JPH06324666A - 文字発生装置 - Google Patents
文字発生装置Info
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- JPH06324666A JPH06324666A JP5109063A JP10906393A JPH06324666A JP H06324666 A JPH06324666 A JP H06324666A JP 5109063 A JP5109063 A JP 5109063A JP 10906393 A JP10906393 A JP 10906393A JP H06324666 A JPH06324666 A JP H06324666A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】低消費電力化及びLSI化に適した文字発生装
置を提供することである。 【構成】CPUインタフェース及びフォント入力FIF
O,ベクターブロック,FIFO,ラスターブロック,
ドットメモリ、及びクロック供給制御回路を備えた文字
発生装置。 【効果】文字発生装置において、装置全体の消費電力を
低下させ、更に、文字発生装置を使ったシステム全体の
消費電力を低下させることができる。
置を提供することである。 【構成】CPUインタフェース及びフォント入力FIF
O,ベクターブロック,FIFO,ラスターブロック,
ドットメモリ、及びクロック供給制御回路を備えた文字
発生装置。 【効果】文字発生装置において、装置全体の消費電力を
低下させ、更に、文字発生装置を使ったシステム全体の
消費電力を低下させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータグラフィ
ックス分野の文字図形発生装置において、特に、ベクト
ル形式で表された文字図形の輪郭データをラスタ形式の
データに変換する文字図形発生装置に関する。
ックス分野の文字図形発生装置において、特に、ベクト
ル形式で表された文字図形の輪郭データをラスタ形式の
データに変換する文字図形発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のサイズの文字や、回転,斜体等の
文字を出力する方法として、文字の輪郭情報で構成され
たアウトラインフォントデータをドットフォントデータ
に変換する装置がある。アウトラインフォントデータ
は、文字の輪郭上の点を座標値で表したデータと、デー
タの属性を示すフラグデータ等から構成されている。こ
のアウトラインフォントデータを文字フォントとしてR
OM又は外部記憶装置に持ち、指定された出力サイズに
したがってアフィン変換と呼ばれる座標変換演算を行
い、また、文字の曲線を美しく出力するために、曲線補
間により曲線上の座標データに座標変換演算して出力す
る。さらに、座標変換された座標データ間をドットでラ
インを発生し、発生された文字のアウトライン内部を塗
り潰してドットフォントに変換して出力する文字発生装
置がある。
文字を出力する方法として、文字の輪郭情報で構成され
たアウトラインフォントデータをドットフォントデータ
に変換する装置がある。アウトラインフォントデータ
は、文字の輪郭上の点を座標値で表したデータと、デー
タの属性を示すフラグデータ等から構成されている。こ
のアウトラインフォントデータを文字フォントとしてR
OM又は外部記憶装置に持ち、指定された出力サイズに
したがってアフィン変換と呼ばれる座標変換演算を行
い、また、文字の曲線を美しく出力するために、曲線補
間により曲線上の座標データに座標変換演算して出力す
る。さらに、座標変換された座標データ間をドットでラ
インを発生し、発生された文字のアウトライン内部を塗
り潰してドットフォントに変換して出力する文字発生装
置がある。
【0003】図8は、本出願人が先に出願した特願平2
−19052号、「文字発生装置」に記載した上記アウ
トラインフォントデータをドットフォントデータに変換
する一連の処理を行う文字発生用LSI、アウトライン
フォントプロセッサ(OFP)80の内部ブロック構成例
である。
−19052号、「文字発生装置」に記載した上記アウ
トラインフォントデータをドットフォントデータに変換
する一連の処理を行う文字発生用LSI、アウトライン
フォントプロセッサ(OFP)80の内部ブロック構成例
である。
【0004】OFP80は、ホストインタフェース81及び
ホストインタフェース内部にあるフォント入力FIFO
82,アフィン変換ブロック及び線幅補正ブロックから成
るブロック83,FIFO84,曲線補間ブロック85,FI
FO86,ライン発生ブロック87,ドットメモリ88,塗り
潰しBitBLTブロック89,ページメモリインタフェ
ース90から構成されている。ホストインタフェース81か
らは、システム側のシステムバスに接続されるアドレス
バス,データバス,制御信号群が出力される。内部デー
タバス91は、システムデータバスに接続されている。更
に、フォント入力FIFO82からアフィン変換ブロック
及び線幅補正ブロックから成るブロック83に対してデー
タバス92が接続されている。また、ページメモリインタ
フェース90からは、システム側のページメモリコントロ
ーラに接続されるアドレスバス,データバス,制御信号
群が出力される。
ホストインタフェース内部にあるフォント入力FIFO
82,アフィン変換ブロック及び線幅補正ブロックから成
るブロック83,FIFO84,曲線補間ブロック85,FI
FO86,ライン発生ブロック87,ドットメモリ88,塗り
潰しBitBLTブロック89,ページメモリインタフェ
ース90から構成されている。ホストインタフェース81か
らは、システム側のシステムバスに接続されるアドレス
バス,データバス,制御信号群が出力される。内部デー
タバス91は、システムデータバスに接続されている。更
に、フォント入力FIFO82からアフィン変換ブロック
及び線幅補正ブロックから成るブロック83に対してデー
タバス92が接続されている。また、ページメモリインタ
フェース90からは、システム側のページメモリコントロ
ーラに接続されるアドレスバス,データバス,制御信号
群が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の文字発生装
置では、上記アウトラインフォントデータをドットフォ
ントデータに変換する一連の処理に必要な機能をそれぞ
れ一モジュール単位で行っている。この文字発生装置の
例では、モジュールとして、アフィン変換ブロック及び
線幅補正ブロックから成るブロック83と、曲線補間ブロ
ック85と、ライン発生ブロック87と、塗り潰しBitB
LTブロック89の四つのモジュールから構成されてい
る。
置では、上記アウトラインフォントデータをドットフォ
ントデータに変換する一連の処理に必要な機能をそれぞ
れ一モジュール単位で行っている。この文字発生装置の
例では、モジュールとして、アフィン変換ブロック及び
線幅補正ブロックから成るブロック83と、曲線補間ブロ
ック85と、ライン発生ブロック87と、塗り潰しBitB
LTブロック89の四つのモジュールから構成されてい
る。
【0006】そこで、例えば、この文字発生装置におい
て、アフィン変換及び線幅補正を実行しないモードの場
合、入力されたアウトラインフォントデータは、フォン
ト入力FIFO82からアフィン変換ブロック及び線幅補
正ブロック83を経由してFIFO84に転送される。この
とき、ホストインタフェース81は、機能しないアフィン
変換ブロック及び線幅補正ブロック83に対してクロック
を常に供給している。また、他の機能を実行しないモー
ドにおいても、機能しないモジュールに対してクロック
を常に供給している。
て、アフィン変換及び線幅補正を実行しないモードの場
合、入力されたアウトラインフォントデータは、フォン
ト入力FIFO82からアフィン変換ブロック及び線幅補
正ブロック83を経由してFIFO84に転送される。この
とき、ホストインタフェース81は、機能しないアフィン
変換ブロック及び線幅補正ブロック83に対してクロック
を常に供給している。また、他の機能を実行しないモー
ドにおいても、機能しないモジュールに対してクロック
を常に供給している。
【0007】更に、上記一つのモジュールが、複数のモ
ジュールから構成されている場合、モードによっては機
能しないモジュールが存在する。例えば、曲線補間ブロ
ック85において、曲線上に発生する座標点の数を一定に
する固定モードと、曲線の形状や長さによって曲線上に
発生する最適な座標点の数を決める判定モードがある場
合、固定モードを指定したとき、判定モードで動作する
モジュールは機能しない。このとき、曲線補間モジュー
ルは、機能しない判定モード時に動作するモジュールに
対して、クロックを常に供給している。
ジュールから構成されている場合、モードによっては機
能しないモジュールが存在する。例えば、曲線補間ブロ
ック85において、曲線上に発生する座標点の数を一定に
する固定モードと、曲線の形状や長さによって曲線上に
発生する最適な座標点の数を決める判定モードがある場
合、固定モードを指定したとき、判定モードで動作する
モジュールは機能しない。このとき、曲線補間モジュー
ルは、機能しない判定モード時に動作するモジュールに
対して、クロックを常に供給している。
【0008】更に、上記文字発生装置に対して、有効な
データが入力されるまでの間、あるいは、入力された有
効なデータを処理し終わった後も、各モジュールに対し
て、クロックを常に供給している。
データが入力されるまでの間、あるいは、入力された有
効なデータを処理し終わった後も、各モジュールに対し
て、クロックを常に供給している。
【0009】更に、モジュール間のデータの受渡しにお
いても、モジュールが待ち状態になっても、各モジュー
ルに対して、クロックを常に供給している。
いても、モジュールが待ち状態になっても、各モジュー
ルに対して、クロックを常に供給している。
【0010】したがって、上記文字発生装置は、モード
あるいは処理状態によっては機能しないモジュールに対
して、常にクロックを供給していることから、文字発生
装置全体の消費電力が高くなり、比較的低価格で低消費
電力を目標としたシステムにおいては、システム全体に
占める文字発生装置の消費コストがかかる。
あるいは処理状態によっては機能しないモジュールに対
して、常にクロックを供給していることから、文字発生
装置全体の消費電力が高くなり、比較的低価格で低消費
電力を目標としたシステムにおいては、システム全体に
占める文字発生装置の消費コストがかかる。
【0011】そこで、上記システムにおける文字発生装
置において、モードによっては、機能しないモジュール
が存在し、消費電力の面でその割合が大きいことに着目
した。すなわち、機能しないモジュールに対して、クロ
ックの供給を止めることによって、文字発生装置全体の
消費電力を低下させることができる。
置において、モードによっては、機能しないモジュール
が存在し、消費電力の面でその割合が大きいことに着目
した。すなわち、機能しないモジュールに対して、クロ
ックの供給を止めることによって、文字発生装置全体の
消費電力を低下させることができる。
【0012】本発明の目的は、文字の輪郭情報で構成さ
れたアウトラインフォントデータをドットフォントデー
タに変換する文字発生装置において、システムの低消費
電力化に適した文字発生装置を提供することである。
れたアウトラインフォントデータをドットフォントデー
タに変換する文字発生装置において、システムの低消費
電力化に適した文字発生装置を提供することである。
【0013】また、本発明の他の目的は、LSI化に適
した上記文字発生装置を提供することである。
した上記文字発生装置を提供することである。
【0014】また、本発明の他の目的は、上記文字発生
装置に限らず、上記同様なアーキテクチャで構成された
データ処理装置において、システムの低消費電力化に適
したデータ処理装置を提供することである。
装置に限らず、上記同様なアーキテクチャで構成された
データ処理装置において、システムの低消費電力化に適
したデータ処理装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による文字発生装置は、文字の輪郭情報で構
成されたアウトラインフォントデータをドットフォント
データに変換する際に、複数のモードを備え、モードで
指定された変換を実行するために、複数のモジュールで
構成され、モードによって動作しないモジュールの機能
を停止するようにしたものである。
に、本発明による文字発生装置は、文字の輪郭情報で構
成されたアウトラインフォントデータをドットフォント
データに変換する際に、複数のモードを備え、モードで
指定された変換を実行するために、複数のモジュールで
構成され、モードによって動作しないモジュールの機能
を停止するようにしたものである。
【0016】上記の文字発生装置において、変換するモ
ード情報を文字発生装置内部のレジスタに格納してお
き、そのモード情報から、モードによって動作しないモ
ジュールの機能を停止するようにしたものである。
ード情報を文字発生装置内部のレジスタに格納してお
き、そのモード情報から、モードによって動作しないモ
ジュールの機能を停止するようにしたものである。
【0017】上記の文字発生装置において、変換するモ
ード情報を文字発生装置外部からの信号として、スタン
バイ端子を複数備え、そのモード情報から、モードによ
って動作しないモジュールの機能を停止するようにした
ものである。
ード情報を文字発生装置外部からの信号として、スタン
バイ端子を複数備え、そのモード情報から、モードによ
って動作しないモジュールの機能を停止するようにした
ものである。
【0018】上記の文字発生装置において、入力された
データが処理されるべき有効なデータかを判断する手段
を備え、有効なデータが入力されるまでは各モジュール
の機能を停止して、有効なデータが入力されたら各モジ
ュールの機能を動作状態にして、有効なデータの処理が
終了したら再び各モジュールの機能を停止するようにし
たものである。
データが処理されるべき有効なデータかを判断する手段
を備え、有効なデータが入力されるまでは各モジュール
の機能を停止して、有効なデータが入力されたら各モジ
ュールの機能を動作状態にして、有効なデータの処理が
終了したら再び各モジュールの機能を停止するようにし
たものである。
【0019】上記の文字発生装置において、各モジュー
ル間のデータの受渡しは、一つのモジュールと一つのモ
ジュールの間に連結されたFIFOで行われ、渡す側の
モジュールがFIFOにデータをライトするとき、FI
FOがフルでライトできない場合、あるいは、受ける側
のモジュールがFIFOからデータをリードするとき、
FIFOがエンプティでリードできない場合、その判断
手段を備え、モジュールの機能を停止するようにしたも
のである。
ル間のデータの受渡しは、一つのモジュールと一つのモ
ジュールの間に連結されたFIFOで行われ、渡す側の
モジュールがFIFOにデータをライトするとき、FI
FOがフルでライトできない場合、あるいは、受ける側
のモジュールがFIFOからデータをリードするとき、
FIFOがエンプティでリードできない場合、その判断
手段を備え、モジュールの機能を停止するようにしたも
のである。
【0020】
【作用】上記の手段によれば、文字の輪郭情報で構成さ
れたアウトラインフォントデータをドットフォントデー
タに変換する文字発生装置において、変換するモードを
複数備え、モードで指定された変換を実行するために、
複数のモジュールで構成され、モードによって動作しな
いモジュールの機能を停止することから、文字発生装置
の消費電力を著しく低下させることができる。
れたアウトラインフォントデータをドットフォントデー
タに変換する文字発生装置において、変換するモードを
複数備え、モードで指定された変換を実行するために、
複数のモジュールで構成され、モードによって動作しな
いモジュールの機能を停止することから、文字発生装置
の消費電力を著しく低下させることができる。
【0021】上記の手段によれば、変換するモード情報
を文字発生装置内部のレジスタに格納しておき、そのモ
ード情報により、モードによって動作しないモジュール
の機能を停止することから、ユーザはパワーセーブを意
識することなく、特に、文字発生装置内部の細部モジュ
ールに対して消費電力を低下させることができる。
を文字発生装置内部のレジスタに格納しておき、そのモ
ード情報により、モードによって動作しないモジュール
の機能を停止することから、ユーザはパワーセーブを意
識することなく、特に、文字発生装置内部の細部モジュ
ールに対して消費電力を低下させることができる。
【0022】上記の手段によれば、変換するモード情報
を文字発生装置外部からの信号として、スタンバイ端子
を複数備え、そのモード情報により、モードによって動
作しないモジュールの機能を停止することから、ユーザ
は、意識的に大きなパワーセーブが期待でき、特に、文
字発生装置内部の大きなモジュールに対して消費電力を
低下させることができる。
を文字発生装置外部からの信号として、スタンバイ端子
を複数備え、そのモード情報により、モードによって動
作しないモジュールの機能を停止することから、ユーザ
は、意識的に大きなパワーセーブが期待でき、特に、文
字発生装置内部の大きなモジュールに対して消費電力を
低下させることができる。
【0023】上記の手段によれば、入力されたデータが
処理されるべき有効なデータかを判断する手段を備え、
有効なデータが入力されるまでは各モジュールの機能を
停止して、有効なデータが入力されたら各モジュールの
機能を動作状態にして、有効なデータの処理が終了した
ら再び各モジュールの機能を停止することから、文字発
生装置に対して、有効なデータの有無で自動的にパワー
セーブが実現でき、文字発生装置を含むシステム全体の
消費電力を低下させることができる。
処理されるべき有効なデータかを判断する手段を備え、
有効なデータが入力されるまでは各モジュールの機能を
停止して、有効なデータが入力されたら各モジュールの
機能を動作状態にして、有効なデータの処理が終了した
ら再び各モジュールの機能を停止することから、文字発
生装置に対して、有効なデータの有無で自動的にパワー
セーブが実現でき、文字発生装置を含むシステム全体の
消費電力を低下させることができる。
【0024】上記の手段によれば、各モジュール間のデ
ータの受渡しは、一つのモジュールと一つのモジュール
の間に連結されたFIFOで行われ、渡す側のモジュー
ルがFIFOにデータをライトするとき、FIFOがフ
ルでライトできない場合、あるいは、受ける側のモジュ
ールがFIFOからデータをリードするとき、FIFO
がエンプティでリードできない場合、その判断手段を備
え、モジュールの機能を停止することから、データの処
理が行われている期間においても、パワーセーブが実現
でき、文字発生装置の消費電力を低下することができ
る。
ータの受渡しは、一つのモジュールと一つのモジュール
の間に連結されたFIFOで行われ、渡す側のモジュー
ルがFIFOにデータをライトするとき、FIFOがフ
ルでライトできない場合、あるいは、受ける側のモジュ
ールがFIFOからデータをリードするとき、FIFO
がエンプティでリードできない場合、その判断手段を備
え、モジュールの機能を停止することから、データの処
理が行われている期間においても、パワーセーブが実現
でき、文字発生装置の消費電力を低下することができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0026】図7に、文字の輪郭情報で構成されたアウ
トラインフォントデータをドットフォントデータに変換
する文字発生装置を用いたシステム構成例を示す。アド
レスバス,データバス、及び制御信号群からなるシステ
ムバス77には、CPU71,システムメモリ72,文字発生
装置 1,フォントメモリ73,プリンタ74,キーボード7
5、及びディスプレイ76が接続されている。このシステ
ムは、主に低価格ワードプロセッサや、CRTシステ
ム,情報パーソナル機器等に用いられる。例えば、CP
U 1は、フォントメモリ73からアウトラインフォントデ
ータを読みだし、文字発生装置 1に対して書き込む。文
字発生装置 1は、書き込まれたアウトラインフォントデ
ータを順次ドットフォントデータに変換して、内蔵され
たドットメモリに展開する。CPU71は、文字発生装置
1のドットメモリに展開されたドットフォントデータを
読みだし、プリンタ74やディスプレイ76に対して転送
し、印刷あるいは表示する。
トラインフォントデータをドットフォントデータに変換
する文字発生装置を用いたシステム構成例を示す。アド
レスバス,データバス、及び制御信号群からなるシステ
ムバス77には、CPU71,システムメモリ72,文字発生
装置 1,フォントメモリ73,プリンタ74,キーボード7
5、及びディスプレイ76が接続されている。このシステ
ムは、主に低価格ワードプロセッサや、CRTシステ
ム,情報パーソナル機器等に用いられる。例えば、CP
U 1は、フォントメモリ73からアウトラインフォントデ
ータを読みだし、文字発生装置 1に対して書き込む。文
字発生装置 1は、書き込まれたアウトラインフォントデ
ータを順次ドットフォントデータに変換して、内蔵され
たドットメモリに展開する。CPU71は、文字発生装置
1のドットメモリに展開されたドットフォントデータを
読みだし、プリンタ74やディスプレイ76に対して転送
し、印刷あるいは表示する。
【0027】図2は、本発明を適用した文字発生装置 1
のブロック図である。なお、本装置は、これに限定する
必要はなく、マイクロコンピュータ及びマイクロコンピ
ュータ周辺機器としてLSI化した単体素子であって
も、システム化した装置であってもよい。
のブロック図である。なお、本装置は、これに限定する
必要はなく、マイクロコンピュータ及びマイクロコンピ
ュータ周辺機器としてLSI化した単体素子であって
も、システム化した装置であってもよい。
【0028】ここで、文字発生装置 1は、CPUインタ
フェース 2及びCPUインタフェース 2内部にあるフォ
ント入力FIFO 3,ベクターブロック 4,FIFO
5,ラスターブロック 6,ドットメモリ 7から構成され
ている。この文字発生装置は、機能別に大きくわけて、
ベクターブロック 4と、ラスターブロック 6の二つのモ
ジュールで構成されている。CPUインタフェース 2か
らは、システムバスに接続されるアドレスバス,データ
バス,制御信号群が入出力される。また、制御信号群の
中には、文字発生装置に対して、アウトラインフォント
データをドットフォントデータに変換するいくつかのモ
ード情報を伝えるために、スタンバイ端子STBY1
N,STBY2Nがある。
フェース 2及びCPUインタフェース 2内部にあるフォ
ント入力FIFO 3,ベクターブロック 4,FIFO
5,ラスターブロック 6,ドットメモリ 7から構成され
ている。この文字発生装置は、機能別に大きくわけて、
ベクターブロック 4と、ラスターブロック 6の二つのモ
ジュールで構成されている。CPUインタフェース 2か
らは、システムバスに接続されるアドレスバス,データ
バス,制御信号群が入出力される。また、制御信号群の
中には、文字発生装置に対して、アウトラインフォント
データをドットフォントデータに変換するいくつかのモ
ード情報を伝えるために、スタンバイ端子STBY1
N,STBY2Nがある。
【0029】この文字発生装置 1では、データバス D0
〜D15から入力されたアウトラインフォントデータは、
フォント入力FIFO 3、及びローカルデータバス C
D0〜CD15を経由して、ベクターブロック 4に送られ
る。ベクターブロック 4で処理されたデータは、FIF
O 5を経由して、ラスターブロック 6へ送られる。ラス
ターブロック 6で処理されたデータは、ドットフォント
データとしてドットメモリ 7に展開される。ベクターブ
ロック 4及びラスターブロック 6で実行される処理につ
いては後で説明する。
〜D15から入力されたアウトラインフォントデータは、
フォント入力FIFO 3、及びローカルデータバス C
D0〜CD15を経由して、ベクターブロック 4に送られ
る。ベクターブロック 4で処理されたデータは、FIF
O 5を経由して、ラスターブロック 6へ送られる。ラス
ターブロック 6で処理されたデータは、ドットフォント
データとしてドットメモリ 7に展開される。ベクターブ
ロック 4及びラスターブロック 6で実行される処理につ
いては後で説明する。
【0030】次に、本発明における文字発生装置の動作
について説明する。
について説明する。
【0031】図1は、文字発生装置 1に供給されるクロ
ックCLKとデータバス D1〜D15を経由して文字発生
装置内部のnビットのモードレジスタ11に書き込まれた
モード情報から、文字発生装置内部のモジュールに供給
するクロックを制御する方式を示すブロック図である。
12は、CLKとモード情報11から、モジュールに対して
供給するクロックを制御するクロック供給制御回路であ
る。クロック供給制御回路12から各モジュールに対して
クロックCLK1及びCLK2が供給されている。
ックCLKとデータバス D1〜D15を経由して文字発生
装置内部のnビットのモードレジスタ11に書き込まれた
モード情報から、文字発生装置内部のモジュールに供給
するクロックを制御する方式を示すブロック図である。
12は、CLKとモード情報11から、モジュールに対して
供給するクロックを制御するクロック供給制御回路であ
る。クロック供給制御回路12から各モジュールに対して
クロックCLK1及びCLK2が供給されている。
【0032】まず始めに説明するモジュール1 13は、
図2におけるベクターブロック 4であり、モジュール2
14は、図2におけるラスターブロック 6である。例え
ば、モードレジスタ11に書き込まれたモード情報が、文
字発生装置に入力されたアウトラインフォントデータに
対して、ベクターブロック 4の処理を行わないモードで
あれば、クロック供給制御回路12はベクターブロック 4
に対してクロックCLK1を供給しない。ただし、フォ
ント入力FIFO 3からベクターブロック 4を経由して
FIFO 5へ転送するために必要な最小限のクロックは
供給する。また、ラスターブロック 6の処理を行わない
モードにおいても同様である。
図2におけるベクターブロック 4であり、モジュール2
14は、図2におけるラスターブロック 6である。例え
ば、モードレジスタ11に書き込まれたモード情報が、文
字発生装置に入力されたアウトラインフォントデータに
対して、ベクターブロック 4の処理を行わないモードで
あれば、クロック供給制御回路12はベクターブロック 4
に対してクロックCLK1を供給しない。ただし、フォ
ント入力FIFO 3からベクターブロック 4を経由して
FIFO 5へ転送するために必要な最小限のクロックは
供給する。また、ラスターブロック 6の処理を行わない
モードにおいても同様である。
【0033】次に、図1で説明したクロック供給制御方
式を更にベクターブロック 4の内部、あるいは、ラスタ
ーブロック 6の内部に適用した例を説明する。
式を更にベクターブロック 4の内部、あるいは、ラスタ
ーブロック 6の内部に適用した例を説明する。
【0034】図3は、ベクターブロック 4に供給される
クロックCLK1とnビットのモード情報11から、ベク
ターブロック内部のモジュールに供給するクロックを制
御するブロック図である。31は、CLK1とモード情報
11から、モジュールに対して供給するクロックを制御す
るクロック供給制御回路である。クロック供給制御回路
31から各モジュールに対してクロックCLKA,CLK
B,CLKC、及びCLKDが供給されている。ベクタ
ーブロックにおけるモジュールは、文字の拡大,縮小,
回転等の座標変換を行うアフィン変換モジュール32と、
出力する文字サイズに応じて、文字を構成しているすべ
ての線の幅を補正する線幅補正モジュール33と、曲線デ
ータに関してショートベクトルで曲線を発生する曲線補
間モジュール34と、アウトラインフォントデータを構成
しているループの先頭データに関してドットメモリ 7上
に展開する際のドットメモリ 7のアドレスを計算するア
ドレス計算モジュール35である。また、この四つのモジ
ュールは、加減算器,乗算器,レジスタファイル等で構
成された演算部(エグゼキューションユニット)36を共
用してデータを変換する。
クロックCLK1とnビットのモード情報11から、ベク
ターブロック内部のモジュールに供給するクロックを制
御するブロック図である。31は、CLK1とモード情報
11から、モジュールに対して供給するクロックを制御す
るクロック供給制御回路である。クロック供給制御回路
31から各モジュールに対してクロックCLKA,CLK
B,CLKC、及びCLKDが供給されている。ベクタ
ーブロックにおけるモジュールは、文字の拡大,縮小,
回転等の座標変換を行うアフィン変換モジュール32と、
出力する文字サイズに応じて、文字を構成しているすべ
ての線の幅を補正する線幅補正モジュール33と、曲線デ
ータに関してショートベクトルで曲線を発生する曲線補
間モジュール34と、アウトラインフォントデータを構成
しているループの先頭データに関してドットメモリ 7上
に展開する際のドットメモリ 7のアドレスを計算するア
ドレス計算モジュール35である。また、この四つのモジ
ュールは、加減算器,乗算器,レジスタファイル等で構
成された演算部(エグゼキューションユニット)36を共
用してデータを変換する。
【0035】図4は、ラスターブロック 6に供給される
クロックCLK2とnビットのモード情報11から、ラス
ターブロック内部のモジュールに供給するクロックを制
御するブロック図である。41は、CLK2とモード情報
11から、モジュールに対して供給するクロックを制御す
るクロック供給制御回路である。クロック供給制御回路
41から各モジュールに対してクロックCLKE,CLK
F、及びCLKGが供給されている。ラスターブロック
におけるモジュールは、座標データ間をドットでライン
を発生するライン発生モジュール42と、ライン発生モジ
ュールにより生成された文字のアウトライン内部を塗り
潰す塗り潰しモジュール43と、文字を展開するドットメ
モリの制御及びドットメモリをクリアするドットメモリ
制御・クリアモジュール44である。また、この三つのモ
ジュールは、加減算器,レジスタファイル等で構成され
たエグゼキューションユニット45を共用してデータを変
換する。
クロックCLK2とnビットのモード情報11から、ラス
ターブロック内部のモジュールに供給するクロックを制
御するブロック図である。41は、CLK2とモード情報
11から、モジュールに対して供給するクロックを制御す
るクロック供給制御回路である。クロック供給制御回路
41から各モジュールに対してクロックCLKE,CLK
F、及びCLKGが供給されている。ラスターブロック
におけるモジュールは、座標データ間をドットでライン
を発生するライン発生モジュール42と、ライン発生モジ
ュールにより生成された文字のアウトライン内部を塗り
潰す塗り潰しモジュール43と、文字を展開するドットメ
モリの制御及びドットメモリをクリアするドットメモリ
制御・クリアモジュール44である。また、この三つのモ
ジュールは、加減算器,レジスタファイル等で構成され
たエグゼキューションユニット45を共用してデータを変
換する。
【0036】ここで、例えば、図3において、モード情
報11が、ベクターブロックに入力されたデータに対し
て、線幅補正を行わないモードであれば、クロック供給
制御回路31は、線幅補正モジュール33に対して、クロッ
クCLKBを供給しない。また、他のモジュールや、図
4におけるモジュールについても同様である。
報11が、ベクターブロックに入力されたデータに対し
て、線幅補正を行わないモードであれば、クロック供給
制御回路31は、線幅補正モジュール33に対して、クロッ
クCLKBを供給しない。また、他のモジュールや、図
4におけるモジュールについても同様である。
【0037】次に、図2において、文字発生装置 1の入
力端子として入力されているSTBY1N,STBY2
N信号により、クロックの供給を制御する例を説明す
る。この例では、先に述べた比較的大きなモジュールに
対してクロックの供給を制御するものである。モジュー
ルはベクターブロック 4及びラスターブロック 6であ
り、クロック供給制御回路は、CPUインタフェース 2
内部にあるものとする。
力端子として入力されているSTBY1N,STBY2
N信号により、クロックの供給を制御する例を説明す
る。この例では、先に述べた比較的大きなモジュールに
対してクロックの供給を制御するものである。モジュー
ルはベクターブロック 4及びラスターブロック 6であ
り、クロック供給制御回路は、CPUインタフェース 2
内部にあるものとする。
【0038】表1は、文字発生装置 1において、アウト
ラインフォントデータをドットフォントデータに変換す
る際の変換モードの情報をSTBY1N及びSTBY2
N信号として入力したときの文字発生装置内部の状態と
その処理内容について表したものである。
ラインフォントデータをドットフォントデータに変換す
る際の変換モードの情報をSTBY1N及びSTBY2
N信号として入力したときの文字発生装置内部の状態と
その処理内容について表したものである。
【0039】
【表1】
【0040】STBY1N=1,STBY2N=1のと
きは、CPUインタフェース 2は、ベクターブロック 4
及びラスターブロック 6の両方に対してクロックを供給
して動作状態にする。このときの文字発生装置 1の処理
内容は、両方のブロックが機能する通常処理を実行す
る。また、STBY1N=0,STBY2N=1のとき
は、CPUインタフェース 2は、ベクターブロック 4に
対してクロックの供給を止めて、ラスターブロックに対
してクロックを供給する。したがって、ベクターブロッ
クは停止状態になり、ラスターブロックは動作状態とな
る。このときの文字発生装置 1の処理内容は、ベクター
ブロックが機能しないベクターブロック転送モード処理
を実行する。また、STBY1N=1,STBY2N=
0のときは、CPUインタフェース 2は、ベクターブロ
ック 4に対してクロックを供給し、ラスターブロック 6
に対してクロックの供給を止める。したがって、ベクタ
ーブロックは動作状態になり、ラスターブロックは停止
状態になる。このときの文字発生装置 1の処理内容は、
ラスターブロックが機能しないラスターブロック転送モ
ード処理を実行する。ただし、転送に必要な最小限のク
ロックは供給する。また、STBY1N=0,STBY
2N=0のときは、CPUインタフェース 2は、ベクタ
ーブロック4及びラスターブロック 6の両方に対してク
ロックの供給を止めて停止状態にする。このときの文字
発生装置 1の処理内容は、両方のブロックの機能が停止
するスタンバイ状態となる。
きは、CPUインタフェース 2は、ベクターブロック 4
及びラスターブロック 6の両方に対してクロックを供給
して動作状態にする。このときの文字発生装置 1の処理
内容は、両方のブロックが機能する通常処理を実行す
る。また、STBY1N=0,STBY2N=1のとき
は、CPUインタフェース 2は、ベクターブロック 4に
対してクロックの供給を止めて、ラスターブロックに対
してクロックを供給する。したがって、ベクターブロッ
クは停止状態になり、ラスターブロックは動作状態とな
る。このときの文字発生装置 1の処理内容は、ベクター
ブロックが機能しないベクターブロック転送モード処理
を実行する。また、STBY1N=1,STBY2N=
0のときは、CPUインタフェース 2は、ベクターブロ
ック 4に対してクロックを供給し、ラスターブロック 6
に対してクロックの供給を止める。したがって、ベクタ
ーブロックは動作状態になり、ラスターブロックは停止
状態になる。このときの文字発生装置 1の処理内容は、
ラスターブロックが機能しないラスターブロック転送モ
ード処理を実行する。ただし、転送に必要な最小限のク
ロックは供給する。また、STBY1N=0,STBY
2N=0のときは、CPUインタフェース 2は、ベクタ
ーブロック4及びラスターブロック 6の両方に対してク
ロックの供給を止めて停止状態にする。このときの文字
発生装置 1の処理内容は、両方のブロックの機能が停止
するスタンバイ状態となる。
【0041】次に、図2に示す文字発生装置 1におい
て、有効なデータが入力されるまでと、有効なデータの
処理期間中、及び処理終了後のクロックの供給制御につ
いて説明する。図5は、文字発生装置 1に供給されるク
ロックCLKと入力されるアウトラインフォントデータ
51から文字発生装置内部のモジュールに対して供給する
クロックを制御する方式を示すブロック図である。52
は、クロックCLKと、アウトラインフォントデータの
処理されるべき有効なデータ51から各モジュールに対し
て供給するクロックを制御するクロック供給制御回路で
ある。クロック供給制御回路52からモジュール1 53及
びモジュール2 54に対して、クロックCLK1及びク
ロックCLK2が供給されている。ここで、モジュール
1 53は、先に述べたように、ベクターブロック 4であ
り、モジュール2 54は、ラスターブロック 6である。
クロック供給制御回路52は、CPUインタフェース 2内
部にあるものとする。ここで、クロック供給制御回路52
は、入力されたアウトラインフォントデータの処理する
べき有効なデータ51を検知すると、それまでベクターブ
ロック 4及びラスターブロック 6に対してクロックの供
給を止めていたのを解除し、クロックを供給する。ベク
ターブロック 4及びラスターブロック 6は、入力された
データを逐次処理し、有効なデータを処理し終わると、
クロック供給制御回路52は、ベクターブロック 4及びラ
スターブロック 6に対してクロックの供給を止める。ま
た、図5に示すクロック供給制御方式は、図3及び図4
に示すベクターブロック及びラスターブロックにおいて
も同様に適用できる。更に、細かい制御もできる。例え
ば、図3に示すクロック供給制御回路31は、入力された
アウトラインフォントデータの曲線データを検知する
と、それまで曲線補間モジュール34に対してクロックの
供給を止めていたのを解除し、クロックを供給する。曲
線データの処理が終わったら、再びクロックの供給を止
める。
て、有効なデータが入力されるまでと、有効なデータの
処理期間中、及び処理終了後のクロックの供給制御につ
いて説明する。図5は、文字発生装置 1に供給されるク
ロックCLKと入力されるアウトラインフォントデータ
51から文字発生装置内部のモジュールに対して供給する
クロックを制御する方式を示すブロック図である。52
は、クロックCLKと、アウトラインフォントデータの
処理されるべき有効なデータ51から各モジュールに対し
て供給するクロックを制御するクロック供給制御回路で
ある。クロック供給制御回路52からモジュール1 53及
びモジュール2 54に対して、クロックCLK1及びク
ロックCLK2が供給されている。ここで、モジュール
1 53は、先に述べたように、ベクターブロック 4であ
り、モジュール2 54は、ラスターブロック 6である。
クロック供給制御回路52は、CPUインタフェース 2内
部にあるものとする。ここで、クロック供給制御回路52
は、入力されたアウトラインフォントデータの処理する
べき有効なデータ51を検知すると、それまでベクターブ
ロック 4及びラスターブロック 6に対してクロックの供
給を止めていたのを解除し、クロックを供給する。ベク
ターブロック 4及びラスターブロック 6は、入力された
データを逐次処理し、有効なデータを処理し終わると、
クロック供給制御回路52は、ベクターブロック 4及びラ
スターブロック 6に対してクロックの供給を止める。ま
た、図5に示すクロック供給制御方式は、図3及び図4
に示すベクターブロック及びラスターブロックにおいて
も同様に適用できる。更に、細かい制御もできる。例え
ば、図3に示すクロック供給制御回路31は、入力された
アウトラインフォントデータの曲線データを検知する
と、それまで曲線補間モジュール34に対してクロックの
供給を止めていたのを解除し、クロックを供給する。曲
線データの処理が終わったら、再びクロックの供給を止
める。
【0042】最後に、図6は、図2に示す文字発生装置
1において、ベクターブロック 4とラスターブロック 6
の間に連結されたFIFO 5でデータの受渡しが行われ
る際のクロック供給制御方式について説明するための図
である。
1において、ベクターブロック 4とラスターブロック 6
の間に連結されたFIFO 5でデータの受渡しが行われ
る際のクロック供給制御方式について説明するための図
である。
【0043】ベクターブロック 4で処理されたデータは
FIFO 5へ書き込まれる。このとき、データは、ベク
ターブロック 4からの書き込み信号WRITEによって
順次書き込まれる。そこで、FIFO 5がフル(いっぱ
いの状態)になったとき、FIFO 5は、書き込み不可
信号WRITE BUSYをアクティブにする。このW
RITE BUSYを受けて、クロック供給制御回路61
は、ベクターブロック4に対してクロックCLKVの供
給を止める。また、FIFO 5からのデータの読みだし
により、WRITE BUSYがインアクティブになる
と、クロックの供給を再開する。
FIFO 5へ書き込まれる。このとき、データは、ベク
ターブロック 4からの書き込み信号WRITEによって
順次書き込まれる。そこで、FIFO 5がフル(いっぱ
いの状態)になったとき、FIFO 5は、書き込み不可
信号WRITE BUSYをアクティブにする。このW
RITE BUSYを受けて、クロック供給制御回路61
は、ベクターブロック4に対してクロックCLKVの供
給を止める。また、FIFO 5からのデータの読みだし
により、WRITE BUSYがインアクティブになる
と、クロックの供給を再開する。
【0044】ラスターブロック 6は、FIFO 5からデ
ータを読みだす。このとき、データは、ラスターブロッ
ク 6からの読みだし信号READによって順次読みださ
れる。そこで、FIFO 5がエンプティ(空の状態)に
なったとき、FIFO 5は、読みだし不可信号READ
BUSYをアクティブにする。このREAD BUS
Yを受けて、クロック供給制御回路62は、ラスターブロ
ック 6に対してクロックCLKRの供給を止める。ま
た、FIFO 5へのデータの書き込みにより、READ
BUSYがインアクティブになると、クロックの供給
を再開する。
ータを読みだす。このとき、データは、ラスターブロッ
ク 6からの読みだし信号READによって順次読みださ
れる。そこで、FIFO 5がエンプティ(空の状態)に
なったとき、FIFO 5は、読みだし不可信号READ
BUSYをアクティブにする。このREAD BUS
Yを受けて、クロック供給制御回路62は、ラスターブロ
ック 6に対してクロックCLKRの供給を止める。ま
た、FIFO 5へのデータの書き込みにより、READ
BUSYがインアクティブになると、クロックの供給
を再開する。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、文字の輪郭情報で構成
されたアウトラインフォントデータをドットフォントデ
ータに変換する文字発生装置において、文字発生装置の
消費電力を著しく低下させることができる。
されたアウトラインフォントデータをドットフォントデ
ータに変換する文字発生装置において、文字発生装置の
消費電力を著しく低下させることができる。
【0046】更に、文字発生装置を使ったシステム全体
の消費電力を低下させることができる。
の消費電力を低下させることができる。
【図1】クロック供給制御方式の説明図である。
【図2】文字発生装置のブロック図である。
【図3】ベクターブロックにおけるクロック供給方式の
説明図である。
説明図である。
【図4】ラスターブロックにおけるクロック供給方式の
説明図である。
説明図である。
【図5】クロック供給制御方式の説明図である。
【図6】クロック供給制御方式の説明図である。
【図7】文字発生装置を使用したシステム構成図であ
る。
る。
【図8】文字発生装置のブロック図である。
1…文字発生装置、2…CPUインタフェース、3…フ
ォント入力FIFO、4…ベクターブロック、5…FI
FO、6…ラスターブロック、7…ドットメモリ、12
…クロック供給制御回路。
ォント入力FIFO、4…ベクターブロック、5…FI
FO、6…ラスターブロック、7…ドットメモリ、12
…クロック供給制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 和子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 和田 弘士 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 佐藤 裕子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 白根 弘晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 西本 和久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 林 繁夫 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体事業部内
Claims (5)
- 【請求項1】文字の輪郭情報で構成されたアウトライン
フォントデータをドットフォントデータに変換する文字
発生装置において、変換するモードを複数備え、モード
で指定された変換を実行するために、複数のモジュール
で構成され、モードによって動作しないモジュールの機
能を停止することを特徴とする文字発生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の文字発生装置において、変
換するモード情報を文字発生装置内部のレジスタに格納
しておき、そのモード情報から、モードによって動作し
ないモジュールの機能を停止することを特徴とする文字
発生装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の文字発生装置におい
て、変換するモード情報を文字発生装置外部からの信号
としてスタンバイ端子を複数備え、そのモード情報か
ら、モードによって動作しないモジュールの機能を停止
することを特徴とする文字発生装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
文字発生装置において、入力されたデータが処理される
べき有効なデータかを判断する手段を備え、有効なデー
タが入力されるまでは各モジュールの機能を停止して、
有効なデータが入力されたら各モジュールの機能を動作
状態にして、有効なデータの処理が終了したら再び各モ
ジュールの機能を停止することを特徴とする文字発生装
置。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
文字発生装置において、各モジュール間のデータの受渡
しは、一つのモジュールと一つのモジュールの間に連結
されたFIFOで行なわれ、渡す側のモジュールがFI
FOにデータをライトするとき、FIFOがフルでライ
トできない場合、あるいは、受ける側のモジュールがF
IFOからデータをリードするとき、FIFOがエンプ
ティでリードできない場合、その判断手段を備え、モジ
ュールの機能を停止することを特徴とする文字発生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109063A JPH06324666A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 文字発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109063A JPH06324666A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 文字発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06324666A true JPH06324666A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14500662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5109063A Pending JPH06324666A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 文字発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06324666A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003077201A1 (fr) * | 2002-03-14 | 2003-09-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de restitution graphique tridimensionnelle |
JP2006163700A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Kyocera Mita Corp | 描画処理装置及びプログラム |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP5109063A patent/JPH06324666A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003077201A1 (fr) * | 2002-03-14 | 2003-09-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de restitution graphique tridimensionnelle |
US6950106B2 (en) | 2002-03-14 | 2005-09-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 3-dimensional graphic plotting apparatus |
JP2006163700A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Kyocera Mita Corp | 描画処理装置及びプログラム |
JP4624087B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2011-02-02 | 京セラミタ株式会社 | 描画処理装置及びプログラム |
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