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JPH0659318A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JPH0659318A
JPH0659318A JP3179715A JP17971591A JPH0659318A JP H0659318 A JPH0659318 A JP H0659318A JP 3179715 A JP3179715 A JP 3179715A JP 17971591 A JP17971591 A JP 17971591A JP H0659318 A JPH0659318 A JP H0659318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flag
strobe
mode
lens
red
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3179715A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Kobayashi
小林竜一
Hidehiko Fukahori
深堀英彦
Tsuyoshi Fukuda
強 福田
Kenji Yokoyama
横山顕二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3179715A priority Critical patent/JPH0659318A/ja
Priority to US07/911,700 priority patent/US5355189A/en
Publication of JPH0659318A publication Critical patent/JPH0659318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0503Built-in units
    • G03B2215/0507Pop-up mechanisms
    • G03B2215/051Pop-up mechanisms with movable reflector, e.g. change of illumination angle or illumination direction
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0514Separate unit
    • G03B2215/0517Housing
    • G03B2215/0525Reflector
    • G03B2215/0528Reflector movable reflector, e.g. change of illumination angle or illumination direction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズームストロボ装置を内蔵し、もしくは該装
置を取付け可能なズームストロボ対応の従来カメラで
は、ズームレンズの焦点距離を変化させた後にストロボ
の照射角度が変わるまで多少のタイムラグが存在するた
め、レンズの焦点距離を変化させた後にすぐれたレリー
ズをしてしまうとストロボが所定の焦点距離に変化する
前に撮影が行われてしまい、失敗写真となってしまうと
いう問題があった。本発明の目的は、このような失敗写
真を撮影してしまう事態の発生を防止しうるカメラを提
供することである。 【構成】 本発明においては、前記ズームレンズを装着
してズームストロボを使用しているときに前記レンズの
焦点距離を変化させたときには、前記ストロボの照射角
度の変更が終了したことを検知するまでは撮影をできな
いようにすることにより、レンズの焦点距離とストロボ
の照射角度があわず失敗写真となる事故を防ぐようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるズームストロ
ボ装置とともに使用可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラに装着したレンズの焦
点距離に応じて照射角度を変化するオートズームストロ
ボが存在した。カメラにこのオートズームストロボとズ
ームレンズを装着した状態で、前記ズームレンズの焦点
距離を変化させると、その焦点距離に応じてストロボの
照射角度も変わり、撮影倍率の変化に応じたストロボ光
が被写体に向って照射される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来カメ
ラにおいては、ズームレンズの焦点距離を変化させた後
にストロボの照射角度が変わるまでは多少のタイムラグ
が存在するためレンズの焦点距離を変化させた後にすぐ
にレリーズをしてしまうとストロボが所定の焦点距離に
変化する前に撮影が行われてしまう、という問題があっ
た。すなわち、ストロボが所定の焦点距離に到達する前
に撮影が行われてしまうことになり、その結果、照射角
度がレンズに対応した位置とはならず、写真は失敗写真
となってしまう、ということになる。
【0004】それ故、本発明の目的は、このような失敗
写真を撮影してしまう事態の発生を防止しうるカメラを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、前記
ズームレンズを装着してズームストロボを使用している
ときに前記レンズの焦点距離を変化させたときには、前
記ストロボの照射角度の変化が終了したことを検知する
までは撮影をできないようにすることにより、レンズの
焦点距離とストロボの照射角度が合わず失敗写真となる
自己を防ぐようにした。
【0006】
【実施例】以下に図を参照しつつ本発明による改良され
たカメラの実施例について説明する。以下には、まず、
図32乃至図41を参照して本発明を適用したカメラの
ストロボ装置等の機械的構造を説明する。図32及び図
33において、101はカメラ本体、102はカメラの
情報表示器、103はシャッタースピード等の設定値を
入力するダイヤル、104はレリーズボタン、105は
ストロボアップボタン、106はカメラの露出制御モー
ド設定ダイヤル、である。なお、情報表示器102や情
報入力用のダイヤル103及び106等については後に
詳細に説明する。
【0007】図32乃至図37において、1はカメラ本
体の外装としての上カバーであり、カメラ本体の一部を
構成する。2はストロボ装置のケースであり、上カバー
1に対して回転可能に軸支され、ストロボユニットの骨
格をなすものである。2aは長穴であり、後述のリード
線40を通すことと、ズームによる部材の移動を吸収す
る役目を持つ。3はストロボユニットの外観をなすスト
ロボカバーであり、ケース2に固定される。4は前記ス
トロボユニットの全面を覆うパネルであり、ストロボ光
をコントロールするフレネルレンズ部4aと、後述する
赤目防止用のランプに対応した窓部4bを有する。5は
地坂であり、複数のギヤ軸と、外周をケース2の回転軸
とする軸受5aと、軸受5bと、ばね掛け5cを有し、
前記上カバー1の裏側にビスで固着される。
【0008】6はギヤであり、カメラの本体部またはミ
ラーBOXに固着されたモーターM2と、該モーターM
2に連結され、後述する遊星歯車機構を含むギヤトレイ
ンから噛み合い一方向の回転のみ伝達される。7及び8
はギヤであり、ギヤ6の回転はギヤ7からギヤ8へ回転
伝達される。
【0009】9はギヤ8に噛み合うギヤであり、地坂5
の軸受5aの内周に回転嵌合される。10はギヤ9に噛
み合うギヤで、図37に示されるように片面に3個の等
間隔に配置された羽根部10aを有する。11はレバー
であり、軸部11a、突起11b、ばね掛け11c、ス
イッチ押動部11dを有し、軸部11aは軸受5bの内
周に回動可能に支持される。なお、スイッチ押動部11
dはポップアップ時でのレバー11の移動時にスイッチ
SW3(図35)をオンする。12は爪部12bを有す
る緊定レバーであり、爪部12bの近傍に突起12aを
有し、レバー11の軸11aに固定される。13はばね
であり、一端を地坂5のばね掛け5cに、他端をレバー
11のばね掛け11cに掛けられ、緊定レバー12を反
時計方向、すなわち爪部12bが係止方向に回転するよ
うに付勢する。14は軸受であり、一部を上カバー1に
固着され、一部をケース2の回転軸とする。
【0010】15L及び15Rはケース2が上カバー1
に対して突出方向に回転した時のストッパーとなるビス
であり、上カバーに締められる。16はケース2を突出
ポップアップ方向に付勢するばねであり、軸受14の外
周の一部に装着され、一腕をビス15Rに、他腕をケー
ス2に掛けられる。17は緊定レバー12の爪部12b
を引掛けるフック17aを有する固定係止部材であり、
図37(A)乃至図37(C)に示すようにカム部17
b及び17cを有し、カム部17cはケース2の回転軸
からの円弧となっており、ケース2に固着される。図3
6及び図37(A)〜(C)にて示したようにモーター
M2が駆動されると、ギヤ6〜ギヤ10へと回転が伝達
され、ギヤ10の羽根部10aはばね13に抗してレバ
ー11の突起11bを押し下げる。すると緊定レバー1
2はレバー11と同じく時計方向に回転され、緊定レバ
ー12の爪部12bは固定係止部材17のフック17a
から解除され、ケース2はばね16の付勢により突出方
向に回動を開始し、突起12aが固定係止部材17のカ
ム部17bに当接する。
【0011】さらにケース2は回動し、ケース2がばね
16の力により回動することにより、固定係止部材17
のカム部17bから17cによって緊定レバー12の突
起12aを押し、カム部17cの領域でレバー11の突
起11bがギヤ10の羽根部10aの回転領域から離れ
るまで緊定レバー12は回転するようになっている(図
37(B)〜(C))。つまり、羽根10aによって緊
定レバー12を解除し、ケース2がアップ動作し、ケー
ス2のアップ動作で緊定レバー12をさらに逃がし、レ
バー11の突起11bを羽根10aの回転領域外まで回
転させ、モーターM2のさらなる回転をレバー11及び
緊定レバー12に伝達しないようにしている。又、突起
12aがばね13の付勢力によりカム部17cの円弧部
に一定の摩擦力を生じながら、ストロボケース2はビス
15L及び15Rに当接するまで突出方向に回動する
(図37(A)〜(C))。
【0012】18はギヤであり、上カバー1内のギヤ9
と同軸に固着され、回動するケース2内に伝達する。1
9,20はギヤ18の回転を伝えるアイドラーである。
21は(図35及び図40並びに図41)一面にカム2
1aを有し、他面に接片31(図35参照)が固着され
たギヤであり、図38に示すように、広角部と望遠部と
2ケ所の標準部とから成る四つの位相を有している。
【0013】32は(図35参照)接片31が摺動する
基板(図35及び図39参照)であり、図39に示すよ
うに、90°毎に、標準→望遠→標準→広角→標準→…
とそれぞれのブレーキ位相が一定角度毎に設けられてお
り、カム21aの位相を検知する後述のコロ22a(図
36及び図40)を有したレバー22の回動位相を検知
する。以上、19〜21のギヤはケース2の軸に回動可
能に支持される。22は、ケース2の軸に回転可能に装
着される軸受とカム21aをトレースするコロ22a及
びホルダー27を押す押部22bを有する伝達レバーで
ある。23はばねで、伝達レバー22軸受の外周に装着
され、一端をケース2に他端を後述するホルダー27に
掛けられる。24は押え板で、ギヤ19〜21及び伝達
レバー22を押えた状態でケース2にビス締めされる。
【0014】図40は標準時のブレーキ開始時の状態
を、図41はオーバーラン後の停止時の状態を、それぞ
れ示している。カム21aを有するギヤ21と羽根10
aを有するギヤ10は、ギヤ9及びギヤ18〜20を介
して特定のギヤ比が設定されている。すなわち、本実施
例においては、ギヤ21が1/4回転するごとにギヤ1
0が2/3回転するように設定されている。要するにギ
ヤ21は基板32のパターンにより90°(1/4回
転)ごとにブレーキ位相が開始してギヤ10の羽根は図
40の状態となり、その後オーバーランしてその最大許
容位置が図41の状態である。モーターM2、電源状
態、温度条件等あらゆる場合においてもオーバーランが
図40の状態から図41の状態内に納まる様にギヤ比を
設定してある。すなわち、基板32のブレーキパターン
を15°とするとギヤ10は約40°オーバーランして
停止し、標準、望遠、広角のいずれの場合もギヤ10の
羽根は同様の位相内で停止するようになっている。以上
から、標準、望遠、広角のいずれの状態でポップアップ
されたストロボを押し下げてもレバー11の突起11b
はギヤ10の羽根部10aに干渉しないため、緊定レバ
ー12の爪部12bは固定係止部材17のフック17a
に引っかかり、ストロボは収納状態に固定される。ま
た、本実施例においてはギヤ21のカム21aを4つの
位相に分け、ギヤ10の羽根10aを3つとしてギヤ2
1の回転に対してギヤ10の回転を8/3倍となる様ギ
ヤ比を設定したが、4/3倍でも良いし、ギヤ21のカ
ムを3つの位相としてギヤ10とのギヤ比を1/3の倍
数倍としても良い。すなわちギヤ21のカム位相とギヤ
10の羽根の位相を合わせ、ギヤ21のいずれの停止ポ
ジションに対してもギヤ10の羽根の同様な位相がくる
様にギヤ21の停止ポジション数とギヤ10の羽根の数
とギヤ比を合わせれば良い。
【0015】図34及び図35において、25はキセノ
ン管であり、反射笠26に不図示のゴムで留められる。
27はキセノン管25及び反射笠26を保持するホルダ
ーである。28は保持部材であり、ケース2の内側に固
着される。29は保持部材28に保持される軸であり、
パネル4の面に対して垂直に伸びる。30はレールであ
り、軸29と平面なレール状の長穴30aを有し、ケー
ス2の内側に固着される。ここでホルダー27は図35
に示すように一方を軸29に軸方向に摺動可能に軸支さ
れ、他方を27b部のボス部がレール30のレール部3
0aにスライド可能に保持される。そしてホルダー27
の突起27aにはばね23の一端が掛けられホルダー2
7はパネル4の方向へ付勢され、伝達レバー22によっ
て逆方向規制される。
【0016】つまり、図40及び図41に示すようにモ
ーターM2から回転伝達されたギヤ21のカム部21a
のカム変位に基づき伝達レバー22は揺動され、押部2
2bがホルダー27の突起27aをばね23に抗して押
し、ホルダー27のキセノン管25及び反射笠26の発
光部をパネル4に対して垂直方向に往復移動させる。図
34及び図35において、33は赤目防止用のランプ、
34はその光を集光する反射笠であり、パネル4の窓4
b部の裏側に固定される。以上のように、ケース2を3
つの部屋に分け、中央部には移動する25〜27の部材
を含む発光部が、左側方部にはその駆動するメカ18〜
24が、右側方部には赤目防止ランプのユニット33及
び34が、それぞれ配置されている。40はリード線で
あり、軸受14を通して、ケース2の一方の側方部に延
出してランプ33へ結線され、さらに長穴2aを通って
キセノン管25に結線されている。
【0017】次に、図36において、モーターM2の出
力を伝達する遊星歯車機構を説明する。モーターM2の
出力はギヤ51及び伝達ギヤを介して太陽ギヤ53に伝
達される。太陽ギヤ53の中心軸にはフリクション結合
された遊星レバー54が結合し、この遊星レバー54に
は遊星ギヤが軸支されている。したがって、太陽ギヤ、
遊星レバー54、遊星ギヤ55は遊星歯車機構を構成し
ている。
【0018】56はミラー駆動ギヤであり、詳細な図示
は省略したが、このミラー駆動ギヤの一方向回転によっ
て、カムメカニズムを用いてメインミラー60は図36
に示した観察位置(ダウン位置)から撮影退避位置(ア
ップ位置)へ移動し、さらに観察位置へと復帰する運動
を行なう。
【0019】モーターM2の逆転において太陽ギヤ53
は反時計方向に回転して遊星ギヤ55をギヤ6と噛合さ
せ、正転にて遊星ギヤ55はミラー駆動ギヤ56と噛合
する。
【0020】次に図33と図42及び図43を参照して
情報設定ダイヤル106とダイヤル103とに関連する
構造及び情報設定機能について説明する。
【0021】図33に示すように、前記ダイヤル106
は106a〜106kの表示と前記固定指標107とが
一致する各位置でクリック保持される様に構成されてい
る。106aはマニュアル露出を表す表示で、このモー
ドにセットして前記設定ダイヤル103を回すことによ
りシャッタースピードを設定できる。絞り値の設定は不
図示の絞り設定部材を押しながら前記設定ダイヤル10
3を回すことにより設定する。106bは深度優先AE
と称してオートフォーカス情報から被写界深度をコント
ロールする様に絞り値をカメラが決定し、その絞り値に
対して適正露出になる様にシャッタースピードが決定さ
れる。絞り値が決った後に前記設定ダイヤル103を回
すと、等しいEV線図でプログラムシフトができる。
【0022】106cは絞り優先AEで、このモードに
設定して前記設定ダイヤル103を回すと絞り値が設定
できる。この設定した絞り値に対して適正露出となる様
にシャッタースピードが決定される。
【0023】106dはシャッター優先AEで、このモ
ードに設定して前記設定ダイヤル103を回すとシャッ
タースピードが任意に設定できる。この設定したシャッ
タースピードに対して適正露出となる様に絞り値が決定
される。
【0024】106eはプログラム露出モードで、絞り
とシャッタースピードの組合せをカメラが決めるモード
である。前記設定ダイヤル103の操作でプログラムシ
フトが可能である。
【0025】106fはメインスイッチロックモードで
ありカメラが不作動になる。
【0026】106gは全自動モードでシャッターとの
絞りの組合せ以外に給送モードは一コマ撮りAFモード
はワンショットモードに設定される。レリーズボタン以
外の操作部材をさわっても受け付けない様になっており
一般的な初心者に最適なモードである。
【0027】106hはポートレート専用のプログラム
で、背景をボカして人物を浮き立たせる様に絞りを開放
気味に設定してあるプログラムである。
【0028】106iは風景写真用プログラムで、前記
106eのプログラムに対してある程度の被写界深度を
得る為に絞りがF5.6より開放へならない様にリミッ
ターがかかっている。
【0029】106jは接写用プログラムで、絞り値を
F5.6に固定してあり、シャッタースピードがカメラ
の持っている最高速のシャッタースピード以上になった
場合に絞り値がF5.6より小絞り側へ変化する。
【0030】106kはスポーツ写真用のプログラム
で、シャッタースピードが高速側へ設定されるプログラ
ムで動きの速い被写体を静止させる様にプログラムされ
ている。又給送モードは連続撮影に、AFモードはサー
ボモードにセットされる。
【0031】図42及び図43は前記カメラの情報表示
器102の詳細な説明図である。
【0032】図42において、301は赤目緩和モード
を設定すると点燈するマーク。302は露出補正量を表
すドットであり、303が露出補正スケールである。3
04はカメラに内蔵された電子ブザー音の有無を表す表
示で、点燈しているとオートフォーカス合焦時又はセル
フタイマー作動時に電子ブザー音が鳴る。305はフレ
ームカウンター、306は絞り値の表示、307はシャ
ッタースピード値の表示、である。308はオートフォ
ーカスモードの表示で、合焦するとオートフォーカスが
ロックするワンショットAFモードが表示されている。
309は給送モードの表示で、一コマ撮影モードが表示
されている。
【0033】310は電池の容量を表示するマークであ
る。311は測光モードの切換状態を表示するマークで
ある。312はカメラ内にフィルムパトローネが装填さ
れると点燈する。図42(b)にて、前記露出補正量を
表すドット302は前記スケール303に対応して30
2〜302hの9個のドットから成っている。図42
(b)は赤目緩和ランプが点燈を始めた直後の状態を示
しており、前記スケール302が消燈して302〜30
2hの9個のドットが点燈している。時間が経過すると
図42(c)の状態になり、両端のドット302hと3
02dが消燈する。更に時間が経過すると図42(d)
の状態になり、更にドット302gと302cも消燈す
る。更に時間が経過すると図42(e)の状態になりド
ット302fと302bも消燈する。更に時間が経過す
ると図42(f)の状態になり、中心のドット302を
残して302eと302aが消燈する。赤目を緩和する
のに必要な時間が経過すると図42(g)の状態にな
る。この状態は図42(a)と同じ表示であり、露出補
正がかかっていない状態であり、もし露出補正がかかっ
ていると302a〜302hのどれかのドットが露出補
正量に対応して点燈する。
【0034】図43はファインダー内表示を示す。40
1は赤目緩和モードを設定すると点燈するマークで、前
記マーク301と同期している。402は露出補正量を
表すドットであり、前記ドット302と同期している。
以下同様に、ドット402a〜402hは前記ドット3
02a〜302hとそれぞれ同期している。403は露
出補正スケールで前記スケール303と同期している。
404はストロボの充電完了マークであり、内蔵ストロ
ボ、外付ストロボにかかわらず充電が完了すると点燈す
るマークである。405はシャッタースピード値の表示
で、前記表示307と同期している。406は絞り値の
表示で、前記表示306と同期している。407はオー
トフォーカス合焦時に点燈するマークである。図43
(a)〜図43(g)は赤目緩和ランプが点燈したとき
のファインダー内表示を示すもので前記図42(a)〜
図42(g)とそれぞれ同期している。
【0035】次に、図1乃至図31を参照して本発明の
要旨となる電子制御系の構成と機能とについて説明す
る。
【0036】図1は前記カメラの電気回路図である。5
00はカメラの制御をおこなうマイクロコンピュータで
ある。M1は正転でフィルム巻き上げを行うモーター、
501はモーターM2を駆動する回路、M2は正転でミ
ラーアップとシャッターチャージ、逆転でポップアップ
とズーム駆動を行うモーター、502はモーター駆動回
路である。M1F、M1RはモーターM1を駆動する信
号、M2F、M2RはモーターM2を駆動する信号であ
る。
【0037】503と506は抵抗、504はLED、
505はLED504の発光を不図示のフィルムパーフ
ォレーションを通して受光するフォトトランジスタであ
り、フィルム駆動を検出する。507はコンパレータ、
508は比較用基準電圧源である。509〜515はス
トロボ回路を構成する。509は昇圧回路、510はト
ランジスタでありFLSCHG信号がハイになると昇圧
動作を開始する。511はストロボ発光用メインコンデ
ンサ、512は充電電圧検出回路であり、メインコンデ
ンサ511の電圧を検出し発光可能な電圧になるとCC
C信号に1を出力する。514はストロボを発光するト
リガー信号を発生するトリガー回路、515はストロボ
光量を制御する調光回路である。513は発光制御回路
であり、EFEN信号とX接点531のアンドでトリガ
ー回路514にトリガー信号を出力させ、調光回路の信
号でストロボ発光を停止させる。
【0038】516は赤目緩和用ランプ33を点灯させ
るトランジスタ、517は被写体の輝度を測定する測光
回路、518,519はアナログスイッチ、520はイ
ンバータである。
【0039】521はCCDのような被写体の画像情報
を取り込む測距回路でありAFSTART信号がハイに
なると画像の蓄積を開始、蓄積が完了するとAFEND
信号に1をたてて完了をマイクロコンピュータ500に
伝達する。
【0040】523はリモコン受信用フォトダイオー
ド、522はリモコン受信回路であり、REMEN信号
がハイのときリモコン受付状態になり、撮影者が不図示
のリモコン回路により送信したレリーズ信号を受信する
とREMON信号をハイにする。524,525はシャ
ッターマグネットMG31、MG32を駆動するトラン
ジスタである。526は設定値入力ダイヤルの回転量と
方向を検出して記憶し、マイクロコンピュータ500の
CSDIAL信号に応じてシリアル通信に回転量を送信
するダイヤル回転検出回路である。527,528は設
定値入力ダイヤルの回転によりオンオフしてダイヤル回
転検出回路に回転方向と回転量を示す信号接片である。
【0041】102はカメラ情報表示器、530はファ
インダー内カメラ情報表示器、529は情報表示器10
2およびファインダー内情報表示器530を駆動制御す
る情報表示器駆動回路である。
【0042】531はシャッター先幕が走行完了すると
オンするX接点である。
【0043】532,533はアンドゲート、534は
アナログスイッチでありCSLENS信号がハイのとき
シリアル通信路をレンズに接続する。535はレンズと
カメラの信号、電力の伝達をおこなう5つの接点であ
る。
【0044】536はレンズ制御用マイクロコンピュー
タである。
【0045】537は絞り位置検出を検出する抵抗、5
38は絞り駆動モーター、539はモーター538を駆
動する駆動回路、540は距離環駆動モーター、541
はモーター540を駆動する駆動回路である。
【0046】SW1はレリーズ釦104の第1ストロー
クでオンになるスイッチ、SW2はレリーズ釦104の
第2ストロークでオンになるスイッチである。
【0047】SW3はポップアップ検出スイッチであ
り、オフではアップ、オンでダウンを表す。SWCN2
は後幕走行完了でオンになるスイッチ、ZOOM1、Z
OOM2は図39でしめしたズーム位相信号、CMSP
1、CMSP2はチャージとミラーアップの位相信号で
ある。
【0048】SWPOPはストロボアップ釦押し下げで
オンになるスイッチ、SWDRVは給送モード選択釦押
し下げでオンになるスイッチ、SWAFはAFモード選
択釦押し下げでオンになるスイッチ、SWBPは背蓋開
閉を検出するスイッチであり1は閉、0は開である。
【0049】SWPOSTFはストロボ発光時期をシャ
ッター先幕走行完了でおこなう先幕シンクロとシャッタ
ー後幕走行直前におこなう後幕シンクロを選択するスイ
ッチであり、1で先幕シンクロ、0で後幕シンクロを選
択する。
【0050】DIAL1、DIAL2は露出制御モード
ダイヤルに運動したスイッチである。不図示の電源回路
より電源が投入されると、マイクロコンピュータ500
が、図2のリセットより制御を開始する。カメラはフィ
ルムなし、巻き上げ完了でどのスイッチもオンしていな
い状態にあるとする。
【0051】(1)スタックポインタを設定する。
【0052】(2)周辺回路、レジスタ、フラグを初期
設定する。図3は初期化サブルーチンの詳細なフローチ
ャートである。
【0053】(13)マイクロコンピュータの各ポート
の初期化をおこなう。モーター駆動信号M1F、M1
R、M2F、M2Rを全て0にするとモーター端子がオ
ープンになり、モーターM1,M2は非駆動状態にな
る。
【0054】昇圧開始信号FLSCHGに0をセット、
昇圧回路509を停止させる。ストロボ発光制御信号E
FENに0をセットし発光禁止にする。
【0055】赤目緩和ランプ点灯信号LAMPBに0を
セット、ランプ消灯にする。
【0056】蓄積開始信号AFSTARTをクリアす
る。リモコン受信許可信号REMENをクリアして受付
禁止状態にする。
【0057】SMG31、SMG32はシャッター走行
マグネットMG31、MG32の制御信号でありここで
は0にクリアして通電オフ状態にする。
【0058】シリアル通信選択信号CSLENS、CS
LCD、CSDIALを全てクリアする。
【0059】SW21NTENはSW2の信号のたち下
がりでかかる割り込みの制御信号である。1で割り込み
可能、0で禁止。ここでは禁止状態にする。
【0060】以上のようにしてマイクロコンピュータの
各ポートは準備状態に設定される。(14)ここではマ
イクロコンピュータ500内の各フラグの初期設定をす
る。フィルム終端まで撮影したことをあらわすフラグF
LMENDFをクリアする。オートローディングする必
要があることをしめすフラグALRQFをクリアする。
巻き上げが必要であることをしめすフラグWNDRQF
をクリアする。レリーズ釦の第一ストロークまでオンし
たとき、およびリモコンを受け付けた時といった測光す
る必要があることをあらわすフラグSW1ONFをクリ
アする。AFモードの状態をあらわすSERVOFをク
リアする。0ならばワンショット、1ならばサーボAF
をおこなう。ここではワンショットに設定する。給送モ
ード(単写、連写、セルフ)の切り替えを記憶するフラ
グ、SINGLEFとSELFを設定する。SINGL
EF=1ならば単写、SELFFが1ならばセルフ、と
もに0ならば連写をあらわす。ここでは単写に設定す
る。赤目緩和モード設定状態をあらわすフラグREDE
YEFをクリア、1ならば赤目緩和のため撮影前に赤目
緩和ランプ33を点灯する。ここでは通常のストロボ動
作に設定する。全自動モードをあらわすフラグフルオー
トフラグをセット、プログラムモードをあらわすフラグ
PROGF、シャッター優先モードをあらわすフラグT
VPF、絞り優先モードをあらわすフラグAVPFをク
リアする。巻き上げ中をあらわすフラグWNDING
F、シャッターチャージ中をあらわすフラグCHGIN
GFをクリアする。
【0061】AF不能状態をあらわすAFNGF、AF
合焦をあらわすJFF、レンズ距離環駆動中をあらわす
LMOV、レンズがマニュアルフォーカス状態にあるこ
とをあらわすAFMANUFをクリアする。
【0062】測光フラグSW1ONFの状態を記憶する
SWION OLDをクリア、ストロボアップ釦SWP
OPの状態を記憶するSWPOP OLDをセット、給
送モード設定釦SWDRVの状態を記憶するSWDRV
OLDをセット、AFモード設定釦SWAFの状態を
記憶するSWAF OLDをセットする。
【0063】単写レリーズ禁止フラグINHDRV、自
動発光判定前レリーズ禁止フラグINHAPOP、赤目
緩和動作中レリーズ禁止フラグINHRDEYEをクリ
アする。
【0064】(15)ここではマイクロコンピュータ5
00内の各レジスタの初期設定をする。シャッター秒時
記憶レジスタTVDISPRに1/125秒を設定、絞
り記憶レジスタAVDISPRにF5.6を設定する。
フレームカウンタFRAMERをクリアする。
【0065】開放絞り値レジスタAVORにF1.4を
設定、最小絞り値レジスタAVMAXRにF32を設定
する。焦点距離レジスタFLENRに50ミリを設定、
焦点距離の逆数レジスタに1/50の対数圧縮値を設定
する。絞り込み差分レジスタAVSPDNRとAF距離
環駆動量レジスタFPRをクリア、焦点距離をズーム位
置に変換した値のレジスタFZOOMとズーム位置レジ
スタZOOMRに2を格納する。被写体輝度レジスタE
VCALRをクリア、赤目緩和モードカウンタREDC
NTRをクリアする。
【0066】以上のようにしてカメラが初期化される。
【0067】(3)レンズと通信し、必要なレンズのデ
ータを取り込む。
【0068】(4)スイッチとダイヤルの読み込みと解
釈を行う。
【0069】(5)ストロボが充電完了していなければ
充電する。
【0070】(6)フィルム終端まで撮影がすんでいれ
ばステップ7でフィルム終端表示する。
【0071】(8)オートローディング要求フラグAL
RQFがたっていればステップ9でオートローディング
する。
【0072】(10)ストロボのズーム位置がレンズの
焦点距離と合っているかチェックし違っていればズーム
駆動する。
【0073】(11)SW1がオンされていれば測光
へ、オンされていなければステップ3へ戻ってステップ
3から12の動作を繰り返し行い操作待ち状態をつづけ
る。
【0074】それではステップ3のレンズ通信の詳細を
説明する。
【0075】図4はレンズ通信サブルーチンの詳細なフ
ローチャートである。
【0076】ステップ16,17,18でレンズ状態、
開放Fナンバー、レンズ焦点距離の情報を読み込む。
【0077】ステップ19〜22はサブルーチンレンズ
状態読込みである。
【0078】(19)シリアル通信バッファSIOBU
Fに01Hを書き込む。
【0079】(20)レンズに1バイトシリアル通信す
る。
【0080】ステップ23から25にサブルーチンレン
ズ1バイト通信を示す。
【0081】(23)レンズ通信選択信号CSLENS
に1を出力、レンズ制御用マイクロコンピュータ536
とカネラ制御用マイクロコンピュータ500のシリアル
通信路を接続する。
【0082】(24)マイクロコンピュータの不図示の
シリアル通信回路よりシリアル通信バファSIOBUF
の値を出力する。同時にレンズからのデータがシリアル
通信バッファSIOBUFに書き込まれる。
【0083】(25)通信が終わればレンズ通信選択信
号CSLENSに0を出力、レンズ制御用マイクロコン
ピュータ536からシリアル通信路を切り放す。このよ
うにしてレンズに01の命令を送信する。レンズは01
命令で状態読みだしと判断シリアル通信のビット7にレ
ンズがAFかMFかの状態AFMANUF、ビット6に
レンズ距離環駆動中かどうかのLMOVをたてる。
【0084】(21)レンズの設定したAFMANU
F、LMOVのビットを読みだす。
【0085】(22)読みだした値をAF状態レジスタ
AFSTATに格納する。
【0086】(26〜31)同様にサブルーチンAVo
読込みではレンズに02命令を送信、開放絞り値AVO
Rと最小絞り値AVMAXRを読みだす。
【0087】(32〜35)サブルーチン焦点距離読み
込みではレンズに03命令を送信、焦点距離FLENR
を読み込む。
【0088】(36)焦点距離分の1の対数値を求めI
NVFLENRに格納する。たとえば100mmのレン
ズなら1/100秒のアペックス値がINVFLENR
に格納される。
【0089】さらにここで図5により、レンズ駆動関係
のサブルーチンを説明して置く(37〜40)レンズ絞
り駆動制御サブルーチンである。
【0090】レンズに04命令を送信、さらに次の通信
で絞り込み差分レジスタAVSPDNRに格納された絞
り量を送信する。絞り量は8ビット符号付きのデータで
あり(1ビットが1/8段に相当する)正ならば絞り込
み、負ならば開放方向に絞り駆動する。
【0091】(41〜44)レンズ絞り開放サブルーチ
ンである。
【0092】ほぼレンズ絞り駆動ルーチンと同様だが送
るデータが−128になっており、最大ステップ分開放
させる。レンズは128ステップ以上の絞りをもたない
ならばかならずレンズは開放になる。
【0093】(45〜48)レンズ距離環駆動サブルー
チンである。
【0094】レンズに05命令を送信、FPRに格納さ
れている櫛歯数だけ距離環を駆動する。
【0095】(49〜50)レンズ停止サブルーチンで
ある。
【0096】レンズに06命令を送信、距離環の駆動を
即座に停止させる。
【0097】以上でレンズ通信サブルーチンの説明を終
わる。
【0098】それではステップ4のスイッチ読み込みを
説明する。
【0099】図6〜図8はサブルーチンスイッチ読み込
みの詳細なフローチャートである。
【0100】(51〜58)露出モード設定ダイヤル1
06の位置を2ビットの露出モード設定ダイヤルスイッ
チDIAL1、DIAL2により読み込む。DAIL
1,2が00の時はステップ55で全自動モードフラグ
FULLAUTOFに1がたつ。全自動モードは初心者
のユーザーのために簡単な操作方法を提供するモードで
あり、シャッター優先、絞り優先、プログラムとは操作
が異なる。
【0101】01ならばプログラムモードフラグPRO
GF、10ならばシャッター優先モードフラグTVP
F、11ならば絞り優先モードフラグAVPFがたつ。
【0102】(59)レンズ通信と同様にしてダイヤル
回転検出回路526よりシリアル通信で設定値入力ダイ
ヤル回転量を読み込む。
【0103】(60〜63)シャッター優先モードなら
ステップ60から61に分岐。一定量の回転にたいして
半段づつシャッター秒時TVDISPRの値を変化させ
る。ダイヤルの時計方向回転が正、半時計方向が負の値
をとる。絞り優先モードも同様に回転量分絞り値AVD
ISPRを変化させる。
【0104】(64)シャッター秒時TVDISPRが
制御範囲を越えたとき(たとえば最高速の1/2000
や最低の2秒)制御範囲内にシャッター秒時TVDIS
PRを制限する。絞り値AVDISPRも開放絞りAV
ORと最小絞りAVMAXRの範囲に制限する。このよ
うにして、シャッター優先、絞り優先時任意のシャッタ
ー秒時、絞り値の設定を行うことができる。
【0105】(65〜72)ストロボアップ釦105の
制御をおこなう。ストロボアップ釦105がおされてい
ないときにはステップ66でストロボアップ釦状態フラ
グSWPOP OLDフラグはつねに1に設定されてい
る。ステップ3〜12の操作待ち状態でスイッチ読み込
みがコールされているとき、ストロボアップ釦105を
オンするとストロボアップ釦状態フラグSWPOP O
LDが1になっているためステップ67からステップ6
8へいく。
【0106】全自動モードでなくストロボがポップアッ
プしていなければステップ72でストロボポップアップ
をコール、ストロボをアップさせる。つまりストロボア
ップ釦105を押し込むと、ストロボがアップすること
になる。
【0107】一度、ストロボアップ釦105をおすとス
テップ68を通るので、以降ステップ67からステップ
73にいきステップ69は通らない。ストロボアップ釦
105放すとステップ66でストロボアップ釦状態フラ
グSWPOP OLDが1になるので、再度ストロボア
ップ釦105を押すとステップ68を通る。つまり、ス
トロボアップ釦を押すたびに1回だけステップ68を通
ることになる。
【0108】ストロボアップ状態ではステップ70から
ステップ71へいき赤目緩和モードフラグREDEYE
Fを反転する。つまりストロボアップした後はストロボ
アップ釦105をオンするごとに赤目緩和モードの状態
の設定、解除が切り替わることになる。
【0109】このようにしてストロボアップと赤目モー
ド設定を同一釦で兼用することができる。
【0110】また全自動モードの場合はステップ69で
ストロボの状態にかかわらずステップ71へいくのでス
トロボアップはできず、赤目緩和モードの設定のみがで
きる。
【0111】(73〜74)後幕シンクロ設定スイッチ
SWPOSTFがオンしているときは、ステップ74で
赤目モード設定状態を解除する。したがってステップ6
5〜72で赤目モードを設定しても後幕シンクロ設定時
には決して赤目モードにはならない。
【0112】(75〜76)全自動モードのときはステ
ップ76でかならずAFモードフラグSERVOFはワ
ンショットに設定される。
【0113】(77〜82)全自動モードでないときは
ステップ65〜72と同様にAF設定釦SWAFをオン
するごとにAFモードフラグSERVOFを反転、サー
ボ、ワンショットのAFモードを切り替えることができ
る。ただしレンズがマニュアルフォーカスのときにはス
テップ81でAF設定状態は変更しない。
【0114】(83〜86)全自動モードで単写モード
フラグSINGLEF、セルフタイマーフラグSELF
Fがともに0のとき、つまり連写の場合は単写モードフ
ラグSINGLEFをたてて、単写にする。全自動モー
ドの場合は初心者のユーザーのために単写とセルフのみ
選択可能にする。そのため、シャッター優先、絞り優
先、プログラムの各モードで連写設定のまま露出制御モ
ード設定ダイヤル106をまわして全自動モードに切り
替えたときにはここで単写に設定し直す。
【0115】(87〜96)ストロボアップ釦入力時と
同様にドライブモード設定釦SWDRVをオンするごと
に、給送モードを切り替える。全自動モードではセル
フ、単写の切り替え、その他のモードでは単写、転写、
セルフ、単写の順番で切り替えることができる。
【0116】このようにして、全自動モードでは、給送
単写およびセルフ、AFはワンショットに自動設定さ
れ、ストロボはポップアップできない。それにたいし
て、絞り優先、シャッター優先、プログラムでは、給送
は単写、連写、セルフタイマーを選択し、AFはサー
ボ、ワンショットを切り替えることができ、ストロボは
ストロボアップ釦でアップすることができる。ただし赤
目緩和モードについては、どちらのモードでもストロボ
アップ釦で選択できる。
【0117】(97)背蓋の状態を検出するサブルーチ
ン。
【0118】(98〜102)セルフタイマー設定時で
かつAF不能でなく、単写後レリーズ禁止でないときだ
けリモコン受信回路522をリモコン受付状態にする。
【0119】(103〜106)リモコンよりのレリー
ズ信号を受け付けたとき、あるいはレリーズ釦104が
第一ストロークまでおしこまれると、ステップ106で
測光フラグSW1ONFが1、そうでないときは0に設
定される。この測光フラグSW1ONFがたつとステッ
プ11で測光へ分岐する。
【0120】リモコンはセルフタイマー設定状態でのみ
受信可能に設定する。しかし、リモコンでレリーズしよ
うとしたがAFが合焦できなかったような場合には、レ
リーズできないので永久に測光しつづけてしまう。この
ようなことを防止するため、AF不能になるとREME
Nをクリアしてリモコン受信を禁止する。この信号によ
りリモコン受信回路はREMONを落とすので、測光フ
ラグSW1ONFがクリアされ測光をやめることができ
る。単写レリーズ後の場合も同様である。
【0121】図9は背蓋チェックサブルーチンの詳細な
フローチャートである。
【0122】(107〜108)背蓋が開いている時は
108でフィルム枚数レジスタFRAMERを0にクリ
ア、巻き上げ要求フラグWNDRQF、AL要求フラグ
ALRQF、フィルム終端フラグFLMENDFの各フ
ラグをクリアする。
【0123】(109〜110)フィルムをいれて、背
蓋を閉じるとステップ106でフィルム枚数レジスタF
RAMERがクリアされているのでステップ108でA
LRQFがたつ。このためステップ8でステップ9のオ
ートローディングへいく。オートローディング後はフィ
ルム枚数がカウントされていくのでステップ110は再
度背蓋をあけるまで通らない。
【0124】以上のようにしてメインダイヤル、電子ダ
イヤル、各設定モード釦等によるカメラのモード設定を
行うことができる。
【0125】図10はストロボチャージサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0126】(111,112)ストロボがアップして
いて、かつストロボ充電完了信号CCCが1になってい
ないとき113以下のストロボ充電をおこなう。
【0127】(113)レンズ駆動停止をレンズに通信
する。たとえばAF中にポップアップしてストロボの充
電が必要になったときには、ここでレンズ駆動を停止さ
せる。これは大量の電力を必要とするストロボの充電時
にレンズ駆動しているとレンズモーターが駆動するだけ
の電力がなくなり、駆動が止まってしまうといった誤動
作を防止するためである。
【0128】(114〜116)ストロボ充電制御信号
FLSCHGに1をたてて、ストロボ充電完了信号CC
Cが1になるまで待つ。ストロボ充電完了したらFLS
CHGを0に戻してリターンする。
【0129】以上のようにしてストロボの充電をおこな
うことができる。
【0130】図11はズームチェックのサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0131】(117)ストロボがアップしていなけれ
ばすぐにリターンする。
【0132】(118)焦点距離変換のサブルーチンを
コールする。
【0133】図12は焦点距離変換のサブルーチンの詳
細なフローチャートである。レンズの焦点距離から今レ
ンズが広角、標準、望遠のいずれかにあるのかを判断す
る。
【0134】(122〜126)焦点距離が80mm以
上ならば望遠なので焦点距離変換レジスタFZOOMに
3、50〜80mmは標準なので2、50mm以下は広
角なので1を格納する。
【0135】(119)ズーム位相信号読み込みサブル
ーチン。
【0136】図13はズーム位相信号読み込みのサブル
ーチンの詳細なフローチャートである。ストロボのズー
ム位相が広角、標準、望遠のいずれかにあるのかを判断
する。
【0137】(127〜133)ズーム位相信号ZOO
M1、ZOOM2がそれぞれ1と0ならば望遠なのでZ
OOMRに3、0と0ならば標準なので2、0と1なら
ば広角なので1を格納する。また位相の中間の位置にあ
るときは1と1になるのでそのときには0を格納する。
【0138】(120)ストロボの位相ZOOMRとレ
ンズ焦点距離変換FZOOMを比較し、違っていればズ
ーム駆動サブルーチンをコールしてレンズ焦点距離とズ
ーム位相を合わせる。ズームチェックサブルーチンはス
タンバイ中つねにコールされているので撮影者がレンズ
焦点距離をかえた場合はいつでもすぐにズーム駆動して
変化した焦点距離に対応することになる。
【0139】図14はズーム駆動サブルーチンの詳細な
フローチャートである。
【0140】(134)焦点距離変換をして、焦点距離
変換レジスタFZOOMに格納する。
【0141】(135)SW2割り込みを禁止する。ス
トロボズーム駆動中はレリーズ割り込みを禁止すること
でレリーズ時にストロボ照射角がレンズ焦点距離とあわ
ないまま発光しないようにする。
【0142】(136)モーターM2を逆転、ストロボ
のズーム駆動を開始する。
【0143】(137)ズームデューティサブルーチン
をコールする。
【0144】(139)ズーム位相が中間位相になるま
でステップ137〜139をループする。つまり駆動開
始のズーム位相信号からぬけでるまでまつことになる。
【0145】ここで、ズームデューティサブルーチンを
説明する。
【0146】(145)電池電圧を調べる。電圧があれ
ば146〜149を実行する。
【0147】(146〜147)モーターM2を8ms
の間逆転させる。
【0148】(148〜149)モーターM2を2ms
の間ブレーキかける。
【0149】これをステップ137〜139を繰り返し
ている間実行する。したがってモーターM2は周期10
msデューティ80%で駆動されることになる。また、
電池電圧が低いときはステップ146〜149を通らな
いのでステップ136でモーター逆転にしたままフル駆
動されることになる。したがって電池電圧が高いときに
は、80%デューティで減速してストロボズーム駆動の
制御性をあげ、なおかつ電圧が低いときはズーム駆動速
度が遅くならないようにフル駆動するよう構成されてい
る。
【0150】(140〜142)ズーム位相がいずれか
の停止位置に達するまで駆動する。
【0151】(143)駆動された位相がステップ13
2でもとまった位相ならばステップ144へ、そうでな
ければ再び137へ(144)モーターM2にブレーキ
をかける。
【0152】このようにして、ストロボ照射角をレンズ
焦点距離にあわせる。またズーム駆動ではかならず一度
ズーム位相信号が停止位置をはずれてから停止位置にな
るまで駆動するので、前記説明したようなパターン切り
替わり位置からのオーバーラン量を一定に保つことがで
きる。
【0153】図15はストロボポップアップのサブルー
チンの詳細なフローチャートである。ストロボがポップ
アップしていなければズーム駆動サブルーチンを駆動す
る。
【0154】(151)上記ズーム駆動サブルーチンで
説明したようにズーム駆動サブルーチンでは、必ず停止
位置をはずれるまで駆動される。そのときの駆動途中で
緊定レバー12は解除されストロボがポップアップする
ので、ズーム位相合わせとポップアップを同一ルーチン
の動作で実現できる。
【0155】(152)ズーム駆動後ポップアップスイ
ッチSW3をチェック、ポップアップできなかった場合
はエラーフラグERORFに1をたてる。
【0156】以上でスタンバイ状態の動作を説明した。
【0157】さて、スタンバイ状態でレリーズ釦104
を第1ストロークまで押し込むか、あるいはセルフモー
ド設定時にリモコン送信すると、測光フラグSW1ON
Fがたちステップ11で測光へ分岐する。
【0158】図16は測光ルーチンの詳細なフローチャ
ートである。
【0159】(154)測光測距に使用するフラグ、レ
ジスタを初期化する合焦フラグJFF、測距不能フラグ
AFNGFをクリアする。ストロボ発光制御信号EFE
Nをクリア、発光禁止する。測光フラグSW1ONFの
状態を記憶するフラグSW1ON OLDFをセット、
表示更新要求フラグDSPCHANGEに1を設定す
る。
【0160】赤目緩和動作中レリーズ禁止フラグINH
RDEYEをセット、自動発光判定前レリーズ禁止フラ
グINHAPOPをセット、単写後レリーズ禁止フラグ
INHDRVをクリア、自動ポップアップ完了フラグP
OPENDFをセットする。ストロボモードフラグFL
ASHFをクリア、絞り込み差分レジスタAVSPDN
Rに0を格納する。
【0161】(155,156)スタンバイ時と同様に
レンズ通信とスイッチ読み込みをコールする。
【0162】(157)SW1の状態チェックルーチン
をコールする。
【0163】(158)スタンバイ時と同じくストロボ
のズーム位置がレンズの焦点距離と合っているかチェッ
クし違っていればズーム駆動する。
【0164】(159)オートフォーカスを行う。
【0165】(160)被写体を測光し適正なシャッタ
ー、絞りを演算する。
【0166】(161)赤目緩和機能の制御を行う。
【0167】(162,163)各種のレリーズ条件を
判定しレリーズ可能ならばステップ163からレリーズ
へ分岐する。
【0168】(164)表示を更新する。
【0169】(165,166)測光タイマー時間を制
御、測光終了条件が満たされたらスタンバイへ戻る。そ
うでなければステップ155へ戻って測光測距をくりか
えし実行する。
【0170】それでは、測光の各サブルーチンを詳細に
説明しよう。図17はSW1チェックのフローチャート
である。
【0171】(167)測光フラグSW1ONFをチェ
ック、ステップ11で1になって測光へきたのでステッ
プ168へ分岐する。
【0172】(168)測光フラグ状態SW1ON O
LDFをチェック、ステップ154でセットされている
のでステップ169を実行、ステップ169はSW1O
NFが1から0になるたびに実行される。
【0173】(169)表示更新要求フラグDSPCH
ANGEに1を設定する。赤目緩和動作中レリーズ禁止
フラグINHRDEYEをセット、自動発光判定前レリ
ーズ禁止フラグINHAPOPをセット、自動ポップア
ップ完了フラグPOPENDFをクリアする。
【0174】ストロボ発光制御信号EFENをクリア、
発光禁止する。
【0175】(170)スタンバイ時と同様にストロボ
アップしていて、まだ充電していなければメインコンデ
ンサ511を充電する。
【0176】(171)測光フラグ状態を記憶するSW
1ON OLDFをセットする。
【0177】以降SW1がオンの間は、ステップ17
0,171のみが実行される。
【0178】SW1ONFが0になるとステップ172
へいく。
【0179】(172)ステップ171で測光フラグ状
態SW1ON OLDFが1になっているのでステップ
173を実行する。
【0180】(173)表示更新要求フラグDSPCH
ANGEに1を設定する。
【0181】単写後レリーズ禁止フラグをクリア、単写
でレリーズ後レリーズ釦SW1をオフするとレリーズ禁
止が解除される。
【0182】(174)レンズ駆動を禁止、AF動作を
中止させる。
【0183】(175)赤目緩和動作中レリーズ禁止フ
ラグINHRDEYEをセット、自動発光判定前レリー
ズ禁止フラグINHAPOPをセットする。
【0184】(176)測光フラグの状態を記憶するS
W1ON OLDFをクリアする以上のようにSW1オ
ンオフするごとに各フラグを設定することになる。測光
フラグがオンならストロボ充電させ、オフならAFを停
止させる。
【0185】図18はオートフォーカスサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0186】(187〜182)測光フラグがオフ、レ
ンズ駆動中、単写後、ワンジョット合焦後はAFしない
ですぐにリターンする。
【0187】(183)AD切り替え信号に0を出力、
A/D変換ポートを測距回路521に切り替える。AF
読みだしクロックAFCLKをクリア、測距センサーに
蓄積を開始させる。
【0188】(184)蓄積終了するまで待つ。
【0189】(185)測距センサーの蓄積をとめる (186〜188)AFCLKのハイロウに合わせて1
画素づつA/D変換する (189)全画素読み終わるまでステップ193にルー
プする。
【0190】(190)読みだした画素情報を用いて測
距演算する。
【0191】(191〜192)合焦不能と判定したら
合焦不能フラグAFNGFをたてる (193〜194)合焦ならば合焦フラグJFFをたて
る。
【0192】(195)マニュアルフォーカスならばレ
ンズ駆動しない。
【0193】(196〜197)デフォーカス量からレ
ンズ駆動量を演算してくし歯レジスタFPRに格納し、
レンズに駆動命令をだす。
【0194】以上のようにしてオートフォーカス制御を
行うことができる。
【0195】図19は測光演算ルーチンの詳細なフロー
チャートである。
【0196】(198〜202)ワンショットで合焦後
以外はステップ202で被写体を測光し、Ev値として
求める。ワンショットで合焦後は合焦直前に測光した値
を用いて演算する。つまり、ワンショットモードのとき
は合焦した時にAEロックすることになる。
【0197】(203)全自動モードでなければステッ
プ204以下を実行する。
【0198】(204)ストロボアップスイッチSW3
を判定する。全自動モードでないのでサブルーチンスイ
ッチ読み込みにおいてストロボアップ釦105オンでス
トロボアップさせることができる。そして、アップして
いなければステップ206でAE演算され、ポップアッ
プしていればステップ208でストロボ演算になる。つ
まりストロボのアップダウンでAEかストロボが選択で
きる。
【0199】(206)AE演算では、各露出制御モー
ドにそって演算をおこなう。シャッター優先モードで
は、測光値EVCALRから設定したシャッター秒時T
VDISPRの値を引いて絞り値AVDISPRを求め
る。絞り優先モードでは、測光値EVCALRから設定
した絞り値AVDISPRの値を引いてシャッター秒時
TVDISPRを求める。プログラムモード、および全
自動モードでは公知のプログラム演算を用いて絞り値A
VDISPR、シャッター秒時TVDISPRをもとめ
る。
【0200】(208)ストロボ演算では、各露出制御
モードにそって演算をおこなう。シャッター優先モード
では、設定シャッター秒時TVDISPRに同調秒時以
下に制限し、被写体輝度EVCALR等から適切な絞り
値AVDISPRを求める。絞り優先モードでは、測光
値シャッター秒時TVDISPRに同調秒時を設定す
る。プログラムモード、および全自動モードでは公知の
ストロボプログラム演算を用いて絞り値AVDISP
R、シャッター秒時TVDISPRをもとめる。
【0201】ステップ203で全自動モードならばステ
ップ209を実行する。
【0202】(209〜210)まずAEモードで演算
する。
【0203】(218)自動発光するかどうか判別しス
トロボが必要なら、ストロボモードフラグFLASHF
に1をたてる。
【0204】(219〜220)ストロボモードならス
トロボ演算、そうでなければステップ210で演算した
AEのまま制御する。
【0205】図20は自動発光チェックサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0206】(214〜216)AFモードがワンショ
ットでまだ合焦していないときは即リターンする。AF
合焦まではAE演算表示し、AF合焦でAEロック状態
になってから自動発光の判定をする。
【0207】(217〜219)自動発光条件をチェッ
クする。被写体の明るさEVCALRがEv10以下、
AEで演算したシャッター秒時TVDISPRが焦点距
離分の1以下、および逆光のときステップ220へ、そ
うでなければストロボ不要と判定ステップ225へ分岐
する。
【0208】(220〜222)測光フラグSW1ON
Fが1でかつ一度もポップアップしていなければストロ
ボをポップアップさせる。
【0209】(223〜224)ストロボがポップアッ
プしていればストロボモードフラグFLASHFをたて
る。また一度ポップアップしたことを表すPOPEND
FをたてるしたがってSW1オフならば自動発光条件で
もポップアップしない。また一度ポップアップしたの
ち、撮影者が手でストロボを押し下げたら、ステップ2
21でステップ223に分岐、ステップ223でストロ
ボアップスイッチSW3が0になるのでAE演算のまま
撮影する。つまり、ストロボ発光条件にもかかわらず、
ユーザーがAEで撮影したいと判断してストロボをさげ
ると、レリーズ釦SW1を一度放してオンしステップ1
69でストロボアップフラグPOPENDFがクリアさ
れるまでポップアップしない。
【0210】(225)ポップアップ判定前レリーズ禁
止フラグINHAPOPをクリアする。したがってワン
ショット時は合焦までポップアップしないし、レリーズ
もできない。ポップアップ判定後はレリーズ可能にな
る。
【0211】図21は赤目緩和機能制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【0212】(226〜229)自動発光判定前レリー
ズ禁止フラグINHAPOPが立っているか、ワンショ
ットで合焦していないときはなにもせずリターンする。
したがって、INHRDEYEは立ったままであり、レ
リーズできない。
【0213】(230〜235)赤目緩和制御の判定を
する。赤目緩和モードを設定していない、ストロボアッ
プしていない、SW1オフ、セルフタイマー設定、単写
レリーズ後であればステップ235で赤目緩和カウンタ
REDCNTR、赤目動作中レリーズ禁止フラグINH
RDEYEをクリア、赤目緩和ランプもクリアします。
したがってセルフおよび赤目緩和機能を行わないときに
はすぐにレリーズできることになる。
【0214】(236)すでに赤目緩和ランプ33が点
いているならばステップ240へ、点いていないときは
ステップ237へ分岐。
【0215】(237)赤目緩和カウンタREDCTR
に5を格納して、赤目緩和ランプ33を点燈する。
【0216】(238)250msのタイマーを設定す
る。
【0217】(239)表示更新要求フラグDSPCH
ANGEをたてる。
【0218】このフラグにより表示は更新され赤目緩和
作動中の表示に切り替わる。
【0219】測光フラグSW1ONFがオンしている間
ステップ155〜166のループを回り続けるので赤目
制御サブルーチンにも制御がもどってくる。
【0220】ステップ237で赤目緩和ランプ33が点
燈しているからステップ236で237へ分岐する。
【0221】(240)赤目緩和カウンタの値が0でな
いので241へ、 (241)250ms経過していないのなら即リター
ン。
【0222】(242)250msたったなら赤目緩和
カウンタを1減らして250msタイマーを再設定、表
示を更新する。
【0223】赤目緩和カウンタをダウンカウントしてい
き0になるとステップ240から243へ分岐する。以
降、SW1オフかレリーズするまでステップ243をと
おる (243)赤目緩和制御中レリーズ禁止を解除する。
【0224】図22はレリーズチェックのサブルーチン
のフローチャートである。
【0225】(244)スイッチSW2のたち下がりで
レリーズする割り込みを禁止する (245〜253)レリーズできない条件の判定。
【0226】単写後、自動発光判定前、赤目緩和動作
中、フィルム終端、背蓋を閉じたとき、レリーズ釦スイ
ッチSW1がオフかつリモコン受け付けていないとき、
AFがワンショットで合焦していないときはレリーズし
ない。
【0227】(254〜255)スイッチSW2がオン
またはリモコン受付ているならばステップ257でレリ
ーズ決定し、ステップ163からレリーズに分岐する。
【0228】(256)レリーズできる条件がととのっ
ていてレリーズ釦スイッチSW2がオフ、リモコンも受
信なしのときはSW2のたち下がりでレリーズ割り込み
が発生するように設定する。レリーズ割り込みが発生す
ると即レリーズから実行を始める。
【0229】したがって、以降155〜166のループ
実行中にレリーズ釦SW2オンされると、実行している
動作を中止してレリーズにとぶ。ただし、前記ズーム駆
動サブルーチンで説明したように、ズーム駆動を行うと
判定したときにはレリーズ禁止になるのでズーム駆動中
はレリーズできない。
【0230】図23は表示制御のサブルーチンである。
【0231】(258)はじめて、このルーチンにくる
ときにはステップ154でDSPCHANGEがたって
いるのでステップ260にとぶ。
【0232】(260〜262)赤目緩和カウンタRE
DCNTRが0でなければ赤目緩和中表示、そうでなけ
れば測光表示をおこなう。
【0233】(263)表示した時間を記憶する。
【0234】以降、DSPCHANGEがたたなければ
155〜166のループをくりかえし実行すると、ステ
ップ259にいたる。
【0235】(259)記憶した表示時間から500m
sたったか判定、500msたったら再表示をおこな
う。したがって500msごとに表示が変更されるので
測光演算値がふらついても表示がちらつくことがない。
ただし、なにかしらの要因でDSPCHANGEがたっ
たときは即表示が更新され、そこからまた500msカ
ウントすることになる。
【0236】図24は測光タイマー制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【0237】(264〜267)測光フラグSW1ON
Fがたっている、または表示が更新されたときはステッ
プ266で6秒の時間設定をおこなう。また表示変更要
求フラグDSPCHANGEを、ステップ267でクリ
アする。
【0238】(268〜269)測光フラグSW10N
Fが0かつ、表示更新要求フラグDSPCHANGEが
0のまま、6秒経過すると測光タイマー終了と判定、ス
テップ166からスタンバイに戻る。
【0239】つまり、レリーズ釦スイッチSW1を一度
オンして測光するとSW1をオフしてから6秒の測光タ
イマーが働き、その間測光しつづける。6秒経過後にス
タンバイに戻る。
【0240】さて、全自動モード、赤目緩和機能設定時
の動作を簡単に説明する。
【0241】撮影者がカメラを被写体にむけてレリーズ
釦104の第1ストロークをオンすると、ステップ11
から測光ルーチンにはいる。まずステップ154で初期
設定される。つまり合焦フラグJFFはクリア、赤目動
作中レリーズ禁止INHRDEYEと自動発光判定前レ
リーズ禁止がセットされる。
【0242】ステップ159でワンショットAF作動を
開始する。測距演算がおわりレンズが動き始めると、ス
テップ160で測光演算をおこなう。このときは、まだ
合焦していないので自動発光チェックではステップ21
6から即リターン、したがってAE演算の絞り値AVD
ISPRとシャッター秒時TVDISPRが求められ
る。また赤目制御もステップ233からリターンする。
したがって、まだステップ162のレリーズチェックで
はレリーズできない。そこで表示制御のステップ261
で測光表示をおこない、図42(a)および図43
(a)の表示をおこなう。
【0243】さてレンズが駆動されて、合焦するとステ
ップ194で合焦フラグJFFに1がたつ。したがっ
て、自動発光チェックをおこなう。もし、自動発光チェ
ックで自動発光条件だった場合ステップ222でストロ
ボが自動的にポップアップする。ストロボがアップした
のでステップ224でストロボモードフラグFLASH
Fがセット、ステップ213でストロボモードの演算を
行う。その後赤目制御サブルーチンでははじめてステッ
プ237で赤目緩和ランプ33点燈がする。点燈すると
同時に表示制御ステップ262で赤目中表示をおこな
う。赤目緩和カウンタREDCNTRが5なので、表示
は図42(b)及び図43(b)になる。赤目中表示し
ているあいだは、赤目緩和動作中レリーズ禁止フラグI
NHRDEYEはたったままなのでレリーズできない。
図42(b)の表示をしてから250msたつとステッ
プ242で赤目緩和カウンタREDCNTRが減算され
る。同時に表示も切り替わって図42(C)と図43
(C)の表示になる。同様にして250ms経過するご
とに赤目緩和カウンタREDCNTRが減算され表示も
切り替わっていく。赤目緩和カウンタREDCNTRが
減算され0になるとステップ243で赤目緩和動作中レ
リーズ禁止フラグINHRDEYEがクリアされる。
【0244】このように、赤目緩和ランプ33を一定時
間点燈すると、被写体の瞳孔が赤目緩和ランプの明かり
に反応して収縮し赤目が発生しにくくなる。その間、2
50msに1回ずつ表示を更新し赤目緩和動作時間中で
あることを撮影者に警告することになる。そして応答時
間の間赤目緩和の効果が出ない間はレリーズを禁止す
る。1.25msたって赤目が発生しにくくなると赤目
緩和動作中レリーズ禁止が解除されレリーズが可能にな
る。レリーズ釦スイッチSW1をオフするとステップ1
75で赤目緩和ランプ33が消灯され、レリーズ釦再押
しでふたたび同じ動作を行う。
【0245】また、自動発光条件に満たなかった場合は
ステップ225で自動発光判断前レリーズ禁止INHA
POPをクリアする。そして、赤目制御サブルーチンで
ストロボモードフラグFLASHFはクリアされたまま
なのでステップ235で赤目動作中レリーズ禁止フラグ
INHRDEYEをクリア、サブルーチンレリーズチェ
ックでAEのままレリーズ可能になる。
【0246】露出設定モードがシャッター優先、絞り優
先、プログラムの場合はストロボは自動でポップアップ
しないでストロボアップ釦105の押し下げでアップす
る。そのため、赤目緩和設定の場合はストロボのアップ
しているときのみ赤目緩和機能をおこなう。
【0247】AFのモードがサーボ、マニュアルフォー
カスの場合は自動ポップアップ、赤目発光はレリーズ釦
スイッチSW1の押し下げと同時におこなわれる。
【0248】また給送モードがセルフタイマー設定の場
合は測光中に赤目緩和ランプ33はしない。セルフタイ
マー設定時はのちに説明する。
【0249】図25はレリーズルーチンのフローチャー
トである。
【0250】(270)サーボAF中でレンズ動いてい
るときのためレンズ駆動停止する。
【0251】(271)赤目ランプ消灯する。
【0252】(272)ストロボズーム位置のチェッ
ク。
【0253】(273)ミラーアップさせる。
【0254】(274)何かエラーがあればステップ2
82からリターン。
【0255】(275)シャッター先幕後幕を走行させ
る。
【0256】(276)フィルム巻き上げ、シャッター
チャージを行う。
【0257】(277)ストロボ発光したらチャージす
る。
【0258】(278)スイッチSW2オフしていたら
レリーズ終了する。
【0259】(279)単写レリーズ後ならばレリーズ
終了して連写しないでステップ282へ。
【0260】(280から281)ストロボモードで赤
目緩和モード設定しているときは連写しないでスタンバ
イに戻る。
【0261】(282)赤目緩和動作中レリーズ禁止中
フラグINHRDEYEをたてる。
【0262】したがって、給送モードが連写でも赤目緩
和モード設定でスイッチSW2オンのまま保持している
と、1駒終了ごとにスタンバイへ戻り測光ルーチンで赤
目緩和ランプ33を1.25秒点燈してからレリーズす
ることになる。赤目緩和モードでなければ給送連写でS
W2保持しているあいだステップ272〜281のルー
プを繰り返す。
【0263】図26はミラーアップのサブルーチンの詳
細なフローチャートである。
【0264】(283)セルフタイマーの処理。セルフ
タイマー設定時はここで10秒待つ。 (284)シャッターが釈放型なので緊定をはずすまえ
にシャッターマグネットMG31、MG32に通電す
る。
【0265】(285)モーターM2を正転させる。
【0266】(286)モーターM2の通電のラッシュ
をさけるため15ms待つ。
【0267】(287〜289)演算した絞りの差を絞
り込み差分レジスタAVSPDNRに格納、0以下でな
ければ絞り駆動命令をレンズに送信する。
【0268】(290)露光中の表示を行う。
【0269】(291)チャージミラーアップ位相スイ
ッチCMSP1の状態を判別、オンの間はループを繰り
返す。CMSP1がオフになると292を実行する。
【0270】(292)チャージミラーアップ位相スイ
ッチCMSP2がオンになるまでループする。
【0271】(293)ミラーアップ位相スイッチCM
SP2がオンになりミラーアップ完了したのでモーター
M2にブレーキをかける。
【0272】図27はセルフタイマーのサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0273】(294)セルフ設定されていなければす
ぐにリターン。
【0274】(295)リモコンでレリーズしたのかス
イッチSW2オンかの判別。リモコンでなければ296
以下を実行する。
【0275】(296)セルフタイマー8秒ウエイトす
る。
【0276】(297〜299)ストロボモードかつ赤
目緩和モード設定時は赤目緩和ランプ33点燈とする。
赤目制御サブルーチンでセルフタイマー設定時には赤目
緩和ランプを点燈しなかったのは、セルフタイマー10
秒の残り2秒の間の時間を用いて赤目緩和ランプ33を
することで測光時とセルフ8秒間分の無駄な電源の消費
を押さえ操作性を向上させるためである。
【0277】(300)2秒ウエイトする。
【0278】リモコンを受信してレリーズに入った場合
にはステップ295で301以下を実行する。
【0279】(301〜304)ストロボモードかつ赤
目緩和モード設定時は赤目緩和ランプを2秒間させてか
らレリーズする。赤目緩和モードではない場合は即リタ
ーンする。これはリモコン使用時赤目緩和設定していな
ければ即レリーズ、赤目緩和設定ならば赤目緩和ランプ
33を2秒間点燈させてからレリーズするためである。
【0280】図28はシャッター制御サブルーチンの詳
細なフローチャートである。
【0281】(305〜308)フィルム入っていない
ときには巻き上げしない。またフィルムが36駒目まで
撮影されているときはフィルム終端フラグFLMEND
Fをたてる。フィルムが入っていて36駒目まで達して
いないときには巻き上げ要求WNDROFをたてる。
【0282】(309〜310)給送モード単写設定時
は単写後レリーズ禁止フラグINHDRVを立てる。
【0283】(311)演算したシャッター秒時TVD
ISPRのアックス値から実際のシャッター走行時間を
演算する。
【0284】(312〜313)後幕シンクロ設定スイ
ッチSWPOSTFがはいっていなければ先幕シンクロ
なのでストロボ発行制御信号EFENに1を出力、スト
ロボ発光可能にする。
【0285】(314)シャッター先幕保持マグネット
MG31の通電をオフ、先幕を走行させる。
【0286】シャッター先幕が走行を終わるとX接点5
31がオンする。ストロボ発光制御回路513はストロ
ボ発光制御信号EFENとX接点531のオンとのアン
ドでストロボ発光のトリガーをトリガー回路514に出
力させる。ストロボが発光して被写体からの反射光が適
正レベルに達したときストロボ発光制御回路513は発
光を停止させる。ただし後幕シンクロ設定時はストロボ
発光制御信号EFENが1になっていないのでストロボ
発光しない。
【0287】(315)シャッター実時間の測定開始。
【0288】(316)実時間の1ms前まで待つ。
【0289】(317)ストロボ発光制御信号EFEN
に1を出力、すでにX接点531はオンしているのでス
トロボ発光制御回路513はすぐにストロボ発光させ調
光制御する。
【0290】(318)実時間立つまで待つ。
【0291】(319)シャッター後幕保持マグネット
MG32の通電オフしてシャッター後幕を走行させる。
【0292】(320)後幕走行完了スイッチSWCN
2がオンになるまで待ってリターンする。
【0293】図29は巻き上げのサブルーチンの詳細な
フローチャートである。
【0294】(321)シャッターチャージ割り込みを
起動する。モーターM2を起動する。制御は割り込みで
行うのでこのフローチャートとパラレルに実行される。
詳細は後で説明する。
【0295】(322)モーターM2のラッシュをさけ
るため15msウエイトする。
【0296】(323)レンズに絞り開放命令を送信す
る。
【0297】(324)フィルム巻き上げ割り込みを起
動する。モーターM1を起動する。制御はシャッターチ
ャージと同様割り込みで行うのでこのフローチャートと
パラレルに実行される。
【0298】(325)レンズと通信、データを読み込
む。
【0299】(326)40msウエイトしてミラーが
ダウンするのを待つ。
【0300】(327)測光演算サブルーチンをコール
する。
【0301】(328〜330)AFがサーボモードな
らばオートフォーカスサブルーチンをコール。連写中で
もAFを行う。
【0302】(331)巻き上げ中フラグWNDING
Fが0になるのを待つ。つまりパラレルに行われている
フィルム巻き上げが完了するのを待つ。
【0303】(332)同様にシャッターチャージが完
了するのを待ってリターン、巻き上げを終了する。
【0304】図30はシャッターチャージのサブルーチ
ンの詳細なフローチャートである。
【0305】(333)チャージタイムアウトカウンタ
OC4CNTRに4000を格納する。
【0306】(334)モーターM2を正転させる。
【0307】(335)チャージ中フラグCHGING
Fをセット、チャージ位相状態フラグCMSPFをクリ
アする。
【0308】(336)500μsのタイマー割り込み
を起動させる。
【0309】以降、巻き上げルーチンを実行中に500
μsたつと割り込み発生して500μsタイマー割り込
みに制御が移る。
【0310】(337〜340)チャージタイムアウト
カウンタOC4CNTRを1減算、0になったら339
へ移る。OC4CNTRが0になるのは、500μsご
との割り込みが4000回起きたことになる。つまり2
秒間モーターM2が正転してもチャージが完了しなかっ
たのは、何か事故が起こったものとしてモーターM2に
ブレーキをかけ、エラーフラグERRORFに1をたて
る。何時にチャージ中フラグCHGINGFをクリアす
る。
【0311】(341)チャージ位相状態フラグCMS
PFの判別、はじめはステップ335でクリアされてい
るのでステップ342以下を実行する。
【0312】(342〜344)チャージミラーアップ
位相スイッチCMSP1、CMSP2がいずれか0のと
きはチャージ位相フラグCMSPFは0のままステップ
345へ。ともに1になるとチャージ位相フラグCMS
PFニ1をセットする。
【0313】(345)500μs割り込みを再起動し
て割り込み終了する。チャージミラーアップ位相スイッ
チCMSP1、CMSP2がともに1になった次の割り
込みからはステップ341からステップ346に分岐す
る。
【0314】(346,347)チャージミラーアップ
位相スイッチCMSP1、CMSP2がいずれか1のと
きはステップ345へいき500μs割り込みを再起動
して割り込み終了する。
【0315】ともに0になるとステップ348へ。
【0316】(348)チャージ完了したのでチャージ
中フラグCHGINGFをクリア。
【0317】(349)モーターM2にブレーキを掛け
て割り込みを終了する。これ以降500μsタイマー割
り込みは起動しない。
【0318】図31はフィルム巻き上げのサブルーチン
の詳細なフローチャートである。
【0319】(350)巻き上げ要求がない。つまりフ
ィルムがないときはなにもせずリターン。
【0320】(351)巻き上げ要求フラグWNDRO
Fをクリア、巻き上げ中フラグWNDINGFをセット
する。
【0321】(352)パーフォカウンタに8を格納す
る。
【0322】(353)モーターM1を正転、フィルム
巻き上げを開始させる。
【0323】(354)300msタイマー割り込みを
起動する。
【0324】(355)フィルム信号のたち下がりでか
かる割り込みを起動する。
【0325】モーターM1が正転するとフィルムが巻き
上げられる。フォトトランジスタ505とLED504
の間をフィルムのパーフォレーション部分が通過してい
き、フィルム部分では光を遮るのでフォトトランジスタ
505がオフ、したがってコンパレータ507はハイ、
パーフォ穴部分では光が通過するのでロウの信号を出力
する。パーフォ穴にかかり信号がロウになると割り込み
が発生し、フィルム信号割り込みを実行する。
【0326】(356〜357)パーフォカウンタをダ
ウンカウント、8パーフォつまり1駒分送ったらステッ
プ360へ、まだなら358へ分岐する。
【0327】(358)300msタイマー割り込みを
再起動する。
【0328】(359)フィルム信号割り込みを再起動
して割り込み終了する。
【0329】8パーフォカウントすると、(360)巻
き上げ中フラグWNDINGFをクリアする。
【0330】(361)巻き上げ完了したのでモーター
M1にブレーキをかける。
【0331】(362)フィルム枚数を1増やして割り
込みを終了する。
【0332】300ms割り込みタイマーはステップ3
58で1パーフォカウントするごとに再起動しているの
で通常は発生しない。しかしフィルム終端で突っ張った
ような場合、フィルム信号割り込みの間隔が300ms
より伸びてしまうと300msタイマー割り込みが発生
する。
【0333】(363)巻き上げ中フラグWNDING
Fをクリア。
【0334】(364)モーターM1をブレーキ。
【0335】(365)フィルム終端フラグFLMEN
DFをセットして割り込み終了する。以上の説明したよ
うにフィルムの露光、巻き上げ、シャッターチャージを
おこなうことができる。
【0336】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラに
よれば、ズームレンズを装着してズームストロボを使用
しているときに前記レンズの焦点距離を変化させたとき
には、前記ストロボの照射角度変更動作が終了したこと
を検知するまでは撮影を受け付けないのでレンズの焦点
距離とストロボの照射が違うことによる失敗写真の撮影
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの電子制御系の回路図。
【図2】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図3】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図4】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図5】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図6】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図7】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図8】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図9】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図10】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図11】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図12】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図13】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図14】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図15】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図16】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図17】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図18】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図19】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図20】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図21】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図21】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図22】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図23】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図24】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図25】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図26】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図27】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図28】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図29】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図30】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図31】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図32】本発明を適用して構成されたカメラの全体斜
視図。
【図33】該カメラを上からみた平面図。
【図34】ストロボ機構の分解斜視図。
【図35】ストロボ機構の断面平面図。
【図36】ストロボズーム機構の側面図。
【図37】ストロボポップアップ機構をしめす側面図。
【図38】ストロボズーム機構のカムの図。
【図39】ストロボ位相基板の図。
【図40】標準時のブレーキ開始時を示した図。
【図41】オーバーラン後の停止時を示した図。
【図42】カメラ情報表示器の画面を示した図。
【図43】ファインダー内表示を示した図。
【符号の説明】
1…カメラ本体上カバー 2…ケース 2a…ケースなが穴 3…ストロボカバ
ー 4…パネル 4a…フレネルレ
ンズ 4b…赤目防止ランプ窓部 5…地板 5a…軸受け 5b…軸受け 5c…バネ掛け 6…ギヤ 7…ギヤ(ギヤ6から) 8…ギヤ(ギヤ7
から) 9…ギヤ(ギヤ8から) 10…ギヤ 10a…3つの等角度の羽根部 11…レバー 11a…軸部 11b…突起 11c…バネ掛け 11d…スイッチ
押動部 12…緊定レバー 12a…突起 12b…爪部 13…バネ 14…軸受け 15L…ストッパ
ービス 15R…ストッパービス 16…バネ 17…固定係止部材 17a…フック 17b…カム部 17c…カム部 18…ギヤ(ギヤ9と同軸) 19…アイドラー 20…アイドラー 21…ギヤ(接片
31固着) 22…伝達レバー 22a…コロ 22b…押部 23…バネ 24…押さえ板 25…キセノン管 26…反射笠 27…ホルダー 28…保持部材 29…軸 30…レール 31…接片 32…摺動する基板 33…赤目緩和用
ランプ 34…赤目緩和ランプ用反射笠 40…リード線 51…出力ギヤ 53…太陽ギヤ 54…遊星レバー 55…遊星ギヤ 56…ミラー駆動ギヤ 60…メインミラ
ー 101…カメラ本体 102…カメラ情
報表示器 103…限定値を入力するダイヤル 104…レリーズ
釦 105…ストロボアップ釦 106…露出制御
モードダイヤル 107…指標 301…赤目緩和
モード表示 302…露出補正量表示 303…露出補正スケー
ル 304…ブザー音表示 305…フレーム
カウンタ 306…絞り値表示 307…シャッタ
ー鋲時表示 308…AFモード表示 309…給送モー
ド表示 310…電池容量表示 311…測光モー
ド表示 312…パトローネ表示 401…赤目発光
中表示 402…露出補正量表示 403…露出補正
表示目盛り 404…ストロボ充完表示 405…シャッタ
ー秒時表示 406…絞り値表示 SW1…レリーズ
釦の第1ストローク SW2…レリーズ釦の第2ストローク SW3…ポップアップ検出スイッチ 1…ポップアップ 0…ダウン SWCN2…シャッター後幕走行完了スイッチ ZOOM1…ズーム位相信号 ZOOM2…ズーム位相信号 CMSP1…チャージミラーアップ位相信号 CMSP2…チャージミラーアップ位相信号 SWPOP…ポップアップ操作釦 SWDRV…給送モード選択釦 SWAF…AFモード選択釦 SWBP…背蓋スイッチ 1…閉 0…
開 SWPOSTF…後幕シンクロ選択スイッチ 1…先幕
0…後幕 M1…フィルム巻き上げモーター M2…正転…ミラーアップ/シャッターチャージ 逆転…ポップアップ/ズーム駆動 M1F、M1R…モーターM1駆動信号 M2F、M2R…モーターM2駆動信号 FILM…フィルムパーフォ信号 FLSCHG…ストロボコンデンサ充電信号 CCC…ストロボコンデンサ充電完了信号 EFEN…ストロボ発光制御信号 LAMPB…赤目緩和ランプ点燈信号 AD…A/D変換ポート SELAD…A/D変換入力切り替え AFSTART…測距用画像蓄積開始信号 AFEND…測距用画像蓄積完了信号 RDCLK…測距用画像読みだし信号 SCLK…シリアル通信クロック SIN…シリアル通信入力 SOUT…シリアル通信出力 CSLENS…レンズ通信選択信号 CSDIAL…ダイヤル検知回路選択信号 CSLCD…情報表示器駆動回路選択信号 500…カメラ制御用マイクロコンピュータ 501…モーター駆動回路 502…モーター
駆動回路 503…抵抗 504…LED 505…フォトトランジタ 506…抵抗 507…コンパレータ 508…基準電圧
源 509…昇圧回路 510…トランジ
スタ 511…コンデンサ 512…電圧検出
回路 513…発光制御回路 514…トリガー
回路 515…調光回路 516…トランジ
スタ 517…測光回路 518…アナログ
スイッチ 519…アナログスイッチ 520…インバー
タ 521…測距回路 522…リモコン
受信回路 523…フォトダイオード 524…トランジ
スタ 525…トランジスタ 526…ダイヤル回転検
出回路 527…ダイヤル接片 528…ダイヤル
接片 529…情報表示器駆動回路 102…カメラ情
報表示器 530…ファインダー内カメラ情報表示器 531…X接点 532…アンドゲ
ート 533…アンドゲート 534…アナログ
スイッチ 535…レンズとカメラの接点 536…レンズ制御用マイクロコンピュータ 537…絞り位置検出抵抗 538…絞り駆動
モーター 539…モーター駆動回路 540…距離環駆
動モーター 541…モーター駆動回路 FLMENDF…
フィルム終端フラグ ALRQF…オートローディング要素フラグ WNDRQF…巻き上げ要求フラグ SW1ONF…測光フラグ SERVOF…AFモードフラグ 0…ワンショット
1…サーボ SINGLEF…単写・連写切り替え SELFF…セルフタイマー設定フラグ REDEYEF…赤目緩和モードフラグ FULLAUTOF…全自動モード PROGF…プログラムモード TVPF…シャッター優先モード AVPF…絞り優先モード ERRORF…エラーフラグ FLASHF…ストロボモードフラグ CMSPF…チャージ状態フラグ WNDINGF…巻き上げ中フラグ CHGINGF…チャージ中フラグ AFNGF…AF不能フラグ JFF…合焦フラグ LMOV…レンズ距離環駆動中フラグ AFMANUF…レンズマニュアルフォーカスフラグ SWAF OLD…AF設定釦状態記憶フラグ SWPOP OLD…ポップアップ釦状態記憶フラグ SWDRV OLD…給送モード釦状態記憶フラグ SW1ON OLD…測光フラグ状態記憶フラグ DSPCHANGE…表示更新要求 INHDRV…単写レリーズ禁止フラグ INHAPOP…自動発光判定前レリーズ禁止フラグ INHRDEYE…赤目緩和中レリーズ禁止フラグ POPENDF…ポップアップ済みフラグ TVDISPR…シャッター秒時設定レジスタ AVDISPR…絞り設定レジスタ FRAMER…フィルムカウンタ SIOBUF…シリアル10バッファ AVOR…開放絞りレジスタ AVMAXR…最小絞りレジスタ AFSTAT…レンズ状態レジスタ FLENR…焦点距離レジスタ INVFLENR…焦点距離分の1レジスタ AVSPDNR…絞り込み差分レジスタ FPR…くし歯レジスタ FZOOMR…焦点距離変換値レジスタ ZOOMR…ストロボズーム位置レジスタ EVCALR…被写体のEv値記憶 REDCNTR…赤目緩和時間カウンタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの電子制御系の回路図。
【図2】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図3】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図4】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図5】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図6】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図7】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図8】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図9】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図10】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図11】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図12】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図13】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図14】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図15】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図16】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図17】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図18】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図19】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図20】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図21】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図22】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図23】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図24】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図25】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図26】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図27】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図28】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図29】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図30】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図31】該電子制御系の制御動作のフローチャート。
【図32】本発明を適用して構成されたカメラの全体斜
視図。
【図33】該カメラを上からみた平面図。
【図34】ストロボ機構の分解斜視図。
【図35】ストロボ機構の断面平面図。
【図36】ストロボズーム機構の側面図。
【図37】ストロボポップアップ機構をしめす側面図。
【図38】ストロボズーム機構のカムの図。
【図39】ストロボ位相基板の図。
【図40】標準時のブレーキ開始時を示した図。
【図41】オーバーラン後の停止時を示した図。
【図42】カメラ情報表示器の画面を示した図。
【図43】ファインダー内表示を示した図。
【符号の説明】 1…カメラ本体上カバー 2…ケース 2a…ケースなが穴 3…ストロボカバ
ー 4…パネル 4a…フレネルレ
ンズ 4b…赤目防止ランプ窓部 5…地板 5a…軸受け 5b…軸受け 5c…バネ掛け 6…ギヤ 7…ギヤ(ギヤ6から) 8…ギヤ(ギヤ7
から) 9…ギヤ(ギヤ8から) 10…ギヤ 10a…3つの等角度の羽根部 11…レバー 11a…軸部 11b…突起 11c…バネ掛け 11d…スイッチ
押動部 12…緊定レバー 12a…突起 12b…爪部 13…バネ 14…軸受け 15L…ストッパ
ービス 15R…ストッパービス 16…バネ 17…固定係止部材 17a…フック 17b…カム部 17c…カム部 18…ギヤ(ギヤ9と同軸) 19…アイドラー 20…アイドラー 21…ギヤ(接片
31固着) 22…伝達レバー 22a…コロ 22b…押部 23…バネ 24…押さえ板 25…キセノン管 26…反射笠 27…ホルダー 28…保持部材 29…軸 30…レール 31…接片 32…摺動する基板 33…赤目緩和用
ランプ 34…赤目緩和ランプ用反射笠 40…リード線 51…出力ギヤ 53…太陽ギヤ 54…遊星レバー 55…遊星ギヤ 56…ミラー駆動ギヤ 60…メインミラ
ー 101…カメラ本体 102…カメラ情
報表示器 103…限定値を入力するダイヤル 104…レリーズ
釦 105…ストロボアップ釦 106…露出制御
モードダイヤル 107…指標 301…赤目緩和
モード表示 302…露出補正量表示 303…露出補正
スケール 304…ブザー音表示 305…フレーム
カウンタ 306…絞り値表示 307…シャッタ
ー鋲時表示 308…AFモード表示 309…給送モー
ド表示 310…電池容量表示 311…測光モー
ド表示 312…パトローネ表示 401…赤目発光
中表示 402…露出補正量表示 403…露出補正
表示目盛り 404…ストロボ充完表示 405…シャッタ
ー秒時表示 406…絞り値表示 SW1…レリーズ
釦の第1ストローク SW2…レリーズ釦の第2ストローク SW3…ポップアップ検出スイッチ 1…ポップアップ 0…ダウン SWCN2…シャッター後幕走行完了スイッチ ZOOM1…ズーム位相信号 ZOOM2…ズーム位相信号 CMSP1…チャージミラーアップ位相信号 CMSP2…チャージミラーアップ位相信号 SWPOP…ポップアップ操作釦 SWDRV…給送モード選択釦 SWAF…AFモード選択釦 SWBP…背蓋スイッチ 1…閉
0…開 SWPOSTF…後幕シンクロ選択スイッチ 1…先
幕 0…後幕 M1…フィルム巻き上げモーター M2…正転…ミラーアップ/シャッターチャージ 逆転…ポップアップ/ズーム駆動 M1F、M1R…モーターM1駆動信号 M2F、M2R…モーターM2駆動信号 FILM…フィルムパーフォ信号 FLSCHG…ストロボコンデンサ充電信号 CCC…ストロボコンデンサ充電完了信号 EFEN…ストロボ発光制御信号 LAMPB…赤目緩和ランプ点燈信号 AD…A/D変換ポート SELAD…A/D変換入力切り替え AFSTART…測距用画像蓄積開始信号 AFEND…測距用画像蓄積完了信号 RDCLK…測距用画像読みだし信号 SCLK…シリアル通信クロック SIN…シリアル通信入力 SOUT…シリアル通信出力 CSLENS…レンズ通信選択信号 CSDIAL…ダイヤル検知回路選択信号 CSLCD…情報表示器駆動回路選択信号 500…カメラ制御用マイクロコンピュータ 501…モーター駆動回路 502…モーター
駆動回路 503…抵抗 504…LED 505…フォトトランジタ 506…抵抗 507…コンパレータ 508…基準電圧
源 509…昇圧回路 510…トランジ
スタ 511…コンデンサ 512…電圧検出
回路 513…発光制御回路 514…トリガー
回路 515…調光回路 516…トランジ
スタ 517…測光回路 518…アナログ
スイッチ 519…アナログスイッチ 520…インバー
タ 521…測距回路 522…リモコン
受信回路 523…フォトダイオード 524…トランジ
スタ 525…トランジスタ 526…ダイヤル
回転検出回路 527…ダイヤル接片 528…ダイヤル
接片 529…情報表示器駆動回路 102…カメラ情
報表示器 530…ファインダー内カメラ情報表示器 531…X接点 532…アンドゲ
ート 533…アンドゲート 534…アナログ
スイッチ 535…レンズとカメラの接点 536…レンズ制御用マイクロコンピュータ 537…絞り位置検出抵抗 538…絞り駆動
モーター 539…モーター駆動回路 540…距離環駆
動モーター 541…モーター駆動回路 FLMENDF…
フィルム終端フラグ ALRQF…オートローディング要素フラグ WNDRQF…巻き上げ要求フラグ SW1ONF…測光フラグ SERVOF…AFモードフラグ 0…ワンショット
1…サーボ SINGLEF…単写・連写切り替え SELFF…セルフタイマー設定フラグ REDEYEF…赤目緩和モードフラグ FULLAUTOF…全自動モード PROGF…プログラムモード TVPF…シャッター優先モード AVPF…絞り優先モード ERRORF…エラーフラグ FLASHF…ストロボモードフラグ CMSPF…チャージ状態フラグ WNDINGF…巻き上げ中フラグ CHGINGF…チャージ中フラグ AFNGF…AF不能フラグ JFF…合焦フラグ LMOV…レンズ距離環駆動中フラグ AFMANUF…レンズマニュアルフォーカスフラグ SWAF OLD…AF設定釦状態記憶フラグ SWPOP OLD…ポップアップ釦状態記憶フラグ SWDRV OLD…給送モード釦状態記憶フラグ SW1ON OLD…測光フラグ状態記憶フラグ DSPCHANGE…表示更新要求 INHDRV…単写レリーズ禁止フラグ INHAPOP…自動発光判定前レリーズ禁止フラグ INHRDEYE…赤目緩和中レリーズ禁止フラグ POPENDF…ポップアップ済みフラグ TVDISPR…シャッター秒時設定レジスタ AVDISPR…絞り設定レジスタ FRAMER…フィルムカウンタ SIOBUF…シリアル10バッファ AVOR…開放絞りレジスタ AVMAXR…最小絞りレジスタ AFSTAT…レンズ状態レジスタ FLENR…焦点距離レジスタ INVFLENR…焦点距離分の1レジスタ AVSPDNR…絞り込み差分レジスタ FPR…くし歯レジスタ FZOOMR…焦点距離変換値レジスタ ZOOMR…ストロボズーム位置レジスタ EVCALR…被写体のEv値記憶 REDCNTR…赤目緩和時間カウンタ
フロントページの続き (72)発明者 横山顕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系のレンズの焦点距離に対応し
    て照射角度が変化するストロボ装置を装着可能あるいは
    内蔵したカメラにおいて、 前記レンズがズームレンズであって、撮影前に焦点距離
    を変化させたときには前記ストロボ装置の照射角度が前
    記レンズに対応した位置に変化終了するまではレリーズ
    を禁止する手段を設けたことを特徴とするカメラ。
JP3179715A 1991-07-19 1991-07-19 カメラ Pending JPH0659318A (ja)

Priority Applications (2)

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JP3179715A JPH0659318A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 カメラ
US07/911,700 US5355189A (en) 1991-07-19 1992-07-10 Camera having a zoom flash unit

Applications Claiming Priority (1)

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JP3179715A JPH0659318A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 カメラ

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US5355189A (en) 1994-10-11

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