JPH0637410B2 - 7,7―ジメチル―9―ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナン及びこれを含有する香料組成物 - Google Patents
7,7―ジメチル―9―ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナン及びこれを含有する香料組成物Info
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- JPH0637410B2 JPH0637410B2 JP1053507A JP5350789A JPH0637410B2 JP H0637410 B2 JPH0637410 B2 JP H0637410B2 JP 1053507 A JP1053507 A JP 1053507A JP 5350789 A JP5350789 A JP 5350789A JP H0637410 B2 JPH0637410 B2 JP H0637410B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、下記式(I) で表わされる7,7−ジメチル−9−ヒドロキシメチル
ビシクロ〔4.3.0〕ノナン及びこれを含有する香料
組成物に関する。
ビシクロ〔4.3.0〕ノナン及びこれを含有する香料
組成物に関する。
従来、ビシクロ〔4.3.0〕ノナン骨格を有する化合
物類には、いくつかの香気化合物が知られている。例え
ば、2−ヒドロキシ−7,7,8,9,9−ペンタメチ
ルビシクロ〔4.3.0〕ノナ−1(6)−エンは土様、
木様の香気を有し(米国特許第3,636,165号)、1−ヒ
ドロキシ−7,7,8,9,9−ペンタメチルビシクロ
〔4.3.0〕ノナンは、パチョリー様、しょうのう様
の香気を有し、1−ヒドロキシ−7,7,8,9,9−
ペンタメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナ−5−エンは
ムスク様、パチョリー様、土様の香気を有することが知
られている。
物類には、いくつかの香気化合物が知られている。例え
ば、2−ヒドロキシ−7,7,8,9,9−ペンタメチ
ルビシクロ〔4.3.0〕ノナ−1(6)−エンは土様、
木様の香気を有し(米国特許第3,636,165号)、1−ヒ
ドロキシ−7,7,8,9,9−ペンタメチルビシクロ
〔4.3.0〕ノナンは、パチョリー様、しょうのう様
の香気を有し、1−ヒドロキシ−7,7,8,9,9−
ペンタメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナ−5−エンは
ムスク様、パチョリー様、土様の香気を有することが知
られている。
しかしながら、化合物の香気は、少しの構造の違いによ
って全く相違するのが一般的であるので、種々の化合物
を合成し、その香気を検討することは新しい香料を得る
ために極めて重要である。
って全く相違するのが一般的であるので、種々の化合物
を合成し、その香気を検討することは新しい香料を得る
ために極めて重要である。
かかる実情において、本発明者等は種々のビシクロ
〔4.3.0〕ノナン骨格を有する化合物を合成し、そ
の香気の評価及びその香料用途について検討してきたと
ころ、前記式(I)で表わされる7,7−ジメチル−9
−ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナンが優
れた芳香を有しており、香料の賦香成分として有用であ
ることを見出し、本発明を完成した。
〔4.3.0〕ノナン骨格を有する化合物を合成し、そ
の香気の評価及びその香料用途について検討してきたと
ころ、前記式(I)で表わされる7,7−ジメチル−9
−ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナンが優
れた芳香を有しており、香料の賦香成分として有用であ
ることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は前記式(I)で表わされる7,7−
ジメチル−9−ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.
0〕ノナンを提供するものである。本発明は、更に、こ
れを含有する香料組成物を提供するものである。
ジメチル−9−ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.
0〕ノナンを提供するものである。本発明は、更に、こ
れを含有する香料組成物を提供するものである。
本発明化合物(I)は、例えば下記反応式に従って、
1,1−ジメチル−3−ヒドロキシメチルインダン(I
I)を、溶媒の存在下もしくは不存在下に、金属触媒を
用いて接触水素化させることにより容易に合成すること
ができる。
1,1−ジメチル−3−ヒドロキシメチルインダン(I
I)を、溶媒の存在下もしくは不存在下に、金属触媒を
用いて接触水素化させることにより容易に合成すること
ができる。
なお、出発原料である化合物(II)は、例えば先に本出
願人が出願した特願昭63−265017号に記載された方法
により、下記反応式に従って製造することができる。
願人が出願した特願昭63−265017号に記載された方法
により、下記反応式に従って製造することができる。
(式中、Rはアルキル基を表わす) まず、フェニルアセトニトリル(III)と塩化メタリル
(IV)を相間移動触媒の存在下に反応させて、4−メチ
ル−2−フェニル−4−ペンテンニトリル(V)を合成
する。相間移動触媒としては、塩化トリエチルベンジル
アンモニウム、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム等
が挙げられる。用いるフェニルアセトニトリル(III)
の量は、塩化メタリル(IV)に対して1〜10当量、特
に2〜10当量が好ましく、相間移動触媒の量は塩化メ
タリル(IV)に対して0.001〜0.1当量、特に0.005〜0.0
5当量が好ましい。反応は、水、苛性アルカリの存在
下、5〜50℃、特に5〜30℃の温度範囲で行うのが
好ましい。
(IV)を相間移動触媒の存在下に反応させて、4−メチ
ル−2−フェニル−4−ペンテンニトリル(V)を合成
する。相間移動触媒としては、塩化トリエチルベンジル
アンモニウム、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム等
が挙げられる。用いるフェニルアセトニトリル(III)
の量は、塩化メタリル(IV)に対して1〜10当量、特
に2〜10当量が好ましく、相間移動触媒の量は塩化メ
タリル(IV)に対して0.001〜0.1当量、特に0.005〜0.0
5当量が好ましい。反応は、水、苛性アルカリの存在
下、5〜50℃、特に5〜30℃の温度範囲で行うのが
好ましい。
次に、ニトリル(V)に希塩酸、希硫酸等の酸を作用さ
せて加水分解、環化反応を1回の操作で一挙に行うこと
により、4,4−ジメチル−2−フェニル−4−ブタノ
リド(VII)を合成する。反応は溶媒を用いないで行う
ことができるが、例えば、メタノール、エタノール等の
アルコール類、酢酸、蟻酸等の有機酸類などを用いて行
ってもよい。
せて加水分解、環化反応を1回の操作で一挙に行うこと
により、4,4−ジメチル−2−フェニル−4−ブタノ
リド(VII)を合成する。反応は溶媒を用いないで行う
ことができるが、例えば、メタノール、エタノール等の
アルコール類、酢酸、蟻酸等の有機酸類などを用いて行
ってもよい。
次に、ラクトン(VII)を塩化アルミニウム、臭化アル
ミニウム等のルイス酸と反応させることにより、3−カ
ルボキシ−1,1−ジメチルインダン(VIII)を合成す
る。用いるルイス酸の量は、中間体ラクトン(VII)に
対して0.1〜3.0当量、特に1.0〜3.0当量が好ましい。
又、上記反応に使用する有機溶媒としては、ジクロロメ
タン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルムなどを好
ましく挙げることができる。反応温度は0〜50℃、特
に0〜40℃で行うのが好ましい。
ミニウム等のルイス酸と反応させることにより、3−カ
ルボキシ−1,1−ジメチルインダン(VIII)を合成す
る。用いるルイス酸の量は、中間体ラクトン(VII)に
対して0.1〜3.0当量、特に1.0〜3.0当量が好ましい。
又、上記反応に使用する有機溶媒としては、ジクロロメ
タン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルムなどを好
ましく挙げることができる。反応温度は0〜50℃、特
に0〜40℃で行うのが好ましい。
カルボン酸(VIII)から(II)を得るには、例えば、カ
ルボン酸(VIII)をジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル溶液中還元剤、好ましくは、水素化ア
ルミニウムリチウム等を用いて還元させることにより製
造できる。
ルボン酸(VIII)をジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等のエーテル溶液中還元剤、好ましくは、水素化ア
ルミニウムリチウム等を用いて還元させることにより製
造できる。
カルボン酸(VIII)から(II)を得る他の方法として
は、例えばカルボン酸(VIII)とメタノール、エタノー
ル等のアルコール類を硫酸、p−トルエンスルホン酸等
の酸の存在下に加熱還流して、3−アルコキシカルボニ
ル−1,1−ジメチルインダン(IX)とし、次いでこれ
を銅−クロムあるいは銅−亜鉛触媒の存在下、接触水素
添加反応させる方法が挙げられる。水素化反応は溶媒を
用いないで行うことができるが、例えば、n−ヘキサン
等の飽和炭化水素類、メタノール、エタノール等のアル
コール類などを用いて行ってもよい。
は、例えばカルボン酸(VIII)とメタノール、エタノー
ル等のアルコール類を硫酸、p−トルエンスルホン酸等
の酸の存在下に加熱還流して、3−アルコキシカルボニ
ル−1,1−ジメチルインダン(IX)とし、次いでこれ
を銅−クロムあるいは銅−亜鉛触媒の存在下、接触水素
添加反応させる方法が挙げられる。水素化反応は溶媒を
用いないで行うことができるが、例えば、n−ヘキサン
等の飽和炭化水素類、メタノール、エタノール等のアル
コール類などを用いて行ってもよい。
用いる触媒の量は、エステル(IX)に対して1〜20重
量%、反応水素圧は20〜150気圧が好ましい。ま
た、反応温度は通常80〜300℃の範囲で行い得る
が、反応時間や副生成物の生成の点から特に150〜2
50℃が好ましい。
量%、反応水素圧は20〜150気圧が好ましい。ま
た、反応温度は通常80〜300℃の範囲で行い得る
が、反応時間や副生成物の生成の点から特に150〜2
50℃が好ましい。
次に、化合物(II)から本発明化合物(I)への接触水
素化反応において使用される金属触媒としては、例えば
白金オキシド、ラネーニッケル、ルテニウムカーボン等
の遷移金属触媒を挙げることができる。該金属触媒の量
は、芳香族アルコール(II)に対して1〜20重量%が
好ましい。又、有機溶媒を使用する場合には、例えばn
−ヘキサン等の飽和炭化水素類、メタノール、エタノー
ル等のアルコール類などが用いられる。水素化反応は、
例えば反応温度80〜200℃、反応水素圧20〜15
0気圧の反応条件で容易に行うことができる。
素化反応において使用される金属触媒としては、例えば
白金オキシド、ラネーニッケル、ルテニウムカーボン等
の遷移金属触媒を挙げることができる。該金属触媒の量
は、芳香族アルコール(II)に対して1〜20重量%が
好ましい。又、有機溶媒を使用する場合には、例えばn
−ヘキサン等の飽和炭化水素類、メタノール、エタノー
ル等のアルコール類などが用いられる。水素化反応は、
例えば反応温度80〜200℃、反応水素圧20〜15
0気圧の反応条件で容易に行うことができる。
反応終了後は、例えば蒸留、カラムクロマトグラフィー
等により精製すれば、容易に本発明化合物である7,7
−ジメチル−9−ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.
0〕ノナン(I)が得られる。
等により精製すれば、容易に本発明化合物である7,7
−ジメチル−9−ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.
0〕ノナン(I)が得られる。
叙上のごとくして得られた本発明化合物(I)は、水素
添加反応に基づく立体異性体の混合物として存在してい
る。通常、異性体間の匂いの特性は幾分異なると考えら
れるが、必要に応じ、習慣的方法、例えば精密蒸留、高
速液体クロマトグラフィー等により異性体混合物を各々
の異性体に分離することができる。しかし、本発明化合
物(I)を香料として使用する場合は、通常この分離を
行う必要はない。
添加反応に基づく立体異性体の混合物として存在してい
る。通常、異性体間の匂いの特性は幾分異なると考えら
れるが、必要に応じ、習慣的方法、例えば精密蒸留、高
速液体クロマトグラフィー等により異性体混合物を各々
の異性体に分離することができる。しかし、本発明化合
物(I)を香料として使用する場合は、通常この分離を
行う必要はない。
本発明の新規な7,7−ジメチル−9−ヒドロキシメチ
ルビシクロ〔4.3.0〕ノナン(I)は、花様、木
様、ミント様の持続性のある香気を有するので、これを
単独で使用して、又は通常の香料成分と組み合わせて香
料組成物を調製することができる。
ルビシクロ〔4.3.0〕ノナン(I)は、花様、木
様、ミント様の持続性のある香気を有するので、これを
単独で使用して、又は通常の香料成分と組み合わせて香
料組成物を調製することができる。
こうして得られた式(I)の化合物を含有する香料組成
物は、香水、石鹸、シャンプー、室内芳香剤、洗剤等の
賦香素材として広範囲に用いることができる。
物は、香水、石鹸、シャンプー、室内芳香剤、洗剤等の
賦香素材として広範囲に用いることができる。
次に、実施例を挙げて本発明を説明する。又、本発明の
化合物の合成中間体の製造方法を参考例として示す。
化合物の合成中間体の製造方法を参考例として示す。
参考例1 4−メチル−2−フェニル−4−ペンテンニトリル
(V)の合成: フェニルアセトニトリル1580g(13.5モル)、塩化トリ
エチルベンジルアンモニウム11.3g(5.0ミリモル)及
び50%水酸化ナトリウム水溶液1200mの混合溶液を
激しく攪拌させた中に、塩化メタリル410g(4.5モ
ル)を20〜30℃の温度範囲を保ちながら、2時間か
けて滴下した。滴下終了後、同温度で1時間攪拌した。
この反応混合物に水1700mを加えたのち、有機層と水
層とに分液した。有機層は飽和食塩水(300m)で
2回、10%塩酸水(50m)で1回洗い、更に飽和
食塩水(100m)で2回洗ったのち、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。次いで有機層から溶媒を除き、減圧
蒸留により目的物(V)670g(3.9モル)を得た。
(仕込み塩化メタリルに対して収率87%)。
(V)の合成: フェニルアセトニトリル1580g(13.5モル)、塩化トリ
エチルベンジルアンモニウム11.3g(5.0ミリモル)及
び50%水酸化ナトリウム水溶液1200mの混合溶液を
激しく攪拌させた中に、塩化メタリル410g(4.5モ
ル)を20〜30℃の温度範囲を保ちながら、2時間か
けて滴下した。滴下終了後、同温度で1時間攪拌した。
この反応混合物に水1700mを加えたのち、有機層と水
層とに分液した。有機層は飽和食塩水(300m)で
2回、10%塩酸水(50m)で1回洗い、更に飽和
食塩水(100m)で2回洗ったのち、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。次いで有機層から溶媒を除き、減圧
蒸留により目的物(V)670g(3.9モル)を得た。
(仕込み塩化メタリルに対して収率87%)。
沸点:126〜130℃/10mmHg MS(相対強度) 171(M+,24),154(6),143(26),129(13),
116(58),103(11),89(12),77(11),55(1
00),39(29) IR(neat,cm-1) 3084,2924,2244,1652,1498,
1456,902,754,7001 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS内部標準,δ) 7.32(5H,s),5.0〜4.7(2H,m),3.92(1H,t,8),2.55(2H,
d),1.77(3H,s) 参考例2 4,4−ジメチル−2−フェニル−4−ブタノリド(VI
I)の合成: 4−メチル−2−フェニル−4−ペンテンニトリル
(V)385g(2.2モル)を530mの水、及び3
90mの濃硫酸中3時間加熱還流した。室温に戻し、
水(900m)を加えたのち、生じた白色結晶を吸引
濾別した。この結晶をヘキサン(500m)で2回、
温水(500m)で2回洗った後、溶媒を除くことに
より目的物(VII)300g(1.6モル)を得た。収率7
0%。
116(58),103(11),89(12),77(11),55(1
00),39(29) IR(neat,cm-1) 3084,2924,2244,1652,1498,
1456,902,754,7001 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS内部標準,δ) 7.32(5H,s),5.0〜4.7(2H,m),3.92(1H,t,8),2.55(2H,
d),1.77(3H,s) 参考例2 4,4−ジメチル−2−フェニル−4−ブタノリド(VI
I)の合成: 4−メチル−2−フェニル−4−ペンテンニトリル
(V)385g(2.2モル)を530mの水、及び3
90mの濃硫酸中3時間加熱還流した。室温に戻し、
水(900m)を加えたのち、生じた白色結晶を吸引
濾別した。この結晶をヘキサン(500m)で2回、
温水(500m)で2回洗った後、溶媒を除くことに
より目的物(VII)300g(1.6モル)を得た。収率7
0%。
融点:66.0〜66.8℃ MS(相対強度) 190(M+,2),175(6),146(M+-CO2,54),131
(100),116(6),104(16),91(34),77(12),
51(12),43(83) IR(KBr錠剤,cm-1) 2984,1776,1378,1264,1142,
958,706,6921 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS内部標準,δ) 7.35〜7.20(5H,m),4.00(1H,dd,9,12),2.53(1H,dd,9,1
3),2.18(1H,dd,12,13),1.49(3H,s),1.44(3H,s)13 C-NMR(CDCl3,TMS,δ) 176.2(s),137.3(s),128.6(d),128.0(d),127.2(d),
81.8(s),46.7(d),43.7(t),28.7(q),26.7(q) 参考例3 3−カルボキシ−1,1−ジメチルインダン(VIII)の
合成: 無水塩化アルミニウム164g(1.23モル)の1,2−
ジクロロエタン(200m)溶液に、4,4−ジメチ
ル−2−フェニル−4−ブタノリド(VII)117g
(0.615モル)の1,2−ジクロロエタン(200m
)溶液を氷冷下1時間かけて加えた。更に2時間攪拌
した後、氷水(1000m)に注ぎ、クロロホルム(50
0m)で抽出した。有機層は水(500m)で2回
洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。次いで有機
層から溶媒を除き、減圧蒸留により目的物(VIII)96
g(仕込みラクトンに対して収率82%)を得た。
(100),116(6),104(16),91(34),77(12),
51(12),43(83) IR(KBr錠剤,cm-1) 2984,1776,1378,1264,1142,
958,706,6921 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS内部標準,δ) 7.35〜7.20(5H,m),4.00(1H,dd,9,12),2.53(1H,dd,9,1
3),2.18(1H,dd,12,13),1.49(3H,s),1.44(3H,s)13 C-NMR(CDCl3,TMS,δ) 176.2(s),137.3(s),128.6(d),128.0(d),127.2(d),
81.8(s),46.7(d),43.7(t),28.7(q),26.7(q) 参考例3 3−カルボキシ−1,1−ジメチルインダン(VIII)の
合成: 無水塩化アルミニウム164g(1.23モル)の1,2−
ジクロロエタン(200m)溶液に、4,4−ジメチ
ル−2−フェニル−4−ブタノリド(VII)117g
(0.615モル)の1,2−ジクロロエタン(200m
)溶液を氷冷下1時間かけて加えた。更に2時間攪拌
した後、氷水(1000m)に注ぎ、クロロホルム(50
0m)で抽出した。有機層は水(500m)で2回
洗った後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。次いで有機
層から溶媒を除き、減圧蒸留により目的物(VIII)96
g(仕込みラクトンに対して収率82%)を得た。
沸点:152〜153℃/3mmHg MS(相対強度) 190(M+,44),175(100),145(26),129(7
0),115(15),91(11),77(7),63(5),51
(7),39(6) IR(液膜,cm-1) 3028,2960,1710,1482,1418,
1306,1228,928,7621 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS内部標準,δ) 12.07(1H,br s),7.40(1H,d,7),7.3〜7.1(3H,m),4.13
(1H,t,8),2.32(1H,dd,8,13),2.23(1H,dd,8,13),1.38
(3H,s)1.23(3H,s)13 C-NMR(CDCl3溶液,TMS,δ) 180.9(s),152.4(s),138.4(s),128.0(d),126.8(d),
125.0(d),122.3(d),47.8(d),44.1(t),43.5(s),29.
5(q),29.0(q) 参考例4 1,1−ジメチル−3−ヒドロキシメチルインダン(I
I)の合成: 〔A〕水素化アルミニウムリチウム25g(0.66モル)
のエーテル(300m)溶液に3−カルボキシ−1,
1−ジメチルインダン(VIII)100g(0.53モル)と
エーテル(300m)の混合溶液を氷冷下1時間かけ
て滴下した。滴下終了後、1時間穏やかに加熱還流し
た。次いで、この反応混合物に水25m、15%水酸
化ナトリウム水溶液25m及び水75mを順に加え
ていき、過剰分の水素化アルミニウムリチウムをつぶし
た。生成してくる白色沈澱を吸引濾過で除き、この濾液
を減圧蒸留することにより目的物(II)89g(0.51モ
ル)を得た。収率96%。
0),115(15),91(11),77(7),63(5),51
(7),39(6) IR(液膜,cm-1) 3028,2960,1710,1482,1418,
1306,1228,928,7621 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS内部標準,δ) 12.07(1H,br s),7.40(1H,d,7),7.3〜7.1(3H,m),4.13
(1H,t,8),2.32(1H,dd,8,13),2.23(1H,dd,8,13),1.38
(3H,s)1.23(3H,s)13 C-NMR(CDCl3溶液,TMS,δ) 180.9(s),152.4(s),138.4(s),128.0(d),126.8(d),
125.0(d),122.3(d),47.8(d),44.1(t),43.5(s),29.
5(q),29.0(q) 参考例4 1,1−ジメチル−3−ヒドロキシメチルインダン(I
I)の合成: 〔A〕水素化アルミニウムリチウム25g(0.66モル)
のエーテル(300m)溶液に3−カルボキシ−1,
1−ジメチルインダン(VIII)100g(0.53モル)と
エーテル(300m)の混合溶液を氷冷下1時間かけ
て滴下した。滴下終了後、1時間穏やかに加熱還流し
た。次いで、この反応混合物に水25m、15%水酸
化ナトリウム水溶液25m及び水75mを順に加え
ていき、過剰分の水素化アルミニウムリチウムをつぶし
た。生成してくる白色沈澱を吸引濾過で除き、この濾液
を減圧蒸留することにより目的物(II)89g(0.51モ
ル)を得た。収率96%。
沸点:108℃/2.5mmHg MS(相対強度) 176(M+,28),161(12),145(100),143(2
9),128(23),117(13),105(6),91(11),
77(5) IR(液膜,cm-1) 3370,2956,2866,1482,1026,
759,7441 H-NMR(CDCl3,TMS,δ) 7.3〜7.1(4H,m),4.0〜3.8(2H,m),3.41(1H,m),2.13(1
H,dd,7,12),1.78(1H,dd,7,12),1.54(1H,br,s),1.36
(3H,s)1.21(3H,s)13 C-NMR(CDCl3,TMS,δ) 153.2(s),142.4(s),127.2(d),126.4(d),123.8(d),
122.3(d),66.1(t),44.9(d),44.9(t),43.0(s),29.9
(q),29.3(q) 〔B〕(1)3−カルボシキシ−1,1−ジメチルインダ
ン(VIII)100g(0.53モル)をメタノール(60m
)、ジクロロエタン(500m)の混合物に硫酸
(1.5m)を触媒として加え、10時間加熱還流を行
った。放冷したのち、水で希釈して有機層を分離した。
これを炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、乾燥してから
溶媒を除き、減圧蒸留により1,1−ジメチル−3−メ
トキシカルボニルインダン(IX)103g(0.50モル)
を得た。
9),128(23),117(13),105(6),91(11),
77(5) IR(液膜,cm-1) 3370,2956,2866,1482,1026,
759,7441 H-NMR(CDCl3,TMS,δ) 7.3〜7.1(4H,m),4.0〜3.8(2H,m),3.41(1H,m),2.13(1
H,dd,7,12),1.78(1H,dd,7,12),1.54(1H,br,s),1.36
(3H,s)1.21(3H,s)13 C-NMR(CDCl3,TMS,δ) 153.2(s),142.4(s),127.2(d),126.4(d),123.8(d),
122.3(d),66.1(t),44.9(d),44.9(t),43.0(s),29.9
(q),29.3(q) 〔B〕(1)3−カルボシキシ−1,1−ジメチルインダ
ン(VIII)100g(0.53モル)をメタノール(60m
)、ジクロロエタン(500m)の混合物に硫酸
(1.5m)を触媒として加え、10時間加熱還流を行
った。放冷したのち、水で希釈して有機層を分離した。
これを炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、乾燥してから
溶媒を除き、減圧蒸留により1,1−ジメチル−3−メ
トキシカルボニルインダン(IX)103g(0.50モル)
を得た。
収率95%。
沸点:118℃/5mmHg MS(相対強度) 204(M+,40),189(71),157(12),145(7
6),130(21),129(100),128(17),115(1
2),91(8) IR(液膜,cm-1) 2956,1743,1482,1167,7621 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS,δ) 7.4〜7.1(4H,m),4.10(1H,t,8),3.75(3H,s),2.31(1H,
dd,8,13),2.19(1H,dd,8,13),1.37(3H,s),1.21(3H,s)13 C-NMR(CDCl3,TMS,δ) 174(s),152(s),139(s),128(d),127(d),125(d),12
2(d),52(q),48(d),44(t),43(s),29.5(q),29(q) (2)この1,1−ジメチル−3−メトキシカルボニルイ
ンダン(IX)50g(0.24モル)と銅−クロム触媒5g
の混合物を100mオートクレーブに仕込んだ。水素
置換後、初期水素圧100kg/cm2として昇温を開始し
た。昇温開始30分後、反応温度は230℃となった。
同温度で8時間後に水素の吸収が止った。冷却後、常圧
に戻し触媒を濾別した。この濾液を減圧蒸留することに
より、目的物(II)35g(0.20モル)を得た。水素化
反応収率82%。
6),130(21),129(100),128(17),115(1
2),91(8) IR(液膜,cm-1) 2956,1743,1482,1167,7621 H-NMR(CDCl3溶媒,TMS,δ) 7.4〜7.1(4H,m),4.10(1H,t,8),3.75(3H,s),2.31(1H,
dd,8,13),2.19(1H,dd,8,13),1.37(3H,s),1.21(3H,s)13 C-NMR(CDCl3,TMS,δ) 174(s),152(s),139(s),128(d),127(d),125(d),12
2(d),52(q),48(d),44(t),43(s),29.5(q),29(q) (2)この1,1−ジメチル−3−メトキシカルボニルイ
ンダン(IX)50g(0.24モル)と銅−クロム触媒5g
の混合物を100mオートクレーブに仕込んだ。水素
置換後、初期水素圧100kg/cm2として昇温を開始し
た。昇温開始30分後、反応温度は230℃となった。
同温度で8時間後に水素の吸収が止った。冷却後、常圧
に戻し触媒を濾別した。この濾液を減圧蒸留することに
より、目的物(II)35g(0.20モル)を得た。水素化
反応収率82%。
実施例1 7,7−ジメチル−9−ヒドロキシメチルビシクロ
〔4.3.0〕ノナン(I)の合成: 1,1−ジメチル−3−ヒドロキシメチルインダン(I
I)11.3g(64ミリモル)、触媒5%ルテニウムカー
ボン含水品3g(エンゲルハルト社製)及びエタノール
30mを100mオートクレーブに仕込んだ。水素
置換後、初期水素圧を100kg/cm2として昇温を開始
した。昇温開始1時間後、反応温度は140℃となっ
た。同温度で7時間後に水素の吸収が止った。冷却後、
常圧に戻し、触媒を濾別した。この濾液を減圧蒸留によ
り、目的物(I)9.7g(53ミリモル)を得た。(収
率83%)。この化合物は、キャピラリーガスクロマト
グラフィー分析の結果、面積比59:41の2つのピー
クを主成分とする混合物であった。
〔4.3.0〕ノナン(I)の合成: 1,1−ジメチル−3−ヒドロキシメチルインダン(I
I)11.3g(64ミリモル)、触媒5%ルテニウムカー
ボン含水品3g(エンゲルハルト社製)及びエタノール
30mを100mオートクレーブに仕込んだ。水素
置換後、初期水素圧を100kg/cm2として昇温を開始
した。昇温開始1時間後、反応温度は140℃となっ
た。同温度で7時間後に水素の吸収が止った。冷却後、
常圧に戻し、触媒を濾別した。この濾液を減圧蒸留によ
り、目的物(I)9.7g(53ミリモル)を得た。(収
率83%)。この化合物は、キャピラリーガスクロマト
グラフィー分析の結果、面積比59:41の2つのピー
クを主成分とする混合物であった。
沸点:97℃/0.9mmHg 元素分析(C12H22Oとして): 分析値(%)C 79.10 H12.18 計算値(%)C 79.06 H12.16 MS(相対強度): 〔主成分59%ピーク〕 167(2),164(3),149(100),123(41),1
08(92),95(55),81(50),69(56),55(37),
41(51) 〔主成分41%ピーク〕 167(10),164(3),151(37),126(35),1
08(100),95(57),82(69),67(60),55(3
9),41(54) IR(液膜,cm-1):〔混合物〕 3340,2940,2873,1460,1369,
10211 H-NMR(CDCl3,TMS,δ):〔混合物〕 3.7〜3.4(2H,m),2.35〜2.0(3H,m),1.85〜1.15(11H,
m),0.98(3H,s),0.92(3H,s) 実施例2 ローズタイプ調合香料: (重量部) ヘキサノール 40 ローズオキサイド 5 シトラール 5 l−メントン 10 ステラリルアセテート 30 ゲラニオール 100 シトロネロール 200 フェニルエチルアルコール 390 オイゲノール 20 γ−メチルイオノン 50グアィアックウッド油 50 計 900 上記調合香料900部に本発明化合物(I)100部を
加えることにより、フレッシュでナチュナルな甘さの増
したローズタイプの調合香料が得られた。
08(92),95(55),81(50),69(56),55(37),
41(51) 〔主成分41%ピーク〕 167(10),164(3),151(37),126(35),1
08(100),95(57),82(69),67(60),55(3
9),41(54) IR(液膜,cm-1):〔混合物〕 3340,2940,2873,1460,1369,
10211 H-NMR(CDCl3,TMS,δ):〔混合物〕 3.7〜3.4(2H,m),2.35〜2.0(3H,m),1.85〜1.15(11H,
m),0.98(3H,s),0.92(3H,s) 実施例2 ローズタイプ調合香料: (重量部) ヘキサノール 40 ローズオキサイド 5 シトラール 5 l−メントン 10 ステラリルアセテート 30 ゲラニオール 100 シトロネロール 200 フェニルエチルアルコール 390 オイゲノール 20 γ−メチルイオノン 50グアィアックウッド油 50 計 900 上記調合香料900部に本発明化合物(I)100部を
加えることにより、フレッシュでナチュナルな甘さの増
したローズタイプの調合香料が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3/50
Claims (2)
- 【請求項1】下記式(I) で表わされる7,7−ジメチル−9−ヒドロキシメチル
ビシクロ〔4.3.0〕ノナン。 - 【請求項2】請求項1記載の7,7−ジメチル−9−ヒ
ドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナンを含有す
る香料組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053507A JPH0637410B2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 7,7―ジメチル―9―ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナン及びこれを含有する香料組成物 |
US07/483,881 US4959349A (en) | 1989-03-03 | 1990-02-23 | Indane derivative and perfumery composition comprising the same |
EP90104099A EP0385497A1 (en) | 1989-03-03 | 1990-03-02 | Indane derivative and perfumery composition comprising the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053507A JPH0637410B2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 7,7―ジメチル―9―ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナン及びこれを含有する香料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02233629A JPH02233629A (ja) | 1990-09-17 |
JPH0637410B2 true JPH0637410B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=12944734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1053507A Expired - Lifetime JPH0637410B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-06 | 7,7―ジメチル―9―ヒドロキシメチルビシクロ〔4.3.0〕ノナン及びこれを含有する香料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637410B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038443A1 (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-13 | Chisso Corporation | 液晶組成物および液晶表示素子 |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP1053507A patent/JPH0637410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02233629A (ja) | 1990-09-17 |
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