JPH07120484B2 - 車輌用灯具 - Google Patents
車輌用灯具Info
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- JPH07120484B2 JPH07120484B2 JP3142784A JP14278491A JPH07120484B2 JP H07120484 B2 JPH07120484 B2 JP H07120484B2 JP 3142784 A JP3142784 A JP 3142784A JP 14278491 A JP14278491 A JP 14278491A JP H07120484 B2 JPH07120484 B2 JP H07120484B2
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- Japan
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- lamp
- reflection surface
- surface portion
- lamp body
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/33—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
- F21S41/338—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector having surface portions added to its general concavity
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/33—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
- F21S41/334—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/33—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
- F21S41/337—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector having a structured surface, e.g. with facets or corrugations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車体コーナー部に取付け
られ一部レンズが車体側面部にまで回り込む所謂回り込
みレンズを備えた灯具、例えばターンシグナルランプ、
コーナリングランプ、クリアランスランプ等に適用して
好適な車輌用灯具に関するものである。
られ一部レンズが車体側面部にまで回り込む所謂回り込
みレンズを備えた灯具、例えばターンシグナルランプ、
コーナリングランプ、クリアランスランプ等に適用して
好適な車輌用灯具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、車輌用灯具、特に交通安全
性、デザイン上の要請等から車体前面（または後面）の
コーナー部に配設されるターンシグナルランプ等にあっ
ては、車体側方からも確認できるように、灯具ボデイお
よび前面レンズを車体コーナー部に沿って略Ｌ字状もし
くは車体後方に向かって傾斜させ、バルブからの光の一
部を車体側方に出射させるようにしている。図８はこの
ような車輌用灯具を構成する灯具ボデイの従来例を示す
斜視図で、これを概略説明すると、１はＡＢＳ等の射出
成形によって一体に成形された灯具ボデイである。灯具
ボデイ１は前面が開放すると共に、車体コーナー部の曲
面形状と合致するよう平面視凸曲面状に湾曲形成されて
おり、内部が仕切壁２によって車体前方（矢印方向）に
開放する第１の灯室３と、車体前方および側方に開放す
る第２の灯室４とに画成されている。第１の灯室３は、
例えばパーキングアンドクリアランスランプの灯室を形
成している。この灯室３は略箱型に形成され、その背面
壁に開設されたバルブ取付用孔よりパーキングアンドク
リアランスランプ用バルブ５が挿入配置されている。一
方、第２の灯室４は車体前面から車体側面にまで延在す
るよう長く湾曲して形成され、その背面壁に形成された
バルブ取付用孔から同じくターンシグナルランプ用バル
ブ６が挿入配置されている。第２の灯室４の内面は、車
体前方を指向し前記バルブ６から出た光を光軸方向（車
体前方）に反射させる有効反射面部７と、有効反射面部
部７の両側に連続してそれぞれ設けられ車体前方の配光
には直接寄与しない無効反射面部８、９とを備えてい
る。有効反射面部７は放物面状に湾曲形成され、且つ全
面に亙って上、下方向に延在する多数のシリンドリカル
ステップ１０が車幅方向に並設されている。一方の無効
反射面部８は、前記仕切壁２の一方の面によって構成さ
れることにより、前記有効反射面部７より車体前方側に
位置するもので、車体前、後方向と略平行な平坦面を形
成している。もう一方の無効反射面部９は同じく平坦面
で有効反射面部７より車体後方側に延在するように形成
されることによりバルブ６に対して有効反射面部７の陰
となっている。なお、灯具ボデイ１の内面はアルミニウ
ムの真空蒸着、シルバー塗装等によって全面に亙って反
射面を形成している。
性、デザイン上の要請等から車体前面（または後面）の
コーナー部に配設されるターンシグナルランプ等にあっ
ては、車体側方からも確認できるように、灯具ボデイお
よび前面レンズを車体コーナー部に沿って略Ｌ字状もし
くは車体後方に向かって傾斜させ、バルブからの光の一
部を車体側方に出射させるようにしている。図８はこの
ような車輌用灯具を構成する灯具ボデイの従来例を示す
斜視図で、これを概略説明すると、１はＡＢＳ等の射出
成形によって一体に成形された灯具ボデイである。灯具
ボデイ１は前面が開放すると共に、車体コーナー部の曲
面形状と合致するよう平面視凸曲面状に湾曲形成されて
おり、内部が仕切壁２によって車体前方（矢印方向）に
開放する第１の灯室３と、車体前方および側方に開放す
る第２の灯室４とに画成されている。第１の灯室３は、
例えばパーキングアンドクリアランスランプの灯室を形
成している。この灯室３は略箱型に形成され、その背面
壁に開設されたバルブ取付用孔よりパーキングアンドク
リアランスランプ用バルブ５が挿入配置されている。一
方、第２の灯室４は車体前面から車体側面にまで延在す
るよう長く湾曲して形成され、その背面壁に形成された
バルブ取付用孔から同じくターンシグナルランプ用バル
ブ６が挿入配置されている。第２の灯室４の内面は、車
体前方を指向し前記バルブ６から出た光を光軸方向（車
体前方）に反射させる有効反射面部７と、有効反射面部
部７の両側に連続してそれぞれ設けられ車体前方の配光
には直接寄与しない無効反射面部８、９とを備えてい
る。有効反射面部７は放物面状に湾曲形成され、且つ全
面に亙って上、下方向に延在する多数のシリンドリカル
ステップ１０が車幅方向に並設されている。一方の無効
反射面部８は、前記仕切壁２の一方の面によって構成さ
れることにより、前記有効反射面部７より車体前方側に
位置するもので、車体前、後方向と略平行な平坦面を形
成している。もう一方の無効反射面部９は同じく平坦面
で有効反射面部７より車体後方側に延在するように形成
されることによりバルブ６に対して有効反射面部７の陰
となっている。なお、灯具ボデイ１の内面はアルミニウ
ムの真空蒸着、シルバー塗装等によって全面に亙って反
射面を形成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
車輌用灯具にあっては、車体前方の配光性能を高め照明
効果を向上させると共に非点灯時においてリフレクタの
均一な光沢感を出し、見栄えを向上させる目的から放物
面状の有効反射面部７にステップ１０を設け、バルブか
ら出た光を車幅方向に拡散する一方、灯具の配光性には
関係のない無効反射面部８、９をノーステップ面として
いるわけであるが、このようにすると、灯具の見映えが
悪いという問題があった。すなわち、昼間において灯具
ボデイ１の前面開口部を気密に覆っている前面レンズ
（図示せず）を通して灯具を車体前方から見ると、有効
反射面部７がステップ１０のため縦縞状の模様となって
見えるが、これはノーステップ面を形成する無効反射面
部８、９との境界で途切れてしまうため、模様の連続性
に欠け、また点灯時においては無効反射面部８、９によ
る反射光が有効反射面部７のステップ１０によって拡散
された光に比べて強いため無効反射面部が目立ち、全体
の明るさが不均一となる。
車輌用灯具にあっては、車体前方の配光性能を高め照明
効果を向上させると共に非点灯時においてリフレクタの
均一な光沢感を出し、見栄えを向上させる目的から放物
面状の有効反射面部７にステップ１０を設け、バルブか
ら出た光を車幅方向に拡散する一方、灯具の配光性には
関係のない無効反射面部８、９をノーステップ面として
いるわけであるが、このようにすると、灯具の見映えが
悪いという問題があった。すなわち、昼間において灯具
ボデイ１の前面開口部を気密に覆っている前面レンズ
（図示せず）を通して灯具を車体前方から見ると、有効
反射面部７がステップ１０のため縦縞状の模様となって
見えるが、これはノーステップ面を形成する無効反射面
部８、９との境界で途切れてしまうため、模様の連続性
に欠け、また点灯時においては無効反射面部８、９によ
る反射光が有効反射面部７のステップ１０によって拡散
された光に比べて強いため無効反射面部が目立ち、全体
の明るさが不均一となる。
【０００４】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、灯具ボデイ内面の有効反射面部と無効反射面部に
模様の連続性を持たせることにより、昼間における灯具
の見映えと夜間時における明るさの均一性を向上させる
ようにした車輌用灯具を提供することにある。
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、灯具ボデイ内面の有効反射面部と無効反射面部に
模様の連続性を持たせることにより、昼間における灯具
の見映えと夜間時における明るさの均一性を向上させる
ようにした車輌用灯具を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、内面が光源から出た光を光軸方向へ反射させ
る有効反射面部と、この有効反射面部の外側に連続して
設けられた無効反射面部とからなり、且つ前記有効反射
面部にステップが形成された灯具ボデイを車体コーナー
部に取付け灯具ボデイの前面にレンズを配した車輌用灯
具において、前記無効反射面部に前記有効反射面部のス
テップと略同一ピッチの疑似ステップを設けたものであ
る。
するため、内面が光源から出た光を光軸方向へ反射させ
る有効反射面部と、この有効反射面部の外側に連続して
設けられた無効反射面部とからなり、且つ前記有効反射
面部にステップが形成された灯具ボデイを車体コーナー
部に取付け灯具ボデイの前面にレンズを配した車輌用灯
具において、前記無効反射面部に前記有効反射面部のス
テップと略同一ピッチの疑似ステップを設けたものであ
る。
【０００６】
【作用】本発明において、無効反射面部の疑似ステップ
は有効反射面部のステップと同様な模様を形成し、模様
に連続性を持たせる。また、疑似ステップは前記ステッ
プと同様、光源からの光を拡散し、無効反射面部の明る
さを有効反射面部の明るさと略等しくする。
は有効反射面部のステップと同様な模様を形成し、模様
に連続性を持たせる。また、疑似ステップは前記ステッ
プと同様、光源からの光を拡散し、無効反射面部の明る
さを有効反射面部の明るさと略等しくする。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係る車輌用灯具を図面に示す
実施例に基づいて詳細に説明する。図１は本発明を車輛
の右側前方に取付けられるフロントターンシグナルラン
プに適用した場合の第１実施例を示す灯具ボデイの外観
斜視図、図２は同ボデイの正面図、図３は図２のIII −
III 線断面図、図４は図３の矢印Ｂ方向から見た図であ
る。なお、図中図８と同一構成部品のものに対しては同
一符号を以て示し、その説明を省略する。本実施例は、
有効反射面部７の両側にこれと連続して設けられた無効
反射面部８、９に有効反射面部７のステップ１０と略同
一ピッチからなる疑似ステップ２０、２１を車幅方向
（図１矢印Ａ方向）にそれぞれ並設した点に特徴を有す
るものである。
実施例に基づいて詳細に説明する。図１は本発明を車輛
の右側前方に取付けられるフロントターンシグナルラン
プに適用した場合の第１実施例を示す灯具ボデイの外観
斜視図、図２は同ボデイの正面図、図３は図２のIII −
III 線断面図、図４は図３の矢印Ｂ方向から見た図であ
る。なお、図中図８と同一構成部品のものに対しては同
一符号を以て示し、その説明を省略する。本実施例は、
有効反射面部７の両側にこれと連続して設けられた無効
反射面部８、９に有効反射面部７のステップ１０と略同
一ピッチからなる疑似ステップ２０、２１を車幅方向
（図１矢印Ａ方向）にそれぞれ並設した点に特徴を有す
るものである。
【０００８】２２は有効反射面部７の中央部に開設され
たバルブ取付用孔、２３は同じく第１の灯室３の背面壁
に開設されたバルブ取付用孔、２４は灯具ボデイ１の内
外を連通させる空気孔、２５は灯具ボデイ１の前面開口
部を覆う前面レンズで、この前面レンズ２５の背面周縁
部に突設されたシール脚２６が灯具ボデイ１の前面外周
部に全周に亙って形成された前方に開放するシール溝２
７に挿入され、且つ接着剤２８によって固定されてい
る。また、前面レンズ２５は、第１の灯室３を覆う白色
の第１レンズ２５Ａと、第２の灯室４を覆うアンバー色
の第２レンズ２５Ｂとで構成されている。このような構
成からなる前面レンズ２５は、第１、第２レンズ２５
Ａ、２５Ｂの色が異なることから、１つの金型によって
同時に成形することができず、そのため周知の多色成形
法によって製作される。すなわち、この多色成形法は、
予め一方、例えば第１レンズ２５Ａを第１レンズ成形用
金型によって射出成形し、しかる後この第１レンズ２５
Ａを第２レンズ成形用金型内に装填し、そのキャビティ
内に溶融樹脂を射出充填して第２レンズ２５Ｂを第１レ
ンズ２５Ａに一体的に接合し、１つの前面レンズ２５を
製作するものである。
たバルブ取付用孔、２３は同じく第１の灯室３の背面壁
に開設されたバルブ取付用孔、２４は灯具ボデイ１の内
外を連通させる空気孔、２５は灯具ボデイ１の前面開口
部を覆う前面レンズで、この前面レンズ２５の背面周縁
部に突設されたシール脚２６が灯具ボデイ１の前面外周
部に全周に亙って形成された前方に開放するシール溝２
７に挿入され、且つ接着剤２８によって固定されてい
る。また、前面レンズ２５は、第１の灯室３を覆う白色
の第１レンズ２５Ａと、第２の灯室４を覆うアンバー色
の第２レンズ２５Ｂとで構成されている。このような構
成からなる前面レンズ２５は、第１、第２レンズ２５
Ａ、２５Ｂの色が異なることから、１つの金型によって
同時に成形することができず、そのため周知の多色成形
法によって製作される。すなわち、この多色成形法は、
予め一方、例えば第１レンズ２５Ａを第１レンズ成形用
金型によって射出成形し、しかる後この第１レンズ２５
Ａを第２レンズ成形用金型内に装填し、そのキャビティ
内に溶融樹脂を射出充填して第２レンズ２５Ｂを第１レ
ンズ２５Ａに一体的に接合し、１つの前面レンズ２５を
製作するものである。
【０００９】前記有効反射面部７は放物面状の湾曲面を
形成している。このような湾曲面からなる有効反射面部
７にステップ１０を形成する場合、見る方向によってス
テップ１０の見え方が異なる。そこで、本実施例におい
てはステップ１０を図２に示すように正面視において略
同一ピッチの垂直な縞模様となるように形成している。
このため、灯具ボデイ１の左側方からステップ１０を見
た場合は図４に示すように中央部が無効反射面部９側に
凸となるように湾曲している。なお、右側方から見た場
合も同様に湾曲した縞模様に見える。
形成している。このような湾曲面からなる有効反射面部
７にステップ１０を形成する場合、見る方向によってス
テップ１０の見え方が異なる。そこで、本実施例におい
てはステップ１０を図２に示すように正面視において略
同一ピッチの垂直な縞模様となるように形成している。
このため、灯具ボデイ１の左側方からステップ１０を見
た場合は図４に示すように中央部が無効反射面部９側に
凸となるように湾曲している。なお、右側方から見た場
合も同様に湾曲した縞模様に見える。
【００１０】前記疑似ステップ２０、２１は、車幅方向
に連続して並設された鋸歯状のステップとされるが、こ
れに限らず前記ステップ１０と同様なシリンドリカルス
テップであってもよい。また、疑似ステップ２０、２１
は、灯具ボディ１を図３の矢印Ｂ方向から見た場合、図
４に示すようにステップ１０と連続した模様を形成する
ようステップ１０の両端のステップ形状と略一致するよ
うに湾曲形成されている。このような疑似ステップ２
０、２１を灯具前方から見た場合、無効反射面部８、９
が傾斜していることから、図２に示すように細い縦縞模
様となって見える。
に連続して並設された鋸歯状のステップとされるが、こ
れに限らず前記ステップ１０と同様なシリンドリカルス
テップであってもよい。また、疑似ステップ２０、２１
は、灯具ボディ１を図３の矢印Ｂ方向から見た場合、図
４に示すようにステップ１０と連続した模様を形成する
ようステップ１０の両端のステップ形状と略一致するよ
うに湾曲形成されている。このような疑似ステップ２
０、２１を灯具前方から見た場合、無効反射面部８、９
が傾斜していることから、図２に示すように細い縦縞模
様となって見える。
【００１１】かくしてこのような構成からなる車輌用灯
具にあっては、無効反射面部８、９にも疑似ステップ２
０、２１を設けたので、昼間時に前面レンズ２５を通し
て灯具ボデイ１の内部を見た場合、第２の灯室４の内部
が全幅に亙って連続した縞模様となって見えるため、灯
具の見映えが良好である。また、点灯時において疑似ス
テップ２０、２１は、有効反射面部７のステップ１０と
同様、バルブ６からの光を車幅方向に拡散するため、有
効反射面部７の明るさと略等しく、したがって点灯時の
見映えも良好である。
具にあっては、無効反射面部８、９にも疑似ステップ２
０、２１を設けたので、昼間時に前面レンズ２５を通し
て灯具ボデイ１の内部を見た場合、第２の灯室４の内部
が全幅に亙って連続した縞模様となって見えるため、灯
具の見映えが良好である。また、点灯時において疑似ス
テップ２０、２１は、有効反射面部７のステップ１０と
同様、バルブ６からの光を車幅方向に拡散するため、有
効反射面部７の明るさと略等しく、したがって点灯時の
見映えも良好である。
【００１２】図５〜図７は本発明の第２実施例を示すも
ので、図５は図６のＶ−Ｖ線断面図、図６は灯具ボデイ
の正面図、図７は同ボデイの左側面図である。本実施例
は単体からなるフロントターンシグナルランプの灯具ボ
デイ３０に適用した例を示す。灯具ボデイ３０は、背面
壁中央に開設されたバルブ取付用孔３１を有し、このバ
ルブ取付用孔３１からフロントターンシグナルランプ用
バルブ３２が後方から挿入されるようになっている。灯
具ボデイ３０の内面で前記バルブ取付用孔３１より右側
面は、背面側に凸となるよう大きな曲率で湾曲すると共
に斜め前方に延在することにより、有効反射面部３３と
され、且つシリンドリカルステップ３４が全面に亙って
形成されている。このステップ３４は、灯具ボデイ３０
の正面視において（図５矢印Ｃ方向から見て）、図６の
右方に凸となるよう湾曲した縞模様を呈し、左側方視に
おいて（図５矢印Ｄ方向から見て）、左側方に凸となる
よう湾曲した縞模様（図７）を呈するように形成されて
いる。一方、前記バルブ取付用孔３１より左側のボデイ
内面は車体後方に向かって斜めに延在することにより無
効反射面部３５とされ、前記ステップ３４と略同一ピッ
チの疑似ステップ３６を有している。疑似ステップ３６
は、断面形状が翼形とされることにより無効反射面部３
５に対して傾斜した直線部３６ａと、直線部３６ａと無
効反射面部３５とを接続する凸曲面からなる面取り部３
６ｂとを有しており、灯具ボデイ３０の正面視において
左側方に凸となるよう湾曲した縞模様（図６）を呈し、
左側方視において同じく左側方に凸となるよう湾曲した
縞模様（図７）を呈している。但し、有効反射面部３３
の近傍ではステップ３４の縞模様と略同一のカーブを呈
し、有効反射面部３３から遠退くにしたがって直線に近
くなり反射面端部の縞模様に近付く。このような構成に
おいても上記実施例と同様な効果が得られるものであ
る。
ので、図５は図６のＶ−Ｖ線断面図、図６は灯具ボデイ
の正面図、図７は同ボデイの左側面図である。本実施例
は単体からなるフロントターンシグナルランプの灯具ボ
デイ３０に適用した例を示す。灯具ボデイ３０は、背面
壁中央に開設されたバルブ取付用孔３１を有し、このバ
ルブ取付用孔３１からフロントターンシグナルランプ用
バルブ３２が後方から挿入されるようになっている。灯
具ボデイ３０の内面で前記バルブ取付用孔３１より右側
面は、背面側に凸となるよう大きな曲率で湾曲すると共
に斜め前方に延在することにより、有効反射面部３３と
され、且つシリンドリカルステップ３４が全面に亙って
形成されている。このステップ３４は、灯具ボデイ３０
の正面視において（図５矢印Ｃ方向から見て）、図６の
右方に凸となるよう湾曲した縞模様を呈し、左側方視に
おいて（図５矢印Ｄ方向から見て）、左側方に凸となる
よう湾曲した縞模様（図７）を呈するように形成されて
いる。一方、前記バルブ取付用孔３１より左側のボデイ
内面は車体後方に向かって斜めに延在することにより無
効反射面部３５とされ、前記ステップ３４と略同一ピッ
チの疑似ステップ３６を有している。疑似ステップ３６
は、断面形状が翼形とされることにより無効反射面部３
５に対して傾斜した直線部３６ａと、直線部３６ａと無
効反射面部３５とを接続する凸曲面からなる面取り部３
６ｂとを有しており、灯具ボデイ３０の正面視において
左側方に凸となるよう湾曲した縞模様（図６）を呈し、
左側方視において同じく左側方に凸となるよう湾曲した
縞模様（図７）を呈している。但し、有効反射面部３３
の近傍ではステップ３４の縞模様と略同一のカーブを呈
し、有効反射面部３３から遠退くにしたがって直線に近
くなり反射面端部の縞模様に近付く。このような構成に
おいても上記実施例と同様な効果が得られるものであ
る。
【００１３】ここで、ステップ３６を翼形として角部を
凸曲面状に面取りした理由は、見る角度（図５矢印Ｅ方
向）によって縞模様が２倍になってしまうのを防止する
ためである。すなわち、角部があると、角部が縞線とな
るため、１つのステップが角部を挟んで２つの縞を形成
するが、角部を凸曲面状の面取り部３６ｂとすると、縞
線ができず１つの縞模様とすることができるからであ
る。また、疑似ステップ３６が図３に示すように光源の
真横に位置する構成においては、ステップを鋸歯状に形
成すると、谷の部分が影になってしまい、影の部分も太
い縞模様となってしまう。また、曲率半径が大きい凸曲
面状とするとステップ毎の差が出にくく縞模様が見えに
くくなる。この点、上記したような翼形とすると、きれ
いな縞模様を形成することができる。なお、断面形状が
左右対称なＶ字状のステップでは、頂部と谷部とも縞模
様となるため、２つのシリンドリカルステップで１ステ
ップと考える。
凸曲面状に面取りした理由は、見る角度（図５矢印Ｅ方
向）によって縞模様が２倍になってしまうのを防止する
ためである。すなわち、角部があると、角部が縞線とな
るため、１つのステップが角部を挟んで２つの縞を形成
するが、角部を凸曲面状の面取り部３６ｂとすると、縞
線ができず１つの縞模様とすることができるからであ
る。また、疑似ステップ３６が図３に示すように光源の
真横に位置する構成においては、ステップを鋸歯状に形
成すると、谷の部分が影になってしまい、影の部分も太
い縞模様となってしまう。また、曲率半径が大きい凸曲
面状とするとステップ毎の差が出にくく縞模様が見えに
くくなる。この点、上記したような翼形とすると、きれ
いな縞模様を形成することができる。なお、断面形状が
左右対称なＶ字状のステップでは、頂部と谷部とも縞模
様となるため、２つのシリンドリカルステップで１ステ
ップと考える。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る車輌用
灯具においては、有効反射面部と無効反射面部とを有し
て車体コーナー部に取付けられる灯具ボデイの前記無効
反射面部に有効反射面部に形成されたステップと略同一
ピッチの疑似ステップを設けて構成したので、灯具前方
から前面レンズを通して灯具内部を見た場合、灯具ボデ
イの内面全体が連続した模様を呈するため、灯具の見映
えが向上し、また点灯時における無効反射面部の明るさ
を有効反射面部の明るさと略等しくすることができる。
灯具においては、有効反射面部と無効反射面部とを有し
て車体コーナー部に取付けられる灯具ボデイの前記無効
反射面部に有効反射面部に形成されたステップと略同一
ピッチの疑似ステップを設けて構成したので、灯具前方
から前面レンズを通して灯具内部を見た場合、灯具ボデ
イの内面全体が連続した模様を呈するため、灯具の見映
えが向上し、また点灯時における無効反射面部の明るさ
を有効反射面部の明るさと略等しくすることができる。
【図１】本発明を車輛の右側前方に取付けられるフロン
トターンシグナルランプに適用した場合の第１実施例を
示す灯具ボデイの外観斜視図である。
トターンシグナルランプに適用した場合の第１実施例を
示す灯具ボデイの外観斜視図である。
【図２】同ボデイの正面図である。
【図３】図２のIII −III 線断面図である。
【図４】図３の矢印Ｂ方向から見た図である。
【図５】図６のＶ−Ｖ線断面図である。
【図６】図６は本発明の第２実施例を示す灯具ボデイの
正面図である。
正面図である。
【図７】同ボデイの左側面図である。
【図８】従来の車輌用灯具における灯具ボデイの外観斜
視図である。
視図である。
１ 灯具ボデイ ２ 仕切壁 ３ 第１の灯室 ４ 第２の灯室 ５、６ バルブ ７ 有効反射面部 ８、９ 無効反射面部 １０ ステップ ２０、２１ 疑似ステップ ３０ 灯具ボデイ ３３ 有効反射面部 ３４ ステップ ３５ 無効反射面部 ３６ 疑似ステップ
Claims (1)
- 【請求項１】 内面が光源から出た光を光軸方向へ反射
させる有効反射面部と、この有効反射面部の外側に連続
して設けられた無効反射面部とからなり、且つ前記有効
反射面部にステップが形成された灯具ボデイを車体コー
ナー部に取付け灯具ボデイの前面にレンズを配した車輌
用灯具において、前記無効反射面部に前記有効反射面部
のステップと略同一ピッチの疑似ステップを設けたこと
を特徴とする車輌用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3142784A JPH07120484B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 車輌用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3142784A JPH07120484B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 車輌用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628906A JPH0628906A (ja) | 1994-02-04 |
| JPH07120484B2 true JPH07120484B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=15323524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3142784A Expired - Lifetime JPH07120484B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 車輌用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07120484B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY111077A (en) * | 1992-11-13 | 1999-08-30 | Kao Corp | Agricultural chemical composition |
| WO2005057080A2 (en) * | 2003-12-08 | 2005-06-23 | The Coleman Company, Inc. | Eliptical reflector and curved lens system for a portable light |
| JP7374731B2 (ja) * | 2019-11-21 | 2023-11-07 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP3142784A patent/JPH07120484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0628906A (ja) | 1994-02-04 |
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