JPH0683002B2 - コンパンダ回路 - Google Patents
コンパンダ回路Info
- Publication number
- JPH0683002B2 JPH0683002B2 JP62078054A JP7805487A JPH0683002B2 JP H0683002 B2 JPH0683002 B2 JP H0683002B2 JP 62078054 A JP62078054 A JP 62078054A JP 7805487 A JP7805487 A JP 7805487A JP H0683002 B2 JPH0683002 B2 JP H0683002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- compander
- output current
- rectifier
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパンダ回路に関する。
従来、この種のコンパンダ回路はIC化されているが、無
線機等に使用する場合はコンパンダ回路の前にフィルタ
が入るのが一般的であるので、フィルタ特性の調整や確
認のためにコンパンダ回路をはずしてスルーにするため
のスイッチ、またはコンパンダ回路を切って音声系を切
り替えるスイッチなどが必要となっていた。
線機等に使用する場合はコンパンダ回路の前にフィルタ
が入るのが一般的であるので、フィルタ特性の調整や確
認のためにコンパンダ回路をはずしてスルーにするため
のスイッチ、またはコンパンダ回路を切って音声系を切
り替えるスイッチなどが必要となっていた。
上述した従来のコンパンダ回路はコンパンダ回路をはず
してスルーにする機能およびコンパンダ回路を切断して
信号を通さなくする機能を持たないので、外部にスイッ
チ（例えばアナログスイッチ）を挿入してバイパスさせ
るかあるいは切断させる必要がある。したがって、回路
部品が増えて実装面積が拡大するという欠点がある。
してスルーにする機能およびコンパンダ回路を切断して
信号を通さなくする機能を持たないので、外部にスイッ
チ（例えばアナログスイッチ）を挿入してバイパスさせ
るかあるいは切断させる必要がある。したがって、回路
部品が増えて実装面積が拡大するという欠点がある。
本発明が解決しようとする問題点、すなわち本発明の目
的は出力条件を変更する手段を設けるようにして上記の
欠点を改良したコンパンダ回路を提供することにある。
的は出力条件を変更する手段を設けるようにして上記の
欠点を改良したコンパンダ回路を提供することにある。
上述した従来のコンパンダ回路に対し、本発明はトラン
ジスタ６ケと抵抗２本と制御端子２本を追加するだけで
コンパンダ回路をオフまたはスルーに出来るという独創
的内容を有する。
ジスタ６ケと抵抗２本と制御端子２本を追加するだけで
コンパンダ回路をオフまたはスルーに出来るという独創
的内容を有する。
本発明のコンパンダ回路は、整流器の出力電流によって
駆動される可変利得セルを備えたコンパンダ回路におい
て、前記可変利得セルを駆動する回路は、前記整流器の
出力電流と定電流回路の出力電流とを加算するコレクタ
が共通接続されたトランジスタ対と，第一の制御電圧に
より前記整流器の出力電流を短絡するトランジスタと，
第二の制御電圧により前記定電流回路の出力電流を短絡
するトランジスタとを有して構成されている。
駆動される可変利得セルを備えたコンパンダ回路におい
て、前記可変利得セルを駆動する回路は、前記整流器の
出力電流と定電流回路の出力電流とを加算するコレクタ
が共通接続されたトランジスタ対と，第一の制御電圧に
より前記整流器の出力電流を短絡するトランジスタと，
第二の制御電圧により前記定電流回路の出力電流を短絡
するトランジスタとを有して構成されている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。ここで
V1を第一の制御電圧,V2を第二の制御電圧とする。図に
おいて、V1＝0,V2＝VCCとすればトランジスタQ1およびQ
6はオフするから整流器の出力電流IGは両波整流器の出
力に応じた電流値、すなわち両波整流器入力の交流振幅
値に対応した電流値となっている。
V1を第一の制御電圧,V2を第二の制御電圧とする。図に
おいて、V1＝0,V2＝VCCとすればトランジスタQ1およびQ
6はオフするから整流器の出力電流IGは両波整流器の出
力に応じた電流値、すなわち両波整流器入力の交流振幅
値に対応した電流値となっている。
一方、V1＝VCC,V2＝VCCとすればトランジスタQ1はオ
ン、Q6はオフするからIG＝０となり、可変利得セルに供
給される電流は零となり、可変利得セルの利得は零とな
る。すなわち、コンバンダ回路はオフした状態となり、
コンパンダ回路の出力信号はなくなる。
ン、Q6はオフするからIG＝０となり、可変利得セルに供
給される電流は零となり、可変利得セルの利得は零とな
る。すなわち、コンバンダ回路はオフした状態となり、
コンパンダ回路の出力信号はなくなる。
また、V1＝VCC,V2＝０とすればトランジスタQ1はオン
し、トランジスタQ2,Q7,Q8,Q9はオフするからIG＝IOと
なり、一定電流となる。
し、トランジスタQ2,Q7,Q8,Q9はオフするからIG＝IOと
なり、一定電流となる。
今、IOの値を設定することにより、コンパンダ回路の圧
縮・伸張特性がなくなる。すなわち、このときはコンパ
ンダ回路をスルーとした状態と同一になる。
縮・伸張特性がなくなる。すなわち、このときはコンパ
ンダ回路をスルーとした状態と同一になる。
第２図は上記のコンパンダ回路を含むエクスパンダ回路
を示す。同図においてエクスパンダ回路の利得Gain（ex
p）は ここで、IBは両波整流器回路の定電流回路の電流値であ
り、VIN（ave）は両波整流器の平均入力振幅値であり、
例えば正弦波入力VINに対しては と示される。
を示す。同図においてエクスパンダ回路の利得Gain（ex
p）は ここで、IBは両波整流器回路の定電流回路の電流値であ
り、VIN（ave）は両波整流器の平均入力振幅値であり、
例えば正弦波入力VINに対しては と示される。
（１）式でGain（exp）＝１とおくと ここでIG＝IOであるから すなわち、IOをIBのR2/R3になるように設定すれば良
い。
い。
また、第３図はコンプレサ回路を示す。同図においてコ
ンプレッサ回路の利得Gain（comp）は （５）式でGain（comp）＝１とおくと ここでIG＝IOであるから となり、（４）式と同一となる。
ンプレッサ回路の利得Gain（comp）は （５）式でGain（comp）＝１とおくと ここでIG＝IOであるから となり、（４）式と同一となる。
すなわちIOをIBのR2/R3になるように設定すればエクス
パンダ回路またはコンプレッサ回路をスルーにしたとき
と同一の特性がコンパンダ回路において得られる。
パンダ回路またはコンプレッサ回路をスルーにしたとき
と同一の特性がコンパンダ回路において得られる。
また（４）式の値の設定は第１図においえIOをIBにおき
かえてトランジスタQ3とQ10とのエミッタサイズの比を
抵抗R2とR3の値に比となるように設定すればよい。
かえてトランジスタQ3とQ10とのエミッタサイズの比を
抵抗R2とR3の値に比となるように設定すればよい。
以上説明したように本発明は整流器と可変利得セルを持
つコンパンダ回路において整流器の出力電流を零または
定電流に切替えることにより、コンパンダ回路の信号系
をオフまたはスルーにできるという効果がある。
つコンパンダ回路において整流器の出力電流を零または
定電流に切替えることにより、コンパンダ回路の信号系
をオフまたはスルーにできるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図はエク
スパンダ回路を示す回路図、第３図はコンプレッサ回路
を示す回路図である。 Q1,Q2,〜Q10……トランジスタ、R10,〜R13……抵抗。
スパンダ回路を示す回路図、第３図はコンプレッサ回路
を示す回路図である。 Q1,Q2,〜Q10……トランジスタ、R10,〜R13……抵抗。
Claims (1)
- 【請求項１】整流器の出力電流によって駆動される可変
利得セルを備えたコンパンダ回路において、 前記可変利得セルを駆動する回路は、前記整流器の出力
電流と定電流回路の出力電流とを加算するコレクタが共
通接続されたトランジスタ対（Q6,Q9）と、第一の制御
電圧により前記整流器の出力電流を短絡するトランジス
タ（Q1）と、第二の制御電圧により前記定電流回路の出
力電流を短絡するトランジスタ（Q2）とを有することを
特徴とするコンパンダ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078054A JPH0683002B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | コンパンダ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078054A JPH0683002B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | コンパンダ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63244911A JPS63244911A (ja) | 1988-10-12 |
| JPH0683002B2 true JPH0683002B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=13651137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62078054A Expired - Lifetime JPH0683002B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | コンパンダ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683002B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57119503A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-26 | Nippon Gakki Seizo Kk | Generating circuit for control signal |
| JPS58111418A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-07-02 | テレフンケン・フエルンゼ−・ウント・ルントフンク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 制御電圧により変化可能な伝送量を有する電子増幅器 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP62078054A patent/JPH0683002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57119503A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-26 | Nippon Gakki Seizo Kk | Generating circuit for control signal |
| JPS58111418A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-07-02 | テレフンケン・フエルンゼ−・ウント・ルントフンク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 制御電圧により変化可能な伝送量を有する電子増幅器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63244911A (ja) | 1988-10-12 |
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