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JPH06332627A - 情報二次記録装置及び情報二次記録再生装置 - Google Patents

情報二次記録装置及び情報二次記録再生装置

Info

Publication number
JPH06332627A
JPH06332627A JP12292093A JP12292093A JPH06332627A JP H06332627 A JPH06332627 A JP H06332627A JP 12292093 A JP12292093 A JP 12292093A JP 12292093 A JP12292093 A JP 12292093A JP H06332627 A JPH06332627 A JP H06332627A
Authority
JP
Japan
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information
recording
recording medium
secondary recording
reproduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP12292093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyouya Tsutsui
京弥 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP12292093A priority Critical patent/JPH06332627A/ja
Publication of JPH06332627A publication Critical patent/JPH06332627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 例えば一次記録媒体20からの情報が入力さ
れる情報入力手段の機能を有する記録制御手段115
と、供給された情報を一時的に記録する一時記録手段1
14と、供給された情報を記録する二次記録媒体116
と、一時記録手段114及び二次記録媒体116の再生
制御を行う再生制御手段113(再生手段117も含
む)とを有し、記録制御手段115を通じて入力された
情報を一時記録手段114に一時記録した後、この一時
記録した情報を二次記録媒体116に書き込む。また、
一時記録手段114から二次記録媒体116への情報の
転送の際には二次記録媒体116での再生を妨げること
なく行うようにする。 【効果】 一次記録媒体から情報二次記録装置(情報二
次記録再生装置)への転送速度を高速化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用の情報記録装置
等に記録された情報が転送され、その情報を記録又は記
録再生する情報二次記録装置又は情報二次記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、先に、特願平5−633
45号の明細書及び図面において、半導体メモリ等で構
成された記録媒体を備えた情報記録装置から読み出され
た情報を、情報二次記録装置に転送する手段について提
案している。これによれば、高価とはなるが携帯性に優
れている情報記録装置を繰り返し使用することができ
る。ここで、情報二次記録装置に用いられる記録媒体と
しては記録容量が大きく、半導体メモリと比較して価格
の安い磁気ディスクや光磁気ディスクを用いることがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報二次記録
装置における記録媒体として上記磁気ディスクや光磁気
ディスク等を使用した場合、これらの記録媒体への書き
込み速度は情報記録装置の記録媒体の読み出し速度に比
較して非常に遅いため、情報記録装置から情報二次記録
装置への転送速度が、当該情報二次記録装置の記録媒体
への書き込み速度に拘束されてしまう。このため、情報
記録装置に新たな情報を記録しようと思っても、情報二
次記録装置への情報転送が完了するまで待たなければな
らず、すぐに情報記録装置を使用できないという問題が
あった。
【0004】そこで、本発明は、情報記録装置から情報
二次記録装置への転送速度を高速化することができる情
報二次記録装置及び情報二次記録再生装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために提案されたものであり、本発明の情報
二次記録装置は、外部からの情報が入力される情報入力
手段と、供給された情報を一時記録する一時記録手段
と、供給された情報を記録する二次記録手段、又は、二
次記録手段が挿着されると共に供給された情報を当該挿
着された二次記録手段に記録するための二次記録手段挿
着手段とを有し、上記情報入力手段を通じて入力された
情報を上記一時記録手段に一時記録した後、当該一時記
録した情報を上記二次記録記録手段又は上記二次記録手
段挿着手段に挿着された二次記録手段に書き込むように
したものである。
【0006】また、本発明の情報二次記録再生装置は、
外部からの情報が入力される情報入力手段と、供給され
た情報を一時記録する一時記録手段と、供給された情報
を記録する二次記録手段、又は、二次記録手段が挿着さ
れると共に供給された情報を当該挿着された二次記録手
段に送って記録するための二次記録手段挿着手段と、上
記一時記録手段及び、上記二次記録手段又は上記二次記
録手段に挿着された二次記録手段の再生制御を行う再生
制御手段とを有してなるものである。
【0007】ここで、本発明の情報二次記録再生装置に
おいて、上記一時記録手段から上記二次記録手段又は上
記二次記録手段装着手段に装着された二次記録手段への
情報の転送は、上記二次記録手段又は上記二次記録手段
装着手段に装着された二次記録手段での再生を妨げるこ
となく行うようにする。
【0008】また、本発明の情報二次記録装置や情報二
次記録再生装置の上記一時記録手段は、例えば半導体メ
モリによって構成されるものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、書き込み速度の速い記録媒体
(半導体メモリ)で構成された一時記録手段を設けるこ
とで、外部接続される例えば情報記録装置からの一時記
録手段への情報の高速転送を可能とし、これにより、情
報記録装置と情報二次記録装置との結合を即座に切り離
すことを可能としている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。
【0011】図1は、本発明実施例の情報二次記録再生
装置の概略構成構成を示している。なお、この図1の情
報二次記録再生装置は、本発明の情報二次記録装置の機
能も含むものである。
【0012】すなわち、本発明実施例の情報二次記録再
生装置60は、図1に示すように、外部(例えば一次記
録媒体20)からの情報が入力される情報入力手段とし
ての機能を有する記録制御手段115と、供給された情
報を一時的に記録する一時記録手段114と、供給され
た情報を記録する二次記録媒体116と、上記一時記録
手段114及び上記二次記録媒体116の再生制御を行
う再生制御手段113(再生手段117も含む)とを有
し、上記記録制御手段115を通じて入力された情報を
上記一時記録手段114に一時記録した後、当該一時記
録した情報を上記二次記録媒体116に書き込むように
したものである。
【0013】ここで、本実施例の情報二次記録再生装置
60は、上記一時記録手段114から上記二次記録媒体
116への情報の転送の際には上記二次記録媒体116
での再生を妨げることなく行うようにする。
【0014】なお、図1では、二次記録媒体116を情
報二次記録再生装置60内に内蔵しているが、この他
に、二次記録媒体を外部に設けるようにし、この外部の
二次記録媒体が挿着される二次記録媒体挿着手段を設け
ることも可能であり、この場合には上記一時記録手段1
14に一時記録した後読み出した情報を当該二次記録媒
体挿着手段を介して当該挿着された二次記録媒体に書き
込むようにする。また、この場合の再生制御手段113
は、当該二次記録媒体挿着手段に挿着された二次記録媒
体の再生制御をも行うことになる。
【0015】先ず、図1の具体的な構成の説明の前に、
図2に示す本実施例の情報記録再生装置と図3に示す一
次記録媒体の記録内容について説明する。
【0016】この図2において、一次記録媒体20の内
容は、使用者が再生選択手段12を用いて選択的に再生
することができる。なお、一次記録媒体20内の情報の
内容は特に限定されないが、本実施例では、例えばニュ
ース情報が音声情報とテキスト情報として記録され、さ
らにそれらにキーワード情報が付加されているものとし
て説明を行う。
【0017】ここで、使用者の選択に基づく上記再生選
択手段12からの選択情報は、制御手段13を介して情
報再生手段15に送られる。当該情報再生手段15は、
上記再生選択手段12からの選択情報に基づいて、上記
一次記録媒体20から任意の音声情報を選択して再生す
る。この選択されて再生された音声情報は、端子17を
介して例えばイアホンやスピーカ等の放音手段に送られ
る。
【0018】当該情報記録再生装置10の使用者は、こ
の放音手段からの音声を聞きながら、後々のためにバッ
クアップをとっておきたいと思う部分を情報選択手段1
1を通じて指定する。この情報選択手段11からの指定
情報は、制御手段13及び情報記録手段14を通じて、
フラグ情報として一次記録媒体20に記録される。
【0019】次に、上記一次記録媒体20の記録内容の
例を示した図3において、当該一次記録媒体20の最初
の番地には、この一次記録媒体20に幾つの情報が記録
されているかを示す数が記録されており、本実施例では
N個の情報が記録されていることになっている。
【0020】次の番地からは、これらN個の組の情報の
格納位置を示す格納情報S1 〜SNと、これらの情報を
二次記録媒体に記録すべきか否かを表すフラグ情報F1
〜F N が記録され、これらの後に例えばキーワード情報
1 〜KN と音声情報A1 〜AN とテキスト情報T1
N とからなるN個の組の情報が記録されている。
【0021】なお、上記格納情報Sは、具体的には、キ
ーワード情報先頭番地、キーワード情報終了番地、音声
情報先頭番地、音声情報終了番地、テキスト情報先頭番
地、テキスト情報終了番地とからなる。また、フラグ情
報Fは、具体的には、キーワード情報記録フラグ、音声
情報記録フラグ、テキスト情報記録フラグからなる。
【0022】ここで、上記フラグ情報Fは、その値が
“1”であればそれに対応する情報は二次記録媒体に記
録され、“1”でなければ(“0”であれば)記録され
ない、というように定めてあるものである。例えば、後
述する情報提供装置から一次記録媒体20に情報が転送
される時点では、フラグ情報Fは“0”に設定しておけ
ばよい。また、このフラグ情報F1 〜FN は、キーワー
ド情報K1 〜KN 、音声情報A1 〜AN 、テキスト情報
1 〜TN のそれぞれに対して持たせることができ、例
えば、上記情報記録再生装置10の使用者は、音声情報
Kに基づく音声を聞きながら、それに対応するテキスト
情報Tのみを後述する二次記録媒体に記録するよう指示
することも可能である。
【0023】なお、フラグ情報Fや格納情報S以外に
も、例えば、これらの情報が後述する情報提供装置から
転送された日時情報等も記録し、これを二次記録媒体に
記録できるようにして、以下に述べる情報二次記録再生
装置での再生,検索時にこれらの日時情報を利用するよ
うにすることももちろん可能である。
【0024】図1に戻って、以下に、本発明実施例の情
報二次記録再生装置60の具体的な構成の説明を行う。
【0025】この図1において、情報入力機能を持つ記
録制御手段115を通じて上記一次記録媒体20から読
み出された情報は、上記フラグ情報Fによって二次記録
媒体116へ記録するよう指定されている情報のみが一
時記録手段114に記録される。この時、記録制御手段
115は、一次記録媒体20から送られてきた格納情報
Sとフラグ情報Fに基づいて選択的に一時記録する時の
制御情報に基づいて一時記録手段114での格納情報S
Sを生成するが、こうして生成された格納情報SSも一
時記録手段114に記録する。
【0026】なお、必要な情報の上記一時記録手段11
4への記録が終了した時点で、上記一次記録媒体20と
当該情報二次記録再生装置60は切り離すことができ、
その一次記録媒体20を前記図2の情報記録再生装置1
0に装着して新たな情報を記録することが可能である。
【0027】ここで、一時記録手段114を、例えば半
導体メモリ等、高速に書き込みが完了する媒体を用いて
構成することにより、上記一次記録媒体20から当該情
報二次記録再生装置60に対する情報の転送は、非常に
短時間で終了させることができ、したがって、一次記録
媒体20には新たな情報を直ちに書き込むことができる
ようになる。
【0028】また、本実施例の記録制御手段115には
二次記録媒体116に対する記録手段が含まれており、
上記一時記録手段114に記録された情報は、当該記録
制御手段115によって上記二次記録媒体116へ転送
されるが、この転送に伴い、二次記録媒体116に対す
る格納情報Sが一時記録手段114に記録されている格
納情報SSに基づいて記録制御手段115によって生成
され、二次記録媒体116に記録される。
【0029】このようにして二次記録媒体116に記録
された情報は、検索手段111又は再生選択手段112
を通じて使用者によって指定された再生指定情報(検索
手段111からの再生指定情報又は再生選択手段112
からの再生指定情報)に基づいて、再生制御手段113
の制御下で再生手段117によって再生される。これに
より、二次記録媒体116に記録された情報から必要な
ものを容易に再生することができる。なお、上記再生手
段117からの再生出力は、端子118からも出力され
る。
【0030】ただし、上記再生制御手段113が一時記
録手段114に対する再生制御をも可能としておくこと
により、当該情報二次記録再生装置60による再生,検
索を一時記録手段114への記録完了後直ちに開始する
ことも可能となる。この場合、記録制御手段115は、
再生制御手段113の制御のもとに、一時記録手段11
4から二次記録媒体116への情報の転送を、再生,検
索の処理の妨げにならないように行なう。このために
は、例えばこの情報の転送を一連の再生,検索の処理が
行なわれていない時に実行すれば良い。
【0031】ここで、上述した実施例では、一次記録媒
体20内の情報の内容として、例えばニュース情報等の
音声情報を例に挙げているが、この情報の内容は、音声
情報のみに限らず、例えば、音声情報と共に、テキスト
情報、映像情報等を含む様々な情報とすることができ、
特に限定されるものではない。
【0032】このように、記録媒体から再生される再生
情報が、例えば上記テキスト情報や映像情報の場合に
は、例えば液晶ディスプレイ等からなる上記表示手段に
表示することができ、同時に、再生情報が、例えば音声
情報の場合には前述同様に放音手段等に出力することが
できる。
【0033】また、一次記録媒体20の種類も、本発明
では特に限定せず様々な記録媒体を使用することができ
るが、特に、高速に情報のコピーが可能で、かつランダ
ムアクセスが容易で携帯性にも優れた半導体メモリを使
用することが好ましい。
【0034】次に、図4は、上述の情報記録再生装置1
0及び一次記録媒体20の概略的な外観を示している。
また、図5には、本実施例の情報提供装置50の外観を
示している。なお、この図4,図5では、記録媒体の情
報内容として、音声情報、テキスト情報、映像情報等を
扱う場合を例に挙げている。
【0035】図4において、本実施例の一次記録媒体2
0には情報提供装置結合端子21が設けられており、こ
の情報提供装置結合端子21を通じて、図5の情報提供
装置50から情報記録再生装置10内に設置された記録
媒体に情報をコピーすることができる。
【0036】また、図4の情報記録再生装置10には、
例えば液晶ディスプレイ等の表示手段34と、例えばボ
タン或いはタッチスイッチ等からなり図2の再生選択手
段12及び情報選択手段11の両機能を備える選択手段
31とが装備されており、上記表示手段34には当該情
報記録再生装置10内に記録された情報の内容を表示す
ることができるようになっている。このように、この図
4の装置10では、一次記録媒体20からから再生され
る再生情報が、例えば上記テキスト情報や映像情報の場
合には上記表示手段34に表示され、再生情報が例えば
音声情報の場合にはイアホン32等に出力される。
【0037】当該情報記録再生装置10の使用者は、上
記表示手段34に示された情報内容やイアホン32から
の音に基づいて、上記ボタン等の選択手段31を用いて
必要な情報を選択的に再生することができる。
【0038】なお、図4には描かれていないが、もちろ
ん上記イアホン32の代わりに、或いはイアホン32に
加えてスピーカを装備するようにしていてもよく、その
場合にはスピーカに上記音声情報の再生結果を出力する
ようにしても良い。さらに、再生情報は、図4には描か
れていないが、外部端子を使用して外部のCRT(陰極
線管)や外部のスピーカ等に接続するようにしてもよ
い。
【0039】また、図4の例では、一次記録媒体20は
着脱可能になっているが、情報記録再生装置10の内部
に固定的に設置されているようにしてもよい。
【0040】図5は、本発明実施例の情報提供装置の概
略的な外観を示している。
【0041】この図5において、情報提供装置50内に
は、記録媒体が設置され、この記録媒体に情報が記録さ
れている。この図5では省略されているが、当該記録媒
体に記録する情報は、有線又は無線等による情報伝達手
段によって送信されるようにすることが好ましい。もち
ろん、記録済みの記録媒体を挿入するようにしても良
い。
【0042】この図5の情報提供装置50には、記録さ
れている情報の内容や価格等を表示する複数の表示手段
54と、各表示手段54に対応して何れの情報を情報提
供装置50から出力するかを選択する出力選択手段51
とが装備されており、これにより情報入手希望者は欲し
い情報を選択することができる。情報の入手は、情報提
供装置50の挿入排出口56に自分のもっている情報記
録再生装置10又は情報記録装置を挿入し、コピーを受
けることによって実現される。
【0043】図6は、上述した図1の情報二次記録再生
装置60の具体的な外観を示している。
【0044】この情報二次記録再生装置60の一次記録
媒体挿入口63に図4の一次記録媒体20を挿入し、当
該一次記録媒体20に記録された情報の内容を、内部に
設置された二次記録媒体(図1の二次記録媒体116)
に転送することができる。
【0045】また、この情報二次記録再生装置60に
も、前述同様の表示手段64やスピーカ65が設けら
れ、使用者の選択手段61(図1の再生選択手段112
及び検索手段111の両機能を備える)による選択に基
づいた情報を、これら表示手段64やスピーカ65に出
力することができる。
【0046】なお、この図6の例では、上記二次記録媒
体(116)を当該情報二次記録再生装置60内に固定
した構成となっているが、これはもちろん、着脱可能で
あってもよい。この場合は、二次記録媒体挿着手段が設
けられる。
【0047】このように、二次記録媒体(116)に記
録された内容は、後々、繰り返し再生したり、必要なも
のを検索して再生することができることになる。
【0048】また、必ずしも上述のように、情報二次記
録再生装置60として記録機能と再生機能が一体化され
ている必要は無く、例えば、情報二次記録装置によって
着脱可能な二次記録媒体に記録された情報を別の再生装
置によって繰り返し再生したり、検索を行ったりするよ
うにしてもよい。
【0049】図7には他の構成例の情報記録再生装置4
0の概略構成を示す。
【0050】この図7において、例えば情報受信手段2
14を通じて外部から受信された例えば音声情報は、情
報分割手段215に送られる。当該情報分割手段215
は、音声情報の内容に基づいて、当該送られてきた音声
情報を時間的に分割し、この分割された音声情報毎に情
報記録手段216を通じて一次記録媒体217に記録す
る。ここで、上述したように、音声情報を時間的に分割
するという意味は、一次記録媒体217へ記録する場合
の格納情報を発生させるという意味であり、一次記録媒
体217の記録の様子を図8に示す。
【0051】この図8では、格納情報Sとフラグ情報F
の個数の最大値が予め定められており、これらの格納情
報S1 〜SN 及びフラグ情報F1 〜FN からなる格納領
域も予め定められた範囲に収まるようになっている。な
お、この図8の場合、格納情報Sは音声情報先頭番地と
音声情報終了番地とからなり、フラグ情報Fは音声情報
記録フラグからなる。
【0052】ここで、最初の音声情報A1 は、上記格納
領域の直後から記録される。なお、情報の分割を行うに
当たっては、例えば一定時間以上の無音部を検出し、こ
の無音部で上記情報を分割することができる。また、情
報送信時に予め、情報の区切り毎に特定周波数の音を一
定の時間入れておき、これを検出することで実現するよ
うにしてもよい。
【0053】このようにして、一旦、情報が上記一次記
録媒体217に記録されてしまった後は、この他の構成
例の装置は図2の実施例の装置と同様に動作する。
【0054】すなわち、図7に戻って、一次記録媒体2
17の内容は、使用者が再生選択手段212を用いて選
択的に再生することができ、当該使用者の選択に基づく
上記再生選択手段212からの選択情報は、制御手段2
13を介して情報再生手段218に送られる。当該情報
再生手段218は、上記再生選択手段12からの選択情
報に基づいて、上記一次記録媒体217から任意の音声
情報を選択して再生する。この選択されて再生された音
声情報は、端子220を介して例えばイアホンやスピー
カ等の放音手段に送られる。
【0055】また、当該情報記録再生装置40の使用者
は、この放音手段からの音声を聞きながら、後々のため
にバックアップをとっておきたいと思う部分を情報選択
手段211を通じて指定する。この情報選択手段211
からの指定情報は、制御手段213及び情報記録手段2
16を通じて、フラグ情報として一次記録媒体217に
記録される。
【0056】なお、この図7の情報記録再生装置40で
は、一次記録媒体217からの情報は端子221から直
接取り出されるようにもなっている。
【0057】上述した図7の構成例でも、上記情報受信
手段214に受信される情報は、上述した音声情報に限
らず、映像信号等であってもよい。したがって、一次記
録媒体217にはこれら映像信号等も記録される。この
ような、一次記録媒体217から再生される再生情報
が、例えば上記テキスト情報や映像情報の場合には、例
えば液晶ディスプレイ等からなる上記表示手段に表示す
ることができ、同時に、再生情報が、例えば音声情報の
場合には前述同様に放音手段等に出力することができ
る。
【0058】また、一次記録媒体217の種類も、先に
述べた実施例同様に、様々な記録媒体を使用することが
できる、特に、高速に情報のコピーが可能で、かつラン
ダムアクセスが容易で携帯性にも優れた半導体メモリを
使用することが好ましい。
【0059】図9は、上述した図7に示した他の構成例
の情報記録再生装置40の概略的な外観を示したもので
ある。
【0060】この図9に示す情報記録再生装置40は、
例えばラジオ受信機の機能をも有し、このためアンテナ
42が配設されており、このアンテナ42を通じて外部
から音声情報等が送られてくる。また、この図9に示す
情報記録再生装置40には、前記図6に示した情報二次
記録再生装置60との間を接続するための情報二次記録
再生装置結合端子43と、表示用の表示手段44と、図
7の再生選択手段212及び情報選択手段211の両機
能を備える選択手段41も設けられ、さらにイアホン3
2も接続可能となっている。なお、この図9の情報記録
再生装置40では、一次記録媒体(図7の一次記録媒体
217)は、当該装置40内部に実装されている。ただ
し、これらの二つの条件は必ずしも同時にみたされる必
要はない。
【0061】上述したように、本発明の実施例によれ
ば、情報記録再生装置(携帯記録装置)の使用者がその
情報の再生時などに保存の必要な情報を選択する選択手
段を設け、その選択情報によって指定された情報のみを
記録媒体へ転送することにより、容易に必要な情報を保
存することを可能にしている。
【0062】なお、本実施例で用いられる一次記録媒体
への情報の入力手段としては、以上の実施例の他にも多
数あり、例えば、情報変換機能付きの記録装置、マイク
ロホンからの入力の信号をA/D(アナログ/ディジタ
ル)変換して記録するような装置を使って音声等の情報
を記録するという方法もあるが、これらは全て本発明の
対象となる。
【0063】また、一次記録媒体への情報記録を行う記
録装置に、時計機能を設け、この時計記録からの記録の
行われた日時情報も記録し、これにより情報内容の検索
を容易にすることも可能である。
【0064】さらに、上述した実施例では、情報記録装
置に記録された情報を一部だけを情報二次記録再生装置
(情報二次記録装置)に記録する場合を示しているが、
本発明は、全ての情報を情報二次記録再生装置(情報二
次記録装置)へ記録する場合にも勿論適用可能である。
【0065】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、一次記録装置(情報記録装置)から情報二
次記録装置又は情報二次記録再生装置へ転送する際に、
その結合を極短時間で切り離すことができ、情報記録装
置に新しい情報を書き込むことが可能になる。また上述
のように、その内容を情報二次記録装置又は情報二次記
録再生装置で即座にバックアップをとって容易に繰り返
して使用できるため、手持ちの情報記録装置の数を増や
さず、例えば手持ちの情報記録装置が一つだけであって
もそれを有効に使用できる。そのため、どの情報記録装
置にどのような情報が記録されているかということに煩
わされず、管理を行なう上でも容易になる。
【0066】さらに、本発明によれば、情報二次記録再
生装置での情報検索、再生を、情報二次記録再生装置内
の二次記録媒体への書き込みが終了する前に開始するこ
とができ、情報検索、再生を行なう上で便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の情報二次記録再生装置の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図2】本実施例の情報記録再生装置の概略構成を示す
ブロック回路図である。
【図3】本実施例の一次記録媒体への記録内容を説明す
るための図である。
【図4】本実施例の情報記録再生装置の概略的な外観を
示す斜視図である。
【図5】本実施例の情報提供装置の概略的な外観を示す
斜視図である。
【図6】本実施例の情報二次記録再生装置の概略的な外
観を示す斜視図である。
【図7】他の構成例の情報記録再生装置の概略構成を示
すブロック回路図である。
【図8】他の構成例における一次記録媒体への記録内容
を説明するための図である。
【図9】他の構成例の情報記録再生装置の概略的な外観
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,40・・・・・・・情報記録再生装置 11,211・・・・・・情報選択手段 12,212,112・・・・再生選択手段 13,213・・・・・・制御手段 14,216・・・・・・情報記録手段 15,218・・・・・・情報再生手段 20・・・・・・・・・・一次記録媒体 32・・・・・・・・・・イアホン 34,54,64,44・・・表示手段 31,41,51,61・・・選択手段 42・・・・・・・・・・アンテナ 50・・・・・・・・・・情報提供装置 60・・・・・・・・・・情報二次記録再生装置 65・・・・・・・・・・スピーカ 111・・・・・・・・・検索手段 112・・・・・・・・・再生選択手段 113・・・・・・・・・再生制御手段 114・・・・・・・・・一時記録手段 115・・・・・・・・・記録制御手段 116・・・・・・・・・二次記録媒体 117・・・・・・・・・再生手段 214・・・・・・・・・情報受信手段 215・・・・・・・・・情報分割手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの情報が入力される情報入力手
    段と、 供給された情報を一時記録する一時記録手段と、 供給された情報を記録する二次記録手段、又は、二次記
    録手段が挿着されると共に供給された情報を当該挿着さ
    れた二次記録手段に記録するための二次記録手段挿着手
    段とを有し、 上記情報入力手段を通じて入力された情報を上記一時記
    録手段に一時記録した後、当該一時記録した情報を上記
    二次記録手段又は上記二次記録手段挿着手段に挿着され
    た二次記録手段に書き込むことを特徴とする情報二次記
    録装置。
  2. 【請求項2】 上記一時記録手段は半導体メモリによっ
    て構成されることを特徴とする請求項1記載の情報二次
    記録装置。
  3. 【請求項3】 外部からの情報が入力される情報入力手
    段と、 供給された情報を一時記録する一時記録手段と、 供給された情報を記録する二次記録手段、又は、二次記
    録手段が挿着されると共に供給された情報を当該挿着さ
    れた二次記録手段に送って記録するための二次記録手段
    挿着手段と、 上記一時記録手段及び、上記二次記録手段又は上記二次
    記録手段に挿着された二次記録手段の再生制御を行う再
    生制御手段とを有することを特徴とする情報二次記録再
    生装置。
  4. 【請求項4】 上記一時記録手段から上記二次記録手段
    又は上記二次記録手段装着手段に装着された二次記録手
    段への情報の転送は、上記二次記録手段又は上記二次記
    録手段装着手段に装着された二次記録手段の再生を妨げ
    ることなく行うことを特徴とする請求項3記載の情報二
    次記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記一時記録手段は、半導体メモリによ
    って構成されることを特徴とする請求項3又は4記載の
    情報二次記録再生手装置。
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