JPH0661259A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH0661259A JPH0661259A JP21149192A JP21149192A JPH0661259A JP H0661259 A JPH0661259 A JP H0661259A JP 21149192 A JP21149192 A JP 21149192A JP 21149192 A JP21149192 A JP 21149192A JP H0661259 A JPH0661259 A JP H0661259A
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Abstract
に用いられるTFTの製造方法に関し、ソース電極とド
レイン電極の端部での動作半導体層の段切れや動作半導
体層の異常成長を防止するとともに、ソース電極及びド
レイン電極を構成する多層の導電体膜間のコンタクト不
良を防止することができるTFTの製造方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】スタガ型の薄膜トランジスタの製造方法であっ
て、第1の基体34上に第1の導電体膜35を形成した
後、パターニングし、所定の間隔を保持して対向するよ
うに第1の導電体膜35を残存する工程と、導電性物質
を含むガスに第1の導電体膜35a,35bを曝して第1の
導電体膜35a,35b上に第1の導電性物質を含む膜37
a,37bを選択的に形成する工程と、第1の導電性物質
を含む膜37a,37b上に第1の半導体膜38a,38bを選
択的に形成する工程とを有することを含み構成する。
Description
下、TFTと称する。)の製造方法に関する。
動素子として用いられており、アクティブマトリクスL
CDは、単純マトリクス型表示装置とともに、情報処理
装置等の端末用表示装置として用いられている。
トリクス型は多数ある画素をそれぞれ単独に駆動するの
と同様な動作をさせることができ、そのため表示容量の
増大に伴ってライン数が増加しても単純マトリクス型の
ように駆動のデューティ比が低下し、コントラストの低
下や視野角の減少をきたすなどの問題が生じない。この
ため、アクティブマトリクス型LCDは陰極線管(CR
T)並みのカラー表示が得られ、薄型のフラットディス
プレイとして用途を拡げつつある。
トリクス型には、画素電極を駆動するためのTFTを形
成する必要があり、スタガ型或いは逆スタガ型のTFT
が用いられる。
(e)は、TFTアクティブマトリクスLCDに用いら
れる従来例のスタガ型のTFTの製造方法について説明
する断面図、図10(f)は平面図で、図10(e)は
図10(f)のA−A線断面図である。
1上に遮光膜2,絶縁膜3を形成した後、絶縁膜3上に
酸化インジウム錫膜(以下、ITO膜と称する。)膜4
及びコンタクト層となるリンがドープされたn+型のア
モルファスシリコン膜(以下、a−Si膜と称する。)
5を順次形成する。
ン6a,6bを形成した後、a−Si膜5及びITO膜
4を順次エッチング・除去し、ITO膜4a/a−Si
膜5aとITO膜4b/a−Si膜5bとを残存する。
このとき、ITO膜4a/a−Si膜5aとITO膜4
b/a−Si膜5bとが、互いに絶縁されるように、遮
光膜2の上方の領域に所定の間隔をあけて形成される。
このため、下地のITO膜4をエッチングする際、絶縁
膜3の表面にITO膜4が残存しないように、通常、過
剰にエッチングする(図9(b))。
i膜7,ゲート絶縁膜となるシリコン窒化膜8及びゲー
ト電極となるアルミニウム膜(以下、Al膜と称す
る。)9を順次形成する(図9(c))。
この領域を挟んで対向するITO膜4a/a−Si膜5
a及びITO膜4b/a−Si膜5bのそれぞれの端部
の上方の領域に延在するようにレジストパターン10を
形成した後、このレジストパターン10をマスクとして
ドライエッチングによりAl膜9/シリコン窒化膜8/
a−Si膜7/a−Si膜5a,5bを連続的にエッチ
ング・除去する。これにより、ITO膜4a,4bそれ
ぞれの端部でコンタクト層5c,5dを介して接続する
動作半導体層7aと、動作半導体層7a上のゲート絶縁
膜8aと、ゲート絶縁膜8a上のゲート電極9aとが形
成され、スタガ型のTFTが完成する。なお、ITO膜
4a/コンタクト層5cがソース電極11aを構成し、I
TO膜4b/コンタクト層5dがドレイン電極11bを構
成する。また、ソース電極11a及びドレイン電極11bに
挟まれた領域の動作半導体層7aがチャネル領域層とな
る。更に、絶縁膜3上にはITO膜4aと一体的に形成
された画素電極4cが表出される(図10(d))。
覆する絶縁膜12を形成した後、ITO膜4b上の絶縁
膜12に開口部12aを形成する。続いて、開口部12aを
介してITO膜4bと接続するドレインバスライン13
を形成した後、全面に液晶層14を形成すると、スタガ
型のTFTを有するアクティブマトリクスLCDが完成
する(図10(e),(f))。
(d),(e)は、TFTアクティブマトリクスLCD
に用いられる従来例の逆スタガ型のTFTの製造方法に
ついて説明する断面図、図14(f)は平面図で、図1
4(e)は図14(f)のB−B線断面図である。
板15上にゲート電極16を選択的に形成する。このと
き、同時にゲート電極16と接続するゲートバスライン
16aも形成する。続いて、ゲート電極16を被覆してゲ
ート絶縁膜となる絶縁膜17/動作半導体層となるa−
Si膜18/チャネル保護膜となる絶縁膜19を連続形
成する。
マスクとして透明基板15の裏面から露光することより
レジストパターン20を選択的に形成した後、絶縁膜1
9を選択的にエッチング・除去し、ゲート電極16上方
であって、チャネル領域層となるa−Si膜18上にチ
ャネル保護膜19aを形成する(図13(b))。
後、ソース電極及びドレイン電極を形成するため、全面
にn+型のa−Si膜21/Ti膜22を形成する。続
いて、レジスト膜23を形成した後、パターニング精度
を考慮し、形成されるレジストパターンがチャネル保護
膜19a上に重なるように、露光マスク24を用いて選択
露光する(図13(c))。
ル領域層の幅LSDに相当する間隔をあけてチャネル保護
膜19aの両側のTi膜22上にレジストパターン23a,
23bを形成する。次いで、レジストパターン23a,23b
をマスクとしてa−Si膜21/Ti膜22をエッチン
グ・除去し、チャネル保護膜19a上に延在するn+型の
a−Si膜21a/Ti膜22aからなるソース電極25a及
びn+型のa−Si膜21b/Ti膜22bからなるドレイ
ン電極25bを形成する。これにより、TFTが完成する
(図14(d))。
ンジウム錫膜(以下、ITO膜と称する。)からなる画
素電極26を形成し、更に、ドレイン電極25bと接続し
てドレインバスライン27を形成する。
スタガ型のTFTを有するアクティブマトリクスLCD
が完成する(図14(e),(f))。
のスタガ型のTFTを有するアクティブマトリクスLC
Dの製造方法では、図9(b)に示すように、ソース電
極11a,ドレイン電極11bを形成するため、ITO膜4
/a−Si膜5を分離・絶縁する際、絶縁膜3の表面に
ITO膜4が残存しないように、通常、ITO膜4は過
剰にエッチングされる。
向するITO膜4a/a−Si膜5a及びITO膜4b
/a−Si膜5bそれぞれの端部(A部)において、下
部のITO膜4a,4bがサイドエッチングを受け、I
TO膜4a,4bの上部のa−Si膜5a,5bがオー
バハングの状態になる。従って、図11(b)に示すよ
うに、動作半導体層となるa−Si膜7を全面に形成し
たとき、オーバハングのため、A部で段切れが生じる場
合がある。このため、作成されたTFTが動作しなくな
るという問題がある。
(a)〜(c)に示すように、下部のITO膜のみを形
成し、パターニングした後に、対向するITO膜4c,
4dの端部が表出するように、上部のa−Si膜5e,
5fを形成した場合、動作半導体層となるa−Si膜7
bを全面に形成すると、端部(B部)のITO膜4c,
4d上で異常成長が生じ、抵抗が大きくなる等、問題と
なる場合がある。更に、このような異常成長が生じない
場合でも、ITO膜を形成後、上部のa−Si膜5e,
5fを形成する前にITO膜のパターニングのためにレ
ジストパターンを形成・除去しているので、ITO膜4
c/a−Si膜5e,ITO膜4d/a−Si膜5fの
界面が汚染され易く、このためITO膜4c/a−Si
膜5e間及びITO膜4d/a−Si膜5f間のコンタ
クト特性が悪化するという問題がある。
有するアクティブマトリクスLCDの製造方法では、図
14(d)に示すように、動作半導体層と接続するソー
ス電極25a,ドレイン電極25bを形成する場合、パター
ニング精度を確保するため、チャネル保護膜19a上に延
在するように形成している。このため、ゲート電極16
の幅として、少なくともチャネル領域層の確保のための
幅LSDと、ソース電極25a,ドレイン電極25bとチャネ
ル保護膜19aとの重なりのための幅2×ΔLとが必要と
なる。このため、チャネル領域層の確保のための幅LSD
以上にゲート電極16の幅を拡げる必要があり、寄生容
量が増加するので、静止画面の焼き付けなどを防ぐため
に付加する蓄積容量も大きくする必要がある。これによ
り、例えば開口率の低下等を生じるという問題がある。
(a)〜(c)に示すように、チャネル保護膜19aの両
側の動作半導体層となるa−Si膜18上にソース電極
及びドレイン電極をリフトオフを用いてゲート電極16
に対して自己整合的に形成することが考えられる。
な工程を経て、チャネル保護膜を形成すべき領域の絶縁
膜上にレジストパターン20を形成し、絶縁膜をエッチ
ング・除去してチャネル保護膜19aを形成する(図15
(a))。続いて、図15(b)に示すように、ソース
電極及びドレイン電極を形成するため、レジストパター
ン20を残したまま、全面にn+型のa−Si膜21c〜2
1e/Ti膜22c〜22eを形成した(図15(b))
後、レジストパターン20を除去する。その結果、リフ
トオフによりレジストパターン20上のa−Si膜21e
/Ti膜22eが除去されるとともに、チャネル保護膜19
aの両側のa−Si膜18上に分離・絶縁されたa−S
i膜21c/Ti膜22cからなるソース電極25c及びa−
Si膜21d/Ti膜22dからなるドレイン電極25dがゲ
ート電極16に対して自己整合的に形成される(図15
(c))。
剥離されたa−Si膜21e片やTi膜22e片が透明基板
上に付着して残存する場合があるため、隣接電極間の短
絡等を起こし、歩留り低下の原因となるという問題があ
る。
作されたものであり、スタガ型のTFTを形成する場合
にソース電極とドレイン電極の端部での動作半導体層の
段切れや動作半導体層の異常成長を防止するとともに、
ソース電極及びドレイン電極を構成する多層の導電体膜
間のコンタクト不良を防止し、逆スタガ型のTFTを形
成する場合にゲート電極幅を必要最小限に小さくして寄
生容量を低減することができるTFTアクティブマトリ
クスLCDの製造方法を提供することを目的とする。
1の基体上に、少なくとも第1の導電体膜/第1の半導
体膜の2層の膜からなり、所定の間隔を保持して対向す
るソース電極及びドレイン電極と、前記ソース電極及び
ドレイン電極の対向する両端部と接続し、該ソース電極
及びドレイン電極間に形成された動作半導体層と、該動
作半導体層上のゲート絶縁膜と、該ゲート絶縁膜上のゲ
ート電極とを有する薄膜トランジスタの製造方法であっ
て、前記第1の基体上に前記第1の導電体膜を形成した
後、パターニングし、所定の間隔を保持して対向するよ
うに前記第1の導電体膜を残存する工程と、導電性物質
を含むガスに前記第1の導電体膜を曝して前記第1の導
電体膜上に第1の導電性物質を含む膜を選択的に形成す
る工程と、前記第1の導電性物質を含む膜上に前記第1
の半導体膜を選択的に形成する工程とを有することを特
徴とする薄膜トランジスタの製造方法によって達成さ
れ、第2に、前記第1の導電体膜の形成された第1の基
体の温度を230℃以下に保持した状態でプラズマ化さ
れた水素ガスに曝した後、大気に曝さずに連続して前記
第1の導電体膜上に前記第1の導電性物質を含む膜を形
成することを特徴とする第1の発明に記載の薄膜トラン
ジスタの製造方法によって達成され、第3に、前記第1
の導電性物質を含む膜は、タングステン膜,モリブデン
膜,アルミニウム膜,チタン膜及びタンタル膜のうち少
なくともいずれか一つを含むガスであり、前記導電性物
質を含むガスを熱的に活性化して膜形成を行う熱化学気
相成長法、又は前記導電性物質を含むガスを電気的に活
性化して膜形成を行うプラズマ化学気相成長法を用いる
ことを特徴とする第1又は第2の発明に記載の薄膜トラ
ンジスタの製造方法によって達成され、第4に、前記第
1の半導体膜は、前記基体が保持された一の電極と他の
電極との間に電源からの電圧を印加してプラズマ化され
た反応ガスを用いて形成されたシリコン膜であり、前記
一の電極をアース側に接続し、プラズマ化されたシリコ
ンを含むガスに曝す第1の期間と、前記一の電極を前記
電源側に接続し、プラズマ化された水素(H2 ),ヘリ
ウム(He),ネオン(Ne),アルゴン(Ar),ク
リプトン(Kr)及びキセノン(Xe)のうち少なくと
もいずれか一つを含むガスに曝す第2の期間とを交互に
行うことにより前記シリコン膜を形成することを特徴と
する第1〜第3の発明のいずれかに記載の薄膜トランジ
スタの製造方法によって達成され、第5に、前記第1の
期間は、前記一の電極をアース側に接続するとともに、
前記他の電極を電源側に接続し、前記第2の期間は、前
記一の電極を前記電源側に接続するとともに、前記他の
電極をアース側に接続することを特徴とする第4の発明
に記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成さ
れ、第6に、第2の基体上にゲート電極と、該ゲート電
極を被覆するゲート絶縁膜と、前記ゲート電極上方のゲ
ート絶縁膜の上に形成された第2の半導体膜からなる動
作半導体層と、該動作半導体層のチャネル領域層を被覆
する絶縁膜からなるチャネル保護膜と、該チャネル保護
膜の両側の動作半導体層に接続する第2の導電体膜から
なるソース電極及びドレイン電極とを有する薄膜トラン
ジスタの製造方法であって、前記第2の半導体膜の上に
チャネル保護膜を形成した後、前記チャネル保護膜の両
側に露出する第2の半導体膜上に前記第2の導電体膜を
選択的に形成することを特徴とする薄膜トランジスタの
製造方法によって達成され、第7に、前記第2の半導体
膜の上にチャネル保護膜を形成した後、前記チャネル保
護膜の両側に露出する第2の半導体膜上に前記第2の導
電体膜を選択的に形成する前に、前記第2の半導体膜に
導電型不純物を導入することを特徴とする第6の発明に
記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成され、
第8に、前記第2の半導体膜に光を照射しながら前記第
2の導電体膜を選択的に形成することを特徴とする第6
の発明に記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達
成され、第9に、前記第2の導電体膜は、第3の半導体
膜であることを特徴とする第6〜第8の発明のうちいず
れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成
され、第10に、前記第2の導電体膜は、第4の半導体
膜/第2の導電性物質を含む膜の2層の膜であり、前記
第2の半導体膜上にチャネル保護膜を形成した後、前記
チャネル保護膜の両側の第2の半導体膜上に第4の半導
体膜を選択的に形成し、その後、導電性物質を含むガス
に前記第4の半導体膜を曝して前記チャネル保護膜の両
側の第4の半導体膜上に前記第2の導電性物質を含む膜
を選択的に形成し、前記第2の半導体膜と接続する前記
第4の半導体膜/前記第2の導電性物質を含む膜の2層
の膜からなるソース電極及びドレイン電極を形成するこ
とを特徴とする第6の発明に記載の薄膜トランジスタの
製造方法によって達成され、第11に、前記第2の導電
体膜は、第3の導電性物質を含む膜/第5の半導体膜の
2層の膜であり、前記第2の半導体膜上にチャネル保護
膜を形成した後、導電性物質を含むガスに前記第2の半
導体膜を曝して前記チャネル保護膜の両側の第2の半導
体膜上に前記第3の導電性物質を含む膜を形成し、その
後、前記第3の導電性物質を含む膜上に第5の半導体膜
を選択的に形成して、前記第2の半導体膜と接続する前
記第3の導電性物質を含む膜/第5の半導体膜からなる
ソース電極及びドレイン電極を形成することを特徴とす
る第6の発明に記載の薄膜トランジスタの製造方法によ
って達成され、第12に、前記第3の導電性物質を含む
膜の形成された第2の基体をプラズマ化された水素ガス
に曝した後、大気に曝さずに連続して前記第3の導電性
物質を含む膜上に前記第5の半導体膜を形成することを
特徴とする第11の発明に記載の薄膜トランジスタの製
造方法によって達成され、第13に、前記第2の導電体
膜,第2の導電性物質を含む膜又は第3の導電性物質を
含む膜は、タングステン膜,モリブデン膜,チタン膜及
びアルミニウム膜のいずれかであり、前記導電性物質を
含むガスを熱的に活性化して膜形成を行う熱化学気相成
長法、又は前記導電性物質を含むガスを電気的に活性化
して膜形成を行うプラズマ化学気相成長法を用いること
を特徴とする第6〜第8,第10〜第12の発明のいず
れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成
され、第14に、前記第3の半導体膜〜第5の半導体膜
は、前記基体が保持された一の電極と他の電極との間に
電源からの電圧を印加してプラズマ化された反応ガスを
用いて形成されたシリコン膜であり、前記一の電極をア
ース側に接続し、プラズマ化されたシリコンを含むガス
に曝す第1の期間と、前記一の電極を前記電源側に接続
し、プラズマ化された水素(H2 ),ヘリウム(H
e),ネオン(Ne),アルゴン(Ar),クリプトン
(Kr)及びキセノン(Xe)のうち少なくともいずれ
か一つを含むガスに曝す第2の期間とを交互に行うこと
により前記シリコン膜を形成することを特徴とする第9
〜第13の発明のいずれかに記載の薄膜トランジスタの
製造方法によって達成され、第15に、前記第1の期間
は、前記一の電極をアース側に接続するとともに、前記
他の電極を電源側に接続し、前記第2の期間は、前記一
の電極を前記電源側に接続するとともに、前記他の電極
をアース側に接続することを特徴とする第14の発明に
記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成され
る。
ては、所謂、スタガ型の薄膜トランジスタの場合、第1
に、ソース電極及びドレイン電極を構成する第1の導電
体膜を形成した上で、第1の導電体膜上に第1の導電性
物質を含む膜を選択的に形成し、更に上部の第1の半導
体膜を第1の導電性物質を含む膜上に選択的に形成して
いる。従って、従来と異なり、ソース電極とドレイン電
極の対向する端部でオーバハングが生じないので、動作
半導体層の段切れを防止することができる。また、下地
の第1の導電体膜は第1の半導体膜により端部まで被覆
され、露出していないので、動作半導体層の異常成長を
防止することができる。
物質を含む膜を形成してコンタクト性を改善し、更に第
1の導電性物質を含む膜上に選択的に、かつ連続して第
1の半導体膜を形成しているので、従来と異なり、第1
の導電性物質を含む膜と第1の半導体膜との間にレジス
ト残渣等の汚染物が介在するのを防止し、これにより、
ソース電極及びドレイン電極を構成する第1の導電体膜
/第1の半導体膜間のコンタクト不良を防止することが
できる。
た水素ガスに曝すことにより、第1の導電性物質を含む
膜形成の選択性を増すことができる。特に、第1の導電
体膜がITO膜の場合、ITO膜の透明度の低下を防止
するため、第1の基体の温度を230℃以下に保持する
ことが望ましい。
り、これを形成する際、プラズマ化されたシリコンを含
むガスに曝す第1の期間とプラズマ化された水素等を含
むガスに曝す第2の期間とを交互に行うことにより、堆
積とエッチングとが交互に行われ、第1の半導体膜形成
の選択性を増すことができる。特に、第1の期間と第2
の期間とで第1の基体を保持する一の電極に印加する電
圧の極性を切り換えることにより、第1の基体上に形成
される不要なシリコン膜のエッチング性を増して、第1
の導電体膜形成の選択性を増すことができる。
タの場合、第1に、チャネル保護膜の両側に露出する第
2の半導体膜上に選択的に、かつ自己整合的に第2の導
電体膜を形成しているので、チャネル保護膜上に重なり
の領域を設けなくても、確実にチャネル保護膜に隣接し
て第2の導電体膜を形成することができる。これによ
り、ゲート電極の幅を必要最小限に小さくして寄生容量
を低減することができる。特に、第2の半導体膜に導電
型不純物を導入し、又は第2の半導体膜に光を照射する
ことにより第2の半導体膜の表面の導電率を高めている
ので、第2の導電体膜の形成の選択性を増すことができ
る。
膜,第4の半導体膜/第2の導電性物質を含む膜又は第
3の導電性物質を含む膜/第5の半導体膜であり、いず
れもチャネル保護膜の両側に露出する第2の半導体膜上
に選択的に形成している。特に、第3〜第5の半導体膜
がシリコン膜であり、これを形成する際、プラズマ化さ
れたシリコンを含むガスに曝す第1の期間とプラズマ化
された水素等を含むガスに曝す第2の期間とを交互に行
うことにより、堆積とエッチングとが交互に行われ、第
3〜第5の半導体膜形成の選択性を増すことができる。
特に、第1の期間と第2の期間とで第2の基体を保持す
る一の電極に印加する電圧の極性を切り換えることによ
り、ゲート絶縁膜上に形成される不要なシリコン膜のエ
ッチング性を増して、第3〜第5の半導体膜形成の選択
性を増すことができる。
電性物質を含む膜/第5の半導体膜の場合、第3の導電
性物質を含む膜の形成された第2の基体をプラズマ化さ
れた水素ガスに曝すことにより、第3の導電性物質を含
む膜上に形成する第5の半導体膜形成の選択性を更に増
すことができる。
スタ(以下、TFTと称する。)の作成方法を含むTF
TアクティブマトリクスLCDの製造方法について図面
を参照しながら説明する。
するa−Si膜(第1の半導体膜,第3の半導体膜〜第
5の半導体膜)やMo膜(第2の導電体膜,第1の導電
物質を含む膜〜第3の導電物質を含む膜)を形成するた
めの装置について図8(a)を参照しながら説明する。
2はチャンバ71内にガスを導入するガス導入口で、電
極76と一体的に形成されている。74は排気口、75
は基体31又は51を保持するホルダで、ヒータを内蔵
するとともに、チャンバ71内のガスをプラズマ化する
ための電極(一の電極)ともなっており、通常、アース
側に接続される。76は電極(一の電極)75と対にな
ってチャンバ71内のガスをプラズマ化するための電極
(他の電極)で、通常、電源77側に接続される。この
場合、電源77として周波数13.56 MHzの高周波電力
を供給することができる高周波電源が用いられている。
5,76間でアースと電源77との接続を入れ換えるこ
とも可能である。 (1)第1の実施例 図1(a)〜(d),図2(e),(f)は、本発明の
第1の実施例のスタガ型のTFTの作成方法を含むTF
TアクティブマトリクスLCDの製造方法について説明
する断面図、図3(h)は平面図で、図3(f)は図3
(h)のC−C線断面図である。
に膜厚約600Åのクロム膜(以下、Cr膜と称す
る。)を形成した後、パターニングし、TFTの動作半
導体層のチャネル領域層に液晶装置の駆動のためのバッ
クライト光が当たらないように、TFTのチャネル領域
層を形成すべき領域の下方領域にCr膜からなる遮光膜
32を形成する。続いて、遮光膜32を被覆して膜厚約
5000Åのシリコン酸化膜からなる絶縁膜33を形成す
る。以上が基体(第1の基体)34を構成する。
化インジウム錫膜(以下、ITO膜(第1の導電体膜)
と称する。)35を形成する(図1(a))。次いで、
互いに絶縁されるように、遮光膜32の上方の領域に所
定の間隔をあけてレジストパターン36を形成した後、
レジストパターン36をマスクとしてITO膜35を選
択的にエッチング・除去し、ソース電極及びドレイン電
極を構成するITO膜35a,35bと、ITO膜35aと一
体となっている画素電極となるITO膜35cとを残存す
る(図1(b))。
基体34を導入し、一の電極となっているホルダ75に
載置した後、ホルダ75に内蔵するヒータにより基体3
4を加熱し、温度350℃に保持する。続いて、ガス導
入口72からチャンバ71内にMoF6 +Arガスを導
入し、圧力0.1Torrに保持する。このとき、熱的に分
解されたMoを含む活性種は、ITO膜35a,35b,35
cの上では導電率が大きいため電子の移動により吸着さ
れるのに対し、ITO膜の除去領域に表出する絶縁膜3
3上では絶縁性のため電子の移動が起こらず吸着されな
い。これにより、ITO膜35a,35b,35c上にのみ薄
いMo膜(第1の導電性物質を含む膜)37a,37bが選
択的に形成される(図1(c))。なお、ITO膜35
a,35b,35cを形成した後、MoF6 ガスによる核形
成処理の選択性を高めるための次の処理を行う前に、基
体の温度を150℃に保持し、圧力0.1Torrの水素ガ
スを電力約100Wでプラズマ化して表面処理を行う場
合もある。この場合、ITO膜35a,35b,35cの透明
度の劣化を防止するため基体の温度は230℃以下に保
持することが望ましい。
圧状態を保持したまま、基体34の温度を250℃に保
持するとともに、図8(b)に示すように、第1のガス
導入口72からH2 ガスを定常的に、かつSiH4 +P
H3 ガス(シリコンを含むガス)を導入期間(第1の期
間;t1)5秒/停止期間(第2の期間;t2)40秒
の周期(tc)で間欠的にチャンバ71内に導入しなが
ら、圧力を0.3Torrに調整する。続いて、電極(一の
電極,他の電極)75,76間に電力60Wを印加して
混合ガスをプラズマ化すると、リンがドープされたn+
型のアモルファスシリコン膜(以下、a−Si膜と称す
る。)38a,38bが形成され始める。このとき、ITO
膜35a,35b上ではMo膜37a,37bを成長核としてa
−Si膜38a,38bがスムーズに形成されるが、絶縁膜
33の上では成長核が存在しないので、5秒の導入期間
(t1)でもa−Si膜が殆ど形成されない。たとえ薄
くa−Si膜が形成されたとしても、40秒の停止期間
(t2)にはH2 ガスのプラズマによりエッチングされ
る。従って、a−Si膜38a,38bはITO膜35a,35
b上にのみMo膜37a,37bを介して選択的に形成され
る。この状態を所定の時間保持して、ITO膜35a,35
b上にのみ膜厚約350Åのa−Si膜38a,38bを形
成する(図1(d))。
度を250℃に保持したまま、H2ガス及びPH3 ガス
を停止し、ガス導入口72からSiH4 ガスを定常的に
チャンバ71内に導入して圧力を0.7Torrに調整す
る。続いて、電力30WでSiH4 ガスをプラズマ化
し、動作半導体層となる膜厚約350Åのa−Si膜3
9を全面に形成する。更に、再び真空に引いた後、基体
34の温度を200℃に保持したまま、SiH4 ガスに
加えてガス導入口72からNH3 ガスを導入して圧力を
1Torrに調整する。続いて、電力100Wで混合ガスを
プラズマ化し、ゲート絶縁膜となる膜厚約3000Åのシリ
コン窒化膜(絶縁膜)40をa−Si膜39上に形成す
る。続いて、ゲート電極となる膜厚約3000Åのアルミニ
ウム膜(以下、Al膜と称する。)41をスパッタによ
りシリコン窒化膜40上に形成する(図2(e))。
ニングし、遮光膜32の上方の領域を被覆し、かつこの
領域を挟んで対向するITO膜35a,35bの上方の領域
に延在するようにレジストパターン42を形成する。
してAl膜41/シリコン窒化膜40/a−Si膜39
/a−Si膜38a,38b/Mo膜37a,37bを順次エッ
チング・除去し、Al膜からなるゲート電極41aと、シ
リコン窒化膜からなるゲート絶縁膜40aと、a−Si膜
からなる動作半導体層39aと、ITO膜35a/Mo膜37
c/a−Si膜38cからなるソース電極43a及びITO
膜35b/Mo膜37d/a−Si膜38dからなるドレイン
電極43bとを形成する。これにより、スタガ型のTFT
が完成する。なお、ソース電極43a及びドレイン電極43
bに挟まれた領域の動作半導体層39aがチャネル領域層
となる(図2(f))。
覆するシリコン窒化膜44を形成した後、ITO膜35b
上のシリコン窒化膜44に開口部44aを形成する。続い
て、開口部44aを介してITO膜35bと接続するドレイ
ンバスライン45を形成した後、液晶層46を形成する
と、スタガ型のTFTを有するアクティブマトリクスL
CDが完成する(図3(g),(h))。
タガ型のTFTを有するアクティブマトリクスLCDの
製造方法によれば、ソース電極43a及びドレイン電極43
bを構成するITO膜35a,35bのみを形成した(図1
(b))上で、ITO膜35a,35b上にMo膜37a,37
bを選択的に形成し(図1(c))、更に上部のコンタ
クト層となるa−Si膜38a,38bをMo膜37a,37b
上にのみ形成している(図1(d))。従って、従来と
異なり、ソース電極43aとドレイン電極43bの対向する
端部でオーバハングが生じないので、動作半導体層39a
となるa−Si膜39の段切れを防止することができ
る。また、下地のITO膜35a,35bはa−Si膜38
a,38bにより端部まで被覆され、露出していないの
で、a−Si膜39の異常成長を防止することができ
る。
成されたMo膜37a,37bの上に選択的にコンタクト層
としてのa−Si膜38a,38dを真空を破らずに連続的
に形成しているので、従来と異なり、レジスト残渣等の
汚染物が介在するのを防止し、これにより、ソース電極
43aを構成するITO膜35a/a−Si膜38c間、及び
ドレイン電極43bを構成するITO膜35b/a−Si膜
38d間のコンタクト不良を防止することができる。
質を含む膜としてMoF6 ガスにより形成されたMo膜
37a,37bを用いているが、WF6 ガスにより形成され
るW膜,Al(CH)3 ガスにより形成されるAl膜,TiCl4
ガスにより形成されるTi膜やTaCl5 ガスにより形成さ
れるTa膜を用いることもできる。
Mo,W,Al,Ti,Taの例を挙げたが、これらの
膜は上記説明のように、a−Si膜38a,38bを選択的
に成長させるための核となるもので、必ずしも連続膜で
ある必要はない。即ち、非常に薄く(<50Å以下)て
もよく、又は島状に形成された不連続膜でも同様の効果
を上げることができる。更に、Moシリサイド膜のよう
なシリサイド膜であってもよい。
に活性化して膜形成を行う熱化学気相成長法を用いてい
るが、上記の導電性物質を含むガスを電気的に活性化し
て膜形成を行うプラズマ化学気相成長法を用いることも
できる。
a,37bを介してa−Si膜38a,38bを選択的に形成
する際、SiH4 +PH3 ガス(シリコンを含むガス)
の導入期間(t1)中及び停止期間(t2)中を通じて
水素ガス(H2 ガス)は定常的に導入されているが、導
入期間(t1)中は導入を停止し、停止期間(t2)中
のみ導入するようにしてもよい。
2)中も基体34を保持する一の電極75はアース側に
接続されているが、停止期間(t2)中は電源77側に
切り換えることにより、絶縁膜33の上に薄く形成され
た不要なa−Si膜のエッチング性を増すことができ、
これにより、ITO膜35a/Mo膜37a及びITO膜35
b/Mo膜37b上へのa−Si膜38a,38bの成長の選
択性を増すことができる。
は、本発明の第2の実施例の逆スタガ型のTFTの作成
方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方
法について説明する断面図、図6(g)は平面図で、図
6(e)は図6(f)のD−D線断面図である。
体)51上に膜厚約800Åのチタン膜(以下、Ti膜
と称する。)からなるゲート電極52を選択的に形成し
た後、ゲート電極52を被覆して膜厚約3000Åのシリコ
ン窒化膜からなるゲート絶縁膜53/動作半導体層とな
る膜厚約300Åのa−Si膜(第2の半導体膜)54
/チャネル保護膜となる膜厚約1500Åのシリコン酸化膜
(絶縁膜)55を連続形成する(図4(a))。
化膜55上にレジスト膜56を形成した後、ゲート電極
52をマスクとして透明基板51の裏面から光を照射
し、レジスト膜56を選択露光する(図4(b))。
トパターン56aを選択的に形成した後、レジストパター
ン56aをマスクとしてシリコン酸化膜55を選択的にエ
ッチング・除去し、チャネル領域層となるa−Si膜5
4上にチャネル保護膜55aを形成する(図4(c))。
後、チャネル保護膜55aをマスクとして、イオン注入に
よりドーズ量5×1015cm-2,加速電圧30keVの
条件でリンをa−Si膜54に導入した(図5(d))
後、温度約250℃でアニールし、n+型の導電型領域
層54c,54dを形成する。続いて、圧力0.1Torrの水
素ガスに電力300Wを印加してプラズマ化し、5分間
基体54を曝してn+型導電領域層54c,54d及びチャ
ネル保護膜56aの表面をクリーニングする。
成するため、図8(a)に示すチャンバ71内に透明基
板51を導入し、一の電極となっているホルダ75に保
持した後、ホルダ75に内蔵するヒータにより透明基板
51を加熱し、温度250℃に保持する。続いて、チャ
ンバ71内にMoF6 +Arガスを導入し、圧力0.1
Torrに保持する。このとき、熱的に分解されたMoを含
む活性種は、導電型領域層54c,54d上では導電率が大
きいため電子の移動により吸着されるのに対し、チャネ
ル保護膜56a上では絶縁性のため電子の移動が起こらず
吸着されない。これにより、チャネル保護膜56aを挟ん
で導電型領域層54c,54d上にのみ膜厚約1000ÅのMo
膜(第2の導電体膜)57a,57bが自己整合的に、かつ
選択的に形成される(図5(e))。続いて、不図示の
レジストパターンをマスクとしてCCl4 ガスを用いた
ドライエッチングによりMo膜57a,57b及びa−Si
膜54をエッチング・除去し、Mo膜57cからなるソー
ス電極57c及びMo膜57dからなるドレイン電極57dを
形成するとともに、a−Si膜からなる動作半導体層54
eを形成すると、TFTが完成する。
極58を形成し、更に、ドレイン電極57dと接続してド
レインバスライン59を形成する。次に、全面に液晶層
60を形成すると、逆スタガ型のTFTを有するアクテ
ィブマトリクスLCDが完成する(図6(f),
(g))。
れば、チャネル保護膜55aの両側に露出するa−Si膜
54上に選択的に、かつ自己整合的にMo膜57a,57b
を形成しているので、チャネル保護膜55a上に重なりの
領域を設けなくても、確実にチャネル保護膜55aに隣接
してMo膜57a,57bを形成することができる。これに
より、ゲート電極52の幅を必要最小限に小さくして寄
生容量を低減することができる。
上にMoF6 +Arガスを用いた熱CVD法によりMo
膜57a,57bを選択的に形成しているが、WF6 +H2
ガスを用いた熱CVD法によりタングステン膜(W膜)
を、又はTiCl4 +H2 ガスを用いた熱CVD法によりT
i膜を、又はAl(CH3)3+H2 ガスを用いた熱CVD法に
よりAl膜を、又はMoCl5 +SiH4ガスを用いた熱CVD
法によりMoシリサイド膜を、又はWF6 +SiH4ガスを
用いた熱CVD法によりWシリサイド膜を、又はTiCl4
+SiH4ガスを用いた熱CVD法によりTiシリサイド膜
を選択的に形成することもできる。
の代わりにプラズマCVD法を用いることもできる。 (3)第3の実施例 図7(a)〜(c)は、本発明の第3の実施例の逆スタ
ガ型のTFTの作成方法を含むTFTアクティブマトリ
クスLCDの製造方法について説明する断面図である。
経て、レジストパターン56aに基づくパターニングによ
り、a−Si膜54のチャネル領域層上にシリコン酸化
膜(絶縁膜)からなるチャネル保護膜55aを形成する。
なお、図中、51は透明基板、52は透明基板51上に
選択的に形成されたゲート電極52、53はゲート電極
52を被覆するゲート絶縁膜、54はゲート絶縁膜53
上に形成された動作半導体層となるa−Si膜である
(図7(a))。
後、図8(a)に示すチャンバ71内に透明基板(基
体)51を導入し、一の電極であるホルダ75に保持す
る。続いて、チャンバ71内を減圧し、ヒータにより透
明基板51を加熱し、温度を250℃に保持する。続い
て、a−Si膜54に波長800nm以下の光を照射し
ながら、図8(b)に示すように、H2 ガスを定常的
に、かつSiH4 及びPH3ガスを導入期間(第1の期
間;t1)5秒/停止期間(第2の期間;t2)40秒
の周期(tc)で間欠的にチャンバ71内に導入し、圧
力を0.3Torrに保持する。続いて、電極(一の電極,
他の電極)75,76間に電力60Wを印加して混合ガ
スをプラズマ化すると、リンがドープされたn+型のア
モルファスシリコン膜(以下、a−Si膜(第4の半導
体膜)と称する。)61a,61bが形成され始める。この
とき、光照射によりa−Si膜54中に多数の導電キャ
リアが発生し、導電率が高くなるので、20秒の導入期
間(t1)中にa−Si膜54上ではa−Si膜61a,
61bがスムーズに形成されるが、絶縁性のチャネル保護
膜55a中には導電キャリアが発生しないので、チャネル
保護膜55a上ではa−Si膜が殆ど形成されない。たと
え薄くa−Si膜が形成されたとしても、40秒の停止
期間(t2)中にはH2 ガスのプラズマによりエッチン
グされる。従って、a−Si膜61a,61bはa−Si膜
54上にのみ選択的に形成される。この状態を所定の時
間保持して、コンタクト層となる膜厚約350Åのn+
型のa−Si膜61a,61bをa−Si膜54上にのみ形
成する(図7(b))。
成するため、図8(a)に示すチャンバ71内の減圧状
態を保持し、透明基板51の温度を250℃に保持した
まま、チャンバ71内にMoF6 +Arガスを導入し、
圧力0.1Torrに保持する。このとき、熱的に分解され
たMoを含む活性種は、n+型のa−Si膜61a,61b
の上では導電率が大きいため電子の移動により吸着され
るのに対し、チャネル保護膜55a上では絶縁性のため電
子の移動が起こらず吸着されない。これにより、チャネ
ル保護膜55aを挟んでa−Si膜61a,61b上にのみ膜
厚約1000ÅのMo膜62a,62bがゲート電極52に対し
て自己整合的に、かつ選択的に形成される(図7
(c))。
クとしてCCl4 ガスを用いたドライエッチングにより
Mo膜62a,62b/a−Si膜61a,61b/a−Si膜
54をエッチング・除去し、a−Si膜/Mo膜からな
るソース電極及びドレイン電極を形成するとともに、a
−Si膜からなる動作半導体層を形成すると、TFTが
完成する。
を経て、逆スタガ型のTFTを有するアクティブマトリ
クスLCDが完成する。以上のように、本発明の第3の
実施例によれば、チャネル保護膜55aの両側に露出する
a−Si膜54上に選択的に、かつ自己整合的にa−S
i膜61a/Mo膜62a,a−Si膜61b/Mo膜62bを
形成しているので、チャネル保護膜55a上に重なりの領
域を設けなくても、確実にチャネル保護膜55aに隣接し
てソース電極及びドレイン電極を形成することができ
る。これにより、ゲート電極52の幅を必要最小限に小
さくして寄生容量を低減することができる。
形成する際、a−Si膜54の導電率を高めるためにイ
オン注入を行っている第2の実施例に比較して、第3の
実施例ではa−Si膜54の導電率を高めるために光を
照射しているだけなので、工程が簡単になる。
トランジスタの製造方法によれば、所謂、スタガ型のT
FTを形成する場合に、第1に、ソース電極及びドレイ
ン電極を構成する第1の導電体膜を形成した上で、第1
の導電体膜上に第1の導電性物質を含む膜を選択的に形
成し、更に上部の第1の半導体膜を第1の導電性物質を
含む膜上に選択的に形成している。従って、従来と異な
り、ソース電極とドレイン電極の対向する端部でオーバ
ハングが生じないので、動作半導体層の段切れを防止す
ることができる。また、下地の第1の導電体膜は第1の
半導体膜により端部まで被覆され、露出していないの
で、動作半導体層の異常成長を防止することができる。
物質を含む膜を形成してコンタクト性を改善し、更に第
1の導電性物質を含む膜上に選択的に、かつ連続して第
1の半導体膜を形成しているので、従来と異なり、第1
の導電性物質を含む膜と第1の半導体膜との間にレジス
ト残渣等の汚染物が介在するのを防止し、これにより、
ソース電極及びドレイン電極を構成する第1の導電体膜
/第1の半導体膜間のコンタクト不良を防止することが
できる。
タの場合、チャネル保護膜の両側に露出する第2の半導
体膜上に選択的に、かつ自己整合的に第2の導電体膜を
形成しているので、チャネル保護膜上に重なりの領域を
設けなくても、確実にチャネル保護膜に隣接して第2の
導電体膜を形成することができる。これにより、ゲート
電極の幅を必要最小限に小さくして寄生容量を低減する
ことができる。
方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方
法について説明する図(その1)である。
方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方
法について説明する図(その2)である。
方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方
法について説明する図(その3)である。
成方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造
方法について説明する図(その1)である。
成方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造
方法について説明する図(その2)である。
成方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造
方法について説明する図(その3)である。
成方法を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造
方法について説明する断面図である。
及び膜形成方法について説明する図である。
むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方法につい
て説明する図(その1)である。
含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方法につ
いて説明する図(その2)である。
図である。
断面図である。
を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方法に
ついて説明する図(その1)である。
を含むTFTアクティブマトリクスLCDの製造方法に
ついて説明する図(その2)である。
図である。
含む膜)、 38a,38b,38c,38d a−Si膜(第1の半導体
膜)、 39 a−Si膜、 39a,54e 動作半導体層、 40 シリコン窒化膜(絶縁膜)、 40a,53 ゲート絶縁膜、 41 Al膜、 41a,52 ゲート電極、 41b,52a ゲートバスライン、 43a,57c ソース電極、 43b,57d ドレイン電極、 44 シリコン酸化膜、 44a 開口部、 45,59 ドレインバスライン、 46,60 液晶層、 51 透明基板(第2の基体)、 54 a−Si膜(第2の半導体膜)、 54a,54b 導電型不純物導入層、 54c,54d 導電型領域層、 55 シリコン酸化膜(絶縁膜)、 55a チャネル保護膜、 56 レジスト膜、 57a,57b Mo膜(第2の導電体膜)、 61a,61b a−Si膜(第4の半導体膜)、 62a,62b Mo膜(第2の導電性物質を含む膜)、 63a,63b 第2の導電体膜、 71 チャンバ、 72 ガス導入口、 74 排気口、 75 電極(一の電極;ホルダ)、 76 電極(他の電極)、 77 電源。
Claims (15)
- 【請求項1】 第1の基体上に、少なくとも第1の導電
体膜/第1の半導体膜の2層の膜からなり、所定の間隔
を保持して対向するソース電極及びドレイン電極と、前
記ソース電極及びドレイン電極の対向する両端部と接続
し、該ソース電極及びドレイン電極間に形成された動作
半導体層と、該動作半導体層上のゲート絶縁膜と、該ゲ
ート絶縁膜上のゲート電極とを有する薄膜トランジスタ
の製造方法であって、 前記第1の基体上に前記第1の導電体膜を形成した後、
パターニングし、所定の間隔を保持して対向するように
前記第1の導電体膜を残存する工程と、 導電性物質を含むガスに前記第1の導電体膜を曝して前
記第1の導電体膜上に第1の導電性物質を含む膜を選択
的に形成する工程と、 前記第1の導電性物質を含む膜上に前記第1の半導体膜
を選択的に形成する工程とを有することを特徴とする薄
膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項2】 前記第1の導電体膜の形成された第1の
基体の温度を230℃以下に保持した状態でプラズマ化
された水素ガスに曝した後、大気に曝さずに連続して前
記第1の導電体膜上に前記第1の導電性物質を含む膜を
選択的に形成することを特徴とする請求項1記載の薄膜
トランジスタの製造方法。 - 【請求項3】 前記第1の導電性物質を含む膜は、タン
グステン膜,モリブデン膜,アルミニウム膜,チタン膜
及びタンタル膜のうち少なくともいずれか一つを含むガ
スであり、導電性物質を含むガスを熱的に活性化して膜
形成を行う熱化学気相成長法、又は前記導電性物質を含
むガスを電気的に活性化して膜形成を行うプラズマ化学
気相成長法を用いることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項4】 前記第1の半導体膜は、前記第1の基体
が保持された一の電極と他の電極との間に電源からの電
圧を印加してプラズマ化された反応ガスを用いて形成さ
れたシリコン膜であり、プラズマ化されたシリコンを含
むガスに曝す第1の期間と、プラズマ化された水素(H
2 ),ヘリウム(He),ネオン(Ne),アルゴン
(Ar),クリプトン(Kr)及びキセノン(Xe)の
うち少なくともいずれか一つを含むガスに曝す第2の期
間とを交互に行うことにより前記シリコン膜を形成する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項5】 前記第1の期間は、前記一の電極をアー
ス側に接続するとともに、前記他の電極を電源側に接続
し、前記第2の期間は、前記一の電極を前記電源側に接
続するとともに、前記他の電極をアース側に接続するこ
とを特徴とする請求項4記載の薄膜トランジスタの製造
方法。 - 【請求項6】 第2の基体上にゲート電極と、該ゲート
電極を被覆するゲート絶縁膜と、前記ゲート電極上方の
ゲート絶縁膜の上に形成された第2の半導体膜からなる
動作半導体層と、該動作半導体層のチャネル領域層を被
覆する絶縁膜からなるチャネル保護膜と、該チャネル保
護膜の両側の動作半導体層に接続する第2の導電体膜か
らなるソース電極及びドレイン電極とを有する薄膜トラ
ンジスタの製造方法であって、 前記第2の半導体膜の上にチャネル保護膜を形成した
後、前記チャネル保護膜の両側に露出する第2の半導体
膜上に前記第2の導電体膜を選択的に形成することを特
徴とする薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項7】 前記第2の半導体膜の上にチャネル保護
膜を形成した後、前記チャネル保護膜の両側に露出する
第2の半導体膜上に前記第2の導電体膜を選択的に形成
する前に、前記第2の半導体膜に導電型不純物を導入す
ることを特徴とする請求項6記載の薄膜トランジスタの
製造方法。 - 【請求項8】 前記第2の半導体膜に光を照射しながら
前記第2の導電体膜を選択的に形成することを特徴とす
る請求項6記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項9】 前記第2の導電体膜は、第3の半導体膜
であることを特徴とする請求項6〜請求項8のうちいず
れかに記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項10】 前記第2の導電体膜は、第4の半導体
膜/第2の導電性物質を含む膜の2層の膜であり、 前記第2の半導体膜上にチャネル保護膜を形成した後、
前記チャネル保護膜の両側の第2の半導体膜上に第4の
半導体膜を選択的に形成し、その後、導電性物質を含む
ガスに前記第4の半導体膜を曝して前記チャネル保護膜
の両側の第4の半導体膜上に前記第2の導電性物質を含
む膜を選択的に形成し、前記第2の半導体膜と接続する
前記第4の半導体膜/前記第2の導電性物質を含む膜の
2層の膜からなるソース電極及びドレイン電極を形成す
ることを特徴とする請求項6記載の薄膜トランジスタの
製造方法。 - 【請求項11】 前記第2の導電体膜は、第3の導電性
物質を含む膜/第5の半導体膜の2層の膜であり、 前記第2の半導体膜上にチャネル保護膜を形成した後、
導電性物質を含むガスに前記第2の半導体膜を曝して前
記チャネル保護膜の両側の第2の半導体膜上に前記第3
の導電性物質を含む膜を形成し、その後、前記第3の導
電性物質を含む膜上に第5の半導体膜を選択的に形成し
て、前記第2の半導体膜と接続する前記第3の導電性物
質を含む膜/第5の半導体膜からなるソース電極及びド
レイン電極を形成することを特徴とする請求項6記載の
薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項12】 前記第3の導電性物質を含む膜の形成
された第2の基体のをプラズマ化された水素ガスに曝し
た後、大気に曝さずに連続して前記第3の導電性物質を
含む膜上に前記第5の半導体膜を形成することを特徴と
する請求項11記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項13】 前記第2の導電体膜,第2の導電性物
質を含む膜又は第3の導電性物質を含む膜は、タングス
テン膜,モリブデン膜,チタン膜及びアルミニウム膜の
いずれかであり、前記導電性物質を含むガスを熱的に活
性化して膜形成を行う熱化学気相成長法、又は前記導電
性物質を含むガスを電気的に活性化して膜形成を行うプ
ラズマ化学気相成長法を用いることを特徴とする請求項
6〜請求項8,請求項10〜請求項12のうちいずれか
に記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項14】 前記第3の半導体膜〜第5の半導体膜
は、前記第2の基体が保持された一の電極と他の電極と
の間に電源からの電圧を印加してプラズマ化された反応
ガスを用いて形成されたシリコン膜であり、前記一の電
極をアース側に接続し、プラズマ化されたシリコンを含
むガスに曝す第1の期間と、前記一の電極を前記電源側
に接続し、プラズマ化された水素(H2 ),ヘリウム
(He),ネオン(Ne),アルゴン(Ar),クリプ
トン(Kr)及びキセノン(Xe)のうち少なくともい
ずれか一つを含むガスに曝す第2の期間とを交互に行う
ことにより前記シリコン膜を形成することを特徴とする
請求項9〜請求項13のいずれかに記載の薄膜トランジ
スタの製造方法。 - 【請求項15】 前記第1の期間は、前記一の電極をア
ース側に接続するとともに、前記他の電極を電源側に接
続し、前記第2の期間は、前記一の電極を前記電源側に
接続するとともに、前記他の電極をアース側に接続する
ことを特徴とする請求項14記載の薄膜トランジスタの
製造方法。
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1992
- 1992-08-07 JP JP21149192A patent/JP3281044B2/ja not_active Expired - Lifetime
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