子共役系ポ
リマーが導電性物質、例えば、金属に被覆されたもので
ある。また、この除電シートの導電性物質で被覆された
面を、被帯電物に相対するように設置する使用方法であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機などのOA機器の
使用中や、プラスチックシート、不織布などの製造中な
どに発生する静電気の除去に使用できる除電シート、及
びその使用方法に関する。
使用中や、プラスチックシート、不織布などの製造中な
どに発生する静電気の除去に使用できる除電シート、及
びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機などOA機器使用中に発生
する静電気を除去する方法として、特開昭63−269
99号、特開昭56−50346号、実開昭60−16
1373号、実願平1−114145号、特開平4−3
6999号には、導電性不織布を使用した除電材が開示
されている。しかしながら、これらに開示されているの
は金属繊維やカーボン繊維を単に混入した不織布であっ
たり、メッキ、蒸着、スパッタリングなどの方法により
繊維表面を金属で被覆した不織布であったり、或いは単
に電子共役系ポリマーで被覆した不織布からなる除電材
であるため、ある程度の除電はできるものの、複写機な
どのOA機器の使用中、プラスチックシート、不織布な
どの製造中などに、連続的に静電気が発生すると、徐々
に除電性能の低下が生じ、満足できる除電性能を有する
ものではなかった。
する静電気を除去する方法として、特開昭63−269
99号、特開昭56−50346号、実開昭60−16
1373号、実願平1−114145号、特開平4−3
6999号には、導電性不織布を使用した除電材が開示
されている。しかしながら、これらに開示されているの
は金属繊維やカーボン繊維を単に混入した不織布であっ
たり、メッキ、蒸着、スパッタリングなどの方法により
繊維表面を金属で被覆した不織布であったり、或いは単
に電子共役系ポリマーで被覆した不織布からなる除電材
であるため、ある程度の除電はできるものの、複写機な
どのOA機器の使用中、プラスチックシート、不織布な
どの製造中などに、連続的に静電気が発生すると、徐々
に除電性能の低下が生じ、満足できる除電性能を有する
ものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するためになされたものであり、連続的に除電して
も、除電性能の低下しない除電シート、及びその使用方
法を提供することを目的とする。
解決するためになされたものであり、連続的に除電して
も、除電性能の低下しない除電シート、及びその使用方
法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の除電シートは、
被帯電物に相対する繊維シートの一面が、電子共役系ポ
リマーで被覆され、しかもその電子共役系ポリマーが導
電性物質、特に金属、で被覆されたものである。
被帯電物に相対する繊維シートの一面が、電子共役系ポ
リマーで被覆され、しかもその電子共役系ポリマーが導
電性物質、特に金属、で被覆されたものである。
【0005】本発明の除電シートの使用方法は、上記除
電シートの導電性物質で被覆された面を、被帯電物に相
対するように設置する方法である。
電シートの導電性物質で被覆された面を、被帯電物に相
対するように設置する方法である。
【0006】
【作用】本発明の発明者は、仮に除電シートの繊維が脱
落し、複写機などの感光ドラムに付着した場合であって
も、過大電流がリークし、感光ドラムを損傷しないよう
に、電子共役系ポリマーで被覆した不織布からなる除電
シートについて研究を続けた結果、この除電シートで連
続的に除電すると、電子共役系ポリマーで被覆された繊
維は、酸化劣化して除電性能が低下するという点に着目
し、本発明を完成したのである。つまり、本発明の除電
シートは、被帯電物に相対する繊維シートの一面が、電
子共役系ポリマーで被覆され、しかもこの電子共役系ポ
リマーが導電性物質により被覆されているため、電子共
役系ポリマーは空気と非接触の状態にあり、酸化劣化を
抑えることができ、電荷量の多い被帯電物であっても連
続的に除電できると考えられる。
落し、複写機などの感光ドラムに付着した場合であって
も、過大電流がリークし、感光ドラムを損傷しないよう
に、電子共役系ポリマーで被覆した不織布からなる除電
シートについて研究を続けた結果、この除電シートで連
続的に除電すると、電子共役系ポリマーで被覆された繊
維は、酸化劣化して除電性能が低下するという点に着目
し、本発明を完成したのである。つまり、本発明の除電
シートは、被帯電物に相対する繊維シートの一面が、電
子共役系ポリマーで被覆され、しかもこの電子共役系ポ
リマーが導電性物質により被覆されているため、電子共
役系ポリマーは空気と非接触の状態にあり、酸化劣化を
抑えることができ、電荷量の多い被帯電物であっても連
続的に除電できると考えられる。
【0007】以下、本発明の除電シートについて、複写
機などのOA機器に適用する場合をもとに、詳しく説明
する。
機などのOA機器に適用する場合をもとに、詳しく説明
する。
【0008】本発明の繊維シートに使用する繊維は特に
限定するものではなく、例えば、絹、羊毛、綿、麻など
の天然繊維、レーヨン繊維などの再生繊維、アセテート
繊維などの半合成繊維、ポリアミド繊維、ポリビニルア
ルコール繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリ
塩化ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリウレ
タン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維など
の合成繊維を使用することができる。なお、一成分から
なる繊維のみではなく、2成分以上の樹脂成分からなる
芯鞘型、サイドバイサイド型の複合繊維を使用しても良
い。
限定するものではなく、例えば、絹、羊毛、綿、麻など
の天然繊維、レーヨン繊維などの再生繊維、アセテート
繊維などの半合成繊維、ポリアミド繊維、ポリビニルア
ルコール繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリ
塩化ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリウレ
タン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維など
の合成繊維を使用することができる。なお、一成分から
なる繊維のみではなく、2成分以上の樹脂成分からなる
芯鞘型、サイドバイサイド型の複合繊維を使用しても良
い。
【0009】また、機械的および/または化学的処理に
より、繊度が0.5デニール以下の極細繊維に分割可能
な繊維は、得られる極細繊維によってコロナ放電が生じ
やすく、より除電性に優れた除電シートが得られるばか
りでなく、極細繊維が脱離して感光ドラムに付着したと
しても、瞬時に焼失し、電流がリークして感光ドラムを
損傷する恐れがないので、好適に使用できる。
より、繊度が0.5デニール以下の極細繊維に分割可能
な繊維は、得られる極細繊維によってコロナ放電が生じ
やすく、より除電性に優れた除電シートが得られるばか
りでなく、極細繊維が脱離して感光ドラムに付着したと
しても、瞬時に焼失し、電流がリークして感光ドラムを
損傷する恐れがないので、好適に使用できる。
【0010】この繊度が0.5デニール以下の極細繊維
に分割可能な繊維としては、一成分中に他成分を島状に
配置した断面をもつ海島型繊維、異なる成分を交互に層
状に積層した断面をもつ多重バイメタル型繊維、或いは
一成分を繊維の中心から繊維表面に伸びる他成分で分割
した断面をもつ菊花型繊維を例示することができるが、
これらに限定されるものではない。
に分割可能な繊維としては、一成分中に他成分を島状に
配置した断面をもつ海島型繊維、異なる成分を交互に層
状に積層した断面をもつ多重バイメタル型繊維、或いは
一成分を繊維の中心から繊維表面に伸びる他成分で分割
した断面をもつ菊花型繊維を例示することができるが、
これらに限定されるものではない。
【0011】この分割可能な繊維を構成する樹脂成分の
組み合わせとして、ポリアミド系樹脂とポリエステル系
樹脂、ポリアミド系樹脂とポリオレフィン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂とポリオレフィン系樹脂、ポリエステル
系樹脂とポリアクリロニトリル系樹脂、ポリアミド系樹
脂とポリアクリロニトリル系樹脂、ポリオレフィン系樹
脂とポリアクリロニトリル系樹脂などを例示できるが、
これらに限定されるものではない。
組み合わせとして、ポリアミド系樹脂とポリエステル系
樹脂、ポリアミド系樹脂とポリオレフィン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂とポリオレフィン系樹脂、ポリエステル
系樹脂とポリアクリロニトリル系樹脂、ポリアミド系樹
脂とポリアクリロニトリル系樹脂、ポリオレフィン系樹
脂とポリアクリロニトリル系樹脂などを例示できるが、
これらに限定されるものではない。
【0012】このような極細繊維は20重量%以上含ま
れているのが好ましく、多い方がコロナ放電しやすく、
除電性能が向上するため、より好ましくは50重量%以
上、最も好ましくは100重量%である。
れているのが好ましく、多い方がコロナ放電しやすく、
除電性能が向上するため、より好ましくは50重量%以
上、最も好ましくは100重量%である。
【0013】また、高巻縮繊維を使用すると、除電シー
トが折れ曲がったとしても、高巻縮繊維の巻縮が引き伸
ばされるのみで、繊維自体が引き伸ばされるわけではな
いので、電子共役系のポリマーや導電性物質が剥離せ
ず、除電性が低下することはない。
トが折れ曲がったとしても、高巻縮繊維の巻縮が引き伸
ばされるのみで、繊維自体が引き伸ばされるわけではな
いので、電子共役系のポリマーや導電性物質が剥離せ
ず、除電性が低下することはない。
【0014】高巻縮繊維は潜在化していても顕在化して
いても良いが、巻縮が顕在化した状態で、巻縮数が15
〜100個/インチ、より好ましくは20〜90個/イ
ンチの繊維をいう。
いても良いが、巻縮が顕在化した状態で、巻縮数が15
〜100個/インチ、より好ましくは20〜90個/イ
ンチの繊維をいう。
【0015】この高巻縮繊維としては、2種類の収縮率
の異なる樹脂からなり、スパイラル状の巻縮をもつ複合
繊維、或いは単一成分からなり、特定の熱履歴で巻縮を
もつ繊維を例示できるが、これらの中でも、高融点ポリ
エステル樹脂と低融点ポリエステル樹脂からなるサイド
バイサイド型の複合繊維は巻縮数が多く、優れた伸縮性
を示すので好適に使用できる。
の異なる樹脂からなり、スパイラル状の巻縮をもつ複合
繊維、或いは単一成分からなり、特定の熱履歴で巻縮を
もつ繊維を例示できるが、これらの中でも、高融点ポリ
エステル樹脂と低融点ポリエステル樹脂からなるサイド
バイサイド型の複合繊維は巻縮数が多く、優れた伸縮性
を示すので好適に使用できる。
【0016】本発明では上記のような繊維から、不織
布、織物、編物などの繊維シートを形成する。これらの
中でも不織布は繊維の配向方向を厚さ方向にすることが
できるため、コロナ放電に関与できる繊維端部が多くな
り、コロナ放電により除電しやすいため、好適に使用で
きる。このような繊維の配向方向が厚さ方向の不織布
は、例えば、カード法、エアレイ法、湿式法、スパンボ
ンド法、メルトブロー法などにより得られる繊維ウエブ
を水などの流体流、或いはニードルなどの機械的外力を
作用させて繊維同士を絡合することにより、得ることが
できる。
布、織物、編物などの繊維シートを形成する。これらの
中でも不織布は繊維の配向方向を厚さ方向にすることが
できるため、コロナ放電に関与できる繊維端部が多くな
り、コロナ放電により除電しやすいため、好適に使用で
きる。このような繊維の配向方向が厚さ方向の不織布
は、例えば、カード法、エアレイ法、湿式法、スパンボ
ンド法、メルトブロー法などにより得られる繊維ウエブ
を水などの流体流、或いはニードルなどの機械的外力を
作用させて繊維同士を絡合することにより、得ることが
できる。
【0017】なお、前述の極細繊維を得ることのできる
分割可能な繊維を含む繊維ウエブを、流体流或いはニー
ドルなどの機械的外力によって繊維同士を絡合させる方
法は、同時に、極細繊維に分割できるので、別に分割工
程を採る必要のない、合理的な繊維シートの形成方法で
ある。
分割可能な繊維を含む繊維ウエブを、流体流或いはニー
ドルなどの機械的外力によって繊維同士を絡合させる方
法は、同時に、極細繊維に分割できるので、別に分割工
程を採る必要のない、合理的な繊維シートの形成方法で
ある。
【0018】以上のようにして得られた繊維シートに、
電子共役系ポリマーによる被覆処理を行うと、繊維シー
トが多孔性であるため、繊維シート略全体が電子共役系
ポリマーによって被覆される。また、電子共役系ポリマ
ーは繊維シートとの密着性が良く、耐久性、柔軟性に優
れている。
電子共役系ポリマーによる被覆処理を行うと、繊維シー
トが多孔性であるため、繊維シート略全体が電子共役系
ポリマーによって被覆される。また、電子共役系ポリマ
ーは繊維シートとの密着性が良く、耐久性、柔軟性に優
れている。
【0019】本発明においては、電子共役系ポリマーの
被覆処理により得られる繊維シートの表面抵抗は1×1
00〜1×109Ω/□であるのが好ましい。表面抵抗が
1×100Ω/□未満であると、除電シートから脱離し
た繊維が感光ドラムに付着した際に、電流がリークして
感光ドラムを損傷し、表面抵抗が1×109Ω/□を越
えると、除電性能が著しく低下するためである。より好
ましくは1×102〜1×106Ω/□、最も好ましくは
1×102〜1×104Ω/□である。
被覆処理により得られる繊維シートの表面抵抗は1×1
00〜1×109Ω/□であるのが好ましい。表面抵抗が
1×100Ω/□未満であると、除電シートから脱離し
た繊維が感光ドラムに付着した際に、電流がリークして
感光ドラムを損傷し、表面抵抗が1×109Ω/□を越
えると、除電性能が著しく低下するためである。より好
ましくは1×102〜1×106Ω/□、最も好ましくは
1×102〜1×104Ω/□である。
【0020】電子共役系ポリマーによる繊維シートの被
覆処理としては、例えば、塩化鉄(III)、塩化銅(I
I)などの酸化剤を含む溶液を、繊維シートに含浸した
後、モノマーに接触させて重合させる方法がある。ま
た、モノマーとの接触方法は、モノマーが液体状態の場
合、酸化剤の付着した繊維シートにモノマーを含浸した
り、塗布したり、スプレーしたりすれば良く、モノマー
が気体状態の場合、モノマーで充填した容器内に、酸化
剤の付着した繊維シートを載置すれば良く、特に限定す
るものではない。
覆処理としては、例えば、塩化鉄(III)、塩化銅(I
I)などの酸化剤を含む溶液を、繊維シートに含浸した
後、モノマーに接触させて重合させる方法がある。ま
た、モノマーとの接触方法は、モノマーが液体状態の場
合、酸化剤の付着した繊維シートにモノマーを含浸した
り、塗布したり、スプレーしたりすれば良く、モノマー
が気体状態の場合、モノマーで充填した容器内に、酸化
剤の付着した繊維シートを載置すれば良く、特に限定す
るものではない。
【0021】この重合させるモノマーとして、例えば、
アセチレン、ベンゼン、アニリン、フェニルアセチレ
ン、ピロール、フラン、チオフェン、インドール及びこ
れらモノマーの誘導体などがある。これらの中でも、ピ
ロールは導電性、重合性に優れるため、好適に使用でき
る。
アセチレン、ベンゼン、アニリン、フェニルアセチレ
ン、ピロール、フラン、チオフェン、インドール及びこ
れらモノマーの誘導体などがある。これらの中でも、ピ
ロールは導電性、重合性に優れるため、好適に使用でき
る。
【0022】以上のような電子共役系ポリマーによる繊
維シートの被覆処理の後、導電性物質の被覆処理を行
い、本発明の除電シートを得る。このように、導電性物
質で電子共役系ポリマーを被覆しているため、酸化劣化
を防止でき、被帯電物の電荷量が多くても、連続して除
電することができる。
維シートの被覆処理の後、導電性物質の被覆処理を行
い、本発明の除電シートを得る。このように、導電性物
質で電子共役系ポリマーを被覆しているため、酸化劣化
を防止でき、被帯電物の電荷量が多くても、連続して除
電することができる。
【0023】なお、この導電性物質の付着処理は、繊維
シートの被帯電物と相対する面のみではなく、その反対
面に行っても良い。この場合、被帯電物と相対する面よ
りも反対面の導電性物質による被覆量を多くすると、反
対面によって、除去した電荷を速やかにアースすること
ができるため、連続的に静電気の発生する条件下におい
て、より優れた除電性を発揮する。
シートの被帯電物と相対する面のみではなく、その反対
面に行っても良い。この場合、被帯電物と相対する面よ
りも反対面の導電性物質による被覆量を多くすると、反
対面によって、除去した電荷を速やかにアースすること
ができるため、連続的に静電気の発生する条件下におい
て、より優れた除電性を発揮する。
【0024】この導電性物質による被覆処理方法として
は、例えば、低温アーク放電蒸着などの蒸着処理、金属
メッキ処理、スパッタリング処理、イオンプレーティン
グ処理、金属溶射処理、或いは銀などのペースト状物に
よる付着処理などがある。これらの付着処理の中でも、
蒸着処理は電子共役系ポリマー表面を部分的に被覆で
き、繊維の表面抵抗を極端に低くしないようにできるの
で、除電シートの繊維が脱離して感光ドラムに付着した
としても、電流がリークして感光ドラムを損傷する恐れ
がなく、好適に使用できる。
は、例えば、低温アーク放電蒸着などの蒸着処理、金属
メッキ処理、スパッタリング処理、イオンプレーティン
グ処理、金属溶射処理、或いは銀などのペースト状物に
よる付着処理などがある。これらの付着処理の中でも、
蒸着処理は電子共役系ポリマー表面を部分的に被覆で
き、繊維の表面抵抗を極端に低くしないようにできるの
で、除電シートの繊維が脱離して感光ドラムに付着した
としても、電流がリークして感光ドラムを損傷する恐れ
がなく、好適に使用できる。
【0025】この導電性物質としては、例えば、ステン
レス、アルミニウム、亜鉛、銅、錫、銀などの金属や、
カーボンなどを使用できる。これらの中でも、表面抵抗
が小さく、導電性、耐酸化性に優れた金属が好適に使用
できる。また、導電性物質の表面抵抗が1×108Ω/
□以下であれば、除電性を損うことがなく、より好まし
くは1×105Ω/□以下、最も好ましくは1×102Ω
/□以下のものである。
レス、アルミニウム、亜鉛、銅、錫、銀などの金属や、
カーボンなどを使用できる。これらの中でも、表面抵抗
が小さく、導電性、耐酸化性に優れた金属が好適に使用
できる。また、導電性物質の表面抵抗が1×108Ω/
□以下であれば、除電性を損うことがなく、より好まし
くは1×105Ω/□以下、最も好ましくは1×102Ω
/□以下のものである。
【0026】以上のようにして得られる除電シートは、
例えば、複写機などのOA機器使用中や、プラスチック
シートや不織布などの製造中に、連続的に発生する静電
気を除去できるように、除電シートの導電性物質で被覆
された面を、被帯電物に相対するように設置する。この
ように設置することにより、導電性物質で被覆された面
で除去した電荷は、速やかに除去され、しかも導電性物
質の被覆により電子共役系ポリマーが空気と非接触の状
態にあるため、酸化劣化による除電性能が低下すること
なく使用できる。
例えば、複写機などのOA機器使用中や、プラスチック
シートや不織布などの製造中に、連続的に発生する静電
気を除去できるように、除電シートの導電性物質で被覆
された面を、被帯電物に相対するように設置する。この
ように設置することにより、導電性物質で被覆された面
で除去した電荷は、速やかに除去され、しかも導電性物
質の被覆により電子共役系ポリマーが空気と非接触の状
態にあるため、酸化劣化による除電性能が低下すること
なく使用できる。
【0027】本発明の除電シートは被帯電物に対して、
非接触の状態で、或いは接触した状態で設置しても良い
が、非接触の状態で設置すれば、摩擦による除電性能の
低下がないばかりか、よりコロナ放電による除電性能に
優れているので、非接触の状態で配置するのがより好ま
しい。なお、接触する場合であっても、一部のみを接触
させ、非接触部分を残すように設置すれば、コロナ放電
による除電性能を活かすことができる。
非接触の状態で、或いは接触した状態で設置しても良い
が、非接触の状態で設置すれば、摩擦による除電性能の
低下がないばかりか、よりコロナ放電による除電性能に
優れているので、非接触の状態で配置するのがより好ま
しい。なお、接触する場合であっても、一部のみを接触
させ、非接触部分を残すように設置すれば、コロナ放電
による除電性能を活かすことができる。
【0028】本発明の除電シートの使用形態としては、
特に限定するものではないが、例えば、シート状、ロー
ル状、糸状に加工した形態、或いは金属ロールなどの導
電性基材に巻回、或いは貼り付けた形態で使用できる。
特に限定するものではないが、例えば、シート状、ロー
ル状、糸状に加工した形態、或いは金属ロールなどの導
電性基材に巻回、或いは貼り付けた形態で使用できる。
【0029】以下に、本発明の実施例を記載するが、以
下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例、
比較例中の表面抵抗はロレスタAP MCP−T400
(三菱油化(株)製)により測定した値である。
下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例、
比較例中の表面抵抗はロレスタAP MCP−T400
(三菱油化(株)製)により測定した値である。
【0030】
(実施例)ポリエステル成分を、繊維の中心から繊維表
面に向かって、放射状に伸びるポリアミド成分で8区分
に分割した、菊花型の断面形状を有する、繊度2デニー
ル、繊維長38mmの分割可能繊維(分割後、ポリエステ
ル成分の繊度0.175デニール、ポリアミド成分の繊
度0.075デニール)をカーディングして繊維ウエブ
とした後、水圧95kg/cm2の水流により絡合し、繊維シ
ートを得た。
面に向かって、放射状に伸びるポリアミド成分で8区分
に分割した、菊花型の断面形状を有する、繊度2デニー
ル、繊維長38mmの分割可能繊維(分割後、ポリエステ
ル成分の繊度0.175デニール、ポリアミド成分の繊
度0.075デニール)をカーディングして繊維ウエブ
とした後、水圧95kg/cm2の水流により絡合し、繊維シ
ートを得た。
【0031】この繊維シートに30%濃度の塩化鉄(II
I)を含浸した後、ピロール溶液を蒸発させたピロール
モノマーガスに接触させ、重合させて、略全体的にポリ
ピロールで被覆した繊維シートを得た。このポリピロー
ルで被覆された繊維シートの表面抵抗は200Ω/□で
あった。この繊維シート片面のポリピロール表面に、低
温アーク放電蒸着法により、導電性物質として、厚さ2
00nmのステンレス(表面抵抗9.0×10-5Ω/
□)を蒸着させ、除電シートを得た。なお、蒸着面の表
面抵抗は180Ω/□であった。
I)を含浸した後、ピロール溶液を蒸発させたピロール
モノマーガスに接触させ、重合させて、略全体的にポリ
ピロールで被覆した繊維シートを得た。このポリピロー
ルで被覆された繊維シートの表面抵抗は200Ω/□で
あった。この繊維シート片面のポリピロール表面に、低
温アーク放電蒸着法により、導電性物質として、厚さ2
00nmのステンレス(表面抵抗9.0×10-5Ω/
□)を蒸着させ、除電シートを得た。なお、蒸着面の表
面抵抗は180Ω/□であった。
【0032】(比較例1)実施例と全く同様にして得ら
れた、ポリピロールによる被覆処理のみを施した繊維シ
ートを、除電シートとした。この除電シートの表面抵抗
は200Ω/□であった。
れた、ポリピロールによる被覆処理のみを施した繊維シ
ートを、除電シートとした。この除電シートの表面抵抗
は200Ω/□であった。
【0033】(比較例2)直径8μmのステンレス繊維
を50本束ねたものを、毛足長11mm、ピッチ0.8mm
でアルミバーに固定したものを除電体とした。
を50本束ねたものを、毛足長11mm、ピッチ0.8mm
でアルミバーに固定したものを除電体とした。
【0034】(除電効果試験)ポリイミドフィルムを羊
毛布で摩擦することにより、13.0KVの静電気を帯電
させ、この帯電ポリイミドフィルム上に、実施例(10
cm×10cm)、比較例1の除電シート(10cm×10c
m)及び比較例2の除電体(長さ10cm)を、3mmの間
隔を設けて設置した(実施例はステンレス蒸着面がポリ
イミドフィルムと相対するように設置)。その後、ポリ
イミドフィルムを速度30cm/secで移動させた時の残留
帯電圧を測定した。なお、この摩擦帯電方法及び帯電圧
測定はJIS規格、L1092参考法に準拠の摩擦帯電
圧試験装置(カネボウエンジニアリング株式会社製、E
ST−7)により行った。また、この測定は温度20
℃、湿度50%の条件下で行なった。この結果は表1に
示す。
毛布で摩擦することにより、13.0KVの静電気を帯電
させ、この帯電ポリイミドフィルム上に、実施例(10
cm×10cm)、比較例1の除電シート(10cm×10c
m)及び比較例2の除電体(長さ10cm)を、3mmの間
隔を設けて設置した(実施例はステンレス蒸着面がポリ
イミドフィルムと相対するように設置)。その後、ポリ
イミドフィルムを速度30cm/secで移動させた時の残留
帯電圧を測定した。なお、この摩擦帯電方法及び帯電圧
測定はJIS規格、L1092参考法に準拠の摩擦帯電
圧試験装置(カネボウエンジニアリング株式会社製、E
ST−7)により行った。また、この測定は温度20
℃、湿度50%の条件下で行なった。この結果は表1に
示す。
【0035】
【表1】
【0036】(連続除電試験)定電圧電源に接続された
アルミ平板から10mm離れたところに、直径13mmの絶
縁棒に、有効幅20mmの実施例(平巻き)、比較例1
(平巻き)の除電シート、及び比較例2の除電体を取り
付けた(実施例はステンレス蒸着面がアルミ平板と相対
するように設置)。そして、除電シート又は除電体にア
ース線を設置した。その後、定電圧電源に−6KV印加
し、アース線に流れる電流を、1、10、20、30、
300秒後に測定し、連続除電性能を判断した。この結
果も表1に示す。
アルミ平板から10mm離れたところに、直径13mmの絶
縁棒に、有効幅20mmの実施例(平巻き)、比較例1
(平巻き)の除電シート、及び比較例2の除電体を取り
付けた(実施例はステンレス蒸着面がアルミ平板と相対
するように設置)。そして、除電シート又は除電体にア
ース線を設置した。その後、定電圧電源に−6KV印加
し、アース線に流れる電流を、1、10、20、30、
300秒後に測定し、連続除電性能を判断した。この結
果も表1に示す。
【0037】(電流リーク試験)実施例、比較例1の除
電シート、及び除電体の繊維を5本引き抜き(実施例は
ステンレス蒸着面側の繊維)、長さ8mmとして束ねたも
のを、絶縁粘着テープに貼着し、銅板上に固定した。こ
の繊維から5mm離れた所に先端部を有する針状電極に、
電圧を徐々に印加して、火花放電が生じる時の電圧を測
定して、電流リークのしやすさを判断した。この結果も
表1に示す。
電シート、及び除電体の繊維を5本引き抜き(実施例は
ステンレス蒸着面側の繊維)、長さ8mmとして束ねたも
のを、絶縁粘着テープに貼着し、銅板上に固定した。こ
の繊維から5mm離れた所に先端部を有する針状電極に、
電圧を徐々に印加して、火花放電が生じる時の電圧を測
定して、電流リークのしやすさを判断した。この結果も
表1に示す。
【0038】
【発明の効果】本発明の除電シートは、被帯電物に相対
する繊維シートの一面が、電子共役系ポリマーで被覆さ
れ、しかもその電子共役系ポリマーが導電性物質に被覆
されて酸化劣化が生じないので、電荷量の多い被帯電物
であっても、連続して除電できる。
する繊維シートの一面が、電子共役系ポリマーで被覆さ
れ、しかもその電子共役系ポリマーが導電性物質に被覆
されて酸化劣化が生じないので、電荷量の多い被帯電物
であっても、連続して除電できる。
【0039】本発明の除電シートの電子共役系ポリマー
を被覆している導電性物質が金属であると、導電性、耐
酸化性に優れている。
を被覆している導電性物質が金属であると、導電性、耐
酸化性に優れている。
【0040】このような除電シートは、導電性物質で被
覆された面を、被帯電物に相対するように設置して使用
する方法は、酸化劣化を生じることなく、電荷量の多い
被帯電物であっても、連続して除電できる方法である。
覆された面を、被帯電物に相対するように設置して使用
する方法は、酸化劣化を生じることなく、電荷量の多い
被帯電物であっても、連続して除電できる方法である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 101:00
Claims (3)
- 【請求項1】 被帯電物に相対する繊維シートの一面
が、電子共役系ポリマーで被覆され、しかもその電子共
役系ポリマーが導電性物質に被覆されていることを特徴
とする除電シート。 - 【請求項2】 導電性物質が、金属であることを特徴と
する請求項1記載の除電シート。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の除電シート
の導電性物質で被覆された面を、被帯電物に相対するよ
うに設置することを特徴とする除電シートの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304608A JPH07135087A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 除電シート及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304608A JPH07135087A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 除電シート及びその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07135087A true JPH07135087A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17935057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5304608A Pending JPH07135087A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 除電シート及びその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07135087A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0783015A1 (fr) * | 1996-01-08 | 1997-07-09 | Elf Atochem S.A. | Microfibrilles de cellulose conductrices et composites les incorporant |
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US9168719B2 (en) | 2011-09-06 | 2015-10-27 | Honeywell International Inc. | Surface treated yarn and fabric with enhanced physical and adhesion properties and the process of making |
US9222864B2 (en) | 2011-09-06 | 2015-12-29 | Honeywell International Inc. | Apparatus and method to measure back face signature of armor |
CN107675479A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-02-09 | 天津工业大学 | 一种电磁感应式超疏水/超亲油丙纶织物及其制备方法 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP5304608A patent/JPH07135087A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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