Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH06504672A - 乳頭腫ウイルスhpv39のゲノムから誘導されるdna配列、in vitro診断及び免疫原組成物の生成への前記配列の応用 - Google Patents

乳頭腫ウイルスhpv39のゲノムから誘導されるdna配列、in vitro診断及び免疫原組成物の生成への前記配列の応用

Info

Publication number
JPH06504672A
JPH06504672A JP4503071A JP50307192A JPH06504672A JP H06504672 A JPH06504672 A JP H06504672A JP 4503071 A JP4503071 A JP 4503071A JP 50307192 A JP50307192 A JP 50307192A JP H06504672 A JPH06504672 A JP H06504672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
sequence
hpv39
nucleotide
derived
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4503071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3859696B2 (ja
Inventor
オルト,ジエラール
ボルペルス,クリストフ
シユトレーク,ロルフ・エー
Original Assignee
アンステイテユ・パストウール
アンステイテユ・ナシオナル・ドウ・ラ・サンテ・エ・ドウ・ラ・ルシエルシユ・メデイカル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンステイテユ・パストウール, アンステイテユ・ナシオナル・ドウ・ラ・サンテ・エ・ドウ・ラ・ルシエルシユ・メデイカル filed Critical アンステイテユ・パストウール
Publication of JPH06504672A publication Critical patent/JPH06504672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3859696B2 publication Critical patent/JP3859696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/08Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses
    • C07K16/081Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses from DNA viruses
    • C07K16/084Papovaviridae, e.g. papillomavirus, polyomavirus, SV40, BK virus, JC virus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/20011Papillomaviridae
    • C12N2710/20022New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乳頭腫ウィルス1lPV39のゲノムから誘導されるDNA配列、INVITR O診断及び免疫原組成物の生成への前記配列の応用本発明は、乳頭腫ウィルスH PV39のゲノムから誘導される所定のDNA配列(ゲノム全体に相当する配列 を含む)及び組換えDNA、特に前記DNA配列を含んでいるベクターに関する 。本発明は更に、1IPV39のゲノムから誘導される対応配列を対応タンパク 質の形態で発現することのできる条件下において前記組換えDNAで形質転換し た培養細胞に関する。本発明は最後に、これらの培養細胞から得られるようなそ れ自体か精製されているタンパク質に関する。最後に、本発明はこのようなタン パク質又はタンパク質の断片を含んでいる免疫原組成物の生成に関する。
引き続き、以下のような添付図面を参照して説明を行う。
図1:mRN八と類似する)lPV39のDNAストランドのヌクレオチド配列 。1(PV16,18とのアラインメントによって環状ゲノム上の1位企決定し た。
図21 HPV39の2つのDNAストランドの3つの読取り枠内での開始コド ン(上流の棒)及び終結コドン(下流の棒)の分布。(a ) mRN八と類似 するストランド。(b)相補的なストランド。他の型のHP■と比較して(a) 内のORF (読取り枠)を同定した。番号付は図1の番号付と一致している。
図3・非コード領域の主要特性。NCRの次の配列単位をヌクレオチド7158 がらヌクレオチド106まで示す。 は乳頭腫ウィルスの12bp特異パリンド ロームを示す(第2及び第3の単位は縮退している)。 はポリアデニル化部位 を示す。 はTAT^ボックスを示す。 は推定されるプロモーター要素を示す 。 はグルココルチコイド応答要素を示す。 は核(noyau )のエンハン サ−(amplificatrice)配列を示す。 は核因子(facteu r nuc16aire)■の考えられる結合部位を示す。 は活性化タンパク 質1の推定される結合部位を示す、は乳頭腫ウィルスのエンハンサ−に関係する 因子の結合部位を示す。
図4 :HPV39の考えられるグルココルチコイド応答要素(GRE) ト、 HPV16,18ノGRE及びGRE/PRE:y ’y セフ サス配列との 比較。コンセンサス配列と同一のヌクレオチドには下線を引く。
本発明は、HPV39内に存在する特定配列、即ち1IPV39を独創的なもの とし且つHPV39型乳頭腫ウィルスの特に精密な検出を可能とする配列の発見 に基づいている。これらの配列又はこれらの配列の断片を、特に高感度のハイブ リッド形成用プローブ、とりわけPCR法による分析を可能とするプライマーの 構成のために使用できる。これらの配列又は配列断片について説明する前に、従 来技術の状態について簡単に説明し、それからHPV39ゲノムについて詳しく 説明する。
60種又はそれ以上の異なるヒト乳頭腫ウィルスの中で、生殖器の癌及び腫瘍に 関与するものが幾つかある(1)。
子宮頸管癌、外陰症又は陰茎癌の生検の50%及び20%でIIPV16及びH PV18のDNAが検出された(2.3) 、このような病巣ではHPV31, 33,35,39.45はそれほど検出されなかった(1゜4)。)HPV6の DNAを厳密度(ストリンジェント)の小さい条件下でハイブリッド形成用プロ ーブとして使用して、HPV39をまず、エビソーム形態のウィルスDNAを含 んでいる過形成陰茎丘疹の生検試料からクローン化した。これに対してウィルス DNAは、浸潤性癌の細胞ゲノム内部に組み込まれていた(5)。1(PVに怒 染した患者365人について実施した最近の調査では、組織試料の3.9%でH PV39のDNAが検出された。
in’viLroウィルス増殖用組織培養系がないために、HPVの生物学研究 は足伽をはめられていた。若干数の乳頭腫ウィルスゲノムの配列分析(2,3, 6−14)は、ゲノムの遺伝的体制及び調節の理解、個体遺伝子の発現、抗血清 の生成並びに多数の型のHPVの中での系統骨頭関係の評価のための基礎を構成 していた。
HPV39のゲノムの完全なヌクレオチド配列を決定した。
単一のEcoR1部位及び2つのBamH1部位を使用して、オリジナルクロー ンから単離した1lPV39のDNA(5)をpUc18内で同様寸法の3つの 断片にサブクローン化した。Hen1koffの手順(15)に従ってエキソヌ クレアーゼIIIを用いて一連の検出を行い、DNA鎖の配列決定に適したクロ ーンを産生じた。第1の鎖と相補的な合成オリゴヌクレオチドをプライマーとし て使用して第2の鎖の配列を決定した。Sanger等のジデオキシチェインタ ーミネーション法(16,17)を使用して、2本鎖プラスミドの配列を決定し た。
HPV39ノDN八?、t 7833ノ塩基対(bp)を含み(図1 ) 、4 0%のG/C含量を有する。DNAの消化によって配列の制限地図を確認した。
制限地図は、Hinclll追加部位、Pvull追加部位及び4つの^val l追加部位を除いて、Beauclenon等によって発表された制限地図(5 )と一致している。(3592位の)^av11部位は、E、coliのdcm メチラーゼの認識配列と重なり合っているためにE、coli内でのクローニン グの後に耐開裂性を有する。
!(PV39は、今日までに配列決定された全てのI(PVで保存されている読 取り枠(ORF )全体を有する(図2a、表1)。
早期であると推定されたタンパク質及びカプシドの成分をコードするORFは同 一のDNAストランド上で位置付ける。これらのORFは782の塩基対(bp )の非コード領域(NCR)によって分離されている。1IPV16,31.3 3について先に説明したように(2,4,12) 、HPV39が他の生殖器乳 頭腫ウィルスと共有するゲノム特性は、ORFのElとEl、L2とLlとが重 なり合い、E2内にE4が封入され、Elのすぐ上流にElが位置付けられ(3 ) 、E4内にΔTG開始コドンが存在しないことである。
今日までに配列決定された全てのゲノムの相補的なりN^ストランドは、寸法が 06〜0.8kbを越えるORFを含んでいない。このようなORFの機能的な 意味は、検出可能調節配列が存在しないことによって否定された。更には、OR Fが、RPVによって形質転換されたか又はBPVに冒された細胞内で転写され ることは実証できなかった( 7,9,18.19 )。今日1゜3kbの大き いORFを、ΔTGコドンと5°末端に近いスプライシング潜在受容部位(にC TGCTACAGC、ヌクレオチド1871−1861 )とを含んでいるBP V39のこのIIN^ストランド(ヌクレオチド2050−776 )上で検出 したく図2b)。同じDNAストランドの更に上流では、小さいORF (ヌク レオチド4204−3875 )の前に23bpl!れたTAT^配列(ヌクレ オチド4227 )と、核因子■用結合部位(ヌクレオチド4271 )とが存 在する(20.21)。
1.3kbのORFの3°末端では、^^TAAAポリアデニル化信号(ヌクレ オチド411)が−次転写生成物の成熟のために機能し得る(22)。他の実験 によって、このORFがin vivo転写されるかどうかを確認できねばなら ない。
HPV39非コード領域を、乳頭腫ウィルスのへCCGNNNNCGCT特異パ リンドローム(ヌクレオチド43,59,7456,7625.7798)の3 種の完全な変形及び2種の退化した変形並びにE2依存性エンハンサ−によって 3つのセグメントに分割する(23゜24)。これらのセグメントは、BPV1 6,18.33のゲノム内の同様寸法の部分に相当する(3)。非コード領域に は2つのTAT^ボックス配列がある。その一方は、ORF E6の上流に位置 付けられている。このORF E6は恐ら<、12bpパリンドロームのタンデ ムに繰り返される配列の上流に置かれた^^^GGGAGT^保存プロモーター との会合によって、プロモーターE6の一部分及び他の早期遺伝子を構成する(  25−27 )。
遅いウィルス転写生成物について推定されるポリアデニル化部位を、終結コドン L1から約100塩基対だけ下流に位置する場所に位置付ける。ORF E5の 下流に位置する他の要素AATAAAは、早期転写生成物のためのポリアデニル 化信号として機能し得る(18)。
予め配列決定された生殖器HPVの長い制御領域は、多数の転写因子のための結 合部位を含み、またBPV6,11,16.18のための細胞型特異エンハンサ −として機能するものとして示されていた(28−30)。1(PV39の調節 領域は、核因子I (NFI)のための4つの可能結合部位(21,31)と、 活性化タンパク質1(API)のための2つの部位(21,32)と、先程説明 した゛乳頭腫ウィルスエンハンサー関連因子:PVF”用結合単位(31)と、 SV40及び他のウィルス内に保持された“核のエンハンサ−配列” (33) とを含んでいる(図3)。グルココルチコイド応答潜在要素(GRE )は、同 種のHPV型のNCR内に存在する要素と類似している(27)。
他の型のHPVではORF内に十分保持されているGRE追加要素と同等のもの はない(図4)。このGRE要素は、SV40及びBPVのエンハンサ−内でも 検出される結合部位式P2と重なり合っている(34)。このことは、NCRの 上流に位置する領域のために調節機能が存在することを示している。1IPV1 6のエンハンサ−についてはNFIとAPIとの協働作用及びNPIとグルココ ルチコイド受容体との協働作用はそれぞれ説明されている(30)。多数の因子 とBPV39のNCR及びLl内の潜在結合部位との相互作用を更に解明せねば ならない。スプライシング供与部位(ヌクレオチド233)及び受容体くヌクレ オチド408)はNCRの下流に位置付けられている。これらは、腫瘍遺伝子H PV型内でのE7 mRN^の生成に重要であると実証された(4.35)。
個々のORF配列を比較すると、BPV39が1LPV18と最も相同であるこ とが分かる。BPV39は他の生殖器乳頭腫ウィルスとは少し離れ、また皮膚H PV型要素HPV8とは更に離れている(表2)。従って、BPV39は、多く の潜在腫瘍ウィルス(例えばI(PV18、)BPV45 (1) ) 及びH PV16/31/33グルーブトは異なるME180癌の細胞系列から最近クロ ーン化されたBPV39と極めて相同な新たな型を含む生殖器HPVグループに 属している。
ORF E6.E7は通常、子宮預管癌及び癌腫の細胞系列内で転写される。そ れらの遺伝子の生成物を、−吹上皮細胞及び線維芽細胞の不滅化(immort alisation)及び形質転換に関与させる。パ亜鉛指゛型構造の形成によ ってDNAの結合に関与し得る配列決定された全ての乳頭腫ウィルスのタンパク 質E6内の4つのCys−X−X−Cys単位(38)が更にBPV39内に存 在する。これに対して、十分に保存された2つの要素Cys−X−X−Cysの うち第1の要素をタンパク質E7内で検出することができる。第2の要素は、チ ロシンの代わりにシスティンを有する。BPV16のORF E7の突然変異分 析によって、亜鉛指が形質転換能力に対して十分であることを実証することがで きたのて(39) 、BPV39のタンパク質E7は恐らく絶えず機能的である 。更には、BPV39のE7は、形質転換に関与する多数の遺伝子生成物(例え ばSV40のTvL原、アデノウィルスのEl^、悪性生殖器11PV (但し BPV6及びFIPVllは除く)のタンパク質myc及びタンパク質E7)に 共通の゛細胞分裂タンパク質(cd)”単位(4) : 虫/aSn−X−X− 工−x −s e r / t h r / ILL!!−x −(1−8)  −a s p / LL!! −a s p / g l 普@/ s e r  / t h r −asp/山(BPV39のE7アミノ酸には下線を引く) を含んでいる。SV40の大きいT抗原とアデノウィルスのタンパク質との単位 cdは、網膜芽腫の抗腫瘍遺伝子物質の結合を担うように思われる(40)。E 7の形質転換活性は更に配列cdを介してのタンパク質−タンパク質の相互作用 に寄与し得る。
本発明は特に、図1のヌクレオチド2050からヌクレオチド776まで伸びて いるL3kbの大きいORFに対応する配列、又はこの配列に含まれるか若しく はこの配列から誘導される断片に間する。この断片は少なくも15のヌクレオチ ドを含んでいる。
本発明は更に特に、ヌクレオチド4204からヌクレオチド3875まで、更に はヌクレオチド4227からヌクレオチド3875まで伸びている小さいORF に対応する配列又はこれらの配列から産生若しくは誘導される配列に関する。
同様に本発明は更に、少なくとも15のヌクレオチドを含み、十分に保存された GRE要素を備え、またヌクレオチド6367のレベルで十分に保存されたこの GRE要素内に特に図4に示すGAC^配列を含んでいる、HPV39の全配列 から産生又は誘導される少なくとも15のヌクレオチドの配列に関する。最後に 本発明は特に、以下のように同定された3つのヌクレオチド配列: に関する。
本発明は更に、寸法が先に定義した断片の寸法を越えない全ての断片に関する。
後者の断片は、苛酷な条件(温度が一20℃)下で、特に以下の条件下で処理す るときに前者の断片とハイブリッド形成することを特徴とする。
50mMリン酸ナトリウム緩衝液p荷液=6.5と、5xSSC(1xxSSC −0,15M NaC1,0,015Mクエン酸ナトリウム)と、50%ホルム アミドと、200ug/mlの酵母転移RN^と、0.02%Denhart溶 液とを含んでいる溶液中、42℃でハイブリッド形成する。
とりわけ先に定義した断片との交差(crois6es )ハイブリッド形成の 比率が50%を越えることを特徴とする同一型に属する断片も本発明に含まれる 。
先に示した配列のいずれか又はこれらの配列を含んでいる核酸の使用は、生物学 試料中で)lPV39に近い乳頭腫ウィルスDNAを検出できるハイブリッド形 成用プローブを製造するのに特に適している。
従って、本発明は一般に、前述したDNA−RPV又はこのDNA−1(PVの 断片を含んでいる組換えDNA、特にこれらの組換えDNAから形成され、HP V39への感染又はこの乳頭腫ウィルスの変形又は亜種の検出に特に適したハイ ブリッド形成用プローブに関する。これらのプローブは、特にプローブを異なる マーカーと直接的又は間接的に共役するために、それ自体がマーキングされてい るが又は幾っがのヌクレオチドのレベルで修飾され得る。これらのプローブ内で は、乳頭腫ウィルスのDNAに対応し、通常クローニングベクターから得られる ヌクレオチド配列とは関係のない部分が、任意のDNA含量について試験した対 応する乳頭腫ウィルス又はその変形の一種の試料中に場・合によって含まれる他 の核酸と厳密な条件下でハイブリッド形成する危険性がないことは言うまでもな い。
従って、生殖器の腫瘍、特に子宮頸管癌、外陰癌又は陰茎癌を引き起こし得るか 又は引き起こした乳頭腫ウィルス5染を、通常ヒトの患者から得た被試験生物試 料で1ことを特徴とする。
本発明の各プローブ又はこのプローブを含んでいる混合物を特に以下のように使 用することができる。当然、説明する診断試験は、これらのプローブ又はプロー ブ混合物が実際に使用され得る使用条件を制限するものではない。
考察する実施例では、例えば生検、病巣をかき取って得られた細胞又はCarn oy混合物(エタノール、クロロホルム、酢酸6:3:1)で固定し、パラフィ ン内に封入した生検の切片でHPVを同定する一二 ゛ 。試験では、本発明の RPV又はこのRPVを含んでいるDNA若しくはHPVの混合物から製造した 放射性プローブ(32p又は15Sでマーキング)を用いて厳密な又はあまり厳 密でない条件下で実施する分子ハイブリッド形成実験によるDNAの分析を問題 とする公知の原理からなる方法に従って、DNAを試料から予め抽出する必要が ある。
幾つかのハイブリッド形成方法を使用することができる。
例工ば、スポット(sur tache )ハイブリッド形成方法を使用するこ とができる。この方法は、DNAの変性後に、多量のDNAアリコートをにトロ セルロース、即ち” (:enescreenplus”)膜上に付着させ、通 常の条件下で各層をプローブ混合物とハイブリッド形成し、膜をレントゲ′ ン フィルムと接触させて放射性ハイブリッドを検出することからなる。複製(su r replique)ハイブリッド形成方法を使用することもできる。この方 法は、INN^を制限酵素で処理した後に産生したDNA断片を電気泳動によっ てアガロ上(゛ −スゲル昌しノルカリ変性後に断片をにトロセルロース゛’Genescree nplus” )膜状に移動させ、これらの断片を通常の条件下で適切なプロー ブ混合物とハイブリッド形成することからなる。放射性ハイブリッドの形成は、 膜をレントゲンフィルムと接触させた後に検出する。
放射性プローブは、ニックトランスレーション法によってマーキングしたHPV のDNAから、又は例えばSPe型のベクター内に挿入されたウィルスDNへの 転写によって製造したRNAからなっている。放射性プローブの使用は、高感度 であるという利点を有するが、これは、非放射性プローブ、例えばそれ自体がマ ーキングされるか又は酵素マーカー、蛍光マーカー等を担持する抗体によって認 識され九抗体によって認識され得るビオチニル化(biotinylaes)プ ローブの使用を排除しない。
本発明は更に、前述した型の組換えDNA、特にHPV39のDNA4こ対応す るヌクレオチド配列又はDNA配列が細胞培養内でこのヌクレオチドの転写調節 要素の制御下に置かれているDNAで形質転換したコンピテント細胞培養に関す る。
従って、本発明は更に、対応するコンピテント細胞宿主内での前記組換えDNA の発現物質及びこれらの発現物質に対する物質になり得る対応抗体に関する。
例エバ本発明ハ、特4.: DNA−HPV39ノ遺伝子El、E2.E4.E 6゜E7.Ll、Llの各発現から得られるポリペプチドに関する。
従って、本発明に基づくこれらのポリペプチドの製造方法は、前述したタンパク 質の一種に対応するヌクレオチド配列がこの細胞宿主内で発現され得るように、 コンピテント細胞培養をHPV39から産生した対応ヌクレオチド配列を含む組 換えDNAで形質転換し、コンピテント細胞宿主で合成した物質からこれらのポ リペプチドを回収し、(例えば細胞培養又は細胞培養が展開された培地から予め 抽出した発現物質を、このようなポリペプチドに対して予め形成した抗体と接触 させて)精製することからなる。
しかしながら、本発明に基づく乳頭腫ウィルスの各ゲノムの配列し2の発現物質 は、とりわけ問題となる種の調製物が予め固定されたときに、HPV39型又は その変形の乳頭腫ウィルスの生物学試料中で遺伝子L2の発現物質を認識し得る 抗体をin vivo産生ずるために使用され得るという点て特に重要である。
本発明は更に、それぞれがHPV39から誘導された前記ポリペプチド、例えば 他のポリペプチド配列がタンパク質L2の免疫原特性を本譬的に変えない限り、 これらのポリペプチド配列に融キされるタンパク質L2を含んでいるハイブリッ ドポリペプチドに関する。このような他のポリペプチド断片の存在は特に、例え ば遺伝子的特性によるこれらのハイブリッドポリペプチドの製造方法の使用に起 因する。例えばこれらのハイブリッドポリペプチドは、β−ガラクトシダーゼか ら誘導された配列を含んでいる。特に、オペロン−ラクトースの全て又は一部分 によって修飾され、更にはHPV39から産生した遺伝子L2から誘導されたヌ クレオチド配列がオペロン−ラクトースプロモーター(又は他の適切なプロモー ター、例えばλファージ)の下流に挿入されている適切なベクター(ファージ又 はプラスミド)でE、coliを形質転換してこのような物質を製造することが できる。
オペロン−ラクトースのβ−ガラクトシダーゼの遺伝子の少なくとも一部分を含 んでいるこの型のプラスミド又はファージを使用するのが有利である。
本発明のポリペプチドは更に、精製すれば、特にこれらのポリペプチドによって 免疫感作した動物血清からのポリペプチドに対応する抗体の精製技術で使用する ことができる。特にこれらのポリペプチドをアフィニティーカラム上で固定する ことができる。抗体の精製処理は、抗体を含んでいる血清を前記ポリペプチドを 担持するアフィニティーカラムに通すことからなる。次に、適切なイオン強度を 有する適切な緩衝液、例えば酢酸アンモニウムのような塩の水溶液を用いて抗原 抗体複合物を解離して、これらのカラム上で選択的に固定された抗体を回収する ことができる。
酸性化溶液を使用することもできる。
本発明は更に、前述したポリペプチド、特に1(PV39の遺伝子E6、E7又 は好ましくはLlの発現物質に対する抗体の産生方法に関する。本方法は、適切 なリビング宿主を前述したポリペプチドで免疫感作し、特に免疫感作した宿主の 血清を精製状態の対応ポリペプチドと接触させ、生成された抗原抗体複合物から 抗体を回収することによってこの血清から形成した抗体を回収することからなる 。
特に本発明は、適切な医薬ビヒクルとの会合によって予め精製させた抗体に関す る。この組成物は、病人から得た組織学的又は細胞学的試料でのin vitr oi断試験後に所定の疾患が臨床学的に診断されるとすぐにこの疾患の治療に使 用され得る。(特に血清形態の)この組成物は好ましくは腸管外経路によって投 与することができる。この血清は、HPV39型乳頭腫ウィルスによって引き起 こされた感染の退行を引き起こし得る。
これらの抗体は特に、感染したヒトから得た組織学的切片が更に幾つかの構造遺 伝子、特に第2の発現物質を含み得る限り、HPV39又は同種の乳頭腫ウィル ス(又はこの乳頭腫ウィルスの変形)への感染の診断試験で使用することができ る。
従って、本発明は更に、特に子宮預管癌、外陰癌又は陰茎筋の生殖器腫瘍のin  vitro診断方法に関し、本方法は、抗原抗体複合物の生成を可能とする条 件下で、関係するヒトが患った病巣から得た組織病理学的切片を接触させ、この 抗原抗体複合物を検出することからなる。解離条件下において、例えば前述した CARNOYの培地又は混合物(L。
LISOHの著書”Histochimie et cytochimie a nimates”にも記載されている)で予め固定した調製物上で検出するのが 有利である。
場合によって固定された抗し2抗体は、この抗体に対して形成された他の抗体に よって認識され得る。これらの他の抗体は、好ましくは非放射性の適切なマーカ ーを担持する。
これらのマーカーは例えば酵素型又は蛍光型である。
従って、このように選択した抗体ζよ、この抗体に対応する先に定義したハイブ リッド形成用プローブと同様に、対応する疾患の型のin vitro診断に使 用することができる。
最後に本発明は、選択した投与法、特に腸管外経路による投与法に適した医薬的 に許容し得るビヒクルとの会合によって、一種又は好ましくは他の複数のタンパ ク質L2を含んでいる対応する予防接種用組成物に関する。HPV39又はその 対応型の乳頭腫ウィルスに感染する危険性の高いヒトを保護するためにこれらの 組成物を使用することができる。
表1 0RF 第1の 第1の #!結コドシの前の ORF 分子!ヌクレオチド  八TG ヌクレオチF 寸法 (pb) (kD)第6 44 107 580  537 18.7E7 493 592 918 426 12.5El 9 22 928 2868 1947 73.OF2 2780 2798 39 07 1128 43.O第5 3958 3958 4173 216 9. OL2 4172 4250 5659 1488 49.9LL 5610  5643 7157 1548 56.0表2 HPVとHPV39とのタンパク質の比較(同一アミノ酸の割合)。
HPV18 HPV33 HPV16 HPVII FIPV8E668% 5 1% 48% 38% 26%E171% 55% 48% 51% 40%E 253% 47% 49% 47% 33%第271% 53% 56% 50 % 37%し177% 66% 65% 65% 54%” Needlema nn及び阿unschのアルゴリズムに基づくコンピュータープログラムを用い て配列の比較を行った(41)。
′壬Lte>文M 11 ’11 J、m害中1: 51MStiMのであろ: 1. Da Villiers、三、、j、Virol、63,4898−49 03 (1989)。
+g+−+gs (198力。
3、 Cafe、S、T、udD&nos、O,、J、Mo1.Biol、19 3.599−608(19r7)。
A、 Goldslx+rou(h、 M、D、、DiSilvasυe、 D 、、Ternpk、 G、F、 and LoSncx、人A7.、 Viro logy ]フl、3C)6−3II (1989)5、 Bwudenon、 S、、K rernstbrf、 D、、 0baJek、 S、Jmlonsb、 i、 Pehau−Arna浮р■煤A G、。
Croiss3J′11.○、 and 0rth、 G、、 Virolo( y 161. n4−3u (t9g7)。
6、Danos、0.、Katinh、M、’anaYaniv、M、、EMB OJ、l、231−236(19g2)。
7、 Chen、 L Haatiey、 P、M、、 Leinson、人、 D、、 Sctburg、 P、H,、Nature 29X.529−534 (1982)。
+1. Danmam、に、、5chvu=、E、、Gi皿県、L−ZurHz usee+、H,、Viro1ogy151,12←130 (1986)。
9、 Fuchx、 P、G、、 Ifmer、 r、、Weninger、  J、 arid Pfis+er、 H,、J、 YuolA 58.626− 634 (1986)。
10、 Giri、 1.、 Dxos、O,=td Yaniv、 M、、  Proc、 Nad、人cad、 ScL US八 g2.P580−1534 (1985)。
Il、Gro(r、 D、L ud Lanez+er、 W、D、、J、 V irol、 56. U−91(19Li)。
12、Co1e、 S−τ、xnd 5(ux’z R,E−、J、 Viro l、 58.991−995 (19g6)。
!3.Schwarz、L、DQn+、M、、Demxkowski、C−、L a++cΣ「I!1;糺rlx1,0..Zech、R,,volfspcrz er。
E、、 5ului、 S、 and Zur Hausen、 H,、LMB OJ、 2.2341−7348 (19gi。
+4. Zachow、 K、R,、OsLrow、 R,S−、Fam、人J 、−Arolcyp 1511,25ド254 (19f乃B 15、HeJlikoH,S、、Melhods in Er+zymolog y 155.156−165 (19Q。
+6. Sanger、F、、N1eklan、S、andCoulson、^ 、R,,Proc、 Na11.人csA−Sci、 05l74.5463− 17、2Σ二n巳、H,、Sck、ou、L、Erowse、J、wt Som u@に、C,Nuc1人cidz Re5− 16.122O (198g)。
18、 Chow、LT、を七じkn、M、、Woli^i7.S、M、amB roker、丁、R−、J、Yml、61.2531−25O (1987)。
19、 EnHel、 LW、、)iimz C,人−u−Howiey、 P 、M、、J、 VimL 47.516−523 (190j。
20、 Benoist、C,xd Oumbon、P、、Nature z9 0.コ04−310 (19g1)。
21、Wingender、 E、、Nucl、^cids Res、 +6. 1m−1902(1981゜22、Proudroot、 N、、Nature  298.516−517 (19ffl。
13、 5pajholz、B人、Yaq、Y、ar+dHo*+ey、r’、 M、、Cej142.1g3−191(1985)。
24、 Hirochika、H,、Broker、丁、R−xd O,ow、 LT、、J、Virol、61.2599−2606(19■V)。
Li、Glou、B、、0IonH,T、andk眉Id、H,−1J、、J、 ’AroL63.1142−1152(1989)。
26、Th1erry、 F、、 ’;csro、 J、M、、 D虞−n、  K、 −d Yaiv、 M、、 J、 ViraL 61D134−142 (1987)。
27、Ctun、W、、に1o=LG、andk二d、H,−U、、J、Y<1 .63.3261−3269(191t9)。
23、 Chin、 M、T、、 Broke、 T、L and Cbov、  LT、、J、 ViroL 63.2967−2976 i+91if9)。
29、 Cr1pe、丁、P、、HxuHen、T、H,、Turk、JJ、、 丁abaum、F、、Sdymd、P、G、、Dust、M|。
G’asmxnn、 L、Rorrw、人、−Tur氏LP−、EMBOJ、  6.374シ37!’3 (19g7)。
30、 ChonH,丁、、Chm、W、に、xd Bemard、H,−U、 、NuaAcidtRes−18,4eシ470(199Ce)。
31、Glass、 B、、 Yee−Gioa M−、Meis+uerra x、 M、、 Rome、 L、 ’+’/1ruucke秩A El and Benurd、 )L−U、、 Nycl、 Ac1dz Rts−17,35 19−3533(19FA32、^ngal、 P、、Imxpwa、 M、、 Chin、 L、S+ein、 B、、1mbr4 RJ、、−励−ml、 R J、、iorJ 34、 1rr*gava、 M、、Chin、 R,and )Carin、  M、、 Ce1151,251−251 (I5F)。
35、 5rnotkin、D、、l’rokoph、)L and Wa+t ローn、F、O−、J、ViroL 63,1441−14S7(19JE!す 。
)6. 5rnoLkJn、D、 ud Wctu+ein、F、O,、Prc c、 NxL 八02!L ScL 05人 0.46&0|46&4 (1986)。
37、MQnger、に−0Phelps、 W、C,,3ubb、 V、、H owie7. P、M、−5chle(el、 L J、 Yro1.63゜ 4417+21 (19g9)。
3g、Evm、 R,M、 ud HoLlenccrz、 S、M、、Ce1 l 52.1−3 (1911り。
39、Edmonds、C,xd Vousder+、に、H,、J、 VXr oi、 63.2650−2656 (19q。
40、 F:gge、J、and Sm1t、τ、F、、Nature コ34 .J)9 (+90)。
41、Neecllem:ur、S、B、xdWunsch、C,D、、J、M o1.Biol、4L443J50(1970)。
国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号GOIN 33153  D 8310−2J331569 L 9015−2J 331574 C9015−2J (72)発明者 ポルペルス、クリストフドイツ連邦共和国、デー−6200・ ビスバーデン、ロイドリンガ−・シュトラーセ・12I (72)発明者 シュドレーク、ロルフ・ニードイツ連邦共和国、デー−620 0・ビスバーデン、フリードリツヒ・ラング・シュトラーセ・3

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.本質的に図1のヌクレオチド配列全体若しくはその一部分からなるDNA若 しくはその断片、又は厳密な条件下で前記DNA若しくはその断片とハイブリッ ド形成する対応するDNA若しくはDNA断片からなることを特徴とする乳頭腫 ウイルスHPV39に由来するか又はそれから誘導されるDNA。
  2. 2.配列が、図1のヌクレオチド2050からヌクレオチド776まで伸びてい る1.3kbの大きいORFの配列、又はこの配列に含まれるか若しくはこの配 列から誘導される断片に対応し、この断片が少なくとも15のヌクレオチドを含 んでいることを特徴とする請求項1に記載のDNA。
  3. 3.配列が、ヌクレオチド4204からヌクレオチド3875まで、更にはヌク レオチド4227からヌクレオチド3875まで伸びている小さいORFの配列 、又はこれらの配列に由来するか若しくはそれから誘導される配列に対応するこ とを特徴とする請求項1に記載のDNA。
  4. 4.少なくとも15のヌクレオチドを含み、またヌクレオチド6367のレベル で十分に保存されたGRE要素内に含まれるGACA配列を含んでいることを特 徴とする請求項1に記載のDNA。
  5. 5.配列が、以下の配列: コンセンサス:【配列があります】 HPV39(HCR):【配列があります】HPV39(L1):【配列があり ます】のいずれかを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のDNA。
  6. 6.前記断片が、HPV39の以下の遺伝子:E1,E2,E4,E6−E7, L1,L2のいずれか又は遺伝子間領域NC全体若しくはその一部分に対応する ことを特徴とする請求項1に記載のDNA。
  7. 7.請求項1から6のいずれか一項に記載のDNAから誘導されたDNAからな るハイブリッド形成用プローブ。
  8. 8.請求項1から6のいずれか一項に記載の乳頭腫ウイルスの一種のDNAの一 種の構造遺伝子の発現産物に対応するポリペプチド。
  9. 9.特に乳頭腫ウイルスHPV39のゲノムの配列L2の発現産物からなること を特徴とする請求項8に記載のポリペプチド。
  10. 10.請求項6又は8に記載のポリペプチドに対する抗体。
  11. 11.請求項7に記載のような対応するプローブを、好ましくは厳密なハイブリ ッド形成条件下で、場合によっては予めプローブがアクセスできるようにした試 料の核酸と接触させ、試料中に存在し得る探求するウイルスDNAと前記プロー ブとの間で形成されたハイブリッドを検出することを特徴とするHPV39型乳 頭腫ウイルス感染の被試験生物試料でのin vitro検出方法。
  12. 12.生殖器腫瘍、特に子宮頚管癌、外陰癌又は陰茎癌の検出のためにin v itro診断を実施することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 13.請求項10に記載のような抗体を、iv vitro診断するヒトから得 た生物試料と接触させて、生成された抗原抗体複合体を検出することを特徴とす る生殖器腫瘍及び子宮頚管癌を誘発し得る型の乳頭腫ウイルスヘの感染のiv  vitro診断への請求項8に記載の抗体の適用。
JP50307192A 1990-12-20 1991-12-20 乳頭腫ウイルスhpv39のゲノムから誘導されるdna配列、in vitro診断及び免疫原組成物の生成への前記配列の応用 Expired - Lifetime JP3859696B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9016044A FR2670797A1 (fr) 1990-12-20 1990-12-20 Sequences d'adn determinees derivees du genome du papillomavirus hpv39, application de ces sequences au diagnostic in vitro d'infection par ce papillomavirus, et a la production de composition immunogene.
FR90/16044 1990-12-20
PCT/FR1991/001053 WO1992011369A1 (fr) 1990-12-20 1991-12-20 Sequences d'adn derivees du genome du papillomavirus hpv39, leur application au diagnostic in vitro et a la production de composition immunogene

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06504672A true JPH06504672A (ja) 1994-06-02
JP3859696B2 JP3859696B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=9403488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50307192A Expired - Lifetime JP3859696B2 (ja) 1990-12-20 1991-12-20 乳頭腫ウイルスhpv39のゲノムから誘導されるdna配列、in vitro診断及び免疫原組成物の生成への前記配列の応用

Country Status (10)

Country Link
US (2) US5656423A (ja)
EP (1) EP0563255B1 (ja)
JP (1) JP3859696B2 (ja)
AT (1) ATE112316T1 (ja)
CA (2) CA2098819C (ja)
DE (1) DE69104380T2 (ja)
DK (1) DK0563255T3 (ja)
ES (1) ES2062887T3 (ja)
FR (1) FR2670797A1 (ja)
WO (1) WO1992011369A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5639871A (en) * 1988-09-09 1997-06-17 Roche Molecular Systems, Inc. Detection of human papillomavirus by the polymerase chain reaction
GB9621091D0 (en) 1996-10-09 1996-11-27 Fondation Pour Le Perfectionem Attenuated microorganisms strains and their uses
US7569344B2 (en) * 1998-10-26 2009-08-04 Ventana Medical Systems, Inc. Detection of human papilloma virus in papanicolaou (Pap) smears
CA2348413C (en) * 1998-10-26 2008-12-30 Ventana Medical Systems, Inc. Detection of human papilloma virus in papanicolaou (pap) smears
CA2365901A1 (en) * 1999-04-14 2000-10-19 Musc Foundation For Research Development Tissue-specific and pathogen-specific toxic agents and ribozymes
US20060275784A1 (en) * 1999-10-26 2006-12-07 Ventana Medical Systems, Inc. Detection of Human Papilloma Virus in Papanicolaou (Pap) Smears
US7312041B2 (en) * 2001-02-16 2007-12-25 Arbor Vita Corporation Methods of diagnosing cervical cancer
US20040229298A1 (en) * 2000-11-11 2004-11-18 Lu Peter S. Methods and compositions for treating cervical cancer
JP2004535816A (ja) * 2001-07-20 2004-12-02 ボード オブ リージェンツ,ザ ユニバーシティ オブ テキサス システム Cinを含むhpv関連の前癌性増殖および癌性増殖に関する方法および組成物
AU2003270548B2 (en) 2002-09-09 2008-09-25 Arbor Vita Corporation Methods of diagnosing cervical cancer
EP1539245A2 (en) * 2002-06-26 2005-06-15 The Penn State Research Foundation Methods and materials for treating human papillomavirus infections
AU2004275865B2 (en) * 2003-09-25 2008-09-25 Third Wave Technologies, Inc. Detection of HPV
CA2551560A1 (en) 2003-12-23 2005-07-14 Arbor Vita Corporation Antibodies for oncogenic strains of hpv and methods of their use
ATE476528T1 (de) 2004-12-08 2010-08-15 Gen Probe Inc Nukleinsäuredetektion aus verschiedenen typen des humanen papillomavirus
NZ554229A (en) * 2004-12-10 2009-03-31 Genera Biosystems Pty Ltd Human papilloma virus (HPV) detection using nucleic acid probes, microbeads and fluorescent-activated cell sorter (FACS)
US7972776B2 (en) * 2005-11-15 2011-07-05 Oncohealth Corporation Protein chips for HPV detection
US7732166B2 (en) * 2005-11-15 2010-06-08 Oncohealth Corporation Detection method for human pappilomavirus (HPV) and its application in cervical cancer
US8080643B2 (en) * 2006-09-05 2011-12-20 Third Wave Technologies, Inc. HPV primers
US8968995B2 (en) * 2008-11-12 2015-03-03 Oncohealth Corp. Detection, screening, and diagnosis of HPV-associated cancers
US8859218B2 (en) 2008-06-13 2014-10-14 Oncohealth Corp. In situ detection of early stages and late stages HPV infection
ES2403729T3 (es) * 2007-04-05 2013-05-21 Genera Biosystems Limited Composiciones y métodos de detección
GB0820822D0 (en) * 2008-11-13 2008-12-24 Inst Catala D Oncologia Novel product and processes
EP2427763A4 (en) 2009-05-07 2013-08-21 Oncohealth Corp IDENTIFICATION OF HIGH GRADE OR CIN2 FOR DETECTION, MONITORING AND DIAGNOSIS, AT EARLY STAGES AND ADVANCED STAGES, OF HUMAN PAPILLOMAVIRUS (HPV) AND HPV ASSOCIATED CANCERS
US9128094B2 (en) 2010-01-08 2015-09-08 Oncohealth Corp. High throughput cell-based HPV immunoassays for diagnosis and screening of HPV-associated cancers
EP2576840B1 (en) * 2010-05-25 2018-10-17 QIAGEN Gaithersburg, Inc. Fast results hybrid capture assay and associated strategically-truncated probes

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2593828B2 (fr) * 1986-01-31 1990-05-04 Pasteur Institut Sonde a papillomavirus et procede de diagnostic in-vitro d'infections a papillomavirus
FR2629458B2 (fr) * 1987-07-31 1991-08-09 Ire Celltarg Sa Nouvelles sondes d'acides nucleiques specifiques de differents types de virus de papillome humain
US5182377A (en) * 1988-09-09 1993-01-26 Hoffmann-La Roche Inc. Probes for detection of human papillomavirus
US5447839A (en) * 1988-09-09 1995-09-05 Hoffmann-La Roche Inc. Detection of human papillomavirus by the polymerase chain reaction
FR2641081A1 (ja) * 1988-12-23 1990-06-29 Medgenix Group

Also Published As

Publication number Publication date
CA2375673C (fr) 2005-05-17
WO1992011369A1 (fr) 1992-07-09
US5656423A (en) 1997-08-12
FR2670797B1 (ja) 1994-08-19
CA2098819A1 (fr) 1992-06-21
CA2375673A1 (fr) 1992-07-09
CA2098819C (fr) 2002-06-18
EP0563255A1 (en) 1993-10-06
US5665535A (en) 1997-09-09
ES2062887T3 (es) 1994-12-16
FR2670797A1 (fr) 1992-06-26
EP0563255B1 (fr) 1994-09-28
DE69104380T2 (de) 1995-02-09
DK0563255T3 (da) 1994-10-24
ATE112316T1 (de) 1994-10-15
DE69104380D1 (de) 1994-11-03
JP3859696B2 (ja) 2006-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06504672A (ja) 乳頭腫ウイルスhpv39のゲノムから誘導されるdna配列、in vitro診断及び免疫原組成物の生成への前記配列の応用
AU615159B2 (en) Determined dna sequences derived from a papillomavirus genome, their uses for in vitro diagnostic purposes and the production of antigenic compositions
US5534439A (en) Isolated DNA of human papillomavirus type 55 (HPV55)
JPS61289888A (ja) ワクシニアdna
JPH08322580A (ja) 乳頭腫ウイルス型特異的抗体
CZ302351B6 (cs) Ockovací prípravek obsahující kapsomer lidského papilomaviru a jeho použití
JP2755574B2 (ja) 乳頭腫ウイルスの特徴を示すポリペプチドを含む組成物
JP3401022B2 (ja) ヒトパピローマウイルス18のタンパク質における血清反応性エピトープ
US5045447A (en) Method of producing antibodies to HPV
FI121507B (fi) Tyyppiä 6A olevaa ihmisen papillomavirusta koodaava DNA
US6395512B1 (en) DNA coding for a peptide of a papilloma virus main capside protein and use thereof
JP3016794B2 (ja) ヒトパピローマウイルスタイプ57、そのdnaおよびそれによってコードされるタンパク質
O'Banion et al. Cloning and characterization of a papillomavirus associated with papillomas and carcinomas in the European harvest mouse (Micromys minutus)
Suzuki et al. Deletion in the L1 open reading frame of human papillomavirus type 6a genomes associated with recurrent laryngeal papilloma
Jochmus et al. Detection of antibodies to the E4 or E7 proteins of human papillomaviruses (HPV) in human sera by Western blot analysis: type-specific reaction of anti-HPV 16 antibodies
CN101914134B (zh) 人乳头瘤58型病毒e7蛋白的线性抗原表位最小基序肽
CA1341100C (en) Determined dna sequences derived from a papilloma virus genome, their uses for in vitro diagnostic purposes and the production of antigenic compositions
JPH05502792A (ja) 生殖器腫瘍を伴い得るパピローマウイルス感染のインビトロ診断に主として使用されるパピローマウイルス(hpv63)プローブ、並びにこのパピローマウイルスに遺伝的且つ免疫学的に関連した産物
Rando Nucleic acid hybridization as a diagnostic tool for the detection of human papillomaviruses
Moro et al. Bacterial expression and immunological detection of human papillomavirus type 16 E7 protein
Lancaster et al. Human papillomavirus infection and anogenital neoplasia: Speculations for the future
Grégoire Development of consensus primers for amplification of human papillomavirus DNA.
MXPA97002209A (en) Dna that codifies for type human papilloma viruses

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050610

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050615

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060131

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6