JPH06317231A - 電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射装置 - Google Patents
電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射装置Info
- Publication number
- JPH06317231A JPH06317231A JP10682493A JP10682493A JPH06317231A JP H06317231 A JPH06317231 A JP H06317231A JP 10682493 A JP10682493 A JP 10682493A JP 10682493 A JP10682493 A JP 10682493A JP H06317231 A JPH06317231 A JP H06317231A
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- Japan
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- fuel
- fuel injection
- gas
- valve
- electromagnetic
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C13/00—Fibre or filament compositions
- C03C13/04—Fibre optics, e.g. core and clad fibre compositions
- C03C13/041—Non-oxide glass compositions
- C03C13/043—Chalcogenide glass compositions
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的簡単な構造で、燃料の微粒化が充分に得
られるようにした電磁式燃料噴射弁を提供すること。 【構成】燃料供給口1からの燃料通路に気体供給口10
からの気体通路を設け、燃料噴射孔9から噴射される燃
料中に気泡が混合されるようにしたもの。この気泡は、
燃料が燃料噴射孔9から吸気管内に噴射されたとき膨張
して破裂し、燃料を充分に微粒化する。 【効果】簡単な構造で燃料を効果的に微粒化でき、エン
ジンの燃焼状態を充分に改善することができる。
られるようにした電磁式燃料噴射弁を提供すること。 【構成】燃料供給口1からの燃料通路に気体供給口10
からの気体通路を設け、燃料噴射孔9から噴射される燃
料中に気泡が混合されるようにしたもの。この気泡は、
燃料が燃料噴射孔9から吸気管内に噴射されたとき膨張
して破裂し、燃料を充分に微粒化する。 【効果】簡単な構造で燃料を効果的に微粒化でき、エン
ジンの燃焼状態を充分に改善することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の吸気通路に
設置され、吸入空気中に燃料を噴射して混合気を得るた
めの電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射装置に係り、特に自
動車用エンジンに好適な電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射
装置に関する。
設置され、吸入空気中に燃料を噴射して混合気を得るた
めの電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射装置に係り、特に自
動車用エンジンに好適な電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸気管内燃料噴射方式のエンジンで良好
な混合気を得、燃焼状態を改善するためには、噴射され
た燃料が充分に微粒化されることが条件となる。そこ
で、従来から、気体を用いて噴射燃料の微粒化を図る方
法について種々の提案がされており、例えば特開平4−
159453号公報では、ノズルから噴射された燃料に
空気を衝突させて微粒化を行う技術について開示してい
る。
な混合気を得、燃焼状態を改善するためには、噴射され
た燃料が充分に微粒化されることが条件となる。そこ
で、従来から、気体を用いて噴射燃料の微粒化を図る方
法について種々の提案がされており、例えば特開平4−
159453号公報では、ノズルから噴射された燃料に
空気を衝突させて微粒化を行う技術について開示してい
る。
【0003】一方、吸気管内に噴射された燃料の微粒化
については何も開示していないが、エンジンの燃焼室内
への燃料の噴射を空気により行なうようにした技術につ
いては、例えば特表昭63−500319号に開示があ
る。
については何も開示していないが、エンジンの燃焼室内
への燃料の噴射を空気により行なうようにした技術につ
いては、例えば特表昭63−500319号に開示があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、燃料
の微粒化を充分に達成することができるが、構造が複雑
化するのを抑える点について充分に配慮がされていると
は言えず、燃料に気体を衝突させる部分の構造が複雑で
精密さが要求されるので、コストアップになってしまう
という問題があった。本発明の目的は、比較的簡単な構
造で燃料の微粒化が充分に得られるようにした燃料噴射
弁及び燃料噴射装置を提供することにある。
の微粒化を充分に達成することができるが、構造が複雑
化するのを抑える点について充分に配慮がされていると
は言えず、燃料に気体を衝突させる部分の構造が複雑で
精密さが要求されるので、コストアップになってしまう
という問題があった。本発明の目的は、比較的簡単な構
造で燃料の微粒化が充分に得られるようにした燃料噴射
弁及び燃料噴射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、弁装置及び
燃料噴射孔の少なくとも一方からなる噴射量計量機構の
上流側に気体供給通路を設け、弁が開いたとき、気体が
混合された燃料が燃料噴射孔に供給されるようにして達
成される。
燃料噴射孔の少なくとも一方からなる噴射量計量機構の
上流側に気体供給通路を設け、弁が開いたとき、気体が
混合された燃料が燃料噴射孔に供給されるようにして達
成される。
【0006】
【作用】燃料噴射弁が開かれると、燃料は燃料噴射孔へ
向けて流れる。このとき気体供給通路は、燃料中に気体
が混合されるように働く。そして、この燃料に混合され
た気体は燃料の圧力により小さな気泡として燃料中に存
在しているが、弁装置の上流側では燃料の圧力降下は比
較的少ないので、この燃料中に存在する気泡は、まだ小
さいままである。燃料の圧力は弁装置から燃料噴射孔の
間で圧力降下するが、このとき燃料中に存在する気泡は
燃料の圧力が下がるに従い大きくなる。そして燃料が燃
料噴射孔から噴射されたとき、燃料の圧力は大きく低下
し、この結果、気泡の大きさは最大になり、ついで破裂
して燃料の噴射先である吸気管内の空気と混合する。
向けて流れる。このとき気体供給通路は、燃料中に気体
が混合されるように働く。そして、この燃料に混合され
た気体は燃料の圧力により小さな気泡として燃料中に存
在しているが、弁装置の上流側では燃料の圧力降下は比
較的少ないので、この燃料中に存在する気泡は、まだ小
さいままである。燃料の圧力は弁装置から燃料噴射孔の
間で圧力降下するが、このとき燃料中に存在する気泡は
燃料の圧力が下がるに従い大きくなる。そして燃料が燃
料噴射孔から噴射されたとき、燃料の圧力は大きく低下
し、この結果、気泡の大きさは最大になり、ついで破裂
して燃料の噴射先である吸気管内の空気と混合する。
【0007】この過程で、燃料は、気泡の膨張に従い薄
い膜状にされ、その後、気泡が破裂するときの運動エネ
ルギーを受けるので、充分に微粒化されることになる。
い膜状にされ、その後、気泡が破裂するときの運動エネ
ルギーを受けるので、充分に微粒化されることになる。
【0008】従って、噴射量計量機構の上流側に気体供
給通路を設けるという、比較的簡単な構造で、噴射され
た燃料の微粒化を効果的に得ることができる。
給通路を設けるという、比較的簡単な構造で、噴射され
た燃料の微粒化を効果的に得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明について、図示の実施例により
詳細に説明する。図1は、本発明による電磁式燃料噴射
弁の第一の実施例で、燃料噴射弁全体をAで表わしてあ
り、図において、1は供給口で、燃料は燃料供通路から
この供給口1を通って噴射弁の内部に供給され、常時ノ
ズル部2まで達しているようになっている。
詳細に説明する。図1は、本発明による電磁式燃料噴射
弁の第一の実施例で、燃料噴射弁全体をAで表わしてあ
り、図において、1は供給口で、燃料は燃料供通路から
この供給口1を通って噴射弁の内部に供給され、常時ノ
ズル部2まで達しているようになっている。
【0010】ノズル部2の内部には弁体3が設けられて
いるが、その先端である弁体先端部4は、通常はスプリ
ング5によって弁座6に押し付けられており、弁が閉じ
た状態になっているが、ソレノイド7に駆動信号が供給
されると、中にある鉄心が励磁されるので、弁体3に結
合されているプランジャが吸引され、弁体3が弁座6か
ら離れるので、燃料が燃料噴射孔9から噴射されるよう
になっている。
いるが、その先端である弁体先端部4は、通常はスプリ
ング5によって弁座6に押し付けられており、弁が閉じ
た状態になっているが、ソレノイド7に駆動信号が供給
されると、中にある鉄心が励磁されるので、弁体3に結
合されているプランジャが吸引され、弁体3が弁座6か
ら離れるので、燃料が燃料噴射孔9から噴射されるよう
になっている。
【0011】このとき、弁体3の移動距離は、弁体側位
置決め部材11が固定側位置決め部材12に当接するこ
とにより位置決めされる。一方、10は気体供給通路の
気体供給口で、常時、気体供給源から、空気などの所定
の気体が所定の圧力で供給されており、従って、供給口
1を通って噴射弁の内部に供給される燃料には気体が混
合されている。
置決め部材11が固定側位置決め部材12に当接するこ
とにより位置決めされる。一方、10は気体供給通路の
気体供給口で、常時、気体供給源から、空気などの所定
の気体が所定の圧力で供給されており、従って、供給口
1を通って噴射弁の内部に供給される燃料には気体が混
合されている。
【0012】図3は、図1に示した本発明による電磁式
燃料噴射弁Aを用いた内燃機関の電磁式燃料噴射装置の
一実施例で、この燃料噴射弁Aは、エンジン13の吸気
弁14へ向けて吸気管17に取り付けられており、コン
トロールユニット22により制御されるようになってい
る。燃料は、燃料タンク20から燃料ポンプ21により
加圧されて燃料噴射弁Aの燃料供給口1に供給されてお
り、他方、燃料に混合される気体は、圧力供給源25か
ら副流量計24とエアダンパー26を通って燃料噴射弁
Aの気体供給口10に供給されている。
燃料噴射弁Aを用いた内燃機関の電磁式燃料噴射装置の
一実施例で、この燃料噴射弁Aは、エンジン13の吸気
弁14へ向けて吸気管17に取り付けられており、コン
トロールユニット22により制御されるようになってい
る。燃料は、燃料タンク20から燃料ポンプ21により
加圧されて燃料噴射弁Aの燃料供給口1に供給されてお
り、他方、燃料に混合される気体は、圧力供給源25か
ら副流量計24とエアダンパー26を通って燃料噴射弁
Aの気体供給口10に供給されている。
【0013】エンジン13に供給される吸入空気はスロ
ットル19で調節され、主流量計23で計量されるが、
燃料噴射弁Aに供給される気体が空気の場合には、副流
量計24で計量した空気量と、主流量計23で計量した
空気量の合計が、エンジン13に供給される吸入空気量
となる。そして、圧力供給源25から燃料噴射弁Aに供
給される気体の圧力は、燃料が噴射されるときには、燃
料に混合させるために燃料の圧力よりも高くなるように
制御されるが、燃料が噴射されないときには、気体と燃
料の何れにも逆流が生じないように、気体と燃料の圧力
が等しくなるように制御される。
ットル19で調節され、主流量計23で計量されるが、
燃料噴射弁Aに供給される気体が空気の場合には、副流
量計24で計量した空気量と、主流量計23で計量した
空気量の合計が、エンジン13に供給される吸入空気量
となる。そして、圧力供給源25から燃料噴射弁Aに供
給される気体の圧力は、燃料が噴射されるときには、燃
料に混合させるために燃料の圧力よりも高くなるように
制御されるが、燃料が噴射されないときには、気体と燃
料の何れにも逆流が生じないように、気体と燃料の圧力
が等しくなるように制御される。
【0014】次に、この実施例の動作について説明す
る。いま、コントロールユニット22から燃料噴射弁A
に駆動信号が供給されたとすると、弁体3が弁座6から
離れるので、燃料が燃料噴射孔9から噴射される。この
とき、燃料には気体供給口10から供給されている気体
が混合されているが、この混合された気体は、燃料の圧
力により、充分に小さな気泡として燃料中に存在してい
る。
る。いま、コントロールユニット22から燃料噴射弁A
に駆動信号が供給されたとすると、弁体3が弁座6から
離れるので、燃料が燃料噴射孔9から噴射される。この
とき、燃料には気体供給口10から供給されている気体
が混合されているが、この混合された気体は、燃料の圧
力により、充分に小さな気泡として燃料中に存在してい
る。
【0015】そして、弁座6の上流側では、弁装置が開
いても、燃料の圧力降下は比較的少ないので、燃料中に
存在する気泡は小さいままである。燃料が噴射されるの
に伴い、この燃料の圧力は、弁座6から燃料噴射孔9の
間で降下してゆくが、このとき燃料中に存在する気泡の
大きさは、燃料の圧力の低下に従って大きくなる。
いても、燃料の圧力降下は比較的少ないので、燃料中に
存在する気泡は小さいままである。燃料が噴射されるの
に伴い、この燃料の圧力は、弁座6から燃料噴射孔9の
間で降下してゆくが、このとき燃料中に存在する気泡の
大きさは、燃料の圧力の低下に従って大きくなる。
【0016】そして、燃料が燃料噴射孔9から噴射され
ると、このとき、燃料の圧力は一気に低下し、この結
果、図2に示すように、気泡の大きさは最大値に達し、
ついには、あたかもシャボン玉のように破裂して、燃料
の噴射先である吸気管内17の空気と混合してしまう。
ると、このとき、燃料の圧力は一気に低下し、この結
果、図2に示すように、気泡の大きさは最大値に達し、
ついには、あたかもシャボン玉のように破裂して、燃料
の噴射先である吸気管内17の空気と混合してしまう。
【0017】この過程で、燃料は、まず気泡の膨張拡大
に伴って薄い膜状にされ、ついで気泡が破裂して吸気管
17内の空気と混合するときの運動エネルギーにより吹
き飛ばされ、微粒化される。
に伴って薄い膜状にされ、ついで気泡が破裂して吸気管
17内の空気と混合するときの運動エネルギーにより吹
き飛ばされ、微粒化される。
【0018】従って、この実施例によれば、燃料は噴射
された時点で極度に細かい粒子にされることになり、充
分な微粒子化が容易に、しかも確実に得られることにな
り、エンジンの燃焼状態を大きく改善することができ
る。
された時点で極度に細かい粒子にされることになり、充
分な微粒子化が容易に、しかも確実に得られることにな
り、エンジンの燃焼状態を大きく改善することができ
る。
【0019】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図4は、本発明の第2の実施例で、図において、8
は燃料旋回部材(スワラー)で、これが弁体先端部4の近
傍に設けてあり、これに応じて、弁体先端部4の弁座6
に接する部分の形状を球状にしたものであり、その他の
構成は、図1の実施例と同じである。
る。図4は、本発明の第2の実施例で、図において、8
は燃料旋回部材(スワラー)で、これが弁体先端部4の近
傍に設けてあり、これに応じて、弁体先端部4の弁座6
に接する部分の形状を球状にしたものであり、その他の
構成は、図1の実施例と同じである。
【0020】この図4の実施例によれば、燃料噴射時、
図1の実施例と同様に、燃料に気体を混合したことによ
る燃料微粒子化が得られると共に、図5に示すように、
燃料旋回部材8により、燃料噴射孔9から噴射される燃
料噴霧に旋回力が与えられることによる燃料微粒化効果
が加わるので、より一層微粒化が促進され、さらに良好
な燃焼状態を得ることができる。
図1の実施例と同様に、燃料に気体を混合したことによ
る燃料微粒子化が得られると共に、図5に示すように、
燃料旋回部材8により、燃料噴射孔9から噴射される燃
料噴霧に旋回力が与えられることによる燃料微粒化効果
が加わるので、より一層微粒化が促進され、さらに良好
な燃焼状態を得ることができる。
【0021】次に、図6は、本発明の第3の実施例で、
図において、27はベンチュリ部であり、その他の構成
は、図4の実施例と同じである。ベンチュリ部27は、
燃料供給口1から燃料噴射弁Aの内部に燃料を供給する
通路の、気体供給口10からの気体供給通路が合流する
部分に形成されている。
図において、27はベンチュリ部であり、その他の構成
は、図4の実施例と同じである。ベンチュリ部27は、
燃料供給口1から燃料噴射弁Aの内部に燃料を供給する
通路の、気体供給口10からの気体供給通路が合流する
部分に形成されている。
【0022】そして、このベンチュリ部27が設けられ
ていることにより、この実施例では気体供給口10に供
給される気体の圧力は、燃料供給口1に供給される燃料
の圧力と等しくなるように制御される。
ていることにより、この実施例では気体供給口10に供
給される気体の圧力は、燃料供給口1に供給される燃料
の圧力と等しくなるように制御される。
【0023】次に、この実施例の動作について説明する
と、燃料が噴射された場合には、ベンチュリ部27を燃
料が流れることになり、この結果、ベンチュリ部27の
燃料圧力が燃料供給圧力よりも低下する。一方、気体の
供給圧力は、燃料の供給圧力と等しくなるように制御さ
れているので、ベンチュリ部27の燃料圧力は気体の供
給圧力よりも低くなり、この結果燃料が噴射されたとき
には、気体がベンチュリ部27の燃料中に吸い出され、
燃料流と混合されることになり、燃料が噴射されないと
きには気体と燃料の圧力は等しいので、気体と燃料の何
れにも共に逆流は発生しない。
と、燃料が噴射された場合には、ベンチュリ部27を燃
料が流れることになり、この結果、ベンチュリ部27の
燃料圧力が燃料供給圧力よりも低下する。一方、気体の
供給圧力は、燃料の供給圧力と等しくなるように制御さ
れているので、ベンチュリ部27の燃料圧力は気体の供
給圧力よりも低くなり、この結果燃料が噴射されたとき
には、気体がベンチュリ部27の燃料中に吸い出され、
燃料流と混合されることになり、燃料が噴射されないと
きには気体と燃料の圧力は等しいので、気体と燃料の何
れにも共に逆流は発生しない。
【0024】従って、この図6の実施例によれば、図4
の実施例と同様な燃料の微粒子化が得られると共に、気
体供給口10からの通路部分にベンチュリ部27を設け
ることにより、燃料の微粒化を損なわずに、燃料供給圧
力と気体供給圧力の制御を簡単にすることができる。
の実施例と同様な燃料の微粒子化が得られると共に、気
体供給口10からの通路部分にベンチュリ部27を設け
ることにより、燃料の微粒化を損なわずに、燃料供給圧
力と気体供給圧力の制御を簡単にすることができる。
【0025】なお、この図6の実施例では、図4の燃料
旋回部材8を有する実施例にベンチュリ部27を設けて
いるが、図1の実施例のように、燃料旋回部材を備えて
いない電磁式燃料噴射弁にベンチュリ部を設けるように
しても良い。
旋回部材8を有する実施例にベンチュリ部27を設けて
いるが、図1の実施例のように、燃料旋回部材を備えて
いない電磁式燃料噴射弁にベンチュリ部を設けるように
しても良い。
【0026】ところで、以上の実施例においては、燃料
に混合すべき所定の気体として、空気を例示して説明し
たが、本発明においては、空気に限らず、例えばエンジ
ンのブローバイガスなど任意の気体を用いて実施可能な
ことは言うまでもない。
に混合すべき所定の気体として、空気を例示して説明し
たが、本発明においては、空気に限らず、例えばエンジ
ンのブローバイガスなど任意の気体を用いて実施可能な
ことは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、比較的簡単な構造で、
燃料噴射孔より噴射される燃料を効果的に微粒化するこ
とができ、ローコストでエンジンの燃焼状態を大きく改
善することができる。
燃料噴射孔より噴射される燃料を効果的に微粒化するこ
とができ、ローコストでエンジンの燃焼状態を大きく改
善することができる。
【図1】本発明による電磁式燃料噴射弁の第一の実施例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第一の実施例による燃料微粒子化動作
を説明するためのノズル部分の拡大図である。
を説明するためのノズル部分の拡大図である。
【図3】本発明に係る燃料噴射弁を用いた燃料噴射装置
の一実施例を示す構成図である。
の一実施例を示す構成図である。
【図4】本発明による燃料噴射弁の第二の実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図5】本発明の第二の実施例による燃料微粒子化動作
を説明するためのノズル部分の拡大図である。
を説明するためのノズル部分の拡大図である。
【図6】本発明による燃料噴射弁の第三の実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
1 燃料供給口 2 ノズル部 3 弁体 4 弁体先端部 5 スプリング 6 弁座 7 ソレノイド 8 燃料旋回部材 9 燃料噴射孔 10 気体供給口 11 弁体側位置決め部材 12 固定側位置決め部材 13 エンジン 14 吸気弁 15 排気弁 16 燃焼室 17 吸気管 18 排気管 19 スロットル 20 燃料タンク 21 燃料ポンプ 22 コントロ−ルユニット 23 主流量計 24 副流量計 25 圧力供給源 26 エアダンパー 27 ベンチュリ部
フロントページの続き (72)発明者 関根 篤 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモテイブエンジニアリング 株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 燃料噴射孔から加圧噴射される燃料の噴
射量を、電磁駆動される弁装置の開閉時間により制御す
る方式の電磁式燃料噴射弁において、弁装置及び燃料噴
射孔の少なくとも一方からなる噴射量計量機構の上流側
に気体供給通路を設け、気体が混合された燃料を前記燃
料噴射孔に供給するように構成したことを特徴とする電
磁式燃料噴射弁。 - 【請求項2】 請求項1の発明において、前記気体供給
通路から供給され燃料に混合される気体が空気であるこ
とを特徴とする電磁式燃料噴射弁。 - 【請求項3】 請求項1又は2の発明において、前記弁
装置の上流側に、供給された燃料に旋回力を与える燃料
旋回部材が設けられていることを特徴とする電磁式燃料
噴射弁。 - 【請求項4】 請求項1又は2の発明において、前記気
体供給通路が前記燃料の通路に合流する部分の燃料通路
の形状がベンチュリ状に形成されていることを特徴とす
る電磁式燃料噴射弁。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の発明による電
磁式燃料噴射弁の何れかを用いて燃料噴射を行なうよう
に構成したことを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10682493A JPH06317231A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10682493A JPH06317231A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06317231A true JPH06317231A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14443532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10682493A Pending JPH06317231A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 電磁式燃料噴射弁及び燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06317231A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009054037A1 (ja) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Imazu, Yasuhiro | 燃料噴霧ノズル、燃焼装置 |
US8708256B2 (en) | 2010-04-08 | 2014-04-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve |
US8827187B2 (en) | 2010-07-01 | 2014-09-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve and internal combustion engine |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10682493A patent/JPH06317231A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009054037A1 (ja) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Imazu, Yasuhiro | 燃料噴霧ノズル、燃焼装置 |
US8708256B2 (en) | 2010-04-08 | 2014-04-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve |
US8827187B2 (en) | 2010-07-01 | 2014-09-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve and internal combustion engine |
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