JPH0647586Y2 - 塗工装置 - Google Patents
塗工装置Info
- Publication number
- JPH0647586Y2 JPH0647586Y2 JP1989071241U JP7124189U JPH0647586Y2 JP H0647586 Y2 JPH0647586 Y2 JP H0647586Y2 JP 1989071241 U JP1989071241 U JP 1989071241U JP 7124189 U JP7124189 U JP 7124189U JP H0647586 Y2 JPH0647586 Y2 JP H0647586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating liquid
- coating
- web
- liquid
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/02—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
- B05C5/0254—Coating heads with slot-shaped outlet
- B05C5/0266—Coating heads with slot-shaped outlet adjustable in length, e.g. for coating webs of different width
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C11/00—Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
- B05C11/02—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
- B05C11/04—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades
- B05C11/041—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades characterised by means for positioning, loading, or deforming the blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C11/00—Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
- B05C11/02—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
- B05C11/04—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades
- B05C11/047—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with blades provided with end dams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C3/00—Apparatus in which the work is brought into contact with a bulk quantity of liquid or other fluent material
- B05C3/18—Apparatus in which the work is brought into contact with a bulk quantity of liquid or other fluent material only one side of the work coming into contact with the liquid or other fluent material
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば紙,フィルム,金属薄板などの表面に
コーティングを行う塗工装置に関する。
コーティングを行う塗工装置に関する。
第5図は従来のフラッデッドニップタイプの塗工装置の
断面図、第6図はその作用説明図である。第5図におい
て、バッキングロール2の外周面にはゴムなどの弾性体
1が巻きつけられており、その外周にウエブ3が巻掛け
られて移送されている。このバッキングロール2の下方
にはウエブ3の下面に向けて垂直上向きにコート液4を
液圧により付着させるアプリケータロール9がコート液
槽10内に設けられるとともに、このアプリケータロール
9よりもウエブ3の移送方向下流側には余剰のコート液
4を除去してウエブ3の表面に一定のコート液層6を形
成するブレード7が設けられている。なお、符号8はブ
レードホルダである。
断面図、第6図はその作用説明図である。第5図におい
て、バッキングロール2の外周面にはゴムなどの弾性体
1が巻きつけられており、その外周にウエブ3が巻掛け
られて移送されている。このバッキングロール2の下方
にはウエブ3の下面に向けて垂直上向きにコート液4を
液圧により付着させるアプリケータロール9がコート液
槽10内に設けられるとともに、このアプリケータロール
9よりもウエブ3の移送方向下流側には余剰のコート液
4を除去してウエブ3の表面に一定のコート液層6を形
成するブレード7が設けられている。なお、符号8はブ
レードホルダである。
上記のような従来の塗工装置において、バッキングロー
ル2の回転速度を増加させて塗工速度が約800m/min以上
の高速になると、コート液4の液性にもよるが、第6図
に示すようにリングパターン11と遠心力によるスプラッ
シュ5とが重なったコート液4のむらを生じ、コート液
4をブレード7で掻き取った後もウエブ3のコート液層
6の厚さおよび浸透の深さがその影響を受け、いわゆる
ウェットストリークと称する5〜10mmのピッチの塗りむ
らを生ずるなどの問題がある。
ル2の回転速度を増加させて塗工速度が約800m/min以上
の高速になると、コート液4の液性にもよるが、第6図
に示すようにリングパターン11と遠心力によるスプラッ
シュ5とが重なったコート液4のむらを生じ、コート液
4をブレード7で掻き取った後もウエブ3のコート液層
6の厚さおよび浸透の深さがその影響を受け、いわゆる
ウェットストリークと称する5〜10mmのピッチの塗りむ
らを生ずるなどの問題がある。
本考案に係る塗工装置は上記の課題を解決することを目
的にしており、連続して走行するウエブにコート液を付
着させた後に余剰の上記コート液をブレードにより掻き
落としてコート液層を形成する塗工装置において、上記
ウエブの幅に見合う幅のスロットから上記コート液を吹
き出して上記ウエブに付着させる給液ヘッドと、該給液
ヘッドの周りに装着された冷却用ジャケットと、塗工幅
に応じて移動可能に装着されコート液のシールを行うサ
イドシールと、上記スロットの上記ウエブ走行方向下流
で上記ブレード上流側に設けられ上記ウエブに付着する
上記コート液量を面圧により制御するプレメタリングブ
レードと、該プレメタリングブレードに幅方向に沿って
装着され上記プレメタリングブレードに上記面圧を与え
る加圧チューブとを備えたことを特徴としている。
的にしており、連続して走行するウエブにコート液を付
着させた後に余剰の上記コート液をブレードにより掻き
落としてコート液層を形成する塗工装置において、上記
ウエブの幅に見合う幅のスロットから上記コート液を吹
き出して上記ウエブに付着させる給液ヘッドと、該給液
ヘッドの周りに装着された冷却用ジャケットと、塗工幅
に応じて移動可能に装着されコート液のシールを行うサ
イドシールと、上記スロットの上記ウエブ走行方向下流
で上記ブレード上流側に設けられ上記ウエブに付着する
上記コート液量を面圧により制御するプレメタリングブ
レードと、該プレメタリングブレードに幅方向に沿って
装着され上記プレメタリングブレードに上記面圧を与え
る加圧チューブとを備えたことを特徴としている。
即ち、本考案に係る塗工装置においては、従来の塗工装
置においてウエブにコート液を付着させるアプリケータ
ロールを廃し、代わりにスロットからコート液を吹き出
してウエブに付着させ、この付着したコート液量をプレ
メタリングブレードの面圧で制御するようにしており、
プレメタリングブレードの手前に形成される液圧により
コート液が大気側へ強制的にオーバフローすることによ
り、ウエブに同伴されてコート液中に混入した空気が排
出され、スキップのないコート液によりコート液層が形
成される。また、プレメタリングブレードと加圧チュー
ブとを組み合わせてプレメタリングブレードの面圧でウ
エブに付着するコート液量を制御することにより、ウエ
ブの全幅に一様で平滑なコート液面が得られる。また、
コート液を吹き出してウエブに付着させる給液ヘッドの
周りに冷却用ジャケットを装着して冷却用ジャケットの
外面に結露水を造ることにより、オーバフローしたコー
ト液が給液ヘッドの周りに固着しない。また、コート液
のシールを行うサイドシールを塗工幅に応じて移動させ
ることにより、塗工幅を容易に変更することができる。
置においてウエブにコート液を付着させるアプリケータ
ロールを廃し、代わりにスロットからコート液を吹き出
してウエブに付着させ、この付着したコート液量をプレ
メタリングブレードの面圧で制御するようにしており、
プレメタリングブレードの手前に形成される液圧により
コート液が大気側へ強制的にオーバフローすることによ
り、ウエブに同伴されてコート液中に混入した空気が排
出され、スキップのないコート液によりコート液層が形
成される。また、プレメタリングブレードと加圧チュー
ブとを組み合わせてプレメタリングブレードの面圧でウ
エブに付着するコート液量を制御することにより、ウエ
ブの全幅に一様で平滑なコート液面が得られる。また、
コート液を吹き出してウエブに付着させる給液ヘッドの
周りに冷却用ジャケットを装着して冷却用ジャケットの
外面に結露水を造ることにより、オーバフローしたコー
ト液が給液ヘッドの周りに固着しない。また、コート液
のシールを行うサイドシールを塗工幅に応じて移動させ
ることにより、塗工幅を容易に変更することができる。
第1図は本考案の一実施例に係る塗工装置の断面図、第
2図はその要部詳細図、第3図は本考案の他の実施例に
係る塗工装置の要部詳細図、第4図はこれらの作用説明
図である。第1図および第2図において、本実施例に係
る塗工装置は図に示すように、ウエブ3の紙にコート液
4を付着させるノズル給液ヘッド20と、コート液4の塗
工幅をウエブ3の幅に応じて変えるサイドシール機構30
とが設けられており、従来の塗工装置におけるアプリケ
ータロールによりコート液を掻き上げて転写する方式に
代えて、給液ヘッド20によりコート液4を吹き出して付
着させる方式としている。
2図はその要部詳細図、第3図は本考案の他の実施例に
係る塗工装置の要部詳細図、第4図はこれらの作用説明
図である。第1図および第2図において、本実施例に係
る塗工装置は図に示すように、ウエブ3の紙にコート液
4を付着させるノズル給液ヘッド20と、コート液4の塗
工幅をウエブ3の幅に応じて変えるサイドシール機構30
とが設けられており、従来の塗工装置におけるアプリケ
ータロールによりコート液を掻き上げて転写する方式に
代えて、給液ヘッド20によりコート液4を吹き出して付
着させる方式としている。
即ち、本塗工装置の操作側および駆動側の両方向から送
られて給液ヘッド20内に供給されたコート液4は、ウエ
ブ3の幅方向に一様に吹き出すように設けられたスロッ
ト41を通って、バッキングロール2、プレメタリングブ
レード13、サイドシール機構30、入口側リップ17などに
より形成された液貯め室に送り込まれる。プレメタリン
グブレード13は出口側リップ16の先端に設けられたクラ
ンプ用チューブ15によってクランプされるとともに、プ
レメタリングブレード13に面圧を与えてプレメタリング
ブレード13の先端によりコート液4の付着量を制御する
加圧チューブ14が装着されている。また、入口側リップ
17にはスロット41を通る量のブロファイルを調整する変
形容易なくびれ18と押し引きねじ24とが設けられ、また
液貯め室の液圧を決定するのに重要な数mmのギャップを
バッキングロール2と入口側リップ17の先端とで形成し
ており、空気が混入したコート液4がこのギャップから
強制的にオーバフローし、回収パン19により集収されて
リサイクルされる。給液ヘッド20の周りには冷却水の入
った3分割構造のジャケット12が設けられており、ジャ
ケット12の外面に結露水を造り、オーバフローして案内
板23に沿って流れてくるコート液4がジャケット12上で
固着しないようになっている。
られて給液ヘッド20内に供給されたコート液4は、ウエ
ブ3の幅方向に一様に吹き出すように設けられたスロッ
ト41を通って、バッキングロール2、プレメタリングブ
レード13、サイドシール機構30、入口側リップ17などに
より形成された液貯め室に送り込まれる。プレメタリン
グブレード13は出口側リップ16の先端に設けられたクラ
ンプ用チューブ15によってクランプされるとともに、プ
レメタリングブレード13に面圧を与えてプレメタリング
ブレード13の先端によりコート液4の付着量を制御する
加圧チューブ14が装着されている。また、入口側リップ
17にはスロット41を通る量のブロファイルを調整する変
形容易なくびれ18と押し引きねじ24とが設けられ、また
液貯め室の液圧を決定するのに重要な数mmのギャップを
バッキングロール2と入口側リップ17の先端とで形成し
ており、空気が混入したコート液4がこのギャップから
強制的にオーバフローし、回収パン19により集収されて
リサイクルされる。給液ヘッド20の周りには冷却水の入
った3分割構造のジャケット12が設けられており、ジャ
ケット12の外面に結露水を造り、オーバフローして案内
板23に沿って流れてくるコート液4がジャケット12上で
固着しないようになっている。
ウエブ3の紙幅が変わった場合にはコート液4の塗工幅
も対応して変える必要があり、このためにサイドシール
機構30が設けられている。即ち、塗工幅の変更は案内棒
31の出し入れによって行われ、これと直結されているホ
ルダ32にはサイドシール34が装着されており、水注入用
のホース33に連結された取付金具35が受金36に挿着さ
れ、サイドシール34の上面に設けられたラビリンス溝か
ら水を定量流しながら液シールを行う。なお、ラビリン
ス溝に替えて第3図に示すようにサイドシール34の上面
に設けられた薄い金属のシム43により液シールを行って
も良い。このシーム43には案内棒44が取付けられてお
り、案内棒44を操作することによりシム43をスライドさ
せて塗工幅の変更を行うことができる。
も対応して変える必要があり、このためにサイドシール
機構30が設けられている。即ち、塗工幅の変更は案内棒
31の出し入れによって行われ、これと直結されているホ
ルダ32にはサイドシール34が装着されており、水注入用
のホース33に連結された取付金具35が受金36に挿着さ
れ、サイドシール34の上面に設けられたラビリンス溝か
ら水を定量流しながら液シールを行う。なお、ラビリン
ス溝に替えて第3図に示すようにサイドシール34の上面
に設けられた薄い金属のシム43により液シールを行って
も良い。このシーム43には案内棒44が取付けられてお
り、案内棒44を操作することによりシム43をスライドさ
せて塗工幅の変更を行うことができる。
入口側リップ17のサイドシール34よりも外側の操作側お
よび駆動側にはそれぞれ液逃げ溝42が穿かれており、サ
イドシール34から洩れたコート液4を回収パン19に集め
る。固定金具37は加圧チューブ14の膨らみを規制するた
めに設けられており、サイドシール34よりも外側にある
プレメタリングブレード13がバッキングロール2へ押圧
され過ぎないようにクッション材38が付着されている。
取付金具35、受金36、固定金具37は一体に造られてお
り、サイドシール34を両側から受金36で挟み、取付金具
35のパイプを受け留めている。
よび駆動側にはそれぞれ液逃げ溝42が穿かれており、サ
イドシール34から洩れたコート液4を回収パン19に集め
る。固定金具37は加圧チューブ14の膨らみを規制するた
めに設けられており、サイドシール34よりも外側にある
プレメタリングブレード13がバッキングロール2へ押圧
され過ぎないようにクッション材38が付着されている。
取付金具35、受金36、固定金具37は一体に造られてお
り、サイドシール34を両側から受金36で挟み、取付金具
35のパイプを受け留めている。
なお図示はしないが、給液ヘッド20にはウエブ34を挿入
するために着脱を可能にしたり、プレメタリングブレー
ド13の入替やスロット41の点検のために給液ヘッド20を
回転させる機構が備えられている。また給液ヘッド20の
形状やサイドシール機構30の構造、出口側リップ16、入
口側リップ17の構造などは特に上記の実施例のように限
定されるものではない。
するために着脱を可能にしたり、プレメタリングブレー
ド13の入替やスロット41の点検のために給液ヘッド20を
回転させる機構が備えられている。また給液ヘッド20の
形状やサイドシール機構30の構造、出口側リップ16、入
口側リップ17の構造などは特に上記の実施例のように限
定されるものではない。
このように、上記の各実施例に係る塗工装置においては
ウエブ3に同伴されてコート液4中に混入した空気がプ
レメタリングブレード13手前の液貯め室で大気側へ強制
的にコート液4をオーバフローさせることにより排出さ
れるので、スキップのないコート液4によりコート液層
6が形成される。また、プレメタリングブレード13と加
圧チューブ14とを組み合わせ、プレメタリングブレード
13の先端をバッキングロール2の表面に当接することに
より、ウエブ3の全幅に一様で平滑なコート液面が得ら
れる。また、従来の塗工装置においては塗工速度800m/m
inの高速でコート液層の膜厚は150μを維持するのが限
度であるが、コート液4の供給量を一定とした場合に加
圧チューブ14の加圧力を加えることにより膜厚を200〜3
50μにすることができ、またその膜厚の範囲でウエブ3
の紙へのコート液4の浸透力をコントロールすることが
可能である。また、プレメタリングブレード13に柔軟性
をもたせることにより、バッキングロール2および給液
ヘッド20が熱膨張により変形してもその差を吸収するこ
とが可能である。第4図は上記の塗工装置における加圧
チューブ14の圧力とコート液4の付着量との関係を示し
ており、これは60g/m2コート原紙のウエブを1200m/min
の速度で走行させ、プレメタリングブレードが73.5mmの
幅×0.5mmの厚さで650cps粘度×57%濃度のコート液を
使用した場合であり、付着量が200〜350μ膜厚の範囲で
非常に滑らかなコート液面が得られた。
ウエブ3に同伴されてコート液4中に混入した空気がプ
レメタリングブレード13手前の液貯め室で大気側へ強制
的にコート液4をオーバフローさせることにより排出さ
れるので、スキップのないコート液4によりコート液層
6が形成される。また、プレメタリングブレード13と加
圧チューブ14とを組み合わせ、プレメタリングブレード
13の先端をバッキングロール2の表面に当接することに
より、ウエブ3の全幅に一様で平滑なコート液面が得ら
れる。また、従来の塗工装置においては塗工速度800m/m
inの高速でコート液層の膜厚は150μを維持するのが限
度であるが、コート液4の供給量を一定とした場合に加
圧チューブ14の加圧力を加えることにより膜厚を200〜3
50μにすることができ、またその膜厚の範囲でウエブ3
の紙へのコート液4の浸透力をコントロールすることが
可能である。また、プレメタリングブレード13に柔軟性
をもたせることにより、バッキングロール2および給液
ヘッド20が熱膨張により変形してもその差を吸収するこ
とが可能である。第4図は上記の塗工装置における加圧
チューブ14の圧力とコート液4の付着量との関係を示し
ており、これは60g/m2コート原紙のウエブを1200m/min
の速度で走行させ、プレメタリングブレードが73.5mmの
幅×0.5mmの厚さで650cps粘度×57%濃度のコート液を
使用した場合であり、付着量が200〜350μ膜厚の範囲で
非常に滑らかなコート液面が得られた。
本考案に係る塗工装置は前記の通り構成されており、ス
キップのないコート液によりコート液層が形成されると
ともに、ウエブの全幅に一様で平滑なコート液面が得ら
れるので、塗工速度が約800m/min以上の高速でも所謂ウ
エットストリークと称する塗りむらを生ずることがなく
なる。
キップのないコート液によりコート液層が形成されると
ともに、ウエブの全幅に一様で平滑なコート液面が得ら
れるので、塗工速度が約800m/min以上の高速でも所謂ウ
エットストリークと称する塗りむらを生ずることがなく
なる。
第1図は本考案の一実施例に係る塗工装置の断面図、第
2図(a)は第1図におけるa部断面図、同図(b)は
同a部斜視図、同図(c)は同図(b)におけるc部断
面図、第3図(a)は本考案の他の実施例に係る塗工装
置の要部断面図、同図(b)は同斜視図、第4図はこれ
らの作用説明図、第5図は従来の塗工装置の断面図、第
6図はその作用説明図である。 2…バッキングロール、3…ウエブ、 4…コート液、6…コート液層、 12…ジャケット、 13…プレメタリングブレード、 14…加圧チューブ、 15…クランプチューブ、 16…出口側リップ、17…入口側リップ、 18…くびれ、19…回収パン、 20…給液ヘッド、23…液案内板、 24…押し引きねじ、 30…サイドシール機構、 31、44…案内棒、32…ホルダ、 33…ホース、34…サイドシール、 35…取付金具、36…受金、 37…固定金具、38…クッション材、 41…スロット、42…液逃げ溝、 43…シム。
2図(a)は第1図におけるa部断面図、同図(b)は
同a部斜視図、同図(c)は同図(b)におけるc部断
面図、第3図(a)は本考案の他の実施例に係る塗工装
置の要部断面図、同図(b)は同斜視図、第4図はこれ
らの作用説明図、第5図は従来の塗工装置の断面図、第
6図はその作用説明図である。 2…バッキングロール、3…ウエブ、 4…コート液、6…コート液層、 12…ジャケット、 13…プレメタリングブレード、 14…加圧チューブ、 15…クランプチューブ、 16…出口側リップ、17…入口側リップ、 18…くびれ、19…回収パン、 20…給液ヘッド、23…液案内板、 24…押し引きねじ、 30…サイドシール機構、 31、44…案内棒、32…ホルダ、 33…ホース、34…サイドシール、 35…取付金具、36…受金、 37…固定金具、38…クッション材、 41…スロット、42…液逃げ溝、 43…シム。
Claims (1)
- 【請求項1】連続して走行するウエブにコート液を付着
させた後に余剰の上記コート液をブレードにより掻き落
としてコート液層を形成する塗工装置において、上記ウ
エブの幅に見合う幅のスロットから上記コート液を吹き
出して上記ウエブに付着させる給液ヘッドと、該給液ヘ
ッドの周りに装着された冷却用ジャケットと、塗工幅に
応じて移動可能に装着されコート液のシールを行うサイ
ドシールと、上記スロットの上記ウエブ走行方向下流で
上記ブレード上流側に設けられ上記ウエブに付着する上
記コート液量を面圧により制御するプレメタリングブレ
ードと、該プレメタリングブレードに幅方向に沿って装
着され上記プレメタリングブレードに上記面圧を与える
加圧チューブとを備えたことを特徴とする塗工装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989071241U JPH0647586Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 塗工装置 |
FI902664A FI902664A0 (fi) | 1989-06-20 | 1990-05-29 | Belaeggningsanordning. |
EP19900110292 EP0403845A3 (en) | 1989-06-20 | 1990-05-30 | Coating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989071241U JPH0647586Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 塗工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311466U JPH0311466U (ja) | 1991-02-05 |
JPH0647586Y2 true JPH0647586Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13455007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989071241U Expired - Lifetime JPH0647586Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 塗工装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0403845A3 (ja) |
JP (1) | JPH0647586Y2 (ja) |
FI (1) | FI902664A0 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5681618A (en) * | 1989-07-03 | 1997-10-28 | Consolidated Papers, Inc. | Method for applying coating to paper web including successive doctoring steps |
DE9206355U1 (de) * | 1992-05-12 | 1992-08-06 | J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim | Einrichtung zum Beschichten laufender Bahnen aus Papier oder Karton |
DE4224726A1 (de) * | 1992-07-27 | 1994-02-03 | Voith Gmbh J M | Streicheinrichtung mit zwischen einer Auftragswalze und einer Gegenwalze gebildetem Auftragsspalt |
FR2924105B1 (fr) * | 2007-11-23 | 2009-12-04 | Armor Inox Sa | Unite empilable |
IT1393989B1 (it) | 2008-07-31 | 2012-05-17 | Co Me Cart Costruzioni Meccaniche Cartiere S P A | Testa di patinatura a getto |
CN108382052B (zh) * | 2018-03-16 | 2024-08-09 | 湖南乐邦智能服饰有限公司 | 一种面料复合机贴合剂涂抹转筒 |
CN111804518B (zh) * | 2020-07-24 | 2022-05-27 | 南京湶膜科技有限公司 | 一种膜元件涂胶装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4503804A (en) * | 1983-01-17 | 1985-03-12 | Consolidated Papers, Inc. | Edge seal assembly for paper coating apparatus |
FI71081C (fi) * | 1984-05-11 | 1986-11-24 | Waertsilae Oy Ab | Bestrykningsanordning |
DE3420412C2 (de) * | 1984-06-01 | 1995-08-10 | Voith Gmbh J M | Streicheinrichtung zur Beschichtung laufender Warenbahnen |
US4665859A (en) * | 1985-12-11 | 1987-05-19 | Thermo Electron-Web Systems, Inc. | Finger-type doctor blade holder |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1989071241U patent/JPH0647586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-05-29 FI FI902664A patent/FI902664A0/fi not_active Application Discontinuation
- 1990-05-30 EP EP19900110292 patent/EP0403845A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0311466U (ja) | 1991-02-05 |
EP0403845A2 (en) | 1990-12-27 |
FI902664A0 (fi) | 1990-05-29 |
EP0403845A3 (en) | 1991-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4009657A (en) | Apparatus for applying fluid to an intaglio roll for transfer to a soft, absorbent fibrous web | |
US4452833A (en) | Paper coating method | |
US4357370A (en) | Twin short dwell coater arrangement | |
EP0496946B1 (en) | Method of and apparatus for coating high speed traveling webs | |
US3348526A (en) | Coating apparatus for coating webs | |
US4440809A (en) | Method and apparatus for recirculating coating liquid in a paper coating apparatus | |
US3354867A (en) | Means to vary effective width of projected coating material | |
JPH0647586Y2 (ja) | 塗工装置 | |
US4796559A (en) | Apparatus for applying a liquid to a web of material | |
US5454870A (en) | Coating device having an application slot formed between an applicator roll and a dosaging doctor | |
CA1052562A (en) | Pressure-type liquid coating applicator | |
CA2101358C (en) | Fountain applicator for coating a paper web and method | |
CA2149300A1 (en) | Process and device for coating a travelling material | |
USRE31695E (en) | Two sided coater | |
KR0179060B1 (ko) | 코팅 장치 | |
JPH0779985B2 (ja) | ショートドエルコータ装置 | |
EP0603145A1 (en) | Method and equipment for coating of the face of a roll in a film size press | |
US5647909A (en) | Apparatus for applying coating to paper web including successive doctoring steps | |
US4859507A (en) | High speed paper coaters | |
FI112446B (fi) | Laite ainakin yhden nestemäisen väliaineen levittämiseksi liikkuvalle materiaalirainalle | |
JP3747062B2 (ja) | クロス・フロー・ナイフ・コーター | |
GB2174625A (en) | Trailing blade web coater | |
JP2578183B2 (ja) | 塗工装置 | |
JPH07507495A (ja) | 紙又は厚紙のウエブに塗工する装置 | |
JPH10174919A (ja) | 特に紙またはボール紙からなる、移動する材料ウェブに液状またはペースト状塗布媒体を直接的または間接的に塗布するための装置 |