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JPH0662647B2 - 含フッ素有機ケイ素化合物 - Google Patents

含フッ素有機ケイ素化合物

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Publication number
JPH0662647B2
JPH0662647B2 JP63032474A JP3247488A JPH0662647B2 JP H0662647 B2 JPH0662647 B2 JP H0662647B2 JP 63032474 A JP63032474 A JP 63032474A JP 3247488 A JP3247488 A JP 3247488A JP H0662647 B2 JPH0662647 B2 JP H0662647B2
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JP
Japan
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fluorine
compound
formula
organosilicon compound
containing organosilicon
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JP63032474A
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博 猪俣
博文 木下
彰 吉田
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/21Cyclic compounds having at least one ring containing silicon, but no carbon in the ring

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な含フッ素有機ケイ素化合物に関し、特に
耐熱性、耐薬品性、耐候性等に優れるフルオロシリコー
ンオイルやエラストマーの原料として有用である含フッ
素有機ケイ素化合物に関する。
〔従来の技術〕 本発明が提供する含フッ素有機ケイ素化合物は従来知ら
れていない物質である。
〔発明の目的〕
本発明は、新規な含フッ素有機ケイ素化合物の創製を目
的とするもので、該化合物は耐熱性、耐薬品性、耐候性
が高く、表面エネルギーが小さい低屈折率のフルオロシ
リコーン系オイル又はエラストマーの原料として有用で
ある。
〔発明の構成〕
本発明により提供される新規な含フッ素有機ケイ素化合
物は、 一般式(I) 〔ここで、R1は炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であ
り、Rfは式 (ここで、qは1又は2の整数である)又は (ここで、qは前記のとおり)で表わされる含フッ素基
であり、mは0〜2の整数であり、nは3又は4の整数
である。〕 で表わされる化合物である。
本発明の化合物を表わす一般式(I)において、R1が表
わす1価炭化水素基としては、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル等のC1〜C10のアルキル基、フェニル基、
トリル基、キシリル基、ベンジル基等のC6〜C8のアリー
ル基またはアラルキル基;α−メチルスチリル基等があ
げられる。後述するフルオロシロキサンポリマーの製造
上好ましいのは、得られる耐熱性、耐薬品性、耐候性等
の点でC1〜C3のアルキル基、フェニル基などである。
本発明の含フッ素有機ケイ素化合物は、例えば一般式
(II) (但し、R1,Rf及びmは前記の通りである) で表わされるジクロルシラン化合物を下記の条件下で加
水分解及び縮合させることにより高収率で合成すること
ができる。
すなわち、加水分解及び縮合を、一般式(II)で示され
るジクロルシラン化合物に対して、好ましくは2〜50モ
ル倍量程度(さらに好ましくは5〜20モル倍量程度)の
大過剰の水を用いて、好ましくは1〜10重量倍量程度
(さらに好ましくは2〜5重量倍量程度)のエーテル系
非プロトン性有機極性溶剤(例えばジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、ジクライム、トリグライム、
テトラグライム、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキ
サン等)の存在下で行うことにより一般式(I)の化合
物が高収率で得られる。
さらに上記の加水分解及び縮合は、一般式(II)のジク
ロルシラン化合物が1〜20重量倍程度、さらには5〜10
重量倍程度に高く希釈された条件下で行なわれることが
好ましく、そのためには、一般式(II)のジクロルシラ
ン化合物をその良溶媒、例えばメタキシレンヘキサフル
オライド、パーフルオロオクタン、1,1,2−トリク
ロロ−1,2,2−トリフルオロエタン等のフッ素系溶
媒で希釈した条件下で反応を行なわせることが望まし
い。具体的には、例えば、所要量の水、エーテル系非プ
ロトン性有機溶剤及び前記フッ素系溶媒からなる系の中
へ、前記一般式(II)のジクロルシラン化合物のフッ素
溶媒溶液を徐々に滴下させる方法があげられる。
一般式(II)のジクロルシラン化合物の加水分解及び縮
合の反応温度は、約0〜50℃、さらには10〜30℃が好ま
しい。
一般式(II)のジクロルシラン化合物は、例えば特開昭
62-88359号公報に記載の方法によって製造することがで
きる。
一般式(1)で表わされる本発明の環状シロキサン構造
を有する含フッ素有機ケイ素化合物は、フルオロシリコ
ーン系オイル又はエラストマーの原料として有用であ
る。例えば、従来、ヘキサメチルトリシロキサン及びオ
クタメチルテトラシロキサンの開環重合の条件として知
られるのと、同様にして、KOH、CsOH、(n-Bu)4POH等の
アルカリ触媒、又はH2SO4、CF3SO3H等の酸触媒の存在下
で開環重合せしめることにより、直鎖状のフルオロシロ
キサンポリマーが生成する。この鎖状のフルオロシロキ
サンポリマーは、各種フルオロシリコーン系オイル又は
エラストマーの原料として有用である。
特に、本発明の有機ケイ素化合物は、分子中の全てのケ
イ素原子が多くのフッ素原子を含む側鎖を有しているた
め、得られるフルオロシロキサンポリマーの耐熱性、耐
薬品性及び耐候性を一層高めることが可能であり、更に
ポリマーの表面エネルギーが小さいことから、撥水性、
撥油性、離型性なども従来のものよりも高いレベルとす
ることができる。又、低屈折率であることから光ファイ
バー用クラッド材等への応用も期待される。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例1 温度計、冷却管を備えた内容積10の4ツ口フラスコに
メタキシレンヘキサフルオライド3,300g、水370g及びジ
エチルエーテル1700gを入れ、25℃で混合攪拌した。こ
の混合溶液に下記式(III) で表わされるジクロロシラン化合物862gをメタキシレン
ヘキサフルオライド1,000gに溶解した溶液を滴下ロート
より、ジクロロシラン化合物重量でほぼ1.4g/minの滴下
速度で徐々に滴下し、加水分解及び縮合反応を行った。
滴下の間、反応溶液の温度は反応熱のため最高30℃まで
上昇した。滴下終了後、反応混合物を2時間攪拌し、ト
リエチルアミン344gを滴下ロートより徐々に加えて反応
混合物を中和した。得られた反応生成物を水洗して副生
したトリエチルアミン塩酸塩を除去し、分離された有機
層を減圧蒸溜し、159〜161℃/1Torrの溜分として化合
物(IV)553g及び205〜208℃/1Torrの溜分として化合
物(V)139gが得られた。次にこれらの化合物(IV)及
び(V)を元素分析に供し、又IRスペクトル、GC−
MSスペクトル及び1H-NMRスペクトルを測定したとこ
ろ、下記の分析結果より、得られた化合物(IV)及び
(V)はそれぞれ次式で表わされる含フッ素有機ケイ素
化合物であることが確認された。
化合物(IV): ○元素分析: ○IRスペクトル:図−1に示す。
特性吸収(cm-1) 1,020(Si-O)、1,000〜1,400(C-F) ○GC−MSスペクトル:(M/e) 分子量1357(M+) ○1H-NMRスペクトル:δ(ppm)(内部標準CHCI3) 0.35〜0.80(m,6H,Si-CH2-C) 1.58〜1.99(m,6H,C-CH2-C) 3.81〜4.11(t,6H,C-CH2-O) ○収率 72.0% 化合物(V): ○元素分析: ○IRスペクトル:図−2に示す。
特性吸収(cm-1) 1080〜1090(Si-O)、1,000〜1,400(C-F) ○GC−MSスペクトル:(M/e) 分子量1809(M+) ○1H-NMRスペクトル:δ(ppm)(内部標準CHCl3) 0.36〜0.81(m,8H,Si-CH2-C) 1.57〜1.97(m,8H,C-CH2-C) 3.81〜4.10(t,8H,C-CH2-O) ○収率 18.1% 実施例2 温度計、冷却管を備えた内容積10の4ツ口フラスコに
メタキシレンヘキサフルオライド4,800g、水525g及びジ
エチルエーテル2,440gを入れ、25℃で混合撹拌した。こ
の混合溶液に下記式(VI) で表わされるジクロルシラン化合物1,140gをメタキシレ
ンヘキサフルオライド800gに溶解した溶液を、滴下ロー
トからジクロルシラン化合物の重量でほぼ2.8g/minの滴
下速度で徐々に滴下し、加水分解・縮合反応を行った。
滴下終了後、反応混合物を2時間撹拌し、トリエチルア
ミン490gを加えて反応混合物を中和した。得られた反応
生成物を水洗して副生したトリエチルアミン塩酸塩を除
去し、分離された有機層を減圧蒸溜し、169〜171℃/1T
orrの溜分として化合物(VII)666g及び208〜212℃/1
Torrの溜分として化合物(VIII)278gが得られた。
次に、これらの化合物(VII)及び(VIII)を元素分析
に供し、又IRスペクトル、GC−MSスペクトル及び
1H-NMRスペクトルを測定したところ下記の分析結果よ
り、得られた化合物(VII)及び(VIII)はそれぞれ次
式で表わされる含フッ素有機ケイ素化合物であることが
確認された。
化合物(VII): ○元素分析: ○IRスペクトル:図−3に示す。
特性吸収(cm-1) 1020(Si-O)、1,000〜1,400(C-F) ○GC−MSスペクトル:(M/e) 分子量 1249(M+) ○1H-NMRスペクトル:δ(ppm)(内部標準CHCl3) 0.40〜0.73(m,6H,Si-CH2-C) 1.37〜1.93(m,6H,C-CH2-C) 3.37〜3.67(t,6H,C-CH2-O) 3.77〜4.10(d,6H,O-CH2-CF) ○収率 66.2% 化合物(VIII): ○元素分析:(%) ○IRスペクトル:図−4に示す。
特性吸収(cm-1) 1080(Si-O)、1,000〜1,400(C-F) ○GC−MSスペクトル:(M/e) 分子量 1665(M+) ○1H-NMRスペクトル:δ(ppm)(内部標準CHCl3) 0.40〜0.74(m,8H,Si-CH2-C) 1.36〜1.92(m,8H,C-CH2-C) 3.37〜3.68(t,8H,C-CH2-O) 3.78〜4.11(d,8H,O-CH2-CF) ○収率 27.6% 実施例3 合成1 攪拌機と温度計を備えた内容積200mlの4ツ口フラスコ
に、実施例1で製造した式(IV)で表わされる含フッ素
有機ケイ素化合物90.6g、式(IX): で表されるビニル基含有ジシロキサン化合物0.18g、及
びCF3SO3H触媒0.045gを添加して、室温で16時間平衡
反応を行わせた。次に、前記の反応を行った溶液にNaHC
O31.0gを添加してCF3SO3Hを中和して、中和により生成
した塩及び過剰のNaHCO3を濾別した。こうして得られた
反応生成物含有溶液は200℃、1mmHgで減圧蒸留し、低
分子成分を留去した。このようにして式(A): で表される末端がビニル基の含フッ素ポリシロキサンを
製造した。
合成2 攪拌機、温度計及び滴下ロートを備えた内容積300mlの
4ツ口フラスコに、式(X): で表されるハイドロジェンポリシロキサン68.6g及びPt
触媒(塩化白金酸のブタノール変性触媒、白金濃度:2.
0重量%)0.042gを仕込み、フラスコ内を90℃に昇温
し、更に式(XI): で表される化合物98.0gを、フラスコ内の温度が90〜10
0℃に保持されるように少量ずつ滴下して反応を行わせ
た。このようにして式(B): で表される含フッ素ハイドロジェンポリシロキサンを製
造した。
試験片の作成 合成1で製造した式(A)で表される末端がビニル基の含
フッ素ポリシロキサン15g,合成2で製造した式(B)で
表される含フッ素ハイドロジェンポリシロキサン0.55
g、Pt触媒(塩化白金酸のブタノール変性触媒、白金濃
度:2.0重量%)0.05g、及びメタキシレンヘキサフル
オライド85gを混合して、得られた透明な均一溶液をポ
リエステルフィルムにバーコーターで塗布し、120℃で
5分間硬化させた。そのポリエステルフィルムに、シリ
コーン粘着剤が塗布された幅19mmのニトフロンテープ
(商品名、日東電工製)を貼り合わせた。次に、そのポ
リエステルフィルムを前記のニトフロンテープの幅に切
断し、長さ20cm、幅19mmの短冊型の試験片を作成した。
剥離性試験 上記で得られた試験片の一端を一部剥ぎ、引っ張り試験
機で反対方向に引っ張り速度300mm/分で引っ張り、剥
離に要する力を測定したところ、4gであった。
また、前記の試験片の剥離力の経時変化を調べるため
に、試験片に重りをのせて20g/cm2の圧力をかけたま
ま、70℃で7日間放置した後の剥離力を上記と同様の方
法で測定したところ、11gであった。
比較例1 合成3 本合成3において、式(IV)で表される化合物の代わり
に式(XII): で表される含フッ素有機ケイ素化合物57.2gを使用し、
CF3SO3Hを触媒を0.029g使用し、更に、NaHCO3を0.64g
使用した以外は合成1と同様の方法で式(C): で表される末端がビニル基の含フッ素ポリシロキサンを
製造した。
合成4 本合成4において、Pt触媒を0.040g使用し、更に式
(XI)で表される化合物の代わりに式(XIII): (CF3)2CFOCH2CH=CH2 (XIII) で表される化合物56.5gを使用した以外は合成2と同様
の方法で式(D): で表される化合物を製造した。
試験片の作成 合成3で製造した式(C)で表される末端がビニル基の含
フッ素ポリシロキサン15g、合成4で製造した式(D)で
表される含フッ素ハイドロジェンポリシロキサン0.65
g、Pt触媒(塩化白金酸のブタノール変性触媒、白金濃
度:2.0重量%)0.05g、及びメタキシレンヘキサフル
オライド8.5gを混合して、得られた混合物をポリエス
テルフィルムにバーコーターで塗布し、120℃で5分間
硬化させた。そのポリエステルフィルムに、シリコーン
粘着剤が塗布された幅19mmのニトフロンテープ(商品
名、日東電工製)を貼り合わせた。次に、そのポリエス
テルフィルムを前記のニトフロンテープの幅に切断し、
長さ20cm、幅19mmの短冊型の試験片を作成した。
剥離性試験 上記で得られた試験片の一端を一部剥ぎ、引っ張り試験
機で反対方向に引っ張り速度300mm/分で引っ張り、剥
離に要する力を測定したところ、8gであった。
また、前記の試験片の剥離力の経時変化を調べるため
に、試験片に重りをのせて20g/cm2の圧力をかけたま
ま、70℃で7日間放置した後の剥離力を上記と同様の方
法で測定したところ、161gであった。
○元素分析: ○IRスペクトル:図−5に示す。
特性吸収(cm-1) 1010(Si-O)、1,000〜1,400(C-F) ○GC−MSスペクトル:(M/e)、 分子量 1393(M+) ○1H-NMRスペクトル:δ(ppm)(内部標準CHCl3) 0.37〜0.75(m,6H,Si-CH2-C) 1.33〜1.85(m,6H,C-CH2-C) 2.08〜2.83(m,6H,C-CH2-CF) 3.22〜3.82(m,12H,C-CH2-O) ○収率 67.9% 〔発明の効果〕 本発明による含フッ素有機ケイ素化合物は新規物質であ
り、耐熱性、耐薬品性、耐候性等に優れるフルオロシリ
コーンポリマーの製造に有用である。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は、実施例において得られた本発明の含フッ
素有機ケイ素化合物のIRスペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 彰 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社シリコーン電子材料技術研 究所内 (56)参考文献 特開 昭58−147483(JP,A) 特開 昭58−164672(JP,A) 米国特許3876677(US,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I): 〔ここで、R1は炭素原子数1〜10の1価炭化水素基であ
    り、Rfは式: (ここで、qは1又は2の整数である) 又は (ここで、qは前記のとおり) で表わされる含フッ素基であり、 mは、0〜2の整数であり、 nは3又は4の整数である。〕 で表わされる含フッ素有機ケイ素化合物。
  2. 【請求項2】一般式(II): 〔ここで、R1,Rf及びmは前記のとおりである〕 で表わされるジクロルシラン化合物をエーテル系非プロ
    トン性有機極性溶剤の存在下で加水分解及び縮合させる
    ことからなる、特許請求の範囲第1項記載の含フッ素有
    機ケイ素化合物の製法。
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