JPH0649672U - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
車両用ドアロック装置Info
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- JPH0649672U JPH0649672U JP5464191U JP5464191U JPH0649672U JP H0649672 U JPH0649672 U JP H0649672U JP 5464191 U JP5464191 U JP 5464191U JP 5464191 U JP5464191 U JP 5464191U JP H0649672 U JPH0649672 U JP H0649672U
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- Japan
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- vehicle
- door
- lock
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- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者の意識に関係なく作動する際、作動音
を抑えた車両用ドアロック装置を得る。 【構成】 車両用ドアロック装置10のドアロック制御
部30には、マイクロコンピュータ32、PWM制御部
46、リレーユニット34が設けられ、アクチュエータ
26を駆動してドアロック・アンロックを行うようにな
っている。アクチュエータ内には直流モータ等が設けら
れて該直流モータの駆動によってドアロック・アンロッ
クを行うようになっている。車速センサ36が一定速度
以上となったことを検知すると、マイクロコンピュータ
はPWM制御部へデューティ比低減信号を出力し、バッ
テリー48の直流を矩形パルスに変換する。また、マイ
クロコンピュータはリレーユニット34へロック信号を
出力し、PWM制御部から供給されたパルスをアクチュ
エータへ送りアクチュエータを駆動してドアロックを行
う。アクチュエータはパルスが供給されることによって
回転数が下げられ、ドアロックがゆっくり行われる。
を抑えた車両用ドアロック装置を得る。 【構成】 車両用ドアロック装置10のドアロック制御
部30には、マイクロコンピュータ32、PWM制御部
46、リレーユニット34が設けられ、アクチュエータ
26を駆動してドアロック・アンロックを行うようにな
っている。アクチュエータ内には直流モータ等が設けら
れて該直流モータの駆動によってドアロック・アンロッ
クを行うようになっている。車速センサ36が一定速度
以上となったことを検知すると、マイクロコンピュータ
はPWM制御部へデューティ比低減信号を出力し、バッ
テリー48の直流を矩形パルスに変換する。また、マイ
クロコンピュータはリレーユニット34へロック信号を
出力し、PWM制御部から供給されたパルスをアクチュ
エータへ送りアクチュエータを駆動してドアロックを行
う。アクチュエータはパルスが供給されることによって
回転数が下げられ、ドアロックがゆっくり行われる。
Description
【0001】
本考案は、車速に感応して車両のドアをロックする機能を備えた車両用ドアロ ック装置に関する。
【0002】
近年、車両は、車室内の機密性が高められ、ロードノイズ、風切り音等が低減 されて、走行中の静粛性が高められている。これによって、運転者は、一層、車 両の運転に集中できるような配慮がなされている。
【0003】 一方、車両には、運転席から他の座席のドアのロック・アンロックを行うドア ロック装置が備えられたものがある。このドアロック装置は、運転席に備えられ たスイッチの操作によって、各ドアのロック機構に連結されたリンクをアクチュ エータが駆動して各ドアのロック・アンロックが行えるようになっている。また 、運転席側のロックノブ等の操作に応じて、同様に、助手席及び後部座席のドア のロック・アンロックを行うことができるようになっている。
【0004】 さらに、このようなドアロック装置には、車両の速度が一定値に達した時、い ずれかのドアがロック状態となっていない場合、自動的にアクチュエータを作動 させてドアロックを行い、車両走行中の乗員の安全を確保する機能を備えたもの がある。
【0005】 ドアロック装置のロック・アンロックの際の作動音、即ち、ドアのロックノブ やリンク機構がストッパ等に当たる音は、運転者がロックノブあるいはメインス イッチを操作して各ドアのロック・アンロックを行う際、確認音として効果があ り、小さすぎない音量で歯切れの良い音が好まれている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、車両が一定速度に達すると作動するロック機能は、静粛性が高 められた車室内で運転者は、異常に大きな音として感じ不快感を受けることがあ り、好まれてはいない。
【0007】 この作動音を低減させるためには、アクチュエータをゆっくり作動させて、ロ ックノブ等がストッパに衝突する音を低くさせればよい。しかし、運転者が操作 する場合に所定の大きさの作動音を発生させ、運転者が意識しない場合に作動音 を低減させるためには、アクチュエータを駆動する電圧を変える方法がある。し かし、アクチュエータへ印加する直流電圧を所定の範囲でコントロールし、アク チュエータの作動速度をコントロールする方法は、装置が大型であってり消費電 力が多くなる等の問題が生じる。
【0008】 本考案は上記事実を考慮してなされたもので、小型の装置で簡単にアクチュエ ータの駆動速度を下げ、運転者の意志によらない場合のドアロックの作動音が低 減された車両用ドアロック装置を得ることが目的である。
【0009】
本考案に係る車両用ドアロック装置は、車両の速度を検知する車速センサと、 前記車両の各ドアに設けられ各ドアのロック・アンロックを行うロック機構と、 乗員の操作または車速センサが前記車両の速度が所定以上に達したことを検知し た場合に電源から所定の電圧が印加されて回転し前記ロック機構を作動させる駆 動手段と、前記車速センサが所定の速度に達したことを検知すると前記電源から 前記駆動手段に印加される電圧を所定のサイクルでオン・オフして乗員の操作に よる作動よりも駆動手段の回転速度を遅くする電源制御部と、を有することを特 徴とする。
【0010】
本考案の車両用ドアロック装置は、駆動手段へ所定の電圧を印加してロック機 構を作動させて各ドアのロック・アンロックを行う。また、車速センサが車両の 速度が所定以上となったことを検知すると、電源制御部は、駆動手段に印加する 電圧をオン・オフするようになっている。
【0011】 一般に車両に用いられる電源は、バッテリーから直流電圧であり、これを電源 制御部がオン・オフすることによって、駆動手段にはパルスが印加される。
【0012】 一般に、直流モータの回転数をコントロールするために、パルス幅変調を行う 方法は、簡単であり小型の装置に多用されている。
【0013】 駆動手段は、電源としてパルスが印加されることによって、そのパルスの周期 及びパルス幅に応じて回転速度が変化し、直流電圧が印加される場合と比較して 回転速度は遅くなる。この回転速度が遅くなった駆動手段は、各ドアのロック機 構をゆっくり作動させ、ロックノブ等がストッパにゆっくり当たり、その当たる 音が低くなる。これによって、車両用ドアロック装置が、乗員の意志と無関係に 作動しても乗員に不快感を与えることはなくなる。
【0014】
(実施例1) 本考案が適用された車両用ドアロック装置10の構成を説明する。
【0015】 図2に示されるように、車両のドア12には、ロック部14が設けられている 。このロック部14は、アウトサイドハンドル16またはインサイドハンドル1 8の操作によって図示しないストライカと係合を解除して開くことができるよう になっている。また、このロック部14には、リンク20、22を介してロック ノブ24、駆動手段として直流モータが内蔵されたアクチュエータ26が連結さ れてロック機構27が構成されている。このロック機構27は、ロックノブ24 の操作あるいはアクチュエータ26の駆動によって、ロック部14のロック及び アンロックが行われる。ロック部14がロック状態では、アウトサイドハンドル 16あるいはインサイドハンドル18の操作による前記ストライカとの係合が解 除されず、ドア12を開くことができないようになっている。
【0016】 各ドア12のアクチュエータ26は、ワイヤハーネス28を介して、図1に示 されるドアロック制御部30へ接続されている。ドアロック制御部30は、マイ クロコンピュータ32によって制御されるリレーユニット34にアクチュエータ 26が接続されている。
【0017】 このマイクロコンピュータ32は、CPU80、RAM82、ROM84及び 入力ポート86、出力ポート88によって構成されている。
【0018】 マイクロコンピュータ32の入力ポート86には、車両が一定速度(本実施例 では約20Km/h)以上となると作動する車速センサ36が接続されている。また 、助手席及び後部座席の各ドア12には、ドア12のロック・アンロック状態を 検知するロックリンクスイッチ38がアクチュエータ26内に設けられ、入力ポ ート86へ接続されている。
【0019】 マイクロコンピュータ32は車速センサ36からの信号を受けると、助手席及 び後部座席の各ドア12のロック状態を検知し、ロックされていないドア12が あると検知するとロックするように作動するようになっている。尚、運転席のド ア12のアクチュエータ26にもロックリンクスイッチ38を設けたものであっ てもよい。
【0020】 運転席のアクチュエータ26内には、ロックスイッチ40が設けられている。 このロックスイッチ40には、キーシリンダスイッチ42が機械的に接続されて いる。これらはマイクロコンピュータ32の入力ポート86へ接続されており、 回路が開かれることによってマイクロコンピュータ32は出力ポート88からリ レーユニット34へロック信号を出力するようになっている。また、ロックスイ ッチ40またはキーシリンダスイッチ42がアンロック状態となると、マイクロ コンピュータ32はアンロック信号を出力するようになっている。
【0021】 さらに、マイクロコンピュータ32に接続されているメインスイッチ44は、 運転席の脇に設けられ、運転者が各ドア12のロックあるいはアンロック操作を 集中して行うことによって、マイクロコンピュータ32からリレーユニット34 へロック・アンロック信号が出力されるようになっている。
【0022】 尚、マイクロコンピュータ32からリレーユニット34へ出力されるロック信 号及びアンロック信号は、図示しないタイマによって間欠的に出力され、ロック リンクスイッチ38によってロックあるいはアンロックが確認されると出力を停 止するようになっている。
【0023】 このマイクロコンピュータ32の出力ポート88には電源制御部とされるPW M制御部46が接続されている。このPWM制御部46は、リレーユニット34 とアクチュエータ26の駆動電源とされる車両のバッテリー48との間に設けら れている。マイクロコンピュータ32は車速センサ34から車両の速度が一定以 上に達した旨の信号を受けると、PWM制御部46へデューティ信号を送るよう になっている。PWM制御部46は、マイクロコンピュータ32からのデューテ ィ信号を受けることによってバッテリー48からの直流電圧を一定幅のパルスに 変換してリレーユニット34へ出力するようになっている。また、PWM制御部 46は、マイクロコンピュータ32からこのデューティ信号が入力されない場合 、デューティ比を「1」のパルス、即ち、バッテリーの直流電圧をそのまま出力 するようになっている。
【0024】 リレーユニット34は、マイクロコンピュータ32からのロック信号によって アクチュエータ26をロック方向に駆動し、アンロック信号によって、各アクチ ュエータ26をアンロック方向へ駆動するようになっており、これによって、各 ドア12のリンク機構27が作動し、ロック・アンロックが行われる。即ち、P WM制御部46から供給されるアクチュエータ26の電源の極性を変えて出力す るようになっている。尚、マイクロコンピュータ32から出力されるロック・ア ンロック信号は、何れか一方のみが出力され、双方の信号が同時に出力されるこ とはないようになっている。また、アクチュエータ26には、図示しない直流モ ータが低トルクでも確実にロック機構27を作動させることができるように減速 機構が設けられている。
【0025】 次に本実施例の作用を図3に示されるフローチャートを用いて説明する。尚、 フローチャート中、「U」はドアアンロックを示し、「L」はドアロックを示し 、「無」はドアのロック・アンロックの何れの操作も行っていない状態を示して いる。
【0026】 先ず、ステップ100では、キーシリンダスイッチ42によるロック・アンロ ックを確認し、ステップ102では、メインスイッチ44によるロック・アンロ ック操作を確認している。キーシリンダスイッチ42、メインスイッチ44の何 れかによってロック解除されると、マイクロコンピュータ32は、ステップ10 4でリレーユニット34へロック解除信号を送る。これによって、リレーユニッ ト34は、バッテリー48からPWM制御部46を介して供給される電源をアク チュエータ26へ供給して各ドア12のロックを解除する。この場合、マイクロ コンピュータ32からはデューティ信号が出力されていないのでバッテリー48 からの直流電圧がそのままアクチュエータ26へ供給される。
【0027】 これによって、アクチュエータ26は通常の速度で動作し、ロック機構27が 作動し、各ドア12のロックが解除される。
【0028】 ステップ106では、ロックスイッチ40によって運転席のロックノブ24に よるロック操作が行われたかを確認する。ステップ100、102、106のい ずれかでメインスイッチ44、キーシリンダスイッチ42、運転席のドアのロッ クノブ12のいずれかでロック操作が行われた判断すると、ステップ108でマ イクロコンピュータ32は、リレーユニット34へロック信号を送り、バッテリ ー48からの直流電圧をアクチュエータ26へ供給し、通常の速度で各ドア12 のロック機構27が作動してロックを行う。
【0029】 尚、助手席及び後部座席には、ロックスイッチ40が設けられていないため助 手席及び後部座席の各ドア12のロックノブ12を操作した場合、そのドア12 のみのロック・アンロックが行われるようになっている。
【0030】 ステップ110では、車両が20Km/h以上で走行していることを車速センサ3 6が検出すると、ステップ112で各ドア12のロックリンクスイッチ38の全 てがロック状態であるかを確認し、一つでもロック状態となっていない場合は、 ドア12のロックを行うと判断する。
【0031】 先ず、ステップ114でマイクロコンピュータ32は、PWM制御部46へデ ューティ信号を出力する。これによって、PWM制御部46ではバッテリー48 から供給される直流電圧を所定幅のパルスに変換してリレーユニット34へ供給 する。また、マイクロコンピュータ32は、リレーユニット34へロック信号を 送りアクチュエータ26を作動させてロックを行う(ステップ116)。
【0032】 尚、マイクロコンピュータ32は、常にバッテリー48へ接続された状態とな っていおり、常に、図3に示されるフローチャートに沿って各ドア12のロック ・アンロックを行うようになっている。
【0033】 アクチュエータ26へはパルスが供給されるため、回転速度が遅くなりロック 機構27はゆっくり動作する。こため、ロック機構27の動作音は低くなると共 に、ゆっくり作動するため、ロックノブ24等がストッパに当たる音も低くなり 、運転者の意識と関係なく車両の速度によって作動しても、運転者は大きな音を 感じることはない。
【0034】 このPWM制御部46では、直流電圧を矩形状のパルス波形に変換しており、 デューティ信号が供給されることによって、このパルスを一定幅で出力するよう になっており、直流モータの回転制御に一般に用いられる方法であり、簡単な構 成で小型に製作が可能である。尚、本実施例では、マイクロコンピュータ32か らデューティ信号が供給されない場合は、デューティを「1」として出力するよ うにしている。即ち、供給された直流電圧をそのまま出力するようにしており、 運転者が意識してドア12のロック・アンロックを行う場合は通常の速度で作動 し、ロックノブ24等が、ストッパ等へ衝突する作動音が発生する。
【0035】 本考案に係る車両用ドアロック装置10は、一般の車両用のドアロック装置に 、車速センサ36によって作動するPWM制御部46を設けた簡単な構造となっ ている。また、ドアロック制御部30のPWM制御部46の作動はマイクロコン ピュータ32に記録されたプログラムによって制御することができる。
【0036】 尚、マイクロコンピュータ32には、イグニッションスイッチにキーが差し込 まれた状態ではドア12のロックが行われないキーとじ込み防止機能等が備えら れたものであってもよい。また、マイクロコンピュータ32からのデューティ信 号を調節してロック機構27の作動速度を調節可能とするものであってもよい。
【0037】 (実施例2) 図4には、本考案の実施例2に係る車両用ドアロック装置10のドアロック制 御部50が示されている。尚、実施例2では、基本的に実施例1と同様の部品を 使用し、同一の部品には同一の番号を付与してその説明を省略している。
【0038】 このドアロック制御部50は、車両の種々の機能を制御するCPU(コントロ ール・プロセッシング・ユニット)33の一部に構成されている。CPU33内 には、車速作動部52、タイマ54、ドライバ56A、56B及びゲート回路5 8が設けられている。車速作動部52には、車速センサ36、助手席及び後部座 席のロックリンクスイッチ38が接続され、出力は、ORゲート60とPWM制 御部46へ送られるようになっている。ロックリンクスイッチ38は、回路を閉 じた状態がアンロック状態とされている。
【0039】 ORゲート60の入力側には、前記車速作動部52の出力側が接続されている と共に、運転席のロックスイッチ40及びインバータ62を介してメインスイッ チ45の一方の接点が接続されている。また、ORゲート60の出力側にはタイ マー54が接続され、さらに、タイマー54はドライバ56Aを介してリレーユ ニット34へ接続されている。運転席のロックスイッチ40を開くか、車速作動 部52あるいはメインスイッチ45の何れかが作動した場合にORゲート60か らは、ロック信号が、タイマー54、ドライバ56Aを介してリレーユニット3 4へ出力される。
【0040】 また、メインスイッチ45の他方の接点及びキーシリンダスイッチ42は、イ ンバータ64の入力側へ接続され、インバータ64の出力側は、タイマー54、 ドライバ56Bを介してリレーユニット34へ接続されている。キーシリンダス イッチ42が閉じるか、メインスイッチ45がアンロック状態とされると、イン バータ64は、タイマー54、ドライバ56Bを介してアンロック信号をリレー ユニット34へ出力するようになっている。
【0041】 車速作動部52からPWM制御部46へ送られる信号はデューティ信号とされ 、PWM制御部46はこの信号が供給されることにより、パルスを出力するよう になっている。
【0042】 リレーユニット34には、CPU33から出力されるロック信号によって接点 を閉じるリレー66Aと、アンロック信号によって接点を閉じるリレー66Bが 設けられ、各々のリレー66A、66Bの作動によって、アクチュエータ26へ 供給される電源の極性が変えられ、各ドア12がロック・アンロックされる。
【0043】 車速センサ36が車両が一定速度となったことを検知すると、車速作動部52 は、ロックリンクスイッチ38によってアンロック状態のドア12があるかを検 知し、アンロック状態のドア12があった場合、ORゲート60及びPWM制御 部46に信号を出力する。
【0044】 即ち、運転者の意識に関係なく車速センサ36が車両の速度を検知して各ドア 12をロックする場合だけ、PWM制御部46はアクチュエータ26へパルスを 出力し、アクチュエータ26の作動速度を低くするようになっている。これによ って、ロックノブ24等がストッパ等に当たって発生する作動音を低下させるこ とができるようになっている。
【0045】 尚、電源制御部は、PWM制御部46はデューティ信号に応じたパルス幅でリ レーユニット34へ出力するPWM制御部46に限定されるものではない。例え ば、CPU33が車速センサ36の検知信号によって作動する場合、予め設定さ れたパルスを出力し、それ以外の場合、直流電圧を出力するものであってもよい 。
【0046】
以上説明した如く、本考案に係る車両用ドアロック装置は、通常、運転者が操 作する場合、歯切れの良い操作音を感じる。また、ドアがアンロック状態で車速 が一定速度に達すると、駆動手段へパルスを印加してロック機構を作動させるた め、駆動手段の回転速度が減少しドアのロックがゆっくり行われる。これによっ て、乗員の意識に関係なく作動する際の作動音を低くすることができ、乗員がこ の作動音に対して不快感を受けることがない車両用ドアロック装置を得ることが できる。
【図1】本考案の実施例に係る制御部のブロック図であ
る。
る。
【図2】本実施例に係る車両用ドアロック装置の要部斜
視図である。
視図である。
【図3】制御部の作動を示すフローチャートである。
【図4】実施例2に係る制御部のブロック図である。
10 車両用ドアロック装置 26 アクチュエータ(駆動手段) 27 ロック機構 30、50 ドアロック制御部 32 マイクロコンピュータ(コントローラ) 33 CPU(コントローラ) 34 リレーユニット(コントローラ) 36 車速センサ 46 PWM制御部(電源制御部)
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の速度を検知する車速センサと、前
記車両の各ドアに設けられ各ドアのロック・アンロック
を行うロック機構と、乗員の操作または車速センサが前
記車両の速度が所定以上に達したことを検知した場合に
電源から所定の電圧が印加されて回転し前記ロック機構
を作動させる駆動手段と、前記車速センサが所定の速度
に達したことを検知すると前記電源から前記駆動手段に
印加される電圧を所定のサイクルでオン・オフして乗員
の操作による作動よりも駆動手段の回転速度を遅くする
電源制御部と、を有することを特徴とする車両用ドアロ
ック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5464191U JPH0649672U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車両用ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5464191U JPH0649672U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車両用ドアロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649672U true JPH0649672U (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=12976405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5464191U Pending JPH0649672U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車両用ドアロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649672U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7098554B2 (en) | 2003-07-31 | 2006-08-29 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Steering shaft locking device |
CN115891780A (zh) * | 2023-01-10 | 2023-04-04 | 长城汽车股份有限公司 | 控制方法、座椅控制器及计算机可读存储介质 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP5464191U patent/JPH0649672U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7098554B2 (en) | 2003-07-31 | 2006-08-29 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Steering shaft locking device |
CN115891780A (zh) * | 2023-01-10 | 2023-04-04 | 长城汽车股份有限公司 | 控制方法、座椅控制器及计算机可读存储介质 |
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